JP2004528736A - オーバーサンプルされたサブレンジadcに基づく高分解能adc - Google Patents
オーバーサンプルされたサブレンジadcに基づく高分解能adc Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004528736A JP2004528736A JP2002540315A JP2002540315A JP2004528736A JP 2004528736 A JP2004528736 A JP 2004528736A JP 2002540315 A JP2002540315 A JP 2002540315A JP 2002540315 A JP2002540315 A JP 2002540315A JP 2004528736 A JP2004528736 A JP 2004528736A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- baseline
- rate
- adc
- clock
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03M—CODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
- H03M1/00—Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
- H03M1/12—Analogue/digital converters
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03M—CODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
- H03M1/00—Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
- H03M1/12—Analogue/digital converters
- H03M1/20—Increasing resolution using an n bit system to obtain n + m bits
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
Abstract
高性能のADC装置である。本発明の装置はベースラインデータ転送速度でベースラインビットサイズとベースラインクロック速度で選択されたダイナミック範囲を与えるフロントエンドADCベースライン装置を備えている。第1の回路はベースラインクロック速度を発生するため、選択された係数により基準クロックを上方に変換するためにエネーブルされる。第2の回路は選択された係数に等しいオーバーサンプリング速度を得るためベースライン装置のベースラインデータ転送速度を、選択された係数により減少されるデータ転送速度にデシメートする。最終的な回路は最終的な分解能を有する選択された係数によりベースラインクロック速度よりも小さい出力データ転送速度を発生するために使用される。この結果を生じる方法は、ベースラインクロック速度の選択されたダイナミック範囲を有するベースライン装置を提供し、選択された係数により基準クロックを上方に変換することによりベースラインクロック速度を発生し、選択された程度のオーバーサンプリングを実現するためベースライン装置のデータ転送速度を低いデータ転送速度にデシメートし、低いデータ転送速度で選択された出力分解能でベースラインクロック速度の約数として出力データ転送速度を発生することを含んでいる。アーキテクチャはモノリシック基体を含んでおり、その上でベースラインADCは最終的なADCの性能の要求を満たすのに必要なダイナミック範囲を提供する。
【選択図】図1
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はアナログデジタル変換器、特に高分解能でモノリシックな高速度アナログデジタル変換器に関する。
【0002】
【従来の技術】
アナログデジタル変換器(ADC)は技術でよく知られている。これらの装置はアナログ信号をデジタル信号に変換し、それ故、種々の応用で使用される。幾つかのADC技術が技術的に知られている。
【0003】
スイッチド−キャパシタADCは一連の2進加重キャパシタ上の電荷を検査することにより各ビットを決定するため連続的な近似システムでCMOS比較器を使用する。変換プロセスの第1の相では、アナログ入力はスイッチを閉じ同時に入力アナログ電圧に並列に接続した複数のキャパシタを充電することによってサンプルされる。変換プロセスの次の相では、全てのスイッチは開かれ、比較器は基準ボルトに関して各キャパシタ上の電荷を識別することによりビットの識別を開始する。スイッチングシーケンスでは、全てのキャパシタは全てのビットが識別されるまで別々に検査され、その後、電荷変換シーケンスが反復される。変換相の第1のステップでは、比較器は128の2進加重を有する第1のキャパシタを見る。キャパシタの一方の極は基準電圧に切換えられ、ラダーの全ての他のキャパシタの等価の極は接地電位に切換えられる。合計ノードの電圧が基準電圧の約1/2である比較器のトリップ点よりも大きいならば、ビットは出力レジスタに置かれ、128の加重のキャパシタは接地電位に切換えられる。合計ノードの電圧が比較器のトリップ点よりも小さいならば、この128の加重のキャパシタは残りのキャパシタサンプリングプロセスを通じて基準入力に接続される状態を維持する。プロセスは全てのビットが試験されるまで64の加重のキャパシタ、32の加重のキャパシタ等で反復される。キャパシタサンプリングプロセスの各ステップにより、最初の電荷はキャパシタ間で再分配される。変換プロセスは連続的な近似であるが、ビットをカウントしMSBからLSBへ加重するために連続的な概算レジスタおよび基準デジタルアナログ変換器(D/AまたはDAC)よりも電荷シフトに依存する。
【0004】
