JP2004530826A - 旋回ピストン式容積排除機 - Google Patents

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Abstract

本発明は、容積排除機ケーシング(4)内に、ほぼ円筒形の収容室(5)が、該収容室よりも外径の小さな、該収容室(5)に対して偏心的に偏心駆動輪(7)に支承されたほぼ円筒形の旋回ピストン(6)を収容するために設けられており、前記旋回ピストン(6)が該旋回ピストンの外壁と前記収容室(5)の内壁との間に、ほぼ三日月形の中間室を形成しており、該中間室が、前記容積排除機ケーシング(4)内に位置する入口ポート(11)と出口ポート(12)との間に配置された1つの仕切りウェブ(8)によって1つの圧縮室(9)と1つの吸込み室(10)とに分割されており、しかも一端を前記容積排除機ケーシング(4)に、また他端を前記旋回ピストン(6)に結合された前記仕切りウェブ(8)の外側と内側の固定部位が相互に、前記旋回ピストン(6)の周方向にずらして配置されており、かつ前記仕切りウェブ(8)が可撓性材料から成っている形式の、旋回ピストン式容積排除機(1,2,3)に関し、しかも前記仕切りウェブ(8)がその両固定端部の近傍に撓み区分を有し、かつ両撓み区分間には、両撓み区分よりも高い撓み剛さの中間区分(22)を有している。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、容積排除機ケーシング内に、ほぼ円筒形の収容室が、該収容室よりも外径の小さな、該収容室に対して偏心的に偏心駆動輪に支承されたほぼ円筒形の旋回ピストンを収容するために設けられており、前記旋回ピストンが該旋回ピストンの外壁と前記収容室の内壁との間に、ほぼ三日月形の中間室を形成しており、該中間室が、前記容積排除機ケーシング内に位置する入口ポートと出口ポートとの間に配置された1つの仕切りウェブによって1つの圧縮室と1つの吸込み室とに分割されており、しかも一端を前記容積排除機ケーシングに、また他端を前記旋回ピストンに結合された前記仕切りウェブの外側と内側の固定部位が相互に、前記旋回ピストンの周方向にずらして配置されており、かつ前記仕切りウェブが可撓性材料から成っている形式の、旋回ピストン式容積排除機に関する。
【0002】
ドイツ連邦共和国特許出願公開第26 28 365号明細書に基づいて、本明細書冒頭で述べた形式の旋回ピストン式容積排除機はすでに公知になっており、該容積排除機のケーシング内には、ほぼ円筒形の収容室が、該収容室よりも外径の小さな、該収容室に対して偏心的に偏心駆動輪に支承されたほぼ円筒形の旋回ピストンを収容するために設けられている。前記旋回ピストンは、該旋回ピストンの外壁と前記収容室の内壁との間に、ほぼ三日月形の中間室を形成しており、該中間室は、1つの仕切りウェブによって1つの圧縮室と1つの吸込み室とに分割されている。前記旋回ピストンの周方向で相互にずらして配置された、前記仕切りウェブの一方の固定部位は前記ケーシングに、また他方の固定部位は旋回ピストンに結合されているが、この仕切りウェブは可撓性材料から製作することができる。これに関連して前掲ドイツ連邦共和国特許出願公開第26 28 365号明細書では、仕切りウェブが、フレキシブルな材料、例えば薄肉のばね金属ストリップ又はばねストリップ束から、或いはエラストマー性材料、例えば補強ゴムから、或いはこのような素材から複合された構造として製作することもできることが明確に言及されている。この場合仕切りウェブは常に均等肉厚を有している。
【0003】
