JP2008128646A - 回転角センサ及びスロットル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】磁気検出素子の出力特性の悪化を防止する。
【解決手段】回転側部材に設けられる磁石の磁力を受けて該回転側部材の回転角を検出する磁気検出素子56と、磁気検出素子56のセンシング部57を保護するサポート部材70とを備える。磁気検出素子56とサポート部材70とがインサートモールド成形によりハウジング部材68に一体化される。サポート部材70が、ハウジング部材68の樹脂材料の融点よりも高い融点を有する樹脂材料により形成される。
【選択図】図8

Description

本発明は、回転角センサ及びスロットル装置に関する。
例えば、自動車用のエンジンの吸入空気量を制御するためのスロットル装置には、例えば特許文献1に記載されたものがある。特許文献1に記載されたスロットル装置は、回転角により吸気通路内の開口度を調整するスロットルバルブと、スロットルバルブのシャフトの端部に設けられた磁石と、磁石の磁束の方位の変化を検出する磁気抵抗素子を有する回転角センサとを備えている。磁気抵抗素子は、スロットルバルブの駆動機構部を覆うカバー部材にインサートモールド成形により一体化されている。
特開2005−48671号公報
前記特許文献1に記載のスロットル装置によると、カバー部材にインサートモールド成形により磁気抵抗素子が一体化されているため、カバー部材の成形時の成形圧によって磁気抵抗素子(センシング部を構成するチップ)が破損したり、成形後の樹脂収縮による応力により磁気抵抗素子のチップが撓み変形することにより、出力特性が悪化するという問題があった。なお、磁気抵抗素子の出力特性とは、例えば、出力直線性いわゆるリニアリティ、温度変化による出力のドリフト等である。
本発明が解決しようとする課題は、磁気検出素子の出力特性の悪化を防止することのできる回転角センサ及びスロットル装置を提供することにある。
前記課題は、特許請求の範囲の欄に記載された構成を要旨とする回転角センサ及びスロットル装置により解決することができる。
すなわち、請求項1に記載された回転角センサによると、回転側部材に設けられる磁石の磁力を受けて該回転側部材の回転角を検出する磁気検出素子と、該磁気検出素子のセンシング部を保護するサポート部材とがインサートモールド成形(インサート成形とも呼ばれる。)によりハウジング部材に一体化されている。これにより、磁気検出素子のセンシング部がサポート部材により保護される。このため、磁気検出素子のセンシング部が、ハウジング部材のインサートモールド成形時の成形圧、及び、成形後の樹脂収縮による応力をほとんど受けずに済むことにより、磁気検出素子の出力特性の悪化を防止あるいは低減することができる。
また、特許請求の範囲の請求項2に記載された回転角センサによると、サポート部材が、ハウジング部材の樹脂材料の融点よりも高い融点を有する樹脂材料により形成されている。これにより、サポート部材がハウジング部材のインサートモールド成形時の熱で変形したり、溶融したりすることなく、磁気検出素子のセンシング部を保護することができる。
また、特許請求の範囲の請求項3に記載された回転角センサによると、磁気検出素子のセンシング部を埋設するハウジング部材の樹脂部の肉厚が均等化されている。これにより、磁気検出素子のセンシング部に作用するハウジング部材のインサートモールド成形時の成形圧、及び、成形後の樹脂収縮による応力の偏りを防止あるいは低減することができる。
また、特許請求の範囲の請求項4に記載された回転角センサによると、磁気検出素子の接続端子にコネクタ用ターミナルを接続したものである。これにより、コネクタ用ターミナルを接続した回転角センサを得ることができる。なお、本明細書では、説明の都合上、電気的な接続についても「接続」という。
また、特許請求の範囲の請求項5に記載された回転角センサによると、ハウジング部材が、該ハウジング部材における所定の形状をもたせる範囲を残してインサートモールド成形により固定側部材に一体化されている。これにより、ハウジング部材における所定の形状をもたせる範囲において、固定側部材のインサートモールド成形時の成形圧、及び、成形後の樹脂収縮による応力を受けなくすることができる。
また、特許請求の範囲の請求項6に記載された回転角センサによると、ハウジング部材における所定の形状をもたせる範囲が、前記磁気検出素子のセンシング部の周辺部である。これにより、ハウジング部材における磁気検出素子のセンシング部の周辺部において、固定側部材のインサートモールド成形時の成形圧、及び、成形後の樹脂収縮による応力を受けなくすることができる。このことは、磁気検出素子の出力特性の悪化の防止に有効である。
また、特許請求の範囲の請求項7に記載されたスロットル装置によると、スロットルバルブ側に回転側部材を備えるとともに、スロットルボデー側に請求項1〜6のいずれか1つに記載の回転角センサを備えて、スロットルバルブの開度を検出する構成としたものである。したがって、磁気検出素子の出力特性の悪化を防止あるいは低減することのできる回転角センサを備えたスロットル装置を提供することができる。
