JP2004531956A - 基地識別信号発生手段を有する通信基地を備えたトランスポンダシステム - Google Patents

基地識別信号発生手段を有する通信基地を備えたトランスポンダシステム Download PDF

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Abstract

【課題】1つの通信基地によって静止状態に置かれたトランスポンダは、他の通信基地とのどのような通信動作も実行できなくなるという従来の欠点を克服し、改良された通信基地、改良されたトランスポンダ、トランスポンダのための改良された集積回路を提供すること。
【解決手段】少なくとも1つのトランスポンダ(2)と非接触通信するための通信基地(1)が、前記トランスポンダ(2)に配信できる、かつ、前記トランスポンダ(2)において解析できる基地識別信号(SIDB)を発生できる基地識別信号発生手段(7)を具備しており、その目的のために、前記トランスポンダ(2)が、基地識別信号検出手段(45)および基地識別信号記憶手段(46)および基地識別信号比較手段(47)を持っている。
【選択図】図2

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、少なくとも1つのトランスポンダとの非接触通信のために設計された、そして、少なくとも1つの照会信号を発生させるための照会信号発生手段と、少なくとも1つの応答信号を検出するための応答信号検出手段と、前記最低1つの照会信号を送信するための、かつ、前記最低1つの応答信号を受信するための伝送手段とを持つ、通信基地に関するものである。
【0002】
本発明は、さらに、少なくとも1つの通信基地との非接触通信のために設計された、そして、少なくとも1つの照会信号を検出するための照会信号検出手段と、少なくとも1つの応答信号を発生させるための応答信号発生手段と、前記最低1つの照会信号を受信し、かつ、前記最低1つの応答信号を送信するための伝送手段とを持つ、トランスポンダに関するものである。
【0003】
本発明は、さらに、少なくとも1つの通信基地との非接触通信のために設計されたトランスポンダのための集積回路であって、少なくとも1つの照会信号を検出するための照会信号検出手段と、少なくとも1つの応答信号を発生させるための応答信号発生手段と、前記最低1つの照会信号を受信し、かつ、前記最低1つの応答信号を送信するための接続とを持つ、回路に関するものである。
【背景技術】
【0004】
このような通信基地、このようなトランスポンダ、このような集積回路は、例えば、特許公報WO 98/32238 A2に開示されている。これまで知られている設計において、通信基地が、トランスポンダとの通信動作を実行してしまうと、その通信基地は、静止状態開始信号を発生させ、そして、それをトランスポンダに配信し、その結果、このトランスポンダが、静止状態に置かれ、したがって、その通信基地が、当のトランスポンダの静止状態を故意に取り消さない限り、その通信基地によって開始可能な、どんなさらなる通信動作にも関与できなくなることもある。この状況は、通信基地によって静止状態に置かれてしまったトランスポンダは、静止状態に置かれたときに、そのトランスポンダが静止状態になるので、すぐに、他の通信基地とのどんな通信動作も実行できなくなるという欠点を持っている。多くの応用において、これは、欠点となる、望ましくない制限となる。
【0005】
【特許文献1】
特許公報WO 98/32238 A2
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の1つの目的は、上述の制限を解決し、そして、改良された通信基地、改良されたトランスポンダ、トランスポンダのための改良された集積回路を提供することである。
【0007】
本発明による通信基地において、この目的を達成するために、本発明による特色は、本発明による通信基地が、次のような特徴を持つことができるように、設けられる。
【0008】
少なくとも1つのトランスポンとの非接触通信のために設計された、そして、少なくとも1つのトランスポンダに対して少なくとも1つの照会信号を発生させるための照会信号発生手段を持つ、そして、トランスポンダによって伝送される少なくとも1つの応答信号を検出するための応答信号検出手段を持つ、そして、前記最低1つのトランスポンダに前記最低1つの照会信号を配信するための、かつ、トランスポンダによって伝送される前記最低1つの応答信号を受信するための伝送手段を持つ、通信基地であって、伝送手段によって少なくとも1つのトランスポンダに配信することができ、かつ、前記通信基地の身元を少なくとも1つのトランスポンダに通信することができる、少なくとも1つの基地識別信号を発生できる基地識別信号発生手段が、さらに設けられている通信基地。
【0009】
上述の目的を達成するために、本発明による特色は、本発明によるトランスポンダが、次のような特徴を持ってもよいように、本発明によるトランスポンダに設けられる。
【0010】
