JP2004526587A - 輪転印刷機のためのラッカ塗布装置 - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
本発明は、輪転印刷機、特に枚葉紙印刷機のための請求項1および請求項2の前提部分おいて書き部に記載のラッカ塗布装置に関する。
【背景技術】
【0002】
この種のラッカ塗布装置は、輪転印刷機内で被印刷材料にラッカ塗布するためのオフセット印刷装置として、独国特許出願公開第19729977号明細書(特許文献1)より知られている。このラッカ塗布機の場合、プレート胴は、弾力のある表面を持った平版印刷版か、あるいは可撓な凸版印刷版かを選択的に保持している。上記プレート胴には、配量機構が設けられている。この配量機構は、湿し剤塗布ローラが置かれる領域に、(上記湿し剤塗布ローラに向けて)セル彫刻された塗布ローラを交換可能な配置状態で有している。このとき、この塗布ローラには、チャンバドクタが設けられている。ラッカ塗布時には、インキ付けローラを有するインキ装置がプレート胴から分離されている。このとき有利なのは、上記プレート胴上に固定可能な印刷版が、自動化されたプレートクランプ装置及び交換装置によって取り付けられたり取り外されたりする点である。
【0003】
輪転印刷機のためのさらに他のラッカ塗布装置が欧州特許出願公開第0620115号明細書(特許文献2)から知られている。被印刷材料をインラインでコーティングするために、少なくとも二つのラッカ塗布ユニットが設けられている。このとき、被印刷材料の搬送方向上流側に設けられた第1のラッカ塗布ユニットは、フレキソ印刷装置として形成されている。なお、このフレキソ印刷装置は、可撓な凸版印刷版を保持している版胴(この版胴は、被印刷材料を導く圧胴と接触している)と、セル彫刻された塗布ローラ(塗布ローラは、やはり版胴と接触している)と、当接させることのできるチャンバドクタとを有している。後置された第2のラッカ塗布ユニットは、従来のラッカ塗布ユニットとして構成されており、特に、全面的なラッカ塗布に対して用いられる。
印刷所で使用される際には、全面ラッカ塗布のために可撓なゴムブランケットが版胴上に張り付けられる。この種のゴムブランケットは、一層向上したダンピング作用(Daempfungsfunktion)を有しており、そして、ラッカ塗布プレートよりも高価で、オフセット印刷装置のゴムブランケット胴上に用いられるゴムブランケットに相当するものである。
【0004】
独国特許出願公開第19613119号明細書(特許文献3)より、枚葉紙案内胴を有する枚葉紙輪転印刷機のラッカ塗布タワーに関し、塗布装置付きのニス引き胴が知られている。このとき、ニス引き胴は、枚葉紙オフセット印刷機の印刷装置内に設けられたプレートクランプ付き印刷版胴として構成されている。さらに、ニス引き胴には、ラッカ塗布プレートのためのプレート交換装置が設けられている。
【0005】
輪転印刷機内でゴムブランケットを使用する際の欠点は、ゴムブランケットの張り付けが極めて面倒であり、そのためにかなりの装着時間が必要になるという点である。しかも、ラッカ塗布プレートを使用する際には、これらのラッカ塗布プレートのダンピングする性質が小さすぎる上に、ラッカ塗布プレートがゴムブランケットよりも高価であるという点も問題である。
【特許文献1】
独国特許出願公開第19729977号明細書
【特許文献2】
欧州特許出願公開第0620115号明細書
【特許文献3】
独国特許出願公開第19613119号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、装着時間の短縮を可能にする構成を有しかつ汎用可能な、上述の類のラッカ塗布装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この課題は、請求項1および請求項2の特徴部分に記載の構成によって解決される。さらなる構成は、従属請求項に与えられている。
【0008】
ラッカ塗布装置の第一の長所は、この装置が、例えば、印刷塗料(Drucklack)、水分散型塗料(waessriger Dispersionslack)、UV塗料、発泡塗料(Blisterlack)、あるいはまた、金属印刷インキ(Metalldruckfarben)といった特殊インキ、フレキソ印刷インキ等、異なる種類のラッカ/塗料による加工処理に適しているという点にある。
【0009】
