JP2004522395A - 電気モータの冷却された第一部品または第二部品 - Google Patents

電気モータの冷却された第一部品または第二部品 Download PDF

Info

Publication number
JP2004522395A
JP2004522395A JP2002576076A JP2002576076A JP2004522395A JP 2004522395 A JP2004522395 A JP 2004522395A JP 2002576076 A JP2002576076 A JP 2002576076A JP 2002576076 A JP2002576076 A JP 2002576076A JP 2004522395 A JP2004522395 A JP 2004522395A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling pipe
groove
receiving area
cooling
mold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002576076A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4167902B2 (ja
Inventor
グレーニング インゴルフ
シェルベルト トーマス
ハイデル ミヒャエル
シュヌル ベルンド
Original Assignee
レックスロス インドラマット ゲーエムベーハー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by レックスロス インドラマット ゲーエムベーハー filed Critical レックスロス インドラマット ゲーエムベーハー
Publication of JP2004522395A publication Critical patent/JP2004522395A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4167902B2 publication Critical patent/JP4167902B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K41/00Propulsion systems in which a rigid body is moved along a path due to dynamo-electric interaction between the body and a magnetic field travelling along the path
    • H02K41/02Linear motors; Sectional motors
    • H02K41/03Synchronous motors; Motors moving step by step; Reluctance motors
    • H02K41/031Synchronous motors; Motors moving step by step; Reluctance motors of the permanent magnet type
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/12Stationary parts of the magnetic circuit
    • H02K1/20Stationary parts of the magnetic circuit with channels or ducts for flow of cooling medium
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/22Rotating parts of the magnetic circuit
    • H02K1/32Rotating parts of the magnetic circuit with channels or ducts for flow of cooling medium
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/06Embedding prefabricated windings in machines

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、磁気伝導性を有し、コイル(5)用の溝(4)が形成された材料からなるコア(3)を備える電気モータ(2)の第一部品(1)または第二部品(31)に関する。
【解決手段】溝(4)の中でコイル(5)の下に配された少なくとも一つの冷却管(6)には冷却液(7)が流れる。従来例に比べて比較的簡単にそのような第一部品(1)または第二部品(31)を製造、組み立てるために、そしてより高い冷却能力および冷却効率を得るために、溝の有効断面は冷却管(6)用の少なくとも一つの局部保持狭幅部(10,11)を有し、冷却管(6)が溝(4)の受け取り領域(12)でのその所定位置でこの局部保持狭幅部(10,11)によって固定される。さらに、冷却管(6)がその長さ方向に亘ってその外周(17)に関して少なくとも局部的に受け取り領域(12)の内壁(19)に面接触(18)するように、受け取り領域(12)での溝断面は冷却管(6)の外郭(14)に対応する輪郭(13)を有する。
【選択図】図1