少なくとも1つの通信基地との非接触通信のために設計された、そして、通信基地によって伝送される少なくとも1つの照会信号を検出するための照会信号検出手段を持つ、そして、通信基地に伝送するための少なくとも1つの応答信号を発生させるための応答信号発生手段を持ち、そして、前記最低1つの照会信号を受信し、かつ、通信基地に前記最低1つの応答信号を配信するための伝送手段を持つ、トランスポンダであって、基地識別信号検出手段が、通信基地によって前記トランスポンダに伝送される基地識別信号を検出するためにさらに設けられていて、かつ、基地識別信号記憶手段が、通信基地によって前記トランスポンダに伝送される基地識別信号を記憶するために設けられていて、かつ、前記基地識別信号検出手段および前記基地識別信号記憶手段と相互に作用して、前記基地識別信号記憶手段に記憶される基地識別信号と前記基地識別信号検出手段によって検出される基地識別信号とを比較できる基地識別信号比較手段が設けられているトランスポンダ。
【0011】
上述の目的を達成するために、本発明による特色は、本発明による集積回路が、次のような特徴を持ってもよいように、本発明による集積回路に設けられる。
【0012】
少なくとも1つの通信基地との非接触通信のために設計されたトランスポンダのための集積回路であって、該回路が、通信基地によって前記回路に伝送される少なくとも1つの照会信号を検出するための照会信号検出手段を持ち、該回路が、通信基地に伝送するための少なくとも1つの応答信号を発生させるための応答信号発生手段を持ち、該回路が、前記最低1つの照会信号を受信し、かつ、通信基地に前記最低1つの応答信号を配信するための接続を持つ回路において、基地識別信号検出手段が、通信基地によって前記回路に伝送される基地識別信号を検出するためにさらに設けられていて、かつ、基地識別信号記憶手段が、通信基地によって前記回路に伝送される基地識別信号を記憶するために設けられていて、かつ、前記基地識別信号検出手段および前記基地識別信号記憶手段と相互に作用して、前記基地識別信号記憶手段に記憶される基地識別信号と前記基地識別信号検出手段によって検出される基地識別信号とを比較できる基地識別信号比較手段が設けられている回路。
【0013】
本発明による特色の設定を通じて、本発明による通信基地は、必要な場合に、その通信基地と通信している任意のトランスポンダに基地識別信号を通信でき、したがって、その通信基地と通信している各トランスポンダは、第1に、当のトランスポンダが、その通信基地と既に通信しているかどうかに関して検査を実行するための機能を、第2に、このような通信が既に存在している場合には、その通信基地とのさらなる通信を避けるための機能を持つということが、簡単な設計手段によって、かつ、非常にわずかのコストで確保されている。本発明による特色の設定は、さらに、トランスポンダが、特定の通信基地からの基地識別信号が検出されるか否かにしたがって、動作状態をアクティブにする、あるいは、維持する、あるいは、変形する、あるいは、阻止する、あるいは、取り消すことができることを意味する。例えば、本発明による通信基地と本発明によるトランスポンダとの間の通信の場合には、トランスポンダのメモリから特定のユーザ情報を読み出し、この特定のユーザ情報を通信基地に伝送した後、同じ通信基地によって、トランスポンダメモリから、この特定のユーザ情報をさらに読み出すことが禁止されるが、その後、トランスポンダメモリから、この特定のユーザ情報を読み出すことが、他の通信基地を用いて可能になることが確保される静止状態に、そのトランスポンダを置くことが可能である。
【0014】
本発明による通信基地において、基地識別信号発生手段が、少なくとも2つの相異なる基地識別信号を発生するように設計されると、有益であることが確認されている。それによって、トランスポンダメモリからユーザ情報を読み出し、次いで、そのトランスポンダを静止状態に置いた後、その静止状態に置かれているトランスポンダを、同じ通信基地を用いて再び読み出すことができるようにすることが、簡単な手段を用いて確保される。そのとき、後の方の読み出し動作において、通信基地は、当のトランスポンダに、照会信号として配信される読み出しコマンドと同時に、変形された基地識別信号を配信する。
【0015】
本発明の上述の観点およびさらなる観点が、以下に記述される実施例から明らかになり、かつ、実施例を参照して説明される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
本発明は、本発明を制限するものではないが、図面に示されている実施例を参照してさらに説明される。
【0017】
図1は、通信基地1、とりわけ、その回路設計を表わしている。通信基地1は、少なくとも1つのトランスポンダ2であって、図2に表わされているトランスポンダ2との非接触通信のために設計されている。トランスポンダ2の回路設計は、以降に、より詳細に調べられる。
【0018】
通信基地1は、本実施例の場合、マイクロコンピュータ3の形を成す論理回路3を具備している。しかしながら、論理回路3は、かつ、ハードワイヤード論理回路の形を成してもよい。マイクロコンピュータ3は、バス接続4によって、中央コンピュータ(図示せず)に接続することができる。
【0019】
