JP2004526120A - アンダーマウント輸送車温度制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】輸送車用温度制御装置の寸法及び重量の低減、保守容易性の改良、ノイズ及び振動の低減、コンデンサ排気の改良及び燃料消費の低減を達成すること。
【解決手段】輸送車両(10)の温度制御装置(14)のための凝縮器モジュール。凝縮器モジュールは、内部スペース(72)を画成しているフレーム(70)及び内部スペース内にフレームによって支えられた事実上U字形の凝縮器コイル(166)を備えている。凝縮器モジュールはまた、ユニットに電力を与えるための制御箱(150)を備えている。制御箱は、フレームに可動に連結して、第1の位置(制御箱が内部スペースの中にあって、温度制御装置を動作させるよう位置にある)と第2の位置(制御箱が内部スペースの少なくとも一部分外側にあって、フレームの第1の側面から寒剤経路選択装置及び圧縮機に接近できる位置にある)の間で可動である。
【選択図】図4
【解決手段】輸送車両(10)の温度制御装置(14)のための凝縮器モジュール。凝縮器モジュールは、内部スペース(72)を画成しているフレーム(70)及び内部スペース内にフレームによって支えられた事実上U字形の凝縮器コイル(166)を備えている。凝縮器モジュールはまた、ユニットに電力を与えるための制御箱(150)を備えている。制御箱は、フレームに可動に連結して、第1の位置(制御箱が内部スペースの中にあって、温度制御装置を動作させるよう位置にある)と第2の位置(制御箱が内部スペースの少なくとも一部分外側にあって、フレームの第1の側面から寒剤経路選択装置及び圧縮機に接近できる位置にある)の間で可動である。
【選択図】図4
Description
【技術分野】
【0001】
この発明は輸送車温度制御装置に関し、さらに詳しくいえば、トラック又はトレーラのためのアンダーマウント輸送車温度制御装置に関する。
【背景技術】
【0002】
単独トラック及びトラクター-トレーラー(以下「車両」と称する)が貨物の品質を保つために輸送中予め定められた温度に保持されなければならない貨物を輸送することが多い。そのような温度に敏感な貨物を輸送する車両は、貨物ボックスの前部又は貨物ボックスの下部のどちらかの場所で車両に取り付けられる温度制御装置によって予め定められた温度に保持される空調スペースを有する。これらの温度制御装置は、それぞれノーズマウント及びアンダーマウント輸送車温度制御装置と称する。
【0003】
アンダーマウント装置は、車両傾斜運転室クリアランスをノーズマウント装置によって作ることができないとき、ノーズマウント装置を牽引棒トレーラに設けることができないとき、又はノーズマウント装置の重量が車両を不安定にさせるときに用いられる。日本を含めて、いくつかの国は、ある状況の下でアンダーマウント温度制御装置の使用を要求する特殊な規則を持っている。
【0004】
アンダーマウント温度制御装置は、三つの基本的な部品、すなわち貨物ボックスの下に置かれる凝縮器モジュール貨物ボックス内に置かれる蒸発器モジュール及びこれらのモジュールを接続する取付けキットを有する。アンダーマウント温度制御装置が電動力を用いるときは、それはまた第4の部品、すなわち車両のエンジン室に置かれる補助交流発電機を備える。補助交流発電機は、一般的に凝縮器モジュールに収容される制御箱に接続されている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
この発明はアンダーマウント温度制御装置の凝縮器モジュールに関する。
貨物ボックスの下に取り付けられた装置の部分をいうとき、当業者は一般に用語「凝縮器モジュール」及び「アンダーマウント温度制御装置」を同義で用いる。したがって、以下で特に明記しない限り、用語アンダーマウント温度制御装置及び凝縮器モジュールは、同義で用いられる。
【0006】
従来技術のアンダーマウント温度制御装置には種々の不都合な点がある。第1に、普通のアンダーマウント温度制御装置は、極めて大きく、燃料タンク、電池ボックス、などによってできる車両の下のスペース制約を考慮するとそれらを設置するのが困難である。
アンダーマウント装置の比較的高い重量も、取付けの難しさを増す。
【0007】
一旦設置されると、普通のアンダーマウント温度制御装置は、通常、燃料タンク、電池ボックス及び車両の下に取り付けた他の器材によってアクセスが制限されるために修理点検を行いにくい。装置内部の構成要素のレイアウト及び設計も、内部の構成要素のいくつかを修理し難くする。例えば、ディーゼルエンジンに付いている多数のベルト及び滑車は、隣接した構成要素にアクセスするのを極めて困難にする。整備が必要である回数は、また、装置のハウジングによるごみふるい分けが不十分なために比較的高い。
【0008】
作動している間、普通のアンダーマウント装置は、主に装置において使用する構成要素にに起因するが、比較的うるさくて、高レベルの振動をする。大きなノイズ及び振動の三つの要因は、ディーゼルエンジン、ピストン式圧縮機及び普通のアンダーマウント装置において一般に用いられる凝縮器ファンである。
【0009】
普通のアンダーマウント装置はまた、コンデンサの排気経路を塞いで、しばしば、装置の容量及び効率を減少させる結果を招くことは周知である。この効率の低減は、ディーゼルエンジンのすでに高い燃料消費に加わる。排気経路は、車両フレームによって塞がれることが多い。閉塞は、地面の方へ排気をそらすことが多く、装置内部に集まる可能性がある塵及びごみを吹き飛ばす結果をもたらす。この塵及びごみの収集は、整備に上述の問題を付加する。
【0010】
したがって、装置の寸法及び重量の低減、装置の保守容易性の改良、装置のノイズ及び振動の低減、コンデンサ排気の改良及び燃料消費の低減という特徴を有するアンダーマウント温度制御装置を設計することが望ましい。本発明は、そのような改良型のアンダーマウント温度制御装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0011】
さらに詳しくいえば、本発明は輸送車車両のための電気温度制御装置用の凝縮器モジュールを提供する。凝縮器モジュールは、内部スペースを形成していて、第1の側面及び第1の側面の反対側の第2の側面を有するフレームを含む。凝縮器モジュールはまた、フレームの第1の側面に可動に連結されて、内部スペースへのアクセスを可能にするアクセス・パネルを備えている。圧縮機が内部スペース内にフレームによって支えられている。寒剤経路選択装置は、圧縮機と連絡するとともに、内部スペースのフレームよって支えられている。さらに、事実上U字形の凝縮器コイルは、内部スペースのフレームで支えられて、寒剤経路選択・装置と連絡している。
【0012】
本発明の一態様において、U字形の凝縮器コイルは、フレームの第1の側面に隣接した基部及びフレームの第2の側面の方へ伸びている第1と第2の腕部分を備えている。基部及び腕部分は、フレームによって画成された内部スペースの中に第2の内部スペースを一緒に形成する。第2の内部スペースを通して空気を動かすための排気装置が第2の内部スペースに収容されている。適切な排気装置は電動ラジアル・ブロワーであるのが好ましい。
【0013】
本発明の別の態様において、凝縮器モジュールは、第1の側面に隣接し、装置に電力を提供する制御箱を備えている。制御箱は、フレームに可動に連結して、第1の位置(制御箱が内部スペースの中にあって、温度制御装置を動作させる位置にある)と第2の位置(制御箱が少なくとも一部分内部スペースの外側にあって、フレームの第1の側面から寒剤経路選択装置及び圧縮機に接近できる位置にある)の間に可動である。