ADCの追跡では、アナログ入力はDACのスパン抵抗に与えられる。アナログ入力電圧範囲はDACの出力電圧範囲と同じ方法で選択可能である。ラダー終端抵抗を通る実質的な電流の流れはDAC出力でエラー電圧を発生する。このエラー電圧は比較器により1/2LSBと比較される。エラー電圧が±1/2LSBの範囲内であるとき、+から−の共通比較器の出力は両者とも低く、カウンタを停止し、デジタル出力が正しいことを示すデータ準備完了信号を与える。エラー電圧が±LSBの範囲を超えるならば、カウンタがエネーブルされエラー電圧の極性に応じて上または下方向に駆動される。デジタル出力はアナログ入力に大きな変化が存在するときのみ状態を変化する。ゆっくりと変化する入力を監視するとき、変化が生じた後のみデジタル出力を読取る必要がある。データ準備完了信号は状態を示して読出後にそれをリセットするためにフリップフロップをトリガーするのに使用される。ADCを追跡する主な欠点は信号を最初に捕捉するために必要とされる時間であり、12ビットのADCでは、4096までのクロック期間となる可能性がある。入力信号は通常濾波されなければならず、それによってその変化率はADCの追跡範囲を超えず、即ちクロック期間毎に1LSBである。
【0005】
フラッシュ変換の幾つかの速度の利点を連続的な近似の回路節約と組合わせるA/D変換技術は“ハーフフラッシュ”またはサブレンジングADCと呼ばれている。8ビットのハーフフラッシュ変換器では、2つの4ビットフラッシュA/Dセクションが結合される。上のフラッシュA/Dは入力信号を基準値と比較し、上方の4データビットを発生する。このデータは内部DACへ行き、その出力はアナログ入力から減算される。その後、その差は第2のフラッシュA/Dにより測定され、下の4データビットを与える。
【0006】
特定の参考文献ではウィルミントンMAのAnalog Devices社のTodd L. Brooksによる技術論文があり、これは1997年のIEEE International Solid−State Circuits Conferenceに提示され、1999年8月10日発行の米国特許第5,936,562 号明細書としてBrooksに与えられ、その考察はここで参考文献とされている。Brooksは2.5MHz出力データ転送速度を有する16ビットシグマ−デルタ(SD)パイプラインADCについて記載している。この装置は0.6umCMOS中に製造され、マルチトーン通信で1MHzを超える帯域幅を有する広いダイナミック範囲のADCの必要性を示している。このADCはSDとパイプラインADC技術の利点を結合し、広いダイナミック範囲で低いオーバーサンプリング比を与える。装置は20MHzのクロック速度、2.5MHzの出力速度(8×オーバーサンプリング)で動作し、1.23MHzの入力帯域幅を超える89dB SNRを与える。これは2パスサブレンジングアーキテクチャであり、ここでは微細エンコーダは8×によりオーバーサンプルされるサブレンジング12ビットADCであり、粗エンコーダは5ビットSDである。使用されるプロセスはCMOSでありDACはDACの完全な非線形を改良するためにランダム化を有する切換えキャパシタ回路である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この方法は多数の問題を有している。このDACの異なる非線形(DNL)はCMOSプロセスの実現可能なキャパシタ整合により限定される。ランダム化は図5および6を参照して、スプールのないダイナミック範囲を容易にするが、SNR劣化のみを犠牲にする。また良く知られているように、CMOS技術はダイナミック範囲を制限する。
【0008】
この装置の別の欠点は、帯域幅がそのクロック速度の1/16であり、クロック信号は集積回路(IC)に挿入されなければならないが、8×さらに高いクロック速度を必要とすることである。
【0009】
したがって、改良されたアナログデジタル変換器設計が依然として技術において必要とされている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
技術におけるこの必要性は本発明のアナログデジタル変換器アーキテクチャにより解決される。本発明は、ベースラインデータ転送速度でベースラインビットサイズを与え、ベースラインクロック速度で選択されたダイナミック範囲を有するフロントエンドADCベースライン装置を具備する高性能のADC装置である。第2の回路は選択された係数により減少されたデータ転送速度にベースライン装置のベースラインデータ転送速度をデシメートし、それによって選択された係数に等しいオーバーサンプリング速度を実現する。最終的に、回路は最終的な高い分解能を有する選択された係数によりベースラインクロック速度よりも小さい出力データ転送速度を発生するために使用される。
【0011】
図示された構成では、ベースラインクロック速度はPLLの使用を通じて選択された係数により水晶発振器基準周波数を乗算することにより発生される。基準クロック周波数は最終的な高分解能ADCのクロック速度である。
【発明の実施の形態】
本発明を特定の応用に対する例示的な実施形態を参照してここで説明するが、本発明はそれに限定されないことが理解されよう。当業者はその技術的範囲内および本発明が非常に有効である付加的な分野において付加的な変形、応用、実施形態を認識するであろう。
図1は本発明のADCの第1の実施形態のブロック図である。図1で示されているように、本発明の回路10はベースラインクロック速度で14ビットのダイナミック範囲を有する80MSPSデータ転送速度における14ビットデータを処理するフロントエンド回路ADCベースライン装置20を具備している。位相ロックループ(PLL)回路30は係数8により基準クロック周波数を乗算することによってベースラインクロック速度を発生するために含まれている。デシメートフィルタ50(デシメータ)はベースライン装置20の80MSPSのデータ転送速度を10MSPSデータ転送速度に減少させ、8倍のオーバーサンプリングを実現するために含まれている。このオーバーサンプリングは最終的なADCのSNRを実現するためベースラインADC SNRの強化を可能にする。出力データ転送速度はベースラインクロック速度よりも8分の1の遅い速度であり、出力データ55に16ビット分解能と10MSPSのデータ転送速度を与える。入力信号25は入力サンプルおよび保持回路を駆動し、これはさらに図2に示されている。
【0012】
図2は本発明のADCの第2の実施形態のブロック図である。示されているようにフロントエンド20は帯域を限定されたサンプルおよび保持回路40を設けられ、最終的なクロック速度に等しいクロック速度で動作する。フロントエンド20は、示されているように水晶発振器AC1、キャパシタC1、抵抗R1で動作するサンプリングスイッチS1を具備しているサンプルおよび保持回路40に入力信号V(in)を与える入力バッファユニティ増幅器A1を備えている。R1は入力信号の剰余を発生する臨界的な抵抗である。3ビットのADC60は水晶発振器AC1により駆動される。合計回路素子(合計ノード)80はDAC90の出力信号と、各サイクル中のサンプル値の加算を行う。DACは熱ショット雑音ソースを除去するためにCMOSで構成されている。微細エンコーダ95は80MHzでPLL回路30により駆動されるときベースラインサンプル速度でサンプリングする3ステップエンコーダであることが好ましい。出力で、この信号はデシメートフィルタ50によりデシメートされるとき、合計装置65を使用してADC60フロントエンドデータと合計される。
