JP2004526121A - ベント装置 - Google Patents

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    • F24F13/28Arrangement or mounting of filters

Abstract

【課題】空気供給システムのダクトから建物の室等の環境内に空気を連通するためのベント装置(10)を提供する。
【解決手段】本ベント装置は、空気供給システムから空気を受け取るための貫通通路(18)を持つ本体(12)を含み、本体(12)は、通路を空気供給システムと流体連通した状態に置くための第1開口部(20)を画成する。フィルタスロット(46)を画成するフィルタハウジングを更に含み、このフィルタハウジングは、本体の通路と選択的に流体連通状態に置くための複数の第1ベント開口部(54)が設けられた内壁(50)を有する。更に、フィルタハウジングは、空気をフィルタスロットから室内に連通するようにフィルタスロット及び建物の室と連通した複数の第2ベント開口部が設けられた外壁を有する。ベント装置は、更に、フィルタハウジングのフィルタスロットに取り外し自在に受け入れられるフィルタ(58)を含み、このフィルタは、フィルタ材料(63)を収容するキャビティ(62)を備えた包囲体(60)を有する。包囲体(60)は、内壁及び外壁(64、66)を有し、内壁(64)には複数の第3ベント開口部(68)が設けられており、外壁(66)には、フィルタ(58)を通して空気流を提供するために第3ベント開口部(68)と整合する複数の第4ベント開口部(70)が設けられている。
【選択図】図10

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、全体として、環境の空気の状態を制御するための手段及び方法に関し、更に詳細には、空気の状態を制御するのが望ましい環境内に空気を空気取り扱いシステムによって移動するベントに関する。
【背景技術】
【0002】
空気を空気送出システムのダクト又は導管から建物の室等の環境内に連通する又は導入するための調風装置として周知のベントが当該技術分野で周知のである。このようなベントは、一般的には、ダクト又は導管から空気を受け入れるための通路を持つ本体を有する。本体には空気流を環境内に差し向ける複数のベント開口部が設けられている。このようなベントについて、ベント開口部によって環境内に連通する空気の容積を選択的に制御できるルーバー機構等の閉鎖機構を設けることも一般的に行われている。空気が環境に進入する前に空気を所望の方法で調整するために空気を通すことができるフィルタ等の状態変更媒体(condition−altering medium)を支持するようになったこのようなベントを設けるのが望ましい。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従って、空気を通し、空気送出システムによって空気を環境内に排出する新たな改良されたベント装置を設けるのが望ましい。この装置は、空気が環境に進入する際に空気を通すことができる状態変更媒体を支持するようになっている。
【0004】
本発明の別の目的は、状態変更媒体を装置内に容易に設置でき又は装置から取り出すことができるベント装置を提供することである。
本発明の更に別の実施例は、内部に位置決めされた状態変更媒体を使用し、ベント装置を出る空気の流れを変化させることができるベント装置を提供することである。
【0005】
本発明の更に別の実施例は、空気が環境に進入するとき、塵埃や花粉等の望ましからぬものを空気から濾過除去するためのフィルタを保持するのに適したベント装置を提供することである。
【0006】
本発明の更に別の実施例は、構造が簡単で効果的に作動するベント装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、空気を空気供給システムから環境内に連通するためのベント装置に関する。
ベント装置は、空気を空気供給システムから環境内に流すことができる通路を持つ本体を有し、この通路には開口部が設けられている。更に、本装置は、状態変更媒体を内部に位置決めできるキャビティを持ち、キャビティを通って流れる空気の状態をキャビティ内に位置決めされた状態変更媒体によって変更できるようにキャビティを通して空気を流すことができるベント開口部を持つハウジングを含む。このハウジングは、空気供給システムから通路を通って流れる空気がハウジング手段のキャビティを通って導かれるようにハウジングが本体の通路の開口部内に位置決めされた閉鎖状態と、キャビティ内に収容された状態変更媒体を取り出すため、又は状態変更媒体をキャビティ内に配置するため、ハウジングのキャビティへのアクセスを提供する開放状態との間で本体に対して移動するように本体に取り付けられている。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
【実施例】
【0009】