また、特許請求の範囲の請求項8に記載されたスロットル装置によると、ハウジング部材が、該ハウジング部材における所定の形状をもたせる範囲を残してインサートモールド成形によりカバー部材に一体化されている。これにより、ハウジング部材における所定の形状をもたせる範囲において、カバー部材のインサートモールド成形時の成形圧、及び、成形後の樹脂収縮による応力を受けなくすることができる。
また、特許請求の範囲の請求項9に記載されたスロットル装置によると、カバー部材に、スロットルバルブを駆動する電動アクチュエータにかかるコネクタ用ターミナルがインサートモールド成形により一体化されている。これにより、回転角センサのハウジング部材に加え、アクチュエータにかかるコネクタ用ターミナルを備えて一体化されたカバー部材を備えることができる。
また、特許請求の範囲の請求項10に記載されたスロットル装置によると、スロットルボデーにカバー部材が接着又は溶着により接合されている。これにより、スロットルボデーにカバー部材を容易に取付けることができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について実施例を参照して説明する。
[実施例1]
本発明の実施例1を説明する。なお、本実施例では、電子制御式のスロットル装置のスロットルバルブの回転角を検出するスロットルセンサ(スロットルポジションセンサ、開度センサ等とも呼ばれる。)として用いられる回転角センサについて例示する。説明の都合上、スロットル装置を説明した後で回転角センサを説明する。なお、図1はスロットル装置を示す断面図である。
まず、スロットル装置の概要を説明する。図1に示すように、スロットル装置10は、例えば樹脂製のスロットルボデー11を備えている。スロットルボデー11は、ボア壁部12とモータ収容部13とを一体に有している。ボア壁部12内には、図1において紙面表裏方向に貫通するほぼ中空円筒状のボア14が形成されている。なお、ボア14は、本明細書でいう「吸気通路」に相当する。また、図示しないが、スロットルボデー11のボア壁部12の上流側にはエアクリーナが接続され、また、そのボア壁部12の下流側にはインテークマニホルドが接続されるようになっている。
前記ボア壁部12には、前記ボア14を径方向に横切る金属製のスロットルシャフト16が配置されている。スロットルシャフト16の一方の端部(図1で左端部)は、ボア壁部12に一体形成された円筒状の軸受部17に軸受18を介して回転可能に支持されている。また、スロットルシャフト16の他方の端部(図1で右端部)は、ボア壁部12に一体形成された円筒状の軸受部19に軸受20を介して回転可能に支持されている。また、スロットルシャフト16には、ボア14を回動によって開閉可能なバタフライバルブ式の円板状をなすスロットルバルブ22がスクリュ23により固定されている。スロットルバルブ22は、駆動モータ30(後述する。)の駆動による回動によってボア14内を開閉することにより、ボア14内を流れる吸入空気量を制御する。
前記一方(図1において左側)の軸受部17には、その開口端部を密封するプラグ24が装着されている。また、スロットルシャフト16の他方の端部(図1で右端部)は、前記他方(図1において右側)の軸受部19内を貫通している。その軸受部19内から突出した軸端部には、例えば樹脂製のスロットルギヤ26が回り止めされた状態で固定されている。スロットルギヤ26は、中央部の円筒状の内筒部26aと、内筒部26aを取り巻く円筒状の外筒部26bと、外筒部26bを取り巻く扇形状のギヤ部26cとを一体に備えている。スロットルギヤ26の内筒部26aの内周面には、対向状に配置された一対の永久磁石27、及び、両永久磁石27を間にして円環状をなすように配置された一対のヨーク(図示しない。)がインサートモールド成形により一体化されている。永久磁石27は、例えばフェライト磁石からなる、また、ヨークは磁性材料からなる。また、一対の永久磁石27は、両者間に発生する磁力線すなわち磁界が平行をなすように平行着磁されており、内筒部26a内の中空空間にほぼ平行な磁界を発生させる。なお、スロットルギヤ26は、本明細書でいう「回転側部材」に相当する。また、永久磁石27は、本明細書でいう「磁石」に相当する。
前記スロットルボデー11と前記スロットルギヤ26との間には、コイルスプリングからなるバックスプリング29が設けられている。バックスプリング29は、スロットルギヤ26を常に閉じる方向へ付勢している。
また、スロットルボデー11のモータ収容部13は、前記スロットルシャフト16の回転軸線Lに平行しかつ図1において右方に開口するほぼ有底円筒状に形成されている。モータ収容部13内には、例えばDCモータ等からなる駆動モータ30が収容されている。駆動モータ30の外郭を形成するモータケーシング31に設けられた取付フランジ32は、モータ収容部13の開口側端面にスクリュ33により締付けられて固定されている。前記駆動モータ30の出力回転軸34はモータ収容部13の開口側(図1において右側)に突出されている。出力回転軸34上には、例えば樹脂製のモータピニオン36が設けられている。なお、駆動モータ30は、本明細書でいう「電動アクチュエータ」に相当する。
