JP2004527853A - キャップを取り外すと起動する電子ペン - Google Patents

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Abstract

電子ペンは、本体と、キャップと、始動デバイスとを有する。この始動デバイスは、キャップがこの本体上に存在するか不在であるかを感知するセンサーユニットを備えている。この始動デバイスは、本体からキャップが取り外されるとそれに反応して、又は、本体の前端部から分離しているある部分上にキャップが置かれるとそれに反応して、電子ペンを起動するように動作可能である。この始動デバイスはさらに、本体の前端部から分離されているある部分上にキャップが置かれるとそれに反応して電子ペンを起動解除するように動作可能である。この始動デバイスはさらに、前記本体に前記キャップが置かれると、それに反応して電子ペンを起動解除するように動作可能である。電子ペンを起動したり起動解除したりする方法も記載する。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、本体とキャップとを有する電子ペンに関する。本発明はまた、電子ペンを起動する方法と、電子ペンを起動解除する方法に関する。
【背景技術】
【0002】
センサーと、ペンで書かれたものをディジタル式に記録する電子デバイスとを有する電子ペンが周知である。さまざまな種類のセンサー、たとえば、US−A−5 434 371及びUS−A−6 130 666に記載されているような加速センサーや、US−A−5 294 792、US−A−5 852 434及びWO 00/73983に記載されているような光センサーや、US−A−6 104 388に記載されているような圧力センサーや、US−A−5 294 792及びUS−A−6 130 666に記載されているような機械式センサーをペンの内部に配置して、その位置を決定するようになっている。US−A−5 012 049に記載されているようなさらに別のタイプの電子ペンでは、信号(たとえば、光、音、赤外放射線など)を三角測量して、位置を決定するようになっている。
【0003】
ユーザによって容易でしかも直感に訴えるような仕方でこのような電子ペンや他のタイプの電子ペンを起動したり起動解除したりする方法が発見されることが望ましい。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、電子ペンの使用法、特に、電子ペンの起動と起動解除を容易化することによって、さらに簡略化して改善することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この目的は、クレーム1、2及び3によるペンと、クレーム23及び27による電子ペン起動方法と、クレーム25による電子ペン起動解除方法とによって達成されるが、その好ましい実施形態と変更例は、それに関連するサブクレームに定義されている。
【0006】
本発明によるペンは、電子ペンの容易な起動と起動解除のためにキャップを利用する。この電子ペンは、キャップの存在又は不在を検出するセンサーユニットをさらに備えている。
【0007】
本発明の一実施形態によれば、このセンサーユニットは機械式スイッチを備える。これは、スイッチングプロセスのためになんら電力を用いないという主要な利点がある。機械式スイッチを用いると、動作の信頼性が高くなる。標準の構成部品を広く選択することによって、この解決策は、製造が簡単にそして安価なものとなる。
【0008】
本発明の別の実施形態によれば、センサーユニットは、電気式スイッチを備える。これもまた、電気式スイッチは受動素子であるためなんら電力を必要としない解決策である。
【0009】
本発明のさらに別の実施形態によれば、センサーユニットは、無接触で操作可能である。これによって、本体のカバーに開口部を開ける必要がなくなり、したがって、ペンの構造強度が増し、ほこり湿気が本体中に入る危険性が減少し、これによって、ペンをよりロバストなものとするという利点がある。カバーが閉じられていることによってまた、電気的衝撃に対する抵抗力が増すという利点がある。
【0010】
この無接触操作可能なセンサーユニットは、動きセンサーを備える。これは、動きセンサーをペン中のどこにでも置いて、ペンのアセンブリを簡略化できるという利点がある。
【0011】
さらに別の実施形態によれば、無接触操作式センサーユニットは、光センサーを備える。これによって、キャップの存在又は不在を検出する便利で確実な方法が提供される。
【0012】