【0014】
本発明の更に別の態様において、圧縮機及び寒剤装置は、圧縮機及び寒剤経路選択装置は、ユニットとして挿入又は取り外しできる単一のモジュール組立体を一緒に形成するように両方とも単一のプラットフォームに取り付けられている。
【0015】
本発明はまた、温度制御装置の凝縮器モジュールの内部スペースに収容された構成要素に接近する方法を提供する。凝縮器モジュールは、第1及び第2の側面を有するフレーム及び第1の側面に隣接してフレームに可動に連結された制御箱を備えている。諸構成要素は、内部スペースのフレームによって第2の側面に隣接して支持された圧縮機及び圧縮機と連絡していて第2の側面に隣接して内部スペースにあるフレームによって支えられた寒剤経路選択装置を備えている。
【0016】
本方法は、制御箱を第1の位置(制御箱が内部スペースの中にあって、温度制御装置を動作させる位置ある)から第2の位置(制御箱が少なくとも一部分内部スペースの外側にあって、フレームの第1の側面から寒剤経路選択装置及び圧縮機に接近できる位置にある)へ動かすことを含んでいる。本発明の一態様において、制御箱を動かすことは、内部スペースから制御箱を出して、その後制御箱の少なくとも一部分がフレームの第1の側から離れるように制御箱を回すことを含む。
【0017】
本発明の他の特徴及び効果は、以下の詳細な説明、特許請求の範囲及び図面をよく調べるとき当業者に明らかになるだろう。
【0018】
本発明の一実施例を詳細に説明する前に、本発明がその適用において以下の説明に述べられるか又は図面に示された構造の詳細及び構成要素の配列に限られないと理解されるべきである。本発明は、他の実施態様が可能で、種々の方法で実施又は実行できる。本願明細書において用いられる語法及び用語は、説明のためであり、制限と看做されてはならないと理解される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
図1は、本発明を具体化しているアンダーマウント温度制御装置14を有する車両10を例示している。例示の実施例において、車両10は運転室18及び空調付き貨物ボックス22を有する単純なトラックである。運転室18及び貨物ボックス22は、フレーム26で支えられている。ガードレール30が車両10の種々の構成要素(電池ボックス34、排出装置38及び燃料タンク(図示せず)を含む)を保護するためにフレーム26に連結されている。車両10は、真っ直ぐなトラックである必要はなく、代わりにトラクター・トレーラ又は空調空間に貯蔵される輸送貨物に用いられる他のどんな車両であってもよい。
【0020】
図2及び6において最もよく見られるように、アンダーマウント温度制御装置14(凝縮器モジュールともいう)は、支持部材42上の貨物ボックス22の下に取り付けられている。例示の実施例において、アンダーマウント温度制御装置14は、ガードレール30の一部分の真上にぶらさがっている。もちろん、アンダーマウント温度制御装置14を取り付ける他の方法を用いることもできる。
【0021】
図3〜6を次に参照すると、アンダーマウント温度制御装置14は、上部46、底50、前方側面54、後方側面58、左側面62及び右側面66を有する。
用語「上部」、「底」、「前部」、「後」、「左」及び「右」は、説明だけのために用いられて、車両10に関してどんな特定の方向をも意味しない。ユニット14は、底50、後方側面58及び左右の側面62と66で少なくとも部分的に閉じている内部スペース72を形成しているフレーム70(図4を参照)を有する。頂部カバー板74(図3、5及び6を参照)は、ユニット14の上部46を囲むためにフレーム70の上に固定されている。後部カバー板78(図5を参照)は、フレーム70の後部に出入り用開口82(図4を参照)を閉めるためにフレーム70の後に固定されている。さらに、排出スクリーン86(図5を参照)は排出口90(図6を参照)をカバーするためにフレーム70の後部に固定されているが、それは更に詳細に後述する。
【0022】
ユニット14はまた、フレーム70の左側に連結された左側カバーパネル94を備えている。カバーパネル94は、フレーム70の左側にある吸気口102(図4を参照)を覆うベント部分98を備えている。ベント部分98には、ほぼ垂直なルーバーを覆っている六角形のメッシュ又はスクリーン(図には一部分だけが示されている)がある。メッシュ及びルーバーは、塵及びごみが吸気口102を通って内部スペース72に入るのを防止するのを助ける。もちろん、ベント部分98はルーバーを備える必要はなく、他のメッシュ又はスクリーンを図示の六角形のメッシュの代わりにしてもよいだろう。カバーパネル94はまた、フレーム70の左側にある種々の電気、水、及び寒剤の接続部110に接近できる開口部106を備えている。
【0023】
ユニット14はまた、フレーム70の右側に連結された右側カバーパネル114(図8を参照)を備えている。カバーパネル114は、フレーム70の右側の吸気開口122(図4を参照)を覆うベント部分118を備えている。ベント部分118にはまた、上述のように、ほぼ垂直なルーバーを覆っている六角形のメッシュ又はスクリーン(一部分だけが図に示されている)がある。
【0024】
ユニット14には、蝶番130でフレーム70の前側に蝶番結合された前部アクセス・パネル126が更にある。図8に示すように、アクセス・パネル126は、ユニット14を清掃及び整備するために内部スペース72へ接近できるように上方へ旋回させることができる。アクセス・パネル126に連結された支持部材134は、アクセス・パネル126を開位置に保持する。蝶番がフレーム70の最上部に示されているが、アクセス・パネル126は、代わりに下方へ旋回されるように、フレーム70の底にあってもよい。もちろん、当業者にとって周知の他の形式の接続部も、アクセス・パネル126をフレーム70に可動に連結するために用いることができる。代わりに、アクセス・パネル126は、ユニット14から完全に取り外すことができてもよい。
【0025】
以下に更に詳細に後述するように、前部アクセス・パネル126は、ユニット14の他のいくつかの特徴と組み合わせて、内部スペース72内に収容され実質的に全ての鍵となる構成要素に容易に接近できるようにする。図2に示すように、アンダーマウント温度制御装置14の後部58、右62及び左66の側面へのアクセスが車両10のホイール、ガードレール30、電池ボックス34及び排出装置38によって非常に制限されるので前方側面54からのこの手軽なアクセスは、非常に都合が良い。
【0026】
図3を参照すると、アクセス・パネル126は、空気が内部スペース72に入ることができるようにするベント部分138を備えている。ベント部分138も、上述の通りに、事実上垂直なルーバーを覆う六角形のメッシュ又はスクリーン(一部分だけ図に示されている)を備えている。アクセス・パネル126はまた、電気プラグ146へのアクセスを可能にするためにアクセス・パネル126(図4を参照)とは独立に開くことのできるアクセスドア142を備えている。車両10が動いていないとき、アンダーマウント温度制御装置14は、プラグ146に電気的に接続されている外部電源(図示せず)によって作動させることができる。これは、当業者には待機中の動作として周知である。
【0027】