照会信号発生手段5、静止状態開始信号発生手段6、基地識別信号発生手段7、応答信号検出手段8が、マイクロコンピュータ3によって供給される。照会信号発生手段5は、照会信号を発生させるために設計されており、照会信号は、各々、照会データブロックIDBによって形成されている。照会データブロックIDBは、かつ、インベントリデータブロックによって、あるいは、読み出しデータブロックLDBによって、あるいは、書き込みデータブロックSDBによって、あるいは、他のデータブロックによって、形成することができる。静止状態開始信号発生手段6は、静止状態開始信号を発生させるために設計されている。静止状態開始信号は、静止状態開始データブロックQMDBによって形成されている。基地識別信号発生手段7は、基地識別信号を発生させるために設計されている。基地識別信号は、本実施例では、基地識別データブロックSIDBによって形成されている。応答信号検出手段8は、トランスポンダ2から通信基地1に伝送される応答信号を検出するために設計されている。応答信号は、応答データブロックADBによって形成されている。
【0020】
通信基地1は、さらに、マイクロコンピュータ3に接続された符号化ステージ10を具備している。その符号化ステージによって、それに流れ込むIDBあるいはQMDBあるいはSIDBデータブロックが、符号化できる。符号化は、この場合、いわゆるマンチェスタ符号化によって実行できる。符号化の他の形式は、"no-return-to-zero"(NRZ)符号化、あるいは、いわゆるFSK符号化のように設けることもできる。符号化ステージ10の出力側に、変調器11が接続しており、その第1の入力12に、符号化されたデータブロックが、流れ込むことができ、その第2の入力13に、変調されていないキャリア信号CSが、流れ込むことができる。ここで、通信基地1のキャリア信号発生器14によって、キャリア信号CSを発生させることが可能である。変調器11は、この場合、第1の入力12に流れ込む符号化されたデータブロックの関数として、変調されていないキャリア信号CSを振幅変調するために用いられる。周波数変調あるいは位相変調も、かつ、振幅変調に替わって実行されてもよい。そのために、そのときは、適切に設計された変調器11が設けられる。変調器11は、増幅器ステージ15に、符号化されたデータブロックにしたがって変調されたキャリア信号CSMを配信する。増幅された変調されたキャリア信号CSMGを、通信基地1の伝送手段17に中継できる受接手段16が、増幅器ステージ15に接続されている。伝送手段17は、非接触通信のために設けられ、かつ、設計されている伝送コイル18を具備している。この場合の非接触通信は、純粋に誘導的に、正確に言えば、トランスフォーマによる。しかしながら、非接触通信は、かつ、容量的手段によって、あるいは、電磁的手段によって、即ち、伝送コイル18の替わりに、ダイポールあるいはモノポールの電磁アンテナを備えることによって実行されてもよい。伝送手段17は、符号化され、そして、変調された形式の照会信号、即ち、照会データブロックIDBの送信と、応答信号、正確に言えば、応答データブロックADBの受信との両方のために、通信基地1に設けられている。このような応答信号、即ち、応答データブロックADBは、この場合、従来技術において公知のように、変調されていないキャリア信号CSの負荷変調を通して、通信基地1に伝送される。
【0021】
変調され、そして、符号化された応答信号、即ち、負荷変調によって通信基地1に生み出された変調された応答データブロックADBは、受接手段16によって、通信基地1のフィルタステージ19に流れ込む。フィルタステージ19は、干渉信号をフィルタで取り除き、干渉抑制された負荷変調された応答信号を、通信基地1の復調器20に配信する。復調器20は、負荷変調された応答信号の復調を行い、その後、復調されたが依然として符号化されている応答信号を送信する。復調されたが依然として符号化されている応答信号を復号するために、通信基地1は、復号ステージ21を持っており、それは、復調器20の出力側に接続されており、復号された応答信号、正確に言えば、復号された応答データブロックADBを、その出力22に配信する。応答データブロックADBは、応答信号、正確に言えば、応答データブロックADBを検出するための、マイクロコンピュータ3の応答信号検出手段8に流れ込む。
【0022】
通信基地1についてまだ述べなければならないことは、通信基地1が、クロック信号CLKを発生できるクロック信号発生器23を具備しており、該クロック信号CLKが、マイクロコンピュータ3に流れ込むことができるということである。さらに、マイクロコンピュータ3が、応答信号検出手段8とともに、照会信号発生手段5、静止状態開始信号発生手段、基地識別信号発生手段7を制御できるシーケンス制御手段24を具備しているということも述べなければならない。シーケンス制御手段24は、基地識別信号SIDBと静止状態開始信号QMDBとの組み合わされた発生と配信とを可能にする。シーケンス制御手段24は、さらに、基地識別信号SIDBと照会信号IDBとの組み合わされた発生と配信とを可能にする。
【0023】
図2によって、トランスポンダ2の電気的な構成を、以下により詳細に述べる。