ある好ましい実施形態によれば、光センサーは、カメラなどのソリッドステート撮像デバイスである。このカメラは、電子ペンの操作中に情報を登録するために用いることが可能であるカメラであることが望ましい。これによって、ペンに対して余分な部品を追加する必要がなく、これで、ペンのサイズ、重量及びコストを軽減できるという利点がある。
【0013】
本発明の別の実施形態では、無接触操作式センサーユニットは、上記の光センサーに加えて圧力センサーを備えている。これによって、キャップの存在又は不在の決定がよりいっそう確実になるという利点がある。
【0014】
この圧力センサーは、ペン中の書き込み用具が書き込み表面に対して押圧されるとそれを感知するようにも使用可能であるのが望ましい。これは、ペンの部品の分量が最小化されるので、便利である。
【0015】
一実施形態によれば、無接触操作式センサーユニットは、磁場の変化を利用して、キャップの存在又は不在を検出するようになっている。これで、検出の解決策が、信頼性が高く耐久性のあるものとなる。
【0016】
磁場を利用する一つの方法は、リードスイッチを使用することである。ある好ましい実施形態では、このリードスイッチは本体中に配置され、磁石がキャップ中に配置される。これで、標準部品を用いている解決策が単純で信頼性の高いものとなる。これはまた、省エネルギの解決策でもあるが、それは、リードスイッチが受動素子であるからである。
【0017】
磁場の変化を利用する別の方法は、ホール素子を用いることである。ある好ましい実施形態では、このホール素子は本体中に配置され、磁石がキャップ中に配置される。これで、解決策が省スペースのものとなるが、それは、ホール素子と磁石が小型化できるからである。ホール素子は温度の変化に対して敏感でない特徴を持つので、これを選択すれば、解決策を信頼性のあるものとすることが可能であり、また、それは使っても容易に磨耗しないため、解決策が耐久性のあるものとなる。ホール素子は、市場では標準の部品であり、取り付けも簡単で、ペンの製造が簡略化される。
【0018】
ある好ましい実施形態では、上記の磁石はキャップのクリップの下方に配置される。これで、キャップの全体的外観を変更することなくキャップの壁の厚さを局所的に増して、磁石を保持するポケットを形成することができるため、キャップ上の磁石のスペースが増すので利点となる。さらに、このクリップを、フェライト材料などの磁気シールド材料から作って、ペンの周りの磁場を最小化し、これで、たとえば、ペンの近傍に保持されているクレジットカード上の磁気片を磁石の磁場から保護することが可能となる。
【0019】
本発明の別の実施形態では、フェライト材料のエレメントなどの磁場コンセントレータを前記ホール素子に隣接して配置する。これは、これによって、より小さい磁石をキャップ中で使用することが可能となるので、利点である。磁場コンセントレータはまた、磁石をホール素子からより離れた位置に置くことと、ホール素子に対向して磁石を置く際の正確さに対する必要性を減少させることが可能となる。ある特定の実施形態では、磁石はホール素子に隣接して置かれ、このため、背景磁場が簡略化され、これで、ホールスイッチをより弱い磁場でスイッチングすることが可能となる。
【0020】
本発明のさらに別の実施形態では、センサーユニットは振動センサーを備える。これは、安定して耐久性のある解決策であり、また、これで、電気妨害や磁気妨害によって影響されないという利点がある。
【0021】
上記の利点もまた、本発明による方法によって達成される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
本発明とその多くの利点をここで、現在好ましいとされている例示の実施形態を示す添付図面を参照してさらに説明する。
【0023】
次には、書き込み表面上の位置コーディングパターンの光学的登録に基づいて位置を決定するように設計された電子ペンを中心に説明する。このペンとパターンの基本的特徴はさらに、参照してここに組み込む特許公報WO 00/73981、WO 01/16691及びWO 01/26032にさらに開示されている。しかしながら、本発明は、図示のペンに限られず、導入部で記述されたタイプを含むどのようなタイプの電子ペン及び、WO 98/20446に開示されているような他のペン形状の読み取りデバイスでも用いることが可能であることを理解すべきである。
【0024】
図1を参照すると、本発明の電子ペン1は、本体2と、クリップ4を持つキャップ3とを有している。このキャップ3は、本体2の前端部2aに置かれている。キャップ3は、ペン1の使用中に情報を記録するために用いられているペン1の前端部2aをカバーするために用いられるいかなる形態の手段であってもよい。