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、請求項1の前文に係る第一部品または第二部品、そのような第一部品または第二部品の製造方法、およびこの方法を実施するための成形型に関する。同期モータの場合は、コイルを有する第一部品が冷却され、非同期モータの場合は第一部品および第二部品双方が冷却されていても良い。本発明は回転モータ、好ましくはリニアモータにも関する。
【背景技術】
【0002】
そのようなモータには、スプール用コイルが収容される溝が備わる。ここでは、全種類のコイル、例えば極コイルまたは進行波を生成するためのコイルなどが考慮に値する。
【0003】
電流がこのコイルを通って流れると熱が発生し、この熱は、電気モータの出力に基づいて、適当な冷却手段によって冷却されねばならない。本発明に係る電気モータでは、熱は溝の中でコイルの下に組み込まれる冷却管によって冷却される。
【0004】
コイルを収容する前に冷却管を溝の開口を通して切り欠きに挿入することが知られている。ここで、冷却管は容易に溝に挿入可能なように、そして溝の底に横たわるように溝の断面に基づいて寸法が定められる。
【0005】
ここで、第一部品または第二部品のコアは磁気伝導性物質、例えば対応の溝が形成された積層金属板または一種の同じ物質からなる。積層金属板の場合、各金属板はそれぞれ打ち抜かれ、その後一つの金属板パッケージへと組み合わされ、ここに溝が形成される。一種の同じ物質の場合、溝は例えばフライス加工で形成される。
【0006】
冷却管を溝に挿入するので、溝および冷却管の形状は、冷却管がその組み立て位置において溝の底で溝の内壁に対して隙間を持つように前もって決定される。その上に配されるコイルは、冷却管の姿勢が定義されてないため、冷却管に線状、および非連続的にのみ接触できる。このため、全体として冷却能力、または冷却効率は比較的悪い。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
拠って、本発明の目的は、比較的簡単に製造、および組み立てでき、従来例と比べてより高い冷却能力または冷却効率を有する上述の電気モータの第一または第二部品を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この目的は請求項1の要件によって達成される。
【0009】
上記の目的は、個々の冷却管に関連する有効溝断面の少なくとも一つの保持狭幅部によって冷却管が受け取り領域でのその所定位置に固定されることによって達成される。ここで、溝断面は受け取り領域で、冷却管の外郭、詳しくは周方向に見て冷却管の外郭に少なくとも局部的に対応する輪郭を有する。この対応する輪郭は実質的に冷却管の長さに亘って、すなわち、対応の溝に挿入された部分の冷却管の長さにわたって延びる。これによって、上述の長さ方向に見て、周方向に関して少なくとも局部的に受け取り領域の内壁と面接触する。
【0010】
冷却管は溝の受け取り領域の中で前もって決定され、定義された姿勢をとり、そこで上述の面接触を得る。これによって、一方では、冷却される磁気伝導性を有する材料と冷却管の壁との熱伝導抵抗を小さくする。冷却管の外壁と受け取り領域の内壁間の空隙は実質的に狭められるか、または全面的になくなる。従来例と異なり、面接触が存在する。すなわち、従来例では、冷却管は受け取り領域に比較的ゆるい状態で横たわり、実際その外周が全体的に熱伝導の大きな障害となる空隙によって囲まれる。これに対して、本発明に係る面接触が存在すると、熱伝導にとって実質的により良い連結が得られる。拠って、冷却能力または冷却効率が非常に向上される。溝の形状によって冷却管を正確に定義された位置に位置付けられるので、例えば、より大きな伝導断面を有する伝導管を使用することによってより良い銅充填率を実現することができる。
【0011】
このため、冷却管は受け取り領域の定義された姿勢に配置され、冷却コイルの下側部と挿入された冷却管の上側部間に好ましい大きな面接触が存在するようにコイルを収容することができるようになる。これについては後により詳細に説明する。
【0012】
少なくとも局部的な面接触を得るために、冷却管の外壁の形状は受け取り領域の内壁に対応する。これは、冷却管の外周を見た場合に当該の湾曲が局部的に対応して、少なくとも局部的な、平坦な構成が結果として生じることを意味する。冷却管の長さに亘って均等な熱除去を保証するために、周方向の面接触または面接触ゾーンは溝に挿入された冷却管の長さに亘って延長する。これによって、「ホット・スポット」の発生が回避され、均質な冷却が得られる。
【0013】
本発明は、そのように定義された熱除去が受け取り領域での冷却管の定義された位置によって実現されることを認識する。これによって、一本の冷却管、または複数の溝を見る場合には複数の冷却管の各部分に対して均質な熱排出が保証される。これに反して、従来例では、冷却管の姿勢はかなりの程度に未定義なので、例えば冷却管の偶然の配置によっては隣接する溝間に熱がより多く発生する可能性があり、他方別の領域では強く冷却されている。この非均質さによって、従来例では受け取り領域での冷却管の最終姿勢が予想不可な場合でも常に充分な冷却を保証するために冷却管の寸法を比較的大きく定めなければならない。この問題は本発明によって完全になくなり、拠って本発明によると冷却流または冷却管を小さな寸法にすることができるにも関わらず、均等な、とりわけ十分な冷却を保証することができる。その上、結果として生じる冷却は本発明によると非常に正確に、そして簡単に計算または予め計算することができる。上述のように、従来例の教えは常に非確実である。ここでは、冷却管の明確に定義された位置によってその冷却効率が直接的に与えられるのでこの不確実性がなくなる。寸法設定もまたかなり効率的、正確、および簡単になる。
【0014】