次に、添付図面を詳細に参照し、図1乃至図14を考えると、これらの図には、本発明の特徴を内部に組み込んだ全体に参照番号10を付したベント装置の実施例が示してある。ベント装置10は、例えば、建物の室内に導入される空気を調整するための建物の中央熱−空気調整ユニットの空気取り扱いシステム等の空気供給システム又は空気送出システムで使用するように設計されている。更に詳細には、ベント装置10は、空気ダクトから室内に導入される空気を調整するため、建物の室の床、壁、又は天井に取り付けられるようになっている。室内に導入される空気の調整は、室内に導入される空気が、空気からフィルタによって除去されるのが望ましい塵埃、花粉、及び他の粒子を比較的含まないように、ベント装置10内に取り付けられたフィルタ(以下に説明する)によって行われる。
【0010】
ベント装置10は、本明細書中、濾過された空気を室に入れるように室に導入される空気を濾過するために使用されるものとして説明してあるが、本発明の広い特徴によれば、消臭材(又は他の香気漂い媒体)又は呼吸摂取薬等の他の空気調整媒体を、ベント装置10と同様の装置に入れることができるということは理解されよう。更に、本明細書中に説明したベント装置10は、室に入る空気を調整するために使用されるようになっているが、本発明の広い特徴によれば、同様のベント装置を、自動車の車室やトラックの運転席等の他の環境に空気を送出するのに使用される空気送出システムの出口で使用するように設計できる。従って、本発明の原理は、様々な態様で適用できる。
【0011】
図1乃至図14を再度参照すると、ベント装置10は、プラテン状フィルタハウジング14を内部に収容した本体12を含む。本体12及びフィルタハウジング14の両方を丈夫な強化プラスチックから製造できるが、様々な金属材料を含む様々な他の製造材料を使用できるということは理解されよう。
【0012】
図1乃至図14の実施例では、本体12は、四つの隅部で接合された矩形の壁16を含み、これらの壁は、空気を本体12を通して垂直方向に通過させることができる空気流通路18を画成する。更に、壁16は、通路18と作動的に関連したダクト22(図12参照)との間を流体連通させる最下開口部20を画成し、フィルタハウジング14が通路18内に少なくとも部分的に配置されるようにフィルタハウジング14を内部に受け入れる最上開口部24を画成する。
【0013】
本体12は、更に、ベント装置10を壁、床、又は天井のダクト22内に作動的に設置するとき、壁、床、又は天井の表面等の支持面(図12参照)と係合するため、最上開口部24を実質的に取り囲む外方に差し向けられた取り付けフランジ26を含む。従って、図12に示すように、代表的な設備では、本体12の少なくとも一部が、壁、床、又は天井のダクト22の開口部30に受け入れられ、開口部20がダクト22の空気通路と連通するように壁16の少なくとも一部がダクト22と係合する。更に、取り付けフランジ26は、位置決め時に本体12を安定させるように、壁、床、又は天井の支持面28と係合した状態で位置決めされる。好ましくは、本体12の壁16は、ダクト22に締まり嵌め挿入されるような大きさになっている。この締まり嵌め係合を容易にするため、突出した戻り止め部材32を壁16の外側に設けることができ、又は壁16の外側に沿って形成できる。
【0014】
ベント装置10の例示の実施例では、フィルタハウジング14は通路18にぴったりと受け入れられ且つ枢着され、通路18の蓋として役立つ。従って、フィルタハウジング14は、後縁部分34の近くで本体12に枢着される。フィルタハウジング14のこの枢着は、図示のベント装置10内で、フィルタハウジング14から延びる両側に配置された一対の枢動ピン36によって行われる。これらのピンは、本体12に設けられた開口部38に受け入れられる。所望であれば、フィルタハウジング14の枢動開放方向を逆にできるようにピン36を受け入れるため、別態様の開口部38’を設けることができるということは理解されよう(図6乃至図9参照)。
【0015】
従って、この場合、フィルタハウジング14は、ハウジング14の平面が実質的に水平方向に配向された(及びハウジング14の上面が取り付けフランジ26と実質的に面一である)図1乃至図7に示す閉鎖状態から、ハウジング14の平面が実質的に垂直に配置された(及びハウジング14の上面が実質的に垂直に位置決めされた)図8乃至図10に示す開放状態まで枢動するように本体12に枢着されている。本明細書中で明らかになるように、フィルタハウジング14をその開放状態(図8乃至図10参照)に位置決めすることにより、フィルタの取り出し及び設置が容易になる。
【0016】
図示のベント装置10内では、フィルタハウジング14の少なくとも内部分40は、その閉鎖状態に移動するとき、フィルタハウジング14が不時に開放位置まで枢動することがないように通路18内にスナップ嵌め関係に移動するように設計されている。このようなスナップ嵌め関係は、突出した戻り止め部材42(図6及び図7参照)を本体12に設け、フィルタハウジング14を通路18内で閉鎖位置に移動するとき、この戻り止め部材が、本体12の壁16に設けられた対応する開口部44にスナップ嵌めすることによって形成できる。しかしながら、フィルタハウジング14を通路18内でその閉鎖位置に取り外し自在に固定するためにこの他の機構を使用できるということは当業者には理解されよう。
