JP2004518350A - データストリームのロスレス伝送を保護する方法及び装置 - Google Patents

データストリームのロスレス伝送を保護する方法及び装置 Download PDF

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Abstract

入力ディジタル信号のチェックサムを計算するための第1の計算手段(12)を有する、ロスレス伝送について入力ディジタル信号を符号化する装置(10)及びその方法に関する。更に、この装置は、ディジタルデータの符号化されたパケットにロスレス符号化するための符号化手段(11)と、符号化信号を生成するために関連するチェックサムを符号化されたパケットに加える合成手段(13)とを有する。他に関連して、符号化信号を受信するとともに、符号化されたパケット及び関連するチェックサムを抽出する抽出手段(21)と、符号化されたパケットを入力ディジタル信号を有する復号されたパケットに復号する復号手段(22)と、復号されたパケットのチェックサムを計算する第2の計算手段(23)と、計算されたチェックサムが抽出されたチェックサムと一致する場合に出力信号として復号されたパケットを出力する出力手段(24,25)とを有する、符号化信号を復号するための装置(20)及びその方法に関する。

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、データストリームのロスレス伝送を保護するための方法及び装置に関する。より特定すると、本発明は、媒体を介するロスレス伝送の入力ディジタル信号を符号化する方法であって、少なくとも1つのパケットのディジタルデータを有する入力ディジタル信号を受信するステップと、少なくとも1つのパケットの入力ディジタル信号のチェックサムを計算するステップとを有する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
このような方法は、音声(スピーチ)信号のディジタル通信においてCRCを用いるエラー検出方法を説明する、米国特許公報第5,341,384号から知られる。入力ディジタル信号から、チェックサム(CRC)が計算されて信号に加えられる。そののち、この合成された信号が符号化され、通信媒体を介する伝送に関するエラー(誤り)訂正を可能にする。信号を受信した後、該信号が復号され、エラーについて検査され、チェックサムについて検査される。エラーが検出される場合、又はチェックサムのコントロールに失敗する場合、上記信号が、補間又はミュート(無音化)されるので、エラーが音声に復号されない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この既知の方法は、受信及び更なる処理について、エラー検出及びチェックサムのモニタリングが常時行われる必要があるという欠点をもつ。このことは、既知の方法において、最初にチェックサムが計算されて信号に加えられ、後続してエラー訂正コードが合成された信号全体について計算されるという事実に起因する。エラー検出及びチェックサムモニタリングを備えていない先行機種は、受信された信号を元の信号に適切に変換することが不可能である。
【0004】
したがって、本発明の目的は、ディジタルデータ信号を符号化及び復号化することによってデータストリームのロスレス伝送を保護し、入力ディジタル信号と等しくなる出力ディジタル信号を供給できるような方法及び装置であって、更に保護方式(スキーム)を用いていない従来のシステムとの下位互換性を可能にする方法及び装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、第1の態様において、入力信号のパケットをディジタルデータの符号化されたパケットに符号化するステップと、符号化信号を生成するために関連するチェックサムを符号化されたパケットに加えるステップとを更に有する、前文に規定されたタイプの符号化方法を提供する。好適には、関連するチェックサムは、巡回冗長チェックサム(CRC:Cyclic Redundancy Checksum)であり、別個のパケットとして符号化されたパケットに好適に加えられる。
【0006】
本発明による上記方法は、データストリームのデータパケットにおいて含まれる全てのデータに関して、入力ディジタル信号から出力ディジタル信号まで全経路にわたる保護を提供する。この方法は、デコーダがチェックサムのモニタリングを備えているか否かにかかわらず、デコーダの出力信号がエンコーダの入力信号と等しくなることを確実にする。したがって、この方法は、チェックサムのモニタリングを使用していないオーディオ機器との下位互換性がある。
【0007】
