JP2004530781A5

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Publication number: JP2004530781A5
Application number: JP2003509015A
Authority: JP
Filing date: 2002-06-26
Publication date: 2006-01-05
Anticipated expiration: 2022-06-26

Description

Claims

コモノマーがエチレン又は少なくとも４の炭素原子を有するα−オレフィンであり、４．５〜１２モル％の合計コモノマー含有量を有するプロピレンランダム共重合体を含むポリマーフィルムにおいて、フィルムのシール開始温度、ＳＩＴ、がＴ _m−３３℃以下であるところのポリマーフィルム。
コモノマーがエチレン又は少なくとも４の炭素原子を有するα−オレフィンであり、４．５〜１２モル％の合計コモノマー含有量を有するプロピレンランダム共重合体からポリマーが構成されているポリマーフィルムにおいて、フィルムのシール開始温度、SIT、がＴ _m −３０℃以下であるところのポリマーフィルム。
コモノマーがエチレン又は少なくとも４の炭素原子を有するα−オレフィンであり、４．５〜１２モル％の合計コモノマー含有量を有するプロピレンランダム共重合体を含むポリマーフィルムにおいて、フィルムが３５％以上、好ましくは４０％以上の１日から４日までの静止摩擦値（内側−内側）の相対的な減少を有すところのポリマーフィルム。
コモノマーがエチレン又は少なくとも４の炭素原子を有するα−オレフィンであり、４．５〜１２モル％の合計コモノマー含有量を有するプロピレンランダム共重合体を含むポリマーフィルムにおいて、溶出液として１，２，４−トリクロロベンゼンを用いてＴＲＥＦ法に従って測定されたランダム共重合体におけるコモノマーの分布がマルチモーダル、好ましくはバイモーダルであるところのポリマーフィルム。
コモノマーがエチレン又は少なくとも４の炭素原子を有するα−オレフィンであり、４．５〜１２モル％の合計コモノマー含有量を有するプロピレンランダム共重合体を含むポリマーフィルムにおいて、溶出液として１，２，４−トリクロロベンゼンを用いてＴＲＥＦ法に従って測定された５０℃以上の溶出間隔を共重合体が有しているところのポリマーフィルム。
共重合体が１３５℃以上の溶融温度を有しているところの、請求項４又は５の記載のポリマーフィルム。
共重合体が５重量％以下のエチレン含有量を有しているところの，請求項４〜６のいずれか１項に記載のポリマーフィルム。
コモノマーがエチレンであり、４．５〜１２モル％の合計コモノマー含有量を有するプロピレンランダム共重合体を含むポリマーフィルムにおいて、ランダム共重合体がユニモーダルなポリマーであり、溶出間隔が式、

Ｙ≦４．５・ｍ＋１６

ここでＹは、溶出液として１，２，４−トリクロロベンゼンを用いてＴＲＥＦ法に従って測定された、℃で表される溶出間隔であり、ｍは重量％で表される共重合体におけるエチレンの百分率である、を満足するところのポリマーフィルム。
触媒存在下、プロピレンとコモノマー、但し上記コモノマーはエチレン又は少なくとも４の炭素原子を含むα−オレフィンである、との重合化を含む方法であって、少なくとも１のスラリー反応器を含む第１の反応領域においてプロピレンをコモノマーと重合化させて、第１の重合化生成物を与えること、上記第１の生成物を、少なくとも１の気相反応器を含む第２の反応領域に移動させること、及び上記第１の重合化生成物の存在下、上記気相反応器においてプロピレンをコモノマーと重合化させることを含む多段階工程において、気相反応器中の温度がスラリー反応器中の温度より高いところの製造法に従って製造されたプロピレンランダム共重合体を含むポリマーフィルム。
フィルムのシール開始温度、ＳＩＴ、がＴ_m−３０℃以下、好ましくはＴ_m−３３℃以下であるところの、請求項３〜９のいずれか１項に記載のポリマーフィルム。
フィルムが３５％以上、好ましくは４０％以上の１日から４日までの静止摩擦値（内側−内側）の相対的な減少を有しているところの、請求項１〜２及び４〜９のいずれか１項に記載のポリマーフィルム。
溶出液として１，２，４−トリクロロベンゼンを用いてＴＲＥＦ法に従って測定されたランダム共重合体におけるコモノマー分布がマルチモーダル、好ましくはバイモーダルであるところの、請求項１〜３又は５〜８のいずれか１項に記載のポリマーフィルム。
共重合体が、溶出液として１，２，４−トリクロロベンゼンを用いてＴＲＥＦ法に従って測定された、５０℃以上の溶出間隔を有しているところの、請求項１〜４及び６〜９のいずれか１項に記載のポリマーフィルム。
ランダム共重合体がユニモーダルのポリマーであり、溶出間隔が式、

Ｙ≦４．５・ｍ＋１６

ここでＹは溶出液として１，２，４−トリクロロベンゼンを用いてＴＲＥＦ法に従って測定された、℃で表される溶出間隔であり、ｍは重量％で表される共重合体におけるエチレンの百分率である、を満足するところの、コモノマーがエチレンであり、及び４．５〜１２モル％の合計コモノマー含有量を有する、請求項１〜５及び７〜９のいずれか１項に記載のポリマーフィルム。
プロピレンランダム共重合体におけるコモノマーがエチレンであるところの、請求項１〜１４のいずれか１項に記載のポリマーフィルム。
４００ＭＰａ以下，好ましくは３５０ＭＰａ以下の引張弾性率ＭＤを有する、請求項１〜１５のいずれか１項に記載のポリマーフィルム。
１０〜５００μｍの厚さを有する、請求項１〜１６のいずれか１項に記載のポリマーフィルム。
プロピレン共重合体が１〜２０g／分、好ましくは２〜１２g／分のＭＦＲ₂を有するところの，請求項１〜１７のいずれか１項に記載のポリマーフィルム。
キシレン可溶物の含有量が４〜１５重量％、好ましくは６〜１０重量％であるところの、請求項１〜１８のいずれか１項に記載のポリマーフィルム。
さらに核形成促進剤を含むところの、請求項１〜１９のいずれか１項に記載のポリマーフィルム。
フィルムがキャスト法により製造されたものであるところの、請求項１〜２０のいずれか１項に記載のポリマーフィルム。
プロピレンランダム共重合体のビスブレーク後に製造されたものであるところの、請求項２１に記載のポリマーフィルム。
共重合体が３〜５、好ましくは３．５〜４．５の剪断減粘性（ＳＨＩ）_{（０／５０）}を有しているところの、請求項２１又は２２のいずれか１項に記載のポリマーフィルム。
プロピレンランダム共重合体が６．０ｇ／１０分〜１２．０ｇ／１０分のＭＦＲ₂を有するところの、請求項２１又は２２のいずれか１項に記載のポリマーフィルム。