JP2004534244A - バタフライバルブ接続ピースのバタフライバルブシャフトの位置の無接触式検出方法及びバタフライバルブ接続ピース - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
本発明は、バタフライバルブ接続ピースが、リッドによって遮蔽可能なケーシングと、該ケーシング内に設けられている前記バタフライバルブシャフトに配設されたバタフライバルブ用のスロットル開口部とを有し、前記バタフライバルブシャフトは、電気式アクチュエータによって駆動され、前記バタフライバルブシャフトの一方の端部にマグネットを有しており、前記マグネットは、リッドに配置されたセンサに合わせて無接触形式で配設されている、バタフライバルブ接続ピースのバタフライバルブシャフトの位置の無接触式検出方法に関している。また本発明はさらに、リッドによって遮蔽可能なケーシングと、該ケーシング内に設けられている、前記バタフライバルブシャフトに配設されたバタフライバルブ用のスロットル開口部とを有し、前記バタフライバルブシャフトは、電気式アクチュエータによって駆動され、前記バタフライバルブシャフトの一方の端部にマグネットを有しており、前記マグネットは、リッドに配置されたセンサに合わせて無接触形式で配設されている、バタフライバルブ接続ピースに関している。
【背景技術】
【0002】
自動車の新気ガスの制御に対しては、通常はバタフライバルブ接続ピースが用いられている。このバタフライバルブ接続ピースは、スロットル開口部と、該スロットル開口部内に設けられたスロットル機構を含んでいる。このスロットル機構には通常、バタフライバルブシャフト上に配設されたバタフライバルブが含まれている。このバルブはバタフライバルブ接続ピースのケーシング内で旋回可能に設けられている。バタフライバルブは、所定の新気ガス量の通過に対して、スロットル開口部内で所定の位置をとる。これに対してはバタフライバルブシャフトが機械的に若しくは電気機械的に駆動制御可能である。
【0003】
バタフライバルブシャフトの電気機械的な駆動制御のもとでは、通常は、スロットルバルブ接続ピースが位置検出装置を有しており、この位置検出装置を介してスロットルバルブシャフトのそのつどの目下の位置が検出可能である。スロットルバルブシャフトのそのつどの目下の位置に応じて、スロットルバルブ接続ピースの内外で信号が形成され、この信号によってスロットルバルブシャフトが、スロットルバルブ接続ピース内に設けられたアクチュエータを介して駆動制御可能である。
【0004】
この位置検出装置においては、次の2つの装置方式で異なっている。すなわち、そのつどの目下のスロットルバルブシャフトの位置の検出のために、スロットルバルブシャフトの接触が少なくとも間接的に必要となる方式か、無接触で位置検出をする装置方式である。無接触方式でない位置検出センサにはポテンショメータがある。このポテンショメータでは、バタフライバルブシャフトの回転運動に結合される摺動コンタクトが、バタフライバルブシャフトの回転運動のもとでコンタクト面に沿った経路を進む。この場合摺動コンタクトによって進んだ経路が、スロットルバルブシャフトの回転運動に対する尺度となる。この種のポテンショメータは、所定の摩耗の影響下にある。これは摺動コンタクトとコンタクト経路の間の機械的な損耗によって定められる。
【0005】
無接触式でない位置検出装置においてこの機械的な摩耗を十分に回避するために、バタフライバルブシャフトの回転運動の検出が無接触で実施可能であるスロットルバルブ接続ピースの開発が進められている。この種の無接触方式のセンサに対する一例として、ホールセンサが挙げられる。このホールセンサは、スロットルバルブシャフトに配置されたリングマグネットに合わせて配置されている。このホールセンサは、リングマグネットの磁界によって生ぜしめられた磁束Bに比例する信号を供給する。この場合リングマグネットは、通常は1つの外側遮蔽リングと2つの内側磁束ガイド部材を含んでいる。この2つの磁束誘導部材は、ほぼ並列に配置されており、その2つの部材間のギャップ内にホールセンサが設けられている。この原理方式は、障害的な磁場に対しては良好である。というのもそれらの部材が外側遮蔽リングによってホールセンサから離間されているからである。しかしながらこの原理方式のもとでリニアに使用できる測定領域は、おおよそ2×75°の範囲に限られてしまう。それ故に典型的なバタフライバルブ動作領域の検出に対して、磁気的なゼロ点は、(スロットル開口部がバタフライバルブでほぼ完全に遮蔽される)機械的なアイドリングストッパー位置に位置付けできず、バタフライバルブのアイドリング位置からはずれてしまう。しかしながらこの磁気的ゼロ点において測定精度は最大となり、そこから離れれば離れるほど低下してしまうものなので、バタフライバルブのアイドリング領域の測定精度は、このアイドリング領域と全負荷領域の間にある領域よりも少なくなる。このことは、アイドリング中に測定精度が最大となるべき、バタフライバルブ接続ピースのバタフライバルブシャフトのための無接触式位置検出装置に対する通常の精度要求には相応しない。
【0006】
