JP2004517133A - 両親媒性ポリマーを含有するクレンジング組成物 - Google Patents
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Abstract
該組成物は、特に、前記両親媒性ポリマーの存在により充分な体積の泡沫を有する起泡性組成物を構成可能である。
本発明の組成物は、特に化粧品または皮膚科において、皮膚、頭皮、及び/または髪のためのクレンジング製品またはメイクアップ除去製品として使用しても良い。
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、特定の界面活性剤及び、スルホ基を遊離形態または部分的もしくは完全な中和形態で含む少なくとも一のエチレン性不飽和モノマーを含み、少なくとも一の疎水性部分を含む両親媒性ポリマーを含む起泡性クレンジング組成物に関する。本発明はまた、化粧品または皮膚科における前記組成物の、特に皮膚、頭皮、及び/または髪のためのクレンジング製品またはメイクアップ除去製品としての使用にも関する。
【0002】
【従来の技術】
皮膚のクレンジングは、顔の手入れのために非常に重要である。過剰な皮脂などの脂性の残留物、日々使用される化粧品及びメイクアップ製品の残留物、特に「ウォータープルーフ」製品は、皮膚のひだの中に蓄積され、毛穴を塞ぎ、発疹の出現をもたらすため、皮膚のクレンジングは出来る限り有効でなければならない。
【0003】
皮膚のクレンジングのために起泡性の洗浄組成物を使用することは既に実践されている。これらのクレンジング作用は、その含む界面活性剤によって提供され、これらの界面活性剤は脂性の残留物及びメイクアップ製品の顔料を懸濁状態とする。これらの組成物は、起泡し、泡沫の体積が一般的に界面活性剤濃度に比例するという事実により、有効且つ快適に使用される。しかしながら、過剰量の界面活性剤の導入は、組成物の皮膚及び目の充分な耐性にとって、特に敏感肌の個人については有害となりうる。然るに、起泡性クレンジング剤の分野において、起泡性性能及び耐性の両方を結びつけることが求められている。
【0004】
さらにまた、起泡性組成物は、一般的には非常に流動性であり、このため時に取り扱いが困難であり、また、粘度を増大させるための増粘剤の添加は、一般的に泡沫の体積を減少させる結果になるため、優れた起泡特性を維持すると同時にこれらを増粘することは困難である。通常は、粘度が泡沫を「殺す」と言われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
過剰量の界面活性剤を含まず、優れた品質の泡沫及び充分な粘度を有し、同時にその一方では優れた目及び皮膚の耐性を有する起泡性組成物の需要は依然として存在する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本出願人は、驚くべきことに、所定の起泡性界面活性剤と新規な群の両親媒性ポリマーとを使用することによって、優れた化粧品特性(泡沫品質及び充分な粘度)及び優れた耐性特性の両方を有する起泡性組成物を得るという本願発明の目的を達成できることを見出した。
【0007】
【発明の実施の形態】
このように、本発明の一つの主題は、生理学的に許容される水性媒質中に、
アルキルポリグリコシド、マルトースエステル、グリセリン化脂肪アルコール、N−アルキルグルカミン誘導体、アミドエーテルカルボキシレート、アセテート、アラニネート、アスパルテート、グリシネート、シトレート、ガラクツロネート、石鹸を構成する脂肪酸塩、ホスフェート、両性及び両性イオン性界面活性剤より選択される少なくとも一の界面活性剤、及び、スルホ基を遊離形態または部分的もしくは完全な中和形態で含む少なくとも一のエチレン性不飽和モノマーを含み、少なくとも一の疎水性部分を含む、少なくとも一の両親媒性ポリマー
とを含む、クレンジング組成物である。
【0008】
本願においては、「生理学的に許容される媒質」なる表現は、全てのケラチン物質、例えば頭皮を含む皮膚、爪、粘膜、目及び髪、または全身の皮膚の他のあらゆる領域と適合性の媒質を意味する。さらにまた、これは水性媒質、すなわち組成物全重量に対して少なくとも30重量%の量の水を含む媒質である。
【0009】
本発明による組成物の粘度は、約25℃にてRheometric Scientific製のRheomat RM180粘度計を使用して測定して、例えば、0.001乃至100ポワズ(0.0001乃至10Pa・s)、好ましくは0.01乃至80ポワズ(0.001乃至8Pa・s)、更に好適には1乃至60ポワズ(0.1乃至6Pa・s)の範囲であって良いが、前記測定器は、粘度によって異なるスピンドル、例えば7ポワズ未満の粘度範囲についてはスピンドルNo.2、2乃至40ポワズの粘度範囲についてはスピンドルNo.3、20乃至80ポワズの粘度範囲についてはスピンドルNo.4が取り付けられていることとする。
【0010】
本発明の組成物中に使用される両親媒性ポリマー、特に架橋しているものは、界面活性剤が非イオン性、アニオン性、両性、または両性イオン性であるかによらず、過剰量の起泡性界面活性剤を添加すること無しに特に充分な泡沫品質を得ることを可能にする。これらのポリマーは、特に、本願により使用されるもの以外のポリマーを併用して、または併用せずに、界面活性剤を使用して得られる泡沫の体積と比較して、泡沫の体積を増大させることが可能である。
【0011】
したがって、本発明の主題はまた、少なくとも一の界面活性剤を含む組成物の泡沫の体積を増大させるための、スルホ基を遊離形態または部分的もしくは完全な中和形態で含む少なくとも一のエチレン性不飽和モノマーを含み、少なくとも一の疎水性部分を含む、両親媒性ポリマーの使用である。
【0012】
本発明の他の特徴、態様、及び利点は、以下の詳細な説明を読むにつれてより明らかになるであろう。
【0013】
(本発明による両親媒性ポリマー)
本発明によるポリマーは、スルホ基を遊離形態または部分的もしくは完全な中和形態で含む少なくとも一のエチレン性不飽和モノマーを含み、少なくとも一の疎水性部分を含む、両親媒性ポリマーである。
【0014】
「両親媒性ポリマー」なる表現は、親水性部分と疎水性部分、特に脂肪鎖の両方を含むあらゆるポリマーを意味する。
【0015】
本発明のポリマー中に存在する疎水性部分は、好ましくは6乃至50の炭素原子、更に好ましくは6乃至22の炭素原子、いっそう好ましくは6乃至18の炭素原子、とりわけ12乃至18の炭素原子を含む。
【0016】
好ましくは、本発明によるポリマーは、鉱物塩基(水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、または水性アンモニア)または有機塩基、例えばモノ−、ジ−、トリ−エタノールアミン、アミノメチルプロパンジオール、N−メチルグルカミン、塩基性アミノ酸、例えばアルギニン及びリシン、及びこれら化合物の混合物で部分的または完全に中和されている。
【0017】
本発明による両親媒性ポリマーは、一般的に1000乃至20000000g/mol、好ましくは20000乃至5000000、更に好ましくは100000乃至1500000g/molの数平均分子量を有する。
【0018】
本発明による両親媒性ポリマーは、架橋していてもしていなくても良い。架橋した両親媒性ポリマーが、好ましく選択される。
【0019】
架橋している場合は、架橋剤は、フリーラジカル重合により得られるポリマーの架橋のために通常使用される、オレフィン性多価不飽和を含む化合物より選択されうる。
【0020】
例えば、ジビニルベンゼン、ジアリルエーテル、ジプロピレングリコールジアリルエーテル、ポリグリコールジアリルエーテル、トリエチレングリコールジビニルエーテル、ヒドロキノンジアリルエーテル、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、またはテトラエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、メチレンビスアクリルアミド、メチレンビスメタクリルアミド、トリアリルアミン、トリアリルシアヌレート、ジアリルマレート、テトラアリルエチレンジアミン、テトラアリルオキシエタン、トリメチロールプロパンジアリルエーテル、アリル(メタ)アクリレート、糖系列のアルコールのアリルエーテル、または他の多官能アルコールのアリル又はビニルエーテル、及びリン酸及び/またはビニルリン酸誘導体のアリルエステル、又はこれら化合物の混合物を挙げることができる。