【0017】
図10に最もよく示してあるように、フィルタハウジング14は、ハウジング14の前縁部分48の外に開放した細長いスロット開口部47を持つフィルタスロット46を画成する手段を含み、その結果、ハウジング14は内壁50及び外壁52の夫々を画成する。ハウジング14の内壁50には、空気をダクト22からフィルタスロット46内に通すことができる複数のベント開口部54が設けられており、外壁52には、空気をフィルタスロット46から建物の室内に連通できる、内壁50のベント開口部54と整合した複数のベント開口部56が設けられている。従って、ベント開口部54及び56は、空気をダクト22(図12参照)からフィルタハウジング14を通して建物の室に連通する。
【0018】
ダクト22を通して室内に導入される空気を濾過する目的のため、フィルタ58がフィルタハウジング14のフィルタスロット46によって取り外し自在に受け入れられる。図示の実施例10では、図10及び図11に最もよく示すように、フィルタ58は、濾材即ちフィルタ材料63を支持するためのキャビティ62を画成する包囲体60を提供する手段を含む。図示のフィルタ58のフィルタ材料63は、ベント10を介して建物の室に入らないようにすることが望ましい、望ましからぬ塵埃、花粉、及び他の粒状物を捕捉するようになっている。変形例では(又は追加で)、ベント装置10を通過する空気に香気を与え又は脱臭するため、空気脱臭剤や清涼剤等の香気のある物質をキャビティ62内に位置決めできる。更に、ベント10を通って移動する空気によって吸収され、又はこの空気内に蒸発するようになった薬剤を、建物の室内に分散するようにキャビティ62内に位置決めできる。
【0019】
従って、フィルタ58の包囲体60は、フィルタ材料63の両側に配置された内壁64及び外壁66の夫々を含む。内壁64には複数のベント開口部68が設けられており、外壁66には、フィルタ58を通して空気を流すことができるようにベント開口部68と整合した複数のベント開口部70が設けられている。図示のフィルタ58のベント開口部68及び70は、フィルタ58をハウジング14内に位置決めしたときに開口部68及び70がベント開口部54及び56と整合できる(即ち位置合わせして位置決めされる)ように形成されており且つ互いから離間されている。
【0020】
以上に鑑みると、図示のベント装置10では、フィルタ58をスロット46内で長さ方向にずらすことができるように、フィルタスロット46の長さL(図12参照)はフィルタ58の長さL’(図12参照)よりも大きい。これによって許容されるずれにより、ベント開口部68及び70がベント開口部54及び56と整合した位置とベント開口部68及び70がベント開口部54及び56からずれてフィルタ58の内壁64及び外壁66がベント開口部54と56との間の空気流を全体として妨げる位置との間でフィルタ58を摺動自在に移動させることができる。
【0021】
例えば、図12(フィルタハウジング14が閉鎖位置で示してある)でわかるように、フィルタ58は、フィルタ58のベント開口部68及び70がフィルタハウジング14のベント開口部54及び56と整合するようにフィルタハウジング14の長さに沿って位置決めされている。フィルタ58を図12に示す位置に位置決めした場合、ダクト22からの空気をフィルタ58を通して室内に流入できる。空気流の方向が矢印73で示してある。
【0022】
他方、図13に示すように、フィルタ58のベント開口部68及び70がフィルタハウジング14のベント開口部54及び56と部分的に(完全にではなく)整合するように、フィルタ58をハウジング14の長さに沿って位置決めする。従って、フィルタ58を通って室内に流入する空気が部分的に妨げられる。更に、図14に示すように、フィルタ58のベント開口部68及び70がフィルタハウジング14のベント開口部54及び56と全く整合しないようにフィルタ58をハウジング14の長さに沿って位置決めする。実際、フィルタハウジング14のベント開口部は包囲壁64及び66によって覆われる。従って、フィルタ58を通って室内に流入する空気は完全に妨げられ、即ち遮断される。かくして、ベント装置10を通って室内に流入する空気は、フィルタ58の長さ方向位置をフィルタスロット46の長さに沿って調整することによって制御できる。
【0023】
フィルタスロット46に沿ったフィルタ58の位置の調整を容易にするため、フィルタ58にはアクチュエータ71が設けられている(図10及び図11参照)。このアクチュエータは、フィルタハウジング14を本体開口部24内に(図1に示すように)着座させたときにアクセスできる。従って、フィルタスロット46の長さに沿った多数の可能な位置のうちの一つの位置まで摺動させることによって、フィルタハウジング14を本体12に対して枢動させてその通常の作動位置から外すことなく、ベント装置10を通る空気流を制御できる。更に、図示のフィルタの実施例58では、フィルタ包囲体60には、アクチュエータ71が設けられた側とは反対側にアクセス開口部72が設けられているということに着目されたい。このアクセス開口部により、包囲体のキャビティ62の内部にアクセスできる。この開口部72により、フィルタ材料63を必要に応じて定期的に交換でき、そのためフィルタ包囲体60を再使用できる。このフィルタ交換の特徴にも拘わらず、フィルタ58全体を使い捨てにでき、かくしてアクセス開口部72に対する必要をなくすことができると考えられる。
