JP2004528164A - フィルタ要素 - Google Patents
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Abstract
本発明は、液体、特にビールを濾過するための液路を備える管状フィルタ本体2を具備する、プリコートフィルタのフィルタキャンドルに関する。様々なプロセスステップに対する様々な媒介物の混合物を低減すると同時にフィルタキャンドルの安定性を向上するために、閉じた外周面を有する内部要素をフィルタ本体の内部に配置する。
【選択図】 図1
【選択図】 図1
Description
【技術分野】
【0001】
本発明は、液路を備える管状フィルタ本体を備える、液体、特にビールの濾過及び/又は安定化を目的としたプリコートフィルタのフィルタキャンドル(filter candle)に関する。
【背景技術】
【0002】
かかるフィルタキャンドルは、ビールに含まれる濁りを濾過するビール醸造工程で特に使用される。いわゆるプリコートフィルタの場合、ビールに珪藻土などの濾過助剤が混入され、珪藻土は濾過助剤の中でもフィルタ本体の外側に付着して、前記外側にプリコート層を形成する。次に、フィルタ容器の原液室に含まれる濾過されるビールがプリコート層と液路を通って管状フィルタキャンドルの内部に流れ込み、原液室の上方の濾液室に至る。原液室は水平仕切りによってフィルタ容器の濾液室から分離され、フィルタキャンドルが前記水平仕切りから吊り下げられている。
【0003】
従来のフィルタキャンドルは例えば巻かれた形状のワイヤなどから成り、ワイヤコイル間の隙間が液路の役割を果たす。
【発明の開示】
【0004】
濾過処理が実際に始まる前には、供給されるビールがフィルタ容器内の液体(プリコート処理の液体)を排除し、濾過処理が終了すると、フィルタ容器内のビールが水によって排除される必要がある。いずれの場合でも、水がビールと混合し、製品として直接使用できない混合物を形成する。フィルタの内容積が大きいほど、望ましくない混合物が増え、それを減らすために実際の製品を混ぜるなど余分な費用が必要になる。公知のフィルタキャンドルの内容積は、回収される液体の全量に実質的に影響を与え、その結果、混合物の量にも影響する可能性がある。
【0005】
したがって、本発明の目的は、当該混合物を減らすと同時に安定性が向上されるフィルタキャンドルを提供することである。
【0006】
本発明によればこの目的は、閉じた外周表面を有する内部要素をフィルタ本体内部に配置することで達成される。
【0007】
閉じた外周表面を有する内部要素がフィルタ本体内に配置されているため濾液量が著しく減少し、その結果、各種処理ステップの異なった媒介物の混合物量が大幅に減少する。フィルタ本体の内容積が縮小するため、前記フィルタ本体を通る液体の流速も大幅に増し、特にフィルタキャンドル洗浄の効率が飛躍的に高まり、それ故、必要な水量が少なくて済み、プリコート処理と濾過処理にも好影響を与える。流速が増すため、キャンドル内部での、特にキャンドルの下端での望ましくない濾過助剤の堆積が避けられる。さもないと、安定したキャンドル構造の形成に先立って行われるプリコート処理中に隙間を通過する小さい粒子によって、かかる沈殿が生じる可能性がある。最終的には、逆フラッシングの速度が増すため、洗浄処理の効率が向上する。
【0008】
また、本発明に従いフィルタ本体内に内部要素を配置することによって、通常は1メートルを超えるフィルタキャンドルの安定性も向上する。
【0009】
好ましい実施形態では、フィルタ本体は螺旋状に巻き付けられたワイヤから成る基本的に中空円筒形の構成要素であり、ワイヤコイル間の隙間が液路の役割を果たす。内部要素は円筒形又は中空円筒形であり、フィルタ本体の縦軸に沿って延びている。円筒形又は中空円筒形の内部要素は簡単に製造できる。
【0010】
内部要素がスペーサを介してフィルタ本体に結合されていれば有利である。この場合、内部要素は同時に、フィルタ本体、すなわち例えば螺旋状に巻き付けられたワイヤなどに対する支持部材の役割を果たすことができるため、フィルタ本体の安定性が向上し、全長を延長することもまた可能になる。
【0011】
