JP2004524975A - 押出機および押出方法 - Google Patents
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Abstract
【選択図】図1
Description
【0001】
本発明の主題は、2つの別個の食品処理セクションを有する押出機、および押出機で食品を調製するための方法である。
【背景技術】
【0002】
米国特許第5,891,502号は、押出によって食品を調整するための方法を記述しており、この方法は、処理すべき第1の食材を二軸スクリュ押出機の第1のセクション内に導入するステップと、処理すべき第2の食材を二軸スクリュ押出機の第2のセクション内に導入するステップとを含み、第1および第2のセクションは各セクション内の別々の処理を可能にするように分離される。食材は、同一方向であるが、押出機の異なるセクションに輸送される。米国特許第5,891,503号は、押出によって食品を調整するための方法を記述しており、この方法は、処理すべき第1の食材を二軸スクリュ押出機の第1のセクション内に導入するステップと、食材が押出機の第1のセクションの出口を出るときに、第1のセクションと直列に接続されるクッカに食材を送るステップであって、さらなる処理のために調理食材を押出機の第2のセクションの入口内に再導入するステップと、を含む。押出機の第1および第2のセクションは、各セクション内の別々の処理を可能にするように構成される。この処理は上述の処理の別形態であり、同様に、食材が押出機内で同一方向に輸送されることを意図する。これらの2つの処理は、1つのみの推進装置で済むという利点を有する。通常、押出機の推進装置はスペースを著しく必要とする。シャフトを推進するモータまたはエンジンがある。エンジンによって供給されるようなシャフトの回転スピードはレデューサによって低減しなければならず、このレデューサ自体、エンジンよりも大きな空間を包含することが多い。最後に、大型のギヤボックスがスピードのさらなる低減の役割を担い、二軸スクリュ押出機の場合、単一シャフトから2つの並列シャフトへの並進がある。したがって、上述の最新技術は顕著なスペース利得をもたらす。各推進装置(エンジン、レデューサおよびギヤボックス)は、推進を含む押出工程を通常常に監視しなければならないので、推進装置自体の監視員を通常必要とすることは言うに及ばない。
【0003】
しかし、上記の2つの方法は機械的観点から複数の不都合を有する。第1に、挿入される食材は、輸送時、エンジンおよびそのギヤボックスの方向に力を及ぼす。この力は、食材を輸送するためにスクリュの回転によって引き起こされる力に対する反作用の、すなわち対向する力である。力が、あるしきい値を越えた場合、エンジンのギヤボックス内の重大な損傷を防止するために、エンジンを停止しなければならない。このことは生産性の直接的損失を意味し、押出機の操作状態を回復するための追加の修理ステップを必要とする。第2に、最新技術による押出機のスクリュのシャフトはギヤボックスのみに主に固定される。シャフトがスクリュの適切な案内を行うために、別の装着はない。その結果、ギヤボックスから延在すると、スクリュは回転中にバレルの内壁に接触する傾向を有し、したがって、一定の摩擦を受ける。スクリュならびにバレルの内壁は、やがて、実質的な摩耗を蒙る。第3に、記述された方法は、単一押出機の異なるセクションにおける食材の処理を可能にするが、押出装備の異なる位置に2つの出口を想定しているので、1つの食品収集装置の代わりに2つの食品収集装置を必要とする。出口は、押出すべき食品に応じて装備される。例えば、押出機の出口は、最後の押出バレルの端部に中央プレート、ディストリビュータおよびダイを備える場合がある。したがって、背景技術による押出機は、単一の出口を有する押出機よりも多くの機器を必要とする。本発明は上述の問題に取り組む。さらに、同時に、本発明は、上述のような背景技術の教示によって与えられる利点を失うべきでない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、ギヤボックスに対して行使される圧力およびバレルとスクリュの全体的な摩耗を最小にする機械的に安定した押出機を提供することである。本発明のさらなる目的は、単一押出機内で処理する2つのセクションを備えつつ、1つの捕捉装置のみで間に合わせることを可能にすることである。本発明の他の目的は、全体的な摩擦および摩耗ならびに望ましくない力が低減される、押出によって食品を調製するための方法を提供することである。このために、2つの別個のセクションに分割された本発明による押出機は、押出機の2つの末端に2つの入口開口部と、2つのセクションの間に1つまたは2つの出口開口部とを備える。
