JP2004520629A - 音声データにセットアップ情報を供給する口述録音機 - Google Patents

音声データにセットアップ情報を供給する口述録音機 Download PDF

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Abstract

口述録音機(1)の機能の設定のために、前記口述録音機は別個のコンピュータユニット(12)に接続され、前記コンピュータユニットにおいて個々のセットアップ情報が規定され、次いで、前記セットアップ情報が前記口述録音機(1)中に設けられる関連するセットアップメモリ手段(25)を備える機能制御手段(24)に供給され、該セットアップメモリ手段(25)において記憶される。前記コンピュータユニット(12)への音声データ伝送は、該コンピュータユニット(12)により制御され、セットアップ情報が前記コンピュータユニット(12)から前記口述録音機(1)へ伝送され得る。更に、特定の音声パターン、語彙又は文書のタイプに関する個々のセットアップ情報が付加され得る。

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、口頭の文(verbal text)の録音(recording)及び再生のための口述録音機(dictating machine)に関し、更に、少なくとも1つのこのような口述録音機及び別個のコンピュータユニットを持つ口述録音(dictation)及び転記(transcription)システムに関し、最後に、このような口述録音機の機能の設定のための方法にも関する。前記口述録音機は、特にデジタル口述録音機であり、好ましくは手持ち式の機械(hand−held machine)であるが、ことによると、デスクトップ機械でもある。
【0002】
【従来の技術】
口述録音機、とりわけ手持ち式口述録音機は、通常、録音、再生、停止、早送り及び巻戻しという基本的な機能に加えて、ことによると、データファイルに印をつける、挿入箇所に印をつける、特に音声認識及び文書処理を備えるコンピュータユニットのメモリ記憶ユニットへ口述録音データを転送するなどの付加的な機能の供給がなされる設定機能(set function)を持つ。このような場合に、これらの機能はまた、口述録音機において手動で設定される。
【0003】
しかしながら、口述録音機において多数の特別な機能から選ぶための範囲が設けられんとする場合には、利用可能な空間が限られているために、口述録音機自体には少数のキー及びスイッチしか収容され得ないことから、口述録音機における手動設定設備(manual setting facilities)の数に対する限界にすぐに到達される。なお、口述録音機における多数のキー及びスイッチは、該口述録音機の通常の操作をより困難にさせるであろう。
【0004】
米国特許公報第US4817127A号は、他の機能をより良好に使用することが出来るように、時として同一の機能を備える録音/再生モジュールなどの個々のモジュールを組み合わせながら、個々のモジュールにおける余分な機能が抑えられるモジュラ設計の口述録音システムを開示している。しかしながら、同時に、録音機能又は再生機能などの各機能が、操作の点で常に同一となる。
【0005】
これらの既知の口述録音システムは、ことによると、音声認識システムを用いて、口頭の文に基づいて、書かれた文が作成されるポイントへ口述録音データファイルがネットワーク上を転送されるという利点を持つ。これらのシステムにおいて、個々の転記は、任意の優先度に基づいて又は口述録音データファイルが転送される順に生成され得る。これらのデジタル口述録音システムでは、口述録音カセットなどの形態での録音媒体のいかなる物理的移動も必要ない。しかしながら、実際の口述録音においては、上記のように操作が一般的に基本的な機能に重点を置かれており、故に、口頭の文を転記する場合に、他の情報、とりわけ文のタイプ入力及びプリントアウトの方法に関する作者の指示は、不十分な量しか考慮に入れられ得ない。このような指示もまた転記されるべき文と共に口述録音される場合に、このような指示を口述録音し、聞くのに時間が不必要に浪費されることは全く別として、このことは混乱を招く。自動音声認識システムが用いられる場合には、更に、当該作者により予め録音された記憶トレーニングサンプル(stored training samples)に基づいて音声認識システムにおいてより素早く口頭の文を分析することが出来るように、口頭の文の作者に関する情報を自動的に供給することもしばしば望ましいであろう。