アンダーマウント温度制御装置14は、貨物ボックス22の空気を調節するために用いられる冷凍装置の一部分である。フレーム70の内部スペース72は、冷凍装置を構成する複数の構成要素を収容している。従来技術でよく理解されているように、例示されたユニット14は、車両のエンジンの機械力を電気に変換する補助交流発電機(図示せず)によって、電気的に動力を供給される。独立したディーゼルエンジンが全く必要でないので、ユニット14に電気的に動力を供給することは、ユニット14の寸法及び重量を非常に小さくする。さらに、ベルト及び滑車の複雑にされて扱いにくい装置は、ユニット14の他の構成要素に電力を供給するために全く必要でない。動かすために電力を用いることによって、ユニット14はまた、燃料消費、ノイズ及び振動を減らす。
【0028】
補助交流発電機によって発生される電気は、とりわけ、インバータで電力を調整し、内部スペース72に収容された他の構成要素に電気を分配する電気制御箱150を通して流れる。例示の実施例において、制御箱が内部スペース72の左前コーナーにユニット14の前方側面54に隣接して置かれている。図7に最もよく見られるように、制御箱150は、制御箱150の残部に可動に連結されたカバー154を備えている。前部アクセス・パネル126が開いているとき、カバー154は、制御箱150の内部に、アクセスできるようにするために蝶番156を軸に旋回させることができる。もちろん、カバー154は他の方法で同様に着脱可能にできる。
【0029】
制御箱150の特殊な設計が本発明に極めて重要だというわけではないが、例示の制御箱150は、密封されて、循環水冷却剤によって外部から冷却される。適当な制御箱の1例は、共通に譲渡された2000年7月13日に出願の暫定特許出願番号第60/217,990号に記載されている。
【0030】
図4において最もよく見られるように、制御箱150は圧縮機158に電気的に接続されており、圧縮機は内部スペース72の後部左コーナーのフレーム70で支えられている。圧縮機158は、圧縮機158の本体内部に一体の電気モータを有する密封スクロール圧縮機であるのが好ましい。圧縮機158は、ディーゼル動力温度制御装置と連動して通常用いられるピストン圧縮機より小さく、軽く、静かでかつ効率的である。さらに、密封したスクロール圧縮機158は、外部エンジンによって駆動される圧縮機の軸シールを介して起こる可能性がある寒剤の漏出の傾向がない。
【0031】
圧縮機158の排出端は、フレーム70によって圧縮機に隣接して支持された寒剤経路選択装置162と連絡する。寒剤経路選択装置162の特殊な設計が本発明に決定的に重要というのではないが、例示の寒剤経路選択装置162は、フレーム70によって支えられた単一のプラットフォーム又はブラケット164(図4、8及び9を参照)に取り付けられた導管及び構成要素の全てを備えるコンパクトなモジュール式ユニットである。圧縮機158は、また、プラットフォーム164に取り付けられて、圧縮機158及び寒剤経路選択装置162がユニットとして挿入又は取り外しできる単一モジュール組立体を一緒に形成するようになっている。
【0032】
寒剤経路選択装置162の吐出端は、やはり、内部スペース72にあるフレーム70によって支えられている凝縮器コイル166と通じている。従来技術のフラットな凝縮器コイルと異なって、例示の凝縮器コイル166は、事実上U字形で、フレーム70の前方側面に隣接した基部170並びにフレーム70の後方側面の方へ伸びる第1及び第2の腕部分174と178(それぞれ)(図4を参照)を備えている。例示の実施例において、第1の腕部分174は、事実上内部スペース72を第1及び第2の部分182と186(それぞれ)に分け、そして、第2の腕部分は、フレーム70の右側と隣接している。基部170及び腕部分174と178は、内部スペース72の中に第2の内部スペース190を一緒に形成する。
【0033】
内蔵電動機を有するラジアル・ブロワー194の形になっている排気装置が第2の内部スペース190のフレーム70によって支えられている。ブロワー194は、制御箱150に電気的に結合されて、凝縮器コイル166の中の熱いガス状の寒剤を冷却して液体の形に戻すために、第2の内部スペース190を通して空気を動かすのを助ける。より詳しくいえば、吸気口102及び122を通り、アクセス・パネル126のベント部分138を通って内部スペース72に入る空気は、凝縮器コイル166を通過している熱いガス状の寒剤を冷却するために凝縮器コイル166を循環する。図示されていないが、凝縮器コイル166は、当業者によってよく理解されているように、冷却するのを容易にするフィンを備えている。寒剤が冷却されるにつれて、空気は熱を吸収する。凝縮プロセスの効率を保持するために、ラジアル・ブロワー194は、フレーム70の背後の排出口90を通して加熱された空気を排出する。
【0034】
凝縮器コイル166のU字形の構成は、多くの利点を与える。第1に、U字形の凝縮器コイル166は、ほかの点ではフレーム70の前方側面全体に伸びている従来技術のフラットな凝縮器コイルを用いて達成されるだろう能力を犠牲にせずに、フレーム70の前方側面に沿って占める距離が短い。腕部分174及び178は、所望の能力を達成するために必要な表面積を増やすが、フレーム70の前方側面から内部スペース72の第1の部分182に収容された構成要素へのアクセスを阻止することはない。U字形の凝縮器コイル166及びラジアル・ブロワー194の配列はまた、圧縮機158を横切る冷却空気を吸い込み、それによって圧縮機158の効率を大きくする。
【0035】
U字形の凝縮器コイル166のコンパクトな構成も所望の冷却能力を得るために必要な気流を減らし、そのことは結果としてラジアル・ブロワー194の必要な動作速度を小さくする。ラジアル・ブロワー194の小さい動作速度は、ユニット14から発せられるノイズ及び振動とともに総電力消費をも低減する。さらに、ラジアル・ブロワー194は、従来技術のものにおいて用いられた大きな軸流ファンより小さく、アンダーマウント温度制御装置14をよりコンパクトにする。
【0036】
ラジアル・ブロワー194は、従来技術で用いられる軸流ファンに優るさらにもう一つの利点を与える。従来技術の軸流ファンは、一般に空気をアンダーマウント温度制御装置の後部からユニットの高さ全体に沿って排出する。これは、しばしば排気の大きな部分が車両のフレームの部分によって妨げられる結果をもたらす。妨げられた排気は、温度制御装置の総合能力を下げて、ユニット内に吹き込まれて集められるだろうほこり、塵及びその他の道路のごみの量を増加させる。
【0037】
本発明については、図6において最もよく見られるように、排出口90(図6に矢印によって表されている)から排出される大部分の空気は、ボックス22を支持しているフレーム26の部分によって妨害されない。これは、ラジアル・ブロワー194を収容するために必要な排出口90が後方側面58の底からほぼ中程まで上方へ伸びることだけしか必要でないからである。例示の実施例に示されるように、後方側面58は高さHであり、排出口90は高さHの半分以下である高さH' である。排出口90から出る空気がフレーム26によって事実上妨げられていないので、凝縮器コイル166の能力は増大され、ほこり、塵及びその他の吹き飛ぶ道路のごみの量が非常に少なくなる。
【0038】
上述のように、アクセス・パネル126は、フレーム70内に収容される大部分の構成要素(ラジアル・ブロワー194以外の全て)へアクセスできるように開くことができる。図7に示されるように、制御箱150へのアクセスは、アクセス・パネル126及びカバー154を開くことによって得られる。再び、制御箱150へこのように容易にアクセスできることは、凝縮器コイル166がコンパクトなU字形の構成であって、フレーム70の前方側面54に沿って占めるスペースが少なくなっているからである。