【0024】
トランスポンダ2は、通信基地1と同様に、非接触通信のために設計されている。トランスポンダ2は、この場合、少なくとも1つの通信基地1との非接触通信のために設計されている。非接触通信のために、トランスポンダ2は、この場合、伝送コイル26を具備する伝送手段25を持っている。伝送コイル26は、通信基地1の伝送コイル18に、誘導的に、正確に言えば、トランスフォーマによって結合することができる。トランスフォーマ結合に替えて、通信基地1に関連して既に上述したように、電磁結合を、設けることもできる。
【0025】
トランスポンダ2は、さらに、接続28を持つ集積回路27を具備している。伝送手段25の伝送コイル26は、接続28に直接接続している。
【0026】
集積回路27は、電圧供給手段29、復調器30、変調器31を具備している。ここで、電圧供給手段29、復調器30、変調器31は、それぞれ、集積回路27の接続28に接続している。電圧供給手段29は、いつの時点でも集積回路27の接続28に生じる信号を用いて供給電圧Vを発生させるように設計されている。接続28に生じるこの信号は、増幅された変調されたキャリア信号CSMGであってもよいが、変調されていないキャリア信号CSであってもよい。電圧供給手段29によって発生できる供給電圧Vは、電圧供給手段29の第1の出力29Aに配信されて、この供給電圧Vを必要とするトランスポンダ2の全ての部品、あるいは、トランスポンダ2の集積回路27の全ての部品に流れ込む。電圧供給手段29は、さらに、十分に高いあらかじめ定められた電圧レベルを持つ供給電圧Vが、電圧供給手段29によって第1の出力29Aに配信されたときに、いわゆる「パワーオンリセット」POR信号が配信される第2の出力29Bを持っている。それは、トランスポンダ2が、通信基地1と十分良好な通信にはいった場合である。
【0027】
復調器30は、この場合、通信基地1の変調器11によって変調された信号を復調できるように、振幅復調器として設計されている。変調器31は、この場合、キャリア信号発生器14によって通信基地1内に発生できる、変調されていないキャリア信号CSが、負荷変調を受けることのできる、いわゆる負荷変調器として設計されている。
【0028】
集積回路27は、さらに、復調器30の出力側に接続された復号ステージ32を具備している。集積回路27は、さらに、変調器31の入力側に接続された符号化ステージ33を具備している。復号ステージ32は、通信基地1の符号化ステージ10によって実行された符号化を、元に戻すのを可能にする。符号化ステージ33は、それに流れ込む信号の符号化を引き受け、その信号は、デジタル信号、正確に言えば、データブロックの形式を取る。この場合にも、いわゆるマンチェスタ符号化が実行でき、それは、その後、通信基地1の復号ステージ21で元に戻される。
【0029】
トランスポンダ2、あるいは、トランスポンダ2の集積回路27は、さらに、この場合、マイクロコンピュータ34の形を成す論理回路34を具備している。しかしながら、論理回路34は、かつ、ハードワイヤード回路の形を成してもよい。電圧供給手段29の出力29B、復号ステージ32の出力35、符号化ステージ33の入力36は、マイクロコンピュータ34に接続されている。
【0030】
マイクロコンピュータ34は、従来の技術において公知のように、マイクロコンピュータ34に必要とされるタイムシーケンスが制御できるシーケンス制御手段37を具備している。マイクロコンピュータ34は、さらに、クロック信号発生器38を具備しており、それによって、シーケンス制御手段37に、そのタイミング調整のために流れ込むことのできるクロック信号CLKが発生することができる。クロック信号発生器38に替えて、集積回路27は、かつ、接続28に接続された、そして、接続28に生じる信号からシーケンス制御手段37のためのクロック信号を再生できるクロック信号再発生手段を具備してもよい。
【0031】
マイクロコンピュータ34は、さらに、ユーザデータを記憶するように意図された記憶手段39を具備している。ユーザデータに加えて、記憶手段39は、他のデータおよび情報を記憶することもでき、それらは、例えば通信基地1によって、トランスポンダ2に伝送されていた、あるいは、トランスポンダ2の製造中に記憶手段39に記憶されていたものである。
【0032】
マイクロコンピュータ34は、さらに、「パワーオンリセット」信号の出現を検出できる「パワーオンリセット」信号検出手段40を具備している。マイクロコンピュータ34は、さらに、全ての照会信号、正確に言えば、全ての照会データブロックIDBを検出できる照会信号検出手段41を具備している。マイクロコンピュータ34は、さらに、トランスポンダ2の応答信号、正確に言えば、応答データブロックADBを発生できる応答信号発生手段42を具備している。
【0033】
マイクロコンピュータ34は、さらに、通信基地1からトランスポンダ2に伝送される静止状態開始信号、正確に言えば、静止状態開始データブロックQMDBを検出できる静止状態開始信号検出手段43を具備している。静止状態開始データブロックQMDBが、静止状態開始信号検出手段43によって検出されると、それによって、静止状態情報QMIが、マイクロコンピュータ34の静止状態情報記憶手段44に記憶される。