前記スロットルボデー11の前記スロットルギヤ26及び前記モータピニオン36を含む駆動機構部側の側面には、前記スロットルシャフト16と前記駆動モータ30の出力回転軸34との間に位置するカウンタシャフト37が設けられている。カウンタシャフト37には、例えば樹脂製のカウンタギヤ38が回転可能に支持されている。カウンタギヤ38は、モータピニオン36に噛み合う大径のギヤ部、及び、スロットルギヤ26のギヤ部26cに噛み合う小径のギヤ部を同軸上に有している。なお、スロットルギヤ26とモータピニオン36とカウンタギヤ38とにより、駆動モータ30の回転速度を所定の減速比となるように減速する駆動機構部39が構成されている。
前記駆動モータ30が、電子制御装置ECU(図示しない。)から出力される制御信号により駆動されると、駆動モータ30の回転力がモータピニオン36、カウンタギヤ38、スロットルギヤ26を介して、スロットルシャフト16及びスロットルバルブ22に伝達される。これによって、スロットルバルブ22がボア14内を開閉することにより、ボア14内を流れる吸入空気量が制御される。
前記スロットルボデー11の前記駆動機構部39側の外周部には、該駆動機構部39を取り囲む環状のカバー取付壁部41が一体形成されている。カバー取付壁部41には、周方向に所定の間隔をもって配置される複数個(例えば6個、図1では1個を示す。)の金属製のめねじ孔を有するナット部材42がインサートモールド成形により一体化されている。
前記カバー取付壁部41の開口端面は、樹脂製のカバー部材44によって閉鎖されている。カバー部材44の周縁部には、前記各ナット部材42にそれぞれ整合する円筒状のカラー部材45がインサートモールド成形により一体化されている。カバー部材44は、ボルト47(詳しくは、ねじ軸部)を各カラー部材45を通して各ナット部材42に締着することによりスロットルボデー11に着脱可能に締結されている。なお、ボルト47は、本明細書でいう「締結部材」に相当する。また、図2はカバー部材の裏面側を示す斜視図である。
図2に示すように、前記カバー部材44の裏面側には、回転角センサ55(後述する。)がインサートモールド成形により一体化されている。この回転角センサ55のハウジング部材68(後述する。)の先端部(図1において左端部)は、前記スロットルギヤ26の永久磁石27及びヨーク(図示しない。)を有する内筒部26a内に非接触状態でかつ同一軸線L上において遊嵌状に挿入されている(図1参照。)。なお、カバー部材44は、本明細書でいう「固定側部材」に相当する。
図2に示すように、前記カバー部材44には、前記駆動モータ30(図1参照。)の通電にかかる2本のモータターミナル49a,49b、及び、各モータターミナル49a,49bの一端部(内端部)に接続されかつ駆動モータ30の2本(図1では1個を示す。)のモータ端子30aに対してそれぞれ接触により接続される2個の中継コネクタ51a,51bがインサートモールド成形により一体化されている。また、カバー部材44の外側部にはコネクタ部53が一体形成されている。各モータターミナル49a,49bの外端部(図4において上端部)は、回転角センサ55(後述する。)のセンサターミナル74a,74b,74c,74dの外端部(図3及び図4において上端部)とともに、カバー部材44のコネクタ部53(図2参照。)内に列状をなすように突出されている。なお、図3はセンサターミナルを取付けた回転角センサを示す正面図、図4は回転角センサからセンサターミナルを分解して示す斜視図である。
前記カバー部材44のコネクタ部53(図2参照。)には、図示しない外部コネクタが接続可能となっている。また、コネクタ部53内の各モータターミナル49a,49b及び各センサターミナル74a,74b,74c,74dの各外端部と、外部コネクタの各端子ピン(図示省略)とは、それぞれ接触により導通可能となっている。これにより、回転角センサ55の検出信号が電子制御装置ECUに出力可能とされ、また、駆動モータ30にECUからの制御信号が出力可能とされる。
次に、回転角センサ55を説明する。なお、図5は回転角センサを示す正面図、図6は同じく側面図、図7は同じく背面図、図8は図5のVIII−VIII線矢視断面図である。
図8に示すように、回転角センサ55は、2個1組の磁気検出素子56を備えている。なお、図11は磁気検出素子を示す斜視図である。
図11に示すように、磁気検出素子56は、例えば磁気抵抗素子(MR素子と呼ばれる。)からなるセンサICであって、直列状に並ぶセンシング部57と演算部58とを備えている。センシング部57は、例えば樹脂製の四角形板状をなす外郭内にMR素子を埋設してなるもので、前記スロットルギヤ26(図1参照。)に設けられた一対の永久磁石27の磁力を受けて磁界の方向を検出してその磁界の方向に対応する検出信号を演算部58に出力する。また、センシング部57の外郭の両側面には、金属製の突出片60が左右対称状に突出されている。突出片60は、磁気検出素子56の射出成形時における磁気検出素子56の位置決め部材として成形型(図示しない。)に把持されるものである。