【0039】
圧縮機158及び寒剤経路選択装置162に接近するために、制御箱150は第1の位置(制御箱150が内部スペース72内にあって、温度制御装置14の操作をするため位置にある)から第2の位置(制御箱150が少なくとも一部分は内部スペース72の外側にあって、フレーム70の前方側面54から圧縮機158及び寒剤経路選択装置162にアクセスできるようにする位置にある)へ可動である。図8〜11は、制御箱150のこの動きを例示しており、それは以下に非常に詳細に述べる。
【0040】
図7、8、10及び11に示されるように、制御箱150は、ファスナ202でフレーム70の前方側面54に着脱自在に固定されるフランジ198を備えている。もちろん、制御箱150をフレーム70に固定する他の方法もまた、用いることができだろう。ファスナ202が取り除かれると、制御箱150は、図10及び11に示されるように、フレーム70に対して可動である。制御箱150は、内部スペース72の内側から図10及び11に仮想線で示された位置までフレーム70の外へ事実上直線的に動かされる。次に、制御箱150は、図10及び11においてフレーム70の外側に実線で示されている位置へ図8及び9に示されているように下方へ旋回される。図8及び9において最もよく見られるように、制御箱150が下方へ旋回されると、作業者は整備及び清掃のために圧縮機158及び寒剤経路選択装置162にアクセスする。
【0041】
例示の実施例において、制御箱150の各側面は、フレーム70に連結された二つのレール組立体210のうちの一方の中を転がるように配置された複数のローラ206を備えている。制御箱150の各側面上のレール及びローラ装置は、事実上互いの鏡像であり、一つだけを以下に詳細に説明する。図10及び11に最もよく見られるように、上方ローラ206aは、上側レール210aの中を転がり、一方、下方ローラ206bが下側レール210bの中を転がる。制御箱150が内部スペース72から外へ転がし出されるので、上側ローラ206aは上部レール2l0aから自由に出られる。他方、下側ローラ206bは、停止部材214(図9を参照)によって、下側レール210bから出られないようになっている。止め部材214は、フレームに連結された制御箱150を保持するように働いて、図9〜11に示すように、制御箱150が下方へ旋回する枢支点として作用する。
【0042】
ユニット14を修理又は清掃したあとで、作業者は、制御箱150を図10及び11の仮想線に示されている位置まで旋回させて、制御箱150を内部スペース72の中へ転がし戻すことができるように、上側ローラ206aを上側レール210aと位置を合わせる。制御箱150は、フランジ198が前方側面54に当接するまで、フレーム70に転がし入れられる。次に、ファスナ202は、作業位置に制御箱150を固定するために留められる。
【0043】
例示の実施例が上述のレール及びローラ装置を利用しているが、当業者は、制御箱150の直線運動が他の方法で達成できることが分かるであろう。例えば、種々のすべり案内レール装置、ラック・ピニオン装置又は他の類似した装置を例示のレール及びローラ装置と置換できるであろう。また、制御箱150が内部スペース72に接近するために下方への代わりに上方へ旋回されてもよい点にも留意すべきである。しかし、そのような上方への旋回は、アクセス・パネル126を開ける例示の方法があるため、そして、上方へ旋回された位置に制御箱150を保持するために追加の部品を必要とすること考慮すると困難になるであろう。
【0044】
種々の本発明の特徴は、特許請求の範囲に記載されている。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】本発明を実施しているアンダーマウント温度制御装置を有する車両の斜視図である。
【図2】図1のアンダーマウント温度制御装置の拡大斜視図である。
【図3】図1のアンダーマウント温度制御装置の斜視図であって、車両から取り外して示されている。
【図4】図3のアンダーマウント温度制御装置の斜視図であり、外側のパネルを取り外して示されている。
【図5】図3のアンダーマウント温度制御装置の後部を示している斜視図である。
【図6】図2の第6〜6行に沿っての断面図であり、排気経路を示している。
【図7】アクセス・パネル及び制御箱のフロントカバーを開いて示されているアンダーマウント温度制御装置の部分正面図である。
【図8】アクセス・パネル開くとともに他の構成要素にアクセスできるように制御箱をユニットからある程度取り出した状態で示しているアンダーマウント温度制御装置の正面図である。
【図9】ユニットからある程度取り出された制御箱を示している拡大斜視図である。
【図10】アンダーマウント温度制御装置から制御箱を取り出すためのステップを示す断面側面図である。
【図11】アンダーマウント温度制御装置から制御箱を取り出すためのステップを示す斜視図である。
【符号の説明】
【0046】
14 温度制御装置
70 フレーム
72 内部スペース
150 制御箱
166 U形圧縮器コイル
194 ブロワー
【0001】
この発明は輸送車温度制御装置に関し、さらに詳しくいえば、トラック又はトレーラのためのアンダーマウント輸送車温度制御装置に関する。
【背景技術】
【0002】
単独トラック及びトラクター-トレーラー(以下「車両」と称する)が貨物の品質を保つために輸送中予め定められた温度に保持されなければならない貨物を輸送することが多い。そのような温度に敏感な貨物を輸送する車両は、貨物ボックスの前部又は貨物ボックスの下部のどちらかの場所で車両に取り付けられる温度制御装置によって予め定められた温度に保持される空調スペースを有する。これらの温度制御装置は、それぞれノーズマウント及びアンダーマウント輸送車温度制御装置と称する。
【0003】
アンダーマウント装置は、車両傾斜運転室クリアランスをノーズマウント装置によって作ることができないとき、ノーズマウント装置を牽引棒トレーラに設けることができないとき、又はノーズマウント装置の重量が車両を不安定にさせるときに用いられる。日本を含めて、いくつかの国は、ある状況の下でアンダーマウント温度制御装置の使用を要求する特殊な規則を持っている。
【0004】
アンダーマウント温度制御装置は、三つの基本的な部品、すなわち貨物ボックスの下に置かれる凝縮器モジュール貨物ボックス内に置かれる蒸発器モジュール及びこれらのモジュールを接続する取付けキットを有する。アンダーマウント温度制御装置が電動力を用いるときは、それはまた第4の部品、すなわち車両のエンジン室に置かれる補助交流発電機を備える。補助交流発電機は、一般的に凝縮器モジュールに収容される制御箱に接続されている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
この発明はアンダーマウント温度制御装置の凝縮器モジュールに関する。
貨物ボックスの下に取り付けられた装置の部分をいうとき、当業者は一般に用語「凝縮器モジュール」及び「アンダーマウント温度制御装置」を同義で用いる。したがって、以下で特に明記しない限り、用語アンダーマウント温度制御装置及び凝縮器モジュールは、同義で用いられる。
【0006】
従来技術のアンダーマウント温度制御装置には種々の不都合な点がある。第1に、普通のアンダーマウント温度制御装置は、極めて大きく、燃料タンク、電池ボックス、などによってできる車両の下のスペース制約を考慮するとそれらを設置するのが困難である。
アンダーマウント装置の比較的高い重量も、取付けの難しさを増す。