【0024】
図15乃至図19を参照すると、これらの図には、本発明の特徴を具体化した、全体に参照番号10Aを付した変形例が示してある。図1乃至図10図及び図12乃至図14のベント装置10と同様のベント装置10Aの構成要素にはアルファベット文字「A」を後に付けた同じ参照番号が付してある。図16に最もよく示してあるように、ベント装置10Aのフィルタハウジング14Aは、第2端部76を本体10Aに対して外方に枢動させることによってフィルタ58Aへのアクセスが提供されるように、第1端部74の近く(後縁部分34の近くではない)で本体12Aに枢着してある。更に、所望の場合にフィルタハウジング14Aの枢動方向を逆にできるようにピン36Aを枢動自在に受け入れるため、別の開口部38A’を設けることができる。更に、フィルタハウジング14Aに第1端部74からアクセスする代わりに、フィルタ58Aを受け入れるフィルタスロットを、図19に破線47A’で示すように、フィルタハウジング14の第2端部76に設けることができる。
【0025】
図20乃至図25を参照すると、本発明の特徴を具体化した、全体に参照番号10Bを付したベント装置の更に別の実施例が示してある。図1乃至図10図及び図11乃至図14のベント装置10と同様のベント装置10Bの構成要素にはアルファベット文字「B」を後に付けた同じ参照番号が付してある。この実施例10Bでは、フィルタハウジング14Bは、本体12Bの通路18B内で下位置(即ち閉鎖位置)とフィルタハウジング14B内に位置決めされたフィルタ58Bへのアクセスを提供する上位置(図21に示す位置)との間で入れ子式に出し入れできるように本体12Bに連結されている。これに関し、フィルタハウジング14Bには、フィルタハウジング14Bの内壁50Bから外方に延びる四つの取り付けシャフト78がフィルタハウジング14Bの四つの隅部のところに設けられている。更に、本体12Bには、作動的に関連した四つの取り付けブラケット80が設けられており、これらのブラケットの各々には、取り付けシャフト78のうちの対応する一つのシャフトを摺動自在に受け入れるための通孔82が設けられている。更に、図示の実施例10Bでは、取り付けシャフト78の各々の先端には、取り付けシャフト78の先端が取り付けブラケット80の穴82を通って移動しないようにするストップ部材84が設けられている。従って、フィルタハウジング14Bを、本体12Bに対し、フィルタハウジング14Bが通路18B内に位置決めされた作動位置(図20、図22、及び図24参照)と、フィルタ58Bの取り外し及び/又は交換を行うためにハウジング14B内にアクセスできる非着座位置(図21、図23、及び図25参照)との間で移動できる。
【0026】
図26乃至図30を参照すると、これらの図には、本発明の特徴を組み込んだ、全体に参照番号10Cを付したベント装置の別の実施例が示してある。上文中に説明したベント装置10と同様のベント装置10Cの構成要素にはアルファベット文字「C」を後に付けた同じ参照番号が付してある。ベント装置10Cは、建物の天井と壁との間の角の近くに、又は床と壁との間の角の近くに取り付けられるように設計されている。図示のように、ベント装置10Cの本体12Cは、ベント装置10Cの設置時に壁面88(図28参照)と隣接して位置決めされる後壁86を画成するように形成されている。更に、本体12Cは、床及び天井の支持面28Cと係合するための支持壁90を画成する。空気を建物に有利に導入するため、開口部24Cは、後壁86及び周囲壁90に対して斜めの平面内に画成され、フィルタハウジング18Cが、同様に、後壁86及び周囲壁90に対して斜めの平面内に差し向けられるように開口部24C内に取り付けられる。本体12Cは、第1部分92、第2部分94、第3部分96、及び第4部分98の夫々を含むということに着目されたい。これらの部分は、斜めに配置された開口部24Cを画成する。フィルタハウジング14Cは、縁部92、94、96、又は98のうちの任意の縁部と平行に且つこれと隣接して配向された枢軸を中心として移動するように本体12Cに枢着できる。例えば、図26乃至図28では、本体12Cの第1縁部92と平行であり且つこれと隣接した軸線を中心としてフィルタハウジング14Cが枢動するように、本体12Cの両側壁100及び102に設けられた開口部38Cによって枢動ピン36Cが受け入れられる。図29では、枢動ピン36Cは、本体12Cの第2縁部94と平行であり且つこれと隣接した軸線を中心としてフィルタハウジング14Cが枢動するように別の穴38C’に取り付けられている。別の態様では、図30に示すように、縁部96又は98のうちの一方と平行に配向されており且つこれと隣接した軸線を中心としてフィルタハウジング14Cを枢動できるように、開口部38Cを両内壁104及び106に設けることができる。