前掲のドイツ連邦共和国特許出願公開第26 28 365号明細書においては、仕切りウェブがそのビード状の固定部位で、一側を旋回ピストンの対応凹み内に、また他側をケーシングの対応凹み内にヒンジ状に回動可能に支承されていることが強調されているにも拘わらず、当該特許文献は、殊に弾性又は可撓性の材料又は材料層から製作された仕切りウェブが、このために使用される材料の弾性率を少なくともほぼ維持することを排斥してはいない。しかしながら、このように撓み可能な仕切りウェブの場合の問題は、その際に使用される材料が、すでに公知の旋回ピストン式容積排除機の稼働中に発生する引張り力を、なお比較的良好に吸収できはするものの、しかし旋回ピストンの往復運動によって同じく生ぜしめられる仕切りウェブの据込み応力に起因して、仕切りウェブの長手延在方向で該仕切りウェブには不都合な変形が惹起され、これによって材料疲労が高められる点にある。
【0004】
またほぼ円筒形の収容室を備えた圧縮機ケーシングを有する、いわゆる転動ピストン式圧縮機もすでに公知になっている。前記収容室内には、同じくほぼ円筒形であって、より小さな外径を有する転動ピストンが設けられており、該転動ピストンは前記収容室に対して偏心的に偏心駆動輪に支承されている。この公知の転動ピストン式圧縮機は金属性の連結部材を有し、該連結部材は一端を転動ピストンに、他端を、前記収容室を画定する周壁に、ヒンジ式に保持されている。吸込み室を圧縮室から仕切る前記連結部材は、ピン状の枢着子を有する円弧片から成り、該円弧片は、転動ピストンの転動時にケーシング壁の凹み内にぴったり嵌合し、これによって転動ピストンのソフトな転動移送が得られる。出口スリットが圧縮側に永続的に連通しているのに対して、連結部材はその旋回運動時に、この、いずれにしても弁の無い単独圧縮機の入口スリットを制御する。
【0005】
この公知の転動ピストン式圧縮機では、充分な潤滑を常時必要とする動的な軸受とパッキンが必要である。そればかりでなく前記連結部材の、ジョイントとして働く枢着子もこのような潤滑を必要とする。このような潤滑は、しかしながら搬送媒体内への潤滑剤の不都合な混入を惹起することがある。
【0006】
また既に提供された容積排除機では、容積排除機ケーシング内に保持された仕切りウェブが転動ピストンの凹み内に突入し、該凹みは、仕切りウェブの方に向かって楔形にテーパを成している(米国特許第4 157 882号明細書参照)。この仕切りウェブは両側でシール条片によって負荷され、該シール条片は転動ピストン内を摺動可能に案内されており、かつ圧縮ばねによって仕切りウェブに圧着されて封止している。
【0007】
シール条片によっては作業室において線状の封止作用しか得られないので、この公知の容積排除機によって得られる作業圧は可成り制約を受けている。そればかりでなく、この公知の容積排除機では仕切りウェブ領域において種々の金属部品相互が摩擦し合うので、抗摩耗性媒体の搬送は禁じられ、かつ該容積排除機の適用範囲も局限されることになる。
【0008】
ドイツ連邦共和国特許出願公開第27 51 384号明細書に基づいて公知になっている旋回ピストン式容積排除機では、旋回ピストン外壁と収容室内壁との間に残存する三日月形の中間室は、弾性材料から成る仕切りウェブによって分割されている。旋回ピストンに対してほぼ半径方向に方位づけられた該仕切りウェブは、収容室内壁に沿って旋回ピストンが転動運動する際に周期的に据込み応力と伸直応力を受ける。この伸直応力と据込み応力とに基づいて、仕切りウェブの弾性材料は、旋回ピストンに結合された仕切りウェブには比較的短い耐用寿命しか許されないような負荷を受ける。
【0009】
そこで本発明の課題は、明細書冒頭で述べた形式の旋回ピストン式容積排除機を改良して、多分野にわたって使用可能かつ永続的に負荷可能であって、しかも可能な限り僅かな保守作業で済ませるように構成することである。