特殊な実施形態では、フィルタ本体と内部要素の間でフィルタ本体の縦軸に沿ってスペーサがロッド状要素の形態で延びている。従ってフィルタ本体、スペーサ、及び内部要素を、溶接などの非常に安定した方法で相互接続することができる。
【0012】
別の実施形態では、フィルタ本体を内部要素に直接巻き付けることができる。この目的で、内部要素に突起を設けることができ、このとき前記突起はフィルタ本体に結合されている。従って例えばワイヤコイルなどのフィルタ本体を内部要素の突起に溶接することができる。余分な溶接工程で前記突起を内部要素に固定する必要がないため、スペーサを使用する場合と比べて突起の形成は容易である。
【0013】
突起は、断面が星状である内部要素を使用する場合には有利な仕方で得られる。内部要素の形状が星形であるため、外側縦エッジが複数得られ、その外側エッジにフィルタ本体を溶接できる。これは、内部要素の外側縦エッジの周囲にワイヤを螺旋状に巻き付けてそれに溶接を行うことで可能である。
【0014】
有利な実施形態では、内部要素は管状構成要素である。これは、フィルタキャンドルの総重量を非常に低く保つことができるという利点がある。しかし、内部要素は中空でない成分であってもよい。この場合は安定性がさらに向上するが、同時に重量も増加する。
【0015】
フィルタキャンドルは、それによりフィルタキャンドルを閉じるヘッドピース(先端部片)とエンドピース(末端部片)をさらに備えることができ、容積要素もヘッドピースとエンドピースに接続されている。容積要素がヘッドピースとエンドピースにさらに結合されると、安定性をさらに向上することができる。また、たとえば管状の内部要素を使用した場合には、上側と下側がヘッドピースとエンドピースによってのみ閉じられる開管を使用することができる。
【0016】
有利な方法においては、フィルタ本体の内容積の10%から90%を内部要素の体積が排除するのが良い。ビール濾過で一般に使用される種類のプリコートフィルタは多数のフィルタキャンドル(最大80)を備えているので、体積がわずか10%減少するだけでも、混合物の量を大幅に減少させる。
【0017】
本発明を以下の添付図面を参照して詳細に説明する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
本発明に従うフィルタキャンドルは、図4で概略のみが示されたプリコートフィルタに使用され得る。プリコートフィルタは、仕切り12によって原液室15と濾液室14に分離されたフィルタ容器13を備えている。フィルタキャンドルが仕切り12に固定されて吊り下げられ、原液室に突き出ている。珪藻土などの濾過助剤が混入されたビールなどの原液が給水管30を通って原液室15に供給される。基本的に円筒形のフィルタキャンドルの外表面上に、いわゆるプリコート層が形成される。原液が、フィルタ本体の液路を介してプリコート層を通ってフィルタ本体の内部に流れ込み、濾液室14に至る。濾液は、排水口16を介してフィルタ容器から排出することができる。また、容器13を洗浄するために、フラッシング管40を装備することができる。
【0019】
図1は、本発明の第1の実施形態の縦断面を概略的に示している。この実施形態では、螺旋状に巻き付けられたワイヤがフィルタ本体2として使用されている。ワイヤ17の断面をたとえばほぼ三角形にする事ができ、三角形の底辺はキャンドルフィルタ壁の外端面に位置決めされ、キャンドルの縦方向に延びている。また、キャンドルフィルタ壁の外端面上で2つの互いに隣接するワイヤのコイル間に、キャンドルの内部に向うほど広がる約30〜100μm幅の隙間が形成されている。この形成の仕方は本質的に良く知られているので、ここでは詳しく示さない。ワイヤのコイル間の隙間は液路として機能する。
【0020】