更に、最新の音声認識システムは、多くの場合に、工学技術、電子工学、医学などといった専門分野のための特定の語彙を持ち、故に、特定の専門分野に自動的にフラグを立てる(flag)ことも望ましいであろう。文の書式作成(formatting)に関する特定の自動情報も望ましいであろう。個別の設定が有利であろう口述録音機の他の機能は、口述録音データファイルのコンピュータユニットへの直接的な転送又は随意の転送であり、別の考えられる選択肢(option)は、特定の作者の識別を具備する口述録音データファイルしか転送しないもの、所謂EOL(レターの終わり(End Of Letter))データファイル、即ち完成した口述録音データファイルしか転送しないもの、又はまだ完成されてないものも含む全ての口述録音を転送するものである。上記のように、口述録音機における直接的な「セットアップ」のこのような構成(configuration)は、とりわけ口述録音機が手持ち式口述録音機になる場合に、現在の口述録音機によって与えられる可能性(possibility)の範囲をはるかに超える。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
それ故、本発明の目的は、これに対する改善方法(remedy)を作成し、ことによると、この目的のために当該口述録音機に複雑な時間を消耗する調整を加える必要のない口述録音システムの一部として組合せにおいて、口述録音機、とりわけデジタル口述録音機のための設定設備を供給することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本発明は、口頭の文の録音及び再生のための口述録音機であって、電気音響変換器と、録音及び再生回路と、録音、再生、停止、早送り及び巻戻しのための少なくとも1つの手動で操作可能な制御スイッチとを持ち、更に、電子機能制御手段と、接続の手段によって外部コンピュータユニットから供給され得る個々のセットアップ情報の記憶のための関連するセットアップメモリ手段とを持つ口述録音機を提案する。
【0008】
それに応じて、口述録音及び転記システムであって、当該口述録音及び転記システムが、電気音響変換器と、録音及び再生回路と、録音、再生、停止、早送り及び巻戻しのための少なくとも1つの手動で操作可能な制御スイッチとを持つ口頭の文の録音及び再生のための少なくとも1つの口述録音機、並びに別個のコンピュータユニットを用いて設計され、前記コンピュータユニットが前記口述録音機のための個々のセットアップ情報の構成を作成するためにセットアップされ、前記口述録音機には、電子機能制御手段と、接続の手段を介して前記コンピュータユニットから供給され得る個々のセットアップ情報の記憶のための関連するセットアップメモリ手段とが設けられる口述録音及び転記システムが提供される。
【0009】
他の特徴によれば、本発明は、口述録音機の機能の設定のための方法であって、前記口述録音機が別個のコンピュータユニットに接続され、前記コンピュータユニットにおいて個々のセットアップ情報が規定され、前記セットアップ情報が、次いで、前記口述録音機中にある関連するセットアップメモリ手段を備える電子機能制御手段に供給され、該セットアップメモリ手段において記憶される方法を提案している。
【0010】
本発明によるシステムにおいて、口述録音機の設定、「セットアップ」は、外部コンピュータユニットにおいて該口述録音機の外側で構成され、所望の前記設定はとりわけセットアップ情報の個々の項目(item)の形態で規定される。次いで、セットアップ情報のこれらの項目は、前記口述録音機、より特定的にはセットアップメモリ手段に供給され、これらのセットアップメモリ手段は、電子機能制御手段、一般的にはマイクロプロセッサ又はマイクロコントローラに割り当てられる。従って、前記口述録音機中の前記セットアップメモリ手段において、予め前記外部コンピュータユニットにおいてコンパイルされるように、前記セットアップ情報を記憶することは、前記電子機能制御手段との対話を介して、個々のユーザの要求に適合する口述録音機の設定をもたらし、多くの場合に、所与の設備に依存して、自動機能を設定することが可能である。他方で、このような外部コンピュータユニットを介する設定なしに、基本的な設定、即ち口述録音機の動作にとって通常の普通の機能が決定(fix)される基本モードにおいて前記口述録音機を設定することも可能である。このようにして、前記ユーザは、最初から従来のように操作される口述録音機を提供されることができ、前記ユーザが全く特別な機能を必要としない場合には、該ユーザは、慣れている方法で口述録音システムの一部として前記口述録音機を用いることも出来る。