【0013】
CMOSの低い切換え速度は本発明の全体の性能を劣化しない。PLLジッタは入力サンプルおよび保持回路40が位相および熱雑音を誘起するその乗算されたバージョンではなく最終的なADCクロック速度を使用するので信号対雑音比(SNR)性能を劣化させない。
【0014】
最良のモードでは、この方法は最高のダイナミック範囲と最も広い帯域幅と優秀なSNRを与えるように見えるので、システムは相補型バイポーラCMOS(CBICMOS)で構成される。図示の実施形態では、トリミング可能なレーザ、薄膜、窒化タンタル抵抗R1が異なる非線形(DNL)における改良を得るために使用される。この方法は低い周波数で高いダイナミック範囲を与えるが、ビデオ周波数までの許容可能な性能を維持するために広い帯域幅を許容する。本発明は基準クロック速度に等しい最終的なデータ転送速度を提案し、周波数の乗算はICの外部ではなくその内部で行われる。
【0015】
本発明はさらに、ベースクロック速度の選択されたダイナミック範囲を有するベースラインクロックを設定し、選択された係数により基準水晶発振器周波数を上方変換することによりベースラインクロック速度を発生し、選択された程度のオーバーサンプリングを実現するためにベースライン装置のデータ転送速度を低いデータ転送速度にデシメートし、低いデータ転送速度で選択された出力分解能で出力データ転送速度を生成するステップを含んでいる高性能のADCを開発する方法を考察している。本発明のアーキテクチャはモノリシック基体を含んでおり、その上でベースラインADCは最終的なADCの性能要求を満たすのに必要なダイナミック範囲を与える。
【0016】
通常、本発明の方法および回路は高性能の16および10の値をそれぞれ有するXビットで、Y MSPSのADCを提供する。ベースライン入力装置20はそれぞれ14および80の値を有するX−dビットのY* cMSPSデータ転送速度のADCであり、ここでは装置はベースラインクロック速度でdビット、典型的には14ビットのダイナミック範囲を与える。ベースラインクロック速度はPLL回路30を使用して係数cにより水晶発振器基準周波数を上方に変換することにより生成される。デシメートフィルタ50はベースライン装置のY* 10、典型的には80のMSPSデータ転送速度をY MSPSデータ転送速度に減少し、それによってc倍、典型的に8倍のオーバーサンプリングを実現し、出力データ転送速度はY MSPSデータ転送速度でXビット出力分解能を有するベースラインクロック速度よりもc倍低速度である。前述したように、XとYの典型的な値はそれぞれ16と10である。
【0017】
高性能ADCはこの場合8倍にオーバーサンプルされ、10 log(2)3 のSNR改良、例えば9dBを実現する。8Xのオーバーサンプリングクロック信号を発生してこれがユーザに透明であることを許容するために、周波数乗算位相ロックループ(PLL)はADCに対してクロック信号を与えるため係数8により入力クロック信号を変換するために使用される。この信号は入力サンプルおよび保持回路を駆動し、したがってADCのSNRにおけるPLLジッタの影響は最小にされなければならない。ADCは高いクロック速度で動作するので、バイポーラDACは使用されなければならない。バイポーラDACは典型的な動作温度範囲にわたってADC SNRとDNLを劣化するアルファエラーとベースショット雑音を有することが技術でよく知られている。しかしながら、バイポーラDACエラーはベースラインADCのエラーバジェットで考慮され、オーバーサンプリングは十分に熱雑音の影響を減少させる。出力ベースラインADCデータは最終的なADCクロック速度の8倍である。オンチップ8:1デジタルデシメートフィルタは10MHzクロック速度で16ビットの最終的なデータ出力を与える。
【0018】
図1の変形は本発明の第2の新規な特徴(図2)を生む。この変形ではフロントエンドは最終的なクロック速度で動作する3ビット(ADC/DAC)である。入力サンプルおよび保持回路40と合計ノード80は限定された入力帯域幅を利用するために帯域を限定され、即ち5MHz=1/2ナイキストである。DAC90はSNRを劣化する全ての熱ショット雑音ソースを基本的に除去するCMOSアーキテクチャで構成される。DAC90はより低い切換え速度の要求のためにCMOSで製造されることが好ましい。さらに、PLL30中の任意のジッタは入力サンプルおよび保持回路40が乗算されるバージョンではなく基準水晶発振器の周波数によりクロックされることにより全体的なSNRを劣化しない。これは付加的な位相雑音と熱雑音の劣化を導入する可能性を除去する。エンコーダのデータはデシメートされ、ADC60クロック速度で全体的なADCビットを生成するためにフロントエンドデータと合計される。
【0019】
本発明により達成される目的には、ビルディングブロックとしてさらに高い分解能と低い速度のADC10を開発するための高分解能で高速度のADC60の使用、PLLジッタとSNRとの妥協を可能にしながら8倍の周波数乗算を与えるためのPLL30の使用、単一の設計に基づいて多数のADCファミリ部品を可能にすること、カスタムハイブリッド技術と釣合い規格部品よりも優れたダイレベルにおける性能を可能にすること、少なくともハイブリッド回路より1桁低い大きさのパワーレベルの実現が含まれている。本発明は廉価でミル標準規格を満たし、最新技術の性能で将来の技術的進展に適合可能な設計アーキテクチャを可能にする。
【0020】
したがって、本発明を特定の応用に対する特定の実施形態を参照してここで説明した。当業者は付加的な変更、応用、実施形態をその技術的範囲内で認識するであろう。
【0021】
それ故、特許請求の範囲によって、任意および全てのこのような応用、変形実施形態を本発明の技術的範囲内でカバーすることを意図している。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明のADCの第1の実施形態のブロック図。
【図2】
本発明のADCの第2の実施形態のブロック図。
【発明の属する技術分野】
本発明はアナログデジタル変換器、特に高分解能でモノリシックな高速度アナログデジタル変換器に関する。
