JP2004520860A - 皮膚の剥脱システム及び剥脱方法 - Google Patents
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Abstract
Description
(関連出願についてのクロス・リファレンス)
本出願は、参照によりその教示が本明細書に組み入れられる「テープ式剥離システム及び剥離方法(TAPE STRIPPING SYSTEM AND METHOD)」と題する1999年8月9日出願の米国仮出願第60/147,916号の継続出願である2000年8月9日に出願された米国特許出願第09/635,285号の一部継続出願である。
【0002】
(発明の分野)
本発明は、皮膚を剥脱し、清浄化し、そして、若返らせるための装置及び方法に関するものである。
【0003】
(発明の背景)
様々な環境及び自然の出来事が人間の皮膚にシミや皺をもたらす。例えば、日光への曝露、多くの異なる原因による慢性的な刺激、及び粗略な扱いは、すべて、皮膚に問題を引き起こす原因となり得る。最近のレーザー治療及び化学治療における進歩は、処置された皮膚の外観を改善するのに成功しているが、これらの方法は、かなり労働集約型であり、外傷性であり得る。
【0004】
開業医による一つのアプローチは、微小削皮術を用いて皮膚のシミを処置する方法を含む。この技法は、特定の適用では非常に効果的であるが、リスクが高く、特別な免許を取得したオペレーターが必要である。
【0005】
開業医及び美容師による別のアプローチは、テープを剥がすときにそのテープが皮膚の上部をも剥がすような仕方で患者の皮膚に適用される粘着テープの使用を含む。この様式の処置は、バリヤー破壊と呼ばれている。ある分析によれば、セロハンテープを用いる剥離によるバリヤー破壊は、人間の皮膚を構成する構造タンパク質の「ターンオーバー」に役立つ生化学的活動のカスケードを起動させる。例えば、そのようなテープ式の剥離は、ケラチン6、16、17の生成を刺激してケラチン5及び14の上乗せを低減し、また、その一方で、包被(involucrin)を早期に発現させることが示唆されている。しかし、別の分析によれば、テープ式の剥離は、経表皮的な水分の消失速度を正常な場合に比べて100倍増大させることが示唆されている。また、更に別の分析によれば、テープ式の剥離は、脂肪酸輸送タンパク質及び脂肪族アシルCoAシンターゼに対する調節効果を有していることが示唆されている。
【0006】
このデータは、テープ式の剥離後、長期にわたる皮膚の再構築に関わり得る生化学的活動が起こることを示唆している。即座に得られる結果は、過剰な鱗屑、斑、及び面皰の除去であり、これは、若返った外観をもたらす。
【0007】
最近、皮膚科医及びスキンケアの専門家は、皮膚の光老化を予防及び処置するための方法を開発することに多大の努力を注いでいる光老化を予防するための方法は、日光からの防護及び回避、並びに、食餌における抗酸化剤の使用及び抗酸化剤の局所的な皮膚への適用を含む。
【0008】
日光によりダメージを受けた皮膚または年齢を重ねた皮膚を処置する方法は、レチノイド、抗酸化剤、生物学的製剤、及び他の組成物を用いる薬剤治療、及び、剥離治療等の、皮膚の表面から表皮まで、また、ある場合には、皮膚の表面から皮膚の真皮層まで組織を除去する装置または材料を用いる治療、更には、皮膚刺激を含む非剥離性治療、及び、皮膚の角質層から組織を除去する最小限度に剥離性の治療を含む。表皮及び/又は真皮部分を除去することにより皮膚の色、線を均等にしたり、前癌性病変を取り除くために使用される攻撃的な剥離方法の幾つかの例は、急速に回転する装置を用いて皮膚の上層が取り除かれる削皮器を用いる削皮術、または、制御された第2度の熱傷を伴って皮膚の外層を焼く、CO2レーザーまたはエルビウムYAGレーザーのいずれかを用いるレーザー剥脱法またはレーザー表面再生法、あるいは、フェノールまたはトリクロロ酢酸による剥ぎ取り法を含む。これらの各攻撃的な剥離法は、皮膚に損傷をもたらす。削皮術及びレーザー剥脱法を用いた場合には、皮膚は、数週間から数ヶ月間、赤ないしピンク色が残り、そして、剥ぎ取り法の場合には、剥ぎ取りのタイプに応じて、皮膚は、1週間から数ヶ月間、赤色を呈するであろう。
【0009】
表面を剥脱するための攻撃性の少ない方法が開発されており、それらの方法は、果実や他の食物中に見出されるアルファヒドロキシ酸を用いる、表面の化学的な剥ぎ取りや、非常に微細な粒状物で皮膚を吹き飛ばす機械からなる微小削皮術を含む。これらの攻撃性の少ない方法も皮膚の発赤をもたらし、多くの方法を必要とする。
【0010】
(発明の概要)
ユーザーの皮膚部分にテープを自分で適用するためのテープローラーがユーザーに提供される。これは、皮膚のエレメントの除去を容易にすると共に、他の皮膚用物質、あるいは、ユーザーの皮膚の健康または外観を簡単に改善するための物質の自己適用を容易にする。皮膚上部における退廃物の効果的で簡単な除去が期待される総合スキンケア(integrated skin care)のシステム及び方法が提供される。
【0011】
別の実施態様では、微小削皮術よりも少ない発赤及び浮腫をもたらす、皮膚上部における退廃物の効果的で簡単な除去が期待され、そして、すべての処置が職業的なスキンケア・スペシャリストによって行われるのではなく、適切な指示を伴って、治療を要する本人が処置を施すことができる総合スキンケアのシステム及び方法が提供される。本発明のシステムは、内部運動発生器と取り外し可能な処置用コンポーネントとを含むハンドヘルド装置を含んでいて、その処置用コンポーネントは、本装置の内部運動発生器と接続すべく設計された第一の部分と、ある形態に形作られていて第一及び第二の表面を有する第二の部分とを有しており、更に、この第二の部分は、上述の第一の表面が皮膚面に適合するような形態に為されており、また、上述の第一の表面は、その表面に形成されているか、もしくは、その表面に取り付けられている剥脱材を含んでおり、この剥脱材は、皮膚面上で動かされるときにその皮膚面を清浄化、剥脱、または研磨する能力に対して選択される。