【0025】
本体2の内部には、回路ボード5が配置されている(図2を参照)。書き込みエレメント、たとえば、インクカートリッジ6、CMOSもしくはCCDカメラ7などのソリッドステート撮像デバイスと、発光ダイオード(LED)8ともまた、本体2の前端部2aに置かれている。回路ボード5の上には、ホール素子9とフェライト素子、この場合は、ネジ10とが互いに隣り合って取り付けられている。図4から分かるように、磁石11が、キャップ3の位置側の凹部12内のクリップ4の下方に置かれている。キャップ3の側壁には、長尺のリッジ又はバルジ13が、図3に示すように、クリップ4の真下に存在している。
【0026】
また、キャップ中に取り付けられているリング磁石を用いたり、キャップ1中に磁性材料を、たとえば、磁性材料がポリマーと混合されてキャップ中にモールディングされる射出成形を用いたり、ポリマー材料が磁石の周りにモールディングされる挿入モールディングを用いて、モールディングすることが可能である。
【0027】
キャップ3は、本体2の前端部2a上に置かれるとインクカートリッジ6の先端をカバーする。このキャップ3は、ペン1の本体2から取り外してもよい。ペン1を使用する前に、キャップ3が取り外される。キャップ3を取り外すと、ペン1が起動される。
【0028】
この起動は2つの段階で達成することが可能である、すなわち、キャップ3が取り外されるとペン1はスタンドバイモードになり、インクカートリッジ6の先端が書き込み表面に対して押圧され、これが、たとえば、インクカートリッジ6に接続された圧力センサー(図示せず)によって感知されると完全に起動される。ペン1がスタンドバイモードにあるということは、たとえば、ペン1中のプロセッサが起動されているが、一方、カメラ7とLED8はいまだインアクティブであるということを暗示する。ペンが、PDAやコンピュータやモバイル電話などの外部デバイスと、短距離ラジオや誘導カップリングや赤外線などの無線インタフェースを介して通信する場合には、ペンは、この外部デバイスにスタンドバイモードで接続して、ペンの動作を効率的にする。
【0029】
ペンが完全に起動されたということは、たとえば、カメラ7がアクティブであり、LED8がオンされて書き込み表面を照明していることを暗示する。
【0030】
代替例では、スタンドバイモードは省略され、これで、ペン1は、キャップ3が取り外されているときに完全に起動されるようにしている。
【0031】
この起動は、センサーユニットを用いることによって実行される。センサーユニットの例としてはホール素子9と磁石11がある。ペンの始動デバイスは、このセンサーユニットと、ペンを起動するために用いられるペン内の他の何らかの形態の装置とを備えている。
【0032】
キャップ3が取り外されると、磁石11がホール素子9から遠ざけられ、これで、ホール素子9に影響を与える磁場が変化する。結果としてホール素子9中に生じる電圧差によって、上述したようにペン中の装置が起動される。
【0033】
また、他のタイプのマグネティックスイッチ、たとえば、リードスイッチを用いることも可能である。
【0034】
フェライトエレメント10が、磁場を引き付けてこれをホール素子9の周りに集中され、これで、キャップ3中の磁石11を、厚さ約1mmで直径が3mmという小さいものとすることが可能であるようにする。これに加えて又はその代わりに、磁石(図示せず)をホール素子に隣接して配置し、これで、ホール素子のところで局所的に磁場を高めるようにしてもよい。これで、ホール素子9をスイッチングするために、磁場をほんのすこし増すだけで足りることになる。磁石11を凹部12内に置くことによって、磁石11を本来の位置に滑動させることが容易となり、これで、キャップ3の組み立てが簡単なものとなる。
【0035】
クリップ4は、凹部12のすぐ上に置かれ、これで、より大きい凹部12を形成することを可能とするバルジ13を隠蔽することになる。クリップ4は、フェライト材料から成り、したがって、キャップの外部を磁石から遮断することにもなり、これで、クレジットカードの磁気片及び同等物を磁場によって影響されないように保護する。
【0036】
キャップ3をペン1の前端部2a上に置くと、磁石11がホール素子9に近づくに連れて、ホール素子9に影響する磁場が変化する。その結果得られる電圧変化によって、ペン1内の装置が起動解除される。キャップ3が本体2の上に置かれたからといって、すべての装置を即座に起動解除する必要はない。ペン1が、進行中の情報処理を最初に完了するということもあり得る。
【0037】
したがって、無接触操作可能なセンサーユニットを用いて、電子ペン1を起動したり起動解除したりする。
【0038】