それに対して代替的に、ホールセンサを、ヨークを介して接続された2つの矩形マグネットの間に形成された平行する磁場の中に垂直に延在させる手法も可能である。この場合これらの矩形マグネットは、バタフライバルブシャフトに固定的に接続されている。この原理は、公知文献 JP 8 068 606 A 明細書で開示されている。ここでは所要の信号増幅は、パンチグリルを介してホールセンサと接続された電子評価機器内で行われている。外方に向けた電気的インターフェースは、この場合パンチグリルまたはリードフレームを介して製造される。これらはその端部に差込みコンタクトが形成されている。この原理方式では、ゼロ交叉の近辺のほぼ+/−45°の角度範囲において線形化がなくされる。このことは線形性についての認容、つまり妥協を必要とする。90°以下の通常の動作角度のもとでは、ゼロ交叉が測定領域の中央にあるかぎり、バタフライバルブ位置の検出は理論的に可能である。しかしながらアイドリング領域は、直線誤差の過度に高まる測定領域に存在し得る。なぜならホールセンサの精度は、磁気誘導のゼロ交叉の近傍で最大となるからである。最大誤差は、+/−45°の範囲(つまり全負荷とアイドリング)における最大駆動時に生じ得る。なぜなら温度ドリフトと経年劣化が作用し得るからである。
【0007】
これに対して中間領域では測定精度は最大となる。しかしながらバタフライバルブ接続ピース用に設けられている位置検出装置は、バタフライバルブの小さな開口角度の際、すなわちバタフライバルブシャフトの小さな回転運動の際こそ高精度であるべきである。それ故に、このバタフライバルブシャフトの位置検出に対する適用は、特に良好なものとはいいがたい。その上さらに後者の原理を用いれば、通常の所要精度も特に長期の作動期間のもとでは達成できない。その他にも欠点として認められることは、ほぼU字形状のヨークの開放側が障害的磁場に向けて開いていることである。そのためセンサ信号が外部から狂わされる恐れも生じる。
【0008】
前記ホールセンサに代わるものとして、バタフライバルブシャフトの回転運動に対する無接触式位置検出装置において、磁気抵抗型センサ(以下では単にMRセンサとも称する)を用いることも可能である。このMRセンサは、センサ構造によって形成される平面内で回転する磁場が必要である。これに対しては、センサ素子をシャフトに対して垂直にすると共にシャフトの回転軸線に対して平行な平面内には配置しないようにすることが必要である。なぜなら、MRセンサからの出力特性曲線が180°でもって周期的であり、線形的に利用できる角度範囲がほぼ45°に限定されるからである。それ故にこのMRセンサも通常は、バタフライバルブシャフトの回転運動の検出に必要となるほぼ90°の角度範囲を有する。
【0009】
本発明の課題は、冒頭に述べたような形式の方法において、無接触式位置検出装置を用いて、ほぼ90°の検出範囲におけるバタフライバルブ接続ピースのバタフライバルブシャフトの位置を、特に長期の期間に亘って高い信頼性のもとで検出可能にすることと、さらにこのような方法に適した装置を提供することである。
【0010】
前記課題は本発明により、センサは、第1の磁気抵抗型センサ素子と、第2の磁気抵抗型センサ素子を有しており、
この場合、前記バタフライバルブシャフトの回転運動のもとで前記マグネットにより、第1の磁気抵抗型センサ素子においてはほぼ正弦波形状の信号が生成され、第2のセンサ素子においてはほぼ余弦波形状の信号が生成され、
第1のほぼ正弦波形状の信号と第2のほぼ余弦波形状の信号は、センサ内に配設されている電子評価回路に供給され、
前記電子評価回路において、第1の磁気抵抗型センサ素子のほぼ正弦波形状の信号と、第2の磁気抵抗型センサ素子のほぼ余弦波形状の信号とから、ほぼ逆正接波形状の信号が生成され、
前記ほぼ逆正接波形状の信号に基づいて、ケーシング外に配設されている制御ユニット内で制御信号が生成され、この制御信号が、前記バタフライバルブ接続ピース内に配設されている、バタフライバルブシャフト調整用のアクチュエータに供給されるようにして解決される。
【0011】
本発明は、次のような考察から出発している。すなわちほぼ90°のバタフライバルブシャフトの回転運動の検出方法を、特に長期期間に亘って非常に高い信頼性で保証すべく、無接触で、バタフライバルブシャフトのそのつどの目下の位置が検出されるようにすることである。このことは、磁気抵抗型センサ素子を含んだセンサを用いて可能となる。しかしながらこの磁気抵抗型センサ素子は、バタフライバルブシャフトの位置の検出に対して所要の精度を有していない。つまり検出の精度は、次のことによって高められている。すなわち単独の磁気抵抗型センサ素子の代わりに、第2の磁気手光形センサ素子を、第1の磁気抵抗型センサ素子に対して設けることである。この2つのセンサ素子がほぼ同じ信号をただ位相をシフトして送出するならば、比較的正確に定めることのできる位相シフト手段を用いることで、バタフライバルブシャフトの目下の位置を特に正確に求めることが可能となる。このことのために、第1および第2の磁気抵抗型センサ素子は、バタフライバルブシャフトに配設されたマグネットに対して相対的に配置され、この場合第1の磁気抵抗型センサ素子の信号と、第2の磁気抵抗型センサ素子の信号からは、近似的に逆正接波形状の信号が生成され、この信号は、バタフライバルブシャフトの位置を十分な精度で表すものである。この場合この近似的に逆正接波形状の信号は、温度に依存しないが、第1の磁気抵抗型センサ素子の信号と第2の磁気抵抗型センサ素子の信号の振幅は、温度に依存する。