【0012】
(詳細な説明)
図1は、テープ様製品14を皮膚に自己適用するためのハンドヘルド装置10の透視図である。システム10とも呼ばれる装置10は、一つの実施態様では、人間工学的に構成されたハンドヘルド・デバイス21を含んでいる。ハンドヘルド・デバイス21は、この正確な形態に限定するものではないが、破線で描かれている如き代表的な様々な随意的な形及び形態を有する本体部分を含んでいる。最も重要なことであるが、この本体部分の形は、他の身体部分の場合と同様、顔の領域で、または顔の領域付近でこのデバイスを自己適用すべく使用したときに、ユーザーの手の快適な把持形態に適合しなければならない。この理由から、延長部25は、本体部分に属する一体的な部分として形成されてもよいし、あるいは、頸部29または他の位置等において、本体部分の様々な位置で分離可能に取り付け及び/又は挿入されてよいことが認識される。延長部25が本体部分とは別の部品を形成している場合には、種々の適当な取り付け及びロック手段が想定される。一体型であるか分離型であるかに関わらず、延長部25の遠位側端部33にはテープ分与(dispensing)ホルダーが配置されている。この機構は、ロール状テープユニット35を保持及び分与するのに適した何らかの様々な保持手段を含んでいる。延長部25は、恐らくは、ニチノール型の材料または適当な形状再形成(reshaping)特性を有する材料に類似した材料等、最新のテクノロジーを利用した材料を用いることにより、各ユーザーが再構成するのに適した記憶機能を有する材料で作成することもできるし、あるいは、単に、すべてのユーザーに対して最適な単一設計に適した曲線または他の形を有するように製造することもできる。
【0013】
図1及び2に示されているように、ロール状テープユニット35は、ここではテープと呼ぶ、少なくとも一つの粘着性材料の外層を形成する円筒状の材料のロールを含んでいる。このロール状テープユニット35の外側粘着性材料は、皮膚の表面から退廃物及び他の望ましくない物質を除去するため、ユーザーの皮膚の表面に沿って、好ましくは顔面の皮膚の表面に沿って分与できるように設計されている。実際には、様々な利用プログラム及びテープの粘着性の程度に従って、皮膚自体の一部だけでなく、鱗屑と外部環境によりもたらされる汚染物質との両方を取り除くことができる。また、一つの実施態様では、例えば図2における層42で示されているように、多層のテープを有することも考えられる。この実施態様の場合、同じロール状テープユニット35を利用することもできるが、粘着テープ材料14の使用済みの外層を取り除き、以降の使用のために、もしくは、以降の使用時に、テープ材料42の未使用の粘着層を露出させることにより、寿命を延ばすこともできる。ロール状テープユニット35の層または体積部44は、単にテープの付加的な層を含んでいてもよいし、あるいは、様々な材料特性を有するスペーサーを提供してもよい。例えば、一つのタイプのスペーサーは、剛性を低減し、ユーザーとユーザーの皮膚に適用される本製品の触感の質を高めるため、弾力性のある材料を含んでいてよい。
【0014】
窪みまたは完全な溝のいずれかが、ロール状テープユニットがハンドヘルド・デバイスの遠位側端部に設けられた分与部分と共に機能できるようにする最も有効な手段を構成し得る。そのような窪みまたは溝が図2のエレメント47で表されている。
【0015】
図3は、一つもしくはそれ以上のロール状テープユニット35を保持及び分与すべく設計された分与パック54を開示している。一つの実施態様では、分与パック54は、分与産業においてはブリスタ・パックとして知られているパッケージに類似の開放及び閉鎖層を有する構造に為されていてよい。この実施態様の場合、ユーザーは、分与パック54の一方の側を単に押すだけで、そのパッケージから単一のロール状テープユニット35を解放することができる。この例の場合、(ロール状テープユニットをパッケージ内に保持している)カバー層は、ロール状テープユニットの粘着層への付着を防止するのに適した材料または材料コーティングを有していることが重要である。代替的に、保管、分与、及び、皮膚に対して実際に使用する前のハンドヘルド・デバイスへの組み込みを容易にするため、それぞれのロール状テープユニットに非粘着性のカバー層を適用してもよい。そのような実施態様では、その後、上述の非粘着性の層が取り除かれ、これにより、粘着テープ材料14が露出される。
【0016】
これまで、テープ式剥離技法の使用は、職業的に訓練を積んだ開業医及び美容師に限られていた。本発明の少なくとも一つの目的は、この技法の恩恵を得るためにオフィスを訪れる必要があること等に関わる不便さ、高コスト、及びプライバシーの欠落とは無縁な状態で、ユーザーの個人的な使用を促進することである。寧ろ、今や、図4に示されているように、図1−3に開示されている個人向けの分与テープローラーシステムを利用することにより、個人ユーザーは自己適用を通じてこの治療を受ける機会を得ることができる。しかし、ある方法論が推奨されていることを認識することは非常に重要であり、そして、そのような方法論は様々な選択肢を有している。個人ユーザーの好み及び形態学との関わり合いを有する殆どの医療用具、治療システム、または他のシステムの場合と同様、それぞれの個人ユーザーに適用される様々なアルゴリズムがある。図4は、この技法を用いるためのアルゴリズム的なアプローチの一例を示している。図4は本発明のテープ式剥離装置を使用するスキンケア処置のためのプログラムの一例を提供するが、患者は、その表面に剥脱材を有する取り外し可能な処置用コンポーネントを伴うハンドヘルド装置を使用して、本質的に同一のエレメントを有するあるプログラムに従うこともでき、これについても本明細書で説明される。