図11に示すように、前記演算部58は、例えば樹脂製の四角形板状をなす外郭内に半導体集積回路(IC)を埋設してなるもので、前記センシング部57の検出信号に基づいてスロットルギヤ26(図1参照。)の回転角を演算する。また、演算部58は、スロットルギヤ26の回転角に対応するリニアな電圧信号を出力できるようにプログラムされている。演算部58は、センシング部57との列方向を長くする長四角形状をなしている。また、センシング部57と演算部58とは、例えば6本の導線61によって接続されている。また、演算部58は、センシング部57の反対側の端面において相互に平行状に突出する計3本のセンサ端子62a,62b,62cを有している。センサ端子62aは電源用(入力用)センサ端子であり、センサ端子62bは接地(アース)用センサ端子であり、センサ端子62cは信号出力用センサ端子である。
前記センシング部57は、導線61の折り曲げを利用して前記演算部58の一方側へほぼ90°傾倒されている。また、各センサ端子62a,62b,62cにおけるセンシング部57の折り曲げ側の面には、強度の高い導体材料からなる中継端子64a,64b,64cの一端部が接続されている。また、電源用の中継端子64aとそれに隣り合う接地用の中継端子64bとの間、及び、その中継端子64bとそれに隣り合う信号出力用の中継端子64cとの間には、それぞれ雑音防止用のチップコンデンサ66が接続されている。また、各中継端子64a,64b,64cの他端部は、接続端子65a,65b,65cとして、センシング部57の折り曲げ側とは反対側へほぼ90°折り曲げられている。
前記中継端子64a,64b,64c及び前記チップコンデンサ66を設けた磁気検出素子56(図11参照。)を2組用意し、これらの演算部58が上下に平行状にまたセンシング部57が前後に重合状をなすようにかつ各接続端子65a,65b,65cが相反方向に指向するように組合わせる(図10参照。)。なお、両磁気検出素子56の各接続端子65a,65b,65cがほぼ同一平面上に並ぶように、予め各センサ端子62a,62b,62cの長さ、及び/又は、各中継端子64a,64b,64cの一端部の長さが調整されている。この状態で、2個の磁気検出素子56がインサートモールド成形により円柱状をなすハウジング部材68に一体化されるものであるが、その成形前の前工程で2個の磁気検出素子56に対して次のサポート部材70がセットされる。なお、説明の都合上、回転角センサ55に関しては、センシング部側を前側、中継端子側を後側、前側のセンシング部につながる演算部側を上側、後側のセンシング部につながる演算部側を下側として説明を行うことにする。なお、図9は磁気検出素子とサポート部材との関係を示す正面図、図10は図9のX−X線矢視断面図である。また、図12はサポート部材を示す正面図、図13は図12のXIII−XIII線矢視断面図、図14はサポート部材を示す斜視図である。
図12〜図14に示すように、前記サポート部材70は、樹脂製で、位置決め凹部71を有するチャンネル型に形成されている。位置決め凹部71は、前記両磁気検出素子56の演算部58の相互間において両センシング部57にほぼ密に嵌合可能に形成されている(図9及び図10参照。)。また、位置決め凹部71の対向壁面には、位置決め溝72が形成されている。位置決め溝72は、両センシング部57の両側面の突出片60をそれぞれ嵌合可能に形成されている(図9参照。)。
図9及び図10に示すように、前記サポート部材70は、前記前記両磁気検出素子56の演算部58の相互間において位置決め凹部71内に両センシング部57をほぼ密に嵌合するとともに両位置決め溝72内に両センシング部57の両突出片60を嵌合した状態で両磁気検出素子56間にセットされることにより、両センシング部57を位置決め状態でサポートする。また、サポート部材70は、前記ハウジング部材68の樹脂材料の融点よりも高い融点を有する樹脂材料により形成されている。サポート部材70の樹脂材料は、例えば、ポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂である。また、ハウジング部材68の樹脂材料は、例えば、エポキシ樹脂である。また、カバー部材44の樹脂材料は、例えば、ポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂、あるいは、ポリフェニンサルファイド(PPS)樹脂である。また、サポート部材70の左右の両側面70a(図12参照。)は、ハウジング部材68(後述する。)の外側面68aと同一面をなす円弧状の曲面に形成されている(図5〜図8参照。)。また、サポート部材70の位置決め凹部71の開口側の端面70b(図12〜図14参照。)は、他方のセンシング部57の前側に重なるセンシング部57の前端面とほぼ同一面をなすように形成されている(図10参照。)。