さらに有利なのは、オフセット印刷装置内および/またはニス引き装置内でラッカ塗布装置を使用できる点である。このとき、このラッカ塗布装置は、間接印刷におけるオフセット印刷装置内で動作可能とされているとともに、直接印刷におけるニス引き装置内で動作可能とされている。
【0010】
間接印刷におけるオフセット印刷装置は、それ自身良く知られているように、少なくとも、被印刷材料を導く圧胴と、ゴムブランケット胴と、プレート胴とからなり、このとき、プレート胴には、少なくとも一つのインキ装置が設けられている。この構成は、乾式つまりは湿し剤を使わないオフセット印刷(乾式オフセット)に適している。湿式オフセット印刷の場合、インキ装置には、プレート胴の回転方向上流側に湿し装置が設けられている。
【0011】
直接印刷におけるニス引き装置は、少なくとも、被印刷材料を導く圧胴と、版胴と、少なくとも一つの塗布ローラを有する配量機構とからなる。
【0012】
ここで、間接印刷におけるオフセット印刷装置においては、プレート胴上に積層体が固定され(ゴムブランケット胴が隣接配置されるとき)、また、直接印刷におけるニス引き装置においては、上記積層体は、版胴上に固定される。
【0013】
同じように、オフセット印刷装置内のプレート胴、および/またはニス引き装置内の版胴に、それぞれプレート交換装置が配設され、これにより、上記積層体の交換が、各印刷装置/ニス引き装置内で自動化されて実行可能とされている点が有利である。
【0014】
さらに、上記積層体が、曲げることのできる支持層、該支持層上に設けられた圧縮可能な層、それも好ましくはゴム層、及びこの層の上に設けられたゴムブランケット被覆層から構成されている点も長所である。上記積層体は、凸凹無く平らで、互いに接合された複数の層を有し、これらの層は、ぴんと張られた状態で、胴にぴったりと合わされて、湾曲されている。
【0015】
一般に積層体は、例えば溝をたたくとき等、(ラッカ塗布プレートに比べて)一層向上したダンピング特性(減衰特性)を有しており、全面的なラッカ塗布または余白を残したラッカ塗布(スポット的なラッカ塗布)に広く使用することができる。余白を残したラッカ塗布の場合に有利なのは、少なくとも、積層体のゴムブランケット被覆層を剥離する(余白を残したラッカ塗布のためにゴムブランケット被覆層を部分的に除去する)ことができる点である。
【0016】
有利なのは、さらに、プレートクランプ装置が、プレート胴の場合だけでなく版胴の場合にも、画一的に構成され、好適にも、張設対象の印刷版の画一的な厚さ寸法に合わせて調整可能とされている、つまり、上記積層体の支持層の厚さがオフセット印刷プレートの厚さに対応している点である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下に、本発明を実施形態に基づき詳述する。
【0018】
枚葉紙印刷機等の複数のオフセット印刷装置1を有する輪転印刷機は、一列に並べられるようにして構成されている。ここで、オフセット印刷装置1に対して、枚葉紙形被印刷材料の搬送方向下流側に、第1のニス引き装置2及び第2のニス引き装置3が後置されている。ニス引き装置2,3の間には、加工対象の被印刷材料を乾燥させるために、乾燥機構4が設けられている。第2のニス引き装置3には、送り出し装置5が後置されている。この送り出し装置5は、とりわけ、周回する搬送機構7によって構成され、この搬送機構7は、枚葉紙形の被印刷材料を送り出し装置積み紙部6へと運んで堆積させるように構成されている。
【0019】
オフセット印刷装置1は、プレート胴8、ゴムブランケット胴9、ならびに枚葉紙案内胴としての圧胴11から概略構成されている。上記プレート胴8には、ローラ列及びインキ付けローラ16を有するインキ装置15が設けられ、さらに、必要に応じて湿し装置がこのプレート胴8に隣接配置されている。この湿し装置については、ここでは、これ以上詳しく述べることはしない。複数の印刷装置1、ニス引き装置2,3、及び乾燥機構4の間には、被印刷材料を搬送するための渡し胴10がそれぞれ設けられている。
【0020】