【0017】
ブロック100は、適切な最初のステップまたは方法を表しており、そこでは、ユーザーの皮膚の履歴、皮膚のタイプ、現在の皮膚の状態、及び本システムの使用目的に関する慎重な評価が要求される。ユーザーがそのような適切な評価を終えた後、次いで、ユーザーは、ブロック100の評価に従って適切なテープ・プログラムを選択する。例えば、一つのタイプのプログラム(ここでは「P1」と呼ぶ)は、以降で検討されているように、包括的な若返りプログラムからなっている。代替的に、第二のテープ・プログラム(ここでは「P2」と呼ぶ)は、テープに埋め込まれ、皮膚に適用したときに放出されるような形態に為された抗菌物質またはコルチゾン物質等の特定の薬剤を有するテープ様材料14の使用を含む。特定のユーザーにとって適切であり得る更に別のテープ・プログラム(ここでは「P3」と呼ぶ)は、最初のテープの適用及び取り外し後、その皮膚への1種類もしくはそれ以上のエレメントの適用を含む。そのようなエレメントについても、以降で検討される。
【0018】
皮膚の評価、及び、ユーザーの目標に従った適切なテープ・プログラムの選択後、ユーザーは、そのテープ様材料14を、一つの実施態様では図1に示されているハンドヘルド装置及びローラーシステムを用いて、皮膚の適切な領域に適用する。大いに変動性のある身体形態学に応じて、様々な興味対象部位への自己適用及びアクセスのし易さを促進することと密接に関わり合う代替的な分与手段を提供し得ることが認識される。しかし、一般的な観念において、本発明は、広範囲にわたり、人間の顔面の皮膚領域部分へのテープ適用とそこからの取り外しを容易にすべく設計されている。従って、様々な理由で手の具合が良くなかったり、こわばっていたりし得るユーザーの一日のうちの特に早い時間または遅い時間においても、快適な仕方での把持を容易にすべく、一つの好適な人間工学的設計が、図1に示されているような様々な選択肢の下で見出され得る。
【0019】
テープを皮膚へ適用した後、図4に示されている経路R1の下で、再度、皮膚の評価を行うことが推奨される。しかし、特に経験を積んだユーザーは、本手順におけるこの時点での皮膚の評価を回避し得ることが理解される。この場合、ユーザーは、経路R2に従って、幾つかのプログラム選択肢P1、P2、またはP3のうちの一つにすすむ。
【0020】
もしユーザーがテープ・プログラムP1を選択した場合、このプログラムは、クレンザー120、続いて剥離剤またはトナー125、続いて随意的なモイスチャライザー130の使用、その後の活性化剤135の適用を含み得る。活性化剤の例は、活性ローション、または、ビタミンや他の若返りエレメントを含むもの等の物質を含み得る。代替的に、もしユーザーがテープ・プログラムP2を選んだ場合、そのユーザーは、標準的なテープ様材料14、もしくは、包埋されているか、または別な仕方でテープに配置されている付加的な薬剤を有するテープ様材料14のいずれかを利用することを選択したことになる。この後者の形態は、そのような薬剤の適用を容易にし、その一方で、同じテープの適用中に、上で検討されている如き退廃物または他の組織の除去も行う。プログラム2のステップ140でどのようなサブ−オプションを選択するかに関わらず、テープを適用し、そのテープを皮膚から剥がした後には、他のいかなるサブステップをも進行させる必要がない。
【0021】
しかし、もしユーザーが、ブロック145で示されている如き適切なテープ・プログラムP3を選択した場合には、そのユーザーは、ここではエレメントXと呼ぶ様々なタイプのエレメントのうちの一つの適用を伴うテープの適用及び除去ステップのフォロー・アップを望み得る。エレメントXとして使用するのに、例えば、局所麻酔薬、薬剤、調色剤、モイスチャライザー、活性化剤、あるいは更に単純にクレンザー、もしくは水のはねかけさえもが適切であり得る。また、この開示の文脈内で、エレメントXは、皮膚に対するそのテープの第二の適用及び/又は連続的な適用も含み得ることが認識される。
【0022】
従って、システム10は、そのテープに様々な付着特性または粘着特性を有するテープ手段を分与するのに有用であることが認識される。このテープは、皮膚を若返らせ、且つ、刺激するために、皮膚の表面から過剰な皮膚細胞や他の物質を取り除くべく設計されている。本発明の範囲内において、使い捨て式の単回使用型適用も可能であり、このタイプの適用は、ユーザーが毎日遭遇する環境的チャレンジの増大や大気中における粒状物質の増加の観点において非常に適切である。この自己適用型の製品は、レーザー剥離法、化学的剥離法、または微小削皮術よりもずっと低コストで、ダメージを受けた皮膚を滑らかにし、リフレッシュさせ、そして再生するためにユーザーが家庭で使用するのに特に有用である。実際、本出願において示されているこのテクノロジーを用いる実施態様の利点は、診療所や美容室環境において職業的な医療提供者や美容師により行われる特定のテープ式剥離をも上回ることは明らかである。それにも関わらず、テープ式剥離システムの有効な使用法に関してユーザー自身に教示及び指導するためのシステムは何ら存在しない。本発明は、各個人ユーザーに適した仕方で人間の皮膚を若返らせるための簡単で効果的な手段を提供することにおけるあらゆる先行技術の失敗を克服している。
【0023】
ハンドヘルド装置10の更なる実施態様は、テープ様製品14を有する、図5に示されているテープディスペンサー163等の、非円形のテープ分与形状を為すように構成されていてよい。また、ここで開示されている本発明の装置は、皮膚とテープとの必要なインターフェースが達成されさえすれば、回転式のテープ適用運動、または循環式のテープ適用運動、あるいは往復式のテープ適用運動として機能してもよい。
【0024】