【0021】
メチレンビスアクリルアミド、アリルメタクリレート、またはトリメチロールプロパントリアクリレート(TMPTA)が特に使用されるであろう。橋かけ度は、一般的に当該ポリマーに対して0.01mol%乃至10mol%、とりわけ0.2mol%乃至2mol%の範囲になるであろう。
【0022】
スルホ基を含むエチレン性不飽和モノマーは、特にビニルスルホン酸、スチレンスルホン酸、(メタ)アクリルアミド(C1−C22)アルキルスルホン酸、N−(C1−C22)アルキル(メタ)アクリルアミド(C1−C22)アルキルスルホン酸、例えばウンデシルアクリルアミドメタンスルホン酸、更にこれらの部分的または完全な中和形態から選択される。
【0023】
(メタ)アクリルアミド(C1−C22)アルキルスルホン酸、例えば、アクリルアミドメタンスルホン酸、アクリルアミドエタンスルホン酸、アクリルアミドプロパンスルホン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、メタクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、2−アクリルアミド−n−ブタンスルホン酸、2−アクリルアミド−2,4,4−トリメチルペンタンスルホン酸、2−メタクリルアミドドデシルスルホン酸、または2−アクリルアミド−2,6−ジメチル−3−ヘプタンスルホン酸、及び更にこれらの部分的もしくは完全な中和形態等がいっそう好ましく使用されるであろう。
【0024】
2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸(AMPS)、さらにその部分的または完全な中和形態が、とりわけ使用されるであろう。
【0025】
本発明による両親媒性ポリマーは、特にC6−C22のn−モノアルキルアミンまたはジ−n−アルキルアミンとの反応によって変性されたAMPSのランダム両親媒性ポリマー、例えば特許出願WO−00/31154に記載されているもの(詳細な説明の内容の必須の部分を構成する)から選択されて良い。これらポリマーはまた、例えば、(メタ)アクリル酸及びそのβ−置換アルキル誘導体、及びモノアルコールまたはモノ−もしくはポリ−アルキレングリコールを用いて得られるこれらのエステル、(メタ)アクリルアミド、ビニルピロリドン、無水マレイン酸、イタコン酸またはマレイン酸、またはこれら化合物の混合物から選択される、他のエチレン性不飽和親水性モノマーを含んでいて良い。
【0026】
本発明の好ましいポリマーは、AMPSと6乃至50の炭素原子、更に好ましくは6乃至22の炭素原子、いっそう好ましくは6乃至18の炭素原子、とりわけ12乃至18の炭素原子を有する少なくとも一の疎水性部分を含む少なくとも一のエチレン性不飽和疎水性モノマーとの両親媒性コポリマーから選択される。
【0027】
これらの同じコポリマーが、更に一以上の、脂肪鎖を含まないエチレン性不飽和モノマー、例えば(メタ)アクリル酸、そのβ−置換アルキル誘導体、及びモノアルコールまたはモノ−もしくはポリ−アルキレングリコールを用いて得られるこれらのエステル、(メタ)アクリルアミド、ビニルピロリドン、無水マレイン酸、イタコン酸またはマレイン酸、またはこれら化合物の混合物を含んでも良い。
【0028】
これらのコポリマーは、特に特許出願EP−A−750899、特許US−A−5089578及びYotaro Morishimaによる以下の文献に記載されている:
・自己集合両親媒性高分子電解質及びこれらのナノ構造(”Self−assembling amphiphilic polyelectrolytes and their nanostructures − Chinese Journal of Polymer Science Vol. 18, No. 40, (2000), 323−336”);
・蛍光及びダイナミック光拡散によって調査した、水中におけるナトリウム=2−(アクリルアミド)−2−メチルプロパンスルホネート及び非イオン性界面活性剤マクロモノマーのミセル形成(”Micelle formation of random copolymers of sodium 2−(acrylamido)−2−methylpropanesulfonate and a nonionic surfactant macromonomaer in water as studied by fluorescence and dynamic light scattering − Macromolecules 2000, Vol. 33, No. 10 − 3694−3704”);
・高分子電解質に共有結合した非イオン性部分によって形成されたミセルネットワークの溶液特性:レオロジー性質に対する塩の効果(”Solution properties of micelle networks formed by non−ionic moieties covalently bound to a polyelectrolyte: salt effects on rheological behavior − Langmuir, 2000, Vol. 16, No. 12, 5324−5332”);
・ナトリウム=2−(アクリルアミド)−2−メチルプロパンスルホネート及び会合マクロモノマーの刺激反応性両親媒性コポリマー(”Stimuli responsive amphiphilic copolymers of sodium 2−(acrylamido)−2−methylpropanesulfonate and associative macromonomers − Polym. Preprint, Div. Polym. Chem. 1999, 40(2), 220−221”)。
【0029】
これら特定のコポリマーのエチレン性不飽和疎水性モノマーは、好ましくは下式(I):
【化4】
[式中、R1及びR3は、同一でも相違しても良く、水素原子かまたは直鎖状もしくは分枝状のC1−C6アルキル基(好ましくはメチル)を示し;YはOまたはNR1を示し、R1は上述の意味を有し;R2は少なくとも6乃至50の炭素原子、更に好ましくは6乃至22の炭素原子、いっそう好ましくは6乃至18の炭素原子、特に12乃至18の炭素原子を含む疎水性炭化水素ベースの基を示し;xはアルキレンオキシドのモル数を示し、その範囲が0乃至100である]
のアクリレートまたはアクリルアミドから選択される。
【0030】
前記R2基は、直鎖状C6−C18アルキル基(例えば、n−ヘキシル、n−オクチル、n−デシル、n−ヘキサデシル、及びn−ドデシル)、及び分枝状または環状のC6−C18アルキル基(例えば、シクロドデカン(C12)またはアダマンテート(C10));C6−C18アルキルペルフルオロ基(例えば、式−(CH2)2−(CF2)9−CF3の基);コレステリル基(C27)またはコレステロールエステル残基、例えばコレステリルオキシヘキサノエート基;芳香族多環式基、例えばナフタレンまたはピレンから選択されることが好ましい。これらの基の中で、最も好ましいのは、直鎖状のアルキル基であり、とりわけn−ドデシルまたはn−ヘキサデシル基である。
【0031】
本発明の特に好ましい形態によれば、式(I)のモノマーは、少なくとも一のアルキレンオキシドユニット(x≧1)、好ましくはポリオキシアルキレン化鎖を含む。前記ポリオキシアルキレン化鎖は、好ましくは、エチレンオキシドユニット及び/またはプロピレンオキシドユニットから、とりわけエチレンオキシドユニットからなる。オキシアルキレン化ユニットの数(またはアルキレンオキシドのモル数)は、一般的に3乃至100、より好ましくは3乃至50、いっそう好ましくは7乃至25の範囲である。
【0032】
これらのポリマーの中では、下記のものを挙げることができる:
・架橋または非架橋の、中和又は非中和コポリマーであって、当該ポリマーに対して15乃至60重量%のAMPSユニット及び40乃至85重量%の(C8−C16)アルキル(メタ)アクリルアミドユニットまたは(C8−C16)アルキル(メタ)アクリレートユニットを含むコポリマー、例えば特許出願EP−A−750899に記載のもの等;
・ターポリマーであって、当該ポリマーに対して10乃至90mol%のアクリルアミドユニット、0.1乃至10mol%のAMPSユニット、及び5乃至80mol%のn−(C6−C18)アルキルアクリルアミドユニットを含むターポリマー、例えば特許US−5089578に記載のもの等。