【0010】
明細書冒頭で述べた形式の旋回ピストン式容積排除機における前記課題を解決する本発明の構成手段は、仕切りウェブがその両固定端部の近傍に撓み区分を有し、かつ両撓み区分間には、両撓み区分よりも高い撓み剛さの中間区分を有している点にある。本発明の旋回ピストン式容積排除機の、同じく可撓性材料から製作された仕切りウェブは、両固定端部近傍に設けられた撓み区分に対比して、より高い撓み剛さをもって構成された中間区分を有しており、それ故に該中間区分が、仕切りウェブの据込み応力に対して比較的敏感に反応することは無くなる訳である。仕切りウェブの本発明の構成によって、該仕切りウェブは、旋回ピストン式圧縮機が高速運転する場合に仕切りウェブに作用する慣性力によって発生可能な、比較的大きな引張り応力及び据込み応力を吸収することが可能になる。つまり仕切りウェブが、旋回ピストンにおける枢着部位として働くウェブ端部をもって、往復する旋回ピストンによって、ほぼ1つの円弧に沿って収容室内を上向・下向運動させられるので、仕切りウェブに対して顕著な応力が作用し、該応力のうち特に圧縮応力又は据込み応力が、仕切りウェブの可撓性材料に著しい負荷をかけることになる。本発明の旋回ピストン式容積排除機では、仕切りウェブの中間区分を、より高い曲げ剛さに構成したことによって、据込みに起因して生じる仕切りウェブの変形が、この中間区分領域において効果的に阻止される。この中間区分に対比して両撓み区分は著しく撓み易く構成されているので、両固定端部近傍に配置されたこの撓み区分領域における仕切りウェブのヒンジ状の傾動運動が容易になる。
【0011】
また本発明の旋回ピストン式容積排除機は、抗摩耗性媒体に曝されることを許さないような、或いは収容室領域内において付加的な潤滑を必要とするような、互いに摩擦し合う金属部品を全く有していない。一端をケーシングに、また他端を旋回ピストンに結合された仕切りウェブは、その外側固定部位と内側固定部位との間でほぼスパイラル状に延びているので、該仕切りウェブは旋回ピストンの転動時には曲げ応力しか受けず、付加的な伸直負荷及び据込み負荷を受けることはない。可撓性材料のみから成り、必ずしも弾性材料から製作する必要のない仕切りウェブは、本発明の旋回ピストン式容積排除機の稼働中に比較的僅かな負荷しか受けないので、その点に関する限りにおいも本発明の旋回ピストン式容積排除機では、長い耐用寿命と多角的な使用可能性という利点が得られる。長い耐用寿命は、可撓性の仕切りウェブに決して弾性変形を及ぼさないことによって、ひいては付加的なエネルギー消費と高い加熱とを伴う仕切りウェブ整直のための捏ね動作を回避することによって、更に高められる。
【0012】
本発明の旋回ピストン式容積排除機の格別の利点は、仕切りウェブが、弾性変形又は摩擦を惹起する運動なしにヒンジ状の傾動のみによってピストン運動に追従することである。
【0013】
仕切りウェブの外側固定部位は入口ポートと出口ポートとの間で容積排除機ケーシングに配置されており、かつ前記仕切りウェブの内側固定部位は、前記外側固定部位に対して周方向にずらして旋回ピストンに配置されており、前記仕切りウェブが収容室の内壁に当接した位置では前記入口ポート又は出口ポートを覆合するようにするのが有利である。従って仕切りウェブは旋回ピストンの転動運動中、出力を低減させる搬送媒体の逆流を回避できるように、入口ポート又は出口ポートに圧着されて封止する。
【0014】
仕切りウェブは収容室の内壁に当接した位置で入口ポートを覆合するのが有利である。
【0015】
格別高い作業効率の点で優れた有利な実施形態では、仕切りウェブの外側固定部位が、入口ポートと出口ポートとの間の該出口ポート寄りで容積排除機ケーシングに配置されており、かつ前記仕切りウェブの内側固定部位は、前記入口ポートの傍で前記出口ポートから離間して旋回ピストンに配置されている。