ここで、保持狭幅部は局部的だけでもよく、例えば所定の部分に亘って溝の深さ方向に延長する。この部分は冷却管を押し込める際に例えば押し込み力を加えることによって通過することができ、このため冷却管は実際に係止される。これについても後に詳細に説明する。しかしながら、保持狭幅部は、溝の大部分または全深さに亘って存在してもよい。そうすれば、溝はその大部分または全深さに亘って冷却管の対応する外径より僅かながら小さい幅を有する。これによって、冷却管は、いわば圧搾により受け取り領域に組み込まれ、押し込み力が加えられる中、保持狭幅部を通って組み立て位置まで押し込まれる。これによっても、冷却管は受け取り領域の定義された位置に配置され、熱伝導に必要な面接触を有するという本発明の利点は既に実現化される。
【0015】
本発明の好ましい実施例は従属項に記載される。
【0016】
冷却管は受け取り領域のその所定位置に固定され、受け取り領域の内壁に局部的に面接触するので、冷却管と受け取り領域の間には若干の摩擦がある。このため、冷却管を受け取り領域に挿入するのに必要な力を最小にするために、挿入時に押し込み力を加えることによって冷却管が局部保持狭幅部を通過できるようにするのがよい。これによって、冷却管は容易に溝の開口を通って溝の深さ方向に上方に挿入され、そして受け取り領域に到達することができ、ここで打ち勝つべき摩擦力は比較的に小さく、溝の深さ方向に見て保持狭幅部の範囲、好ましくは局部的にのみ摩擦力に打ち勝つとよい。拠って、冷却管を摩擦力に打ち勝ちながら押し込む距離は比較的短くなる。
【0017】
冷却管を側方に、すなわち溝の長さ方向に受け取り領域に挿入するとよい。本発明にとって重要なのは、冷却管が固定されており、必要な面接触を有することである。拠って、上記の利点を維持しながら容易に冷却管を側方に押し込むことができる。これには、保持狭幅部は冷却管の外径より小さくてもよく、冷却管はここを通過できなくてもよいという利点がある。これによって、保持狭幅部または溝断面の寸法設定の際に相応の柔軟性が与えられる。
【0018】
局部保持狭幅部は受け取り領域の上方にのみあれば十分である。というのは、保持狭幅部は局部的にのみ存在し、冷却管は好ましくは溝の深さ方向にそこを通過できるからである。これもまた溝の形状の寸法設定における自由度に関して利点がある。すなわち、溝の幅は冷却管の標準的な断面と同等または大きくてもよく、そのため例えばコイル用により大きな空間を与えることができる。
【0019】
保持狭幅部を保持突出部として形成してもよい。その場合、面接触が保証されるように、冷却管はその所定位置にいわば係止され、保持突出部によって保持、固定、押し付けられるのが好ましい。ここで、保持突出部は一方または双方の溝内壁に形成された一つずつの保持隆起および/または一つまたはそれ以上の保持突起によって形成されてもよい。溝内壁は対向する保持隆起を備え、この保持隆起は冷却管を係止するのが好ましい。上記の構成は、溝の幅が保持突出部/保持隆起の範囲の有効溝断面より大きく、拠って冷却管は大変容易に溝に挿入され保持突出部に到達し、そして係止力に打ち勝つためにのみ大きな押し付け/押し込み力を加える必要があるという利点がある。
【0020】
ここで、冷却管は、受け取り領域でのその所定位置で、保持狭幅部によってその外周を少なくとも局部的に受け取り領域の内壁に押し付けられていてもよい。その場合、例えば、その所定位置にある冷却管を受け取り領域の内壁の当該ゾーンに押し付ける係止が作用する。同時に、冷却管は相互係止によってしっかりとその所定位置に保持される。
【0021】
所定位置にある冷却管の局部的な損傷または変形を回避するために、冷却管は受け取り領域内でのその所定位置で保持狭幅部の下側部に密接し、保持狭幅部はそこで冷却管の外周の密接部分に対応する輪郭を有するとよい。そうすれば、一方、冷却管は相互係止によって保持され、その所定位置で受け取り領域の内壁に押し付けられ、他方、保持狭幅部の密接範囲においてより高い応力が作用するゾーンは実際存在しないことを保証する。さらに、これによって保持狭幅部/冷却管の当該の密接部の分だけ面接触がさらに大きくなる。
【0022】
全体として効果的な熱排出を保証するために、冷却管の上に横たわるコイルの実質的に平坦な支持台となる表面形状を冷却管の上側部に押し形成してもよい。この表面形状は冷却管が挿入される前に押し形成されてもよいが、挿入工程時または挿入工程の最後に相当な方法で冷却管を変形するのが好ましい。これについては後に詳しく説明する。従って、熱源、すなわちコイル自身が冷却管に部分的に接触して、熱源と冷却管間で直接熱伝導されるので、熱排出が向上される。
【0023】
ここで、この支持台は溝の幅方向に部分的にのみ平坦であると充分だが、好ましくは溝の幅方向に見て実質全体的に平坦であるのが好ましい。
【0024】
本発明は、また、請求項1乃至12の何れかに記載の第一部品または第二部品の製造方法にも関する。この方法も上述の課題を解決し、そのような装置の簡単で効果的な製造方法を提出する。
【0025】
ここで、冷却管を側方から、すなわち溝の長さ方向に受け取り領域に押し込んでもよい。これは側方押し込みの上述の利点を有する。
【0026】
好ましくは、冷却管を溝の形状に対応する成形型を使って溝に押し込めるとよい。ここで、冷却管の形状および材料を考慮の上で、冷却管が弾性変形した場合のみそこを通過できるように局部保持狭幅部を形成するとよい。成形型は一方では溝の開口を通って冷却管を所定位置まで押し込め、場合によってはその位置に係止する程度に挿入可能なように溝の形状に対応する。このため、型基部を有する成形型は必要な分だけ開口内に突出する。ここで、組み込まれる際に冷却管が弾性変形のみを起こし、実際組み込まれた後も残る永久変形は起こさないように少なくとも局部な保持狭幅部を形成する。そうすると、冷却管は完全に無傷の状態でその所定位置につく。
【0027】
冷却管は好ましくは受け取り領域のその所定位置で成形型によってもたらされる塑性変形により請求項12記載の表面形状を押し形成される。これによって、組み込み前に冷却管を相応に変形する必要がなくなる。変形と組み込みが実際一つの作業なので組立工程が全体としてかなり少なくなる。これによって、仕上げの一部、すなわち表面形状の押し形成が組み立て時に同時に片付く。このために、成形型はその下側部が実質的に表面形状の負の形状を有するように形成される。
【0028】