【0033】
完全に中和されたAMPSとドデシルもしくはn−ヘキサデシルメタクリレートとのコポリマー、及び更に、AMPSとn−ドデシルメタクリルアミドとの架橋もしくは非架橋コポリマー、例えば上述の;Morishima文献に記載されたものなどを挙げることもできる。
【0034】
とりわけ、下式(II):
【化5】
[式中、X+はプロトン、アルカリ金属カチオン、アルカリ土類金属カチオン、またはアンモニウムイオンである]
の2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸(AMPS)ユニット、及び
下式(III):
【化6】
[式中、xは3乃至100、好ましくは5乃至80、更に好ましくは7乃至25の範囲の整数を示し;R1は式(I)において上述したのと同様の意味を有し、R4は直鎖状または分枝状のC6−C22、更に好ましくはC10−C22のアルキルを示す]
からなるコポリマーが挙げられるであろう。
【0035】
特に好ましいポリマーは、式(III)において、x=25であり、R1はメチルであり、R4はn−ドデシルであるものであり、これらは上述のMorishima文献に記載されている。他の好ましいポリマーは、x=25であり、R1がメチルであり、R4がn−ヘキサデシルまたはn−オクタデシルを示すものである。
X+がナトリウムまたはアンモニウムを示すポリマーが、とりわけ好ましい。
【0036】
本発明における好ましい両親媒性ポリマーは、標準的フリーラジカル重合法に従い、一以上の開始剤、例えばアゾビスイソブチロニトリル(AIBN)、アゾビスジメチルバレロニトリル、2,2−アゾビス[2−アミジノプロパン]ヒドロクロリド(ABAH=2,2−アゾビス[2−アミジノプロパン]ヒドロクロリド)、ジラウリルペルオキシド、ベンゾイルペルオキシド、tert−ブチルヒドロペルオキシド等の有機ペルオキシド、カリウムペルスルフェートまたはアンモニウムペルスルフェート等の鉱物ペルオキシド、または任意に還元剤の存在下におけるH2O2の存在下にて得ることができる。
【0037】
本発明による両親媒性ポリマーは、特にtert−ブタノール媒質中におけるフリーラジカル重合によって得られ、ここで沈殿する。tert−ブタノール中における沈殿重合を使用することで、その使用のために特に好ましい当該ポリマーの粒子サイズ分布が得られる。
【0038】
該ポリマー粒子のサイズ分布は、例えば、レーザー回折または画像解析によって測定しても良い。画像解析により測定された、このタイプのポリマーについての有利な分布は以下の通りである:60.2%が423ミクロン未満、52.0%が212ミクロン未満、26.6%が106ミクロン未満、2.6%が45ミクロン未満、及び26.6%が850ミクロンより大。
【0039】
反応は、0乃至150℃、好ましくは10乃至100℃の温度にて、常圧または減圧下のいずれにて行っても良い。これはまた、不活性雰囲気下、好ましくは窒素下で行っても良い。
【0040】
この方法により、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸(AMPS)またはそのナトリウムもしくはアンモニウム塩を、特に(メタ)アクリル酸エステル及び下記と共に重合化した:
・8molのエチレンオキシドでオキシエチレン化したC10−C18アルコール(Hoechst/Clariant社製のGenapol(登録商標)C−080)、
・8molのエチレンオキシドでオキシエチレン化したC11オキソアルコール(Hoechst/Clariant社製のGenapol(登録商標)UD−080)、
・3molのエチレンオキシドでオキシエチレン化したC12−C14アルコール(Hoechst/Clariant社製のGenapol(登録商標)LA−030)、
・7molのエチレンオキシドでオキシエチレン化したC11オキソアルコール(Hoechst/Clariant社製のGenapol(登録商標)UD−070)、
・7molのエチレンオキシドでオキシエチレン化したC12−C14アルコール(Hoechst/Clariant社製のGenapol(登録商標)LA−070)、
・9molのエチレンオキシドでオキシエチレン化したC12−C14アルコール(Hoechst/Clariant社製のGenapol(登録商標)LA−090)、
・11molのエチレンオキシドでオキシエチレン化したC12−C14アルコール(Hoechst/Clariant社製のGenapol(登録商標)LA−110)、
・8molのエチレンオキシドでオキシエチレン化したC16−C18アルコール(Hoechst/Clariant社製のGenapol(登録商標)T−080)、
・15molのエチレンオキシドでオキシエチレン化したC16−C18アルコール(Hoechst/Clariant社製のGenapol(登録商標)T−150)、
・11molのエチレンオキシドでオキシエチレン化したC16−C18アルコール(Hoechst/Clariant社製のGenapol(登録商標)T−110)、
・20molのエチレンオキシドでオキシエチレン化したC16−C18アルコール(Hoechst/Clariant社製のGenapol(登録商標)T−200)、
・25molのエチレンオキシドでオキシエチレン化したC16−C18アルコール(Hoechst/Clariant社製のGenapol(登録商標)T−250)、
・25molのエチレンオキシドでオキシエチレン化したC18−C22アルコール及び/または25molのエチレンオキシドでオキシエチレン化したC16−C18イソアルコール。
【0041】
本発明によるポリマー中における式(II)のユニット及び式(III)のユニットのモル%濃度は、当該製剤の所望の化粧的使用の関数及び所望のレオロジー特性の関数として変化するであろう。これは、0.1乃至99.9mol%の範囲であってよい。
【0042】
最も疎水性のポリマーとしては、好ましくは、式(I)または式(III)のユニットのモル割合が50.1乃至99.9%、特に70乃至95%、とりわけ80乃至90%の範囲である。
【0043】
僅かに疎水性のポリマーとしては、好ましくは、式(I)または式(III)のユニットのモル割合が0.1乃至50%、特に1乃至25%、とりわけ3乃至20%の範囲である。
【0044】
本発明のポリマー中におけるモノマー分布は、例えば、交互、ブロック(マルチブロックを含む)、またはランダムであってよい。
【0045】
本発明によれば、当該ポリマーが熱感受性ペンダント鎖を含み、その水溶液が所定の閾温度より高温においては、温度が上昇するにつれて増大するか又は目視にて一定に維持される粘度を有することが好ましい。
【0046】
とりわけ、好ましいポリマーは、その水溶液が第一閾温度より低温においては低く、この第一閾値より高温では温度が上昇するにつれて極大まで増大し、第二閾値より高温では、温度が上昇するにつれて再度減少する粘度を有するものである。この見方においては、当該ポリマー溶液の粘度は、第一閾温度未満では最大粘度の5乃至50%であり、特に第二閾温度にて10乃至30%であることが好ましい。
【0047】
これらのポリマーは、好ましくは水中において加熱によりデミキシング減少をもたらすことが好ましいが、これは温度及び濃度の関数として、LCST(最低臨界共溶温度)として既知の最小値を示す曲線に反映される。
【0048】
1%水溶液の粘度(25℃にてB型粘度計、No.7の針を使用して測定)は、好ましくは20000mPa・s乃至100000mPa・s、特に60000mPa・s乃至70000mPa・sの範囲である。
【0049】
本発明の好ましい実施態様によれば、当該クレンジング組成物中において使用される両親媒性ポリマーは架橋している。
【0050】
本発明による両親媒性ポリマーは、当該組成物中に、組成物全重量に対する活性物質の重量で、0.01乃至50重量%、更に好ましくは0.1乃至20重量%、いっそう好ましくは0.2乃至10重量%、とりわけ活性物質の重量で0.25乃至5重量%の範囲の濃度で存在する。
【0051】
(界面活性剤)
当該組成物中に使用される界面活性剤は、一般的に、アルキルポリグリコシド(APGと略記)、マルトースエステル、グリセリン化脂肪アルコール、N−アルキルグルカミン誘導体、アミドエーテルカルボキシレート、アセテート、アラニネート、アスパルテート、グリシネート、シトレート、ガラクツロネート、石鹸を構成する脂肪酸エステル、ホスフェート、両性及び両性イオン性界面活性剤、及びこれらの混合物から選択される起泡性界面活性剤である。非イオン性及びアニオン性界面活性剤から選択される一以上の他の任意の付加的界面活性剤及びそれらの混合物を、これらの界面活性剤に任意に加えても良い。