【0002】
【従来の技術】
アナログデジタル変換器(ADC)は技術でよく知られている。これらの装置はアナログ信号をデジタル信号に変換し、それ故、種々の応用で使用される。幾つかのADC技術が技術的に知られている。
【0003】
スイッチド−キャパシタADCは一連の2進加重キャパシタ上の電荷を検査することにより各ビットを決定するため連続的な近似システムでCMOS比較器を使用する。変換プロセスの第1の相では、アナログ入力はスイッチを閉じ同時に入力アナログ電圧に並列に接続した複数のキャパシタを充電することによってサンプルされる。変換プロセスの次の相では、全てのスイッチは開かれ、比較器は基準ボルトに関して各キャパシタ上の電荷を識別することによりビットの識別を開始する。スイッチングシーケンスでは、全てのキャパシタは全てのビットが識別されるまで別々に検査され、その後、電荷変換シーケンスが反復される。変換相の第1のステップでは、比較器は128の2進加重を有する第1のキャパシタを見る。キャパシタの一方の極は基準電圧に切換えられ、ラダーの全ての他のキャパシタの等価の極は接地電位に切換えられる。合計ノードの電圧が基準電圧の約1/2である比較器のトリップ点よりも大きいならば、ビットは出力レジスタに置かれ、128の加重のキャパシタは接地電位に切換えられる。合計ノードの電圧が比較器のトリップ点よりも小さいならば、この128の加重のキャパシタは残りのキャパシタサンプリングプロセスを通じて基準入力に接続される状態を維持する。プロセスは全てのビットが試験されるまで64の加重のキャパシタ、32の加重のキャパシタ等で反復される。キャパシタサンプリングプロセスの各ステップにより、最初の電荷はキャパシタ間で再分配される。変換プロセスは連続的な近似であるが、ビットをカウントしMSBからLSBへ加重するために連続的な概算レジスタおよび基準デジタルアナログ変換器(D/AまたはDAC)よりも電荷シフトに依存する。
【0004】
ADCの追跡では、アナログ入力はDACのスパン抵抗に与えられる。アナログ入力電圧範囲はDACの出力電圧範囲と同じ方法で選択可能である。ラダー終端抵抗を通る実質的な電流の流れはDAC出力でエラー電圧を発生する。このエラー電圧は比較器により1/2LSBと比較される。エラー電圧が±1/2LSBの範囲内であるとき、+から−の共通比較器の出力は両者とも低く、カウンタを停止し、デジタル出力が正しいことを示すデータ準備完了信号を与える。エラー電圧が±LSBの範囲を超えるならば、カウンタがエネーブルされエラー電圧の極性に応じて上または下方向に駆動される。デジタル出力はアナログ入力に大きな変化が存在するときのみ状態を変化する。ゆっくりと変化する入力を監視するとき、変化が生じた後のみデジタル出力を読取る必要がある。データ準備完了信号は状態を示して読出後にそれをリセットするためにフリップフロップをトリガーするのに使用される。ADCを追跡する主な欠点は信号を最初に捕捉するために必要とされる時間であり、12ビットのADCでは、4096までのクロック期間となる可能性がある。入力信号は通常濾波されなければならず、それによってその変化率はADCの追跡範囲を超えず、即ちクロック期間毎に1LSBである。
【0005】
フラッシュ変換の幾つかの速度の利点を連続的な近似の回路節約と組合わせるA/D変換技術は“ハーフフラッシュ”またはサブレンジングADCと呼ばれている。8ビットのハーフフラッシュ変換器では、2つの4ビットフラッシュA/Dセクションが結合される。上のフラッシュA/Dは入力信号を基準値と比較し、上方の4データビットを発生する。このデータは内部DACへ行き、その出力はアナログ入力から減算される。その後、その差は第2のフラッシュA/Dにより測定され、下の4データビットを与える。
【0006】
特定の参考文献ではウィルミントンMAのAnalog Devices社のTodd L. Brooksによる技術論文があり、これは1997年のIEEE International Solid−State Circuits Conferenceに提示され、1999年8月10日発行の米国特許第5,936,562 号明細書としてBrooksに与えられ、その考察はここで参考文献とされている。Brooksは2.5MHz出力データ転送速度を有する16ビットシグマ−デルタ(SD)パイプラインADCについて記載している。この装置は0.6umCMOS中に製造され、マルチトーン通信で1MHzを超える帯域幅を有する広いダイナミック範囲のADCの必要性を示している。このADCはSDとパイプラインADC技術の利点を結合し、広いダイナミック範囲で低いオーバーサンプリング比を与える。装置は20MHzのクロック速度、2.5MHzの出力速度(8×オーバーサンプリング)で動作し、1.23MHzの入力帯域幅を超える89dB SNRを与える。これは2パスサブレンジングアーキテクチャであり、ここでは微細エンコーダは8×によりオーバーサンプルされるサブレンジング12ビットADCであり、粗エンコーダは5ビットSDである。使用されるプロセスはCMOSでありDACはDACの完全な非線形を改良するためにランダム化を有する切換えキャパシタ回路である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この方法は多数の問題を有している。このDACの異なる非線形(DNL)はCMOSプロセスの実現可能なキャパシタ整合により限定される。ランダム化は図5および6を参照して、スプールのないダイナミック範囲を容易にするが、SNR劣化のみを犠牲にする。また良く知られているように、CMOS技術はダイナミック範囲を制限する。
【0008】
この装置の別の欠点は、帯域幅がそのクロック速度の1/16であり、クロック信号は集積回路(IC)に挿入されなければならないが、8×さらに高いクロック速度を必要とすることである。
【0009】
したがって、改良されたアナログデジタル変換器設計が依然として技術において必要とされている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
技術におけるこの必要性は本発明のアナログデジタル変換器アーキテクチャにより解決される。本発明は、ベースラインデータ転送速度でベースラインビットサイズを与え、ベースラインクロック速度で選択されたダイナミック範囲を有するフロントエンドADCベースライン装置を具備する高性能のADC装置である。第2の回路は選択された係数により減少されたデータ転送速度にベースライン装置のベースラインデータ転送速度をデシメートし、それによって選択された係数に等しいオーバーサンプリング速度を実現する。最終的に、回路は最終的な高い分解能を有する選択された係数によりベースラインクロック速度よりも小さい出力データ転送速度を発生するために使用される。