【課題を解決するための手段】
【0005】
押出機は単軸または二軸スクリュ押出機であり得る。第1のセクション内のスクリュのねじ山は、2つの入口開口部内に挿入された食材が、処理中に出口開口部または2つの出口開口部に向かって反対方向に輸送されるように、第2のセクション内のスクリュのねじ山と比較して主に反対方向である。
【0006】
さらに、本発明は、押出によって食品を調製するための方法であって、第1の食材を押出機の第1のセクションで処理するステップと、第2の食材を押出機の第2のセクションで処理するステップと、1つの共通のまたは2つの別個の出口開口部を通して2つの食材を押出すステップと、を含み、さらに、第1および第2の食材が互いに接近するように、それらの食材を押出機内で反対方向に処理するステップを含む方法を提供する。
【0007】
他の態様では、本発明は2色の同時押出ペットフードを提供する。
【0008】
二軸スクリュまたは単軸スクリュ押出機であり得るこのような押出機、およびこのような方法は、ギヤボックスに対して行使される圧力を実際に驚くほど最小にし、バレル内でスクリュを安定化して案内し、また2つのセクション内で処理される食品を1つのみの捕捉装置によって捕捉することも可能にする。さらに、1つのみの推進装置で済む。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本記述では、「食材」という表現は、押出機の2つのセクションの1つまたは他の中に同時にまたは連続して、共にまたは別個に導入され、かつ少なくともこのセクションの部分で全体的に処理されるすべての成分を網羅する。
【0010】
例えば、食材は、朝食用シリアル(フレーク、クリスプ、またはスナック)の調製に使用されるようなシリアルベースの混合物を含む。さらに、食材という用語は、例えばキブルまたは他の形態のような半乾燥のまたは乾燥した押出ペットフード用のペットフード混合物を含む。
【0011】
本発明のために、「出口開口部」という表現は、押出機の可能な開口出口またはダイ、例えば、製造すべき所望の製品を獲得するために有用なすべての種類の形状およびサイズを有する単一または複数のオリフィスを有するダイを意味するように意図される。同様に、ダイなしの開口出口を推測できる。出口は中央プレートとディストリビュータとダイとを備えることが可能である。時に、中央プレートには予備膨張ノズルが装備される。本発明のために、獲得すべき押出食材に応じて、これらの部分を他の部分で修正し、置き換え、なしで済ますかあるいは完成することが可能である。
【0012】
本発明のために、「シャフト」および「スクリュ」という用語は、別個に指示しない場合、それらのそれぞれの複数も含むように意図される。本発明は単軸または二軸スクリュ押出機に限定されないので、簡便さの理由で複数の形態は時に省略される。
【0013】
本方法を実施するために、例えば朝食用シリアル、小児用シリアル、スナック、被覆用パン粉、菓子、パスタまたは家畜用製品のような可能な限り最大の範囲の食品を押出によって製造することが可能な食材から出発することができる。
【0014】
成分およびそれらのそれぞれの割合を選択でき、次に、これらの食材は、特に、ダイの後に得られる水分含量および膨張度の関数として、獲得すべき製品の特性に適合するように選択される圧力、剪断および温度の条件下で押出機内で処理できる。
【0015】
上述のように、2つの別個のセクションに分割された本発明の押出機は、押出機の2つの末端に2つの入口開口部と、2つのセクションの間に1つまたは2つの出口開口部とを備える。
【0016】
押出機には2つの並列スクリュを装備することが可能であり、この場合、スクリュの並列シャフトは押出機の第1の末端の推進装置と、押出機の第2の末端の最終軸受とに接続される。
【0017】
第1のセクションのスクリュのねじ山は、2つの入口開口部内に挿入された食材が、加工中に出口開口部または2つの出口開口部に向かって反対方向に輸送されるように、第2のセクションのスクリュのねじ山と比較して主に反対方向のねじ山であり得る。
【0018】
代わりに、押出機には単一スクリュを装備することが可能であり、この場合、スクリュのシャフトは押出機の第1の末端の推進装置と、押出機の第2の末端の最終軸受とに接続される。
【0019】
上記の後者の例では、同様に、第1のセクションのスクリュのねじ山は、2つの入口開口部内に挿入された食材が、処理中に出口開口部または2つの出口開口部に向かって反対方向に輸送されるように、第2のセクションのスクリュのねじ山と比較して主に反対方向のねじ山にすることが可能である。
【0020】
本発明の好ましい実施態様では、1つまたは複数の出口開口部は押出機のほぼ中心に配置される。
