JP2004525377A - 六フッ化ウランを輸送するための改良型容器 - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
本発明は、六フッ化ウランの輸送及び貯蔵用容器に関し、さらに詳細には、業界で30Bシリンダとして知られる容器の改良に関する。
【0002】
濃縮六フッ化ウランは、長年の間、従来型30Bシリンダにより輸送されている。六フッ化ウランは1%以上のウラン235(U235)を含有すれば濃縮状態と考えられ、濃縮六フッ化ウラン(重量比で最大5%)の輸送は従来型の認可30Bシリンダで行う必要がある。六フッ化ウランを充填したかかるシリンダは、耐衝撃性及び耐熱性を有する認可オーバーパックで輸送しなければならない。この方式による輸送の安全性は、シリンダが適正に装填された状態で輸送されると確保されると考えられる。水や考えられる他の中性子減速材が六フッ化ウラン自体から分離された状態にある限り、臨界事象(制御されない原子核連鎖反応)は生じない。
【0003】
原子力規制委員会(NRC)は、その権限が及ぶ地理的範囲内の原子力業界の全ての局面と同様に、六フッ化ウランの輸送を規制している。その権限は米国の港湾に及ぶため、またその規制は世界で最も保守的なものであるため、NRCの規制は六フッ化ウランのほとんどの国際間輸送のための最低基準となっている。米国国家基準協会は、1971年に、ANSI N14.1、“六フッ化ウランを輸送するための包装”を公表している。この基準は、NRCの前身により採用され、従来型30Bシリンダの認可設計を規定している。
【0004】
ANSI N14.1は、認可シリンダの適当な材質を特定している。詳述すると、ANSI N14.1、包装条件、標準 UF6、表1は、純度が0.5%未満の六フッ化ウランを輸送するには従来型30Bシリンダを使用しなければならないと規定している。本願の目的のため、重量比で少なくとも99.5%の六フッ化ウランを含み、残りが他の物質である混合物を、「実質的に純粋な」六フッ化ウランと呼ぶ。
【0005】
従来型30Bシリンダは、長さが81.5インチ、直径が30インチの鋼製容器である。この容器は、0.5インチの炭素鋼板を成形して長さ54インチの円筒体54を成形し、2つのほぼ半楕円形のヘッドで蓋をしたものである。一対の周縁部が容器を保護する。従来型30Bシリンダは、自重が1425ポンド、体積が少なくとも26立方フィートである。重量比で最大5%のウラン235同位体を有する六フッ化ウランを5020ポンドの最大許容容量まで充填した状態では、たった15リットルの水で臨界事象が開始されると考えることができる。従って、シリンダから水を排除することは決定的に重要なことである。
【0006】
六フッ化ウランの輸送には、他の危険要因がある。この化学物質を空気の存在下で146°Fの三重点に加熱すると、気体状のフッ化水素(HF9)を形成することができる。このような事象は、従来型30Bシリンダの弁が火災で破損すると発生すると考えることができる。フッ化水素ガスは極めて有害であり、吸入すると直ちに死に至るため、放出されないように防護する必要がある。
【0007】
従来型30Bシリンダには、2つの開口がある。これらの開口は、両側のヘッド上のほぼ直径方向対向位置にある。一方の開口は、六フッ化ウランのタンクを充填したり空にしたりするために通常用いる弁を収容する。もう一方の開口は、タンクの定期的点検、液圧試験及び清浄用に用いるプラグ用である。この弁及びこのプラグは、従来型30Bシリンダ内へ水が浸入するのを防ぐ唯一の障壁となる。
【0008】
30Bシリンダは、輸送時、輸送用保護パッケージまたは「オーバーパック」に収納される。オーバーパックは、偶発的な衝撃を受けないようにシリンダを保護すると共にシリンダを断熱して火災や他の過熱事象の発生時に漏洩が生じる可能性を減少させる。オーバーパック及び30Bシリンダは、通常、鉄道及び道路輸送だけでなく海上を航行する船舶によって輸送される。処理プラントに到着すると、シリンダはオーバーパックから取り外されて標準の配管が弁に接続される。ANSI N14.1は、処理プラントの管継手が弁と適正に整列して接続可能な状態になるように弁の正確な位置及び方向を規定している。弁の位置または方向がわずかに違っても、シリンダをプラントの管継手に安全に接続できない。30Bを処理プラントの配管に接続して、オートクレーブで加熱して蒸発させ、六フッ化ウランを取り出してさらに処理する。