【0007】
一旦設置されると、普通のアンダーマウント温度制御装置は、通常、燃料タンク、電池ボックス及び車両の下に取り付けた他の器材によってアクセスが制限されるために修理点検を行いにくい。装置内部の構成要素のレイアウト及び設計も、内部の構成要素のいくつかを修理し難くする。例えば、ディーゼルエンジンに付いている多数のベルト及び滑車は、隣接した構成要素にアクセスするのを極めて困難にする。整備が必要である回数は、また、装置のハウジングによるごみふるい分けが不十分なために比較的高い。
【0008】
作動している間、普通のアンダーマウント装置は、主に装置において使用する構成要素にに起因するが、比較的うるさくて、高レベルの振動をする。大きなノイズ及び振動の三つの要因は、ディーゼルエンジン、ピストン式圧縮機及び普通のアンダーマウント装置において一般に用いられる凝縮器ファンである。
【0009】
普通のアンダーマウント装置はまた、コンデンサの排気経路を塞いで、しばしば、装置の容量及び効率を減少させる結果を招くことは周知である。この効率の低減は、ディーゼルエンジンのすでに高い燃料消費に加わる。排気経路は、車両フレームによって塞がれることが多い。閉塞は、地面の方へ排気をそらすことが多く、装置内部に集まる可能性がある塵及びごみを吹き飛ばす結果をもたらす。この塵及びごみの収集は、整備に上述の問題を付加する。
【0010】
したがって、装置の寸法及び重量の低減、装置の保守容易性の改良、装置のノイズ及び振動の低減、コンデンサ排気の改良及び燃料消費の低減という特徴を有するアンダーマウント温度制御装置を設計することが望ましい。本発明は、そのような改良型のアンダーマウント温度制御装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0011】
さらに詳しくいえば、本発明は輸送車車両のための電気温度制御装置用の凝縮器モジュールを提供する。凝縮器モジュールは、内部スペースを形成していて、第1の側面及び第1の側面の反対側の第2の側面を有するフレームを含む。凝縮器モジュールはまた、フレームの第1の側面に可動に連結されて、内部スペースへのアクセスを可能にするアクセス・パネルを備えている。圧縮機が内部スペース内にフレームによって支えられている。寒剤経路選択装置は、圧縮機と連絡するとともに、内部スペースのフレームよって支えられている。さらに、事実上U字形の凝縮器コイルは、内部スペースのフレームで支えられて、寒剤経路選択・装置と連絡している。
【0012】
本発明の一態様において、U字形の凝縮器コイルは、フレームの第1の側面に隣接した基部及びフレームの第2の側面の方へ伸びている第1と第2の腕部分を備えている。基部及び腕部分は、フレームによって画成された内部スペースの中に第2の内部スペースを一緒に形成する。第2の内部スペースを通して空気を動かすための排気装置が第2の内部スペースに収容されている。適切な排気装置は電動ラジアル・ブロワーであるのが好ましい。
【0013】
本発明の別の態様において、凝縮器モジュールは、第1の側面に隣接し、装置に電力を提供する制御箱を備えている。制御箱は、フレームに可動に連結して、第1の位置(制御箱が内部スペースの中にあって、温度制御装置を動作させる位置にある)と第2の位置(制御箱が少なくとも一部分内部スペースの外側にあって、フレームの第1の側面から寒剤経路選択装置及び圧縮機に接近できる位置にある)の間に可動である。
【0014】
本発明の更に別の態様において、圧縮機及び寒剤装置は、圧縮機及び寒剤経路選択装置は、ユニットとして挿入又は取り外しできる単一のモジュール組立体を一緒に形成するように両方とも単一のプラットフォームに取り付けられている。
【0015】
本発明はまた、温度制御装置の凝縮器モジュールの内部スペースに収容された構成要素に接近する方法を提供する。凝縮器モジュールは、第1及び第2の側面を有するフレーム及び第1の側面に隣接してフレームに可動に連結された制御箱を備えている。諸構成要素は、内部スペースのフレームによって第2の側面に隣接して支持された圧縮機及び圧縮機と連絡していて第2の側面に隣接して内部スペースにあるフレームによって支えられた寒剤経路選択装置を備えている。
【0016】
本方法は、制御箱を第1の位置(制御箱が内部スペースの中にあって、温度制御装置を動作させる位置ある)から第2の位置(制御箱が少なくとも一部分内部スペースの外側にあって、フレームの第1の側面から寒剤経路選択装置及び圧縮機に接近できる位置にある)へ動かすことを含んでいる。本発明の一態様において、制御箱を動かすことは、内部スペースから制御箱を出して、その後制御箱の少なくとも一部分がフレームの第1の側から離れるように制御箱を回すことを含む。
【0017】
本発明の他の特徴及び効果は、以下の詳細な説明、特許請求の範囲及び図面をよく調べるとき当業者に明らかになるだろう。
【0018】
本発明の一実施例を詳細に説明する前に、本発明がその適用において以下の説明に述べられるか又は図面に示された構造の詳細及び構成要素の配列に限られないと理解されるべきである。本発明は、他の実施態様が可能で、種々の方法で実施又は実行できる。本願明細書において用いられる語法及び用語は、説明のためであり、制限と看做されてはならないと理解される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
図1は、本発明を具体化しているアンダーマウント温度制御装置14を有する車両10を例示している。例示の実施例において、車両10は運転室18及び空調付き貨物ボックス22を有する単純なトラックである。運転室18及び貨物ボックス22は、フレーム26で支えられている。ガードレール30が車両10の種々の構成要素(電池ボックス34、排出装置38及び燃料タンク(図示せず)を含む)を保護するためにフレーム26に連結されている。車両10は、真っ直ぐなトラックである必要はなく、代わりにトラクター・トレーラ又は空調空間に貯蔵される輸送貨物に用いられる他のどんな車両であってもよい。
【0020】
図2及び6において最もよく見られるように、アンダーマウント温度制御装置14(凝縮器モジュールともいう)は、支持部材42上の貨物ボックス22の下に取り付けられている。例示の実施例において、アンダーマウント温度制御装置14は、ガードレール30の一部分の真上にぶらさがっている。もちろん、アンダーマウント温度制御装置14を取り付ける他の方法を用いることもできる。
【0021】
図3〜6を次に参照すると、アンダーマウント温度制御装置14は、上部46、底50、前方側面54、後方側面58、左側面62及び右側面66を有する。
用語「上部」、「底」、「前部」、「後」、「左」及び「右」は、説明だけのために用いられて、車両10に関してどんな特定の方向をも意味しない。ユニット14は、底50、後方側面58及び左右の側面62と66で少なくとも部分的に閉じている内部スペース72を形成しているフレーム70(図4を参照)を有する。頂部カバー板74(図3、5及び6を参照)は、ユニット14の上部46を囲むためにフレーム70の上に固定されている。後部カバー板78(図5を参照)は、フレーム70の後部に出入り用開口82(図4を参照)を閉めるためにフレーム70の後に固定されている。さらに、排出スクリーン86(図5を参照)は排出口90(図6を参照)をカバーするためにフレーム70の後部に固定されているが、それは更に詳細に後述する。
【0022】