図6及び7は、ハンドヘルド装置200を含む本発明の一つの実施態様を示している。ハンドヘルド装置200は、人間工学的な把持ハンドル204を提供すべく設計されており、この把持ハンドルは、一般的には機械的または電動歯ブラシ機構で見られるものと類似した通常のタイプの内部運動発生器を有しているが、この内部運動発生器は、(図11で215として示されている)接続エレメントを通じて本装置の遠位側表面に接続されているアプリケーター・チップまたは処置用コンポーネント213に運動を惹起または付与する能力を備えている。処置用コンポーネント213は、望ましい場合、取り外し及び再構成が可能なように構成することができる。
【0025】
一つの実施態様では、処置用コンポーネント213は、ハンドルの内部運動発生器の運動発生サブシステムと接続すべく設計された第一の部分214と、ある形作られた形態を為し、第一の表面と第二の表面を有する第二の部分216とを有しており、ここで、第二の部分は、上述の第一の表面が皮膚面に適合するように構成されており、そして、上述の第一の表面は、その表面に形成された、もしくは、その表面に取り付けられた剥脱材を含んでいる。この第一の表面217は、そこに形成されているか、もしくは、そこに取り付けられている剥脱材を含んでおり、そして、その剥脱材は、処置用コンポーネントが皮膚の表面上を動くときに、その皮膚面の清浄化、剥脱、または研磨を果たすべく選択される。
【0026】
剥脱材は、砂、酸化アルミニウムシリカ等の研磨用エレメントか、金、銀、白金の如き金属材料等のあるパターンがそこにエッチングされているか刻印されている金属材料か、あるいは、ガラス、サファイア、アレキサンドライト等の結晶粒子であってよい。その材料は、処置用コンポーネント表面の一部としてエッチング、刻印、または他の仕方で形成されてよく、あるいは、その上にある剥脱材がエッチング、刻印、または付着している薄い金属、織物、プラスチック、ゴム製のフィルムであってよく、また何らかの既知の接着剤を用いて処置用コンポーネントの表面に接着された薄い金属、織物、プラスチック、ゴム製のフィルムであってよい。
【0027】
操作に際して、ユーザーは、適切な剥脱特性を有する処置用コンポーネント213をハンドヘルド・デバイスの遠位端に取り付けた状態で、装置200を保持し、皮膚面に押しつける。ユーザーは、例えば作動機構221等の種々の作動手段を用いて、処置用コンポーネント213の運動を作動させる。作動後、コンポーネント213は、ユーザーの皮膚上にある剥脱材を用いて適切な剥脱が果たせるような往復運動、循環運動、または他の仕方での運動を開始する。
【0028】
図6に示されているように、この装置の一つの実施態様は、ハンドヘルド・デバイス内に担持されているコネクターと接続されるべく為されているパワー・エレメントを含む充電スタンドを含み、この充電スタンドは、ハンドヘルド・デバイスがスタンドに置かれたときに、そのデバイスの把持部分の内部にある再充電可能な電池を再充電する。更に別の実施態様は、例えば、このハンドヘルド・デバイスとの関係において本明細書でこれまでに説明されているような内部機構を有しているのではなく、コードまたは無線によりハンドヘルド・デバイス及びそのハンドヘルド・デバイス内に配置された駆動手段へ選択的に適用され得る遠隔的に構成されたモーターまたは運動発生器との配線接続等の遠隔接続を有しており、これにより、運動発生機構が内部的に配置されている場合に起こり得る取り扱いにくいサイズとは無縁に、処置用コンポーネント213の運動に対するパワーを付与することができる。
【0029】
図10には、複数のソケット(receptacles)310からなる充電スタンド300の一つの実施態様が示されており、それぞれのソケットは、ハンドヘルド・デバイスに担持されているコネクターと接続されるべく為されたパワーエレメントを有しており、ハンドヘルド・デバイスがソケットに置かれたときに、そのデバイスの再充電可能な電池を再充電するようになっている。
【0030】
充電スタンドは、専門家または自己適用による皮膚の処置で使用される多数のハンドヘルド・デバイスが利用できるように為すことができる。充電スタンドは、図1に示されているテープ式剥離用ハンドヘルド装置のためのソケットと、それとは別の、図7に示されている取り外し可能な処置用コンポーネントを伴うハンドヘルド装置のためのソケットとを含んでいてよい。図4に示されているスキンケアプログラムは、一方の装置または両方の装置で使用できるように為されていてよい。更に、総合的なスキンケアプログラムにおいて使用できるように為されたものになるかも知れないが、そのような他の治療様式を備えたハンドヘルド・デバイスを、同じ再充電ベースと共に含めることもできる。そのような装置は、顔面を刺激すべく為された経皮的電気神経刺激器や、皮膚を刺激すべく為された約20−30Kヘルツの超音波装置、皮膚の表面再形成用のレーザー及び(又は)生体刺激用の非干渉性光装置を含み得る。
【0031】
本発明の更に別の実施態様では、本システムは、処置用コンポーネントをハンドヘルド・デバイスの遠位側端面に配置された接続エレメントにロックするためのロック機構を含んでいる。このロック機構は、望ましくは、適切な処置用コンポーネントが適所にロックされない限り、そのデバイスを操作することができないような仕方で、ハンドヘルド・デバイス内に配置された駆動手段及び/又は運動発生器に接続される。このロック機構は、あらゆる既知のロック機構であってよい。図11における三つの図で示されている一つの実施態様では、ロック機構220は、接続エレメント215または内部運動発生器の運動発生サブシステムと接続されるべく設計された処置用コンポーネントの部分のいずれかに定められた開口218と、接続エレメントまたは処置用コンポーネントの適合する部片に設けられた突起部219とを含み得る。上述の運動発生サブシステムは、望ましくは、ハンドヘルド・デバイスの遠位側端部に配置された駆動手段の一部である。処置用コンポーネント213がハンドヘルド・デバイスに取り付けられると、図11の第3図に示されているように、突起部219は開口218に通じて填り、これにより、ユーザーが処置用コンポーネントを引っ張ったときに、それらの部片が分離するのが防止される。それらの二つの部片が分離するのを防止するため、いずれかの部片に配置されているスライド可能なエレメント223を、図11の第2図に示されているように、その接続部分をカバーする位置へ滑らせ、それらの部片が分離するのを防止することができる。このスライド可能なエレメントは、それが適所にあるときにのみハンドヘルド・デバイスを作動させ得るように、起動可能な運動発生器並びにコントロールエレメントを通じて運動発生器に電子工学的に接続することができる。