前記両磁気検出素子56及び前記サポート部材70は、前記ハウジング部材68の成形型(図示しない。)内に位置決めされてセットされた状態で、樹脂の射出成形すなわちインサートモールド成形されることによりハウジング部材68に一体化される(図5〜図8参照。)。このとき、サポート部材70の両側面70aが、成形型に対する基準面として位置決めされる。また、ハウジング部材68は、外側面68aにサポート部材70の両側面70aが同一面をなす状態で露出させるととともに、後面68bに各接続端子65a,65b,65cをそれぞれ露出させ、かつ、それ以外の部位を埋設する状態で成形されている。また、ハウジング部材68のサポート部材70を含む前部において、両磁気検出素子56のセンシング部57を埋設する樹脂部68cの肉厚68tが均等化されている(図8参照。)。また、ハウジング部材68の後面68bの中央部には凹部68dが形成されている(図7及び図8参照。)。
図3に示すように、前記ハウジング部材68の成形完了後において、前記両磁気検出素子56の電源用の接続端子65aには、電源用のセンサターミナル74a(図4参照。)の二股状の接続端部が接続される。また、両磁気検出素子56の接地用の接続端子65bには、接地用のセンサターミナル74b(図4参照。)の二股状の接続端部が接続される。また、一方の磁気検出素子56の信号出力用の接続端子65cには、信号出力用のセンサターミナル74cの接続端部が接続される。また、他方の磁気検出素子56の信号出力用の接続端子65cには、信号出力用のセンサターミナル74dの接続端部が接続される。なお、各センサターミナル74a,74b,74c,74dは、本明細書でいう「コネクタ用ターミナル」に相当する。また、各モータターミナル49a,49bは、本明細書でいう「電動アクチュエータにかかるコネクタ用ターミナル」に相当する。
前記センサターミナル74a,74b,74c,74dが接続された回転角センサ55(図3参照。)は、前記モータターミナル49a,49b(図4参照。)及び前記中継コネクタ51a,51b並びに前記カラー部材45とともにインサートモールド成形により前記カバー部材44に一体化されている(図2参照。)。このとき、回転角センサ55の後端部が各接続端子65a,65b,65c及び各センサターミナル74a,74b,74c,74dとともにカバー部材44内に埋設される。これとともに、各モータターミナル49a,49bがカバー部材44内に埋設される。また、ハウジング部材68のサポート部材70を含む前部は、カバー部材44の裏面側に突出すなわち露出されている。なお、ハウジング部材68のサポート部材70を含む前部は、本明細書でいう「所定の形状をもたせる範囲」、「磁気検出素子のセンシング部の周辺部」に相当する。
また、各センサターミナル74a,74b,74c,74d及び各モータターミナル49a,49bの外端部(図4において上端部)は、カバー部材44のコネクタ部53(図2参照。)内に列状に突出される。また、図2に示すように、各中継コネクタ51a,51bは、カバー部材44の裏面側において前記駆動モータ30のモータ端子30aを接続可能に埋設される。また、各カラー部材45は、カバー部材44に前記ボルト47を挿通可能に埋設される。
図1に示すように、前記カバー部材44が、前記スロットルボデー11に前記ボルト47により締結されるにともない、各中継コネクタ51a,51bが駆動モータ30の各モータ端子30aにそれぞれ接触により接続され、また、回転角センサ55のハウジング部材68の先端部が、スロットルギヤ26の永久磁石27及びヨークを有する内筒部26a内に非接触状態でかつ同一軸線L上において遊嵌状に挿入される。また、両磁気検出素子56のセンシング部57は、永久磁石27間においてスロットルギヤ26の内筒部26aとほぼ同心状にかつそのセンシング部57の四角形面が前記回転軸線Lに直交するように配置され、前記一対の永久磁石27の間に発生する磁界の方向を検出する。
前記した回転角センサ55によると、スロットルギヤ26に設けられる永久磁石27の磁力を受けて該スロットルギヤ26の回転角を検出する両磁気検出素子56と、両磁気検出素子56のセンシング部57を保護するサポート部材70とがインサートモールド成形によりハウジング部材68に一体化されている。これにより、両磁気検出素子56のセンシング部57がサポート部材70により保護される。このため、両磁気検出素子56のセンシング部57が、ハウジング部材68のインサートモールド成形時の成形圧、及び、成形後の樹脂収縮による応力をほとんど受けずに済むことにより、両磁気検出素子56の出力特性の悪化を防止あるいは低減することができる。
また、サポート部材70を使用することにより、ハウジング部材68に要する樹脂材料の使用量をサポート部材70の体積相当分だけ減少することができる。これにより、ハウジング部材68のための高価なエポキシ樹脂の使用量を減少することができ、コストを低減することができる。