【0011】
図示された構成では、ベースラインクロック速度はPLLの使用を通じて選択された係数により水晶発振器基準周波数を乗算することにより発生される。基準クロック周波数は最終的な高分解能ADCのクロック速度である。
【発明の実施の形態】
本発明を特定の応用に対する例示的な実施形態を参照してここで説明するが、本発明はそれに限定されないことが理解されよう。当業者はその技術的範囲内および本発明が非常に有効である付加的な分野において付加的な変形、応用、実施形態を認識するであろう。
図1は本発明のADCの第1の実施形態のブロック図である。図1で示されているように、本発明の回路10はベースラインクロック速度で14ビットのダイナミック範囲を有する80MSPSデータ転送速度における14ビットデータを処理するフロントエンド回路ADCベースライン装置20を具備している。位相ロックループ(PLL)回路30は係数8により基準クロック周波数を乗算することによってベースラインクロック速度を発生するために含まれている。デシメートフィルタ50(デシメータ)はベースライン装置20の80MSPSのデータ転送速度を10MSPSデータ転送速度に減少させ、8倍のオーバーサンプリングを実現するために含まれている。このオーバーサンプリングは最終的なADCのSNRを実現するためベースラインADC SNRの強化を可能にする。出力データ転送速度はベースラインクロック速度よりも8分の1の遅い速度であり、出力データ55に16ビット分解能と10MSPSのデータ転送速度を与える。入力信号25は入力サンプルおよび保持回路を駆動し、これはさらに図2に示されている。
【0012】
図2は本発明のADCの第2の実施形態のブロック図である。示されているようにフロントエンド20は帯域を限定されたサンプルおよび保持回路40を設けられ、最終的なクロック速度に等しいクロック速度で動作する。フロントエンド20は、示されているように水晶発振器AC1、キャパシタC1、抵抗R1で動作するサンプリングスイッチS1を具備しているサンプルおよび保持回路40に入力信号V(in)を与える入力バッファユニティ増幅器A1を備えている。R1は入力信号の剰余を発生する臨界的な抵抗である。3ビットのADC60は水晶発振器AC1により駆動される。合計回路素子(合計ノード)80はDAC90の出力信号と、各サイクル中のサンプル値の加算を行う。DACは熱ショット雑音ソースを除去するためにCMOSで構成されている。微細エンコーダ95は80MHzでPLL回路30により駆動されるときベースラインサンプル速度でサンプリングする3ステップエンコーダであることが好ましい。出力で、この信号はデシメートフィルタ50によりデシメートされるとき、合計装置65を使用してADC60フロントエンドデータと合計される。
【0013】
CMOSの低い切換え速度は本発明の全体の性能を劣化しない。PLLジッタは入力サンプルおよび保持回路40が位相および熱雑音を誘起するその乗算されたバージョンではなく最終的なADCクロック速度を使用するので信号対雑音比(SNR)性能を劣化させない。
【0014】
最良のモードでは、この方法は最高のダイナミック範囲と最も広い帯域幅と優秀なSNRを与えるように見えるので、システムは相補型バイポーラCMOS(CBICMOS)で構成される。図示の実施形態では、トリミング可能なレーザ、薄膜、窒化タンタル抵抗R1が異なる非線形(DNL)における改良を得るために使用される。この方法は低い周波数で高いダイナミック範囲を与えるが、ビデオ周波数までの許容可能な性能を維持するために広い帯域幅を許容する。本発明は基準クロック速度に等しい最終的なデータ転送速度を提案し、周波数の乗算はICの外部ではなくその内部で行われる。
【0015】
本発明はさらに、ベースクロック速度の選択されたダイナミック範囲を有するベースラインクロックを設定し、選択された係数により基準水晶発振器周波数を上方変換することによりベースラインクロック速度を発生し、選択された程度のオーバーサンプリングを実現するためにベースライン装置のデータ転送速度を低いデータ転送速度にデシメートし、低いデータ転送速度で選択された出力分解能で出力データ転送速度を生成するステップを含んでいる高性能のADCを開発する方法を考察している。本発明のアーキテクチャはモノリシック基体を含んでおり、その上でベースラインADCは最終的なADCの性能要求を満たすのに必要なダイナミック範囲を与える。
【0016】
通常、本発明の方法および回路は高性能の16および10の値をそれぞれ有するXビットで、Y MSPSのADCを提供する。ベースライン入力装置20はそれぞれ14および80の値を有するX−dビットのY* cMSPSデータ転送速度のADCであり、ここでは装置はベースラインクロック速度でdビット、典型的には14ビットのダイナミック範囲を与える。ベースラインクロック速度はPLL回路30を使用して係数cにより水晶発振器基準周波数を上方に変換することにより生成される。デシメートフィルタ50はベースライン装置のY* 10、典型的には80のMSPSデータ転送速度をY MSPSデータ転送速度に減少し、それによってc倍、典型的に8倍のオーバーサンプリングを実現し、出力データ転送速度はY MSPSデータ転送速度でXビット出力分解能を有するベースラインクロック速度よりもc倍低速度である。前述したように、XとYの典型的な値はそれぞれ16と10である。
【0017】
高性能ADCはこの場合8倍にオーバーサンプルされ、10 log(2)3 のSNR改良、例えば9dBを実現する。8Xのオーバーサンプリングクロック信号を発生してこれがユーザに透明であることを許容するために、周波数乗算位相ロックループ(PLL)はADCに対してクロック信号を与えるため係数8により入力クロック信号を変換するために使用される。この信号は入力サンプルおよび保持回路を駆動し、したがってADCのSNRにおけるPLLジッタの影響は最小にされなければならない。ADCは高いクロック速度で動作するので、バイポーラDACは使用されなければならない。バイポーラDACは典型的な動作温度範囲にわたってADC SNRとDNLを劣化するアルファエラーとベースショット雑音を有することが技術でよく知られている。しかしながら、バイポーラDACエラーはベースラインADCのエラーバジェットで考慮され、オーバーサンプリングは十分に熱雑音の影響を減少させる。出力ベースラインADCデータは最終的なADCクロック速度の8倍である。オンチップ8:1デジタルデシメートフィルタは10MHzクロック速度で16ビットの最終的なデータ出力を与える。