【0032】
本発明の別の実施態様では、本システムは、外部的なパワーソースと、起動可能な運動発生器並びにコントロールエレメントを含む、ハンドヘルド・デバイスのためのスタンドを含んでいる。このコントロールエレメントは、フィードバック手段を含んでいてよく、そのフィードバック手段は、皮膚に押しつけられたときに処置用コンポーネントの表面に加わる圧力を電気的な接続を通じてモニタリングするために使用することができる。図12は、皮膚の表面に押しつけられたときに処置用コンポーネントの表面に加わる圧力をモニタリングするために使用され得る圧力感知回路の三つの図を示している。圧力エレメント255は、処置用コンポーネントが皮膚に押しつけられているときにこのコンポーネントに充分な圧力が加わった場合に、処置用表面を伴う処置用コンポーネントが曲げ戻り、図12の第3図に示されている如く圧力エレメントと接触するように、図12の第2図で示されている如く予め定められた距離だけ処置用コンポーネント213の凹状表面260上に間隔をあけて位置するように、処置用コンポーネント213の第一の部分214の遠位側部分250において、処置用コンポーネントの第一の部分から突き出ているであろう。図12の第1図は、その凹状表面上に圧力エレメント255を伴う処置用コンポーネントの平面図である。この圧力エレメントには、処置用コンポーネントと圧力エレメントが接触したときにアラームが鳴るか、あるいは、本装置のスイッチが切れるような電気回路(図示せず)が接続されていてよい。
【0033】
本発明の更に別の実施態様では、起動可能な運動発生器並びにコントロールエレメントは、タイマー(図示せず)に接続されていてよく、そのタイマーは、処置用コンポーネントが作動されている時間の量を計測し、予め定められた時間間隔になると、その予め定められた時間間隔が経過したことをユーザーに知らせるための信号を発生するものである。その信号は音響信号や光信号であってよく、あるいは、適当な時間で本装置の運転が停止するようになっていてもよい。
【0034】
更に別の実施態様では、表示器がハンドヘルド・デバイスの本体内に配置されている(図示せず)か、あるいは、図13に示されているように、本装置用のスタンド265に組み込まれている。表示器270は、LCD、または一連の光、あるいは着色光等、どんなタイプのものであってもよい。この表示器は、タイマーに接続されていて、本装置が運転されている時間を単に表示してもよいし、あるいは、図13に示されているように、ある仕方で描かれている身体の部分を伴う人体の形を為していてもよい。予め定められた特定の時間間隔が経過すると、その時間間隔中に身体のその部分が処置されたことをユーザーに信号で知らせるため、身体の一部が点灯してもよいし、色が変わってもよく、あるいは、身体全体が点灯されているときには、一部が黒くなってもよい。また、この表示器は、処置されている身体の領域をセンサーにより感知してどの部分で処置が行われたかを示すべく表示器の適切な部分を照明するような仕方で、センサーを通じて処置用コンポーネントに取り付けられていてよい。代替的に、この表示器を、これまでに説明されている処置用のプログラムと関連付けて使用することもでき、また、その処置プロセスを通じてユーザーを誘導する一助として使用することもできる。
【0035】
本発明の一つの実施態様では、皮膚の処置プログラムは、図7に示されているもの等の装置を用いて設計され、ここで、その処置プロトコルは、以下の内容を含む。すなわち、処置すべき皮膚面を清浄化し、トナーを適用した後、一つの表面に適用される剥脱材を有する処置用コンポーネントを伴う本発明のハンドヘルド装置を使用する。この処置用コンポーネントの運動が起動され、1分間から10分間、または、その皮膚面が滑らかさを呈するまで、もしくは、その表面から充分な皮膚層が剥脱または除去されるまで、その皮膚面が処置される。皮膚の同じ領域を週に1回、6週間、処置し、クライアントは、次の処置が行われるまでの間、その処置を使用するに際して示唆された詳細なスキンケアプログラムに従う。6回目の処置後、クライアントは、家庭でのスキンケアプログラムに従い続け、そして更なる処置のために戻る。
【0036】
前腕背面側に日光による損傷を被った皮膚を有する2人の被検者に対する組織学的な研究において、図9に示されている如き適合性の表面に適度の剥脱材を有するような処置用コンポーネントを伴って、図7に示されている本発明のハンドヘルド装置を使用した。被検者は、それぞれ、14日間毎日、自分で治療した。処置用コンポーネントを皮膚面に押しつけて、運動を作動させ、処置用コンポーネントを皮膚面上で前後に水平に動かした。治療は、皮膚上で処置用コンポーネントを2回から8回通過させることからなった。各通過は、1回の前後運動である。
【0037】
治療が完了した後、治療された皮膚の生検試料を採取し、コラーゲン生成に関してその皮膚で何らかの変化が起こっているかどうかを見るため、光学顕微鏡、電子顕微鏡、及び免疫組織化学を用いて調べた。その存在がタンパク質I型コラーゲンの翻訳に相関するI型コラーゲンmRNAを検出するため、インサイツハイブリダイゼーション試験を行った。それらの試験は、治療された皮膚が、表皮の厚化、表在性真皮におけるI型及びIII型コラーゲン形成の増大、及び、表在性表皮の繊維芽細胞におけるI型コラーゲンmRNAの増大を伴った状態で、日光による損傷が正常化されていることを示した。