【0034】
マイクロコンピュータ34は、さらに、基地識別信号を検出できる、正確に言えば、基地識別データブロックSIDBが、トランスポンダ2によって受信されたか否かを検出することが可能な、基地識別信号検出手段45を具備している。
【0035】
マイクロコンピュータ34は、さらに、通信基地1からトランスポンダ2に伝送される基地識別信号SIDBを記憶するように意図された基地識別信号記憶手段46を具備している。基地識別データブロックSIDBが、基地識別信号検出手段45によって検出されたとき、基地識別信号検出手段45は、基地識別データブロックSIDBを、基地識別信号記憶手段46に記憶させる。
【0036】
マイクロコンピュータ34は、さらに、基地識別信号比較手段47も具備している。基地識別信号比較手段47は、基地識別信号検出手段45および基地識別信号記憶手段46と相互に作用している。基地識別信号比較手段47は、基地識別信号記憶手段46に記憶されている基地識別データブロックSIDBと、基地識別信号検出手段45によって検出された基地識別信号SIDBとを比較することを可能にする。
【0037】
本例においてまだ述べなければならないことは、静止状態情報記憶手段44によって、トランスポンダ2、あるいは、トランスポンダ2の集積回路27を、記憶されている動作状態情報によって決定される動作状態に固定できるということである。このことは、言い換えれば、静止状態情報QMIが、静止状態情報記憶手段44に記憶されると、トランスポンダ2、あるいは、その集積回路27を、静止状態に固定できるということを意味する。基地識別信号比較手段47は、基地識別信号比較手段47によって得ることのできる比較の結果に応じて、静止状態情報記憶手段44によって固定される静止状態の固定を制御するように設計されている。静止状態の固定のこの制御が、以下に、より詳細に説明される。
【0038】
続いて、図1による通信基地1および図2によるトランスポンダ2および図示しないさらなる通信基地を伴う、可能な動作例をさらに詳細に説明する。トランスポンダ2が、通信基地1の通信範囲にはいったと仮定する。そうであると、トランスポンダ2の電圧供給手段29は、必要な供給電圧Vの発生を開始し、それは、電圧供給手段29の第2の出力29B上の「パワーオンリセット」信号PORであって、マイクロコンピュータ34の「パワーオンリセット」信号検出手段40に流れ込む信号の出現に帰着する。「パワーオンリセット」信号を検出して、「パワーオンリセット」信号検出手段40は、制御情報を送信し、それによって、マイクロコンピュータ34の全ての部品が、定められている出力状態に設定される。
【0039】
しばしばインベントリ手続とも呼ばれる、いわゆる衝突防止手続が、その後、通信基地1とトランスポンダ2(通信基地1の通信範囲内に単独ではなく、いくつかのさらなるトランスポンダと一緒に位置している)との間で実行される。この手続は、通信基地1内に発生される、インベントリデータブロックと基地識別データブロックSIDBとを有する信号の組み合わせによって開始される。この衝突防止手続すなわちインベントリ手続において、通信基地1の通信範囲内に存在する各トランスポンダ2が、検出され、その結果、通信基地1に記録される。
【0040】
記録の後、通信基地1は、記録された各トランスポンダ2に対して読み出し動作を実行する。この読み出し動作を実行できるように、通信基地1は、照会信号すなわち読み出しデータブロックLDBと、基地識別信号すなわち基地識別データブロックSIDBとを有する信号の組み合わせを、読み出しデータブロックLDBが最初に生じ、それに続いて基地識別データブロックSIDBが生じるように組み合わせて送信する。その結果、トランスポンダ2の記憶手段39に記憶されているユーザデータが、トランスポンダ2から通信基地1に伝送される。それらのユーザデータは、トランスポンダ2の応答信号の一部を形成し、そして、応答信号は、マイクロコンピュータ34の応答信号発生手段42によって発生される。ここで述べておかなければならないことは、インベントリ動作と読み出し動作とを、他の制御コマンドによって共通してアクティブにすることができ、したがって、読み出し動作を、インベントリ動作と一緒に実行することもでき、それは、通信期間を最小化するという目的において有益であるということである。
【0041】