【0018】
図1の変形は本発明の第2の新規な特徴(図2)を生む。この変形ではフロントエンドは最終的なクロック速度で動作する3ビット(ADC/DAC)である。入力サンプルおよび保持回路40と合計ノード80は限定された入力帯域幅を利用するために帯域を限定され、即ち5MHz=1/2ナイキストである。DAC90はSNRを劣化する全ての熱ショット雑音ソースを基本的に除去するCMOSアーキテクチャで構成される。DAC90はより低い切換え速度の要求のためにCMOSで製造されることが好ましい。さらに、PLL30中の任意のジッタは入力サンプルおよび保持回路40が乗算されるバージョンではなく基準水晶発振器の周波数によりクロックされることにより全体的なSNRを劣化しない。これは付加的な位相雑音と熱雑音の劣化を導入する可能性を除去する。エンコーダのデータはデシメートされ、ADC60クロック速度で全体的なADCビットを生成するためにフロントエンドデータと合計される。
【0019】
本発明により達成される目的には、ビルディングブロックとしてさらに高い分解能と低い速度のADC10を開発するための高分解能で高速度のADC60の使用、PLLジッタとSNRとの妥協を可能にしながら8倍の周波数乗算を与えるためのPLL30の使用、単一の設計に基づいて多数のADCファミリ部品を可能にすること、カスタムハイブリッド技術と釣合い規格部品よりも優れたダイレベルにおける性能を可能にすること、少なくともハイブリッド回路より1桁低い大きさのパワーレベルの実現が含まれている。本発明は廉価でミル標準規格を満たし、最新技術の性能で将来の技術的進展に適合可能な設計アーキテクチャを可能にする。
【0020】
したがって、本発明を特定の応用に対する特定の実施形態を参照してここで説明した。当業者は付加的な変更、応用、実施形態をその技術的範囲内で認識するであろう。
【0021】
それ故、特許請求の範囲によって、任意および全てのこのような応用、変形実施形態を本発明の技術的範囲内でカバーすることを意図している。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明のADCの第1の実施形態のブロック図。
【図2】
本発明のADCの第2の実施形態のブロック図。
Claims (1)
- ベースラインデータ転送速度でベースラインビットサイズを与え、ベースラインクロック速度で選択されたダイナミック範囲を有するフロントエンドADCベースライン装置(40)と、
選択された係数により基準クロックを上方変換することによりベースラインクロック速度を発生する第1の回路(30)と、
選択された係数に等しいオーバーサンプリング速度を実現するようにベースライン装置(40)のデータベースデータ転送速度を、選択された係数により減少されるデータ転送速度にデシメートする第2の回路(50)と、
ベースライン分解能を維持しながら選択された係数によりベースラインクロック速度よりも低い速度の出力データ転送速度を生成する第3の回路(90)とを特徴とする高性能ADC装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/703,646 US6580383B1 (en) | 2000-11-01 | 2000-11-01 | High resolution ADC based on an oversampled subranging ADC |
PCT/US2001/032617 WO2002037685A2 (en) | 2000-11-01 | 2001-10-15 | High resolution adc based on an oversampled subranging adc |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004528736A true JP2004528736A (ja) | 2004-09-16 |
Family
ID=24826231
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002540315A Pending JP2004528736A (ja) | 2000-11-01 | 2001-10-15 | オーバーサンプルされたサブレンジadcに基づく高分解能adc |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6580383B1 (ja) |
EP (1) | EP1382122A2 (ja) |
JP (1) | JP2004528736A (ja) |
KR (1) | KR20030057547A (ja) |
TW (1) | TW531968B (ja) |
WO (1) | WO2002037685A2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008147809A (ja) * | 2006-12-07 | 2008-06-26 | Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd | モータ制御装置およびa/d変換器 |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1209809A1 (en) * | 2000-11-24 | 2002-05-29 | STMicroelectronics S.r.l. | Device and method for generating synchronous numeric signals |
US6784814B1 (en) * | 2003-03-07 | 2004-08-31 | Regents Of The University Of Minnesota | Correction for pipelined analog to digital (A/D) converter |
US7034730B2 (en) * | 2003-10-03 | 2006-04-25 | Wright State University | Pipelined delta sigma modulator analog to digital converter |