【0016】
旋回ピストンの転動運動中における仕切りウェブのヒンジ状傾動を容易にするために、仕切りウェブはその両固定端部に、殊にほぼ円形横断面の又は丸く形成されたビード状固定成形部を有し、かつ、容積排除機ケーシング及び旋回ピストン内には、前記ビード状固定成形部に嵌合する固定凹所が設けられている。
【0017】
また仕切りウェブに作用する曲げ応力を大幅に低減し、かつ耐用寿命を更に付加的に高めるためには、仕切りウェブのビード状固定成形部が、前記仕切りウェブの中心縦方向平面の対向側に張出しており、かつ前記仕切りウェブが殊に縦断面で見てほぼS字形に形成されているのが有利である。
【0018】
本発明の旋回ピストン式容積排除機の仕切りウェブは必ずしも弾性材料から製作される必要はなく、また可撓性材料のみから成ることもできるので、仕切りウェブは例えばフレキシブルなプラスチック及び/又はエラストマー及び/又はばね鋼から成ることもできる。
【0019】
仕切りウェブの撓み運動を容易にするためには、仕切りウェブの両撓み区分は、中間区分よりも薄肉の横断面を有しているのが有利である。
【0020】
本発明の旋回ピストン式容積排除機の切換え制御可能の、つまり回転方向可変の実施形態の場合には仕切りウェブは、旋回ピストンのトルクを、引張り力としてだけでなく、圧縮力としても吸収し得るものでなければならない。これは仕切りウェブの適当な成形、例えば肉厚化成形によって、かつ/又は仕切りウェブ内に埋込まれた補強材によって得られる。例えば本発明の有利な実施形態では、仕切りウェブの中間区分は、両固定端部間の結合平面における圧縮剛さを高めるために、補強部、殊にインサート補強体を有している。
【0021】
仕切りウェブに対して作用する付加的なスクイーズ負荷を避けるために、容積排除機ケーシング及び/又は旋回ピストンが仕切りウェブの周方向プロセス(周方向延在部)内に、該仕切りウェブを少なくとも部分的に収容するための切欠き部を有しているのが有利である。
【0022】
圧縮室と吸込み室との間の短絡を効果的に避けるために、旋回ピストンの側面寄りで該旋回ピストンの少なくとも一方の側壁と、容積排除機ケーシングもしくは駆動軸案内との間には、周方向で閉じられた少なくとも1つのシール装置が設けられている。その場合シール装置としてリングパッキン及び/又はベローズパッキンを設けておくことが可能である。
【0023】
本発明の有利な実施形態では、旋回ピストン式容積排除機は圧縮機として構成されており、かつ該圧縮機が殊に少なくとも1つの出口弁を有している。
【0024】
本発明の更なる別の実施形態によれば、旋回ピストン式容積排除機が圧縮空気モータの一部分であり、このために、回転方向で殊に180゜ずらされた旋回ピストンを有する、軸方向に並列配置された少なくとも2つの旋回ピストン式容積排除機が設けられている。旋回ピストンが丁度180゜ずらして配置されている場合は、一方の旋回ピストンの12時位置においても、入口ポートと出口ポートとの間を圧縮空気が越流するのを防止する。このように構成すれば、圧縮空気モータの始動がいかなる位置からも保証される。
【0025】
本発明の更なる有利な実施形態はその他の従属請求項に記載した通りである。
【0026】
次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説する。
【0027】
図1〜図5には、旋回ピストン式容積排除機の3種の実施形態1,2,3が図示されている。旋回ピストン式容積排除機1,2,3は、少なくとも1つのほぼ円筒形の収容室5の外周を画定する容積排除機ケーシング4を有している。少なくとも1つの収容室5内には、ほぼ円筒形の、しかも前記収容室の外径よりも幾分小さな外径を有する旋回ピストン6が設けられている。少なくとも1つの収容室5の旋回ピストン6は偏心駆動輪7に支承されている。