トランスポンダ2から通信基地1へのユーザデータの伝送の完了時に、通信基地1は、トランスポンダ2にさらなる信号の組み合わせ、即ち、静止状態開始信号QMDBと基地識別信号SIDBとを有する信号の組み合わせを配信する。この信号の組み合わせが、トランスポンダ2すなわち集積回路27によって受信されるや否や、そのことによって、第1に、静止状態開始信号QMDBが、静止状態開始信号検出手段43によって検出されて、静止状態情報QMIが、静止状態情報記憶手段44に記憶されることになり、第2に、基地識別信号SIDBが、基地識別信号検出手段45によって検出されて、基地識別信号SIDBが、基地識別信号記憶手段46に記憶されることになる。そのことは、今度は、基地識別信号比較手段47に、同一の基地識別信号SIDBが、基地識別信号検出手段45と基地識別信号記憶手段46との両方に存在することを気付かせ、それは、今度は、静止状態情報QMIが、静止状態情報記憶手段44に記憶されたままになるという成果をおさめ、その結果として、トランスポンダ2、したがって集積回路27が、静止状態情報QMIによって決定された静止状態に固定される。このことは、言い換えれば、基地識別信号比較手段47が、基地識別信号比較手段47によって得られた比較の結果(すなわち基地識別信号SIDBが同一であること)にしたがって、静止状態情報記憶手段44によって固定される静止状態の固定をアクティブにするように設計されているということを意味する。基地識別信号SIDBは、常に、既に前もってインベントリデータブロックと、さらに読み出しデータブロックLDBとともに、トランスポンダ2に伝送されてしまっているから、静止状態開始信号QMDBと基地識別信号SIDBとを有する上述の信号の組み合わせに替えて、トランスポンダ2における静止状態の固定は、単に、通信基地1において静止状態開始信号QMDBを発生させて、それをトランスポンダ2に伝送することだけによっても開始することができる。そのように分離した静止状態開始信号QMDBに替えて、通信基地1において1つの組み合わせの制御コマンドを発生させて、それによって、インベントリ動作、読み出し動作、トランスポンダ2における静止状態の固定をアクティブにするための固定化動作を開始できるようにすることも可能である。
【0042】
ここで、何らかの理由で、通信基地1が、例えば、再び、トランスポンダ2に、読み出しデータブロックLDBと基地識別データブロックSIDBとを有する信号の組み合わせを伝送すると、それによって、基地識別データブロックSIDBが、再び、基地識別信号検出手段45によって検出され、それは、基地識別信号比較手段47に、基地識別信号記憶手段46に記憶されている基地識別データブロックSIDBと同一であることを気付かせる。それは、この場合、新しく伝送された読み出しデータブロックLDBが、照会信号検出手段41に検出されるが、新しい読み出し動作の開始は、それが、シーケンス制御手段37によって予防されているので、引き起こされることがないということを意味する。
【0043】
他方、トランスポンダ2が、図示しないさらなる通信基地と通信に入ると、それは、以下に述べる仮定が有効である場合には、異なった効果を持つ。そのさらなる通信基地が、トランスポンダ2に、1つの組み合わされた信号を配信すると仮定する。その組み合わされた信号は、読み出しデータブロックLDBと、別の基地識別データブロックSIDB-Fとを有している。正確に言えば、そのさらなる通信基地1が、トランスポンダ2に基地識別データブロックSIDBを配送した、図1による通信基地によって配送された、その基地識別データブロックSIDBと異なる基地識別データブロック、即ち、基地識別データブロックSIDB-Fを、トランスポンダ2に配送する。読み出しデータブロックLDBと基地識別データブロックSIDB-Fとを有する上述の組み合わされた信号が、トランスポンダ2によって、即ち、集積回路27によって受信されると、それによって、別の基地識別データブロックSIDB-Fが、基地識別信号検出手段45によって検出される。そうすると、それによって、基地識別信号比較手段47は、基地識別信号検出手段45と基地識別信号記憶手段46とで、相異なる基地識別信号が、即ち、基地識別信号検出手段45に基地識別データブロックSIDB-Fが、基地識別信号記憶手段46に基地識別データブロックSIDBが、存在することを検出する。この比較結果に基づいて、この動作例における基地識別信号比較手段47は、静止状態情報記憶手段44によって起こされていた静止状態へのトランスポンダ2の固定を取り消し、その結果として、照会信号検出手段41によって検出された読み出しコマンド、正確に言えば、読み出しデータブロックLDBが、シーケンス制御手段37によってアクティブにされ、それによって、今度は、読み出し動作が、トランスポンダ2において即ちトランスポンダ2の集積回路27において実行される。この読み出し動作中に、記憶手段39に記憶されているユーザデータが、シーケンス制御手段37によって読み出され、そして、応答信号の形成のために応答信号発生手段39に流し込まれ、次いで、その応答信号が、前述のさらなる通信基地に伝送される。つまり、言い換えると、トランスポンダ2における静止状態の固定が、別の基地識別データブロックSIDB-Fの検出によって取り消され、したがって、さらなる通信基地によるさらなる読み出し動作が、図1の通信基地1による読み出し動作が実行されてしまうと、その後すぐに可能にされる。
【0044】