ニス引き装置2は、圧胴11と、該圧胴11とともに印刷間隙(ニス引き間隙)を形成する版胴12(この版胴12は、積層体17を保持している)と、第1の配量機構13とから構成されている。この第1の配量機構13は、本実施形態においては、版胴12に接触させることができかつセル彫刻が施された塗布ローラ、ならびに該塗布ローラと動作が機能的に関連しあう(機能的に接続されている)チャンバドクタによって形成されている。別構成として、共有のローラ間隙に上側から入るラッカ供給部を有する2ローラ装置(Zweiwalzenwerke)(ニップローラ方式[Quetschwalzenprinzip])か、あるいは、蓄積容器(Vorratsbehaelter)内に浸漬されるインキ出しローラ(Schopfwalze)を有するローラ装置(汲み出し/浸漬方式[Schoepf-/Tauchwalzenprinzip])の配量機構を用いることもできる。
【0021】
第2のニス引き装置3は、圧胴11と、該圧胴11とともに印刷間隙(ニス引き間隙)を形成する版胴12(この版胴12は、積層体17と第2の配量機構14を備えている)とから構成されている。第2の配量機構14は、例えば、2ローラ装置(ニップローラ方式)としての配量ローラならびに塗布ローラによって構成されている。このとき、別構成として、汲み出し/浸漬方式に従うセル彫刻された塗布ローラないしローラ装置を有するチャンバドクタ機構を用いることもできる。
【0022】
配量機構13,14は、コーティング液を循環させるために別々に制御可能な循環路にそれぞれ結合させることができる。
【0023】
輪転印刷機のオフセット印刷装置のためのラッカ塗布装置は、外周側においてプレート胴1上に、積層体17を固定するため、プレートクランプ装置24を備えている。この積層体17は、曲げることができ、かつプレート胴8のプレートクランプ装置24内に固定することができる支持層18から構成されている。この支持層18の上に積まれるようにして、圧縮可能な層19、それも特にゴム層が固着されている。この圧縮可能な層19の上に積まれるようにして、固定されたゴムブランケット被覆層20が設けられている。ここで、上記ゴムブランケット被覆層20は、オフセット印刷装置1の隣接配置されたゴムブランケット胴9と動作が連携するように機能的に接続されている。
【0024】
輪転印刷機のニス引き装置2および/またはニス引き装置3のためのラッカ塗布装置は、外周側において版胴12上に、積層体17を固定するため、プレートクランプ装置24を備えている。この積層体17は、曲げることができ、かつオフセット印刷装置1における積層体17と同様に、支持層18、圧縮可能な層19、それも特にゴム層、及びゴムブランケット被覆層20を有して組み立てられている。上記支持層18は、このとき、版胴12のプレートクランプ装置24内に固定され、ゴムブランケット被覆層20は、被印刷材料を導く隣接配置された圧胴11と機能的に接続されている。
【0025】
上記支持層18は、金属材料とされているか、あるいは少なくとも該支持層18が金属材料を含有していることが好ましい。この種の金属材料は、とりわけ鋼又はアルミニウムとされている。別構成として、プラスチック材料を支持層18として用いることができる。この積層体17は、曲げることができ、特に支持層18は、寸法が一定で安定している。
【0026】
上記圧縮可能な層19は、ダンピング機能(減衰機能)を高めるために、好ましくは空気封止部、および/または閉じ込められた空気の管を備えている。
積層体17は、少なくともゴムブランケット被覆層20上で剥離可能とされていることが好ましい。これにより、積層体17は、余白を残してラッカ塗布する場合(スポット的なラッカ塗布)にも用いることができる。ゴムブランケット被覆層20の剥離された部分においては、その真下に位置する圧縮可能な層19は、ゴムブランケット被覆層20の面に対して窪んだ状態で設けられており、その結果、ラッカ保持体とならない。
支持層18上の圧縮可能な層19は、加硫されていることが好ましい。圧縮可能な層19及びゴムブランケット被覆層20は、好ましくは接着性の接合体によって貼着状態で接合されていることが好ましい。これらの層18,19及び20は、平らに形成され、胴8,12上にぴったりと合わされるようにして取り付けられた状態で湾曲されている。全ての層18〜20は、貼着状態に接合されている。
【0027】
ラッカ装置は、以下のように動作する。オフセット印刷装置1内では、好適にも、周知のプレート交換装置23によって積層体17がプレート胴8上に供給される。この積層体17は、曲げることはできるものの、弾性の面ではゴムブランケットより硬いため、上記プレート交換装置23を用いて安定に取り付けたり取り外したりできる。
【0028】