【0009】
オーバーパックは、政府機関よる規制の対象となる。米国運輸省(DOT)は、オーバーパックを定義する標準の仕様、DOT 21 PF1を発行している。この規制は49 CFR 178.358に公表されている。運輸省は、許可証USA/4909/AF、変更15において、この設計の或る特定のバリエーションを許容している。この仕様またはその許容されたバリエーションに従って作られるオーバーパックを「仕様パッケージ」と呼ぶ。さらに、NRCは、所謂「性能パッケージ」を定義する基準を発表している。これらのパッケージは、規則に表される性能基準を満足すればNRCにより認可される。性能仕様は、49 CFR 173.401−476に公表されている。DOT及びNRCの両方の基準の1つの共通の特徴点は、ANSI N14.1により定義された従来型30Bシリンダに適合するようオーバーパックを設計しなければならないことである。
【0010】
オーバーパック及び30Bシリンダは、六フッ化ウラン輸送用として認可を受ける前にNRCにより必要とされるテストを一緒に受ける。合格しなければならない1つの標準テストとして、30フィート落下試験がある。この試験では、30Bシリンダとオーバーパックとを30フィートの高さから不動のコンクリート製プラットフォーム上に落下させる。パッケージは、最悪のシナリオであるシリンダ上の弁が下方になるように向けられる。このテストに合格するには、オーバーパックの何れの部分も弁または弁付属部分に接触することができず、弁は堅く閉じた状態を維持しなければならない。このテスト及び必要とされる他のテストに合格すると、30Bシリンダはオーバーパックのための認可収容物となる。濃縮六フッ化ウランは、シリンダが認可収納物であるオーバーパック内の30Bシリンダによってのみ輸送することができる。
【0011】
規則によると、30Bシリンダはオーバーパックとは別個に定期的なテストを受けなければならない。詳述すると、DOTは、30Bシリンダの定期的テストを必要条件とするANSI N14.1を採用している。このテストには、5年毎の液圧試験が含まれる。このテストの前にシリンダを清浄にする。その後、水を充填して加圧することにより漏洩試験を行う。この試験は種々の溶接部を含む構造の健全性をチェックするものである。このテストは、低レベル放射性廃棄物として処理しなければならない26立方フィートの放射性廃棄水を発生させるため、コストがかかる。
【0012】
さらに、NRCは、貨物船または他の輸送手段上で一まとめにされるオーバーパック内の従来型30Bシリンダの密度を規制している。この規制では、各貨物船または輸送手段に総合「輸送指数」200を許容する。各従来型30Bシリンダの輸送指数は5であるため、他に原子力関係の積荷がない船は合計40個の従来型30Bシリンダを運ぶことができる(200÷5=40)。放射性物質専用のチャーター船を手配できることを考えると、この安全限界値があるため、従来型30Bシリンダを標準のオーバーパックで運ぶ輸送業者は大量輸送による経済性を追求できない。しかしながら、たとえ、液圧試験により構造的健全性が確保され、オーバーパックにより熱及び衝撃から保護されても、30Bの現在設計を用いる限り弁の継続的な水密状態を保証する確実な方法が存在しないため、この規制は必要である。上述したように、少量であっても水が混入すると臨界事象を開始させることが考えられる。
【0013】
定期的な液圧試験が不要であり、弁の健全性を保証できるシリンダが開発されれば実質的な改良となるであろう。従来型30Bシリンダを改良しようとすれば、配管及び既存のオーバーパックの両方を含む既存の30Bシリンダを取り扱うために使用する装置に実質的な投資を行う必要がある。このため、シリンダの本質的な寸法及び弁の位置並びにその方向を変更するものであってはならない。