【0052】
I.本発明の組成物中における界面活性剤として使用しても良い起泡性界面活性剤は、以下の界面活性剤より選択してもよい。
1)アルキルポリグリコシド、とりわけ下記の一般式:
R−O−(G)x (IV)
[式中、Rは、6乃至30の炭素原子を含む直鎖状または分枝状の飽和または不飽和のアルキル基を表し、Gは5乃至6の炭素原子を含む還元糖を表し、xは1乃至15の範囲の値を示す]
に表されるアルキルポリグリコシド。
【0053】
本発明の好ましいアルキルポリグリコシドは、式(IV)(式中、Rは8乃至16の炭素原子を含むアルキル基を示し、Gはグルコース、フルクトース、またはガラクトースを示し、xは1乃至4、とりわけ1乃至3の範囲の値である)の化合物である。本発明の好ましい実施態様の一つによれば、アルキルポリグルコシドが使用され、すなわち、式(IV)(式中、Gはグルコースを示し、xは好ましくは1.2乃至3の範囲の値を有する)の化合物が使用される。
【0054】
挙げることのできるアルキルポリグルコシドの例には、デシルグルコシド(アルキル−C9/C11−ポリグルコシド(1.4)、例えばKao Chemicals社によりMydol 10の名で市販されている製品、Henkel社によりPlantaren 2000 UP及びPlantacare 2000 UPの名で市販されている製品、及びSEPPIC社によりOramix NS10の名で市販されている製品;カプリリル/カプリルグルコシド、例えばSEPPIC社によりOramix CG110の名で、またはBASF社によりLutensol GD70の名で市販されている製品;ラウリルグルコシド、例えばHenkel社によりPlantaren 1200 N及びPlantacare 1200の名で市販されている製品;ココグルコシド、例えばHenkel社によりPlantacare 818/UPの名で市販されている製品、これらの混合物が含まれる。
【0055】
2)マルトース誘導体、例えば、文献EP−A−566438に記載のもの、例えばO−オクタノイル−6’−D−マルトース、または文献FR−A−2739556に記載のO−ドデカノイル−6’−D−マルトース。
【0056】
3)ポリグリセリン化脂肪アルコール、ポリグリセリルアルキルエーテルであって、8乃至30の炭素原子、好ましくは10乃至22の炭素原子を含むアルキル基を有するもの。挙げることのできるポリグリセリン化脂肪アルコールの例には、ポリグリセリン化ドデカンジオール(3.5molのグリセリン)またはChimex社によりChimexane NFの名で市販のポリグリセリル−3=ヒドロキシラウリル=エーテル(CTFA名)が含まれる。
【0057】
4)N−アルキルグルカミン誘導体、例えば、特に、N−メチル−2−エチルヘキシルオキシカルボニルグルカミン。
5)アミドエーテルカルボキシレート(AEC)、例えば、Kao Chemicals社によりAkypo Foam 30(登録商標)の名で市販のオキシエチレン化ナトリウムラウリルアミドエーテルカルボキシレート(3EO)。
6)アセテート、例えばSanyo社によりBeaulight Shaaの名で市販のナトリウム2−(2−ヒドロキシアルキルオキシ)アセテート。
【0058】
7)アラニネート、例えばNikkol社によりSodium Nikkol Alaninate LN 30(登録商標)の名で市販の、またはKawaken社によりAlanone Ale(登録商標)の名で市販の、ナトリウムN−ラウロイル−N−メチルアミドプロピオネート、及びKawaken社によりAlanone Alta(登録商標)の名で市販のN−ラウロイル−N−メチルアラニントリエタノールアミン。
8)アスパルテート、例えばMitsubishi社によりAsparack(登録商標)の名で市販のトリエタノールアミン=N−ラウロイルアスパルテート/トリエタノールアミン=N−ミリストイルアスパルテートの混合物。
【0059】
9)グリシネート、例えばAjinomoto社によりAmilite GCK−12(登録商標)及びAmilite GCS−12(登録商標)の名で市販のナトリウムN−ココイルグリシネートまたはカリウムN−ココイルグリシネート。
10)シトレート、例えばGoldschmidt社によりWitconol EC 1129の名で市販のオキシエチレン化ココアルコールのクエン酸モノエステル(9EO)。
11)ガラクツロネート、例えばSoliance社により市販のナトリウムドデシルd−ガラクトシドウロネート。
【0060】
12)石鹸を構成する脂肪酸塩、例えば6乃至22の炭素原子を含む脂肪鎖を有し、水酸化カリウムまたは水酸化ナトリウムなどの有機又は鉱物塩基で、及び例えばトリエタノールアミン、N−メチルグルカミン、リシンまたはアルギニンなどの有機塩基で、中和されたもの。特にC10乃至C22脂肪酸のカリウム及びナトリウム塩、特にラウリン酸の、パルミチン酸の、及び、ステアリン酸のカリウム塩を挙げることができる。
【0061】
13)ホスフェート、特にモノアルキルホスフェート及びジアルキルホスフェート、例えば、Kao ChemicalsによりMap 20(登録商標)の名で市販のラウリルモノホスフェート、Pulcra社によりCrafol AP−31(登録商標)の名で市販のドデシルリン酸のカリウム塩、モノ/ジエステル(優勢)混合物、及びPulcra社によりCrafol AP−20(登録商標)の名で市販のオクチルリン酸、モノ/ジエステル混合物等。
【0062】
14)両性及び両性イオン性界面活性剤、これらは例えば、ベタイン、N−アルキルアミドベタイン及び誘導体、スルタイン及びアルキルポリアミノカルボキシレート;及びこれらの混合物より選択しても良い。
【0063】
挙げることのできるベタインの例には、Clariant社によりGenagen KB(登録商標)の名で市販のラウリルベタイン、Shin Nihon Rica社によりLauryl Ether(10 OE)Betaine(登録商標)の名で市販のオキシエチレン化ラウリルベタイン(10EO)、Shin Nihon Rica社によりStearyl Ether(10 OE)Betaine(登録商標)の名で市販のオキシエチレン化ステアリルベタイン(10EO)、Albright & Wilson社によりEmpigen BB/FLの名で市販の、またはCognis社製のDehyton AB30として市販のココベタインが含まれる。
【0064】
挙げることのできるN−アルキルアミドベタイン及び誘導体の例には、Sanyo社によりLebon 2000 HG(登録商標)の名で市販の、またはAlbright & Wilson社によりEmpigen BB(登録商標)の名で市販のコカミドプロピルベタイン、Witco社によりRewoteric AMB12P(登録商標)の名で市販のラウラミドプロピルベタイン、及びRhodia Chimie社によりMiranol C2M Concentre NP(登録商標)の名で市販のN−ジナトリウム=N−カルボキシエトキシエチル=N−ココイルアミドエチルアミノアセテートが含まれる。
【0065】
挙げることのできるスルタインの例には、Croda社によりCrosultaine C−50(登録商標)の名で市販のココイルアミドプロピルヒドロキシスルホベタインが含まれる。
【0066】
挙げることのできるアルキルポリアミノカルボキシレート(APAC)の例には、Akzo Nobel社によりAmpholak 7 CX/C(登録商標)、Ampholak 7 CX(登録商標)の名で市販のナトリウムココイルポリアミノカルボキシレート、Akzo Nobel社によりAmpholak 7 TX/C(登録商標)の名で市販のナトリウムステアリルポリアミドカルボキシレート、及びAkzo Nobel社によりAmpholak XO7/C(登録商標)の名で市販のナトリウムカルボキシメチローレイルポリプロピルアミンが含まれる。
【0067】
II. 本発明の組成物に加えて良い任意の付加的界面活性剤は、例えばエチレンオキシドとプロピレンオキシドとのアルキル鎖上における重縮合物;ポリオールの脂肪酸エステル;アルコキシル化アルカミド;ポリオキシエチレン化カルボン酸塩;サルコシネート;グルタメート;アルキルスルフェート;アルキルエーテルスルフェート;スルホネート;イセチオネート;タウレート;スルホスクシネート;アルキルスルホアセテート;ポリペプチド;アルキルポリグルコシドのアニオン性誘導体;及びこれらの混合物から選択しても良い。