キャップ3と本体2の設計は、キャップ3が前面端2aを保護しているときは、磁石11はホール素子9の真上に置かれるような設計となっている。この設計は、たとえば、本体とキャップの断面が円形でない形状、たとえば、楕円形、多角形などにすることによって達成可能である。さらに、キャップとペン本体の上に協同するガイドリブ及び/又は凹部が存在するようにしてもよい。
【0039】
1つ以上の磁場センサーの代わりに、ペンが、たとえば光や圧力の差を利用して、キャップ3の存在や不在を検出するセンサーを含むようにしてもよい。
【0040】
たとえば、キャップ3がペンの上に置かれるとこれによって覆われる光センサーを前面端2a上に取り付けることが可能である。キャップ3を取り外すと、この光センサーによって感知された光によって、ペン1が起動される。
【0041】
図示の場合では、光ペンであれば、カメラ7をこのような光センサーとして用いてもよい。したがって、カメラ7は、少なくとも定期的に起動されて、キャップ3が取り外されているかどうか感知する。電力消費を減少させるために、カメラ7のたった1つ又はほんの少しの画像エレメントだけを起動するようにしてこの目的を達成するようにしてもよい。電力消費をさらに減少させるには、キャップ3を、インクカートリッジ6に対してその長手方向に圧力を印加して、それに対応した出力信号を上記の圧力センサーから発生するように設計すればよい。こうすることによって、圧力センサーの出力信号が所与の制限時間を越えて持続した場合に、カメラ/光センサーの起動を中断するようにすることが可能である。
【0042】
キャップ3が取り外されると、ペン1は、カメラ7又は圧力センサーからの信号に基づいて起動することが可能となる。キャップ3を元に戻すと、ペン1は、カメラ7からの信号に基づいて起動解除される。
【0043】
さらに、カメラと圧力センサーを組み合わせると、ペンが暗い部屋で使用されているときにそれが間違って起動解除されることが防止されるという更なる利点がある。
【0044】
また、線形加速センサーなどの運動センサーを、望ましくはペンの長手方向に置いて使用して、キャップ3と本体1が分離した際に発生するペン1の長手方向の運動を検出させるようにすることも可能である。これは、キャップ3がペン1の前面端2aから取り外されたかその上に置かれたかを示すある種のセンサーと組み合わせ、これで、キャップ3が前面端2a上に置かれてペンが移動しているときはペン1が起動されないようにするのが望ましい。たとえば、運動センサーは、光センサー、たとえばカメラ7をトリガーして、キャップ3がオンであるかオフであるかを感知させ、これで、キャップが本体2上に置かれた場合に、運動によってペン1が起動されないことを保証するようにしてもよい。
【0045】
ペン1の起動又は起動解除はまた、ペン1の前端部2a内に配置される機械式スイッチを用いても達成可能である。キャップ3が本体2から取り外されると、スイッチが開放され、これを利用して、ペン1内の装置を起動する。このような機械式スイッチの例には、チルトスイッチ、先端スイッチ、スライドスイッチ、押しボタンなどがある。
【0046】
ペン1を起動したり起動解除したりする別の方法には、電気式スイッチを用いる方法がある。これは、たとえば、本体2から突出する2つの金属ピンとキャップ3の内側にある金属片とを用いて実施することが可能である。キャップ3が前面端2a上に置かれると、この金属ピンとキャップ3内の金属片とが閉回路を形成し、キャップが取り外されると、この接続が外され、これで開回路となる。また、キャップ3の内側表面をすべて金属化する、すなわち、金属キャップ3を用いることも可能である。
【0047】
別の実施形態では、キャップ3を取り外してもペン1が起動されず、むしろ、キャップ3を本体2の別の部分、たとえば、前端部2aの反対側の部分に置くと、ペン1が起動される。
【図面の簡単な説明】
【0048】
【図1】本発明による電子ペンの図である。
【図2】図1の電子ペンのキャップと本体の一部との拡大断面図である。
【図3】キャップの部分透視側面図である。
【図4】キャップの内側の部分透視斜視図である。

Claims (29)

  1. 本体と、キャップと、始動デバイスとを有する電子ペンにおいて、前記始動デバイスが、前記本体上に前記キャップが存在するか不在であるかを感知するセンサーユニットを備え、前記始動デバイスが、前記本体から前記キャップが取り外されるとそれに反応して前記電子ペンを起動するように動作可能である、前記電子ペン。