成形型または、好ましくは局部のみの保持狭幅部に作用する応力を最小にするまたは無くするために、冷却管を押し込む際に成形型が保持狭幅部に触れたり、損傷することがないように成形型の下側部は保持狭幅部を側方に逃げるような形状を有するとよい。
【0029】
冷却管を冷却コイルとして形成するとよい。成形型はここで冷却管の押し込み工程に関連して、溝断面に対応する進入リブを一つだけ備えるようにその寸法を定めてもよい。冷却コイルの冷却管があまり脆くない材料からなる場合に容易に実施可能である。隣接する冷却部分に相対的な冷却コイルの最大限の動きは、冷却管の直径に限られる。これは、標準的な冷却コイルにとっては弾性変形の範囲である。このことは、冷却コイルの受け取り領域にある冷却部分に隣接する冷却部分が少なくとも溝に挿入されており保持隆起に密接する場合に当てはまる。
【0030】
反対に、成形型は冷却管の押し込み工程に関連して、溝断面に対応する進入リブを複数有してもよい。この場合、押し込み時に必要な作業が少なくなる。進入リブの数量、配置または形状が受け取り領域に冷却管を備える溝の数量、配置または形状に対応する場合、押し込み作業は一つの作業のみで実現される。これは、従来の冷却コイルの場合に使用できるし、冷却部分が溝の中の本冷却管から直角に分岐し、拠って分岐領域での変形が回避されねばならないラジエータ形状の冷却コイルでも使用できる。
【発明の効果】
【0031】
本発明は第一部品または第二部品を簡単に製造および組み立てた場合でもより高い冷却能力・より高い冷却効率を発揮するという利点がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0032】
本発明を図示される実施例に基づいて詳細に説明する。
【0033】
下記において、特別に言及されない限り参照番号は常にすべての図面に適用する。
【0034】
図1は第一部品1および第二部品31を備えるリニアモータ2の断面を簡略的に示す。第二部品31は実質的に、永久磁石32が長さ方向および横方向に隣接して貼り付けられた第二部品用磁石担持体33から成る。これらの永久磁石32は電流が所定の方法で流される第一部品1のコイル5と相互作用する。このため、コイル5がコア3の溝4に横たわり、冷却液7が流れる冷却管6がコイル5の下で各溝4に一本ずつ、または一本の長い冷却管6が溝4に横たわる。冷却液7は例えば水、油、または冷却ガスでよい。
【0035】
コイル5を流れる電流により発生する熱は、特にリニアモータ、また出力が高い場合は回転モータでも、非常に高いので、第一部品1は積極的に冷却される。
【0036】
図2の詳細図は溝4、コイル5および冷却管6の形態を詳細に示す。溝の有効断面8(図3を参照)は、溝の深さ方向16に見て保持狭幅領域9において同じ位置で対向する溝内壁20、21に形成される二つの保持隆起10、11からなる保持狭幅部によって形成される。保持隆起10、11は、ここでは示されてないが、連続的に溝4の長さ方向15に延長する。各溝4の下を抉って形成され、冷却管6が配される受け取り領域12が存在する。冷却管6は保持隆起10、11の下を抉り取ることによってそこに固定され、その外郭14および受け取り領域12での溝断面の輪郭13を考慮のうえで、冷却管が受け取り領域12の内壁19に実質的にその長さに亘って(長さ方向15に見て)その外周17に関して少なくとも局部的に面接触18するように固定される(図3も参照のこと)。
【0037】
冷却管6は、実際、断面では図示の外周17の全体にわたって面接触する。描写を簡単にするために、ここでは参照番号17だけが付与されている。一方では冷却管6の一般的な外周17を意味し、他方では面接触が保証される外周ゾーンを意味することは言うまでもない。冷却管6は図示の外周17の一部においてのみ面接触しても良い。
【0038】
深さ方向16に関して、保持隆起10、11は上記の定義に基づいてコイル5の下に配され、実際、組み立て構成ではコイル5の下に「埋まっている」。これによって、冷却管6は全体として定義され、前もって決められたように受け取り領域12に収まる。冷却管6はその外周の対応の密接ゾーン23で保持隆起10、11の裏側に密接する。冷却管がこの所定位置で受け取り領域12の内壁19に押し付けられるように、保持隆起10、11の形状および配置が決定される。これは、冷却管6が軽く加圧された状態で抉り取り形成された受け取り領域12に固定されていることを意味する。加圧は冷却管の形状および材料を考慮の上保持隆起10、11の対応の寸法および配置によって決定される。
【0039】
密接ゾーン23では、保持隆起10、11は冷却管6の外周17に対応する輪郭を有し、冷却管6を強く変形または損傷することなしに対応の圧力が加えられる。保持隆起10、11は、その深さ方向に見て、実質的に丸くされた輪郭を有し、冷却管6は狭められた場所を通って押し込まれる際に単に弾性変形するが、塑性変形したり、傷が付いたり、損なわれたりしない。これに関しては後で詳細に説明する。
【0040】
冷却管6の上側部24は平たい形状を有することが図2から明らかに分かる。この形状は冷却管6の長さに亘って(溝4の長さ方向15に見て)その上側部24の平坦部25に対応し、拠って長さ方向に亘っても実際同質の構成が保証される。冷却管6の上側部24のこの平坦部25に、組み立て構成においてコイル5の下側部が直接接触する。図示の実施例では、これはコイル5がそこでその溝の絶縁層34と密接することを意味し:もしそのような溝の絶縁層34がない場合は、コイルはその導体の絶縁層に直接接触する。
【0041】
溝の絶縁層34は原則的に薄いので、それを通しても熱伝導はせいぜい極僅かだけしか損なわれない。部分的にまたは全面的に平たい構成によって、非常に良い熱伝導接触、拠ってコイル5の平坦部25と支持台26間に非常に小さな熱伝導抵抗が得られることになる。
【0042】