【0038】
その治療で使用される表面に剥脱材を有する治療用コンポーネントを伴う本発明のハンドヘルド装置を用いる治療と、微小削皮術を用いる治療との比較試験において、本発明の装置は、発赤及び浮腫が少なく、クライアントが不快に感じる度合いも低いという結果をもたらした。この試験は、免許を有する専門家が実施した。各被検者は、週に1回の間隔で6回の治療が与えられた。顔の一方の側では、適度な剥脱材を伴う処置用コンポーネントを軽い圧力を加えて領域当たり4回通過させる仕方で使用し、顔の他方の側では、20psiに設定されたパリジャン(Parisian)剥離微小削皮器を2回から4回通過させる仕方で用いて治療した。この試験において、微小削皮術で治療されたクライアントのうちの90パーセントが、治療領域における発赤を報告し、彼らのうち25パーセントが浮腫を報告した。一方、本発明の装置及び方法を用いて治療されたクライアントは、誰も、何ら発赤または浮腫を報告しなかった。
【0039】
本発明のシステムはクリームと組み合わせて使用し得るが、その剥脱材は、クリーム中に存在するのではなく、処置用コンポーネントの一部またはテープ状ストリップの一部である。これは、処置中に得られる剥脱の量に関して、より良好な制御をユーザーに提供する。その上、本発明のシステムは、乱雑さが少なく、剥脱材がクライアントの目に入ってしまうことに関する懸念も少ない。本発明のシステムが処置用コンポーネントと共に使用される場合、その処置用コンポーネントの運動は、皮膚の表面が剥脱されるように調節できるだけでなく、表皮の厚化、及び、真皮内におけるコラーゲン等の真皮基礎物質の生成の刺激等、皮膚の深部の層における変質が観測されるような仕方で皮膚の上面層、即ち、角質層が刺激または改変されるように調節することもできる。これらの皮膚の層における変化は、本発明のシステムによる処置後におけるクライアントの皮膚の組織サンプルで行われた組織学的研究において観測された。また、本発明者らにより、以上で説明されているシステム、装置のコンポーネント、及び方法は、毛の除去、薬剤の送給、及び診断やそれと関連する目的での血清の抽出にも有用であることが認められている。従って、本発明の開示は、本発明のこれらの態様に対する特許請求も意図されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】テープを皮膚へ自己適用するためのハンドヘルド装置の透視図である。
【図2】図1の線2−2に沿って取ったテープロールの断面図である。
【図3】テープロールの典型的なディスペンサーの平面図である。
【図4】本発明のテープ剥ぎ取り概念を用いてスキンケアを施すための好適なシステム及び方法論を描いたブロック図である。
【図5】テープディスペンサーの底部平面図である。
【図6】充電ユニットを伴う、本発明の一実施態様の透視図である。
【図7】本発明の一実施態様の透視図である。
【図8】3種類のサイズの、本発明の取り外し可能な処置用コンポーネントの平面図である。
【図9】3種類の程度の異なる、本発明の処置用コンポーネントの表面に適用された剥脱材の剥脱構造を示している。
【図10】処置用コンポーネントのための容器とハンドヘルド装置のためのソケットを示す、本発明のスタンドの図である。
【図11】本発明のロック機構の側面図及び平面図である。
【図12】本発明の処置用コンポーネントの圧力感知回路スイッチの側面図及び平面図である。
【図13】表示器を示す、本発明のスタンドの一実施態様の透視図である。
Claims (24)
- ユーザーの皮膚の表面からの組織の除去を容易化するための皮膚剥脱システムであって、当該システムは、
人間工学的に形作られたハンドヘルド・デバイスであって、それの遠位側先端にある取り外し可能な処置用コンポーネントに所望の運動を付与するための内部運動発生器と、該処置用コンポーネントを上記遠位側先端と接続するための接続エレメントを含む遠位側先端表面と、手で作動可能な運動発生器並びにコントロールエレメントとを有する、ハンドヘルド・デバイスを含んでおり、そして
該処置用コンポーネントは、該接続エレメントを通じて該内部運動発生器の運動発生サブシステムと接続されるべく設計された第一の部分と、ある形作られた形態を為し、第一の表面と第二の表面を有する第二の部分とを有しており、ここで、該第二の部分は、前記第一の表面が皮膚面と適合するように構成されており、また、前記第一の表面は、その表面に形成された、もしくは、その表面に取り付けられた剥脱材を含んでおり、そして、皮膚に適用されて皮膚上で動かされたときに、組織の除去を容易化すべく、該皮膚の清浄化、剥脱、または研磨を果たす、ことを特徴とする皮膚剥脱システム。 - 該処置用コンポーネントは、複数の処置用コンポーネントから選ぶことができ、そして、各処置用コンポーネントは、該ハンドヘルド・デバイスの上記運動発生サブシステムと接続されるべく設計された第一の部分と、予め定められた表面積を有するある形作られた形態を為す第二の部分とを有しており、ここで、各処置用コンポーネントの該予め定められた表面積が、上記複数の処置用コンポーネントにおけるあらゆる他の処置用コンポーネントと異なっていることを特徴とする、請求項1記載のシステム。
- 前記ハンドヘルド・デバイスが、更に、該処置用コンポーネントを該運動発生サブシステムに接続したときに、該処置用コンポーネントが水平方向において前後に振動することを可能にするか、もしくは、循環運動において動くことを可能にするスイッチを含んでいることを特徴とする、請求項1記載のシステム。