【発明の概要】
【0014】
本発明によると、六フッ化ウラン輸送用容器は、円筒壁を一対の半楕円状のヘッドで閉じて溶接し密封容器を形成したものである。一方の端部にはサービス弁がある。この弁は、着脱自在で水密の弁保護カバー組立体により覆われている。この容器はまた、シリンダに六フッ化ウランを充填して弁保護カバー組立体を装着した後、この弁保護カバー組立体の健全性をテストするためのテストポートを有する。この弁保護カバー組立体は、標準の30Bシリンダの包絡面内に収まり、六フッ化ウランの輸送業者が使用しNRCが既に認可したオーバーパックに適合するような形状である。
【0015】
本発明の容器は、水の浸入または六フッ化ウランの流出を防止する二重の障壁を有する。第1の障壁であるこの弁は、第2の障壁を形成するカバー組立体により包囲されている。二重の障壁は輸送指数0を許容すると予想される。事実、第2の障壁を付加すると、改良型30BシリンダはNRCにとって受け入れ可能な安全性を確保しながら従来型オーバーパックによりひとかたまりで輸送できるため、業界にとって実質的なコスト節減になる。
【実施例】
【0016】
図1は、本発明に従って構成された改良型30Bシリンダ10を示す。図示のように、このシリンダ10は輸送用保護パッケージまたは「オーバーパック」12の下半分内にある。オーバーパック12はクレードル8内に支持されており、その上半分が取り外されて、安全ストラップが開いている。当業者であればよく分かるように、輸送時のシリンダ10には実質的に純粋な六フッ化ウランが5020ポンド充填され、図1Aに示すようにオーバーパック内に完全に収納されている。
【0017】
本発明の改良型30Bシリンダ10は、ほとんどの部分で従来のものと同じであるため、従来技術のシリンダと異なる部分についてのみ詳説する。従来型30Bシリンダ10は、ANSI N14.1とASMEボイラー及び圧力容器規則、セクションVIII、デビジョン1に則って製造される。従って、従来型30Bシリンダは、長さが81.5インチ±0.5インチ、直径が30インチ±0.5インチである。従来型30Bシリンダの最小容量は26平方フィートである。シリンダはANSI N14.1−2000に則って製造するのが好ましいため、溶接支持バーを不要にした米国特許第5,777,343号に記載されたような利点を有する。しかしながら、本発明の利点は、溶接支持バーを必要とするANSI N14.1の初期バージョンに則って製造されたシリンダでも得ることができる。
【0018】
改良型30Bシリンダ10は、弁保護カバー組立体14により保護される弁を有する(図1及び2を参照)。従来型30Bシリンダには存在しないこの弁保護カバー組立体は、六フッ化ウランの流出またはさらに重要な水の侵入を防ぐ第2の障壁を提供する。この弁保護カバー組立体14は、シリンダのドーム端またはヘッドから延びる周縁部内に収まっている。詳述すると、弁保護カバー組立体14の遠隔端部は周縁部の自由端により画定される平面から少なくとも0.5インチ、好ましくは0.75インチまたはそれ以上奥に位置する。この空間があるため、落下試験時にオーバーパックが変形しても、弁保護カバー組立体14には接触しない。従って、弁保護カバー組立体14を装着したシリンダ14は、図1および図1Aに示すオーバーパック12のような標準のオーバーパックと併用可能である。
【0019】
周縁部15の軸方向長さはANSI N14.1により固定されていないが、シリンダの全長、直径及び最小容量は固定されていることに注意されたい。直径及び長さは、シリンダを従来型オーバーパックに確実に嵌合できるようにするために重要な寸法である。本願が発明されるまでは、上述したように、一方の周縁部15を長く、また他方の周縁部(番号なし)を短くして0.5乃至0.75インチまたはそれ以上のクリアランスを形成すると、30フィートの落下試験の際オーバーパックが変形しても弁保護カバー組立体は損傷せず(本当に接触しない)、安全性が向上するだけでなく輸送指数が減少することが認識されていなかった。