更に、本発明は、本発明による符号化方法により得られた符号化信号を復号する方法であって、符号化された信号を受信するステップと、受信された符号化信号から符号化されたパケット及び関連するチェックサムを抽出するステップと、符号化されたパケットを入力ディジタル信号を有する復号されたパケットに復号するステップと、復号されたパケットのチェックサムを計算するステップと、この計算されたチェックサムが抽出されたチェックサムと一致する場合、復号されたパケットを出力信号として出力するステップとを有する、復号方法を提供する。この復号方法は、データストリームのロスレス伝送における終端間保護を提供する。この終端間保護により、デコーダのインプリメンテーション(ハードウェア又はソフトウェアのインプリメンテーション)を検査することが可能になる。インプリメンテーションが正しくない場合、出力信号はもたらされない。
【0008】
本発明の復号方法の他の実施例において、上記復号方法は、媒体を介するロスレス伝送を可能にするために、チャネル符号化の更なるステップを有する。更に、この復号方法は、媒体を介するロスレス伝送を可能にするために、符号化信号を受信するステップより先にチャネル復号の他のステップを有する。チャネル符号化/復号化ステップが、上述されたものと同じ結果を伴う不完全なデータパケットにつながるであろう不完全なエラー訂正を実行する可能性がある。この復号方法は、このような不完全なチャネル復号を検出する。
【0009】
好適には、上記復号方法は、計算されたチェックサムと、抽出されたチェックサムとが等しくない場合、復号されたパケットを補間又はミュートする更なるステップを有する。復号ステップにおけるエラーは、不完全なデータパケットの原因となる可能性があり、かかる不完全なデータパケットは、オーディオ用途において出力処理システム(出力ゲート又はラウドスピーカ)のダメージにつながり、又はリスナにとってヒアリングのダメージ又は厄介なことさえも引き起こす可能性がある。本発明は、不完全なパケットを検出し、後続して補間又はミュートすることを可能にし、それによってデータストリーム符号化及び復号化のよりロバストな方法を提供するものである。
【0010】
他の態様において、本発明は、媒体を介するロスレス伝送のために少なくとも1つのパケットのディジタルデータを有する入力ディジタル信号を符号化する装置であって、米国特許公報第5,341,384号から既知であるような、少なくとも1つのパケットの入力ディジタル信号のチェックサムを計算するために第1の計算手段を有する装置を提供する。本発明によると、この装置は、更に、少なくとも1つのパケットをディジタルデータの符号化されたパケットにロスレス符号化するための符号化手段と、関連するチェックサムを前記符号化されたパケットに加えて符号化信号を生成する符号化手段及び前記計算手段に接続される合成(コンポジション)手段とを有する。好適には、このチェックサムは巡回冗長チェックサム(CRC)であり、関連するチェックサムが、別個のパケットとして符号化されたパケットに好適に加えられる。
【0011】
符号化装置と関連する装置は、本発明による符号化装置から得られる符号化信号を復号する復号装置であって、符号化信号を受信するとともに、この受信された符号化信号から符号化されたパケット及び関連するチェックサムを抽出する抽出手段と、入力ディジタル信号を有する復号されたパケットに前記符号化されたパケットを復号するように前記抽出手段に接続される復号手段と、この復号されたパケットのチェックサムを計算するために前記復号手段に接続される第2の計算手段と、前記抽出手段、前記第2の計算手段、及び計算されたチェックサムが抽出されたチェックサムと一致する場合、復号されたパケットを出力信号として出力する前記復号手段に接続される出力手段と、を有する復号装置である。
【0012】
好適には、上記出力手段は、更に、計算されたチェックサムと、抽出されたチェックサムとが等しくない場合、復号されたパケットを補間又はミュートする。
【0013】
他の実施例において、符号化装置は、更に、合成手段に接続されるチャネル符号化手段を有するとともに、媒体を介するロスレス伝送を可能にする。また、復号装置は、更に、抽出手段に接続されるチャネル復号手段を有し、このチャネル復号手段が、媒体を介するロスレス伝送を可能にする。
【0014】
符号化及び復号装置は、上述の本発明による該方法に匹敵する利点を提供する。
【0015】
更に他の態様において、本発明は、本発明による符号化方法により得られた、少なくとも第1のタイプのパケットと、第2のタイプのパケットとを有する信号に関し、また本発明による信号を有する記憶媒体に関する。
【0016】
本発明は、添付の図面を参照して、本発明の複数の例示的な実施例を用いて、以下により詳細に説明されるであろう。