【0012】
有利には、センサのスケーリング(増幅、オフセット)が評価電子機器を用いてシリアルプロトコルを介して行われ、その場合特性曲線の設定のためのデータが不揮発性メモリにファイルされる。それにより、唯一の基板上の電子構成素子の数が低減される。この場合プリント基板は必ずしも必要ではない。
【0013】
有利には、第1の磁気抵抗型センサ素子の信号が、第2の磁気抵抗型センサ素子の信号を用いて妥当性検査を施される。予め定めた妥当性条件に瑕疵がある場合には、通常の作動領域外に認められる信号が送出される。これにより、安全性の理由から、通常の冗長性のある第1のセンサと第2のセンサの実施が放棄できる。これによって当該方法の操作性が特に簡単になる。
【0014】
バタフライバルブ接続ピースに関しては、前記課題は本発明によって、前記マグネットが、ほぼ環状に形成され、さらに直径方向に磁化を有することによって解決される。直径方向の磁化によって、均質な磁場が生じる。これにより、許容できないほどの線形誤差を引き起すことなく、センサヘッドとマグネット軸の間で比較的大きな偏心率が許容される。これにより、前述したような方法は、マグネットとセンサの間の位置付けにおいて、構造的に避けられない不精度のもとでも非常に信頼性の高い実施が可能となる。
【0015】
有利には、前記マグネットは、第1のリングパートセグメントと、第2のリングパートセグメントを含み、前記第1のリングパートセグメントと第2のリングパートセグメントはほぼ環状な配列構成で形成され、この場合前記第1のリングパートセグメントも第2のリングパートセグメントも半径方向に磁化されている。この半径方向の磁化は、直径方向の磁化に比べて不均質な磁場を引き起す。この場合磁場の磁束線は、マグネットの中央において集束される。それ故にマグネットの半径方向の磁化を用いて特に高い磁場を生成することができ、それによって当該位置検出装置は、障害的な磁場に不感となる。
【0016】
有利には、前記2つのセンサの実施のもとで、中央軸方向でマグネット内に突出している。センサが軸方向中央でマグネット内に突出するならば、この位置状態において有効磁場の振幅は特に大きくなり、外部の障害的磁場に対する遮蔽効果も良好となる。これによって、電磁的駆動装置のすぐ近くであってもシャフトの角度位置を阻害されることなく求めることができる。
【0017】
有利には前記センサは、第1の磁気抵抗型センサ素子と第2の磁気抵抗型センサ素子を含む。第1の磁気抵抗型センサ素子と第2の磁気抵抗型センサ素子を用いることによって、2つの特性曲線を形成することができ、これらの特性曲線が位相シフトしている限り、前述した本発明による方法に従って、バタフライバルブシャフトの回転運動を非常に正確に検出することができる。
【0018】
有利には、前記センサは、第1のケーシングと第2のケーシングを含んでおり、この場合第1のケーシング内には第1の磁気抵抗型センサ素子と第2の磁気抵抗型センサ素子が配設され、第2のケーシング内には、電子評価回路が配設されている。この場合第1のケーシングは、バタフライバルブシャフトに対してほぼ垂直に配置され、第2のケーシングはバタフライバルブシャフトに対してほぼ水平に配置される。これによって、当該センサに必要となる構造空間は、非常に少ない容量で済む。
【0019】
有利には、前記電子評価回路は、シリアルプロトコルを介した特性曲線の設定のためにピンを有している。これにより、前記ピンを有していないと特性曲線の設定のために必要となったであろう多数の電気的な構成素子が省かれるようになる。
【0020】
有利には、前記センサはほぼ完全に、プラスチックからなるスリーブによって囲繞される。このような構成によれば、センサは、リッドの製造の際に射出成形によってプラスチックで覆うことのできる成形体を形成する。これにより、バタフライバルブ接続ピースのケーシングのリッドは二次加工できる。
【0021】
有利には、ケーシングのリッドは、プラスチックからなり、この場合センサはリッドのプラスチックによって少なくとも部分的に取り囲まれるようになる。このリッド内へのセンサの統合化により、当該センサは、リッド内の予め固定可能な箇所へ取付け可能となる。同時にセンサをリッドに配置してマグネットと相対的に調整しなければならなかった取付け過程が省かれる。
【0022】
本発明によって得られる利点は、次のとおりである。すなわちバタフライバルブシャフトの位置を検出する当該方法が、無接触方式で実施され、その際に、バタフライバルブシャフトの位置の検出のために十分な精度が高い信頼性のもとで得られ、しかも非常に長い期間に亘って保証されることである。この場合第1のセンサ素子の信号と第2のセンサ素子の信号が同時に検出され、妥当性チェックのためにも用いられる。エラーの発生の際には、相応の信号が制御回路に通知される。
【0023】
次に本発明の実施例を図面に基づき以下の明細書で詳細に説明する。この場合、
図1は、ギヤボックスとアクチュエータ駆動部を有するバタフライバルブ接続ピースを概略的に示した図であり、
図2は、図1によるバタフライバルブ接続ピースのリッドを概略的に示した図であり、
図3は、直接駆動部を有するバタフライバルブ接続ピースを概略的に示した図であり、