また、サポート部材70を使用することにより、ハウジング部材68の外部から両磁気検出素子56のセンシング部57に至る水分の浸入経路を迷路状に延長することができる。これにより、両磁気検出素子56のセンシング部57に対する水分の浸入を防止あるいは低減することができ、ひいてはショートの発生を回避することができる。
また、ハウジング部材68と一体化されたサポート部材70で両磁気検出素子56のセンシング部57が位置決めされることにより、外部振動等による磁気検出素子56のセンシング部57の振動及び位置ずれに起因する磁気検出素子56の出力特性の悪化を防止あるいは低減することができる。
また、サポート部材70が、ハウジング部材68の樹脂材料の融点よりも高い融点を有する樹脂材料により形成されている。これにより、サポート部材70がハウジング部材68のインサートモールド成形時の熱で変形したり、溶融したりすることなく、磁気検出素子56のセンシング部57を保護することができる。
また、両磁気検出素子56のセンシング部57の周辺部を埋設する樹脂部68cの肉厚68t(図8参照。)が均等化されている。これにより、両磁気検出素子56のセンシング部57に作用するハウジング部材68のインサートモールド成形時の成形圧、及び、成形後の樹脂収縮による応力の偏りを防止あるいは低減することができる。
また、磁気検出素子56の接続端子65a,65b,65cに各センサターミナル74a,74b,74c,74dを接続したものである。これにより、各センサターミナル74a,74b,74c,74dを接続した回転角センサ55を得ることができる。
また、ハウジング部材68が、該ハウジング部材68における所定の形状をもたせる範囲を残してインサートモールド成形によりカバー部材44に一体化されている。これにより、ハウジング部材68における所定の形状をもたせる範囲において、カバー部材44のインサートモールド成形時の成形圧、及び、成形後の樹脂収縮による応力を受けなくすることができる。
また、ハウジング部材68における所定の形状をもたせる範囲が、前記両磁気検出素子56のセンシング部57の周辺部である。これにより、ハウジング部材68における磁気検出素子56のセンシング部57の周辺部において、カバー部材44のインサートモールド成形時の成形圧、及び、成形後の樹脂収縮による応力を受けなくすることができる。このことは、両磁気検出素子56の出力特性の悪化の防止に有効である。
また、回転角センサ55に2個1組の磁気検出素子56を備えることにより、フェールセーフを考慮したものであり、仮にどちらか1個の磁気検出素子56が故障したとしても残りの1個の磁気検出素子56での検出機能を確保することにより、不能の事態を回避することができる。
また、前記したスロットル装置10(図1参照。)によると、スロットルバルブ22側にスロットルギヤ26を備えるとともに、スロットルボデー11側に前記回転角センサ55を備えて、スロットルバルブ22の開度を検出する構成としたものである。したがって、磁気検出素子56の出力特性の悪化を防止あるいは低減することのできる回転角センサ55を備えたスロットル装置10を提供することができる。
また、ハウジング部材68が、該ハウジング部材68における所定の形状をもたせる範囲を残してインサートモールド成形によりカバー部材44に一体化されている。これにより、ハウジング部材68における所定の形状をもたせる範囲において、カバー部材44のインサートモールド成形時の成形圧、及び、成形後の樹脂収縮による応力を受けなくすることができる。
また、カバー部材44に、スロットルバルブ22を駆動する駆動モータ30の通電にかかる両モータターミナル49a,49bがインサートモールド成形により一体化されている。これにより、回転角センサ55のハウジング部材68に加え、両モータターミナル49a,49bを備えて一体化されたカバー部材44を備えることができる。
また、カバー部材44に、スロットルボデー11に対して該カバー部材44を着脱可能に締結するためのボルト47を挿通可能なカラー部材45がインサートモールド成形により一体化されている。これにより、回転角センサ55のハウジング部材68に加え、ボルト47を挿通可能なカラー部材45が一体化されたカバー部材44を備えることができる。また、スロットルボデー11に着脱可能なカバー部材44であるため、形式の異なるスロットルボデーに対する共通化を図ることができる。なお、カラー部材45は省略することもできる。
また、前記実施例のように、スロットルボデー11にカバー部材44をボルト47及びナット部材42により締結する場合は、スロットルボデー11をアルミダイカスト等の金属製に代えることができる。この場合、ナット部材42は省略してもよい。
また、ボルト47及びナット部材42による締結に代えて、スロットルボデー11にカバー部材44をクリップ部材等の取付部材を用いて取付けてもよい。