一個の溝形状を図3に示す。溝幅d2を含める隣接する歯の幅は、ここでは溝区分τnに相当する。この溝区分τnはモータのパラメータによって前もって与えることができ、本発明に係る溝形状は、必要なモータのパラメータの量によって決めることができる。これは、溝幅d2が前もって与えられるまたは制限される場合、この溝幅d2および冷却管に適合するように調整された有効溝断面8を与えるべきであることを意味する。冷却管6の対応の構成面および受け取り領域12の内壁19を求めることによって、受け取り領域12の直径d1は実質的に前もって与えられる。
【0043】
全高さhgesは実質的に受け取り領域12の高さとコイル5用の残りの溝の深さの和になる。
【0044】
例として、保持隆起10、11の範囲に曲率半径Rdを図3に示す。ここでは、冷却管6をやさしく押し込めることができるように保持隆起10、11をその最高位点の上(図では下)の領域で丸くくぼませ、その先端領域では丸く滑らかにすることが重要である。
【0045】
図4は冷却管6を備えた第一部品1の簡略断面を示す。冷却管6は溝の深さ方向16に見て途中まで溝4に組み込まれており、保持隆起10、11にはまだ到達していない。その上に成形型、ここではマルチタイプ型27、があり、このマルチタイプ型27は冷却管6を備える溝4と同数の進入リブ37を有する。これは、一作業で、一本の冷却管6、または複数の冷却管6を全ての溝4または複数の溝4にその挿入位置35で一つのマルチタイプ型27を用いて押し込むことができることを意味する。
【0046】
成形型27は上述の進入リブ37からなり、この進入リブ37は溝の幅d2よりわずかに細い程度に溝の形状に対応する。しかしながら、進入リブ37は溝の深さと同程度、または保持隆起10、11の位置に届くくらいの高さを有するのが好ましい。進入リブ37は長さ方向15に長く、冷却管6の組み込み部分の全長に亘って延長する。これによって、冷却管が不規則な、または傾いた状態で組み込まれるのを回避することができる。
【0047】
成形型27によって十分な押し込み力が加えられると、冷却管6は溝の深さ方向16に保持隆起10、11を通過し、その受け取り領域12に入り込むことができる。
【0048】
図5にマルチタイプ型27を簡略的に示す。これは、全ての図示実施例に示すように、リニアモータ2の第一部品1および第二部品31を同様に途切れた状態で示されている。進入リブ37は成形型27の下側部29で形状30を有し、これは実質的に表面形状25(図示の実施例では平たい)の負の形状30である。従って、この形状30は同様に平たい。しかし、これは下側部22または形状30の中央部のみに当てはまる。
【0049】
リブの幅41は少なくとも溝の幅d2よりわずかに狭く、そのため進入リブ37は傾いたり、障害を受けることなしに溝に侵入できる。実際、傾きや障害のない挿入を達成するために、少なくとも部分毎に、特にその型基部に向かって幅を狭められた少なくとも一つの進入リブを有する成形型を溝に挿入するとよい。それに加えて、マルチタイプ型の場合、型基部36と第一部品1の平行性またはそれらの相対的な傾きに関連する万一の長さ変更を考慮に入れた上でも、まだ実質的に障害のない進入リブの進入が保証されるようにリブの幅41を決定する。また、進入リブ37または全成形型27の材料として適当な小さい摩擦係数を有するものを選んでもよい。このために、例えばSt37等のスチールまたは高張力鋼(テフロン層を有しても良い)を使用しても良い。考慮しなければならないのは、成形型27によって加えられるべき力、そして材料の安定性が保証されねばならないことである。同様に、隙間43の幅42は歯の幅より少なくとも僅かに大きい。
【0050】
図6に個々の冷却管6または冷却管6の部分を一つずつそのために備えられた溝に押し込むことのできるシングルタイプ型28を示す。型基部36の横に、冷却管6を押し込むために順に各溝4に侵入できる進入リブ37が一つだけ備わっている。シングルタイプ型28を複数用意して、異なる溝4に冷却管6を同時に挿入してもよい。
【0051】
図5のマルチタイプ型27にも例として示されているのだが、図6にはその拡大された図示のために進入リブ37の下側部29の形状30の正確な輪郭が詳細に示されている。進入リブ37の下側部29の縁には側部隆起38が備えられており、その各外縁は外側39において側方に凹んでおり、このため、保持隆起10、11を押し込む際に保持隆起10、11および/または進入リブ37が触れないように、そして互いに損傷しあわないように「逃がすように」形成されている。これに対して、側部隆起38はその各内側40において進入リブ37の中央に向かって急に低くなり、表面形状30用の残りの部分が請求項12に記載の形状を押し形成するために可能な限り大きく、そして大部分を形状を押し形成するために使うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0052】
【図1】リニアモータの第一部品および第二部品の簡略断面図である。
【図2】図1の部分拡大図である。
【図3】図1および図2の第一部品の溝を冷却管およびコイル抜きで示す詳細な断面図である。
【図4】図4は冷却管が成形型で押し込まれつつある状態を簡略的に示す第一部品の断面図である。
【図5】図5はマルチタイプ成形型の簡略断面図である。
【図6】図6はシングルタイプ成形型の簡略断面図である。
【符号の説明】
【0053】
1 第一部品
2 電気モータ
3 コア
4 溝
5 コイル
6 冷却管
7 冷却液
8 有効溝断面
9 保持狭幅領域
10 保持隆起
11 保持隆起
12 受け取り領域
13 受け取り領域での溝断面の輪郭
14 冷却管の外郭
15 長さ方向
16 深さ方向
17 冷却管の外周
18 接触ゾーン
19 受け取り領域の内壁
20 溝内壁
21 溝内壁
22 保持隆起の下側部
23 冷却管の外周の密接ゾーン
24 冷却管の上側部
25 冷却管の表面の平坦部
26 支持台
27 マルチタイプ型
28 シングルタイプ型
29 成形型の下側部
30 成形型の下側部の形状
31 第二部品
32 永久磁石
33 第二部品用磁石担持体
34 溝絶縁層
35 挿入位置
36 型基部
37 進入リブ
38 側部隆起
39 外側
40 内側
41 リブの幅
42 隙間の幅
43 隙間
τn 溝区分
2 溝の幅
1 受け取り領域での直径
ges 全高さ
d 曲率半径