図4は、図3によるバタフライバルブ接続ピースのリッドを概略的に示した図である。なお、全ての図面に亘って同じ構成要素には同じ符号が付されている。
【実施例】
【0024】
図1によるバタフライバルブ接続ピース10は、次のことに用いられている。すなわち図には示されていない負荷、例えば同様に図には示されていない自動車の燃料噴射装置に、空気/燃料混合気を供給するのに用いられている。この場合バタフライバルブ接続ピースを用いることによって前記負荷に供給すべき新気ガス量が制御可能である。これに対して、バタフライバルブ接続ピース10は、ケーシング12を有しており、このケーシング12は金属14で製造されており、当該実施例ではアルミニウム製である。しかしながらこのケーシング12は、代替的に射出成形手法によって強化プラスチックで形成されてもよい。
ケーシング12は、貫通型のスロットル開口部16を含んでおり、このスロットル開口部16を介して、図には示されていない負荷に、空気/燃料混合気を供給することが可能である。
【0025】
前記負荷に供給すべき新気ガスの体積量の設定に対しては、回転軸線19を有するバタフライバルブシャフト18上にバタフライバルブ20が設けられている。このバタフライバルブ20は、当該実施例では金属24として構成された材料22で製造されている。この金属24もここではアルミニウムである。もちろん代替的に、このバタフライバルブは、全体若しくは一部がプラスチック等で形成されていてもよい。バタフライバルブシャフト18の回転は、同時にバタフライバルブシャフト18上に設けられたバタフライバルブ20の旋回も生ぜしめる。これにより、スロットル開口部16のアクティブな断面積が拡大したり縮小したりする。このバタフライバルブ20によるスロットル開口部16のアクティブ断面積の拡大ないし縮小によって、当該バタフライバルブ接続ピース10のスロットル開口部を通過する燃料/空気混合気の通流量の制御が行われる。
【0026】
バタフライバルブシャフト18は、図には詳細には示されていないが、出力要求に対する設定装置とケーブルで結ばれたワイヤ−ディスクに接続されていてもよい。この設定装置とは、ここでは自動車のアクセルペダルであり得る。そのため自動車のドライバによるこの設定装置の操作が、バタフライバルブ20を、最小開口位置(特に遮蔽状態)から最大開口位置(特に開放状態)までもたらすことができる。それによって自動車の出力が制御される。
【0027】
図1に示されているバタフライバルブ接続ピース10のバタフライバルブシャフト18は、それとは対称的に、部分領域においてはアクチュエータ駆動部によりその他ではアクセルペダルを介して設定可能か、又はバタフライバルブ20が全調整領域に亘ってアクチュエータ駆動部により設定可能である。このようないわゆるEガスシステム若しくはドライブバイワイヤシステムでは、機械的な出力制御量、例えばアクセルペダルの踏込量が、電気信号に変換される。この信号は、制御ユニットに供給され、この制御ユニットからアクチュエータ駆動部に対する駆動制御信号が生成される。このシステムでは通常運転中は、アクセルペダルとバタフライバルブ20の間で機械的な接続は存在しない。
【0028】
それ故にバタフライバルブシャフト18とバタフライバルブ20の調整に対しては、バタフライバルブ接続ピース10は、駆動部ケーシング26を有している。この駆動部ケーシング26は、バタフライバルブ接続ピース10のケーシング12と一体的に構成されている。しかしながらこの、バタフライバルブ接続ピース10のケーシング12と駆動部ケーシング26は、別個の単体構成ユニットとして二部構成されていてもよい。
【0029】
駆動部ケーシング26内には、ケーシング12外部に配設されている制御ユニット28を介して駆動制御可能で、電気モータとして構成されたアクチュエータ駆動部30が設けられている。このアクチュエータ駆動部30は、制御ユニット228と電気的に適式に接続される。但しこのことは図には示されていない。制御ユニット28は、電気モータとして構成されているアクチュエータ駆動部30に制御信号Cを供給し、この信号を用いて、電気モータとして構成されたアクチュエータ駆動部30は、ギヤボックス31を介してバタフライバルブシャフト18を調整する。この場合バタフライバルブシャフト18の実際の位置は、位置検出装置32を介して検出される。
【0030】
位置検出装置32は、マグネット34を含んでおり、このマグネット34は、バタフライバルブシャフト18の第1の端部36に配設されている。このマグネット34は、直径方向に磁化されており、一体的にリング38として構成されている。バタフライバルブシャフト18の回転軸線に合わせられて、前記リング38の中央にはセンサ40が配設されている。このセンサ40は、第1のケーシング42と第2のケーシング44を有している。センサ40のこれらの2つのケーシング42,44は、プラスチック46によって射出成形される。プラスチック46でコーティングされたこれらの2つのケーシング42,44も同じように、プラスチックで製造されたバタフライバルブ接続ピース10のリッド50内に射出成形手法によって統合化され得る。センサ40の第1のケーシング42内には、第1のセンサ素子52および第2のセンサ素子54が配設されている。センサ40のこのケーシング42には、その他に温度センサ55が設けられている。センサ40の第2のケーシング44には、電子評価回路56が配設されている。この場合特に省スペースな方式でセンサの第1のケーシング42がマグネット34のリング38内に突出している。センサ40の第1のケーシング42と固定的に接続されたセンサ40の第2のケーシング44は、センサ40の第1のケーシング42に対して90゜の角度でバタフライバルブシャフト18の回転軸線19に対して直角方向に折り曲げられ、バタフライバルブ接続ピース10のケーシング12のリッド50内に配設されている。