【0020】
弁保護カバー組立体14(図2)は、6個のボルト18により定位置に保持されるキャップ16を有する。そのうち2個のボルト18は安全ワイヤーで結ばれているが、これらのワイヤーは、ボルトが定位置に配置された後にキャップ16が不正に操作されていないことを保証するために封止される。所望であれば、最大で6個であるが別のボルトに安全ワイヤーをかけることが可能である。
【0021】
図4にさらに詳示するように、弁保護カバー組立体14はキャップ16及び基部20を有する。基部20は、シリンダ10の壁面22に溶接されたディスクである。その直径及び厚さは、シリンダ10に六フッ化ウランを充填したりシリンダ10を空にするために弁30に接続する業界標準の配管の妨げにならないように選択される。
【0022】
基部20はその外周及び内周が連続して壁面22に溶接されるが、これらの溶接部はその健全性を保証するために完全に点検される。従って、これらの溶接部は、任意の物質が基部20の下を通ってシリンダ10の外側からキャップが弁30を取り囲む空間内へ侵入しないようにまたはその逆方向に流れないようにする高信頼度の障壁を提供する。基部20はまた、ボルト18と協働してキャップ16を定位置に保持するために設けた等間隔の6個の螺設孔(図示せず)を有する。
【0023】
基部20の上側表面24は、内側領域28及び外側領域30の2つの領域を有する。内側領域28は環状であり、外側領域から約32分の1インチだけ膨出している。内側領域28は、平坦な面に研削され、キャップ16を密封接触させる作用表面を提供する。必要な表面平坦度は、基部20を壁面22に溶接する前または後に基部22を研削することにより得られる。
【0024】
キャップ16は、ドーム部40及びフランジ42を有する鋼製コンポーネントである。キャップ16は一片の鋼材を研削して形成することが可能であるが、製造の経済性及び容易さの観点から2つの部分を形成した後、図示のようにそれらを溶接する方が好ましい。この溶接部は、その健全性を保証するために完全に検査される。
【0025】
フランジ42は基部20と係合する。このために、フランジ42は、基部20の平坦な対応内側表面28上に配置される研削済み環状表面44を有する。一対のOリング46、48をそれぞれ、フランジ42の環状表面44に形成した凹部50、52内に装着する。凹部50、52は平面図では円形であるが、所望であれば任意の無端形状のものでよい。図示のように、凹部50、52にわずかなアンダーカットを形成して、Oリング46、48が定位置に保持されるようにしてもよい。環状表面44及び環状表面28が互いに係合すると、Oリング46、48は圧縮されて事実上、密封部を形成する。この密封部は、例えば、ANSI N14.5−1997のA.5.7、輸送用パッケージの漏洩テストに記載された石鹸泡テストにかけると漏洩率が10-3ref.-cm3/秒未満となるほど十分に完全なものである。このテストにおいて、「毎秒の基準立法センチメートル」は、絶対気圧1及び25℃における毎秒の1立方センチメートルの乾燥空気の体積として定義される。漏洩率が上記した値またはそれ以下の密封状態は、本発明の目的のために本質的に不透性であると考えられる。
【0026】
従来型Oリング46、48は製造が容易であるため好ましいが、現場注形ゴムまたはウレタンのような可撓性ポリマーを含む他の可撓性密封要素を使用してもよい。このような別の材料及び製造方法は十分に満足の行く耐漏洩性を提供すればよく、それらは本願に用いる用語「可撓性密封要素」の意味に包含されるものである。
【0027】