【0021】
同様に、本発明は、押出によって食品を製造するための方法に関し、
−第1の食材を押出機の第1のセクションで処理するステップと、
−第2の食材を押出機の第2のセクションで処理するステップと、
−1つの共通のまたは2つの別個の出口開口部を通して2つの食材を押出すステップと、を含み、
さらに、
−第1および第2の食材が互いに接近するように、それらの食材を押出機内で反対方向に処理するステップを含む。
【0022】
2つの食品が互いに接近するように、それらの食品を反対方向に処理するステップは、食品処理の2つのセクションを通して延在するスクリュの回転によって達成することが可能であり、第1のセクションのスクリュは、第2のセクションと比較した場合に本質的に逆のねじ山を有する。
【0023】
第1の食材は押出の前に第2の食材と混合することが可能であり、次に、両方の食材は共通の出口開口部を通して押出すことが可能である。
【0024】
この場合、2色の製品を得ることが可能である。このことは、異なる色の第1および第2の食材、または異なる食品級の着色剤で着色された同様の食材を用いることによって達成される。
【0025】
主に、2つの食材の任意のものが異なる色の成分を既に有するならば、2つ以上の異なる色を得ることがさらに可能である。したがって、3つ以上の色の押出食品、すなわち多色の食品を得られることが考えられる。
【0026】
例えば、2色の同時押出ペットフードまたは朝食用シリアルを獲得し得る。2つの色は、例えば異なるフレーバ、機能成分を指示し得る。
【0027】
例えば、ペットフードは猫および/または犬用に意図してもよい。ペットフードは、スリミングを可能にする成分および/または健康(機能成分)に好ましい成分を含み得る。
【0028】
2色の食品を得るために、異なる色の2つの食材を共通の出口開口部でまたはその前で組み合わせて、同時押出し得る。
【0029】
代わりに、第1および第2の食材は同様のものであることが可能であり、また同様の方法でそれらのそれぞれのセクションで各々処理することが可能である。
【0030】
あるいは代わりに、第1および第2の食材が異なり、かつ異なる方法でそれらのそれぞれのセクションで各々処理されるように方法を変更できる。
【0031】
選択的に、押出食品を最終製品内に処理する前に、押出食品を切断するための措置を講じてもよい。
【0032】
2つのスクリュを有する2つの並列シャフトを備える二軸スクリュ押出機で、代わりに、単一スクリュを有する単一シャフトの単軸スクリュ押出機で処理を実施することが可能である。
【0033】
セクション毎に、処理すべき食材に、また獲得すべき製品に適合するように構成されるスクリュ形状を意図することが可能である。特に、例えば輸送、圧縮成形、圧縮、混練または混合のための連続および/または交互の帯が考えられる。これらの様々な帯を画定するために、スクリュのピッチ、すなわち、シャフトおよびねじ山のそれぞれの直径によって特に画定された、処理すべき食材のために残された空の空間を変更し得るか、あるいは例えば様々な形状のバイローブを挿入し得る。複数の独立コンパートメント内の押出機のバレルの小区画に作用することも可能であり、このコンパートメントの温度は、例えば、冷却または加熱流体を循環することによって個別に調整し得る。さらに、第1および第2の食材を押出機の2つのセクションで処理し、かつそれらの食材を1つまたは複数のダイに通過させるために必要な機械的エネルギは、例えば電動モータのような二軸または単軸スクリュユニットのスクリュを駆動する単一手段によって供給することが可能である。
【0034】
最後に、ダイを通して食材を通過させるために、このモータを補助し得るか、あるいはモータに対する負荷は、ダイの近傍に接続されたギヤポンプのような容量形ポンプを用いて軽減し得る。
【0035】
本発明の装置および方法は、添付図面を参照した実施例によって示されている。
【実施例】
【0036】
図1に示した実施例において、2つの別個のセクション2と3に分割された単軸スクリュ押出機1は、1つの単一の共通の出口開口部6を通して2つの別個の食材の押出を実行するように意図される。両方のセクションで処理(又は加工)される食材用の出口開口部6は、2つのセクションが接続される位置の真下に設けられる。各セクションはいくつかの別個のバレル19を備える。第1の入口開口部4は、第1の食材(A)を第1の処理セクション2内に導入するために、押出機の第1の末端12に配置される。第2の入口開口部5は、第2の食材(B)を第2の食品処理セクション3内に導入するために、押出機の第2の末端13に配置される。シャフト17は2つのセクション2と3を通して延在し、さらに、第1の末端12から推進装置11、例えば電動モータ、レデューサ、およびシャフト17の回転を引き起こすギヤボックスに延在する。反対に、押出機1の第2の末端13を離れた後、シャフトは最終軸受14によって支持される。セクション2と3内では、シャフト17には周囲スクリュ18が装備され、スクリュのねじ山は、他に、セクション2と3内の食材の輸送方向の役割を担う。入口開口部4と5それぞれを通して入る食材が共通の出口開口部6に向かって互いに接近しつつあることを保証するために、セクション2内のスクリュ18のねじ山は、セクション3内のスクリュ18のねじ山と比較した場合、本質的に反対方向のねじ山である。