【0031】
バタフライバルブシャフト18は、ケーシング12内のスロットル開口部16の両側に設けられている軸受60に支承されている。一方の軸受け60と位置検出装置32の間には、いわゆる復元ばねおよび/または緊急ばねを有するスプリング系62が設けられている。スプリング系62のこの復元ばねおよび/または緊急ばねは、バタフライバルブシャフト18を遮蔽方向にプリロード作用しており、それによって、電気モータとして構成されているアクチュエータ駆動部30が復元ばねおよび/または緊急ばねの応力に抗して動作する。そのようなスプリング系62の復元および/または緊急ばねは、電気モータとして構成されているアクチュエータ駆動部30が故障した時に、バタフライバルブ20を、通常はアイドリング回転数よりも上にある所定の位置にもたらすように作用する。
【0032】
代替的若しくは付加的に、バタフライバルブシャフト18は、位置検出装置32とは反対側のバタフライバルブシャフト18の方に向けてバタフライバルブ接続ピース10のケーシング12から突出するように延在させることも可能である。それにより、例えば図には示されていないワイヤーを介してアクセルペダルと接続されるワイヤーディスクをバタフライバルブシャフト18の端部に組み付けることが可能となる。これにより機械的な目標値設定が実現される。このバタフライバルブシャフト18と図示されていないアクセルペダルとの機械的な接続は、緊急時、例えばアクチュエータ駆動部の故障時などにおいてバタフライバルブ接続ピース10の作動を保証する。
【0033】
バタフライバルブ接続ピース10の作動時には、電気的モータとして構成されたアクチュエータ駆動部30を用いてバタフライバルブシャフト18が旋回される。これによって、バタフライバルブシャフト18に固定されているバタフライバルブがスロットル開口部を多かれ少なかれ開放し、それによって内燃機関に供給すべき新気ガス量が制御可能となる。
【0034】
バタフライバルブ接続ピース10のケーシング12のリッド50の詳細は、図2において概略的に示されている。プラスチック46によって取り囲まれているセンサ40は、このリッド50の平面図においては、立体的には示されていない。なぜならセンサは観察者側とは反対側平面に存在するからである。センサ40から配線された電気的接続線路は、当該リッド50に設けられている電気的コンタクト66に配線されている。このコンタクト66を介してセンサ40は、バタフライバルブ接続ピース10外部に設けられた制御ユニット28と接続可能である。同時にセンサ40は、この電気的コンタクト66を介して電気的エネルギを供給される。さらにリッド50は、センタリング支援部68を有し、これを介してリッドがバタフライバルブ接続ピース20のケーシングに対して位置付け可能となり、センサ40もバタフライバルブシャフト18上に配設されたマグネット34に対して位置づけ可能となる。
【0035】
図3によるバタフライバルブ接続ピース100は、図1によるバタフライバルブ接続ピース10と同じような形式で自動車に適用することが可能である。このバタフライバルブ接続ピース100は、ケーシング112を含んでおり、該ケーシング内には貫通したスロットル開口部116が設けられている。このスロットル開口部116は、ほぼ円筒形上の断面117を有している。スロットル開口部116内では、回転軸線119を有するバタフライバルブシャフト118上にバタフライバルブ120が配設されている。
【0036】
バタフライバルブシャフト118は、駆動ケーシング126内に配設され当該ケーシング外に配設されている制御ユニット128を介して制御可能な電気的アクチュエータ駆動部130を直接調整することが可能である。これにより、図3によるバタフライバルブ接続ピース100は、バタフライバルブシャフトがギヤボックス31を介してアクチュエータ駆動部30により間接的に駆動可能である、図1によるバタフライバルブ接続ピース10と区別される。ここではアクチュエータ駆動部130は電気的な整流子モータとして構成されている。
【0037】
バタフライバルブ接続ピースのバタフライバルブシャフト118の回転運動も位置検出装置132によって検出可能である。この位置検出装置132は、マグネット134を含んでおり、このマグネット134は、バタフライバルブシャフト118の第1の端部136に配設されている。このマグネット134の中央139には、バタフライバルブシャフト118の回転軸線119に合わせられてセンサ140が設けられている。このセンサ140は、第1のケーシング142と第2のケーシング144を含んでいる。このセンサ140は、ほぼ完全にプラスチック146によって被覆されている。
【0038】