フランジ42は、環状表面44の平面から見て凹部となる環状の外側領域58を含む。外側領域58は基部20の外側領域30と整列関係にある。2つの外側領域30、58は、キャップ16を基部20上の定位置に配置するとそれらの間に形成されるギャップ60を画定する。フランジ42は、外側領域58を貫通するボルト18用の6個の孔部(図示せず)を有する。これらの孔部は、基部20の対応螺設孔部と整列関係にある。キャップ16を定位置に配置してボルト18を所定のトルクが得られるまで締めると、フランジ42の外側領域58が応力を受け、Oリング46、48及び係合環状表面24、44に所定の一定の荷重がかかる。フランジ42はわずかに撓曲するためギャップ60を設けるのが好ましいが、基部20とキャップ16との間に十分な密封性が得られるようにする任意の設計が受け入れ可能である。
【0028】
弁保護カバー組立体14は、キャップ16と基部20との間の密封の健全性をテストする手段を備えている。このテスト手段は、内部通路62、64、66を通ってテストチャンネル68へ至るテストポート60を含む。このテストチャンネル68は、フランジ42の環状表面44にある半円形の凹部(垂直断面図)である。この凹部68は、凹部50と52との間で離隔された完全な円に沿って延びる。
【0029】
フランジ42は、テストポート60と直径方向に対向する孔部70(図1及び4)を有する。この孔部は、基部20の外側領域28から延びるピン72と協働する。シリンダ10がその通常の水平姿勢状態にあれば、ピン72は12時の位置にあるため、作業員がキャップを正確に位置決めしてボルト18をそれらの孔部に挿入する手助けとなる。
【0030】
キャップ16を定位置に配置し、ボルト18を適当に締めると、その周りの密封の健全性をテストすることができる。これは、テストポートを較正された加圧流体源または真空源に接続することにより行う。この流体はテストチャンネル68に到達するが、接合部が完全であればそれより先に進むことができない。漏洩があると、テスト装置は圧力または真空度の低下を示すため、Oリングシールを点検し、必要に応じて交換するか他の態様で修理することができる。テストが完了すると、プラグ70によりテストポートを密封する。種々のテスト手順があるが、これらはANSI N14.5−1977に示されている。これらのテストにより、1×10-3ref.-cm3/秒に等しいまたはそれ以下の漏洩率が確保される。
【0031】
テスト手段としてキャップ16のフランジ42を研削して形成したポート、通路及びチャンネルを示すが、これらの要素を基部20を研削して形成することも可能である。この場合、テストチャンネルは基部20の表面28の、Oリングが基部20と接触する所と適当な通路により接続されるテストポートに接続される所との間に形成する。同様に、Oリング46、48を基部に形成した溝に装着してもよい。しかしながら、図に示す構成の方が好ましい。その理由は、保守が容易であり、導管を弁30に接続する際Oリング46、48及びテストチャンネル68が損傷する可能性が低いからである。
【0032】
ボルト18によりキャップ16を基部20に対して固く締め付けるが、他の締結手段を使用してもよい。例えば、必要なOリングシールと、螺着キャップに形成したテストポートチャンネルと共に基部との間を螺着接続してもよい。あるいは、基部20の外周面に外側螺設部を形成し、配管に用いるナットのような手段を用いてキャップを基部に押し付けることが可能である。
【0033】
かくして、本発明は、円筒壁を一対のほぼ半楕円形のヘッド22より閉じて溶接することにより密封容器を形成する六フッ化ウラン輸送用容器10を提供することが明らかである。一方の端部にはサービス弁30があるが、この弁30は、着脱自在の水密弁保護カバー組立体14により覆われている。この容器はまた、シリンダ10に六フッ化ウランを充填し弁保護カバー組立体14を装着した後に弁保護カバー組立体の健全性をテストするためのテストポート60を有する。弁保護カバー組立体14は、標準の30Bシリンダの包絡面内に収まり、六フッ化ウランの輸送業者が所有するNRC認可済のオーバーパックに適合する形状である。
【0034】