Claims (21)

  1. コイル(5)用の溝(4)が形成された磁気伝導性材料からなるコア(3)を有し、冷却液(7)が流れることのできる少なくとも一本の冷却管(6)が溝(4)の中でコイル(5)の下に組み込まれている電気モータ(2)の第一部品(1)または第二部品(31)であって、有効溝断面は少なくとも一つの局部保持狭幅部(10、11)を冷却管(6)用に備え、そのため冷却管(6)は受け取り領域(12)でのその所定位置で保持狭幅部(10、11)によって溝(4)に固定され、冷却管(6)がその長さ方向に亘ってその外周(17)に関して少なくとも局部的に受け取り領域(12)の内壁(19)に面接触(18)するように、受け取り領域(12)での溝断面は冷却管(6)の外郭(14)に対応する輪郭(13)を有することを特徴とする第一部品または第二部品。
  2. 冷却管(6)は組み込まれる際に押し込み力を加えることによって局部保持狭幅部(10、11)を通ることができることを特徴とする請求項1記載の第一部品または第二部品。
  3. 冷却管(6)は上方から溝(4)の開口を通って溝に組み込まれることを特徴とする請求項2記載の第一部品または第二部品。
  4. 冷却管(6)は側方から、すなわち溝の長さ方向に受け取り領域(12)に組み込まれることを特徴とする請求項1または2記載の第一部品または第二部品。
  5. 局部保持狭幅部(10,11)は、冷却管の断面を考慮の上で、冷却管(6)が深さ方向(16)にそこを通ることができないように狭くされていることを特徴とする請求項4記載の第一部品または第二部品。
  6. 局部保持狭幅部(10,11)は受け取り領域(12)の上方にのみ備えられていることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の第一部品または第二部品。
  7. 局部保持狭幅部(10,11)は保持突出部として形成されていることを特徴とする請求項6記載の第一部品または第二部品。
  8. 保持突出部は一方または双方の溝内壁(20、21)に形成された一つずつの保持隆起(10、11)および/または一つまたはそれ以上の保持突起によって形成されていることを特徴とする請求項7記載の第一部品または第二部品。
  9. 溝内壁(20,21)は対向する保持隆起(10,11)を備え、この保持隆起(10、11)は冷却管(6)を係止することを特徴とする請求項8記載の第一部品または第二部品。
  10. 冷却管(6)は、受け取り領域(12)でのその所定位置で、保持狭幅部(10,11)によってその外周(17)を少なくとも局部的に受け取り領域(12)の内壁(19)に押し付けられていることを特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載の第一部品または第二部品。
  11. 冷却管(6)は、受け取り領域(12)でのその所定位置で保持狭幅部(10,11)の下側部(22)に密接し、保持狭幅部(10,11)はそこで冷却管(6)の外周(17)の密接部分(23)に対応する輪郭を有することを特徴とする請求項10記載の第一部品または第二部品。
  12. 表面形状(25)が冷却管(6)の上側部(24)に押し形成されており、この形状(25)はその上に載置されるコイル(5)用に実質的に平坦な支持台(26)を形成することを特徴とする請求項1乃至11の何れかに記載の第一部品または第二部品。
  13. 請求項1乃至12記載の第一部品または第二部品の製造方法であって、冷却管(6)は受け取り領域(12)に側方に、すなわち溝の長さ方向に押し込まれることを特徴とする製造方法。
  14. 請求項1乃至3または6乃至12記載の第一部品または第二部品の製造方法であって、冷却管(6)は溝の形状に対応する成形型(27,28)によって溝(4)に押し込まれ、局部保持狭幅部(10,11)は冷却管の形状および材料を考慮した上で冷却管(6)が弾性変形をすることによってのみそこを通過できるように形成されていることを特徴とする製造方法。
  15. 冷却管(6)は受け取り領域(12)でのその所定位置で成形型(27,28)による弾性変形により請求項12記載の表面形状(25)を押し形成されることを特徴とする請求項14記載の製造方法。
  16. 請求項14または15記載の方法を実施するための成形型であって、冷却管(6)を押し込む際に成形型(27,28)が保持狭幅部(10,11)に触れたり、損傷することがないように、成形型(27,28)の下側部(29)は保持狭幅部(10,11)が側方に逃げるように形成されていることを特徴とする成形型。
  17. 成形型(27,28)の下側部(22)は請求項12に記載の表面形状(25)に対して実質的に負の形状(30)を有することを特徴とする請求項14または15記載の方法を実施するためのものであって、特に請求項16に記載の成形型。
  18. 成形型(27)は、冷却管(6)の押し込み工程に関連して、溝断面に対応する進入リブ(37)を一つだけ備えることを特徴とする請求項17記載の成形型。
  19. 成形型(27)は、冷却管(6)の押し込み工程に関連して、溝断面に対応する進入リブ(37)を複数備えることを特徴とする請求項17記載の成形型。
  20. 進入リブ(37)の数量、配置または形状は、その受け取り領域(12)に夫々冷却管(6)を備える各溝(4)の数量、配置または形状に対応することを特徴とする請求項19記載の成形型。
  21. 成形型(27)は溝(4)に挿入可能な少なくとも一つの進入リブ(37)を備え、この進入リブ(37)は少なくとも部分毎に、特に型基部36に向かって狭められていることを特徴とする請求項16乃至20の何れかに記載の成形型。
JP2002576076A 2001-03-27 2002-03-27 電気モータの冷却された第一部品または第二部品 Expired - Fee Related JP4167902B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE10115186A DE10115186A1 (de) 2001-03-27 2001-03-27 Gekühltes Primärteil oder Sekundärteil eines Elektromotors
PCT/DE2002/001121 WO2002078150A2 (de) 2001-03-27 2002-03-27 Gekühltes primär-oder sekundärteil eines elektromotors