【0027】
図31及び32を参照すると、これらの図には、本発明の特徴を組み込んだ、全体に参照番号10Dを付した更に別の実施例が示してある。上文中に説明したベント装置10と同様のベント装置10Dの構成要素にはアルファベット文字「D」を後に付けた同じ参照番号が付してある。ベント装置10Dは、天井又は壁に取り付けられるようになっており、本体12Dは、天井又は壁の支持面28Dと係合する後壁108を画成する。これに関し、ねじ110等の適当な機械式ファスナで後壁108を支持面に固定できる。
【0028】
ベント装置10Dのフィルタハウジング14Dは、上文中に説明した実施例10、10A、10B、及び10Cの場合のように通路18Dに固定されるのではなく、通路18Dとフィルタハウジング14Dとの間に流体連通を確立するように、開口部24D上に固定される。更に詳細には、図示の実施例12Dの本体12Dは、開口部24Dの周囲の近くに配置された角度をなしたリップ112を画成し、フィルタハウジング14Dは、本体12Dの角度をなしたリップ112と係合してこれと相互係止し、フィルタハウジング14Dを本体12Dに固定する相互係止リップ部分114を画成する。更に、フィルタハウジング14Dの外壁52Dは、フィルタ58Dがフィルタハウジング14Dに着座したとき、フィルタ58Dの外壁66Dから間隔が隔てられている。フィルタ58Dをその所望の位置に支持するため、フィルタハウジング14Dには少なくとも一つの、及び好ましくは複数の支持リブ116が設けられている。これらのリブは、フィルタハウジング14Dの内部に亘って延びる(図32参照)。支持リブ116は、好ましくは、ハウジング14Dを通って移動する空気の流れの邪魔にならないように、隣接した開口部56D間に配置される。上文中に説明したベント装置と同様に、ベント装置10Dのフィルタ58Dはフィルタスロット46Dによって取り外し自在に受け入れられており、フィルタハウジング14Dを通って連通する空気の容積を調整するため、スロット46Dの長さに沿って異なる位置の間で摺動できる。
【0029】
取り外し自在のフィルタとともに使用するためのベント装置を説明した。このベント装置は、フィルタとともに使用した場合、従来技術を越える大きな利点を提供する。ベント装置により、室内に流入する空気を容易に制御でき、塵埃、花粉、及び/又は他の粒子を除去するために調整(例えば濾過)されるべき室内等の環境に空気を入れることができる。更に、所望であれば、室内を消臭するため、ベント装置内に位置決めされたフィルタに香料を組み込むことができ、及び/又は薬剤をベント装置によって室内に分配するためにフィルタ内に位置決めできる。
【0030】
しかしながら、好ましい実施例を示し且つ説明したが、本発明の精神から逸脱することなく、上文中に説明した実施例で多くの変更及び入替えを行うことができるということは理解されよう。例えば、フィルタハウジングを装置の本体に枢着するための枢動ピンを含むものとして上述の実施例のうちの幾つかを示し且つ説明したが、ハウジング及び本体は、フィルタハウジングを本体に接合するストラップ(当該技術分野において一般的に一体ヒンジと呼ばれる)によって互いに連結できる。例えば、図33には、ハウジング14Eを本体12Eに対して閉鎖状態と開放状態との間で(矢印132及び134によって示される方向のうちのいずれかの方向に)枢動できるようにハウジング14Eを本体12Eに接合するストラップ130によって互いに枢着された本体12E及びフィルタハウジング14Eを持つフィルタの実施例10Eの断面が示してある。フィルタハウジング及び本体が例えば適当なプラスチックから単一の型成形ユニットとして形成されている場合には、ストラップ130をハウジング及び本体と一体成形できる。従って、上述の実施例は、例示の目的であって、限定を目的としていない。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本発明の特徴を内部に組み込んだベント装置の斜視図である。
【図2】図1のベント装置の平面図である。
【図3】図1のベント装置の底面図である。
【図4】図1のベント装置の前方からの側面図である。
【図5】図1のベント装置の後方からの側面図である。
【図6】図1のベント装置の左側からの側面図である。
【図7】図1のベント装置の右側からの側面図である。
【図8】フィルタハウジングが外方に枢動させてある、図1のベント装置の左側からの側面図である。
【図9】フィルタハウジングが外方に枢動させてある、図1のベント装置の右側からの側面図である。
【図10】フィルタハウジングが外方に枢動させてあり、フィルタをフィルタハウジングから取り出した図1のベント装置の斜視図である。
【図11】図10に示すフィルタの斜視図である。
【図12】フィルタがフィルタハウジングの長さに沿った一つの位置に位置決めされた、室の床内に位置決めされたベント装置を示す図1の12−12線に沿った断面図である。