図1及び図1aからわかるように、ワイヤ17はスペーサ4を介して中空円筒形の内部要素3に巻き付けられており、前記内部要素3と前記ワイヤ17は前記スペーサ4を介して、たとえば複数の点で溶接するなどして相互に結合されている。その結果、内部要素3は巻き付けられたワイヤ17を支持する役割も果たすため、前記ワイヤの安定性が向上する。この実施形態では、スペーサ4が、フィルタキャンドル1の縦軸Lに沿って延びるロッドとして装備されている。スペーサ4と内部要素3の両方が、この実施形態では巻き付けられたワイヤ2であるフィルタ本体2の縦軸Lに沿ってその全長にわたって延びている。内部要素3とスペーサ4によって複数の濾液路6がフィルタ本体に形成される。この実施形態では全部で6つの濾液路が得られるように、6個のスペーサ4が使用されている。内部要素3によって、フィルタ本体2の内容積を大幅に縮小することができる。内部要素の外周面は閉じているため、濾液が内部要素に流れ込むことはない。この実施形態では、重量を考慮して内部要素3は中空、すなわち管状であり、ワイヤコイル17を受け入れ支持するための円周方向に設けられた溝5を備えた中実なエンドピース30を具備する。ただし、内部要素3を中実要素として装備することもできる。内部要素3は、その半径に応じて、フィルタ本体2の内容積の10%から70%を占めることができる。
【0021】
内部要素の内部はエンドピース30とヘッドピース7によって完全に閉じられている。しかし、内部要素3がヘッドピース7では閉じられていないが、適切なカバー又はキャップで予め密封されていることも考えられるであろう。本質的に重要な点は、液体によって満たされるフィルタ本体2の内容積が減少するように、内部要素への濾液の流れ込みを防止することができれば良い。
【0022】
フィルタキャンドルの稼動時、原液はフィルタ本体2のワイヤコイル17間の隙間11を通ってフィルタキャンドル1の濾液路6に流れ込み、矢印Pの方向に上昇し、各濾液路6に対してヘッドピース7に形成された開口部9を通ってヘッドピース7の濾液排出エリア8に流れ込む。ヘッドピース7はたとえばフィルタプレート12に接続されているため、濾液は次に、図4に示した濾液室14に入る。
【0023】
図2、図2a、図3及び図3aは、本発明のさらなる実施形態を示している。図1及び図1aに示した実施形態と同様に、この実施形態も、フィルタ本体2の内容積が縮小するように前記フィルタ本体2に配置された内部要素3を備えている。ただしこの実施形態では、内部要素3は円筒形又は中空円筒形の構成要素として実施されておらず、図2a及び図3aからわかるようにその断面は星形である。本実施形態においてもまた、図1と図2に関連して説明したものと同じ方法で、フィルタ本体2は螺旋状に巻き付けられたワイヤ17から形成される。この実施形態では、断面が星形である内部要素3に8つの突起20がある。この実施形態においても内部要素がフィルタ本体2の縦軸Lに沿って延びているため、それぞれの突起20においてフィルタ本体2の縦方向Lに延びる8つのエッジが得られる。これらのエッジはワイヤとの接点の役割を果たし、内部要素上で個別の支持部材を介して支持されているわけではない。ただしワイヤ17は内部要素3のエッジ20に螺旋状に巻き付けられ、前記エッジに溶接されている。その結果、内部要素はフィルタ本体すなわち巻き付けられたワイヤ17を支持することになるため、非常に安定した構造が保証される。ワイヤ17を巻き付けやすいように、星形の断面には少なくとも3つの突起20を設ける必要がある。フィルタ本体2が内部要素3に溶接されているため、この実施形態でも濾液を濾液室に導く8つの濾液路6が得られる。図2は図2aの線I−Iに沿っての縦断面であるため、図2では濾液路は示されていない。図2では、ブラインドホール10bが追加図示されているが、このホールを通して図3に示したネジを利用して、内部要素3をたとえばエンドピース(末端部片)5とヘッドピース(先端部片)7に固定することができる。
【0024】
図2と同じ実施形態を示す図3と図3aは、さらにヘッドピース7とエンドピース5を示している。図3が図2と異なるのは、図3aの線II−IIに沿っての縦断面であるため、濾液路6が見えないことである。図3からわかるように、ヘッドピース7とエンドピース5にはフィルタ本体と内部要素3をそれぞれ受け入れる凹部が設けられている。この実施形態では、ヘッドピース7とエンドピース5がネジで内部要素3に固定されている。しかし、図1に示した方法でフィルタ本体と内部要素をヘッドピース7とエンドピース5に接続することも可能であろう。断面が星形である内部要素3は、中空構成要素、すなわち管状構成要素としても中実構成要素としても実施することができる。第1の実施形態に関して説明したように、原液はまずプリコート層(表示していない)を通過し、ワイヤ17間の隙間11から流れ込む。次に、原液は矢印Pの方向に濾液路6を上昇し、ヘッドピース7の濾液排出口8に移動する。