ユニット14はまた、フレーム70の左側に連結された左側カバーパネル94を備えている。カバーパネル94は、フレーム70の左側にある吸気口102(図4を参照)を覆うベント部分98を備えている。ベント部分98には、ほぼ垂直なルーバーを覆っている六角形のメッシュ又はスクリーン(図には一部分だけが示されている)がある。メッシュ及びルーバーは、塵及びごみが吸気口102を通って内部スペース72に入るのを防止するのを助ける。もちろん、ベント部分98はルーバーを備える必要はなく、他のメッシュ又はスクリーンを図示の六角形のメッシュの代わりにしてもよいだろう。カバーパネル94はまた、フレーム70の左側にある種々の電気、水、及び寒剤の接続部110に接近できる開口部106を備えている。
【0023】
ユニット14はまた、フレーム70の右側に連結された右側カバーパネル114(図8を参照)を備えている。カバーパネル114は、フレーム70の右側の吸気開口122(図4を参照)を覆うベント部分118を備えている。ベント部分118にはまた、上述のように、ほぼ垂直なルーバーを覆っている六角形のメッシュ又はスクリーン(一部分だけが図に示されている)がある。
【0024】
ユニット14には、蝶番130でフレーム70の前側に蝶番結合された前部アクセス・パネル126が更にある。図8に示すように、アクセス・パネル126は、ユニット14を清掃及び整備するために内部スペース72へ接近できるように上方へ旋回させることができる。アクセス・パネル126に連結された支持部材134は、アクセス・パネル126を開位置に保持する。蝶番がフレーム70の最上部に示されているが、アクセス・パネル126は、代わりに下方へ旋回されるように、フレーム70の底にあってもよい。もちろん、当業者にとって周知の他の形式の接続部も、アクセス・パネル126をフレーム70に可動に連結するために用いることができる。代わりに、アクセス・パネル126は、ユニット14から完全に取り外すことができてもよい。
【0025】
以下に更に詳細に後述するように、前部アクセス・パネル126は、ユニット14の他のいくつかの特徴と組み合わせて、内部スペース72内に収容され実質的に全ての鍵となる構成要素に容易に接近できるようにする。図2に示すように、アンダーマウント温度制御装置14の後部58、右62及び左66の側面へのアクセスが車両10のホイール、ガードレール30、電池ボックス34及び排出装置38によって非常に制限されるので前方側面54からのこの手軽なアクセスは、非常に都合が良い。
【0026】
図3を参照すると、アクセス・パネル126は、空気が内部スペース72に入ることができるようにするベント部分138を備えている。ベント部分138も、上述の通りに、事実上垂直なルーバーを覆う六角形のメッシュ又はスクリーン(一部分だけ図に示されている)を備えている。アクセス・パネル126はまた、電気プラグ146へのアクセスを可能にするためにアクセス・パネル126(図4を参照)とは独立に開くことのできるアクセスドア142を備えている。車両10が動いていないとき、アンダーマウント温度制御装置14は、プラグ146に電気的に接続されている外部電源(図示せず)によって作動させることができる。これは、当業者には待機中の動作として周知である。
【0027】
アンダーマウント温度制御装置14は、貨物ボックス22の空気を調節するために用いられる冷凍装置の一部分である。フレーム70の内部スペース72は、冷凍装置を構成する複数の構成要素を収容している。従来技術でよく理解されているように、例示されたユニット14は、車両のエンジンの機械力を電気に変換する補助交流発電機(図示せず)によって、電気的に動力を供給される。独立したディーゼルエンジンが全く必要でないので、ユニット14に電気的に動力を供給することは、ユニット14の寸法及び重量を非常に小さくする。さらに、ベルト及び滑車の複雑にされて扱いにくい装置は、ユニット14の他の構成要素に電力を供給するために全く必要でない。動かすために電力を用いることによって、ユニット14はまた、燃料消費、ノイズ及び振動を減らす。
【0028】
補助交流発電機によって発生される電気は、とりわけ、インバータで電力を調整し、内部スペース72に収容された他の構成要素に電気を分配する電気制御箱150を通して流れる。例示の実施例において、制御箱が内部スペース72の左前コーナーにユニット14の前方側面54に隣接して置かれている。図7に最もよく見られるように、制御箱150は、制御箱150の残部に可動に連結されたカバー154を備えている。前部アクセス・パネル126が開いているとき、カバー154は、制御箱150の内部に、アクセスできるようにするために蝶番156を軸に旋回させることができる。もちろん、カバー154は他の方法で同様に着脱可能にできる。
【0029】
制御箱150の特殊な設計が本発明に極めて重要だというわけではないが、例示の制御箱150は、密封されて、循環水冷却剤によって外部から冷却される。適当な制御箱の1例は、共通に譲渡された2000年7月13日に出願の暫定特許出願番号第60/217,990号に記載されている。
【0030】
図4において最もよく見られるように、制御箱150は圧縮機158に電気的に接続されており、圧縮機は内部スペース72の後部左コーナーのフレーム70で支えられている。圧縮機158は、圧縮機158の本体内部に一体の電気モータを有する密封スクロール圧縮機であるのが好ましい。圧縮機158は、ディーゼル動力温度制御装置と連動して通常用いられるピストン圧縮機より小さく、軽く、静かでかつ効率的である。さらに、密封したスクロール圧縮機158は、外部エンジンによって駆動される圧縮機の軸シールを介して起こる可能性がある寒剤の漏出の傾向がない。
【0031】
圧縮機158の排出端は、フレーム70によって圧縮機に隣接して支持された寒剤経路選択装置162と連絡する。寒剤経路選択装置162の特殊な設計が本発明に決定的に重要というのではないが、例示の寒剤経路選択装置162は、フレーム70によって支えられた単一のプラットフォーム又はブラケット164(図4、8及び9を参照)に取り付けられた導管及び構成要素の全てを備えるコンパクトなモジュール式ユニットである。圧縮機158は、また、プラットフォーム164に取り付けられて、圧縮機158及び寒剤経路選択装置162がユニットとして挿入又は取り外しできる単一モジュール組立体を一緒に形成するようになっている。
【0032】
寒剤経路選択装置162の吐出端は、やはり、内部スペース72にあるフレーム70によって支えられている凝縮器コイル166と通じている。従来技術のフラットな凝縮器コイルと異なって、例示の凝縮器コイル166は、事実上U字形で、フレーム70の前方側面に隣接した基部170並びにフレーム70の後方側面の方へ伸びる第1及び第2の腕部分174と178(それぞれ)(図4を参照)を備えている。例示の実施例において、第1の腕部分174は、事実上内部スペース72を第1及び第2の部分182と186(それぞれ)に分け、そして、第2の腕部分は、フレーム70の右側と隣接している。基部170及び腕部分174と178は、内部スペース72の中に第2の内部スペース190を一緒に形成する。
【0033】
内蔵電動機を有するラジアル・ブロワー194の形になっている排気装置が第2の内部スペース190のフレーム70によって支えられている。ブロワー194は、制御箱150に電気的に結合されて、凝縮器コイル166の中の熱いガス状の寒剤を冷却して液体の形に戻すために、第2の内部スペース190を通して空気を動かすのを助ける。より詳しくいえば、吸気口102及び122を通り、アクセス・パネル126のベント部分138を通って内部スペース72に入る空気は、凝縮器コイル166を通過している熱いガス状の寒剤を冷却するために凝縮器コイル166を循環する。図示されていないが、凝縮器コイル166は、当業者によってよく理解されているように、冷却するのを容易にするフィンを備えている。寒剤が冷却されるにつれて、空気は熱を吸収する。凝縮プロセスの効率を保持するために、ラジアル・ブロワー194は、フレーム70の背後の排出口90を通して加熱された空気を排出する。