【0017】
本発明は、スーパーオーディオコンパクトディスク(SACD)に関するディジタルオーディオ信号のコード化及び復号プロセスを説明することによって、より詳細に説明されるであろう。
【0018】
サウンド信号は、例えばスーパーオーディオコンパクトディスクの技術に用いられるダイレクトストリームディジタル(DSD)規格を用いて、ディジタル信号にコンバートされる。DSD信号は、1ビットのオーディオ信号であり、複数の多重化(マルチプレックス)オーディオチャネルを有し、各々のオーディオチャネルが1つのラウドスピーカ用である。現在、オーディオ信号の数は、2つ(通常のステレオ)から6つ(ITU−R BS.775 5−チャネルサラウンドセットアップに加えて、付加的な低域拡張ラウドスピーカ)までの範囲にありうる。
【0019】
ディジタル信号は、オーディオヘッダ及び複数の(多重化)データパケットを有しうる複数のセクタを有しており、ここではオーディオヘッダが、セクタのデータパケットと、セクタで開始するフレームとの情報を有する。各々のデータパケットは、オーディオデータ、補助データ、オーディオ情報データ又はパディングデータを有してもよい。整数のパケットは、75分の1秒の時間長をもつ多重化フレームを形成し、ここで時間コードは、分、秒及びフレームで示される。
【0020】
スーパーオーディオCD(SACD)規格が開発されるのに従って、ダイレクトストリームトランスファー(DST)と呼ばれるロスレスコード化の技法が、(例えばSACDに)記憶される前にDSD信号を符号化するのに使用されている。このロスレスコード化の技法は、1997年9月26日から29日に開催された第103回AESのConventionで提出されたF.Bruekersらの “Improved lossless coding of 1−bit audio signals”のpreprint 4563(I−6)に説明されている。このロスレスコード化の技法により、とりわけ、より多くのデータが媒体に記憶されることができるような、データの圧縮及びディジタル信号のダイナミックレンジを改善することが可能になる。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1は、エンコーダ装置10及びデコーダ装置20を有する、本発明の実施例の概略図を示す。この概略図においては、単に本発明に関連する構成要素のみが示され且つ説明されており、(SACDレコーダ及びプレーヤのような)実際のシステムに見られる他の構成要素は、分かりやすくするために省かれている。
【0022】
DSD信号は、SACD又はDVDディスクのような伝送ライン又は記録媒体などの転送(トランスポート)媒体15を介する伝送(トランスミッション)及び符号化のためにエンコーダ装置10に入力される。デコーダ装置20は、転送媒体15から符号化信号を受信し、この符号化信号を復号し、復号された信号を出力装置30に出力する。かかる出力装置30は、当業者には既知の方法で、この出力信号を更に処理してオーディオ信号を生成する。
【0023】
復元された出力信号が崩れている場合、すなわちエンコーダ装置10の入力信号と比較してエラーを含む場合、出力装置30、又は出力段階若しくはラウドスピーカのような該装置の一部分にダメージを与えている可能性があるという結果をもたらしうる。更に、崩れた出力信号は、オーディオ信号に変換されたとき、人間のヒアリング(聴取)にとって有害になりうる。
【0024】
エンコーダ装置10は、DSTエンコーダ装置11を有し、かかるDSTエンコーダ装置11が、入力DSD信号を受信し、各々のDSD信号オーディオパケットに関してDST符号化機能を果たす。更に、エンコーダ装置10は、チェックサム計算エレメント12を有し、かかるチェックサム計算エレメント12も入力DSD信号を受信する。DST符号化と同期させて、チェックサム計算エレメント12は、DSD信号オーディオパケットから、(CRC:巡回冗長チェックサムのような)チェックサムを計算する。DSTエンコーダエレメント11及びチェックサム計算エレメント12の出力信号は、合成(コンビネーション)エレメント13において合成される。
【0025】
実施例において、チェックサム計算エレメント12は、好適には、以下の数式により、DSD信号オーディオパケットのチェックサム(CRC(x))を計算する。
【数1】
Figure 2004518350
ここで、
【数2】
Figure 2004518350
及び G(x)=x32+x31+x+1
【0026】