【図13】フィルタがフィルタハウジングの長さに沿った別の位置に位置決めされた、図12と同様の図である。
【図14】フィルタがフィルタハウジングの長さに沿った更に別の位置に位置決めされた、図12及び図13と同様の図である。
【図15】本発明の特徴を内部に組み込んだベント装置の第1の変形例の斜視図である。
【図16】フィルタハウジングが、フィルタハウジングにアクセスできる開放位置即ち外位置に位置決めされた状態で示してある、図15のベント装置を前方から見た側面図である。
【図17】図15の17−17線に沿った図15のベント装置の断面図である。
【図18】図15のベント装置の右側からの側面図である。
【図19】図15のベント装置の平面図である。
【図20】本発明の特徴を具体化したベント装置の第2の変形例の斜視図である。
【図21】フィルタハウジングが、フィルタハウジングにアクセスできる開放位置に位置決めされた状態で示してある、図20と同様の図である。
【図22】図20の22−22線に沿った図20のベント装置の断面図である。
【図23】図21の23−23線に沿った図20のベント装置の断面図である。
【図24】図20の24−24線に沿った図20のベント装置の断面図である。
【図25】図21の25−25線に沿った図20のベント装置の断面図である。
【図26】本発明の特徴を具体化したベント装置の第3の変形例の斜視図である。
【図27】フィルタハウジングが開放位置に位置決めされており、フィルタの一部がフィルタハウジングの外に位置決めされている図26のベント装置の左側からの側面図である。
【図28】図26の28−28線に沿った図26のベント装置の断面図である。
【図29】ベント装置の更に別の実施例を示す、図28と同様の図である。
【図30】ベント装置の更に他の実施例を示す、図28と同様の図である。
【図31】本発明の特徴を具体化したベント装置の第6の変形例の分解斜視図である。
【図32】図31の32−32線に沿った図31の実施例の断面図である。
【図33】本発明の特徴を具体化したベント装置の一つの更に別の実施例の横断面図である。
【符号の説明】
【0032】
10 ベント装置
12 本体
14 プラテン状フィルタハウジング
16 壁
18 空気流通路
20 最下開口部
22 ダクト
24 最上開口部
26 取り付けフランジ
28 支持面
30 開口部
32 戻り止め部材
34 後縁部分
36 枢動ピン
38 開口部
40 内部分
42 戻り止め部材
46 フィルタスロット
47 スロット開口部
48 前縁部分
50 内壁
52 外壁
54 ベント開口部
56 ベント開口部
58 フィルタ
60 包囲体
62 キャビティ
63 フィルタ材料
64 内壁
66 外壁
68 ベント開口部
70 ベント開口部

Claims (16)

  1. 空気供給システムから環境内に空気を連通するためのベント装置において、
    空気を通して空気供給システムから環境内に流すことができる通路を持ち、この通路には開口部が設けられている本体、
    状態変更媒体を内部に位置決めできるキャビティを持ち、前記キャビティを通って流れる空気の状態を前記キャビティ内に位置決めされた前記状態変更媒体によって変更できるように前記キャビティを通して空気を流すことができるベント開口部を持つハウジングであって、前記空気供給システムから前記通路を通って流れる空気が前記ハウジング手段の前記キャビティを通って導かれるようにハウジングが前記本体の前記通路の前記開口部内に位置決めされた閉鎖状態と、前記キャビティ内に収容された前記状態変更媒体を取り出すため、又は前記状態変更媒体を前記キャビティ内に配置するため、前記ハウジングの前記キャビティへのアクセスを提供する開放状態との間で前記本体に対して移動するように前記本体に取り付けられたハウジング、及び
    前記ハウジング全体が前記本体の前記通路の前記開口部内に位置決めされた閉鎖位置と、前記ハウジングの前記キャビティへのアクセスを提供するために前記ハウジングが前記本体の前記開口部から間隔が隔てられた開放位置との間で前記ハウジングを前記本体に対して移動できるように前記ハウジングと前記本体との間に接合された機構を含み、
    前記機構は、前記ハウジングから延びるように前記ハウジングに接合された複数の取り付けシャフトを含み、前記本体は各取り付けシャフトと関連した取り付けブラケットを含み、各取り付けブラケットは、前記ハウジングをぞの閉鎖状態と開放状態との間で移動するときに前記取り付けブラケットが前記取り付けシャフトの長さに沿って摺動するように前記取り付けシャフトのうちの対応する一方を摺動自在に受け入れるための通孔を画成する、ベント装置。
  2. 請求項1に記載のベント装置において、前記ハウジングはスロットを提供する手段を含み、このスロットを通して前記キャビティにアクセスでき、前記キャビティは、前記スロットを通してその内部に挿入された前記状態変更媒体を支持するようになっており、前記キャビティ提供手段は、前記キャビティの両側に設けられた側壁を含み、各側壁は複数のベント開口部を含み、これらのベント開口部により、前記状態変更媒体が前記キャビティ内に位置決めされている場合、前記ベント開口部を介して前記側壁を通して流すことができる空気を前記状態変更媒体に露呈するように、空気を前記キャビティを通して流すことができる、ベント装置。