【0034】
凝縮器コイル166のU字形の構成は、多くの利点を与える。第1に、U字形の凝縮器コイル166は、ほかの点ではフレーム70の前方側面全体に伸びている従来技術のフラットな凝縮器コイルを用いて達成されるだろう能力を犠牲にせずに、フレーム70の前方側面に沿って占める距離が短い。腕部分174及び178は、所望の能力を達成するために必要な表面積を増やすが、フレーム70の前方側面から内部スペース72の第1の部分182に収容された構成要素へのアクセスを阻止することはない。U字形の凝縮器コイル166及びラジアル・ブロワー194の配列はまた、圧縮機158を横切る冷却空気を吸い込み、それによって圧縮機158の効率を大きくする。
【0035】
U字形の凝縮器コイル166のコンパクトな構成も所望の冷却能力を得るために必要な気流を減らし、そのことは結果としてラジアル・ブロワー194の必要な動作速度を小さくする。ラジアル・ブロワー194の小さい動作速度は、ユニット14から発せられるノイズ及び振動とともに総電力消費をも低減する。さらに、ラジアル・ブロワー194は、従来技術のものにおいて用いられた大きな軸流ファンより小さく、アンダーマウント温度制御装置14をよりコンパクトにする。
【0036】
ラジアル・ブロワー194は、従来技術で用いられる軸流ファンに優るさらにもう一つの利点を与える。従来技術の軸流ファンは、一般に空気をアンダーマウント温度制御装置の後部からユニットの高さ全体に沿って排出する。これは、しばしば排気の大きな部分が車両のフレームの部分によって妨げられる結果をもたらす。妨げられた排気は、温度制御装置の総合能力を下げて、ユニット内に吹き込まれて集められるだろうほこり、塵及びその他の道路のごみの量を増加させる。
【0037】
本発明については、図6において最もよく見られるように、排出口90(図6に矢印によって表されている)から排出される大部分の空気は、ボックス22を支持しているフレーム26の部分によって妨害されない。これは、ラジアル・ブロワー194を収容するために必要な排出口90が後方側面58の底からほぼ中程まで上方へ伸びることだけしか必要でないからである。例示の実施例に示されるように、後方側面58は高さHであり、排出口90は高さHの半分以下である高さH' である。排出口90から出る空気がフレーム26によって事実上妨げられていないので、凝縮器コイル166の能力は増大され、ほこり、塵及びその他の吹き飛ぶ道路のごみの量が非常に少なくなる。
【0038】
上述のように、アクセス・パネル126は、フレーム70内に収容される大部分の構成要素(ラジアル・ブロワー194以外の全て)へアクセスできるように開くことができる。図7に示されるように、制御箱150へのアクセスは、アクセス・パネル126及びカバー154を開くことによって得られる。再び、制御箱150へこのように容易にアクセスできることは、凝縮器コイル166がコンパクトなU字形の構成であって、フレーム70の前方側面54に沿って占めるスペースが少なくなっているからである。
【0039】
圧縮機158及び寒剤経路選択装置162に接近するために、制御箱150は第1の位置(制御箱150が内部スペース72内にあって、温度制御装置14の操作をするため位置にある)から第2の位置(制御箱150が少なくとも一部分は内部スペース72の外側にあって、フレーム70の前方側面54から圧縮機158及び寒剤経路選択装置162にアクセスできるようにする位置にある)へ可動である。図8〜11は、制御箱150のこの動きを例示しており、それは以下に非常に詳細に述べる。
【0040】
図7、8、10及び11に示されるように、制御箱150は、ファスナ202でフレーム70の前方側面54に着脱自在に固定されるフランジ198を備えている。もちろん、制御箱150をフレーム70に固定する他の方法もまた、用いることができだろう。ファスナ202が取り除かれると、制御箱150は、図10及び11に示されるように、フレーム70に対して可動である。制御箱150は、内部スペース72の内側から図10及び11に仮想線で示された位置までフレーム70の外へ事実上直線的に動かされる。次に、制御箱150は、図10及び11においてフレーム70の外側に実線で示されている位置へ図8及び9に示されているように下方へ旋回される。図8及び9において最もよく見られるように、制御箱150が下方へ旋回されると、作業者は整備及び清掃のために圧縮機158及び寒剤経路選択装置162にアクセスする。
【0041】
例示の実施例において、制御箱150の各側面は、フレーム70に連結された二つのレール組立体210のうちの一方の中を転がるように配置された複数のローラ206を備えている。制御箱150の各側面上のレール及びローラ装置は、事実上互いの鏡像であり、一つだけを以下に詳細に説明する。図10及び11に最もよく見られるように、上方ローラ206aは、上側レール210aの中を転がり、一方、下方ローラ206bが下側レール210bの中を転がる。制御箱150が内部スペース72から外へ転がし出されるので、上側ローラ206aは上部レール2l0aから自由に出られる。他方、下側ローラ206bは、停止部材214(図9を参照)によって、下側レール210bから出られないようになっている。止め部材214は、フレームに連結された制御箱150を保持するように働いて、図9〜11に示すように、制御箱150が下方へ旋回する枢支点として作用する。
【0042】
ユニット14を修理又は清掃したあとで、作業者は、制御箱150を図10及び11の仮想線に示されている位置まで旋回させて、制御箱150を内部スペース72の中へ転がし戻すことができるように、上側ローラ206aを上側レール210aと位置を合わせる。制御箱150は、フランジ198が前方側面54に当接するまで、フレーム70に転がし入れられる。次に、ファスナ202は、作業位置に制御箱150を固定するために留められる。
【0043】
例示の実施例が上述のレール及びローラ装置を利用しているが、当業者は、制御箱150の直線運動が他の方法で達成できることが分かるであろう。例えば、種々のすべり案内レール装置、ラック・ピニオン装置又は他の類似した装置を例示のレール及びローラ装置と置換できるであろう。また、制御箱150が内部スペース72に接近するために下方への代わりに上方へ旋回されてもよい点にも留意すべきである。しかし、そのような上方への旋回は、アクセス・パネル126を開ける例示の方法があるため、そして、上方へ旋回された位置に制御箱150を保持するために追加の部品を必要とすること考慮すると困難になるであろう。
【0044】
種々の本発明の特徴は、特許請求の範囲に記載されている。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】本発明を実施しているアンダーマウント温度制御装置を有する車両の斜視図である。
【図2】図1のアンダーマウント温度制御装置の拡大斜視図である。
【図3】図1のアンダーマウント温度制御装置の斜視図であって、車両から取り外して示されている。
【図4】図3のアンダーマウント温度制御装置の斜視図であり、外側のパネルを取り外して示されている。
【図5】図3のアンダーマウント温度制御装置の後部を示している斜視図である。