【0025】
その結果、本発明に従えば内部要素3を備えることにより、フィルタ本体2の容積の90%までを縮小することができる。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】本発明によるフィルタキャンドルの概略縦断面を示している。
【図1a】図1の線A−Aに沿っての断面を示している。
【図2】本発明によるフィルタキャンドルのさらなる実施形態の縦断面を示している。
【図2a】図2の線A−Aに沿っての断面を示している。
【図3】本発明によるフィルタキャンドルの縦断面を示している。
【図3a】図3で使用されている内部要素の断面を示している。
【図4】本発明によるフィルタキャンドルが内部に吊り下げられたフィルタ容器の略断面を示している。
【0001】
本発明は、液路を備える管状フィルタ本体を備える、液体、特にビールの濾過及び/又は安定化を目的としたプリコートフィルタのフィルタキャンドル(filter candle)に関する。
【背景技術】
【0002】
かかるフィルタキャンドルは、ビールに含まれる濁りを濾過するビール醸造工程で特に使用される。いわゆるプリコートフィルタの場合、ビールに珪藻土などの濾過助剤が混入され、珪藻土は濾過助剤の中でもフィルタ本体の外側に付着して、前記外側にプリコート層を形成する。次に、フィルタ容器の原液室に含まれる濾過されるビールがプリコート層と液路を通って管状フィルタキャンドルの内部に流れ込み、原液室の上方の濾液室に至る。原液室は水平仕切りによってフィルタ容器の濾液室から分離され、フィルタキャンドルが前記水平仕切りから吊り下げられている。
【0003】
従来のフィルタキャンドルは例えば巻かれた形状のワイヤなどから成り、ワイヤコイル間の隙間が液路の役割を果たす。
【発明の開示】
【0004】
濾過処理が実際に始まる前には、供給されるビールがフィルタ容器内の液体(プリコート処理の液体)を排除し、濾過処理が終了すると、フィルタ容器内のビールが水によって排除される必要がある。いずれの場合でも、水がビールと混合し、製品として直接使用できない混合物を形成する。フィルタの内容積が大きいほど、望ましくない混合物が増え、それを減らすために実際の製品を混ぜるなど余分な費用が必要になる。公知のフィルタキャンドルの内容積は、回収される液体の全量に実質的に影響を与え、その結果、混合物の量にも影響する可能性がある。
【0005】
したがって、本発明の目的は、当該混合物を減らすと同時に安定性が向上されるフィルタキャンドルを提供することである。
【0006】
本発明によればこの目的は、閉じた外周表面を有する内部要素をフィルタ本体内部に配置することで達成される。
【0007】
閉じた外周表面を有する内部要素がフィルタ本体内に配置されているため濾液量が著しく減少し、その結果、各種処理ステップの異なった媒介物の混合物量が大幅に減少する。フィルタ本体の内容積が縮小するため、前記フィルタ本体を通る液体の流速も大幅に増し、特にフィルタキャンドル洗浄の効率が飛躍的に高まり、それ故、必要な水量が少なくて済み、プリコート処理と濾過処理にも好影響を与える。流速が増すため、キャンドル内部での、特にキャンドルの下端での望ましくない濾過助剤の堆積が避けられる。さもないと、安定したキャンドル構造の形成に先立って行われるプリコート処理中に隙間を通過する小さい粒子によって、かかる沈殿が生じる可能性がある。最終的には、逆フラッシングの速度が増すため、洗浄処理の効率が向上する。
【0008】
また、本発明に従いフィルタ本体内に内部要素を配置することによって、通常は1メートルを超えるフィルタキャンドルの安定性も向上する。
【0009】
好ましい実施形態では、フィルタ本体は螺旋状に巻き付けられたワイヤから成る基本的に中空円筒形の構成要素であり、ワイヤコイル間の隙間が液路の役割を果たす。内部要素は円筒形又は中空円筒形であり、フィルタ本体の縦軸に沿って延びている。円筒形又は中空円筒形の内部要素は簡単に製造できる。
【0010】
内部要素がスペーサを介してフィルタ本体に結合されていれば有利である。この場合、内部要素は同時に、フィルタ本体、すなわち例えば螺旋状に巻き付けられたワイヤなどに対する支持部材の役割を果たすことができるため、フィルタ本体の安定性が向上し、全長を延長することもまた可能になる。