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004522395A true JP2004522395A (ja) 2004-07-22
JP4167902B2 JP4167902B2 (ja) 2008-10-22

Family

ID=7679320

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002576076A Expired - Fee Related JP4167902B2 (ja) 2001-03-27 2002-03-27 電気モータの冷却された第一部品または第二部品

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6975051B2 (ja)
EP (1) EP1374369A2 (ja)
JP (1) JP4167902B2 (ja)
DE (1) DE10115186A1 (ja)
WO (1) WO2002078150A2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017510232A (ja) * 2014-01-22 2017-04-06 エーエスエムエル ネザーランズ ビー.ブイ. コイルアセンブリ、電磁アクチュエータ、ステージ位置決め装置、リソグラフィ装置およびデバイス製造方法
CN110832744A (zh) * 2017-05-19 2020-02-21 马勒国际有限公司 尤其用于车辆的电机
JP2020524469A (ja) * 2017-05-19 2020-08-13 マーレ インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングMAHLE International GmbH 電気機械
CN111542987A (zh) * 2017-05-19 2020-08-14 马勒国际有限公司 一种电机,尤其用于车辆的电机

Families Citing this family (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6819016B2 (en) 2002-07-18 2004-11-16 Tm4 Inc. Liquid cooling arrangement for electric machines
US20050151429A1 (en) * 2002-08-21 2005-07-14 Yasuji Taketsuna Motor for vehicle
DE10253699A1 (de) * 2002-10-28 2004-05-13 Loher Gmbh Dynamoelektrische Maschine
EP1416609A3 (de) * 2002-10-28 2006-12-06 Loher GmbH Dynamoelektrische Maschine mit innenliegenden Statorkühlkanälen
EP1780877A4 (en) * 2004-07-25 2012-12-26 Mizutani Electric Ind Co Ltd LINEAR OR CURVED MOBILE MOTOR AND ITS RADIATOR
DE102006005316B4 (de) * 2006-02-06 2020-03-26 Siemens Aktiengesellschaft Kühleinrichtung für eine elektrische Maschine, elektrische Maschinen mit einer solchen Kühleinrichtung, Dynamoblech sowie Herstellungsverfahren für solche elektrischen Maschinen
DE102006044965A1 (de) * 2006-09-22 2008-04-17 Siemens Ag Gehäuselose elektrische Maschine mit Flüssigkeitskühlung
DE102006044963B3 (de) * 2006-09-22 2008-06-19 Siemens Ag Stator für eine elektrische Maschine mit Flüssigkeitskühlung
US20090033160A1 (en) * 2007-07-31 2009-02-05 Daniel Mueller Electric motor for hybrid or electric vehicle
DE102007062540A1 (de) * 2007-12-20 2009-06-25 Sycotec Gmbh & Co. Kg Elektromotor beziehungsweise Generator
EP2182570A1 (en) * 2008-10-28 2010-05-05 Siemens Aktiengesellschaft Arrangement for cooling of an electrical machine
EP2320080A1 (en) 2009-11-06 2011-05-11 Siemens Aktiengesellschaft Arrangement for cooling of an electrical generator
EP2398129B1 (en) * 2010-06-17 2012-12-26 Siemens Aktiengesellschaft A generator, in particular for a wind turbine
EP2413475A1 (en) * 2010-07-30 2012-02-01 Ewt Ip B.V. Cooling system for generator
US9359994B2 (en) 2010-09-23 2016-06-07 Northern Power Systems, Inc. Module-handling tool for installing/removing modules into/from an electromagnetic rotary machine having a modularized active portion
US8912704B2 (en) 2010-09-23 2014-12-16 Northern Power Systems, Inc. Sectionalized electromechanical machines having low torque ripple and low cogging torque characteristics
US9281731B2 (en) 2010-09-23 2016-03-08 Northem Power Systems, Inc. Method for maintaining a machine having a rotor and a stator
US8816546B2 (en) * 2010-09-23 2014-08-26 Northern Power Systems, Inc. Electromagnetic rotary machines having modular active-coil portions and modules for such machines
CN102510173A (zh) * 2011-11-09 2012-06-20 哈尔滨泰富实业有限公司 扁平型永磁直线水冷电机冷却结构
US9825508B2 (en) 2012-03-26 2017-11-21 Fuji Machine Mfg. Co., Ltd. Linear motor device
JP6149395B2 (ja) * 2012-12-25 2017-06-21 株式会社デンソー 車両用回転電機
EP3032709B1 (en) * 2013-08-05 2018-11-07 Mitsubishi Electric Corporation Permanent magnet embedded type rotating electric machine
US10804756B2 (en) * 2017-07-25 2020-10-13 Toshiba International Corporation Stators comprising air flow slots with adjacent winding slots
CN109256880A (zh) * 2018-11-20 2019-01-22 珠海格力电器股份有限公司 直线电机动子和直线电机
CN111384790A (zh) * 2018-12-28 2020-07-07 福特全球技术公司 用于电机的定子及电机
JP7364859B2 (ja) * 2019-06-25 2023-10-19 シンフォニアテクノロジー株式会社 モータ
JP7262623B2 (ja) * 2020-01-21 2023-04-21 三菱電機株式会社 固定子およびこれを用いた回転電機
CN111463933B (zh) * 2020-05-20 2021-10-12 盾石磁能科技有限责任公司 电机冷却结构及电机
JP2022055717A (ja) * 2020-09-29 2022-04-08 本田技研工業株式会社 回転電機
JP2022055707A (ja) * 2020-09-29 2022-04-08 本田技研工業株式会社 回転電機
JP2022055714A (ja) * 2020-09-29 2022-04-08 本田技研工業株式会社 回転電機