前もって印刷プレートがプレート胴8上に固定されていた場合には、印刷プレートは、予めプレート胴8からプレート交換装置23へと逆送される。積層体17は、端部において支持層18側でプレートクランプ装置24によりプレート胴8上に固定される。
【0029】
この構成では、オフセット印刷装置1において、例えば印刷塗料の処理は、インキ付けローラ18が当接している場合、インキ溝からローラ列を介して行なわれる。これとは別に、インキ付けローラ18が離間されている場合には、独国特許出願公開第19729977号明細書から知られているように、少なくとも一つの塗布ローラ22を有する別の独立した配量機構21を用いることができる。この構成は、特に水性ディスパージョンラッカ(waessriger Dispersionslack)に適している。このとき、配量機構21は、セル彫刻された塗布ローラ(塗布ローラ21)を有するチャンバドクタ機構に限定されない。それどころか、別構成として、ニップローラ方式もしくは汲み出し/浸漬方式によるローラ装置を用いることもできる。湿し装置がある場合には、ラッカの供給は、湿し装置を介しても行なうことができる。
【0030】
オフセット印刷装置1においては、それ自体良く知られたプレート交換装置23によって、積層体17がプレート胴8上に供給されることが好ましい。積層体17は、曲げることはできるものの、弾性の面では周知のゴムブランケットよりも硬いため、上記プレート交換装置23を用いて安定に取り付けたり取り外したりできる。
【0031】
前もって印刷プレートがプレート胴8上に固定されていた場合には、印刷プレートは、予めプレート胴8からプレート交換装置23へと逆送される。積層体17は、端部において支持層18側でプレートクランプ装置24によりプレート胴8上に固定される。好ましい構成において、この種の支持層18は、少なくとも、プレートクランプ装置24の印刷開始レールの部分に、それ自身周知とされた見当合わせ機構のための穴あけ舌部を備えている。
【0032】
オフセット印刷装置1においては、例えば印刷塗料の処理は、インキ付けローラ18が当接している場合、インキ溝からローラ列を介して行なわれる。これとは別に、インキ付けローラ18が離間されている場合には、独国特許出願公開第19729977号明細書から知られているように、少なくとも一つの塗布ローラ22を有する別の独立した配量機構21を用いることができる。この構成は、特に水性ディスパージョンラッカ(waessriger Dispersionslack)に適している。このとき、配量機構21は、セル彫刻された塗布ローラ(塗布ローラ21)を有するチャンバドクタ機構に限定されない。それどころか、別構成として、ニップローラ方式もしくは汲み出し/浸漬方式によるローラ装置を用いることもできる。湿し装置がある場合には、ラッカの供給は、湿し装置を介しても行なうことができる。
【0033】
好ましい構成において、プレート胴8上に固定された積層体17は、ゴムブランケット胴9に対して隣接配置された洗浄装置25によって洗浄可能とされている。そのため、プレート胴8上の積層体17及びゴムブランケット胴9上のゴムブランケットは接触している。洗浄装置25によって、積層体17とゴムブランケット胴9は、一緒に洗浄される。
別構成として、洗浄装置25は、プレート胴8とゴムブランケット胴9の接触領域に設けられている。この構成において、洗浄装置25は、胴8,9が同時に洗浄可能とされるよう、胴8,9の両方にともに当接可能とされている。図2には、洗浄装置25の二つの配置がともに示されている。
【0034】
ニス引き装置2,3において、個々に周知とされたプレート交換装置23によって、各積層体17がそれぞれの版胴12上に供給されることが好ましい。積層体17は、曲げることはできるものの、弾性の面では周知のゴムブランケットよりも硬いため、上記プレート交換装置23を用いて安定に取り付けたり取り外したりできる。
【0035】
前もって柔軟な凸版印刷プレート等のラッカ塗布プレートが版胴12上に固定されていた場合には、印刷プレートは、予めプレート胴8からプレート交換装置23へと逆送される。積層体17は、端部において支持層18側でプレートクランプ装置24によって版胴12上に固定される。好ましい構成において、この種の支持層18は、少なくとも、プレートクランプ装置24の印刷開始レールの部分に、それ自身周知とされた見当合わせ機構のための穴あけ舌部を備えている。
【0036】