【0068】
挙げることのできるポリオールの脂肪酸エステルには、8乃至30の炭素原子、好ましくは10乃至22の炭素原子を含む脂肪鎖を有するものが含まれる。該ポリオールは、特に幾つかのグリセリンユニットを含むグリセリンまたはグリセリンポリマー(ポリグリセリン)であってよい。挙げることのできるポリオールの脂肪酸エステルの例には、ポリグリセリルモノラウレート、例えばTaiyo Kagaku社によりSunsoft M−12Jの名で市販の製品などが含まれる。
【0069】
特に挙げることのできるアルコキシル化アルカミドには、エトキシル化アルカミド、例えばPEG−5 Cocamide(CTFA名)、特にClariant社によりGenagen CA−050の名で市販の製品を挙げることができる。
【0070】
挙げることのできるポリオキシエチレン化カルボン酸塩には、Kao Chemicals社によりAkypo Soft 45 NV(登録商標)の名で市販のオキシエチレン化(6EO)ナトリウムラウリルエーテルカルボキシレート(65/25/10 C12−14−16)、オリーブオイルから誘導されるポリオキシエチレン化及びカルボキシメチル化脂肪酸、例えば、Biologia E Tecnologia社によりOlivem 400(登録商標)の名で市販の製品、及びNikkol社によりNikkol ECTD−6NEX(登録商標)の名で市販のオキシエチレン化(6EO)ナトリウムトリデシルエーテルカルボキシレートが含まれる。
【0071】
挙げることのできるサルコシネートの例には、CIBA社によりSarkosyl NL 97(登録商標)の名で市販の、またはSEPPIC社によりOramix L 30(登録商標)の名で市販のナトリウムラウロイルサルコシネート、Nikkol社によりNikkol Sarcosinate MN(登録商標)の名で市販のナトリウムミリストイルサルコシネート、及びNikkol社によりNikkol Sarcosinate PN(登録商標)の名で市販のナトリウムパルミトイルサルコシネートが含まれる。
【0072】
挙げることのできるグルタメートの例には、Ajinomoto社によりAcylglutamate CT−12(登録商標)の名で市販のトリエタノールアミンモノココイルグルタメート、Ajinomoto社によりAcylglutamate LT−12(登録商標)の名で市販のトリエタノールアミンラウロイルグルタメートが含まれる。
【0073】
挙げることのできるアルキルスルフェート及びアルキルエーテルスルフェートの例には、オキシエチレン化または非オキシエチレン化アルキルスルフェート、例えば、Henkel社によりSipon AOS 225(登録商標)の名で市販のナトリウムラウリルエーテルスルフェート(70/30重量比でのC12−14の混合物)(2.2EO)、Henkel社によりSipon LEA 370(登録商標)の名で市販のアンモニウムラウリルエーテルスルフェート(70/30重量比でのC12−14の混合物)(3EO)、Rhodia Chimieの名で市販のRhodapex AB/20(登録商標)の名で市販のアンモニウムアルキル(C12−14)エーテル(9EO)スルフェート、及びAlbright & Wilson社によりEmpicol BSD 52の名で市販のナトリウム及びマグネシウムラウリル及びオレイルエーテルスルフェートの混合物が含まれる。
【0074】
挙げることのできるスルホネートの例には、α−オレフィンスルホネート、例えばStepan社によりBio−Terge AS−40(登録商標)の名で市販の、またはWitco社によりWitconate AOS Protege(登録商標)またはSulframine AOS PH 12(登録商標)の名で市販の、またはStepan社によりBio−Terge AS−40 CG(登録商標)の名で市販の、ナトリウムα−オレフィンスルホネート(C14−16)、及びClariant社によりHostapur SAS 30(登録商標)の名で市販の第二級ナトリウムオレフィンスルホネートが含まれる。
【0075】
挙げることのできるイソチオネートの例は、Jordan社によりJordapon CI P(登録商標)の名で市販のナトリウムココイルイセチオネートである。
【0076】
挙げることのできるタウレートの例には、Clariant社によりHostapon CT Pate(登録商標)の名で市販のパームカーネルオイルメチルタウレートのナトリウム塩、Clariant社によりHostapon LT SF(登録商標)の名で市販の、またはNikkol社によりNikkol CMT−30−T(登録商標)の名で市販のN−ココイル=N−メチルタウレート、Nikkol社によりNikkol PMT(登録商標)の名で市販のナトリウムパルミトイルメチルタウレートが含まれる。
【0077】
挙げることのできるスルホスクシネートの例には、Zschimmer Schwarz社によりSetacin 103 Special(登録商標)の名で市販の、またはWitco社によりRewopol SB−FA 30 4(登録商標)の名で市販の、オキシエチレン化(3EO)ラウリルアルコールモノスルホスクシネート(70/30 C12−14)、Zschimmer Schwarz社によりSetacin F Special Paste(登録商標)の名で市販のC12−C14アルコールのヘミスルホスクシネートの二ナトリウム塩、Henkel社によりStandapol SH 135(登録商標)の名で市販のオキシエチレン化(2EO)ニナトリウムオレアミドスルホスクシネート、及びSanyo社によりLebon A−5000(登録商標)の名で市販のオキシエチレン化(5EO)ラウラミドモノスルホスクシネートが含まれる。
【0078】
挙げることのできるアルキルスルホアセテートの例には、Stepan社によりStepan−Mild LSBの名で市販のナトリウムラウリルスルホアセテート及び二ナトリウムラウリルエーテルスルホスクシネートの混合物が含まれる。
【0079】
使用して良いポリペプチドには、小麦及びオート麦のアミノ酸上の脂肪鎖の縮合により得られるもの、例えば、カリウム−ラウロイル加水分解小麦タンパク質(この製品は、Croda社によりAminofoam W OR(登録商標)の名で市販されている)、Maybrook社によりMayTein SY(登録商標)の名で市販のココイル加水分解大豆タンパク質のトリエタノールアミン塩、SEPPIC社によりProteol Oat(登録商標)の名で市販のオート麦のラウロイルアミノ酸のナトリウム塩、Deutsche Gelatine社によりGeliderm 3000(登録商標)の名で市販のココナッツ脂肪酸にグラフト化したコラーゲン加水分解物、及び加水分解ココナッツ酸でアシル化された大豆タンパク質(この製品は、SEPPIC社によりProteol VS 22(登録商標)の名で市販されている)が含まれる。
【0080】
挙げることのできるアルキルポリグルコシドのアニオン性誘導体には、アルキルポリグルコシドから得られる、シトレート、タルタレート、スルホスクシネート、カルボネート、及びグリセリンエーテル、例えば、Cesalpinia社によりEucarol AGE−ET(登録商標)の名で市販のココイルポリグルコシド(1.4)酒石酸エステルのナトリウム塩、SEPPIC社によりEssai 512 MP(登録商標)の名で市販のココイルポリグルコシド(1.4)スルホスクシン酸エステルの二ナトリウム塩、及びCesalpinia社によりEucarol AGE−EC(登録商標)の名で市販のココイルポリグルコシド(1.4)(1.4)クエン酸エステルのナトリウム塩が含まれる。
【0081】
当該組成物は、活性物質の重量として、組成物全重量に対して総量で0.1乃至50重量%の界面活性剤(付加的界面活性剤を含む)、好ましくは0.2乃至35重量%、更に好適には活性物質の重量として0.5乃至20重量%の界面活性剤を含んで良い。
【0082】
本発明の特定の実施態様によれば、該組成物は少なくとも一のアルキルポリグリコシドを界面活性剤として含み、アルキルポリグリコシドの量は、界面活性剤全重量に対して0.1乃至100重量%、更に好適には10乃至100重量%を占めることが好ましい。
【0083】