しかしながら、口頭の文の転記がなされんとする場合に、口述録音データファイルをテキストデータファイルに変換する場合の音声認識システムにおける比較音声サンプルの検索を目的とする自動的な作者のフラグ、又は予め選択される文書のタイプ(例えばリーガルチャンバ(legal chamber)用のメモ又は令状)に基づく特定の文の書式に関する指示の供給などの特定の機能が必要とされる場合には、このような情報が、口述録音又は音声データファイルに対する属性として自動的に供給され、転送され得る。これらの転記が作成されんとする前記コンピュータユニットは、好ましくは、デフォルト設定と関連する指示を自動的に変換するために対応する自動認識手段を装備される。しかしながら、必要な場合には、対応する指示もまたオペレータのための画面上に表示され得る。
【0011】
口述録音機中の音声データファイルに対応する属性を供給し、これらを記憶することが出来るように、機能制御手段は、記憶されるセットアップ情報に基づいて該口述録音機の録音及び再生回路を適切に作動させる。更に、前記記憶されるセットアップ情報に基づいて前記機能制御手段の設定機能を表示するのに役立つディスプレイが前記口述録音機上に設けられ得る。それによって、ユーザは、いつでも前記口述録音機の構成又は該構成の現在使用中の部分を視覚的に通知され得る。口述録音データファイルの転送における特別な指示に関しては、前記機能制御手段が、前記記憶されるセットアップ情報に基づいて、外部コンピュータユニットへのインタフェースを介する記憶される音声データファイルの引渡しを制御すべきことも提案されている。
【0012】
上記のように、口述録音機は、好ましくはデジタル口述録音機であり、その場合に、録音及び再生回路はデジタル音声処理装置を用いて設計される。その場合に、デジタルメモリ、即ち、所謂FLASHメモリ又は所謂SMカードなどの半導体メモリが、口頭の文を記憶するためにこのデジタル音声処理装置に割り当てられ得る。
【0013】
個々のセットアップ情報を規定する有利なプロシージャは、最初に、口述録音機のセットアップ情報を該口述録音機の現在の構成に関係なくダウンロード動作においてコンピュータユニットに転送し、次いで、例えば、前記コンピュータユニットの画面上のメニューによって制御される該コンピュータユニットにおいて修正又は追加をなすことにより、ユーザの要求に基づいてこれまで記憶されたこの情報の修正、及び必要な場合には補足をし、最後に、前記修正及び追加を記憶するものであり、次いで、この現在の情報はアップロード動作において前記口述録音機に転送される。転送は、ケーブルによって行われても良く、又は必要な場合には無線手段によって行なわれても良い。
【0014】
これは、必要とされる場合には、作者のフラグを規定することを可能にし、故に、音声認識システムが用いられる場合に、音声認識は、「トレーニング」中に前記作者によって先に記憶された関連する音声サンプルを故意に参照しながら行なわれ得る。専門分野のフラグもまた規定されることができ、これにより、例えば工学技術、法律又は医学の分野における適当な語彙がデジタル音声認識の過程において故意に利用可能にされ得る。その後の文書処理中にデフォルトの書式を検索するために、文書のタイプのフラグを個々のセットアップ情報として規定することも可能である。それによって、最初から、例えばメモ、令状、技術的説明又はレポートとして口述録音データファイルにフラグを立てることが可能であり、それに応じて、前記文書処理の過程において転記する場合に関連する書式が選択される。令状の場合に、次いで、例えばコンピュータシステム中に既に存在するファイルデータも更に挿入される場合には、好ましくは、また、特別な検索可能なセットアップ情報として、例えば、受取人(addressee)及び当事者(parties)もまた、当事者が多数の訴訟の議事録(multi−party litigation proceedings)において自動的に挿入され得る。
【0015】
図面に示されている実施の例及び添付図面を参照して本発明を更に説明するが、本発明は前記図面に制限されない。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は、デジタル手持ち式口述録音機1を示しており、前記口述録音機1のケーシング2は、前面に穴あき壁部3を持ち、前記壁部3の裏には、電気音響変換器、即ちマイク4及びスピーカ5(図2参照)が配設される。ケーシング2の前面には、当該技術において既知の従来のディスプレイ6も設けられ、前記ディスプレイ6においては、構成及びモード設定に依存して、様々な表示、とりわけ英数字及び図表の表示が示される。例えば、メモリ容量がどのくらい既に占められているのか若しくは依然として空いているのかを示すために、又は口述録音データをコンピュータユニットに転送する場合に口述録音データはどのくらい既に転送されているのか若しくは依然として転送されんとしているのかを示すために、棒グラフ表示(bar chart display)7もまたあり得る。