【0028】
図1〜図4に基づいて明らかになるように、旋回ピストン6は、該旋回ピストンの外壁と収容室5の内壁との間に、ほぼ三日月形の中間室を形成している。該中間室は仕切りウェブ8によって圧縮室9と吸込み室10とに分割される。
【0029】
一方のウェブ端部をもって旋回ピストン6に結合された仕切りウェブ8は、他方のウェブ端部をもって、容積排除機ケーシング4内に位置する入口ポート11と出口ポート12との間で容積排除機ケーシング4に保持されている。
【0030】
図1〜図4から判るように、仕切りウェブ8はその外側固定部位と内側固定部位との間で収容室の中点を基準としてほぼスパイラル状に延びている。このために仕切りウェブ8の外側固定部位と内側固定部位は、旋回ピストン6の周方向で互いにずらして配置されている。
【0031】
図1〜図3を比較すれば判るように、仕切りウェブ8は、ケーシング内周に沿っての旋回ピストン6の転動運動中、前記固定部位の領域において曲げ応力を受けるにすぎず、しかし付加的に過度の引張り負荷又は据込み負荷に曝されることはない。従って仕切りウェブ8はただ可撓性材料のみから成ることができ、必ずしも弾性材料から製作する必要はない。例えば仕切りウェブ8は、フレキシブルなプラスチック、エラストマー及び/又はばね鋼から成ることもできる。
【0032】
図示の旋回ピストン式容積排除機1,2,3は、抗摩耗性媒体に曝されることを許さないような、或いは収容室領域において付加的な潤滑を必要とするような、互いに摩擦し合う金属部品を有していない。一端を容積排除機ケーシング4に、また他端を旋回ピストン6に結合された仕切りウェブ8は、その外側固定部位と内側固定部位との間でほぼスパイラル状に延びているので、該仕切りウェブ8は旋回ピストン6の転動運動時に単に曲げ応力を受けるにすぎない。可撓性の仕切りウェブ8は決して弾性変形を受けることはないので、付加的なエネルギー消費と高い加熱とを伴う仕切りウェブ8の捏ね動作が回避される。従って図示の旋回ピストン式容積排除機1,2,3は、長い耐用寿命とその多面的な適用可能性の点で優れている。
【0033】
特に図1aから判るように、入口ポート11と出口ポート12との間の容積排除機ケーシング4における仕切りウェブ8の外側固定部位と、旋回ピストン6における前記仕切りウェブの内側固定部位とは、前記仕切りウェブ8が収容室5の内壁に当接した位置で前記入口ポート11を覆合するように、周方向距離を隔てて互いにずらして配置されている。従って出口ポート12へ向かって排除される搬送媒体が不都合に入口ポート11を通って逆流することが防止される。同時にまた、旋回ピストン6のトルクを吸収して軸線を中心とする前記旋回ピストンの回動を阻止する仕切りウェブ8は、この場合は引張り負荷だけを受けているにすぎない。
【0034】
各ポンピング周期当り可能な限り高い排除(押し退け)容量を得るために、入口ポート11と出口ポート12との間の容積排除機ケーシング4における仕切りウェブ8の外側固定部位は出口ポート12の近傍に配置され、かつ旋回ピストン6における仕切りウェブ8の内側固定部位は入口ポート11の傍で前記出口ポート12から離反して配置されている。
【0035】
前記仕切りウェブ8は旋回ピストン6の外面に固着成形されていてもよい。しかし本例では仕切りウェブ8は、容積排除機ケーシング4にも旋回ピストン6にも着脱可能に保持されている。このために仕切りウェブ8は両固定端部に、殊にほぼ円形横断面の又は丸く形成されたビード状固定成形部15を有し、該固定成形部は、このために容積排除機ケーシング4及び旋回ピストン6に対応成形された固定凹所内に保持されている。旋回ピストン6の転動運動時における仕切りウェブ8のヒンジ状の傾動運動を容易にする、前記ビード状固定成形部15は、仕切りウェブの中心縦方向平面の対向側に張出しており、これによって仕切りウェブ8に、ほぼS字形の外側輪郭を付与している。