本発明の組成物にとって、生理学的に許容される媒質は水を含む。水の量は、該組成物全重量に対して30乃至99.85重量%、好ましくは30乃至95重量%の範囲であってよい。この媒質は、水以外に、1乃至8の炭素原子を含む低級アルコール、例えばエタノール;グリセリンなどのポリオール;グリコール、例えばブチレングリコール、イソプレングリコール、プロピレングリコール、またはポリエチレングリコール、例えばPEG−8;ソルビトール;糖、例えばグルコース、フルクトース、マルトース、ラクトース、またはスクロース;及びこれらの混合物から選択される一以上の溶媒を含んでいても良い。本発明の組成物中の溶媒の量は、該組成物全重量に対して0.5乃至30重量%、好ましくは1乃至20重量%の範囲であって良い。
【0084】
本発明の組成物は、好ましくは皮膚に適合性の、すなわち3乃至9、更に好適には4乃至8の範囲のpHを有する。
【0085】
本発明の組成物は、香料、保存料、金属イオン封鎖剤(EDTA)、顔料、ナクレ、鉱物または有機の充填剤、pH制御剤、可溶性着色剤、サンスクリーン、活性剤、本発明の主題を成すポリマー以外のカチオン性、アニオン性、または両性ポリマー、及び脂肪物質(オイル、脂肪アルコール、脂肪酸、またはワックス)から選択される、化粧品に通常使用される補助剤を含んでいて良い。これら様々な補助剤の量は、懸かる分野において通常使用されるとおり、例えば組成物全重量に対して0.01乃至20重量%である。これらの補助剤及びその濃度は、本発明の組成物について所望される特性を変性させないようなものであるべきである。
【0086】
本発明による組成物は、局所使用に好適なあらゆる提供形態、特に流体、ゲル、及び/またはO/Wエマルジョン(水相中に分散した油相)またはW/Oエマルジョン(油相中に分散した水相)、または多相エマルジョンの形態であって良い。これらは好ましくはゲル形態である。
【0087】
本発明の組成物はまた、任意に、一以上の皮膚軟化薬及び/またはメイクアップ除去オイルを含む、少なくとも一の油相を含んで良い。
【0088】
本発明の組成物中に使用可能なオイルとしては、例えば、下記のものを挙げることができる。
・動物由来の炭化水素ベースのオイル、例えばペルヒドロスクアレン;
・炭化水素ベースの植物由来オイル、例えば炭素原子4乃至10の脂肪酸の液体トリグリセリド、例えばヘプタノン酸またはオクタノン酸のトリグリセリド、あるいはまた例えば、サンフラワーオイル、コーンオイル、大豆油、マロウオイル、グレープシードオイル、セサミオイル、ヘーゼルナッツオイル、アプリコットオイル、マカダミアオイル、アララオイル、ヒマシ油、アボカドオイル、カプリル酸/カプリン酸トリグリセリド、例えばStearineries Dubois社により市販のもの、またはDynamit Nobel社によりMiglyol 810, 812, 及び818の名で市販のもの、ホホバオイルまたはカリテバター;
・合成エステル及びエーテル、特に脂肪酸のもの、例えば式R1COOR2及びR1OR2(式中、R1は8乃至29の炭素原子を含む脂肪酸残基を表し、R2は3乃至30の炭素原子を含む分枝状または非分枝状の炭化水素ベースの鎖を表す)のオイル、例えばパーセリンオイル、イソノニルイソノナノエート、イソプロピルミリステート、2−エチルヘキシルパルミテート、2−オクチルドデシルステアレート、2−オクチルドデシルエルケート、またはイソステアリルイソステアレート;ヒドロキシル化エステル、例えばイソステアリルラクテート、オクチルヒドロキシステアレート、オクチルドデシルヒドロキシステアレート、ジイソステアリルマレート、トリイソセチルシトレート、及び脂肪アルコールヘプタノエート、オクタノエート及びデカノエート;ポリオールエステル、例えばプロピレングリコールジオクタノエート、ネオペンチルグリコールジヘプタノエート、及びジエチレングリコールジイソノナノエート;及びペンタエリスリトールエステル、例えばペンタエリスリチルテトライソステアレート;
・鉱物または合成由来の直鎖状又は分枝状の炭化水素、例えば揮発性または不揮発性の流動パラフィン及びその誘導体、ワセリン、ポリデセンまたは水素化ポリイソブテン、例えばパーリーム;
・天然又は合成の精油、例えばユーカリオイル、ハイブリッドラベンダーオイル、ラベンダーオイル、ベチバーオイル、リツェアクベバオイル、レモンオイル、サンダルウッドオイル、ローズマリーオイル、カモミールオイル、セイボリーオイル、ナツメグオイル、シナモンオイル、ヒソップオイル、キャラウェイオイル、オレンジオイル、ゲラニオールオイル、ケードオイル、及びベルガモットオイル;
・8乃至26の炭素原子を含む脂肪アルコール、例えばセチルアルコール、ステアリルアルコール、及びこれらの混合物(セチルステアリルアルコール)、オクチルドデカノール、2−ブチルオクタノール、2−ヘキシルデカノール、2−ウンデシルペンタデカノール、オレイルアルコールまたはリノレイルアルコール;
・部分的に炭化水素ベースの、及び/またはシリコーンベースの、フッ化油、例えば文献JP−A−2−295912に記載のもの;
・シリコーンオイル、例えば直鎖状または環状のシリコーン鎖を含む揮発性または不揮発性のポリジメチルシロキサン(PDMSs)であって、室温にて液状またはペースト状のもの、特にシクロポリジメチルシロキサン(シクロメチコーン)、例えばシクロヘキサシロキサン;アルキル、アルコキシ、またはフェニル基(これらの基は2乃至24の炭素原子を含む)をペンダント状にまたはシリコーン鎖の末端に含むポリジメチルシロキサン;フェニルシリコーン、例えばフェニルトリメチコーン、フェニルジメチコーン、フェニルトリメチルシロキシジフェニルシロキサン、ジフェニルジメチコーン、ジフェニルメチルジフェニルトリシロキサン、2−フェニルエチルトリメチルシロキシシリケート、及びポリメチルフェニルシロキサン;
・これらの混合物。
【0089】
上述のオイルのリスト中における「炭化水素ベースのオイル」なる語は、主に炭素及び水素原子を含み、任意にエステル、エーテル、フルオロ、カルボン酸及び/またはアルコール基を含むあらゆるオイルを意味する。
【0090】
上述のオイルの中では、メイクアップ除去用オイルは、特に少なくとも12の炭素原子を含む脂肪酸エステルである。これらのエステルは、好ましくは、1乃至17の炭素原子を含む直鎖または分枝鎖アルコールと少なくとも12の炭素原子、好ましくは14乃至22の炭素原子を含む直鎖または分枝鎖脂肪酸とから得られる。これらは好ましくは、モノ−またはジ−エステルである。挙げることのできるメイクアップ除去用オイルの例には、2−エチルヘキシルパルミテート(またはオクチルパルミテート)、2−エチルヘキシルミリステート(またはオクチルミリステート)、イソプロピルパルミテート、イソプロピルミリステート、ジイソプロピルアジペート、ジオクチルアジペート、2−エチルヘキシルヘキサノエート、エチルラウレート、メチルミリステート、オクチルドデシルオクタノエート、イソデシルネオペンタノエート、エチルミリステート、ミリスチルプロピオネート、2−エチルヘキシル−2−エチルヘキサノエート、2−エチルヘキシルオクタノエート、2−エチルヘキシルカプレート/カプリレート、メチルパルミテート、ブチルミリステート、イソブチルミリステート、エチルパルミテート、イソヘキシルラウレート、ヘキシルラウレート、及びイソプロピルイソステアレート、及びこれらの混合物が含まれる。
【0091】
該油相中に存在して良い他の脂肪物質は、例えば、8乃至30の炭素原子を含む脂肪酸、例えばステアリン酸、ラウリン酸、パルミチン酸、及びオレイン酸;ワックス、例えばラノリン、ミツロウ、カルナウバワックス、カンデリラワックス、パラフィンワックス、リグナイトワックス、またはミクロクリスタリンワックス、セレシン、またはオゾケライト、合成ワックス、例えばポリエチレンワックス、及びフィッシャートロプシュワックス;ゴム、例えばシリコーンゴム(ジメチコノール);シリコーン樹脂、例えばトリフルオロメチル−C1−4−アルキルジメチコーン及びトリフルオロプロピルジメチコーン;及びシリコーンエラストマー、例えばShin−Etsu社により”KSG”の名で市販の、Dow Corning社により”Trefil”、”BY29”、または”EPSX”の名で市販の、またはGrant Industries社により”Gransil”の名で市販の製品である。
【0092】
これら脂肪物質は、当業者によって、所望の特性、例えば粘度またはテクスチャー特性などを有する組成物の調製のために、様々な方法で選択されて良い。