ニス引き装置2,3内では、例えば水性ディスパージョンラッカの処理を行なうことができる。配量機構として、セル彫刻された塗布ローラを有するチャンバドクタ機構、ならびに別構成としてニップローラ方式もしくは汲み出し/浸漬方式によるローラ装置を用いることができる。
【0037】
好ましい構成において、版胴12上に固定された積層体17は、版胴12に隣接配置された洗浄装置25を用いて洗浄可能とされている。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】オフセット印刷装置及びニス引き装置を有する印刷機を示す図である。
【図2】オフセット印刷装置のためのラッカ塗布装置を示す図である。
【図3】ニス引き装置のためのラッカ塗布装置を示す図である。
【図4】積層体の構造を示す図である。
【符号の説明】
【0039】
1・・・オフセット印刷装置
2,3・・・ニス引き装置
4・・・乾燥機構
5・・・送り出し装置
6・・・送り出し装置積み紙部
7・・・搬送機構
8・・・プレート胴
9・・・ゴムブランケット胴
10・・・渡し胴
11・・・圧胴
12・・・版胴
13,14・・・配量機構
15・・・インキ装置
16・・・インキ付けローラ
17・・・積層体
18・・・支持層
19・・・圧縮可能なゴム層
20・・・ゴムブランケット被覆層
21・・・配量機構
22・・・塗布ローラ
23・・・プレート交換装置
24・・・プレートクランプ装置
25・・・洗浄装置
Claims (9)
- 圧胴、ゴムブランケット胴、及び少なくとも一つの付属のインキ装置が配設されたプレート胴を有し、前記インキ装置のインキ付けローラが前記プレート胴に当接および離間可能とされてなる、輪転印刷機のためのラッカ塗布装置において、
外周側、プレート胴(1)上に、積層体(17)を固定するため、プレートクランプ装置(24)が設けられ、かつ、該積層体(17)は、可撓とされているとともに、前記プレートクランプ装置(24)内に固定可能とされた支持層(18)と、前記支持層(18)上に積み上げられるように設けられて固定された少なくとも一つの圧縮可能な層(19)と、該層(19)上に積み上げられるように設けられて固定されたゴムブランケット被覆層(20)とを備え、前記ゴムブランケット被覆層(20)は、隣接配置された前記ゴムブランケット胴(9)と機能的に接続されていることを特徴とするラッカ塗布装置。 - 圧胴、版胴、及び該版胴に配設された少なくとも一つの塗布ローラを持つ配量機構を有してなる、輪転印刷機のためのラッカ塗布装置において、
外周側、版胴(12)上に、積層体(17)を固定するため、プレートクランプ装置(24)が設けられ、かつ、該積層体(17)は、可撓とされているとともに、前記プレートクランプ装置(24)内に固定可能とされた支持層(18)と、前記支持層(18)上に積み上げられるように設けられて固定された少なくとも一つの圧縮可能な層(19)と、該層(19)上に積み上げられるように設けられて固定されたゴムブランケット被覆層(20)とを備え、被印刷材料を導く隣接配置された圧胴(13)と機能的に接続されていることを特徴とするラッカ塗布装置。 - 請求項1または請求項2に記載のラッカ塗布装置において、
前記支持層(18)は、金属材料とされているか、あるいは少なくとも金属材料を含有していることを特徴とするラッカ塗布装置。 - 請求項3に記載のラッカ塗布装置において、
前記支持層(18)の前記金属材料は、アルミニウム材料とされていることを特徴とするラッカ塗布装置。 - 請求項1または請求項2に記載のラッカ塗布装置において、
前記圧縮可能な層(19)は、ゴム層とされているとともに、空気封止部又は空気の管を有していることを特徴とするラッカ塗布装置。 - 請求項1または請求項2に記載のラッカ塗布装置において、
少なくとも前記ゴムブランケット被覆層(20)は、剥離可能とされていることを特徴とするラッカ塗布装置。 - 請求項1または請求項2に記載のラッカ塗布装置において、
前記圧縮可能なゴム層(19)は、前記支持層(18)上にゴムコーティングされていることを特徴とするラッカ塗布装置。 - 請求項1に記載のラッカ塗布装置は、
前記プレート胴(8)には、プレート交換装置(23)が隣接して配設されていることを特徴とするラッカ塗布装置。 - 請求項2に記載のラッカ塗布装置において、
前記版胴(12)には、プレート交換装置(23)が隣接して配設されていることを特徴とするラッカ塗布装置。
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