【0036】
また旋回ピストン6の転動運動中に仕切りウェブ8を摩耗させるスクイーズ作用を避けるために、容積排除機ケーシング4及び旋回ピストン6は仕切りウェブ8の周方向プロセス内に、該仕切りウェブ8を少なくとも部分的に収容するための切欠き部を有している。
【0037】
図1bから判るように、図1〜図3に図示した液体ポンプの収容室は封密構成されている。このために旋回ピストン6の側方では、該旋回ピストンの駆動側の側壁及び隣接した駆動軸案内13に沿って、周方向に閉じられた1つのシール装置16が設けられており、該シール装置は本例ではベローズパッキンとして形成されている。
【0038】
図1a〜図3aと図1b〜図3bとを比較すれば容易に判るように、旋回ピストン6は、転がり軸受18又は類似の偏心軸受を収容するためのセンタ開口17を有し、前記偏心軸受それ自体は、偏心駆動輪7の偏心ピン19に支承されている。
【0039】
図4に示した旋回ピストン式容積排除機2は圧縮機として構成されている。圧縮されたガスの逆流を防止するために、出口弁20が設けられている。該出口弁20は、センタに保持された膜円板を有し、該膜円板は、容積排除機ケーシング4の出口ポート12を閉鎖している。圧縮機として構成された旋回ピストン式容積排除機2は、例えば空気のポンプ圧送時にはベローズパッキン16を全く必要としない。このようなベローズパッキン16(図1b〜図3b参照)は、例えば有毒ガス、貴ガス又は放射性ガスを圧送せねばならない圧縮機2の場合にだけ必要とされる。圧縮側から吸込み側へのガスの越流を最小限にするために、旋回ピストン6の両側面は、図4では見ることのできないシールリングでもって封止しておくことができる。
【0040】
図5に図示した旋回ピストン式容積排除機3は、本例では圧縮空気モータとして使用される。各旋回ピストン位置からのモータ始動をその都度保証するために、圧縮空気モータとして構成された旋回ピストン式容積排除機3は、180゜ずらされた2つの旋回ピストン6を有し、両旋回ピストンは、一方の旋回ピストン6の12時位置においても、入口ポート11と出口ポート12との間を圧縮空気が越流するのを防止する。
【0041】
図示の旋回ピストン式容積排除機、特に図1〜図3に示した液体ポンプ1は、切換え制御可能のポンプ、つまり回転方向可変ポンプとしても構成することができる。このような切換え制御可能な液体ポンプ1の場合、仕切りウェブ8は旋回ピストン6のトルクを、引張り力としてのみならず、圧縮力としても吸収する必要があるので、仕切りウェブ8を少なくとも領域的に補強しておくのが有利である。そればかりでなく、図示の総ての旋回ピストン式容積排除機の場合では、仕切りウェブ8は、圧縮室9と吸込み室10との間の圧力差も吸収できるようにする必要がある。このためにも相応の補強と相応の支持能とを有しているのが有利である。このような補強は例えば、図6に示したように仕切りウェブ8を賦形することによって行うことができ、このような成形実施形態では、仕切りウェブ8の両撓み区分は、肉厚の中間区分22よりも肉薄の横断面を有している。これに加えて、或いは択一的にこれに代えて、仕切りウェブ8はその中間区分22の領域内にインサート補強体21を有し、これによって仕切りウェブ8の両固定端部間の結合平面における圧縮剛さを高めるのが有利である(図7)。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1a】液体ポンプとして構成された旋回ピストン式容積排除機の縦断面図である。