  2. 本体と、キャップと、始動デバイスとを有する電子ペンにおいて、前記始動デバイスが、前記本体上に前記キャップが存在するか不在であるかを感知するセンサーユニットを備え、前記始動デバイスが、前記本体に前記キャップが置かれるとそれに反応して前記電子ペンを起動解除するように動作可能である、前記電子ペン。
  3. 本体と、前記本体の前端部を保護するように配置されたキャップと、始動デバイスとを有する電子ペンにおいて、前記始動デバイスが、前記本体の前記前端部から分離された前記本体のある部分上に前記キャップが存在するか不在であるかを感知するセンサーユニットを備え、前記始動デバイスが、前記本体の前端部から分離された前記部分上に前記キャップが置かれるとそれに反応して前記電子ペンを起動するように動作可能である、前記電子ペン。
  4. 前記前端部から分離された前記部分が、前記前端部に対向する部分である、請求項3に記載の電子ペン。
  5. 前記センサーユニットが機械式スイッチを備える、請求項1、2、3又は4に記載の電子ペン。
  6. 前記センサーユニットが電気式スイッチを備える、請求項1、2、3又は4に記載の電子ペン。
  7. 前記センサーユニットが無接触動作可能である、請求項1、2、3又は4に記載の電子ペン。
  8. 前記センサーユニットが運動センサーを備える、請求項7に記載の電子ペン。
  9. 前記センサーユニットが光センサーを備える、請求項7に記載の電子ペン。
  10. 前記光センサーがソリッドステート撮像デバイスである、請求項9に記載の電子ペン。
  11. 前記ソリッドステート撮像デバイスが、前記電子ペンの動作中に情報を登録する目的で使用可能である、請求項10に記載の電子ペン。
  12. 前記センサーユニットが、圧力センサーをさらに備える、請求項9に記載の電子ペン。
  13. 前記電子ペンが書き込み用具をさらに備え;
    前記キャップが、前記書き込み用具を覆うように配置され、これで、前記電子ペンが使用されていないときに前記書き込み用具を保護し、また、前記書き込み用具を書き込み表面に対して押圧すると前記圧力センサーが感知目的で使用可能となる;
    請求項12に記載の電子ペン。
  14. 前記センサーユニットが磁場の変化を利用して、前記キャップが前記本体上に存在するか不在であるかを検出する、請求項7に記載の電子ペン。
  15. 前記センサーユニットがリードスイッチを備える、請求項14に記載の電子ペン。
  16. 前記リードスイッチが前記本体中に配置され、磁石が前記キャップ内に配置される、請求項15に記載の電子ペン。
  17. 前記磁石が前記キャップ上のクリップの下方に配置される、請求項16に記載の電子ペン。
  18. 前記センサーユニットがホール素子を備える、請求項14に記載の電子ペン。
  19. 前記ホール素子が前記本体中に配置され、磁石が前記キャップ内に配置される、請求項18に記載の電子ペン。
  20. 前記磁石が前記キャップ上のクリップの下方に配置される、請求項19に記載の電子ペン。
  21. 金属片などの磁場コンセントレータが、前記ホール素子に隣接して配置される、請求項18に記載の電子ペン。
  22. 磁石が、前記ホール素子に隣接して配置される、請求項18に記載の電子ペン。
  23. 前記センサーユニットが振動センサーを備える、請求項7に記載の電子ペン。
  24. 本体とキャップとを有する電子ペンを起動する方法において、前記方法が:
    前記キャップを前記本体から外すステップと;
    前記キャップの不在を検出するステップを;
    前記電子ペンを起動するステップと;
    を含む、前記方法。
  25. 前記キャップの不在を検出するステップが、磁場の変化を判定するステップを含む、請求項24に記載の方法。
  26. 本体とキャップとを有する電子ペンを起動解除する方法において、前記方法が:
    前記キャップを前記本体に置くステップと;
    前記キャップの存在を検出するステップを;
    前記電子ペンを起動解除するステップと;
    を含む、前記方法。
  27. 前記キャップの存在を検出するステップが、磁場の変化を判定するステップを含む、請求項26に記載の方法。
  28. 本体とキャップとを有する電子ペンを起動する方法であり、前記本体が前端部を有し、前記方法が:
    前記キャップを、前記前端部から分離した前記本体のある部分上に置くステップと;
    前記キャップの存在を検出するステップと;
    前記電子ペンを起動するステップと;
    を含む、前記方法。
  29. 前記キャップの存在を検出するステップが、磁場の変化を判定するステップを含む、請求項28に記載の方法。
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