合成エレメント13は、ディジタルデータストリームにおいて別個のパケットとしてチェックサムを加える。好適には、チェックサムがオーディオ情報パケットに含まれ、かかるオーディオ情報パケットは、同じ多重化フレームの符号化されたオーディオパケットに含まれている。付加的なオーディオ情報パケットにチェックサムを含むことは、信号が、チェックサム情報を抽出するようにされていない復号装置との下位互換性があるという利点を有する。
【0027】
デコーダ装置20は、転送媒体15からの符号化信号を復元するとともに、符号化信号の多重化フレームからオーディオパケット及び関連するオーディオ情報パケットを抽出する、抽出手段21を有する。抽出されたオーディオパケットは、DSTデコーダ22へ入力され、かかるDSTデコーダ22が、DST符号化された情報を、元のDSDフォーマットのディジタル入力信号に復号する。そののち、復号された信号パケットは、この復号された信号に関するチェックサム計算装置23に入力され、その結果として計算されたチェックサムが、比較器(コンパレータ)24において抽出されたチェックサムと比較される。比較器24は、スイッチ又はゲート25を制御しており、かかるゲート25は、抽出されたチェックサムと計算されたチェックサムとが一致する場合、復号されたオーディオパケットが出力装置30への出力になることを可能にする。抽出されたチェックサムと計算されたチェックサムとが不一致の場合、ゲート25は、(不完全な)パケットを出力しないようにするので、それによって、デコーダ装置20の出力信号を用いる出力装置又は機器30の出力段階又はラウドスピーカに対するダメージを防止する。好適には、デコーダ装置20の出力信号を用いる出力機器30は、特定のパケットがブロックされる場合、出力信号をミュート又は補間する。他の選択肢として、このミュート又は補間機能は、スイッチ又はゲート25において実施されてもよい。
【0028】
符号化信号は、転送媒体15(例えば、インターネット、又は(スーパーオーディオ)コンパクトディスク記憶装置などの伝送ライン)を介して、デコーダ装置20に伝送される。この転送媒体15は、簡略な伝送ライン又は記憶エレメントでありうる。別の実施例において、転送媒体15は、符号化信号にエラーを発生させうる媒体18である。エラーの訂正を可能にするために、転送媒体15は、チャネルコード化エレメント16と、上記媒体18によって発生されたエラー検出及びエラーの訂正を可能にするためのチャネル復号化エレメント17とを有する。このようにして、チャネルコード化エレメント16と、チャネル復号化エレメント17と、(エラー発生)媒体18とが、エラーのない転送媒体15を形成する。しかしながら、チャネル符号化/復号化エレメント16,17によって(適切に)検出及び/又は訂正されないエラーが、前記媒体18によって符号化信号に発生されることは依然として起こり得る。本発明による実施例において、チェックサムを用いることにより、出力ディジタル信号が、入力ディジタル信号と正確に一致するか否かを検出することが可能になる。このことは、更にデコーダの適正な動作を検出することを可能にする。デコーダが誤ってインプリメントされる場合、異常な出力信号がもたらされるだろう。更に、例えばエージングから生じるデコーダの部品の不具合もありうる。その場合、デコーダはもはや適正に動作しないだろう。その結果として、出力信号がもはや元の信号と一致しないだろう。したがって、ダメージを被ったラウドスピーカ、又はリスナの耳に対するダメージのような出力機器30の出力段階へのダメージにつながりうるようなエラーの発生が防止される。
【0029】
上述された例証的な実施例において、説明されたディジタル入力信号は、SACD又はDVD記録及び再生に用いられるDSD信号である。当業者にとって、本発明は、データが何を表わすかとは無関係に、データのロスレス伝送の全領域に関して用いられうることは明らかであろう。既述されたオーディオデータのほかに、該データはパルスコード変調(PCM)データを有してもよく、かかるデータの伝送は、本発明によって、全データ又はデータの一部分のみ(例えば最上位ビット)について保護されることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による符号化及び復号装置の概略図を示す。
【図2】本発明に使用されるロスレス伝送媒体の概略図を示す。

Claims (18)

  1. 媒体を介するロスレス伝送の入力ディジタル信号を符号化する方法であって、
    少なくとも1つのパケットのディジタルデータを有する前記入力ディジタル信号を受信するステップと、
    前記少なくとも1つのパケットの入力ディジタル信号のチェックサムを計算するステップと、
    を有する符号化方法において、
    前記少なくとも1つのパケットの入力ディジタル信号を、符号化されたパケットのディジタルデータに符号化するステップと、