【図6】図2の第6〜6行に沿っての断面図であり、排気経路を示している。
【図7】アクセス・パネル及び制御箱のフロントカバーを開いて示されているアンダーマウント温度制御装置の部分正面図である。
【図8】アクセス・パネル開くとともに他の構成要素にアクセスできるように制御箱をユニットからある程度取り出した状態で示しているアンダーマウント温度制御装置の正面図である。
【図9】ユニットからある程度取り出された制御箱を示している拡大斜視図である。
【図10】アンダーマウント温度制御装置から制御箱を取り出すためのステップを示す断面側面図である。
【図11】アンダーマウント温度制御装置から制御箱を取り出すためのステップを示す斜視図である。
【符号の説明】
【0046】
14 温度制御装置
70 フレーム
72 内部スペース
150 制御箱
166 U形圧縮器コイル
194 ブロワー
Claims (30)
- 輸送車車両の温度制御装置のための凝縮器モジュールであって、第1の側面及び第1側面の反対側の第2の側面を有し、内部スペースを形成しているフレーム、内部スペースへアクセスできるようにするためにフレームの第1側面に可動に連結されたアクセス・パネル、内部スペースのフレームによって支えられた圧縮機、圧縮機と連通し、内部スペースのフレームによって支持された寒剤経路選択装置、及び寒剤経路選択装置と連通し、内部スペースのフレームによって支えられたU字形の凝縮器コイルを備える凝縮器モジュール。
- U字形の凝縮器コイルは、フレームの第1の側面に隣接している基部及びフレームの第2の側面の方へ伸びている第1及び第2の腕部分を備え、前記基部及び腕部分は、フレームによって画成された内部スペースの中に第2の内部スペースを一緒に画成している請求項1の凝縮器モジュール。
- 前記第1の腕部分は、フレームの内部スペースを第1及び第2の部分に分けている請求項2の凝縮器モジュール。
- 第1の腕部分を通過する空気の少なくとも一部は、圧縮機が置かれている内部スペースの第1の部分から引かれる請求項3の凝縮器モジュール。
- 第2の内部スペースにあって、第2の内部スペースを通して空気を動かす排気装置を更に備えている請求項2の凝縮器モジュール。
- 前記排気装置がラジアル・ブロワーである請求項5の凝縮器モジュール。
- フレームの第2側面は、第2の内部スペースに隣接して、排気装置によって吐き出される空気を排出するための吐出口を備える請求項5の凝縮器モジュール。
- フレームの第2の側面はある高さを有し、吐出口の高さは第2の側面の高さより低い請求項7の凝縮器モジュール。
- 吐出口の高さは、第2の側面の高さのほぼ半分である請求項8の凝縮器モジュール。
- 第2の側面は、頂部及び底部を有し、吐出口は、底部と隣接していて、頂部の方へほぼ中程まで伸びている請求項7の凝縮器モジュール。
- 第1の側面に隣接し、温度制御装置に電力を提供する制御箱を更に備えている請求項1の凝縮器モジュール請求項1の凝縮器モジュール。
- 制御箱は、フレームに可動に連結されて、制御箱が内部スペースの内部にあり、温度制御装置を操作するための位置にある第1の位置と制御箱が少なくとも一部分内部スペースの外側にあってフレームの第1側面からの寒剤経路選択装置及び圧縮機にアクセスできるようにする位置にある第2の位置の間で可動である請求項11の凝縮器モジュール。
- 制御箱は、フレームに対して転がることによって第1と第2の位置の間で動く請求項12の凝縮器モジュール。
- 制御箱は、フレームに対して旋回することによって第1と第2の位置の間で動く請求項12の凝縮器モジュール。
- 制御箱は、制御箱の内部へ接近できるようにするために取り外しできるカバーを備えている請求項11の凝縮器モジュール。
- 前記カバーは、制御箱に対して回動可能である請求項15の凝縮器モジュール。
- 圧縮機及び寒剤装置は、両方ともプラットフォームに取り付けられて、圧縮機及び寒剤経路選択装置が単一のモジュール組立体を一緒に画成するようになっている請求項1の凝縮器モジュール。
- 輸送車両の温度制御装置のための凝縮器モジュールであって、第1の側面及び第1側面の反対側の第2の側面を有し、内部スペースを形成しているフレーム、内部スペースへアクセスできるようにするためにフレームの第1側面に可動に連結されたアクセス・パネル、内部スペースのフレームによって第2の側面に隣接して支えられた圧縮機、圧縮機と連通し、内部スペースのフレームによって第2の側面に隣接して支持された寒剤経路選択装置、及び寒剤経路選択装置と連通し、内部スペースのフレームによって第2の側面に隣接して支えられたU字形の凝縮器コイル、寒剤経路選択装置と連通し、内部スペースのフレームによって支えられた凝縮器コイル、及び第1側面に隣接して温度制御装置に電力を提供するための制御箱を備え、前記制御箱は、フレームに可動に連結されて制御箱が内部スペースの内部にあって温度制御装置を操作するための位置にある第1の位置と制御箱が少なくとも一部分は内部スペースの外側にあってフレームの第1の側面から寒剤経路選択装置及び圧縮機にアクセスできる位置にある第2の位置との間で可動であることを特徴とする凝縮器モジュール。
- 前記制御箱が第1と第2の位置の間で直線的に動く請求項18の凝縮器モジュール。
- 前記制御箱は、第1と第2の位置の間で旋回する請求項18の凝縮器モジュール。
- 前記制御箱は、制御箱の内部へ接近できるようにするために取り外されることができるカバーを備える請求項18の凝縮器モジュール。
- 前記カバーは、制御箱に対して旋回可能である請求項21の凝縮器モジュール。
- 圧縮機及び寒剤経路選択装置は、両方ともプラットフォームに取り付けられて、圧縮機及び寒剤経路選択装置が単一のモジュール組立体を一緒に形成するようになっている請求項18の凝縮器モジュール。
- 温度制御装置の凝縮器モジュールの内部スペース内に収容された構成要素に接近する方法であって、凝縮器モジュールは、第1及び第2の側面を有するフレーム及び第1の側面に隣接してフレームに可動に連結された制御箱を有し、前記構成要素は、内部スペースのフレームによって第2の側面に隣接して支えられた圧縮機及び圧縮機と連通し、内部スペースのフレームによって第2の側面に隣接して支持された寒剤経路選択装置を備えており、前記制御箱を制御箱が内部スペースの内部にあって温度制御装置を操作するための位置にある第1の位置から制御箱が少なくとも一部分は内部スペースの外側にあってフレームの第1の側面から寒剤経路選択装置及び圧縮機にアクセスできる位置にある第2の位置へ動かす工程からなる前記方法。
- 凝縮器モジュールは、フレームの第1側面に可動に連結されたアクセス・パネルを更に備え、かつ前記方法は第1の側面から内部スペースに接近するためにアクセス・パネルを開くことを更に備える請求項24の方法。
- アクセス・パネルを開くことは、フレームに対してアクセス・パネルを旋回することを含む請求項25の方法。
- 制御箱を動かすことは、第1と第2の位置の間で直線的に制御箱を動かすことを含む請求項24の方法。
- 制御箱を動かすことは、第1と第2の位置の間で制御箱を旋回することを含む請求項24の方法。
- 制御箱を動かすことは、内部スペースから制御箱を転がし出させて、その後で制御箱の少なくとも一部がフレームの第1の側面から離れるように制御箱を旋回することを含む請求項24の方法。
- 内部スペースから制御箱を転がし出す前に制御箱を第1の位置に固定するファスナを解放することを更に含む請求項29の方法。
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