【0037】
スクリュ15は、5つのバレルが各セクション2と3にあるバレル19と、共通の出口開口部6の支持体として機能する1つの追加バレルとによって囲まれる。
【0038】
図2に示した実施例において、2つの別個のセクション2と3に分割された二軸スクリュ押出機1は、2つの別個の出口開口部7と8を通して2つの別個の食材の押出を実行するように意図される。したがって、第1の出口開口部7は、第1のセクション2で加工(処理)される第1の食材用の出口として設計され、第2の出口開口部8は、第2のセクション3で加工(処理)される第2の食材用の出口として設計される。2つの別個の出口開口部7と8は、2つのセクションが出会う位置に設けられる。図2による実施態様では、出口開口部7と8は押出機1の横方向に取り付けられる。第1の入口開口部4は、第1の食材を第1の加工セクション2内に導入するために、押出機の第1の末端12に配置される。第2の入口開口部5は、第2の食材を第2の食品加工セクション内に導入するために、押出機の第2の末端13に配置される。
【0039】
2つのシャフト9と10は2つのセクション2と3を通して延在し、さらに、第1の末端12を介して、例えば電動モータ、レデューサ、およびシャフト9と10の回転を引き起こすギヤボックスを備える推進装置11に延在する。押出機1の第2の末端13を離れた後、シャフトは最終軸受14によって支持される。セクション2と3内では、シャフト9と10の各々には周囲スクリュ15と16がそれぞれ装備される。再び、ねじ山の形状は、他に、セクション2と3内の食材の輸送方向の役割を担う。入口開口部4と5それぞれを通して入る食材がそれぞれの出口開口部7と8に向かって互いに接近しつつあることを保証するために、セクション2内のスクリュ15と16のねじ山は、セクション3内のスクリュ15と16のねじ山と比較した場合、本質的に反対方向である。
【0040】
図3は、図2に示した押出機1の2つの出口開口部の可能な実施例をより詳細に示している。2つのセクション2と3を通して互いに接近しつつある2つの食材(AとB)は、2つの反転スクリュ20と21に向かってそれぞれ輸送され、これらのスクリュは食材AとBをこれらのスクリュのそれぞれの出口開口部7と8に送るように意図される。最終的に、動的ロック22により、反対側のセクション内への食材の押し込みが止められる。2つの出口開口部7と8は同様の部分から構成される。中央プレート23はそれぞれのセクションの最後のバレル26または27の各々の中に固定され、また食材をディストリビュータ24に向かってさらに案内する。そこから、食材は押出ダイ25に最後に到達し、この押出ダイによって、押出食材の形状および種類がさらに決定される。
【0041】
図4は、図1に示した単軸スクリュ押出機の出口開口部6の可能な実施例をより詳細に示している。この場合、動的ロックおよび反転スクリュは一般に使用されない。2つのセクション2と3の間に配置されたバレル28は、中央プレート23とディストリビュータ23とダイ24とを備える出口開口部6を支持する。
【0042】
以下の実例は、本発明による方法、およびこれによって獲得できる製品を例示することによって与えられる。この場合、割合および部分は重量による。
【0043】
本実例では、必要ならば、油は、処理されたマス(塊体)において油が押出マスに有する物理的目的の関数として、およびその味覚、中性またはその他の味覚の関数として、選択可能である。油は、例えばパーム核油、落花生油またはとうもろこし油から選択し得る。本実施例においても、適切ならば、穀粉混合物、油および水が当該の押出セクションの送り開口部内に個別に導入される。
(実例1)
【0044】
図2に示したのと同様の押出機が使用される。押出ダイは、直径3.5mmの6つの円筒状押出ダクトを有する、各々に孔が設けられた2つのプレートの形態で形成される。この装置を使用して、以下の表1aと表1bに示す成分および条件下で2つの異なる朝食用シリアル(穀物)製品を調製する。表1)は穀粉混合物の成分、2つの典型的な混合物AとBの成分の割合、および成分の割合の可能な範囲を示している。表2)は、1時間当たりに装置の各セクション内に導入される成分量、食材または処理されたマスの水分含量、および操作条件を示している。マスAを処理するために、中間輸送帯の領域の第1のセクション内に蒸気の注入が行われる。