本発明により製造される容器10は、水の浸入または六フッ化ウランの流出を防止する二重の障壁を有する。第1の障壁である弁30は、第2の障壁を形成する弁保護カバー組立体14により覆われている。二重の障壁は輸送指数0を許容すると予想される。事実、第2の障壁を付加すると、改良型30BシリンダをNRCにとって受け入れ可能な安全度で一まとめに輸送することが可能になり、業界にとって実質的なコスト削減になる。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】クレードル内に配置された開いた輸送用保護パッケージまたは「オーバーパック」内に保持された本発明の改良型30Bシリンダを示す。
【図1A】30Bシリンダ用オーバーパックをクレードル内で完全に閉じた状態で示す。
【図2】図1のシリンダの端面図である。
【図3】図2の矢印3−3の方向から見た部分断面図である。
【図4】弁を覆う弁保護カバー組立体を示す図3の部分拡大図である。
Claims (39)
- 実質的に純粋な六フッ化ウランを従来型オーバーパックで輸送するためのシリンダであって、
鋼製の閉じた容器と、
容器に接続され容器内へのまたは容器からの物質の流れを制御する弁と、
弁を取り囲むように容器に接続された密封表面と、
弁を覆うキャップと、
キャップの外側から弁へ、また弁からキャップの外側へ物質が流れないようにキャップを密封表面に押し付けてそれらの間の接続部を密封する締結手段とより成るシリンダ。 - 弁を取り囲むディスクを備え、密封表面はディスクの表面である請求項1のシリンダ。
- 締結手段は螺設締結具を含む請求項1のシリンダ。
- 締結手段は複数の螺設締結具を有する請求項1のシリンダ。
- 密封表面は環状の表面であり、キャップは密封表面に当接するように形成された対向表面を有し、さらに、可撓性密封要素が対向表面と密封表面との間に配設されている請求項1のシリンダ。
- キャップの対向表面に形成され、その対向表面が密封表面に当接すると弁を取り囲む無端凹部を有する請求項5のシリンダ。
- 可撓性密封要素の少なくとも一部は対向表面に形成された凹部内に位置する請求項5のシリンダ。
- 締結手段によりキャップが密封表面に押圧されるとキャップと密封表面との間の密封の健全性をテストする手段を備えた請求項1のシリンダ。
- 一対の可撓性密封要素を有し、その一方が他方を取り囲み、これらの可撓性密封要素はキャップと密封表面との間に位置する請求項8のシリンダ。
- 密封の健全性をテストする手段は、キャップの外側表面を2つの可撓性密封要素間の空間と接続する通路を含む請求項9のシリンダ。
- キャップは密封表面に当接するように形成された作用表面を有し、作用表面は、キャップが弁を覆うと弁を取り囲む第1の無端凹部と、第1の無端凹部を取り囲む第2の無端凹部と、これらの凹部内に配設される可撓性密封要素とを有する請求項10のシリンダ。
- 可撓性密封要素はOリングである請求項11のシリンダ。
- 容器は、一方の端部を閉じるヘッドと、ヘッドに接続されヘッドから離れる軸方向に延びる周縁部とを有し、周縁部は平面を画定する自由端部を有し、弁の密封表面とキャップとは周縁部により取り囲まれ、前記平面からヘッドの方へ内方に離隔している請求項1のシリンダ。
- キャップは前記平面からヘッドの方へ少なくとも0.5インチ内方に離隔している請求項13のシリンダ。
- 締結手段によりキャップが密封表面に押圧されるとキャップと密封表面との間の密封の健全性をテストする手段を備えた請求項14のシリンダ。
- 一対の可撓性密封要素を有し、その一方が他方を取り囲み、これらの可撓性密封要素はキャップと密封表面との間に位置する請求項15のシリンダ。
- 密封の健全性をテストする手段は、キャップの外側表面を2つの可撓性密封要素間の空間と接続する通路を含む請求項16のシリンダ。
- キャップは密封表面に当接するように形成された作用表面を有し、作用表面は、キャップが弁を覆うと弁を取り囲む第1の無端凹部と、第1の無端凹部を取り囲む第2の無端凹部と、これらの凹部内に配設される可撓性密封要素とを有する請求項17のシリンダ。
- 可撓性密封要素はOリングである請求項18のシリンダ。
- キャップは前記平面からヘッドの方へ少なくとも0.75インチ内方に離隔している請求項13のシリンダ。