【0011】
特殊な実施形態では、フィルタ本体と内部要素の間でフィルタ本体の縦軸に沿ってスペーサがロッド状要素の形態で延びている。従ってフィルタ本体、スペーサ、及び内部要素を、溶接などの非常に安定した方法で相互接続することができる。
【0012】
別の実施形態では、フィルタ本体を内部要素に直接巻き付けることができる。この目的で、内部要素に突起を設けることができ、このとき前記突起はフィルタ本体に結合されている。従って例えばワイヤコイルなどのフィルタ本体を内部要素の突起に溶接することができる。余分な溶接工程で前記突起を内部要素に固定する必要がないため、スペーサを使用する場合と比べて突起の形成は容易である。
【0013】
突起は、断面が星状である内部要素を使用する場合には有利な仕方で得られる。内部要素の形状が星形であるため、外側縦エッジが複数得られ、その外側エッジにフィルタ本体を溶接できる。これは、内部要素の外側縦エッジの周囲にワイヤを螺旋状に巻き付けてそれに溶接を行うことで可能である。
【0014】
有利な実施形態では、内部要素は管状構成要素である。これは、フィルタキャンドルの総重量を非常に低く保つことができるという利点がある。しかし、内部要素は中空でない成分であってもよい。この場合は安定性がさらに向上するが、同時に重量も増加する。
【0015】
フィルタキャンドルは、それによりフィルタキャンドルを閉じるヘッドピース(先端部片)とエンドピース(末端部片)をさらに備えることができ、容積要素もヘッドピースとエンドピースに接続されている。容積要素がヘッドピースとエンドピースにさらに結合されると、安定性をさらに向上することができる。また、たとえば管状の内部要素を使用した場合には、上側と下側がヘッドピースとエンドピースによってのみ閉じられる開管を使用することができる。
【0016】
有利な方法においては、フィルタ本体の内容積の10%から90%を内部要素の体積が排除するのが良い。ビール濾過で一般に使用される種類のプリコートフィルタは多数のフィルタキャンドル(最大80)を備えているので、体積がわずか10%減少するだけでも、混合物の量を大幅に減少させる。
【0017】
本発明を以下の添付図面を参照して詳細に説明する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
本発明に従うフィルタキャンドルは、図4で概略のみが示されたプリコートフィルタに使用され得る。プリコートフィルタは、仕切り12によって原液室15と濾液室14に分離されたフィルタ容器13を備えている。フィルタキャンドルが仕切り12に固定されて吊り下げられ、原液室に突き出ている。珪藻土などの濾過助剤が混入されたビールなどの原液が給水管30を通って原液室15に供給される。基本的に円筒形のフィルタキャンドルの外表面上に、いわゆるプリコート層が形成される。原液が、フィルタ本体の液路を介してプリコート層を通ってフィルタ本体の内部に流れ込み、濾液室14に至る。濾液は、排水口16を介してフィルタ容器から排出することができる。また、容器13を洗浄するために、フラッシング管40を装備することができる。
【0019】
図1は、本発明の第1の実施形態の縦断面を概略的に示している。この実施形態では、螺旋状に巻き付けられたワイヤがフィルタ本体2として使用されている。ワイヤ17の断面をたとえばほぼ三角形にする事ができ、三角形の底辺はキャンドルフィルタ壁の外端面に位置決めされ、キャンドルの縦方向に延びている。また、キャンドルフィルタ壁の外端面上で2つの互いに隣接するワイヤのコイル間に、キャンドルの内部に向うほど広がる約30〜100μm幅の隙間が形成されている。この形成の仕方は本質的に良く知られているので、ここでは詳しく示さない。ワイヤのコイル間の隙間は液路として機能する。
【0020】