図1による通信基地1の1変形において、基地識別信号発生手段7は、2つの相異なる基地識別信号を発生するように設計されている。その2つの相異なる基地識別信号は、ここでは、第1の基地識別データブロックSIDB1および第2の基地識別データブロックSIDB2によって形成されている。基地識別信号発生手段7は、制御データブロックが流れ込むことのできる制御入力を持ち、その制御入力にこの制御データブロックが存在しないことは、基地識別信号発生手段7に、第1の基地識別データブロックSIDB1を発生させ、その制御入力にこの制御データブロックが存在することは、基地識別信号発生手段7に、第2の基地識別データブロックSIDB2を発生させる。通信基地1のこの単純な変形は、トランスポンダ2のメモリからのユーザ情報の読み出し、即ち、第1の基地識別データブロックSIDB1と組み合わせて読み出しデータブロックLDBを伝送することによって開始される読み出し、および、その後のトランスポンダ2の静止状態への設定、即ち、静止状態開始信号QMDBだけを伝送することによって、あるいは、第1の基地識別データブロックSIDB1と組み合わせて静止状態開始信号QMDBを伝送することによって達成される静止状態への設定に続いて、静止状態に設定されたトランスポンダ2が、通信基地1の上述の変形によって、即ち、トランスポンダ2に、第2の基地識別データブロックSIDB2と組み合わせて新しい読み出しデータブロックLDBを伝送することによって、再び、読み出し可能になるということを意味する。
【0045】
基地識別信号、正確に言えば、基地識別データブロックは、通信基地1に固定的にあらかじめ設定されている必要はなくて、このような基地識別データブロックSIDBは、ある時間局限範囲内でしか有効でなくてもよく、例えば、ある固定された、かつは、可変の期間のみしか有効でない、乱数発生器によって発生された乱数によって決定されてもよいことに注意されたい。
【0046】
さらに、基地識別データブロックSIDBは、単に、少数のビットしか含有しなくてもよいということを述べておかなければならない。ビット数は、例えば、どのくらい多くの相異なる通信基地と、1つのトランスポンダが、連続して通信にはいることができるかによって選択されてもよい。
【0047】
例えば、トランスポンダが、入場カードの形式を取っており、連続していくつかのきちんと閉まったドアを通り抜けたいと思っている人間によって携行されており、このとき、通信基地が、各きちんと閉まったドアのエリア内に設けられており、相異なる基地識別信号が、各通信基地によって発生可能であれば、そのトランスポンダは、複数の通信基地と連続して通信にはいることができる。トランポンダが、複数の通信基地のそれぞれの通信エリアに連続してはいるさらなる例は、第1に、各手荷物の品目が1つのトランスポンダを備えており、手荷物分岐が通信基地によって制御されているときの、複数の手荷物分岐を持つ手荷物コンベアベルトであり、第2に、複数の組み立て基地を持つ流れ作業である。
【0048】
さらに、本発明によるトランポンダ2の上述の設計変形において、基地識別信号比較手段47は、動作状態情報記憶手段として設けられている静止状態情報記憶手段44によって固定される静止状態の固定を制御するように設計されているということを述べておかなければならい。これは、言い換えれば、本発明によるトランポンダ2の上述の設計変形において、動作状態情報記憶手段44によって固定される動作状態が、静止状態の形を取るということを意味している。しかしながら、動作状態が、動作状態情報記憶手段44によって固定され、その固定が、基地識別信号比較手段47によって制御できる場合には、トランポンダ2のこのような静止状態は、必ずしも必要ではなく、それは、ある動作モードでしか有効でないトランポンダ2の待機状態ないしトランポンダ2の静止状態であってもよい。
【0049】
さらに、本発明による通信基地1および本発明によるトランポンダ2の上述の設計変形の場合において、照会信号発生手段5、基地識別信号発生手段7、応答信号発生手段42、応答信号検出手段8、照会信号検出手段41、基地識別信号検出手段45、基地識別信号記憶手段46、基地識別信号比較手段47、動作状態情報記憶手段44は、全て、データブロックの処理、正確に言えば、対応する信号を形成するデータブロックの発生あるいは処理あるいは検出あるいは記憶のために設計されているということを述べておかなければならない。発生あるいは処理あるいは検出あるいは記憶される信号は、必ずしもデータブロックである必要はなく、例えばアナログ信号あるいはアナログ信号形式のような、他の信号あるいは信号形式も可能であるということに注意されたい。
【図面の簡単な説明】
【0050】
【図1】本発明の1実施例の1例による通信基地の主要部のブロックダイアグラムを示す。
【図2】本発明の1実施例の1例によるトランスポンダおよびトランスポンダのための集積回路の主要部のブロックダイアグラムを示す。
【符号の説明】
【0051】
1 通信基地
2 トランスポンダ
5 照会信号発生手段
6 静止状態開始信号発生手段
7 基地識別信号発生手段
8 応答信号検出手段
17, 25 伝送手段
24 シーケンス制御手段
25 伝送手段
27 集積回路
41 照会信号検出手段
42 応答信号発生手段
43 静止状態開始信号検出手段
44 静止状態情報記憶手段
45 基地識別信号検出手段
46 基地識別信号記憶手段
47 基地識別信号比較手段

Claims (10)

  1. 少なくとも1つのトランスポンダとの非接触通信のために設計され、そして、
    少なくとも1つのトランスポンダに対して少なくとも1つの照会信号を発生させるための照会信号発生手段を持ち、そして、
    トランスポンダによって伝送される少なくとも1つの応答信号を検出するための応答信号検出手段を持ち、そして、
    前記最低1つのトランスポンダに前記最低1つの照会信号を配信し、かつ、トランスポンダによって伝送される前記最低1つの応答信号を受信するための伝送手段を持つ、
    通信基地において、
    伝送手段によって少なくとも1つのトランスポンダに配信することができ、かつ、前記通信基地の身元を少なくとも1つのトランスポンダに通信することができる、少なくとも1つの基地識別信号を発生できる基地識別信号発生手段が、さらに設けられていることを特徴とする通信基地。
  2. 前記基地識別信号発生手段が、少なくとも2つの相異なる基地識別信号を発生するように設計されていることを特徴とする請求項1に記載の通信基地。
  3. 前記通信基地が、制御手段を持ち、該制御手段が、基地識別信号と照会信号との組み合わされた発生および配信を与えることを特徴とする請求項1に記載の通信基地。
  4. 静止状態開始信号発生手段が、少なくとも1つのトランスポンダを静止状態に設定できる静止状態開始信号を発生させるために、さらに設けられていることを特徴とし、かつ、
    制御手段が備えられ、該制御手段が、基地識別信号と静止状態開始信号との組み合わされた発生および配信を与えることを特徴とする請求項1に記載の通信基地。
  5. 少なくとも1つの通信基地との非接触通信のために設計され、そして、
    通信基地によって伝送される少なくとも1つの照会信号を検出するための照会信号検出手段を持ち、そして、
    通信基地に伝送するための少なくとも1つの応答信号を発生させるための応答信号発生手段を持ち、そして、
    前記最低1つの照会信号を受信し、かつ、通信基地に前記最低1つの応答信号を配信するための伝送手段を持つ、
    トランスポンダにおいて、
    基地識別信号検出手段が、通信基地によって前記トランスポンダに伝送される基地識別信号を検出するためにさらに設けられていることを特徴とし、かつ、
    基地識別信号記憶手段が、通信基地によって前記トランスポンダに伝送される基地識別信号を記憶するために設けられていることを特徴とし、かつ、
    前記基地識別信号検出手段および前記基地識別信号記憶手段と相互に作用して、前記基地識別信号記憶手段に記憶される基地識別信号と前記基地識別信号検出手段によって検出される基地識別信号とを比較できる基地識別信号比較手段が設けられていることを特徴とするトランスポンダ。
  6. 前記トランスポンダが、動作状態情報を記憶できる、かつ、前記トランスポンダを前記動作状態情報によって決定される動作状態に固定できる動作状態情報記憶手段を具備することを特徴とし、かつ、
    前記基地識別信号比較手段が、基地信号識別比較手段によって得ることができる比較の結果にしたがって、前記動作状態情報記憶手段によって固定される動作状態の固定を制御するように設計されていることを特徴とする請求項5に記載のトランスポンダ。
  7. 前記動作状態情報記憶手段が、静止状態情報記憶手段として設計されていることを特徴とする請求項6に記載のトランスポンダ。
  8. 少なくとも1つの通信基地との非接触通信のために設計されたトランスポンダのための集積回路であって、
    該回路が、通信基地によって前記回路に伝送される少なくとも1つの照会信号を検出するための照会信号検出手段を持ち、
    該回路が、通信基地に伝送するための少なくとも1つの応答信号を発生させるための応答信号発生手段を持ち、
    該回路が、前記最低1つの照会信号を受信するための、かつ、通信基地に前記最低1つの応答信号を配信するための接続を持つ回路において、
    基地識別信号検出手段が、通信基地によって前記回路に伝送される基地識別信号を検出するためにさらに設けられていることを特徴とし、かつ、
    基地識別信号記憶手段が、通信基地によって前記回路に伝送される基地識別信号を記憶するために設けられていることを特徴とし、かつ、
    前記基地識別信号検出手段および前記基地識別信号記憶手段と相互に作用して、前記基地識別信号記憶手段に記憶される基地識別信号と前記基地識別信号検出手段によって検出される基地識別信号とを比較できる、基地識別信号比較手段が設けられていることを特徴とする回路。
  9. 前記回路が、動作状態情報を記憶できる、かつ、前記回路を前記動作状態情報によって決定される動作状態に固定できる動作状態情報記憶手段を具備することを特徴とし、かつ、
    前記基地識別信号比較手段が、基地信号識別信号比較手段によって得ることができる比較の結果にしたがって、前記動作状態情報記憶手段によって固定される動作状態の固定を制御するように設計されていることを特徴とする請求項8に記載の回路。
  10. 前記動作状態情報記憶手段が、静止状態情報記憶手段として設計されていることを特徴とする請求項9に記載の回路。
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