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT93548B (de) * 1922-02-14 1923-07-10 Siemens Schuckertwerke Wien Anordnung zur Kühlung der Wicklungen elektrischer Maschinen.
DE448803C (de) 1924-08-07 1927-08-24 Bbc Brown Boveri & Cie Einrichtung zur Kuehlung elektrischer Maschinen und Apparate mittels eines im Innern der Maschine oder des Apparats nahe den zu kuehlenden Stellen expandierenden, gasfoermigen Kuehlmittels
US1650558A (en) 1927-06-23 1927-11-22 Paul H White Machine and method for positioning armature windings
US2390130A (en) * 1943-06-04 1945-12-04 Sigmund Corp Cooling means for dynamoelectric machines
DE1923980B2 (de) * 1969-05-10 1971-10-28 Verfahren zur herstellung glasiger schichten durch aufdampfen auf ein substrat im hochvakuum
FR2089422A5 (ja) * 1970-04-10 1972-01-07 Robert Pierre
JPS55122438A (en) 1979-03-14 1980-09-20 Toshiba Corp Iron core for rotary electric machine
US4900956A (en) * 1988-11-14 1990-02-13 Westinghouse Electric Corp. Closed channel axial vent for radially ventilated generator rotor
US5189325A (en) * 1990-06-15 1993-02-23 General Electric Company Liquid cooling the rotor of an electrical machine
RU2267215C2 (ru) * 2000-01-20 2005-12-27 Роберт Бош Гмбх Способ изготовления намагничиваемого сердечника с обмоткой для электрической машины (варианты), изготовленный этим способом намагничиваемый сердечник с обмоткой, а также электрическая машина с изготовленным этим способом сердечником с обмоткой

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017510232A (ja) * 2014-01-22 2017-04-06 エーエスエムエル ネザーランズ ビー.ブイ. コイルアセンブリ、電磁アクチュエータ、ステージ位置決め装置、リソグラフィ装置およびデバイス製造方法
CN110832744A (zh) * 2017-05-19 2020-02-21 马勒国际有限公司 尤其用于车辆的电机
JP2020521421A (ja) * 2017-05-19 2020-07-16 マーレ インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングMAHLE International GmbH 電気機械
JP2020524469A (ja) * 2017-05-19 2020-08-13 マーレ インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングMAHLE International GmbH 電気機械
CN111542987A (zh) * 2017-05-19 2020-08-14 马勒国际有限公司 一种电机,尤其用于车辆的电机
JP7075417B2 (ja) 2017-05-19 2022-05-25 マーレ インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 電気機械
US11581771B2 (en) 2017-05-19 2023-02-14 Mahle International Gmbh Electrical machine

Also Published As

Publication number Publication date
EP1374369A2 (de) 2004-01-02
WO2002078150A2 (de) 2002-10-03
US6975051B2 (en) 2005-12-13
DE10115186A1 (de) 2002-10-24
WO2002078150A3 (de) 2002-11-07
US20040135441A1 (en) 2004-07-15
JP4167902B2 (ja) 2008-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004522395A (ja) 電気モータの冷却された第一部品または第二部品
US5829516A (en) Liquid cooled heat sink for cooling electronic components
US7219417B2 (en) Method of producing bus bars for centralized power distribution unit
TW583811B (en) Centralized power distribution unit for a vehicular thin brushless motor
KR101708337B1 (ko) 전기 가열 장치 및 그 제조 방법
EP2557633B1 (en) Press fit terminal and semiconductor module
US7275588B2 (en) Planar heat pipe structure
CN110676955B (zh) 带有与定子凹槽间隔开的电导体的电动马达
EP2333476A1 (en) Heat exchanger and method of manufacturing same
US9390995B2 (en) Semiconductor device and method of manufacturing the same
CN105074919A (zh) 电力用半导体装置
EP2573876A1 (en) Connector and method of assembling it
JP3808641B2 (ja) 固定子鉄心の製造方法および固定子鉄心の絶縁層被覆用モールド金型、並びに固定子鉄心
EP2573875B1 (en) Connector and method of assembling it
CN101015099A (zh) 用于将至少一条导线连接到接触元件上的方法
US20080202726A1 (en) Fastening structure for combining heat conducting pipe and fins
WO1995017765A2 (en) Liquid cooled heat sink for cooling electronic components
JPH1127927A (ja) リニアモータ
JP4380484B2 (ja) リアクトル装置
JP4372319B2 (ja) リニアモータとその製造方法
KR200191128Y1 (ko) 방열 구조체
US6056417A (en) Two-part wedge base for lamp
JP2008028349A (ja) 電磁成形用インダクター及びその製造方法
US11342113B2 (en) Reactor and method for manufacturing reactor
CN101969752B (zh) 散热器支承座、散热器、散热器制造方法及挤压卡合方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050310

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070807

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071016

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080226

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080312

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080708

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080804

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110808

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120808

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130808

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees