JP2004522377A - 通信システムにおける変調方式決定装置及び方法 - Google Patents
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Abstract
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は可変的な伝送方式を使用する通信システムに係り、特に、与えられた状況で最適の変調方式及び符号率を決定するための装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
典型的な通信システムは固定的な伝送方式でデータを伝送する方式を採択するが、通信システムは可変的な伝送方式でデータを伝送する形態に開発されている。例えば、3GPP2(3rd Generation Partnership Project 2)による次世代移動通信システムは可変的に伝送方式を決定し、その決定伝送方式に応じてデータを伝送するシステムである。
【0003】
前記3GPP2の一種である1xEV−DV(1x Evolution Data and Voice)の標準化進行中、2001年6月に3GPP2 TSG−C WG5(TSG cdma2000 Working Group 5)に寄稿されたL3QS(Lucent technology co.,LSI co.,LG electronics co.,Qualcomm co.and Samsung electronics co.)構造提案によれば、6個のエンコーダパケット(Encoder Packet:EP)サイズ(すなわち、384、768、1536、2304、3072、3840ビット)に該当するデータ伝送率概要(data rate synopsis)が6個のテーブルに提供されている。このようなテーブルは送信機が毎瞬間ごとに伝送するパケット(Packet)の多様性を提供することにより、チャンネルの伝送効率を増加させるためである。ここで、エンコーダパケットは符号化器へ入力されて符号化されるパケットを示す。チャンネルの状態、上位階層から伝送されるデータバッファーの状態を示すデータバックログ(Data backlog)及び使用可能なWalshコードの数に応じて6個のEPサイズのうち、適宜なEPサイズを選択する必要がある。EPサイズの選択において重要な変数中の一つは変調方式の選択である。すなわち、同じEPサイズを備えるとしても、伝送時間と使用可能なWalshコードの数に応じて最適の変調方式とエラー訂正符号の符号率は相違に決定されることがある。
【0004】
前記各データ伝送率テーブルには使用可能なWalsh符号の数(NAWC:Number of Available Walsh codes)とサブパケット当たりのスロットの数に応じて111〜69個の相異なる変調方式とエラー訂正符号符号率の組み合わせが存在する。例えば、EPサイズ=384、NAWC=28、スロットの数(NOS:Number Of Slots)=8の場合、変調次数=2(QPSK)、符号率=0.017857であり、EPサイズ=384、NAWC=27、NOS=8の場合は変調次数=2(QPSK)、符号率=0.037037である。上述したように、時間的に伝送方式が変わる通信システムでは与えられた状況で最適の変調方式と符号率を選択することが非常に重要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、時間的に可変的な伝送方式を使用する通信システムで適応的な変調及び符号率(AMC:Adaptive Modulation & Coding)の選択方式に関する基準を提示し、その基準に基づいて最も効率的な変調方式とエラー訂正符号符号率を決定するための装置及び方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するための本発明は可変的な伝送方式を使用する通信システムで最適の変調方式と符号率を決定するための装置及び方法を提供する。前記通信システムの送信装置は符号化器、複数の変調器及び選択器を含む。前記符号化器はエンコーダパケットを入力して符号化する。 前記複数の変調器は前記符号化器から出力される符号語を示すサブパケットを変調するために相異なる変調次数を有する。前記選択器は前記複数の変調器のうち、一つを選択するためのものであり、前記エンコーダパケットのサイズと所定のペイロード変調シンボルの数の比により決定されるMPRを計算し、前記複数の変調器のうち、一つを選択するために前記MPRを臨界値と比較する。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による好適な実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。下記説明において、本発明の要旨のみを明瞭にするために公知の機能及び構成に対する詳細な説明は省略する。
本発明の具体的な説明では各データ伝送率に相応する変調方式とエラー訂正符号符号率の関係を分析して各々の場合に最適の変調次数を決定する基準とその基準に基づいて変調方式(又は変調次数)を決定する方式について説明する。さらに、前記基準に基づいて符号率を選択する方式についても説明する。本発明の実施例によれば、変調方式及び符号率を選択する基準として“MPR(Modulation order Product code Rate)”が提示される。したがって、本発明の実施例に応じてMPRを計算し、前記計算されたMPRに応じて変調方式及び符号率を選択する方法及び装置に対しても説明する。
【0008】
一方、次の用語“変調方式”と“変調次数”は同じ意味として使用されるという事実に注意すべきである。“エンコーダパケット”は伝送のために符号化器へ入力されて符号化されるパケットをいう。“サブパケット”は前記符号化器から出力される符号語をいう。例えば、前記符号化器としては図2に示したサブ符号発生装置(又は準補完ターボ符号(QCTC:Quasi−Complementary Turbo Code)生成装置)が使用されることができる(本出願人によって2001年10月15日付け特許出願された韓国特許出願第2001−63518号の“通信システムの符号生成装置及び方法”を参照)。前記特許出願によれば、前記準補完ターボ符号生成装置は入力情報ビット列をターボ符号化するチャンネル符号器と、前記チャンネル符号器からの符号語シンボルを所定の規則に応じて穿孔及び反復してサブ符号を発生するサブ符号発生器とを含む。この際、前記チャンネル符号器は符号率R=1/5を使用することができ、前記サブ符号発生器は符号率R=2/3,1/3,1/6を使用することもできる。前者の符号率は母符号率(Mother Code Rate)、後者の符号率はサブ符号符号率として定義される。すなわち、本発明で使用される“サブパケット”は、前記サブ符号発生器が前記符号器として使用される場合はサブ符号符号率で符号化されて出力される符号語を示し、ターボ符号器が前記符号器として使用される場合には母符号率で符号化されて出力される符号語を示す。したがって、上述した用語は既に従来の技術から使用されてきた用語である。
【0009】
(MPRの定義)
一般にエラー訂正符号を使用するディジタルシステムでエラー訂正符号の符号率の減少につれて符号利得の増加量は徐々に増加すると知られている。ここで、符号利得はエラー訂正符号を使用しない伝送システムに比べてエラー訂正符号を使用するシステムで相対的に得られる利得をいう。すなわち、符号率の減少に応じてビットエラー率は徐々に特定値に飽和される。一方、符号率を増加させると、符号利得の減少量は急激に増加し、ビットエラー率の増加量も急激に増加する特徴がある。これは“Shannon”の“Channel Capacity Theory”による結果としてこの分野では広く知られている。したがって、本発明では前記特徴を説明せず、一般的な事実だけを使用する。
【0010】
一方、ディジタル変調方式で変調次数(modulation order)の増減による同じ信号対雑音比(SNR:Signal−to−Noise Ratio)でビットエラー率の変化はその範囲が制限されている。特に、高い変調次数を有するディジタル変調方式であるほど、同じビットエラー率を達成するために要求されるSNRが高いと知られている。したがって、一つのシステムが特定の変調シンボル伝送率を使用すると仮定する場合、多数のエラー訂正符号の符号率とディジタル変調方式の変調次数組み合わせが可能である。
【0011】
上述したエラー訂正符号の特徴とディジタル変調方式の特徴を考慮するとき、符号率が相対的に低い場合は高次変調方式を用いて符号率をさらに低めることよりは、変調次数の低い低次変調方式、例えば、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)を使用することが効率的である。これに反して符号率が相対的に高い場合は高次変調方式を用いて符号率を低めることによりエラー率の増加を防止することが効率的である。
【0012】
しかし、一般に同じ周波数帯域効率度を達成するために符号率は変調次数の決定以後に計算されるので、変調次数の決定以前には正確な符号率が決定されることができない。したがって、本発明では変調次数と符号率の両方を反映する周波数帯域効率度概念の新たな関数を定義しようとする。
上述したL3QS構造提案でのエンコーダパケット(EP)サイズによる6個のデータ伝送率テーブルを調べると、ペイロード(Payload)変調シンボルの数は送信機が使用可能なWalsh符号の数(NAWC)とサブパケット当たりスロットの数(NOS)の関数として次の数式(1)のように表現される。
【0013】
ペイロード変調シンボルの数
=1536×(NAWC/32)×NOS ・・・(1)
【0014】
ここで、“1536”は一つのスロット(=1.25msec)に対応する擬似雑音(PN:Pseudo Noise)チップの数を示す。すなわち、“1536”は伝送率を1.2288Mcpsと仮定する場合、所定の時間区間1.25msecに割当てられる総チップの数を示し、(1.2288×106)×(1.25×10−3)として計算される。さらに、前記ペイロード変調シンボルの数は下記の数式(2)のように変調次数と符号率の関数としても表現が可能である。
【0015】
ペイロード変調シンボルの数
=(EPサイズ)/ ((変調次数)×(符号率)) ・・・(2)
前記数式(2)で変調次数と符号率の積をMPRとして定義する。前記数式(1)及び数式(2)を使用すると、前記MPRは数式(3)のように表現することができる。
【0016】
MPR=(EPサイズ)/(ペイロード変調シンボルの数)
=(EPサイズ)/(48×NAWC×NOS) ・・・(3)
【0017】
前記数式(3)は一般的な前記数式(2)の特別な例である。前記数式(3)は、伝送率が1.2288Mcpsであり、一つのスロットの長さが1.25msecである場合のMPRを示す。48はWalsh符号の長さが32である場合、1.25msecスロット区間で一つのWalsh符号に乗算される変調シンボルの数を示す。したがって、48×NAWCは1.25msec区間の変調シンボルの数となる。これにより、前記数式(3)のようにペイロード変調シンボルの数は48× NAWC×NOSである。例えば、使用可能なWalsh符号の数が最大(すなわち、32)である場合、前記ペイロード変調シンボルの数はエンコーダパケットの伝送時間区間(スロットの長さ1.25msec×サブパケット当たりスロットの数)と前記伝送率(1.2288Mcps)との積により計算される。
【0018】
上述したように、MPRはEPのサイズ、使用可能なWalsh符号の数及びサブパケット当たりスロットの数の関数である。このようなパラメータが与えられると、MPRは一定値に決定される。この場合、変調次数を増加させると、符号率は減少し、変調次数を減少させると、符号率は増加する。
前記MPRの意味を分析すると次の通りである。計算されたMPRが非常に小さいとは、符号率が相対的に非常に低いことを示す。例えば、QPSKの場合、変調次数が2なので、MPR=0.5の場合、符号率は1/4(=0.5/2)である。一方、MPRが非常に大きいとは、符号率も相対的に非常に高いことを示す。例えば、QPSKの場合、変調次数が2なので、MPR=4/3の場合、符号率は2/3(=(4/3)/2)である。したがって、QPSK、8−PSK(Phase Shift Keying)、16−QAM(Quadrature Amplitude Modulation)、64−QAMのような複数の変調方式が存在すると仮定する場合、MPRが小さいときは相対的に変調次数の低いQPSKを、MPRが大きいときは相対的に変調次数の高い8−PSK、16−QAM又は64−QAMを使用することが好ましい。ここで、QPSKの変調次数は2、8−PSKの変調次数は3、16−QAMの変調次数は4である。しかし、MPRが中間程度の値を有する場合、いずれの変調方式を使用することがエラー率を低めるかを決定することが容易でない。すなわち、正確な基準無しに変調次数を任意に決定することはシステムの効率を低下させる要因となる。したがって、次の過程を通じて変調方式を選択する。
【0019】
まず、各々の変調方式に応じてMPRの範囲を分析する必要がある。変調次数をk、符号率をRと定義すると、前記数式(2)のようにMPR=k×Rなので、符号率R=MPR/kとなる。したがって、許容可能な最大符号率をRmaxと定義すると、符号率Rは下記の数式(4)のような範囲を有する。
【0020】
0 < R=MPR/k ≦ Rmax ・・・(4)
【0021】
例えば、k=4(16−QAM)、Rmax=0.8と仮定する場合、MPRは下記の数式(5)のような範囲を有する。
【0022】
0 < MPR ≦ k×Rmax ≦ 4×Rmax
0 < MPR ≦ 3.2 ・・・(5)
【0023】
(変調次数の決定)
前記数式(3)からわかるように、MPRは一つの変調シンボルで伝送される情報ビットの数を示す。すなわち、これは周波数帯域効率度を反映する値であり、同じMPRは同じ周波数帯域効率度を提供することを示す。この場合、変調次数は変調とコーディングとのトレードオフ(trade−off)を考慮して該当動作SNR範囲で最も低いエラー率(例えば、BER(Bit Error Rate)又はPER(Packet Error Rate))を保障できる値として決定されるべきである。パケットエラー率を最小化する変調方式がMPRに応じて決定されうると、これにより変調次数を決定することができる。本発明ではこのような基準値を計算した後、その基準値に基づいて各々の変調方式を決定する方式を考案する。
【0024】
上述したL3QS構造提案による6個のEPサイズの各々で最も効果的な変調方式を決定するために、下記の表1のような環境でシミュレーションを行った。
【0025】
【表1】
【0026】
表1を参照すれば、シミュレーションのためのチャンネル環境はAWGN(Additive White Gaussian Noise)による物理チャンネルである。上述したように、チャンネル送信機はターボ符号器、サブ符号発生装置及び相異なる変調次数を有する複数の変調器を備えて構成されることができる。ここで、複数の変調器は、例えば、変調次数2を有するQPSK変調器、変調次数3を有する8−PSK変調器及び変調次数4を有する16−QAM変調器である。前記サブ符号発生装置の母符号率は1/5であり、前記チャンネル送信機はP−BRO(Partial Bit Reverse Order)インターリーバーを含む。前記チャンネル送信機に対応するチャンネル受信機の復号器はMax LogMAP(Maximum A Posteriori)方式の復号化アルゴリズムによる復号化動作を行う。さらに、最大反復回数は8として仮定する。
【0027】
図1乃至図3には前記シミュレーションの結果を示した。図1を参照すれば、EPのサイズが384ビットである場合、各変調方式別に1%PERを達成するために要求されるEc/Nt(dB)をMPRの増加に応じてQPSK、8−PSK、16−QAMに対してグラフで表示している。ここで、前記Ec/Nt(dB)はSNRの一種として単位チップエネルギーと雑音電力密度の比を示す。したがって、この値が増加するほど、同じPERを満足させるためにさらに多い電力が要求される。
図1に示したように、前記MPRの増加につれて要求されるEc/Nt(dB)も増加する。さらに、MPRの変化によるEc/Nt(dB)の変化も変調方式に応じて異なる。すなわち、MPRが1.5である場合、QPSKと16−QAMの傾斜度が反転する。MPRが臨界値1.5より小さいか同じ場合、QPSKは最も良好な性能を示し、MPRが臨界値1.5より大きい場合は16−QAMが最も良好な性能を示す。一方、8−PSKはMPRにかかわらず、QPSKと16−QAMの中間程度の性能を保持する。相異なる変調方式の性能が交叉するMPR 1.5地点でQPSK、8−PSK及び16−QAMの符号率はそれぞれ3/4、1/2及び3/8である。MPR=1.5で同じ性能を有する変調方式とは、一つの変調シンボルが1.5ビットの情報量を伝送するときに使用する変調方式にかかわらず、システムの性能が同じであるということを示す。使用可能なWalsh符号の数とサブパケット当たりスロットの数が変わると、グラフの形状は維持した状態で縦軸の値だけ変わる。
【0028】
図2は、EPのサイズが1536ビットである場合、各変調方式別に1%PERを達成するために要求されるEc/Nt(dB)をMPRの増加に応じてグラフで表示している。このグラフはEPサイズ=384ビットの場合(図1を参照)と同じ傾向を示す。MPR臨界値1.5でQPSK、8−PSK及び16−QAMのグラフが交叉し、臨界値以下及び超過部分でQPSKと16−QAMはそれぞれ良好な性能を示す。実験結果からわかるように、EPのサイズが1536ビットである場合、変調方式の性能はMPR臨界値1.5で図1のように反転する。
図3は、EPのサイズが3072ビットである場合、各変調方式別に1%PERを達成するために要求されるEc/Nt(dB)をMPRの増加に応じてグラフで表示している。EPのサイズが384ビット、1536ビットの場合と同様にMPR 1.5地点でQPSKと16−QAMの性能が反転する。
【0029】
すなわち、図1乃至図3の結果からわかるように、EPのサイズにかかわらず、MPR 1.5未満ではQPSKが、MPR 1.5以上では16−QAMを使用することが最も効果的である。さらに、変調次数を決定するためのMPRの臨界値はEPのサイズにかかわらず、一つの値として決定される。しかし、前記実験結果ではQPSKや8−PSKのような位相変調(PSK:Phase Shift Keying)系列の変調方式に対して16−QAMのようなAM(Amplitude Modulation)系列の変調方式が有する実際環境での性能劣化が全然考慮されない。任意の理論や実験によりPSKとAM変調方式との性能差が考慮されると、前記MPR臨界値は1.5でない他の値に決定されることができ、複数のMPR臨界値が存在することもできる。したがって、使用可能な変調方式も前記実験でのようにQPSKや16−QAMに限定されず、その他の変調方式が追加使用されることができる。
【0030】
前記実験結果から変調次数を決定する具体的な実施例を説明すると、次の通りである。
(実施例)
本発明の実施例に応じて変調方式を選択する動作説明においては、送信機が相異なる変調次数を有する2種の変調器、すなわち、16−QAM変調のための変調器と、QPSK変調のための変調器とを含む場合だけを説明する。しかし、送信機が相異なる変調次数を有する3種以上の複数の変調器を含む場合でも同じ発明の原理によって複数の変調器のうち、最適の変調器が選択されることができる。さらに、本発明の実施例では、伝送率を1.2288Mcps、一つのスロットのサブパケット長さを1.25msec、Walsh長さを32として仮定する。
【0031】
図4は本発明の実施例による変調方式(又は変調次数)を決定するための過程を示している。以下、変調方式を決定する装置を変調器選択器と称する。
図4を参照すれば、前記変調器選択器はステップ411で初期化を行う。すなわち、エンコーダパケット(EP)のサイズ、使用可能なWalsh符号の数を示す使用可能なWalsh符号空間(AWS:Available Walsh code Space)及びサブパケット当たりスロットの数を示すNOSを決定する。さらに、前記変調器選択器はステップ413で前記数3によるパラメータを用いてMPRを計算する。前記変調器選択器はステップ415で前記計算されたMPRを所定の臨界値(MPR_THR)と比較して前記計算されたMPRが前記臨界値より大きいかを検査する。例えば、前記臨界値を好ましくは1.5に設定する。前記計算されたMPRが前記臨界値より大きい場合、前記変調器選択器はステップ417に進行して変調方式を16−QAMに決定し、16−QAM変調器が選択されるように制御する。一方、前記計算されたMPRが前記臨界値より小さいか同じ場合はステップ419に進行して変調方式をQPSK変調方式に決定し、QPSK変調器が選択されるように制御する。
【0032】
図5は本発明の実施例による図4のアルゴリズムに基づいて複数の変調器のうち、一つを選択するための装置を示している。図5を参照すれば、変調器選択器501は図4に示したアルゴリズム(ステップ411−419)を行って最適の変調器を選択するための選択信号を出力する。すなわち、エンコーダパケットサイズ、使用可能なWalsh符号の数及びサブパケット当たりスロットの数を用いてMPRを計算する。前記計算されたMPRを臨界値と比較して前記計算されたMPRが臨界値より大きい場合、第1スイッチング信号(SW=B)を出力し、前記計算されたMPRが前記臨界値より小さいか同じ場合は第2スイッチング信号(SW=A)を出力する。スイッチ503は前記変調器選択器501から提供されるスイッチング信号に応じてスイッチングして入力データをQPSK変調器505又は16−QAM変調器507に出力する。前記QPSK変調器505は前記スイッチ503からのデータをQPSK変調して変調シンボルを出力し、前記16−QAM変調器507は前記スイッチ503からのデータを16−QAM変調して変調シンボルを出力する。
【0033】
本発明の実施例はエンコーダパケットを入力して符号化する符号化器から出力される符号語を示すサブパケットを変調するために相異なる変調次数を有する複数の変調器のうち、一つを選択する方法を提供する。このために変調器選択装置501は前記エンコーダパケットのサイズと所定のペイロード変調シンボルの数の比により決定されるMPRを計算し、前記複数の変調器のうち、一つを選択するために前記MPRを所定の臨界値(MPR_THR)と比較する。前記ペイロード変調シンボルの数は、前記エンコーダパケットの伝送時間区間、使用可能なWalsh符号の数及び所定の伝送率によって決定される。例えば、使用可能なWalsh符号の数が最大である場合、前記ペイロード変調シンボルの数は前記エンコーダパケットの伝送時間区間と前記所定の伝送率との積により決定される。前記MPRが前記臨界値より大きい場合、前記複数の変調器のうち、変調次数が相対的に高い変調器(例えば、16−QAM変調器)が選択される。前記MPRが前記臨界値より小さいか同じ場合、前記複数の変調器のうち、変調次数が相対的に低い変調器(例えば、QPSK変調器)が選択される。
【0034】
前記実施例では変調器選択装置501がMPRと所定の臨界値(MPR_THR)を比較し、その結果に応じてQPSKの変調方式と16−QAMの変調方式のうち、一つを選択する例を示している。 しかし、当該分野の通常知識を持つ者には、前記変調器選択装置501がQPSKの変調方式、8−PSKの変調方式及び16−QAMの変調方式のうち、一つを選択する具現例も可能なのは明らかである。例えば、一つの臨界値MPR_THRはQPSK又は8−PSKの変調方式を選択するための基準として設定され、もう一つの臨界値MPR_THR△は8−PSK又は16−QAMの変調方式を選択するための基準として設定される。
一方、前記実施例ではMPRを計算し、複数の変調器のうち、一つを選択する例について説明したが、符号器の符号率決定動作も考慮されることができる。上述したように、MPRは変調次数と符号率との積による値なので、前記符号率も本発明の実施例で決定されうる。すなわち、MPRの計算後、複数の変調器のうち、一つを選択するための変調次数を決定し、符号器の符号率決定動作も推論することができる。
【0035】
図6は本発明の実施例による図5の構成に対応する復調器選択装置を示した図である。図6を参照すれば、復調器選択器601は送信機から受信したエンコーダパケットのサイズ、使用可能なWalsh符号の数及びサブパケット当たりスロットの数を用いて計算されたMPRを所定の臨界値と比較して送信機で使用する変調方式を決定する。すなわち、前記復調器選択器601はステップ611で送信機で使用したエンコーダパケットのサイズ、使用可能なWalsh符号の数及びサブパケット当たりスロットの数を決定し、ステップ613で前記数3によるパラメータを用いてMPRを計算する。前記MPRを計算した後、ステップ615で前記計算されたMPRを送信機で使用された所定の臨界値と比較する。ここで、前記計算されたMPRが前記臨界値より大きい場合、前記復調器選択器601はステップ617に進行して16−QAM復調器607を選択する第1スイッチング信号(SW=B)を出力し、そうでない場合はステップ619に進行してQPSK復調器605を選択する第2スイッチング信号(SW=A)を出力する。スイッチ603は前記復調器選択器601からのスイッチング信号に応じて受信データを前記QPSK復調器605又は16−QAM復調器607に出力する。前記QPSK復調器605は前記スイッチ603からのデータをQPSK復調して復調シンボルを出力する。前記16−QAM復調器607は前記スイッチ603からのデータを16−QAM復調して復調シンボルを出力する。
上述した説明で臨界値(MPR_THR)は実験により決定される値として本発明では、例えば、1.5を使用した。このような方式により現在使用可能なデータ伝送率テーブル(Data Rate Table)がなくても、送信機と受信機はEPのサイズ、NAWC及びNOSを用いて変調方式を決定することができる。
【0036】
【発明の効果】
上述したように、本発明によれば、時間的に可変する伝送方式を使用する通信システムで与えられた環境で最適の変調方式を決定することができる。すなわち、最適の変調方式を使用することにより、伝送システムの効率を極大化する。
以上、本発明の詳細な説明では具体的な実施例について説明したが、本発明の範囲を逸脱しない限り、各種の変形が可能なのは明らかである。すなわち、本発明ではQPSK、8−PSK、16−QAM変調方式を例示して説明したが、本発明は前記変調方式に限定されず、他の変調方式にも適用されることができる。したがって、本発明は前記実施例に限定されず、各種の変形が本発明の範囲を逸脱しない限り、当該分野における通常の知識を持つ者により可能なのは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】エンコーダパケット(EP)サイズが384ビットである場合、各々の変調方式(QPSK、8−PSK、16−QAM)別に1%PERを達成するために要求されるエネルギー対雑音比(Ec/Nt(dB))をMPRの増加に応じてグラフで示した図である。
【図2】エンコーダパケット(EP)サイズが1536ビットである場合、各々の変調方式(QPSK、8−PSK、16−QAM)別に1%PERを達成するために要求されるエネルギー対雑音比(Ec/Nt(dB))をMPRの増加に応じグラフで示した図である。
【図3】エンコーダパケット(EP)サイズが3072ビットである場合、各々の変調方式(QPSK、8−PSK、16−QAM)別に1%PERを達成するために要求されるエネルギー対雑音比(Ec/Nt(dB))をMPRの増加に応じグラフで示した図である。
【図4】本発明の実施例に応じて変調方式を決定するための過程を示した図である。
【図5】本発明の実施例に応じて変調器を選択するための装置を示した図である。
【図6】本発明の実施例に応じて復調器を選択するための装置を示した図である。
【符号の説明】
411,413,415,417,419;ステップ。
Claims (30)
- エンコーダパケット(EP)を入力して符号化する符号化器から出力される符号語を示すサブパケットを変調するために相異なる変調次数を有する複数の変調器のうち、一つを選択する方法において、
前記エンコーダパケットのサイズと所定のペイロード変調シンボルの数の比により決定されるMPR(Modulation order Product code Rate)を計算する過程と、
前記複数の変調器のうち、一つを選択するために前記MPRを臨界値と比較する過程とを含むことを特徴とする変調方式決定方法。 - 前記ペイロード変調シンボルの数は、前記エンコーダパケットの伝送時間区間、使用可能なWalsh符号の数(NAWC:Number of Available Walsh Codes)及び所定の伝送率により決定されることを特徴とする請求項1に記載の変調方式決定方法。
- 前記ペイロード変調シンボルの数は、使用可能なWalsh符号の数が最大である場合、前記エンコーダパケットの伝送時間区間と前記所定の伝送率との積により決定されることを特徴とする請求項2に記載の変調方式決定方法。
- 前記MPRが前記臨界値より大きい場合、前記複数の変調器の変調次数のうち、相対的に高い変調次数を選択する過程をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の変調方式決定方法。
- 前記MPRが前記臨界値より小さいか同じ場合、前記複数の変調器の変調次数のうち、相対的に低い変調次数を選択する過程をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の変調方式決定方法。
- 前記臨界値はQPSK変調器と16−QAM変調器のうち、一つを選択するための値であることを特徴とする請求項1に記載の変調方式決定方法。
- 前記MPRが前記臨界値より大きい場合、前記16−QAM変調器を選択する過程をさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の変調方式決定方法。
- 前記MPRが前記臨界値より小さいか同じ場合、前記QPSK変調器を選択する過程をさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の変調方式決定方法。
- 通信システムの変調方式決定装置において、
エンコーダパケット(EP)を入力して符号化する符号化器と、
前記符号化器から出力される符号語を示すサブパケットを変調するために相異なる変調次数を有する複数の変調器と、
前記複数の変調器のうち、一つを選択するための選択器とを備え、
前記選択器は、前記エンコーダパケットのサイズと所定のペイロード変調シンボルの数の比により決定されるMPRを計算し、前記複数の変調器のうち、一つを選択するために前記MPRを所定の臨界値と比較することを特徴とする変調方式決定装置。 - 前記選択器は、前記エンコーダパケットの伝送時間区間、使用可能なWalsh符号の数及び所定の伝送率により前記ペイロード変調シンボルの数を決定することを特徴とする請求項9に記載の変調方式決定装置。
- 前記選択器は、使用可能なWalsh符号の数が最大である場合、前記エンコーダパケットの伝送時間区間と前記所定の伝送率との積により前記ペイロード変調シンボルの数を決定することを特徴とする請求項10に記載の変調方式決定装置。
- 前記選択器は、前記MPRが前記臨界値より大きい場合、前記複数の変調器の変調次数のうち、相対的に高い変調次数を選択することを特徴とする請求項9に記載の変調方式決定装置。