【図1b】液体ポンプとして構成された旋回ピストン式容積排除機の横断面図である。
【図2a】旋回ピストンを図1に対して90゜ずらした旋回位置で示した図1の旋回ピストン式容積排除機の縦断面図である。
【図2b】旋回ピストンを図1に対して90゜ずらした旋回位置で示した図1の旋回ピストン式容積排除機の横断面図である。
【図3a】旋回ピストンを図1に対して180゜ずらした旋回位置で示した図1及び図2の旋回ピストン式容積排除機の縦断面図である。
【図3b】旋回ピストンを図1に対して180゜ずらした旋回位置で示した図1及び図2の旋回ピストン式容積排除機の横断面図である。
【図4a】図1〜図3に比較可能であるが、この場合は圧縮機として構成された旋回ピストン式容積排除機の縦断面図である。
【図4b】図1〜図3に比較可能であるが、この場合は圧縮機として構成された旋回ピストン式容積排除機の横断面図である。
【図5】2段形圧縮空気モータとして構成された旋回ピストン式容積排除機の横断面図である。
【図6】図1〜図5に図示した旋回ピストン式容積排除機のために特定されていて、該旋回ピストン式容積排除機の収容室を吸込み室並びに圧縮室に分割する仕切りウェブの概略平面図である。
【図7】図6とは異なった実施形態の仕切りウェブの概略平面図である。
【符号の説明】
【0043】
1,2,3,3′ 旋回ピストン式容積排除機、 4 容積排除機ケーシング、5 収容室、 6 旋回ピストン、 7 偏心駆動輪、 8 仕切りウェブ、 9 圧縮室、 10 吸込み室、 11 入口ポート、 12 出口ポート、 13 駆動軸案内、 14 パッキン、 15 ビード状の固定成形部、 16 ベローズパッキンとしてのシール装置、 17 センタ開口、 18 転がり軸受、 19 偏心ピン、 20 出口弁、 21 インサート補強体、 22 中間区分

Claims (16)

  1. 容積排除機ケーシング(4)内に、ほぼ円筒形の収容室(5)が、該収容室よりも外径の小さな、該収容室(5)に対して偏心的に偏心駆動輪(7)に支承されたほぼ円筒形の旋回ピストン(6)を収容するために設けられており、前記旋回ピストン(6)が該旋回ピストンの外壁と前記収容室(5)の内壁との間に、ほぼ三日月形の中間室を形成しており、該中間室が、前記容積排除機ケーシング(4)内に位置する入口ポート(11)と出口ポート(12)との間に配置された1つの仕切りウェブ(8)によって1つの圧縮室(9)と1つの吸込み室(10)とに分割されており、しかも一端を前記容積排除機ケーシング(4)に、また他端を前記旋回ピストン(6)に結合された前記仕切りウェブ(8)の外側と内側の固定部位が相互に、前記旋回ピストン(6)の周方向にずらして配置されており、かつ前記仕切りウェブ(8)が可撓性材料から成っている形式の、旋回ピストン式容積排除機(1,2,3)において、仕切りウェブ(8)がその両固定端部の近傍に撓み区分を有し、かつ両撓み区分間には、両撓み区分よりも高い撓み剛さの中間区分(22)を有していることを特徴とする、旋回ピストン式容積排除機。
  2. 仕切りウェブ(8)が、弾性変形又は摩擦を惹起する運動なしにヒンジ状の傾動によってピストン運動に追従する、請求項1記載の旋回ピストン式容積排除機。
  3. 仕切りウェブ(8)の外側固定部位が入口ポート(11)と出口ポート(12)との間で容積排除機ケーシング(4)に配置されており、かつ前記仕切りウェブの内側固定部位が、前記外側固定部位に対して周方向にずらして旋回ピストン(6)に配置されていて、前記仕切りウェブ(8)が収容室(5)の内壁に当接した位置で前記入口ポート(11)又は出口ポート(12)を覆合するようにした、請求項1又は2記載の旋回ピストン式容積排除機。