また、前記実施例のように、スロットルボデー11及びカバー部材44がともに樹脂製である場合には、ボルト47及びナット部材42による締結に代えて、スロットルボデー11にカバー部材44を接着(詳しくは、接着剤、接着材等による接着)又は溶着(詳しくは、レーザー溶着、熱板溶着による溶着)により着脱不能に接合することができる。これにより、スロットルボデー11にカバー部材44を容易に取付けることができる。また、スロットルボデー11にカバー部材44を高い位置精度をもって取付けることができる。なお、この場合、ボルト47及びナット部材42並びにカラー部材45を省略することができるので、部品点数を削減することができる。また、スロットルボデー11にカバー部材44を接着又は溶着に代えて、熱かしめにより取付けてもよい。また、スロットルボデー11は、全体を樹脂製とする他、カバー部材44に対する接合部を含む部分を樹脂製とし、その他の部分をアルミダイカスト等の金属製とすることもできる。
また、前記したように、スロットルボデー11にカバー部材44を接着により接合する場合は、スロットルボデー11をアルミダイカスト等の金属製に代えても同様の作用・効果を得ることができる。
[実施例2]
本発明の実施例2を説明する。本実施例は、前記実施例1におけるサポート部材70の変更例を説明するものであるから、その変更部分について説明して重複する説明は省略する。なお、図15は回転角センサを示す正面図、図16は同じく側面図、図17は同じく背面図、図18は図15のXVIII−XVIII線矢視断面図、図19は磁気検出素子とサポート部材との関係を示す正面図、図20は図19のXX−XX線矢視断面図、図21はサポート部材を示す正面図、図22は図21のXXII−XXII線矢視断面図、図23はサポート部材を示す斜視図である。
図19及び図20に示すように、本実施例のサポート部材70(図21〜23参照。)は、前記両磁気検出素子56のセンシング部57に対する嵌合方向を、前記実施例1とは逆方向、すなわち両センシング部57の先端側(図18において左側)から嵌合することによりセットするものとしている。また、サポート部材70の位置決め凹部71とは反対側の面(「前面」という。)70cは、ハウジング部材68の先端面68eと同一面をなす平坦面に形成されている。また、サポート部材70の前面70cと位置決め凹部71の底面との間の厚さ70t(図18参照。)は、前記実施例1のものの厚さに比べて薄肉化されている。
前記両磁気検出素子56及び前記サポート部材70は、前記ハウジング部材68の成形型(図示しない。)内に位置決めされてセットされた状態でハウジング部材68が射出成形すなわちインサートモールド成形されることによりハウジング部材68に一体化される(図15〜図18参照。)。このとき、サポート部材70の両側面70a及び前面70cは、成形型に対する基準面として位置決めされる。また、ハウジング部材68は、ハウジング部材68の外周面にサポート部材70の両側面70aが同一面をなす状態で露出するととともに、ハウジング部材68の先端面68eにサポート部材70の前面70cが露出する状態で成形されている。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、前記実施例では、スロットル装置10のスロットルバルブ22の回転角を検出する回転角センサ55を示したが、スロットル装置10以外の種々の回転側部材の回転角を検出する回転角センサとしても本発明を適用することができる。また、前記実施例では、電子制御式のスロットル装置10を例示したが、アクセルペダルの操作によりリンク、ケーブル等を介してスロットルバルブ22を機械的に開閉する機械式のスロットル装置にも本発明を適用することができる。また、前記実施例では、磁気検出素子56としてセンサICを使用する例を示したが、磁気検出素子56としてホール素子、ホールIC等を使用することも可能である。また、磁気検出素子56は、永久磁石27間の磁界の方向に基づいてスロットルバルブ22の回転角を求める構成であるが、永久磁石27間の磁界の強さに基づいてスロットルバルブ22の回転角を求める構成としてもよい。また、前記実施例では、センシング部57と演算部58とを備える磁気検出素子56を使用する例を示したが、センシング部57と演算部58とが1つの外郭内に一体化された磁気検出素子56、センシング部57のみの磁気検出素子56を使用することも可能である。また、前記実施例では、磁気検出素子56の各センサ端子62a,62b,62cに接続した中継端子64a,64b,64cの接続端子65a,65b,65cに各センサターミナル74a,74b,74c,74dを接続するものを例示したが、磁気検出素子56の各センサ端子62a,62b,62cを接続端子として各センサターミナル74a,74b,74c,74dを接続することもできる。また、磁気検出素子56を2個1組で使用する例を示したが、磁気検出素子56を1個で使用することも可能である。また、サポート部材70は、1部品に限定されるものではなく、複数個のピース部材の組合せにより構成することもできる。また、サポート部材70は、磁気検出素子56のセンシング部57だけでなく、演算部58を同時に保護するものとしてもよいし、磁気検出素子56全体を保護するものとしてもよい。