【0017】
様々な機能スイッチは、大体従来通りにケーシング2の縁部に人間工学的な配置で配設される。斯くして、口述録音機1を普通に把持する場合に親指によって操作される通常の4位置スイッチ(four−position switch)は、図1による表示においては口述録音機1の狭い右側側部に配置される。この4位置スイッチ8は、(欧州又は米国における通常の配置に基づいて)中指によって操作される口述録音機1の狭い他方の側部のスイッチ9と共に、従来の録音(REC)、再生(PLAY)、停止(STOP)、早送り(FFWD)及び巻戻し(FRWD)における制御に役立つ。人差し指によって操作される回転形押しスイッチ(rotary press switch)、所謂「ジョグシャトル(Jog Shuttle)」10は、口述録音機1の基本的なセットアップにおいて、該スイッチ10を上方又は下方(上向き矢印及び下向き矢印参照)へ回転させることによって再生における音量を増大させる又は減少させるのに役立ち、該スイッチ10を内側に押すことによって音量を決定するのに役立つ。特別な設定において、このジョグシャトルスイッチ10は、とりわけ、ディスプレイ6において一度に一列上方又は下方に選択されんとする情報を「スクロールする」などの他の機能を持ち、最終的に選択される情報は、ジョグシャトルスイッチ10を押すことによって確定される、即ち決定される。このようにして、例えば、入力されている作者又は口述録音のタイプのフラグが、これらのフラグを特定の口述録音データファイルに割り当てるためにディスプレイ6において示されるように選択され得る。
【0018】
ダウンロードスイッチ11は、口述録音機1の設定に依存して、口頭の文、即ち口述録音データファイルを前記スイッチの別個の一押し(press)において個別に又は全て一緒にコンピュータユニット、PC(図2中の12参照)へ転送するのに役立つ。他のスイッチ13、所謂EOLスイッチ(EOL−文面の終わり(End of Letter)、即ち、口述録音終了文書(finished dictated document))は、完成した口述録音に印をつけるのに役立ち、完成し、終了した口述録音データファイルしかコンピュータユニット12に転送されないことを確実にすることが可能である。
【0019】
最後に、口述録音機1の反対側の狭い側部には、消去スイッチ15と共に、挿入モードと「上書き」モードとの間の切替えのために役立つスイッチ14があり、口頭の文は前記消去スイッチ15によって消去され得る。
【0020】
図1による実施例において、口述録音機1は、頂部の狭い側部に、更に、マイク及びヘッドホンのための接続部16及び17を持ち、底部の狭い側部には、関連するコンピュータユニット、とりわけ図2によるコンピュータユニット12との接続のためのソケットの形態及び/又は接触面の形態の接続部18がある。
【0021】
図2によれば、デジタル口述録音機1は、当該メモリカード21にマイク4を介して録音される口頭の文を記憶するために、又はスピーカ5を介して記憶された口述録音を再生するために、半導体メモリ21、とりわけSMメモリカード21に接続されるデジタル音声処理装置の形態の録音及び再生回路20を持つ。これは、図1に関して既に記載されている機能キーを介して制御され、図2中のこれら機能キーは、23及び破線によって示されているユーザインタフェースの一部であり、マイクロコントローラの形態の電子機能制御手段24に接続されるブロック22において概略的に組み合わされている。次に、マイクロコントローラ24はデジタル音声処理装置20に接続される。マイクロコントローラ24はまた、動作モード及び設定に基づいて、とりわけ表示バー(display bar)7を含む各々の視覚情報をユーザに見えるようにするために、本質的に従来のように上記のディスプレイ6を作動させる。
【0022】