  4. 仕切りウェブ(8)が収容室(5)の内壁に当接した位置で入口ポート(11)を覆合する、請求項1から3までのいずれか1項記載の旋回ピストン式容積排除機。
  5. 仕切りウェブ(8)の外側固定部位が、入口ポート(11)と出口ポート(12)との間の該出口ポート寄りで容積排除機ケーシング(4)に配置されており、かつ前記仕切りウェブ(8)の内側固定部位が、前記入口ポート(11)の傍で前記出口ポート(12)から離間して旋回ピストン(6)に配置されている、請求項1から4までのいずれか1項記載の旋回ピストン式容積排除機。
  6. 仕切りウェブ(8)がその両固定端部に、殊にほぼ円形横断面の又は丸く形成されたビード状固定成形部(15)を有し、かつ、容積排除機ケーシング(4)及び旋回ピストン(6)内には、前記ビード状固定成形部(15)に嵌合する固定凹所が設けられている、請求項1から5までのいずれか1項記載の旋回ピストン式容積排除機。
  7. 仕切りウェブ(8)のビード状固定成形部(15)が、前記仕切りウェブの中心縦方向平面の対向側に張出しており、かつ前記仕切りウェブ(8)が縦断面で見てほぼS字形に形成されている、請求項1から6までのいずれか1項記載の旋回ピストン式容積排除機。
  8. 仕切りウェブ(8)がフレキシブルなプラスチック及び/又はエラストマー及び/又はばね鋼から成っている、請求項1から7までのいずれか1項記載の旋回ピストン式容積排除機。
  9. 仕切りウェブ(8)の両撓み区分が、中間区分(22)よりも薄肉の横断面を有している、請求項1から8までのいずれか1項記載の旋回ピストン式容積排除機。
  10. 仕切りウェブ(8)の中間区分(22)が、両固定端部間の結合平面における圧縮剛さを高めるために、補強部、殊にインサート補強体(21)を有している、請求項1から9までのいずれか1項記載の旋回ピストン式容積排除機。
  11. 容積排除機ケーシング(4)及び/又は旋回ピストン(6)が仕切りウェブ(8)の周方向プロセス内に、該仕切りウェブ(8)を少なくとも部分的に収容するための切欠き部を有している、請求項1から10までのいずれか1項記載の旋回ピストン式容積排除機。
  12. 旋回ピストン(6)の側面寄りで該旋回ピストンの少なくとも一方の側壁と、容積排除機ケーシング(4)もしくは駆動軸案内(13)との間に、周方向で閉じられた少なくとも1つのシール装置(16)が設けられている、請求項1から11までのいずれか1項記載の旋回ピストン式容積排除機。
  13. シール装置(16)としてリングパッキン及び/又はベローズパッキンが設けられている、請求項1から12までのいずれか1項記載の旋回ピストン式容積排除機。
  14. 旋回ピストン(6)が、偏心軸受、殊に転がり軸受(18)を受容するためのセンタ開口(17)を有し、前記転がり軸受それ自体が、偏心駆動輪(7)の偏心ピン(19)に支承されている、請求項1から13までのいずれか1項記載の旋回ピストン式容積排除機。
  15. 旋回ピストン式容積排除機(2)が圧縮機として構成されており、かつ該圧縮機が殊に少なくとも1つの出口弁(20)を有している、請求項1から14までのいずれか1項記載の旋回ピストン式容積排除機。
  16. 旋回ピストン式容積排除機が圧縮空気モータの一部分であり、このために、回転方向で殊に180゜ずらされた旋回ピストン(6)を有する、軸方向に並列配置された少なくとも2つの旋回ピストン式容積排除機(3,3′)が設けられている、請求項1から15までのいずれか1項記載の旋回ピストン式容積排除機。
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