本発明の実施例1にかかるスロットル装置を示す断面図である。 カバー部材の裏面側を示す斜視図である。 センサターミナルを取付けた回転角センサを示す正面図である。 回転角センサからセンサターミナルを分解して示す斜視図である。 回転角センサを示す正面図である。 回転角センサを示す側面図である。 回転角センサを示す背面図である。 図5のVIII−VIII線矢視断面図である。 磁気検出素子とサポート部材との関係を示す正面図である。 図9のX−X線矢視断面図である。 磁気検出素子を示す斜視図である。 サポート部材を示す正面図である。 図12のXIII−XIII線矢視断面図である。 サポート部材を示す斜視図である。 本発明の実施例2にかかる回転角センサを示す正面図である。 回転角センサを示す側面図である。 回転角センサを示す背面図である。 図15のXVIII−XVIII線矢視断面図である。 磁気検出素子とサポート部材との関係を示す正面図である。 図19のXX−XX線矢視断面図である。 サポート部材を示す正面図である。 図21のXXII−XXII線矢視断面図である。 サポート部材を示す斜視図である。
符号の説明
10 スロットル装置
11 スロットルボデー
14 ボア(吸気通路)
22 スロットルバルブ
26 スロットルギヤ(回転側部材)
27 永久磁石(磁石)
30 モータ(電動アクチュエータ)
39 駆動機構部
44 カバー部材(固定側部材)
45 カラー部材
47 ボルト(締結部材)
49a,49b モータターミナル(アクチュエータにかかるコネクタ用ターミナル)
55 回転角センサ
56 磁気検出素子
57 センシング部
65a,65b,65c 接続端子
68 ハウジング部材
70 サポート部材
74a,74b,74c,74d センサターミナル(コネクタ用ターミナル)

Claims (10)

  1. 回転側部材に設けられる磁石の磁力を受けて該回転側部材の回転角を検出する磁気検出素子と、該磁気検出素子のセンシング部を保護するサポート部材とを備え、
    前記磁気検出素子と前記サポート部材とがインサートモールド成形によりハウジング部材に一体化されていることを特徴とする回転角センサ。
  2. 請求項1に記載の回転角センサであって、
    前記サポート部材が、前記ハウジング部材の樹脂材料の融点よりも高い融点を有する樹脂材料により形成されていることを特徴とする回転角センサ。
  3. 請求項1又は2に記載の回転角センサであって、
    前記磁気検出素子のセンシング部を埋設する前記ハウジング部材の樹脂部の肉厚が均等化されていることを特徴とする回転角センサ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の回転角センサであって、
    前記磁気検出素子の接続端子にコネクタ用ターミナルを接続したことを特徴とする回転角センサ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載の回転角センサであって、
    前記ハウジング部材が、該ハウジング部材における所定の形状をもたせる範囲を残してインサートモールド成形により固定側部材に一体化されていることを特徴とする回転角センサ。
  6. 請求項5に記載の回転角センサであって、
    前記ハウジング部材における所定の形状をもたせる範囲が、前記磁気検出素子のセンシング部の周辺部であることを特徴とする回転角センサ。
  7. スロットルバルブの開閉により、スロットルボデーの吸気通路を流れる吸入空気量を制御するスロットル装置であって、
    前記スロットルバルブ側に前記回転側部材を備えるとともに、前記スロットルボデー側に請求項1〜6のいずれか1つに記載の回転角センサを備えて、前記スロットルバルブの開度を検出する構成としたことを特徴とするスロットル装置。
  8. 請求項7に記載のスロットル装置であって、
    前記スロットルボデーに、前記スロットルバルブの駆動機構部を覆うカバー部材が設けられ、
    前記回転角センサのハウジング部材が、該ハウジング部材における所定の形状をもたせる範囲を残してインサートモールド成形により前記カバー部材に一体化されていることを特徴とするスロットル装置。
  9. 請求項8に記載のスロットル装置であって、
    前記カバー部材に、前記スロットルバルブを駆動する電動アクチュエータにかかるコネクタ用ターミナルがインサートモールド成形により一体化されていることを特徴とするスロットル装置。
  10. 請求項8又は9に記載のスロットル装置であって、
    前記スロットルボデーに前記カバー部材が接着又は溶着により接合されていることを特徴とするスロットル装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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