- 締結手段によりキャップが密封表面に押圧されるとキャップと密封表面との間の密封の健全性をテストする手段を備えた請求項20のシリンダ。
- 一対の可撓性密封要素を有し、その一方が他方を取り囲み、これらの可撓性密封要素はキャップと密封表面との間に位置する請求項21のシリンダ。
- 密封の健全性をテストする手段は、キャップの外側表面を2つの可撓性密封要素間の空間と接続する通路を含む請求項22のシリンダ。
- キャップは密封表面に当接するように形成された作用表面を有し、作用表面は、キャップが弁を覆うと弁を取り囲む第1の無端凹部と、第1の無端凹部を取り囲む第2の無端凹部と、これらの凹部内に配設される可撓性密封要素とを有する請求項23のシリンダ。
- 可撓性密封要素はOリングである請求項24のシリンダ。
- 物質の流入及び流出を制御する弁を備えた実質的に純粋な六フッ化ウラン輸送用の従来型30Bシリンダにおいて、その弁を覆う本質的に不透性のカバーを構成する着脱自在の弁保護用カバー組立体手段と、弁保護カバー組立体手段とシリンダとの間の密封をテストする手段とを有する改良。
- 弁保護カバー組立体手段は、フランジを有するキャップと、シリンダに接続され弁を取り囲む密封表面とを有する請求項26の改良。
- 一対の可撓性密封要素を有し、一方の要素が他方の要素内にあり、これらの要素はフランジと密封表面との間に位置し、密封をテストする手段は弁保護カバー組立体から可撓性密封要素間の空間への通路を有する請求項27の改良。
- シリンダ内へのまたはシリンダからの物質の流れを制御する弁と、弁を覆う着脱自在のキャップとを有するシリンダを用意するステップを含む実質的に純粋な六フッ化ウランの輸送方法であって、
キャップを取り外し、
弁を介してシリンダに六フッ化ウランを充填し、
弁を閉じ、
キャップを弁を覆うように配置してキャップの内側と弁との間の空間を密封し、
その後、密封の健全性をテストするステップを含む輸送方法。 - 従来型オーバーパックにシリンダを配置するステップをさらに含む請求項29の方法。
- 従来型30Bシリンダ用のオーバーパックと、実質的に純粋な六フッ化ウランを容れた従来型30Bシリンダとの組み合わせにおいて、着脱自在の弁保護用カバー組立体手段と、弁を覆う本質的に不透性のカバーを構成する手段と、弁保護カバー組立体手段とシリンダとの間の密封をテストする手段とを有する改良。
- 弁保護カバー組立体手段は、フランジを有するキャップと、シリンダに接続され弁を取り囲む密封表面とを有する請求項31の改良。
- 一対の可撓性密封要素を有し、一方の要素が他方の要素内にあり、これらの要素はフランジと密封表面との間に位置し、密封をテストする手段は弁保護カバー組立体から可撓性密封要素間の空間への通路を有する請求項32の改良。
- 全長が81.5インチ±0.5インチ、直径が30インチ±0.25インチの包絡面内に収まる実質的に純粋な六フッ化ウランを輸送するためのシリンダであって、シリンダは、少なくとも26立方フィートの容積を有し、鋼製の閉じた容器と、容器に接続され容器内へのまたは容器からの物質の流れを制御する弁と、弁を取り囲むように容器に接続された密封表面と、弁を覆うキャップと、キャップの外側から弁へ、また弁からキャップの外側へ物質が流れないようにキャップを密封表面に押し付けてそれらの間の接続部を密封する締結手段とより成るシリンダ。
- シリンダの包絡面内にある周縁部を有する請求項34のシリンダ。
- 着脱自在のキャップは、密封表面に装着されるとシリンダの包絡面内に完全に収まる請求項35のシリンダ。
- キャップが密封表面に装着されると密封表面とキャップとの間の物質が流れる速度をテストする手段を備えた請求項36のシリンダ。
- キャップと密封表面との間の一対の可撓性密封要素を有し、密封をテストする手段は一方の端部が2つの可撓性密封要素間にあり、別の端部が加圧流体源または真空源に接続されるようになっている通路を有する請求項37のシリンダ。
- 従来型オーバーパック内に配置された請求項38のシリンダ。
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