図1及び図1aからわかるように、ワイヤ17はスペーサ4を介して中空円筒形の内部要素3に巻き付けられており、前記内部要素3と前記ワイヤ17は前記スペーサ4を介して、たとえば複数の点で溶接するなどして相互に結合されている。その結果、内部要素3は巻き付けられたワイヤ17を支持する役割も果たすため、前記ワイヤの安定性が向上する。この実施形態では、スペーサ4が、フィルタキャンドル1の縦軸Lに沿って延びるロッドとして装備されている。スペーサ4と内部要素3の両方が、この実施形態では巻き付けられたワイヤ2であるフィルタ本体2の縦軸Lに沿ってその全長にわたって延びている。内部要素3とスペーサ4によって複数の濾液路6がフィルタ本体に形成される。この実施形態では全部で6つの濾液路が得られるように、6個のスペーサ4が使用されている。内部要素3によって、フィルタ本体2の内容積を大幅に縮小することができる。内部要素の外周面は閉じているため、濾液が内部要素に流れ込むことはない。この実施形態では、重量を考慮して内部要素3は中空、すなわち管状であり、ワイヤコイル17を受け入れ支持するための円周方向に設けられた溝5を備えた中実なエンドピース30を具備する。ただし、内部要素3を中実要素として装備することもできる。内部要素3は、その半径に応じて、フィルタ本体2の内容積の10%から70%を占めることができる。
【0021】
内部要素の内部はエンドピース30とヘッドピース7によって完全に閉じられている。しかし、内部要素3がヘッドピース7では閉じられていないが、適切なカバー又はキャップで予め密封されていることも考えられるであろう。本質的に重要な点は、液体によって満たされるフィルタ本体2の内容積が減少するように、内部要素への濾液の流れ込みを防止することができれば良い。
【0022】
フィルタキャンドルの稼動時、原液はフィルタ本体2のワイヤコイル17間の隙間11を通ってフィルタキャンドル1の濾液路6に流れ込み、矢印Pの方向に上昇し、各濾液路6に対してヘッドピース7に形成された開口部9を通ってヘッドピース7の濾液排出エリア8に流れ込む。ヘッドピース7はたとえばフィルタプレート12に接続されているため、濾液は次に、図4に示した濾液室14に入る。
【0023】
図2、図2a、図3及び図3aは、本発明のさらなる実施形態を示している。図1及び図1aに示した実施形態と同様に、この実施形態も、フィルタ本体2の内容積が縮小するように前記フィルタ本体2に配置された内部要素3を備えている。ただしこの実施形態では、内部要素3は円筒形又は中空円筒形の構成要素として実施されておらず、図2a及び図3aからわかるようにその断面は星形である。本実施形態においてもまた、図1と図2に関連して説明したものと同じ方法で、フィルタ本体2は螺旋状に巻き付けられたワイヤ17から形成される。この実施形態では、断面が星形である内部要素3に8つの突起20がある。この実施形態においても内部要素がフィルタ本体2の縦軸Lに沿って延びているため、それぞれの突起20においてフィルタ本体2の縦方向Lに延びる8つのエッジが得られる。これらのエッジはワイヤとの接点の役割を果たし、内部要素上で個別の支持部材を介して支持されているわけではない。ただしワイヤ17は内部要素3のエッジ20に螺旋状に巻き付けられ、前記エッジに溶接されている。その結果、内部要素はフィルタ本体すなわち巻き付けられたワイヤ17を支持することになるため、非常に安定した構造が保証される。ワイヤ17を巻き付けやすいように、星形の断面には少なくとも3つの突起20を設ける必要がある。フィルタ本体2が内部要素3に溶接されているため、この実施形態でも濾液を濾液室に導く8つの濾液路6が得られる。図2は図2aの線I−Iに沿っての縦断面であるため、図2では濾液路は示されていない。図2では、ブラインドホール10bが追加図示されているが、このホールを通して図3に示したネジを利用して、内部要素3をたとえばエンドピース(末端部片)5とヘッドピース(先端部片)7に固定することができる。
【0024】
図2と同じ実施形態を示す図3と図3aは、さらにヘッドピース7とエンドピース5を示している。図3が図2と異なるのは、図3aの線II−IIに沿っての縦断面であるため、濾液路6が見えないことである。図3からわかるように、ヘッドピース7とエンドピース5にはフィルタ本体と内部要素3をそれぞれ受け入れる凹部が設けられている。この実施形態では、ヘッドピース7とエンドピース5がネジで内部要素3に固定されている。しかし、図1に示した方法でフィルタ本体と内部要素をヘッドピース7とエンドピース5に接続することも可能であろう。断面が星形である内部要素3は、中空構成要素、すなわち管状構成要素としても中実構成要素としても実施することができる。第1の実施形態に関して説明したように、原液はまずプリコート層(表示していない)を通過し、ワイヤ17間の隙間11から流れ込む。次に、原液は矢印Pの方向に濾液路6を上昇し、ヘッドピース7の濾液排出口8に移動する。