  3. 請求項1に記載のベント装置において、前記ハウジングは、前記本体に対して前記閉鎖状態と前記開放状態との間で枢動できるように前記本体に取り付けられている、ベント装置。
  4. 請求項3に記載のベント装置において、前記ハウジングは、前記本体と前記ハウジングとの間に接合されたストラップによって前記本体に枢着されている、ベント装置。
  5. 空気供給システムから環境に進入する空気の状態を変更するための状態変更媒体と、前記空気供給システムから前記環境内に空気を連通するためのベント装置との組み合わせにおいて、前記ベント装置は、
    空気を通して空気供給システムから環境内に流すことができる通路を持ち、この通路には開口部が設けられている本体、
    前記状態変更媒体を内部に位置決めできるキャビティを持ち、前記状態変更媒体が前記キャビティ内に位置決めされ、空気がこれを通って流れる場合に前記キャビティから流出する空気の状態を変更できるように前記キャビティを通して空気を流すことができるベント開口部を持つハウジングであって、前記空気供給システムから前記通路を通って流れる空気が前記ハウジング手段の前記キャビティを通って導かれるようにハウジングが前記本体の前記通路の前記開口部内に位置決めされた閉鎖状態と、前記キャビティ内に収容された前記状態変更媒体を取り出すため、又は前記状態変更媒体を前記キャビティ内に配置するため、前記ハウジングの前記キャビティへのアクセスを提供する開放状態との間で前記本体に対して移動するように前記本体に取り付けられたハウジング、及び
    前記ハウジング全体が前記本体の前記通路の前記開口部内に位置決めされた閉鎖位置と、前記ハウジングの前記キャビティへのアクセスを提供するために前記ハウジングが前記本体の前記開口部から間隔が隔てられた開放位置との間で前記ハウジングを前記本体に対して移動できるように前記ハウジングと前記本体との間に接合された機構を含み、
    前記ハウジングと前記本体との間に接合された前記ベント装置の前記機構は、前記ハウジングから延びるように前記ハウジングに接合された複数の取り付けシャフトを含み、前記本体は各取り付けシャフトと関連した取り付けブラケットを含み、各取り付けブラケットは、前記ハウジングをぞの閉鎖状態と開放状態との間で移動するときに前記取り付けブラケットが前記取り付けシャフトの長さに沿って摺動するように前記取り付けシャフトのうちの対応する一方を摺動自在に受け入れるための通孔を画成する、組み合わせ。
  6. 請求項5に記載の組み合わせにおいて、前記ベント装置の前記ハウジングはスロットを提供する手段を含み、このスロットを通して前記キャビティにアクセスでき、前記キャビティは、前記スロットを通してその内部に挿入された前記状態変更媒体を支持するようになっており、前記キャビティ提供手段は、前記キャビティの両側に設けられた側壁を含み、各側壁は複数のベント開口部を含み、これらのベント開口部により、前記状態変更媒体が前記キャビティ内に位置決めされている場合、前記ベント開口部を介して前記側壁を通して流すことができる空気を前記状態変更媒体に露呈するように、空気を前記キャビティを通して流すことができる、組み合わせ。
  7. 請求項5に記載の組み合わせにおいて、前記ベント装置の前記ハウジングは、前記ベント装置の前記本体に対して前記閉鎖状態と前記開放状態との間で枢動できるように前記本体に取り付けられている、組み合わせ。
  8. 請求項7に記載の組み合わせにおいて、前記ベント装置の前記ハウジングは、前記本体と前記ハウジングとの間に接合されたストラップによって前記本体に枢着されている、組み合わせ。
  9. 空気供給システムから環境に進入する空気の状態を変更するための状態変更媒体と、前記空気供給システムから前記環境内に空気を連通するためのベント装置との組み合わせにおいて、前記ベント装置は、
    空気を通して空気供給システムから環境内に流すことができる通路を持ち、この通路には開口部が設けられている本体、
    前記状態変更媒体を内部に位置決めできるキャビティを持ち、前記状態変更媒体が前記キャビティ内に位置決めされ、空気がこれを通って流れる場合に前記キャビティから流出する空気の状態を変更できるように前記キャビティを通して空気を流すことができるベント開口部を持つハウジングであって、前記空気供給システムから前記通路を通って流れる空気が前記ハウジング手段の前記キャビティを通って導かれるようにハウジングが前記本体の前記通路の前記開口部内に位置決めされた閉鎖状態と、前記キャビティ内に収容された前記状態変更媒体を取り出すため、又は前記状態変更媒体を前記キャビティ内に配置するため、前記ハウジングの前記キャビティへのアクセスを提供する開放状態との間で前記本体に対して移動するように前記本体に取り付けられたハウジング、及び