KR100642491B1 (ko) | 2003-12-26 | 2006-11-02 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 유기전계발광 소자 |
US7119728B2 (en) * | 2004-02-27 | 2006-10-10 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Analog/digital converting device |
US7429771B2 (en) * | 2004-05-07 | 2008-09-30 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Semiconductor device having halo implanting regions |
US6999019B2 (en) * | 2004-04-08 | 2006-02-14 | The Boeing Company | Subranging analog-to-digital converter with integrating sample-and-hold |
JP2005354627A (ja) * | 2004-06-14 | 2005-12-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | パイプラインa/d変換器 |
JP4372111B2 (ja) * | 2005-03-04 | 2009-11-25 | 三洋電機株式会社 | アナログデジタル変換器 |
US7173470B2 (en) * | 2005-03-11 | 2007-02-06 | Analog Devices, Inc. | Clock sources and methods with reduced clock jitter |
US7295937B2 (en) * | 2005-07-20 | 2007-11-13 | Texas Instruments Incorporated | Method and system for determining noise components of an analog-to-digital converter |
US7245247B1 (en) * | 2006-02-16 | 2007-07-17 | Sigmatel, Inc. | Analog to digital signal converter having sampling circuit with divided integrating capacitance |
US7755523B2 (en) * | 2007-09-24 | 2010-07-13 | Nanoamp Mobile, Inc. | ADC use with multiple signal modes |
JP2011109222A (ja) * | 2009-11-13 | 2011-06-02 | Sinfonia Technology Co Ltd | A/d変換装置、制振装置及びこれらを搭載した車両 |
CN102386922B (zh) * | 2011-09-21 | 2014-05-28 | 中国航天科技集团公司第九研究院第七七一研究所 | 一种可编程零周期时延与高速流水线模数转换器 |
US11716092B2 (en) * | 2017-10-25 | 2023-08-01 | Arizona Board Of Regents On Behalf Of The University Of Arizona | Optimizable analog-to-digital converter for unipolar or bipolar pulse signals based on multi-bit sigma-delta modulation |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4833474A (en) * | 1986-08-25 | 1989-05-23 | Hitachi Ltd. | A/D converter |
US5113189A (en) * | 1991-06-21 | 1992-05-12 | Motorola, Inc. | Frequency translating coherent analog to digital conversion system for modulated signals |
US5619202A (en) * | 1994-11-22 | 1997-04-08 | Analog Devices, Inc. | Variable sample rate ADC |
US5387913A (en) * | 1993-11-09 | 1995-02-07 | Motorola, Inc. | Receiver with digital tuning and method therefor |
JP3087833B2 (ja) * | 1997-03-12 | 2000-09-11 | 日本電気株式会社 | サンプル周波数変換装置 |
US5914991A (en) * | 1997-06-30 | 1999-06-22 | Siemens Medical Systems, Inc. | Syncronizing a data acquisition device with a host |
US6169506B1 (en) * | 1998-08-17 | 2001-01-02 | Linear Technology Corp. | Oversampling data converter with good rejection capability |
-
2000
- 2000-11-01 US US09/703,646 patent/US6580383B1/en not_active Expired - Lifetime
-
2001
- 2001-10-15 JP JP2002540315A patent/JP2004528736A/ja active Pending
- 2001-10-15 KR KR10-2003-7006006A patent/KR20030057547A/ko not_active Application Discontinuation
- 2001-10-15 WO PCT/US2001/032617 patent/WO2002037685A2/en not_active Application Discontinuation