- 当該システムが、更に、前記ハンドヘルド・デバイスの該接続エレメントに該処置用コンポーネントをロックするためのロック機構を含んでおり、ここで、該ロック機構は、上記作動可能な運動発生器並びにコントロールエレメントへ接続されたスイッチを含んでいて、これにより、該処置用コンポーネントが上記遠位側先端に適切に確保されているときには、ユーザーが該運動発生器並びにコントロールエレメントを作動させることができるが、該処置用コンポーネントが接続されておらず、適所にロックされていないときには、前記ハンドヘルド・デバイスを作動させることができないように為されていることを特徴とする、請求項1記載のシステム。
- 上記ロック機構が、該接続エレメントまたは該処置用コンポーネントの第一の部分のうちのいずれか一方に定められた開口と、いずれか他方に形成された突起部とを含んでいて、該処置用コンポーネントが前記ハンドヘルド・デバイスに接続されたときに、該突起部が該開口に通じて填って該遠位側先端を該処置用コンポーネントにロックするように為されており、そして、該ロック機構は、更に、該処置用コンポーネントまたは該接続エレメントに配置されたスライド可能な締め具メンバーを含んでいて、この締め具メンバーは、該処置用コンポーネントが該ハンドヘルド・デバイスに接続されたときに、上記インターロックされた開口−突起部接続上へスライドされ、これにより、該処置用コンポーネントの離脱が防止されるように為されていることを特徴とする、請求項4記載のシステム。
- 更に、当該システムが、使用中に、ユーザーが予め定められた圧力よりも大きな圧力で前記処置用コンポーネントを皮膚に押し当てたときに、回路が起動されて信号を発生するような仕方で該処置用コンポーネントと組み合わされた圧力感知回路を含んでいることを特徴とする、請求項1記載のシステム。
- 前記圧力感知回路により発生される前記信号が、前記作動可能な運動発生器並びにコントロールエレメントのスイッチを切り、前記処置用コンポーネントの運動を停止させることを特徴とする、請求項6記載のシステム。
- 前記作動可能な運動発生器並びにコントロールエレメントが、該ハンドヘルド・デバイス及び該処置用コンポーネントを不使用時に保管し得るスタンドに配置されていることを特徴とする、請求項1記載のシステム。
- 前記作動可能な運動発生器並びにコントロールエレメントが、該処置用コンポーネントの使用中に、該処置用コンポーネントへ信号を送ることができ、且つ、該処置用コンポーネントから信号を受け取ることができるフィードバックシステムを含んでおり、それらの信号が該処置用コンポーネントの動作の速度及び方向を制御することを特徴とする、請求項8記載のシステム。
- 前記作動可能な運動発生器並びにコントロールエレメントが、更にタイマーを含んでいて、このタイマーは、該処置用コンポーネントが運動している時間の経過を追い、該処置用コンポーネントが予め定められた時間にわたって動いているときにはユーザーに信号を発し、これにより、ユーザーが、次の正確に測られた時間間隔での処置で皮膚の別な領域へ該処置用コンポーネントを移動させるべく選択できることを特徴とする、請求項1記載のシステム。
- 前記作動可能な運動発生器並びにコントロールエレメントが、前記ハンドヘルド・デバイス上か、または、そこに該作動可能な運動発生器並びにコントロールエレメントが置かれるスタンド上のいずれかに配置された表示器に接続されており、この表示器は、該タイマーが、該処置用コンポーネントが予め定められた時間にわたって動いていることをユーザーに信号で知らせるときに、該表示器の一部が照明されるように為されており、これにより、ユーザーが、どれだけ時間間隔が経過したかにを追跡できるように為されていることを特徴とする、請求項11記載のシステム。
- 前記表示器が人体の形を為していて、上記タイマーの各信号で該表示器の異なる部分が照明され、これにより、ユーザーが、予め定められた時間間隔で身体の適切な部分へ該処置用コンポーネントを適用できるように為されていることを特徴とする、請求項11記載の方法。
- ユーザーの皮膚の表面からの組織の除去を容易化するための皮膚剥脱システムであって、当該システムが、
人間工学的に形作られたハンドヘルド・デバイスであって、それの遠位側先端で挿入可能な処置用コンポーネントに所望の運動を付与するための内部運動発生器と、該処置用コンポーネントを該ハンドヘルド・デバイスに取り外し可能に接続するための接続エレメントを含む遠位側先端表面と、該内部運動発生器に接続された作動可能な運動発生器並びにコントロールエレメントとを含むハンドヘルド・デバイスを含んでおり、該処置用コンポーネントが、前記遠位側先端表面の該接続エレメントを通じて運動発生サブシステムに挿入されるべく設計された第一の部分と、ある形作られた形態を為し、第一の表面と第二の表面を有する第二の部分とを有し、ここで、該第二の部分は、前記第一の表面が皮膚面と適合するように構成されており、また、前記第一の表面は、その表面に形成された、もしくは、その表面に取り付けられた剥脱材を含んでおり、そして、該剥脱材が、該処置用コンポーネントの運動が起動され、そして、該処置用コンポーネントが皮膚の表面に押し当てられたときに、ユーザーの皮膚の清浄化、剥脱、または研磨を果たす能力で選択される、ことを特徴とする皮膚剥脱システム。 - ユーザーの皮膚の表面からの組織の除去を容易化するための皮膚剥脱システムであって、当該システムが、