【0093】
存在する場合は、油相の量は、例えば組成物全重量に対して0.01乃至50重量%、好ましくは0.1乃至30重量%の範囲であって良い。
【0094】
多少によらず流動性の組成物を得るために、本発明の組成物には、上述のポリマーの他に、一以上の増粘剤、特にポリマーを、当該組成物全重量に対して活性物質として0.05乃至10重量%、好ましくは0.2乃至5重量%、更に好適には0.2乃至2重量%の濃度で導入することができる。
【0095】
挙げることのできる増粘剤の例には、鉱物塩、例えば塩化ナトリウム;オキシエチレン化分子、特にポリオールのエトキシル化アルキルまたはアシル誘導体、これらはとりわけ、脂肪酸エステルまたは脂肪アルコールエーテルと、グリセリン、ソルビトール、グルコース、またはペンタエリスリトールなどのポリオールとのオキシエチレン化誘導体であってよい。挙げることのできるこのタイプの化合物の例には、オキシエチレン化(200EO)グリセリルステアレート、例えばSEPPIC社によりSimulsol 220 TM(登録商標)の名で市販の製品、オキシエチレン化(150EO)ペンタエリスリチルテトラステアレート、例えばCroda社によりCrothix(登録商標)の名で市販の製品、オキシエチレン化(120EO)メチルグルコースジオレエート、例えばAmerchol社によりGlucamate DOE−120 Vegetal(登録商標)の名で市販の製品、またはオキシエチレン化(160EO)ソルビタントリイソステアレート、例えばKao Chemicals社によりRheodol TW IS399Cの名で市販の製品などが含まれる。
【0096】
本発明による組成物は、一般的にゲルまたはクリームの外観を有し、これは透明であっても良い。更に、これらの組成物は安定であり、非常によく濯ぎ落としされる(非常に優れた濯ぎ落とし性能)。これらは特に、両親媒性ポリマーの存在によって、優れた泡沫体積を有する起泡性組成物を構成しうる。これらの組成物は、特に、化粧品または皮膚科において使用して良く、更にこれらは、例えば皮膚、頭皮、及び/または髪用のクレンジング製品及び/またはメイクアップ除去製品、髪用のシャンプー、皮膚用のスクラブ製品及び/または剥離製品を構成しうる。
【0097】
本発明の別の主題は、上述のように定義される組成物の、皮膚、頭皮、及び/または髪用のクレンジング製品及び/またはメイクアップ除去製品、髪用のシャンプー、皮膚用のスクラブ製品及び/または剥離製品としての、化粧的使用からなる
【0098】
皮膚用のクレンジング製品及び/またはメイクアップ除去製品としては、本発明による組成物は、下記の二つの方式で使用して良い:
・第一の使用は、手にゲルを延ばし、これを顔または身体に適用し、次にこれを水の存在下でマッサージして、顔または身体表面において直接泡沫を発生させることである;
・このタイプの製品の他の可能な使用は、顔または身体に適用する前に、手のひらにおいて泡沫を発生させることである。
【0099】
該組成物が充分に流動性であれば、これは自己起泡性エアスプレーまたはエアロゾル缶中に実装しても良い。すると、該製品は皮膚または髪に直接適用される泡沫の形態で送達される。
【0100】
いずれの場合でも、該泡沫は、その後濯ぎ落とされる。
【0101】
本発明の別の主題は、皮膚、頭皮、及び/または髪のクレンジングのための美容方法からなり、これは、本発明の組成物を、皮膚、頭皮、及び/または髪に水の存在下で適用することを特徴とし、更に形成された泡沫及び汚れの残留物を水での濯ぎにより除去することを特徴とする。
【0102】
本発明の組成物はまた、特にこれらが脂性肌の処理用の特定の活性剤、例えばサリチル酸、アゼライン酸、トリクロサン、ピロクトンオラミン(オクトピロクス)、ナイアシンアミド(ビタミンB3)、またはパンテノール(ビタミンB5)等を含む場合には、脂性(脂漏性)皮膚の処理のための組成物を構成しても良い。
【0103】
本発明の別の主題は、上述のように定義される組成物の、脂性肌の処理用の組成物の調製のための使用である。
【0104】
【実施例】
(調製実施例)
エトキシル化(メタ)アクリル酸エステルの調製:
これらは特に、グリシジル(メタ)アクリレートまたは(メタ)アクリル酸またはアルキル(メタ)アクリレートまたは(メタ)アクリロイルクロライドの、エトキシル化脂肪アルコールへの作用によって得られる。挙げることのできる非限定的な例には、下記が含まれる:
a)グリシジルメタクリレートとGenapol T−250とから出発する調製;
b)(メタ)アクリル酸及びGenapol UD−070とから出発する調製;
c)メチル(メタ)アクリレートとGenapol LA−090とから出発する調製;
d)(メタ)アクリロイルクロライドとGenapol UC−070とから出発する調製。
【0105】
a)500gのGenapol T−250及び75gのグリシジルメタクリレートを、スターラー、温度計、及び還流コンデンサーを取り付けた、1リットルの三口反応器に仕込む。反応混合物を100℃の温度にて2時間加熱し、過剰のグリシジルメタクリレートを減圧下での蒸留によって除去する。得られたモノマーは、更なる精製無しに重合化に使用して良い。
【0106】
b)500gのGenapol UD−070、100gの(メタ)アクリル酸、及び触媒としてのp−トルエンスルホン酸を、スターラー、温度計、及び還流コンデンサーを取り付けた、1リットルの三口反応器に仕込む。反応混合物を2時間還流させ、過剰の酸及び反応中に生成した水を減圧下での蒸留によって分離する。得られたモノマーは、更なる精製無しに重合化に使用して良い。
【0107】
c)500gのGenapol LA−090、100gのメチル(メタ)アクリレート、及び20gのチタンテトライソプロポキシドを、スターラー、温度計、及び還流コンデンサーを取り付けた、1リットルの三口反応器に仕込む。反応混合物を2時間還流させ、生成したアルコールの留去による分離の後、残ったエステルを減圧下にて蒸留する。得られたモノマーは、更なる精製無しに重合化に使用して良い。
【0108】
d)500gのGenapol UD−070、110gの(メタ)アクリロイルクロライド、及び50gの炭酸ナトリウムを、スターラー、温度計、及び還流コンデンサーを取り付けた、1リットルの三口反応器に仕込む。反応混合物を2時間還流させ、過剰の酸クロライドを減圧下での蒸留によって分離する。得られたモノマーは、更なる精製無しに重合化に使用して良い。
【0109】
(tert−ブタノール中における沈殿方法による重合化)
500mlのtert−ブタノール及び算定量のAMPSを、還流コンデンサー、気体取り入れ口、温度計、及びスターラーを取り付けた2リットルの反応器に導入する。該混合物をNH3の導入によって中和し、上述の通り調製したモノマーを反応混合物に加える。該反応混合物を、窒素またはアルゴンを通気することによって不活性とし、内部温度が60℃に達した時点で開始剤(AIBN)を添加して重合化を開始させる。数分後、こうして調製されたポリマーが沈殿する。該混合物を2時間還流させ、ポリマーは真空濾過によって溶媒から分離され、その後減圧下にて乾燥される。
【0110】
以下のポリマーが、上述の方法にて調製された(下記の試薬を、表示の量(グラム)で用いて出発する)。
【表1】
【0111】
(クレンジング組成物の例)
以下の例は、本発明を、その性質を限定することなく詳説する役割を果たす。表示の量は、特記のない限りは重量パーセントである(A.M.は活性物質を意味する)。
【0112】
(実施例1:クレンジングゲル)
(1)APG:アルキル(C9/11)ポリグルコシド(1.4)、40%溶液として、Kao Chemicals社によりMydol 10の名で市販のもの;
(2)アリルメタクリレートと架橋した、NH3で中和されたAMPSユニット80重量%とGenapol T−250メタクリレートユニット[式(III)のユニットにおいて、式中R1=CH3、R4=C16−C18、及びx=25]20重量%とからなるコポリマー。
【0113】
得られたゲルの感覚品質を、本発明によるコポリマーが従来技術のポリマーと置き換えられている比較例と比べて、検査した。
【0114】
(感覚性能)
本発明により使用される両親媒性ポリマーを用いて発生した泡沫の体積を、以下のプロトコルに従って評価し、(1)ポリマーを含まない組成物と比較し、(2)疎水性鎖を含まないAMPSポリマーを用いた組成物と比較し、更に(3)疎水性鎖を含むカルボン酸ポリマーを用いた組成物と比較した。