- 2001-10-15 EP EP01984003A patent/EP1382122A2/en not_active Withdrawn
- 2001-10-31 TW TW090127110A patent/TW531968B/zh not_active IP Right Cessation
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008147809A (ja) * | 2006-12-07 | 2008-06-26 | Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd | モータ制御装置およびa/d変換器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2002037685A2 (en) | 2002-05-10 |
TW531968B (en) | 2003-05-11 |
KR20030057547A (ko) | 2003-07-04 |
WO2002037685A3 (en) | 2003-11-06 |
US6580383B1 (en) | 2003-06-17 |
EP1382122A2 (en) | 2004-01-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Kester | Which ADC architecture is right for your application | |
JP2004528736A (ja) | オーバーサンプルされたサブレンジadcに基づく高分解能adc | |
US6784814B1 (en) | Correction for pipelined analog to digital (A/D) converter | |
Dyer et al. | An analog background calibration technique for time-interleaved analog-to-digital converters | |
US9231611B2 (en) | Analog-to-digital converter | |
Miki et al. | A 4.2 mw 50 ms/s 13 bit CMOS SAR ADC with SNR and SFDR enhancement techniques | |
US20070241950A1 (en) | Mismatch-shaping dynamic element matching systems and methods for multi-bit sigma-delta data converters | |
Rapuano et al. | ADC parameters and characteristics | |
US6473021B1 (en) | Analog to digital conversion circuits, systems and methods with gain scaling switched-capacitor array | |
US6970118B2 (en) | High-speed high-resolution ADC for precision measurements | |
WO2010019202A1 (en) | Correlation-based background calibration of pipelined converters with reduced power penalty | |
JP4543209B2 (ja) | デジタルディザを用いる多段変換器 | |
Daniels et al. | All-digital differential VCO-based A/D conversion | |
US10615818B1 (en) | Mixed chopping and correlated double sampling two-step analog-to-digital converter | |
US9007243B2 (en) | System and method for customizing data converters from universal function dice | |
US6639526B1 (en) | Circuits and methods for a variable oversample ratio delta-sigma analog-to-digital converter | |
US8497789B2 (en) | Modified dynamic element matching for reduced latency in a pipeline analog to digital converter | |
US20020053986A1 (en) | Methods and systems for high speed quantizers | |
Ferragina et al. | Gain and offset mismatch calibration in time-interleaved multipath A/D sigma-delta modulators | |
JP2004500727A (ja) | 予測器を備えた再帰マルチビットアナログ−ディジタル変換器 | |
Zheng et al. | A short review of some analog-to-digital converters resolution enhancement methods | |
Bonfini et al. | An ultralow-power switched opamp-based 10-B integrated ADC for implantable biomedical applications | |
Huang et al. | A Multistep Multistage Fifth-Order Incremental Delta Sigma Analog-to-Digital Converter for Sensor Interfaces | |
CN111697968B (zh) | 信号处理系统及方法 | |
Venca et al. | 27.8 A 0.076 mm2 12b 26.5 mW 600MS/s 4×-interleaved subranging SAR-ΔΣ ADC with on-chip buffer in 28nm CMOS |