- 前記選択器は、前記MPRが前記臨界値より小さいか同じ場合、前記複数の変調器の変調次数のうち、相対的に低い変調次数を選択することを特徴とする請求項9に記載の変調方式決定装置。
- 前記複数の変調器はQPSK変調器と16−QAM変調器を含むことを特徴とする請求項9に記載の変調方式決定装置。
- 前記選択器は、前記MPRが前記臨界値より大きい場合、前記16−QAM変調器を選択することを特徴とする請求項14に記載の変調方式決定装置。
- 前記選択器は、前記MPRが前記臨界値より小さいか同じ場合、前記QPSK変調器を選択することを特徴とする請求項14に記載の変調方式決定装置。
- エンコーダパケットを入力して符号化する符号化器と、前記符号化器から出力される符号語を示すサブパケットを変調する複数の変調器とを含む通信システムで、前記複数の変調器のうち、一つの変調器を選択するための変調次数と前記符号化器の符号率を決定する方法において、
前記エンコーダパケットのサイズと所定のペイロード変調シンボルの数の比により決定されるMPRを計算する過程と、
前記計算されたMPRを所定の臨界値と比較し、前記複数の変調器のうち、一つの変調器を選択するための変調次数を決定する過程と、
前記計算されたMPRと前記決定された変調次数に応じて前記符号化器の符号率を決定する過程とを含むことを特徴とする変調方式決定方法。 - 前記ペイロード変調シンボルの数は、使用可能なWalsh符号の数、前記サブパケット当たりスロットの数及び一つのスロット区間で一つのWalsh符号に乗算される変調シンボルの数の積により決定されることを特徴とする請求項17に記載の変調方式決定方法。
- 前記MPRが前記臨界値より大きい場合、前記複数の変調器の変調次数のうち、相対的に高い変調次数を選択する過程をさらに含むことを特徴とする請求項17に記載の変調方式決定方法。
- 前記MPRが前記臨界値より小さいか同じ場合、前記複数の変調器の変調次数のうち、相対的に低い変調次数を選択する過程をさらに含むことを特徴とする請求項17に記載の変調方式決定方法。
- 前記臨界値はQPSK変調器と16−QAM変調器のうち、一つを選択するための値であることを特徴とする請求項17に記載の変調方式決定方法。
- 前記MPRが前記臨界値より大きい場合、前記16−QAM変調器を選択する過程をさらに含むことを特徴とする請求項21に記載の変調方式決定方法。
- 前記MPRが前記臨界値より小さいか同じ場合、前記QPSK変調器を選択する過程をさらに含むことを特徴とする請求項21に記載の変調方式決定方法。
- 通信システムの送信装置において、
エンコーダパケットを入力して符号化する符号化器と、
相異なる変調次数を有し、前記符号化器から出力される符号語を示すサブパケットを変調する複数の変調器と、
前記複数の変調器のうち、一つの変調器を選択するための変調次数と前記符号化器の符号率を決定するための選択器とを備え、
前記選択器は、前記エンコーダパケットのサイズと所定のペイロード変調シンボルの数の比により決定されるMPRを計算し、前記計算されたMPRを所定の臨界値と比較し、前記複数の変調器のうち、一つの変調器を選択するための変調次数を決定し、前記計算されたMPRと前記決定された変調次数に応じて前記符号化器の符号率を決定することを特徴とする前記送信装置。 - 前記選択器は、使用可能なWalsh符号の数、前記サブパケット当たりスロットの数及び一つのスロット区間で一つのWalsh符号に乗算される変調シンボルの数の積により前記ペイロード変調シンボルの数を決定することを特徴とする請求項24に記載の前記送信装置。
- 前記選択器は、前記MPRが前記臨界値より大きい場合、前記複数の変調器の変調次数のうち、相対的に高い変調次数を選択することを特徴とする請求項24に記載の前記送信装置。
- 前記選択器は、前記MPRが前記臨界値より小さいか同じ場合、前記複数の変調器の変調次数のうち、相対的に低い変調次数を選択することを特徴とする請求項24に記載の前記送信装置。
- 前記複数の変調器はQPSK変調器と16−QAM変調器を含むことを特徴とする請求項24に記載の前記送信装置。
- 前記選択器は、前記MPRが前記臨界値より大きい場合、前記16−QAM変調器を選択することを特徴とする請求項28に記載の前記送信装置。
- 前記選択器は、前記MPRが前記臨界値より小さいか同じ場合、前記QPSK変調器を選択することを特徴とする請求項28に記載の前記送信装置。
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