    前記ハウジング全体が前記本体の前記通路の前記開口部内に位置決めされた閉鎖位置と、前記ハウジングの前記キャビティへのアクセスを提供するために前記ハウジングが前記本体の前記開口部から間隔が隔てられた開放位置との間で前記ハウジングを前記本体に対して移動できるように前記ハウジングと前記本体との間に接合された機構を含み、
    前記状態変更媒体は、前記ハウジングの前記キャビティ内に位置決めできるフィルタであり、このフィルタは複数の通孔を有し、前記キャビティ内で、前記ハウジングを通して空気を流すことができるように前記フィルタの前記通孔が前記ハウジングの前記ベント開口部と整合した位置にある一つの位置と、空気が前記ハウジングを通って流れないように前記フィルタの前記通孔が前記ハウジングの前記ベント開口部と整合した状態からずらされて位置決めされた別の位置との間で移動できる、組み合わせ。
  10. 請求項9に記載の組み合わせにおいて、前記フィルタは、室内消臭剤又は薬剤を含む、組み合わせ。
  11. 請求項9に記載の組み合わせにおいて、前記フィルタは、前記ハウジングに対し、前記一つの位置と前記別の位置との間の多くの位置のうちの二つの位置の間で移動することによって前記ハウジングを通る空気流を制御できるように、これらの位置のうちの任意の位置に位置決めできる、組み合わせ。
  12. 空気を空気供給システムから建物の室内に連通するためのベント装置において、
    前記空気供給システムから空気を受け入れるための通路を持つ本体であって、前記通路を前記空気供給システムと流体連通状態に置く第1開口部を画成し、前記本体の前記通路にアクセスする第2開口部を画成する本体、
    フィルタスロットを画成するフィルタハウジングであって、前記空気供給システムによって前記通路から供給された空気を前記フィルタスロットに連通するように前記本体の前記通路と選択的に流体連通状態に置かれる複数の第1ベント開口部が設けられた内壁を持ち、フィルタハウジングは、前記フィルタスロットからの空気を前記室内に連通するように前記フィルタスロットと前記建物の前記室とを連通する複数の第2ベント開口部が設けられた外壁を有する、フィルタハウジング、及び
    前記フィルタハウジングの前記フィルタスロットに取り外し自在に受け入れられたフィルタであって、フィルタ材料を収容するキャビティを画成するフィルタ包囲体を画成し、内壁及び外壁を画成し、前記内壁には複数の第3ベント開口部が設けられ、前記外壁には、前記フィルタを通る空気流を提供するため、前記第3ベント開口部と整合する複数の第4ベント開口部が設けられ、前記第2及び第3ベント開口部は、前記フィルタが前記フィルタスロット内に選択的に位置決めされたとき、前記フィルタハウジングの前記第1及び第2ベント開口部と位置合わせするように選択的に整合できるように、及び前記フィルタの前記ベント開口部を前記フィルタハウジングの前記第1及び第2のベント開口部と整合した状態から外れるように選択的に移動できるように前記フィルタハウジングの前記内壁が前記第3ベント開口部を少なくとも部分的に覆うことによって前記本体の前記通路から前記フィルタ包囲体の前記キャビティへの空気の流れを少なくとも制限するように形成されており且つ間隔が隔てられている、ベント装置。
  13. 請求項12に記載のベント装置において、前記フィルタスロットは、第1長さを画成し、前記フィルタは、前記第3及び第4ベント開口部が前記第1及び第2ベント開口部と位置合わせした第1位置と、前記フィルタを通る空気の流れを阻止する第2位置との間で前記フィルタスロット内で摺動できるように、前記第1長さよりも大きい第2長さを画成する、ベント装置。
  14. 請求項12に記載のベント装置において、前記フィルタハウジングは、前記本体の前記通路を通過する空気を捕捉する位置から、前記フィルタスロット内の前記フィルタを選択的に交換するために前記フィルタハウジングの前記フィルタスロットにアクセスできる外方に枢動させた位置まで枢動できるように前記本体に枢着されている、ベント装置。
  15. 請求項12に記載のベント装置において、前記フィルタハウジングは、前記フィルタスロットにアクセスするスロット開口部が画成された前縁部分を画成し、後縁部分を画成し、前記フィルタハウジングは前記後縁部分の近くで前記本体に枢着されており、前記フィルタハウジングの少なくとも内部分が、前記本体の前記通路を通過する空気を捕捉するように前記本体の前記第2開口部に枢動自在に受け入れられている、ベント装置。
  16. 請求項12に記載のベント装置において、前記フィルタハウジングは、前記フィルタスロットにアクセスするスロット開口部が画成された前縁部分を画成し、第1及び第2の端部を含み、前記フィルタハウジングは前記第1端部の近くで前記本体に枢着されており、前記フィルタハウジングの少なくとも内部分が前記本体の前記通路を通過する空気を捕捉するように前記本体の前記開口部に枢動自在に受け入れられている、ベント装置。
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