【0025】
その結果、本発明に従えば内部要素3を備えることにより、フィルタ本体2の容積の90%までを縮小することができる。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】本発明によるフィルタキャンドルの概略縦断面を示している。
【図1a】図1の線A−Aに沿っての断面を示している。
【図2】本発明によるフィルタキャンドルのさらなる実施形態の縦断面を示している。
【図2a】図2の線A−Aに沿っての断面を示している。
【図3】本発明によるフィルタキャンドルの縦断面を示している。
【図3a】図3で使用されている内部要素の断面を示している。
【図4】本発明によるフィルタキャンドルが内部に吊り下げられたフィルタ容器の略断面を示している。
Claims (13)
- 液路(11)を備える管状フィルタ本体(2)を具備する、液体、特にビールの濾過及び/又は安定化を目的としたプリコートフィルタのフィルタキャンドルにおいて、外周面が閉じた内部要素(3)が前記フィルタ本体(2)の内部に配置されていることを特徴とするフィルタキャンドル。
- 前記フィルタ本体(2)が、螺旋状に巻き付けられたワイヤ(17)から形成される基本的に中空円筒形の構成要素であり、ワイヤコイル間の隙間(11)が液路(11)の役割を果たすことを特徴とする、請求項1に記載のフィルタキャンドル。
- 前記内部要素が円筒形又は中空円筒形であり、前記フィルタ本体(2)の縦軸(L)に沿って延びていることを特徴とする、請求項1又は2に記載のフィルタキャンドル。
- 前記内部要素(3)がスペーサ(4)を介して前記フィルタ本体(2)に接続されることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のフィルタキャンドル。
- 前記スペーサ(4)が、前記フィルタ本体(2)と前記内部要素(3)との間で前記フィルタ本体(2)の縦軸(L)に沿って、ロッド状要素として延びていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載のフィルタキャンドル。
- 前記フィルタ本体(2)が前記内部要素(3)に直接巻き付けられることを特徴とする、請求項1又は2に記載のフィルタキャンドル。
- 前記内部要素(3)が星形断面を有することを特徴とする、請求項6に記載のフィルタキャンドル。
- 前記ワイヤが前記内部要素(3)の外側縦方向エッジに螺旋状に巻き付られて溶接されていることを特徴とする、請求項6又は7に記載のフィルタキャンドル。
- 前記フィルタキャンドル(1)がさらにヘッドピース(7)とエンドピース(5)を具備しており、前記ヘッドピース(7)及び前記エンドピース(5)により前記フィルタキャンドルを閉じ、前記内部要素(3)も前記ヘッドピース(7)と前記エンドピース(5)に結合されることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載のフィルタキャンドル。
- 前記内部要素(3)が管状構成要素であることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載のフィルタキャンドル。
- 前記内部要素3が中実な構成要素であることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか1項に記載のフィルタキャンドル。
- 前記内部要素の体積が前記フィルタ本体の内容積の10%〜90%の範囲内であることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか1項に記載のフィルタキャンドル。
- フィルタ容器(13)と原液室(15)を包含するプリコートフィルタであって、液体を濾過するために前記原液室(15)はその内部にフィルタキャンドル(1)が配置されている請求項1〜12のいずか1項に記載のプリコートフィルタ。
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