マイクロコントローラ24は、該マイクロコントローラ24に割り当てられるセットアップメモリ手段25と共に、口述録音機1で外部に規定される構成に基づいて特別な機能を使用可能にするのに役立つ。口述録音機1の基本モードを超えるこのような特別な機能、即ち個々のセットアップ情報は、コンピュータユニット12においてそこで実施される構成メニューに基づいて規定され、次いで、図2において26で概略的にしか示されていない接続手段によって、アップロード動作において、口述録音機1、特に該口述録音機1のマイクロコントローラ24又はセットアップメモリ手段25に供給される。この場合には、本質的に従来の接続の手段、とりわけ、ケーブル転送のためのUSB(Universal Serial Bus)インタフェース27及び/又は無線通信のためのインタフェース28などのインタフェースを備える手段がマイクロコントローラ24に接続され得る。
【0023】
以下により詳細に記載されているような口述録音機1の構成のために、まず、既存の構成は、ダウンロード動作において口述録音機1からコンピュータユニット12へ転送されることができ、前記コンピュータユニット12において、前記構成は他のユーザの要求に基づいて再設定(reset)され、これに続いて、前記構成は、アップロード動作において口述録音機1に転送し戻され、口述録音機1で記憶される。図2において、この構成情報は、マイクロコントローラ24とコンピュータユニット12との間の破線により29及び30で示されている。それに対して、2本の実線の双方向矢印(solid double arrow)31及び32は、ユーザデータの転送を示している。
【0024】
ユーザの個人的要求に基づいて口述録音機1のセットアップを構成するために、上記のようにコンピュータユニット12が用いられ、前記コンピュータユニット12において、個々の機能の設定、即ちセットアップ情報の個々の項目の規定が、適切なアプリケーションソフトウェアを用いて容易に行なわれ得る。
【0025】
この目的のために、図3においてフローチャートで概略的に示されているように、まず、口述録音機1とコンピュータユニット12との間で接続(例えばケーブル接続)がなされる(図3中のブロック41参照)。ブロック42により、口述録音機1中にある現在のセットアップ、即ち口述録音機1に記憶されているセットアップ情報の集まり(collection)が、この接続によるダウンロード動作においてコンピュータユニット12に転送される。更にブロック43により簡素化された形態で示されているように、ここで、ユーザにより必要とされるあらゆる追加を含む修正がこの構成に対してなされ、故に、新しい個別のセットアップ情報の集まりが規定され、次いで、このセットアップ情報の集まりは、ブロック44により、口述録音機1の調整のためにコンピュータユニット12から口述録音機1へのアップロード動作において転送される。最後に、ブロック45により、口述録音機1は再びコンピュータユニット12から分離される。
【0026】
図4は、ブロック43によるセットアップ情報の修正及び補足のためのプロシージャをある程度よりはっきりと詳細に示している。このプロセスにおいて、セットアップ情報の項目であって、例えばアプリケーションソフトウェアにより順序が規定される多数の項目のうちの1つの項目が、ブロック51により表示され、決定ブロック52により、この特別なセットアップ情報の修正が必要とされるか否かが尋ねられる。前記修正が必要とされる場合には、この修正はブロック53により着手され、次いで、決定ブロック54により、他のセットアップ調整が必要とされるか否かが尋ねられる。前記修正が必要とされない場合には、ブロック53はスキップされ、プロシージャは直接的にこの次の決定ブロック54へ進む。他のセットアップ情報が、表示され、ことによると修正されるが、少なくとも調べられんとする場合には、プロシージャが決定ブロック54からブロック51に戻される。他のセットアップ調整が必要とされない場合には、ブロック43によりこの構成段階の終わりに到達され、故に、上記のようにブロック44によりセットアップ情報が口述録音機1に転送され得る。
【0027】
記載されている構成プロセスの過程においては、例えば、口述録音機1における、
−口述録音機1とコンピュータユニット12との間の接続の確立直後の口述録音データファイルの自動転送、又は対応するスイッチ(図1における11)を押した後のみの口述録音データファイルの転送、
−全口述録音データファイルの転送、又は完成したと識別される口述録音データファイル(EOL口述録音データファイル)のみの転送、又は特定の選択される口述録音データファイル、例えば特定の作者に帰する口述録音データのみの転送、
−欧州又は米国のデータを書き込む方法、
−口述録音データファイルのコンピュータユニット12への転送後の自動消去、
−口述録音機1による可聴警報の停止(suppression)又は有効化(enabling)(例えば、メモリカード21が一杯である場合、又は口述録音機1のための電源として設けられるバッテリが上がっている場合に、可聴警報は供給され得る)、