センサ140の第1のケーシング142は、当該センサ140の第2のケーシング144に対して直角に設けられている。プラスチック146によって被覆されているセンサ140は、射出成形リングとしてバタフライバルブ接続ピース100のリッド150内に統合化されている。これは射出成形手法において製造可能である。
【0039】
センサ140は、その第1のケーシング142内に第1の時期抵抗型センサ素子152ないし第2の時期抵抗型センサ素子154並びに温度センサ155を配している。センサ140の第2のケーシング144内には、電子評価回路156が設けられている。この電子評価回路156は、ピン158を含んでおり、このピンを介して電子評価回路156は、シリアルプロトコルを介した特性曲線の設定調整が可能である。ピン158は、機器用プラグとして構成されている電気的コンタクト166内で終端するのではなく、製造過程においてのみコンタクトされ、その後は閉鎖される。
【0040】
バタフライバルブシャフト118は、軸受け160内で支承されている。このバタフライバルブ接続ピース100は、さらにスプリングシステム162を有しており、これは位置検出装置132とは反対側のバタフライバルブシャフト118端部164に設けられている。このスプリングシステム162を介してバタフライバルブシャフト118は、アクチュエータ駆動部130の故障の際にも緊急時位置に位置付け可能である。
【0041】
バタフライバルブ接続ピース100のリッド150は、図4に詳細に示されている。プラスチック148から製作されたリッド150は、センサ140の第1のケーシング142と第2のケーシング144をほぼ完全に含んでいる。この図4の表示平面からは、センサ140の第2のケーシング144が突出している。このことはカバーの平面図に基づいて立体的には示せない。しかしながら当該センサ140の第2のケーシング144の電子評価回路156のピンは明らかに識別可能であり、それによって電子評価回路156は、この図には詳細に示されていない制御ユニットと接続可能である。
【0042】
バタフライバルブ接続ピース10のマグネット34の詳細な構成は、図5に示されている。ここで明らかなのは、リング38として構成された、バタフライバルブ接続ピース10のマグネット34の直径方向の磁束線である。この場合リング38は遮蔽リング74によって取り囲まれている。ここでは磁束線がほぼ水平に、リング38として構成されたマグネット34の中央39を貫いている。この中央39は、磁性材料から開放されている。この中央39領域内で、センサ40が位置付け可能である。
【0043】
それとは反対に、バタフライバルブ接続ピース100のマグネット134は、半径方向に磁化されており、このことは図6に示されている。これに対してこのマグネット134は、第1のリングパートセグメント170と第2のリングパートセグメント172を有している。この半径方向の磁化特性を有するマグネット134の場合の磁束線の方が、直径方向の磁化特性を有するバタフライバルブ接続ピース10のマグネット34の場合よりも強く中央で集束している。またマグネット134は、マグネット34と同じような遮蔽リング174を有している。このマグネット134の中央139には、磁性材料は何も設けられていない。この領域にはセンサ140が位置付け可能である。
【0044】
バタフライバルブ接続ピース10の位置検出装置32も、バタフライバルブ接続ピース100の位置検出装置132も、同じ手法に従って動作する。このことは図7に概略的に示されている。
【0045】
この方法では、第1のセンサ素子52ないし152と、第2のセンサ素子54ないし154が、1/4周期だけ相互にずれている。それによりバタフライバルブ接続ピース10ないし100の作動のもとで、2つの信号S1とS2が検出される。第1の信号S1は、ほぼ正弦波形状であり、第1のセンサ素子52ないし152から供給される。第2の信号S2は、ほぼ余弦波形状であり、第2のセンサ素子54ないし154から供給される。その他に常時温度センサ55ないし155を介して温度信号TMが供給される。前記2つの信号S1及びS2並びに温度信号TMは、ここには図示されていない電気的な結合手段を介してセンサ40ないし140の第2のケーシング44ないし144に供給され、そこから電子評価回路56ないし156に送出される。
【0046】
電子評価回路56ないし156は、デジタル化装置200を用いて、第1信号S1,第2の信号S2,および温度信号TMをデジタル化さる。その際に、第1の信号S1からはデジタル信号DS1が生成され、第2の信号S2からはデジタル信号DS2が生成され、温度信号TMからは、デジタル信号DTMが生成される。これらの3つのデジタル信号DS1,DS2,DTMは、同じく当該電子評価回路56ないし156内に配設されている計算ユニット202に供給される。この計算ユニット202は、メモリと比較ユニットを含んでおり、これら2つは図面には詳細に示されていない。
【0047】