人間工学的に形作られたハンドヘルド・デバイスであって、それの遠位側先端で取り外し可能な処置用コンポーネントに所望の運動を付与するための内部運動発生器と、該処置用コンポーネント部分を上記遠位側先端に接続するための接続エレメントを有する遠位側先端表面と、手で作動可能な手持ち式の運動発生器並びにコントロールエレメントとを含むハンドヘルド・デバイスを含んでおり、該処置用コンポーネントが、該接続エレメントを通じて該内部運動発生器の運動発生器サブシステムと接続されるべく設計された第一の部分と、ある形作られた形態を為し、第一の表面と第二の表面を有する第二の部分とを有しており、ここで、該第二の部分は、前記第一の表面が皮膚面と適合するように構成されており、また、前記第一の表面は、その表面に形成されているか、もしくは、その表面に取り付けられている剥脱材を含んでおり、そして、該剥脱材が、該処置用コンポーネントが起動されたときに、組織の除去を容易化すべくユーザーの皮膚の剥脱または研磨を果たす能力で選択され、そしてここで、該作動可能な運動発生器並びにコントロールエレメントが、該ハンドヘルド・デバイス内に配置された再充電可能な電池によりパワー供給される、ことを特徴とする皮膚剥脱システム。 - 当該システムが、更に、該再充電可能な電池を充電するための発電機を含む充電スタンドを含んでいることを特徴とする、請求項14記載のシステム。
- 前記充電スタンドが、複数のハンドヘルド・デバイスの該再充電可能な電池を充電するためのソケットを含んでいることを特徴とする、請求項15記載のシステム。
- ユーザーの皮膚の表面からの組織の除去を容易化するための皮膚剥脱システムであって、当該システムが、
人間工学的に形作られたハンドヘルド・デバイスであって、それの遠位側先端で遠位側処置用コンポーネントに所望の運動を付与するための内部運動発生器と、該処置用コンポーネントを上記遠位側先端と接続するための接続エレメントを有する遠位側先端表面と、作動可能な運動発生器並びにコントロールエレメントとを含むハンドヘルド・デバイスを含んでおり、該処置用コンポーネントは、該接続エレメントを通じて該内部運動発生器の運動発生サブシステムと接続されるべく設計された第一の部分と、ある形作られた形態を為し、第一の表面と第二の表面を有する第二の部分とを有しており、ここで、該第二の部分は、前記第一の表面が皮膚面と適合するように構成されており、また、前記第一の表面は、その表面に形成されているか、もしくは、その表面に取り付けられている剥脱材を含んでおり、そして、該剥脱材が、ユーザーの皮膚の剥脱または研磨を果たす能力で選択され、そしてここで、該作動可能な運動発生器並びにコントロールエレメントが、コードを通じて該ハンドヘルド・デバイスに接続される外部電源によりパワー供給される、ことを特徴とする皮膚剥脱システム。 - 皮膚を若返らせるための方法であって、当該方法が、
若返らせるべき皮膚を評価するステップと、
ハンドヘルド・デバイスに選択的に取り付け可能な様々な処置用パドルのうちの一つである、選ばれた処置用パドルに対する適切なプログラムを選定するステップとを含み、ここで、該ハンドヘルド・デバイスが、予め定められた時間の間、該選定されたプログラムに従って、該選ばれた処置用パドルに望ましい運動を付与するための内部運動発生器を有していることを特徴とする、皮膚を若返らせる方法。 - 皮膚を若返らせるための方法であって、当該方法が、
(a)若返らせるべき皮膚を評価するステップと、
(b)処置用コンポーネントの剥脱材を皮膚の表面に押しつけるステップであって、ここで、該処置用コンポーネントは、人間工学的に形作られたハンドヘルド・デバイスの内部運動発生器の内部運動発生サブシステムに取り外し可能に接続されるべく設計された第一の部分と、ある形作られた形態を為し、第一の表面と第二の表面を有する第二の部分とを有しており、ここで、該第二の部分は、前記第一の表面が皮膚面と適合するように構成されており、また、前記第一の表面は、その表面に形成されているか、もしくは、その表面に取り付けられている剥脱材を含んでいるステップと、
(c)該剥脱材が水平方向において前後に該皮膚面をよぎって運動するように、手で作動可能な運動発生並びにコントロールエレメントを起動させることにより、該処置用コンポーネントの運動を作動させるステップと、
(d)該処置用コンポーネントを予め定められた回数運動させながら、若返らせるべき皮膚上で該処置用コンポーネントを動かすステップと、
(e)処置されている皮膚で以下の変化:該皮膚の表皮の厚化、該皮膚の表在性真皮におけるコラーゲン形成の増大、あるいは、該皮膚の表在性表皮における繊維芽細胞中のコラーゲンmRNAの増大;のうちの少なくとも一つを観測することにより決定されるが如き若返りを該皮膚にもたらすのに充分な期間の間、毎日、ステップ(a)、(b)、(c)及び(d)を繰り返すステップと、
を含むこと特徴とする、皮膚を若返らせる方法。 - 内部運動発生器を有する装置と共に使用すべく為された処置用デバイスであって、該処置用デバイスは、前記内部運動発生器に接続することができ、また、該処置用デバイスは、前記装置の該内部運動発生器に取り外し可能に接続されるべく設計された第一の部分と、ある形作られた形態を為し、第一の表面と第二の表面を有する第二の部分とを有しており、ここで、該第二の部分は、前記第一の表面が皮膚面と適合するように構成されており、また、前記第一の表面は、その表面に形成されているか、もしくは、その表面に取り付けられている剥脱材を含んでおり、そして、該剥脱材が、該処置用デバイスの該第二の部分の前記第一の表面が皮膚に押し当てられ、該皮膚を横切って動かされるときに、該皮膚面の清浄化、剥脱、または研磨を果たす能力で選択されることを特徴とする、処置用デバイス。
- 前記剥脱材が当該処置用デバイスの該第二の部分の該第一の表面に形成されることを特徴とする、請求項20記載のデバイス。
- 前記第一の表面がステンレス鋼でできていて、上記剥脱材が該ステンレス鋼にエッチングされていることを特徴とする、請求項21記載のデバイス。
- 前記剥脱材が、当該処置用デバイスの該第二の部分の該第一の表面に接着されることを特徴とする、請求項20記載のデバイス。
- 前記剥脱材がステンレス鋼の薄いシートであって、そこに、あるパターンの剥脱性エレメントがエッチングされていることを特徴とする、請求項23記載のデバイス。
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