    符号化信号を生成するために、前記関連するチェックサムを前記符号化されたパケットに加えるステップと、
    を更に有することを特徴とする、符号化方法。
  2. 前記関連するチェックサムが、別個のパケットとして前記符号化されたパケットに加えられる、請求項1に記載の符号化方法。
  3. 前記関連するチェックサムが巡回冗長チェックサムである、請求項1又は2に記載の符号化方法。
  4. 前記媒体を介するロスレス伝送を可能にするために、チャネル符号化のステップを更に有する、請求項1,2又は3に記載の符号化方法。
  5. 前記符号化信号を受信するステップと、
    前記受信された符号化信号から、前記符号化されたパケット及び関連するチェックサムを抽出するステップと、
    前記符号化されたパケットを、前記入力ディジタル信号を有する復号されたパケットに復号するステップと、
    前記復号されたパケットのチェックサムを計算するステップと、
    前記計算されたチェックサムが前記抽出されたチェックサムと一致する場合、前記復号されたパケットを出力信号として出力するステップと、
    を有する、請求項1乃至4の何れか1項に記載の符号化方法によって得られた符号化信号の復号方法。
  6. 前記計算されたチェックサムと前記抽出されたチェックサムとが等しくない場合、前記復号されたパケットを補間するステップを更に有する、請求項5に記載の復号方法。
  7. 前記計算されたチェックサムと前記抽出されたチェックサムとが等しくない場合、前記復号されたパケットをミュートするステップを更に有する、請求項5に記載の復号方法。
  8. 前記媒体を介するロスレス伝送を可能にするために、前記符号化信号を受信する前記ステップより先に、チャネル復号化のステップを更に有する、請求項4に従属する請求項5,6又は7に記載の復号方法。
  9. 媒体を介するロスレス伝送について少なくとも1つのパケットのディジタルデータを有する入力ディジタル信号を符号化する装置であって、
    前記少なくとも1つのパケットの入力ディジタル信号のチェックサムを計算する第1の計算手段を有する、
    符号化装置において、
    前記少なくとも1つのパケットの入力ディジタル信号を、符号化されたパケットのディジタルデータにロスレス符号化する符号化手段と、
    前記関連するチェックサムを前記符号化されたパケットに加えて符号化信号を生成するように、前記第1の計算手段及び前記符号化手段に接続される合成手段と、
    を更に有することを特徴とする、符号化装置。
  10. 前記合成手段が、前記関連するチェックサムを、別個のパケットとして前記符号化されたパケットに加える、請求項9に記載の符号化装置。
  11. 前記第1の計算手段が、前記関連するチェックサムを巡回冗長チェックサムとして計算する、請求項9又は10に記載の符号化装置。
  12. 前記合成手段に接続されるチャネル符号化手段を更に有し、媒体を介するロスレス伝送を可能にする、請求項9,10又は11に記載の符号化装置。
  13. 前記符号化信号を受信し、前記受信された符号化信号から前記符号化されたパケット及び関連するチェックサムを抽出する抽出手段と、
    前記符号化されたパケットを、前記入力ディジタル信号を有する復号されたパケットに復号するために、前記抽出手段に接続される復号手段と、
    前記復号されたパケットのチェックサムを計算するために、前記復号手段に接続される第2の計算手段と、
    計算されたチェックサムが抽出されたチェックサムと一致する場合、出力信号として前記復号されたパケットを出力するために、前記抽出手段と、前記第2の計算手段と、前記復号手段とに接続される出力手段と、
    を有する、請求項9乃至12の何れか1項に記載の符号化装置から得られた符号化信号の復号装置。
  14. 前記計算されたチェックサムと前記抽出されたチェックサムとが等しくない場合、前記出力手段は前記復号されたパケットを補間する、請求項13に記載の復号装置。
  15. 前記計算されたチェックサムと前記抽出されたチェックサムとが等しくない場合、前記出力手段は前記復号されたパケットをミュートする、請求項13に記載の復号装置。
  16. 前記抽出手段に接続されるとともに、媒体を介するロスレス伝送を可能にする、チャネル復号手段を更に有する、請求項12に従属する請求項13,14又は15に記載の復号装置。
  17. 請求項1乃至4の何れか1項に記載の方法によって得られた、少なくとも第1のタイプのパケット及び第2のタイプのパケットを有する信号。
  18. 請求項17に記載の信号を有する記憶媒体。
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