計算ユニット200では、第1のデジタル信号DS1と第2のデジタル信号DS2から位置信号としてほぼ逆正接波形状の信号Pが生成される。この位置信号Pは、比較ユニットにおいて、メモリからのデータと比較される。この場合メモリ206のデータには、バタフライバルブシャフトの角度位置の正確な計算に必要とされる、センサ素子52,152ないし54,154の補正値(ブリッジオフセット)も、出力特性曲線のための特性曲線パラメータ(例えばグラジエントや角度オフセットなど)も含まれている。このほぼ逆正接波形状の信号Pと、メモリ206のデータとの比較結果からは、バタフライバルブシャフト18ないし118の目下の位置が確定できる。このバタフライバルブシャフト18ないし118の目下の位置は、出力信号Aとして制御ユニット28ないし128に供給可能である。制御ユニット28ないし128は、この出力信号Aに依存して電子SH八日回路56ないし156に制御信号Cを送出する。この制御信号Cはアクチュエータ駆動部30ないし130に転送され、それを介してバタフライバルブシャフト18ないし118の目下の検出位置に依存してアクチュエータ駆動部30ないし130が駆動制御可能である。
【0048】
この方法の実施の際には、周期的に、つまり規則的な時間間隔の中で、電子評価回路56,156において、第1のセンサ素子52ないし152と第2のセンサ素子54ないし154の信号S1およびS2の妥当性検査が、測定された温度信号TMの考慮下で実施される。この場合センサ素子52ないし152と54ないし154の2つの信号S1,S2は、近似的に以下の関数:
S1=S1max*sin(2 * Φ)* [1+α1 *(TM1−TR)]
S2=S2max*cos(2 * Φ)* [1+α2 *(TM2−TR)]
から得られる。この場合、前記S1max,S2maxは、mVの単位における信号振幅を表し、前記Φは、バタフライバルブシャフト18,118が回転する機械的な角度を表し、前記α1,α2は、単位1/kにおける温度係数であり、前記TRは、基準温度である。
【0049】
信号S1,S2の振幅温度特性は、この場合測定された温度と基準温度の間の差分によって考慮される。この基準温度は、通常は室温である。
【0050】
2つのセンサ52,54ないし152,154は、同じ基板上に取り付けられているので、温度測定に対しては唯一の温度センサが用いられ、これが測定温度TMを供給する。相応に温度係数も次のように、
TM1=TM1=TM
α1=α2=α
同等に置かれる。これらの式によって前記信号S1,S2は表される。エラーのない機能のもとでは、以下の式、
sin2 (2Φ)+cos2 (2Φ)=1
が成り立つ。
【0051】
この条件は、付加的に計算ユニット202において周期的に問い合わせされる。この条件が満たされない場合には、信号Fが送出され、この信号から通常の作動領域外にあることが識別可能となる。またこの信号Fは、図には詳細に示されていない方式で同じように図には詳細に示されていない制御ユニットにも供給可能である。この安全機能によって、冗長的な実施の必要性を省くことが可能となり、それによって当該位置検出装置32ないし132は、特に簡単な構造のもので済む。その上さらに汎用性の理由と伝送区間内のエラー識別性の理由から、相補的な2つの特性曲線が送出される。温度情報の考慮によって、例えば摂氏−40度〜+140度の温度範囲で信頼のおける妥当性チェックが行われる。
【0052】
この方法は、第1の磁気抵抗型センサ素子152ないし52と第2の磁気抵抗型センサ素子54ないし154を有する磁気抵抗型センサ40ないし140を用いることによって、相互に位相シフトした2つの信号S1およびS2が生成できる点で優れている。これらの2つの信号S1,S2を用いることで、バタフライバルブシャフト18ないし118の目下の位置が十分正確に検出可能となる。その場合この方法によれば特に長期に亘って、装置が機械的な摩耗現象を持たないことが特に保証される。
【図面の簡単な説明】
【0053】
【図1】ギヤボックスとアクチュエータ駆動部を有するバタフライバルブ接続ピースを概略的に示した図である
【図2】図1によるバタフライバルブ接続ピースのリッドを概略的に示した図である
【図3】直接駆動部を有するバタフライバルブ接続ピースを概略的に示した図である
【図4】図3によるバタフライバルブ接続ピースのリッドを概略的に示した図である
【図5】バタフライバルブ接続ピース10のマグネット34の磁化特性を表した図である
【図6】バタフライバルブ接続ピース100のマグネット134の磁化特性を表した図である
【図7】電子評価回路の機能を説明するための図である
Claims (11)
- バタフライバルブ接続ピース(10,100)のバタフライバルブシャフト(18,118)の位置の無接触式検出方法であって、
前記バタフライバルブ接続ピース(10,100)は、リッド(50,150)によって遮蔽可能なケーシング(12,112)と、該ケーシング(12,112)内に設けられている、前記バタフライバルブシャフト(18,118)に配設されたバタフライバルブ(20,120)用のスロットル開口部(16、116)とを有しており、
前記バタフライバルブシャフト(18,118)は、電気式アクチュエータ(30,130)によって駆動され、前記バタフライバルブシャフトの一方の端部(36,136)にマグネット(34,134)を有しており、
前記マグネット(34)は、リッド(50,150)に配置されたセンサ(40)に合わせて無接触形式で配設されている形式の方法において、
前記センサ(40,140)は、第1の磁気抵抗型センサ素子(52,152)と、第2の磁気抵抗型センサ素子(54,154)を有しており、
この場合、前記バタフライバルブシャフト(18,118)の回転運動のもとで前記マグネット(34,134)により、第1の磁気抵抗型センサ素子(52,152)においてはほぼ正弦波形状の信号(S1)が生成され、第2のセンサ素子(54,154)においてはほぼ余弦波形状の信号(S2)が生成され、
第1のほぼ正弦波形状の信号(S1)と第2のほぼ余弦波形状の信号(S2)は、センサ(40,140)内に配設されている電子評価回路(56,156)に供給され、
前記電子評価回路(56,156)において、第1の磁気抵抗型センサ素子(52,152)のほぼ正弦波形状の信号(S1)と、第2の磁気抵抗型センサ素子(54,154)のほぼ余弦波形状の信号(S2)とから、ほぼ逆正接波形状の信号(P)が生成され、
前記ほぼ逆正接波形状の信号(P)に基づいて、ケーシング外に配設されている制御ユニット(28)内で制御信号(C)が生成され、この制御信号(C)が、前記バタフライバルブ接続ピース(10,100)内に配設されている、バタフライバルブシャフト(18,118)調整用のアクチュエータ(30、130)に供給されるようにしたことを特徴とする方法。 - 前記センサ(40,140)の出力信号のスケーリングが、電子評価回路(56,156)の付加的なピン(158)を用いて、シリアルプロトコルを介して行われ、その際特性曲線の設定のためのデータが不揮発性メモリ内にファイルされる、請求項1記載の方法。
- 第1の磁気抵抗型センサ素子(52,52)の信号が、第2の磁気抵抗型センサ素子(54,154)の信号を用いて周期的に妥当性検査される、請求項1または2記載の方法。
- リッド(50)によって遮蔽可能なケーシング(12)と、該ケーシング(12)内に設けられている、前記バタフライバルブシャフト(18)に配設されたバタフライバルブ(20)用のスロットル開口部(16)とを有し、
前記バタフライバルブシャフト(18)は、電気式アクチュエータ(30)によって駆動され、前記バタフライバルブシャフトの一方の端部(36,136)にマグネット(34)を有しており、
前記マグネット(34)は、リッド(50)に配置されたセンサ(40)に合わせて無接触形式で配設されている、バタフライバルブ接続ピース(10)において、
前記マグネット(34)が、ほぼ環状に形成され、さらに直径方向に磁化を有するように構成されていることを特徴とする、バタフライバルブ接続ピース。 - リッド(150)によって遮蔽可能なケーシング(112)と、該ケーシング(112)内に設けられている、前記バタフライバルブシャフト(118)に配設されたバタフライバルブ(120)用のスロットル開口部(116)とを有し、
前記バタフライバルブシャフト(118)は、電気式アクチュエータ(130)によって駆動され、前記バタフライバルブシャフトの一方の端部(136)にマグネット(134)を有しており、
前記マグネット(134)は、リッド(150)に配置されたセンサ(140)に合わせられて無接触形式で配設されている、バタフライバルブ接続ピース(100)において、
前記マグネット(134)は、第1のリングパートセグメント(170)と、第2のリングパートセグメント(172)を含み、前記第1のリングパートセグメント(170)と第2のリングパートセグメント(172)はほぼ環状な配列構成で形成され、この場合前記第1のリングパートセグメント(170)も第2のリングパートセグメント(172)も半径方向に磁化されていることを特徴とする、バタフライバルブ接続ピース。 - 前記センサ(40,140)は、中央の軸方向でマグネット(34、134)内部に向けて突出している、請求項4または5記載のバタフライバルブ接続ピース。
- 前記センサ(40,140)は、第1の磁気抵抗型センサ素子(52,152)と、第2の磁気抵抗型センサ素子(54,154)を含んでいる、請求項4から6いずれか1項記載のバタフライバルブ接続ピース。
- 前記センサ(40,140)は、第1及び第2のケーシング(42,142および44,144)を含み、第1のケーシング(42、142)内には第1のセンサ素子(52,152)並びに第2のセンサ素子(54,154)が配設され、第2のケーシング(44,144)内には、電子評価回路(56,156)が配設されており、この場合第1のケーシング(42、142)は、バタフライバルブシャフト(18、118)に対してほぼ直角に配設され、第2のケーシング(44,144)は、バタフライバルブシャフト(18、118)に対してほぼ平行に配設されている、請求項7記載のバタフライバルブ接続ピース。
- 前記電子評価回路は、シリアルプロトコルを介した特性曲線の設定のためにピン(58,158)を含んでいる、請求項8記載のバタフライバルブ接続ピース。
- 前記センサ(40,140)は、ほぼ完全にプラスチック(46,146)によって囲繞されている、請求項4から9いずれか1項記載のバタフライバルブ接続ピース。
- 前記ケーシング(12,112)のリッド(50,150)は、プラスチック(48,148)からなり、前記センサ(40,140)は、リッド(50,150)のプラスチック(48,148)によって少なくとも部分的に取り囲まれている、請求項10記載のバタフライバルブ接続ピース。
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