【表1】
【0045】
【表2】
【0046】
このようにして、直径8〜12mmの膨張ボールの2つの異なる朝食用シリアル製品が得られる。
(実例2)
【0047】
2色ペットフード
送り混合物は、約58重量%のとうもろこしと、約5.5重量%のとうもろこしグルテンと、約22重量%の鶏粉と、60%の獣脂と25%のひまわり油と15%のココヤシ油とからなるダイエット脂肪酸の10%の混合物と、残りを構成する塩、ビタミンおよびミネラルとから構成される。混合物は、等しい重量の2つの部分に分離される。
【0048】
送り混合物の各々の部分はプレコンディショナ内に送られ、異なる着色剤(赤色と淡黄褐色)で湿潤されかつ補足される。
【0049】
湿潤された異なる色の部分(第1および第2の食材)は、図1に示した押出機の2つの異なる入口開口部内に送られる。
【0050】
異なる着色の食材は2つのセクション内でゼラチン化されて調理され、共通の出口開口部の前で混合され、同時押出される。
【0051】
押出物は、犬に給餌するために適切な断片に切り込まれ、約110℃で約20分間乾燥され、また2色のキブルを形成するように冷却される。
【図面の簡単な説明】
【0052】
【図1】単軸スクリュ押出機に1つの出口開口部が装備される一実施例の横方向概略図である。
【図2】二軸スクリュ押出機に2つの出口開口部が設けられる一実施例の上方概略図である。
【図3】2つの出口開口部を有する実施例の上方概略図であり、また出口開口部のスクリュおよびバレルの形状をより詳細に示している。
【図4】1つのみの出口開口部を有する実施例の横方向概略図であり、また出口開口部のスクリュおよびバレルの形状をより詳細に示している。
Claims (11)
- 2つの別個のセクション(2、3)に分割された押出機(1)であって、該押出機の2つの末端(12、13)にある2つの入口開口部(4、5)と、前記2つのセクションの間に1つまたは2つの出口開口部(6または7、8)とを備える押出機。
- 2つの並列スクリュ(15、16)が設けられ、それら並列スクリュの並列シャフト(9、10)が、押出機(1)の第1の末端(12)の推進装置(11)と、押出機(1)の第2の末端(13)の最終軸受(14)とに接続されている請求項1に記載の押出機(1)。
- 第1のセクション(2)内の前記スクリュのねじ山が、第2のセクション(3)内の前記スクリュのねじ山と比較して主に反対方向のねじ山である、請求項2に記載の押出機。
- 単一スクリュ(18)が設けられ、その単一スクリュのシャフト(17)が、押出機(1)の第1の末端(12)のエンジン(11)と、押出機(1)の第2の末端(13)の最終軸受(14)とに接続されている請求項1に記載の押出機(1)。
- 第1のセクション(2)内の前記スクリュのねじ山が、第2のセクション(3)内の前記スクリュのねじ山と比較して主に反対方向のねじ山である、請求項4に記載の押出機。
- 押出によって食品を調製するための方法であって、
−第1の食材を押出機の第1のセクションで処理するステップと、
−第2の食材を押出機の第2のセクションで処理するステップと、
−1つの共通のまたは2つの別個の出口開口部を通して前記2つの食材を押出すステップと、を含み、
さらに、
−前記第1および第2の食材が互いに接近するように、前記第1および第2の食材を前記押出機内で反対方向に処理するステップを含む方法。 - 前記2つの食品が互いに接近するように、前記2つの食品を反対方向に処理するステップが、食品処理の前記2つのセクションを通して延在する前記1つまたは2つのスクリュの回転によって達成され、前記第1のセクションの前記1つまたは2つのスクリュが、前記第2のセクションと比較した場合に本質的に逆の1つまたは複数のねじ山を有する、請求項6に記載の方法。
- 前記第1の食材が押出の前に前記第2の食材と混合され、次に、前記両方の食材が共通の出口開口部を通して押出される、請求項6または7に記載の方法。
- 前記第1および第2の食材が同様のものであり、また各々が、同様の方法で前記食材のそれぞれのセクションで処理される、請求項6〜8のいずれか1項に記載の方法。
- 前記第1および第2の食材が異なり、また各々が、異なる方法で前記食材のそれぞれのセクションで処理される、請求項6〜8のいずれか1項に記載の方法。
- 多色の押出ペットフード。
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