−とりわけ口述録音機1からコンピュータユニット12への口述録音データファイルの転送(ダウンロード)の状態を表示する場合のディスプレイ6における表示バー7の活動化(activation)又は非活動化(disactivation)
といった設定に着手することが可能である。
【0028】
別個のプロファイル設定においては、更に、かなり特定の目的のためのセットアップ情報を規定するために、例えば、各々が多数(例えば10個ずつ)の「プロファイル情報」の項目を有する2つ以上(例えば2つ)のセットを規定することが可能である。そうすることにより、特定のクライアント又は受動者(patient)に割り当てられる「ファイル」を録音し、同時に対応する書式の指示を備えるメモ、レポート、令状、応答(rejoinder)などの文書のタイプを録音するために、ファイルの指定及び文書のタイプが決定され得る場合にとりわけ有利である。ここで、別の構成の可能性は、一つ又は多数の作者のためのフラグを示さんとするものであり、デジタル音声認識の場合には、通常、各々の作者の音声サンプルがより早い段階で音声認識システム中に記憶されており、故に、その場合、音声認識は、このような作者のフラグを用いて各々の関連する音声サンプルを故意に参照して行なわれ得る。
【0029】
音声認識の場合の更に別の問題は、例えばことによると更なる再分割(例えば、「工学技術」−「電子工学」−「化学」など)を備える技術分野、医学分野、又は法律分野の場合のように各専門分野に対して、異なる語彙、異なる専門用語を備えるライブラリが検索されなければならないことである。ここでも、セットアップ情報を規定する場合に最初から対応するフラグを挿入した方が賢明であり、そのため、口述録音機1を用いる場合に各々の専門分野はジョグシャトルスイッチ10によって容易に探索(seek)され、確定されることができ、故に、適切な指示(属性)が口述録音データファイルに付加される。
【0030】
この属性はまた、当然、上記の作者のフラグ並びに文書のタイプ及び/又はファイルの指定のフラグなどの他の属性と組み合わされても良い。
【0031】
上記のセットアップ情報の特別な項目は、当然、単なる例に過ぎないととられるべきであり、当業者は、一般に、本明細書の目的及び範囲(sphere)に基づいて、PC、即ち外部コンピュータユニット12上での構成のプロセスにおける口述録音機1の調整のために、多様なセットアップ情報を供給することが可能であろう。このようにして、例えば、文を転記する責任を負う要員(personnel)に対する指示などの特別な指示を記憶することも実施可能であり、これらの指示は、とりわけ、音声認識システムが用いられる場合に、音声認識システムがこれらの指示をそういうものとして認識し、これらの指示を文書処理に組み込まないように、印をつけられる必要がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】概略的に描かれた操作スイッチを備える手持ち式口述録音機1の概略図を示す。
【図2】パーソナルコンピュータ(PC)の形態の外部コンピュータユニットも図示されているデジタルの実施例における手持ち式口述録音機などのブロック図を示す。
【図3】個々の構成、即ち、セットアップ情報の規定及び前記口述録音機におけるこのセットアップ情報の記憶のためのプロシージャを図示するフローチャートを示す。
【図4】図3によるこのプロシージャの一部をより詳細に示す。

Claims (21)

  1. 口頭の文の録音及び再生のための口述録音機であって、電気音響変換器と、録音及び再生回路と、録音、再生、停止、早送り及び巻戻しのための少なくとも1つの手動で操作される制御スイッチとを持ち、更に、電子機能制御手段と、接続手段によって外部コンピュータユニットにより供給され得る個々のセットアップ情報の記憶のための関連するセットアップメモリ手段とを持つ口述録音機。
  2. 前記機能制御手段が、記憶されるセットアップ情報に基づいて前記録音及び再生回路を制御するよう設計されることを特徴とする請求項1に記載の口述録音機。
  3. 前記機能制御手段が、設定機能を表示する目的のための記憶されるセットアップ情報に基づいてディスプレイを制御するよう設計されることを特徴とする請求項1に記載の口述録音機。
  4. 前記機能制御手段が、記憶されるセットアップ情報に基づいてインタフェースによる外部コンピュータユニットへの記憶される音声データの引渡しを制御するよう設計されることを特徴とする請求項1に記載の口述録音機。
  5. 前記機能制御手段がマイクロコントローラの形態をとることを特徴とする請求項1に記載の口述録音機。
  6. 前記録音及び再生回路がデジタル音声処理装置を有することを特徴とする請求項1に記載の口述録音機。
  7. SMメモリカードなどのデジタルメモリが音声データメモリとして前記デジタル音声処理装置に割り当てられることを特徴とする請求項6に記載の口述録音機。
  8. 口述録音及び転記システムであり、電気音響変換器と、録音及び再生回路と、録音、再生、停止、早送り及び巻戻しのための少なくとも1つの手動で操作される制御スイッチとを持つ口頭の文の録音及び再生のための少なくとも1つの口述録音機を持ち、別個のコンピュータユニットを持つ口述録音及び転記システムであって、前記コンピュータが、前記口述録音機のための個々のセットアップ情報の構成をコンパイルするよう設計され、前記口述録音機には、電子機能制御手段と、接続手段によって前記コンピュータユニットにより供給される個々のセットアップ情報の記憶のための関連するセットアップメモリ手段とが設けられることを特徴とする口述録音及び転記システム。
  9. 前記機能制御手段が、記憶されるセットアップ情報に基づいて前記録音及び再生回路を制御するよう設計されることを特徴とする請求項8に記載の口述録音及び転記システム。
  10. 前記機能制御手段が、設定機能を表示する目的のための記憶されるセットアップ情報に基づいてディスプレイを制御するよう設計されることを特徴とする請求項8に記載の口述録音及び転記システム。
  11. 前記機能制御手段が、記憶されるセットアップ情報に基づいてインタフェースによる外部コンピュータユニットへの記憶される音声データの引渡しを制御するよう設計されることを特徴とする請求項8に記載の口述録音及び転記システム。
  12. 前記機能制御手段がマイクロコントローラの形態をとることを特徴とする請求項8に記載の口述録音及び転記システム。
  13. 前記録音及び再生回路がデジタル音声処理装置を有することを特徴とする請求項8に記載の口述録音及び転記システム。
  14. SMメモリカードなどのデジタルメモリが音声データメモリとして前記デジタル音声処理装置に割り当てられることを特徴とする請求項11に記載の口述録音及び転記システム。
  15. 口述録音機の機能を設定する方法であって、前記口述録音機が別個のコンピュータユニットに接続され、前記コンピュータユニットにおいて個々のセットアップ情報が規定され、前記セットアップ情報は、次いで、前記口述録音機中に設けられる関連するセットアップメモリ手段を備える電子機能制御手段に供給され、該セットアップメモリ手段において記憶されることを特徴とする方法。
  16. 個々のセットアップ情報を規定する前に、前記セットアップメモリ手段中に記憶された現在の前記セットアップ情報が、前記口述録音機から前記コンピュータユニットへ供給され、これに続いて、この現在のセットアップ情報が、新しい個々のセットアップ情報を規定するために前記コンピュータユニットにおいて修正されることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 各々の前記セットアップ情報の転送がケーブルによる転送であることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  18. 前記口述録音機が、最初に、音声データの録音及び再生、停止、並びに早送り及び巻戻しを有する単純な基本モードに基づいて使用セットアップ情報を設定されることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  19. 少なくとも1つの作者のフラグが個々のセットアップ情報として規定され、デジタル音声認識の場合に、記憶される関連する音声サンプルへの参照が前記作者のフラグへリンクされることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  20. 少なくとも1つの専門分野のフラグが個々のセットアップ情報として規定され、デジタル音声認識の場合に、関連する語彙のライブラリへの参照が前記専門分野のフラグへリンクされることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  21. 少なくとも1つの文書のタイプのフラグが個々のセットアップ情報として規定されることを特徴とする請求項15に記載の方法。
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