【0115】
プロトコルは以下の通り:いずれの製品の使用の前にも、家庭用石鹸で手を洗い、適当に濯ぎ、乾燥させる。次いで、下記のようにプロトコルを行う。
1−流水に通すことにより手を湿らせ、これらを三回振って水を切る、
2−一方の手のひらに1gの製品を置く、
3−10秒間に亘り、二つの手のひらの間で製品を練る、
4−2mlの水を加え、製品を再度10秒間練る、
5−手を水で濯ぐ、
6−これらを拭う。
【0116】
手の中で生成した泡沫の体積を、濯ぎ前に0乃至10のスケールで等級付けするが、付けられた等級は、泡沫の体積が大であるほど比例して高くなることとする。
下記の表において、全てのパーセンテージは活性物質(A.M.)の重量で表示される。
【0117】
【表2】
【0118】
上記の表により、比較例の組成物は、本発明による実施例よりもずっと低い泡沫体積を与えることが示される、更にまた、本発明によるポリマーは、AMPSホモポリマーを同量使用するよりも粘度性の高い、粘性のゲルを得ることを可能にする。したがって、本発明の組成物中に使用される両親媒性ポリマーは、泡沫の体積における向上と優れた粘度との両方を与えるが、このことは、ポリマーの添加により粘度を増大させることは一般に泡沫の体積を減ずる結果になることが知られているため、とりわけ驚くべきである。
【0119】
(実施例2:クレンジング組成物)
(1)APG:アルキル(C9/11)ポリグルコシド(1.4)、40%溶液として、Kao Chemicals社によりMydol 10の名で市販のもの;
(2)非架橋コポリマー、NH3で中和されたAMPSユニット40重量%とGenapol(登録商標) LA−030メタクリレートユニット[式(III)のユニットにおいて、式中R1=CH3、R4=C12−C14、及びx=3]60重量%とからなるコポリマー。
【0120】
この組成物を用いて得られた泡沫の体積は、7.4/10であり、これは充分である。しかしながら、該組成物は水のような液体である(粘度0.0001Pa・s)。したがって、この実施例は、本発明による両親媒性ポリマーが、非架橋の場合であっても泡沫の体積を改善することができるが、架橋したポリマーのみが泡沫の体積を増大させること及び増粘組成物を与えることの両方を可能にするということを示している。
【0121】
(実施例3:クレンジング組成物)
(1)Albright & Wilson社によりEmpigen BB/FLの名で市販の製品;
(2)APG:アルキル(C9/11)ポリグルコシド(1.4)、40%溶液として、Kao Chemicals社によりMydol 10の名で市販のもの;
(3)アリルメタクリレート架橋コポリマー、NH3で中和されたAMPSユニット80重量%とGenapol T−250メタクリレートユニット[式(III)のユニットにおいて、式中R1=CH3、R4=C16−C18、及びx=25]20重量%とからなるもの。
【0122】
優れた泡沫体積及び快適な使用性を与えるクリーム状のクレンジングゲルを得る。
Claims (55)
- 生理学的に許容される水性媒質中に、
アルキルポリグリコシド、マルトースエステル、グリセリン化脂肪アルコール、N−アルキルグルカミン誘導体、アミドエーテルカルボキシレート、アセテート、アラニネート、アスパルテート、グリシネート、シトレート、ガラクツロネート、石鹸を構成する脂肪酸塩、ホスフェート、両性及び両性イオン性界面活性剤より選択される少なくとも一の界面活性剤、及び
スルホ基を遊離形態または部分的もしくは完全な中和形態で含む少なくとも一のエチレン性不飽和モノマーを含み、少なくとも一の疎水性部分を含む、少なくとも一の両親媒性ポリマー
とを含む、クレンジング組成物。 - 前記両親媒性ポリマーの疎水性部分が、6乃至50の炭素原子を含むことを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
- 前記両親媒性ポリマーの疎水性部分が、6乃至22の炭素原子を含むことを特徴とする、請求項2に記載の組成物。
- 前記両親媒性ポリマーの疎水性部分が、6乃至18の炭素原子を含むことを特徴とする、請求項3に記載の組成物。
- 前記両親媒性ポリマーの疎水性部分が、12乃至18の炭素原子を含むことを特徴とする、請求項4に記載の組成物。
- 前記両親媒性ポリマーが、鉱物または有機の塩基で部分的もしくは完全に中和されていることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記両親媒性ポリマーが、1000乃至20000000g/molの範囲の数平均分子量を有することを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記数平均分子量が、20000乃至5000000g/molの範囲であることを特徴とする、請求項7に記載の組成物。
- 前記数平均分子量が、100000乃至1500000g/molの範囲であることを特徴とする、請求項8に記載の組成物。
- 前記ポリマーを1重量%含有する水溶液が、25℃の温度で、No.7の針を備えたB型粘土計を使用して測定した粘度20000mPa・s乃至100000mPa・sを有することを特徴とする、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記両親媒性ポリマーが、tert−ブタノール中におけるフリーラジカル沈殿重合によって調製されることを特徴とする、請求項1乃至10のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記両親媒性ポリマーが、架橋または非架橋であることを特徴とする、請求項1乃至11のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記両親媒性ポリマーが、架橋していることを特徴とする、請求項12に記載の組成物。
- 前記架橋剤が、オレフィン性多価不飽和を含む化合物から選択されることを特徴とする、請求項13に記載の組成物。
- 前記架橋剤が、メチレンビスアクリルアミド、アリルメタクリレート、及びトリメチロールプロパントリアクリレート(TMPTA)から選択されることを特徴とする、請求項14に記載の組成物。
- 橋かけ度が、前記ポリマーに対して好ましくは0.01mol%乃至10mol%、とりわけ0.2mol%乃至2mol%の範囲であることを特徴とする、請求項13乃至15のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記のスルホ基を含むエチレン性不飽和モノマーが、ビニルスルホン酸、スチレンスルホン酸、(メタ)アクリルアミド(C1−C22)アルキルスルホン酸、N−(C1−C22)アルキル(メタ)アクリルアミド(C1−C22)アルキルスルホン酸、及び更にこれらの部分的もしくは完全な中和形態から選択されることを特徴とする、請求項1乃至16のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記のスルホ基を含むエチレン性不飽和モノマーが、アクリルアミドメタンスルホン酸、アクリルアミドエタンスルホン酸、アクリルアミドプロパンスルホン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、メタクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、2−アクリルアミド−n−ブタンスルホン酸、2−アクリルアミド−2,4,4−トリメチルペンタンスルホン酸、2−メタクリルアミドドデシルスルホン酸、及び2−アクリルアミド−2,6−ジメチル−3−ヘプタンスルホン酸、及び更にこれらの部分的もしくは完全な中和形態から選択されることを特徴とする、請求項17に記載の組成物。
- 前記のスルホ基を含むエチレン性不飽和モノマーが、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸(AMPS)、及び更にこれらの部分的もしくは完全な中和形態であることを特徴とする、請求項17または18に記載の組成物。
- 前記両親媒性ポリマーが、n−モノ(C6−C22)アルキルアミンまたはジ−n−(C6−C22)アルキルアミンとの反応によって変性されたAMPSのランダムポリマーから選択されることを特徴とする、請求項19に記載の組成物。
- 前記AMPSの両親媒性ポリマーが、脂肪鎖を含まない少なくとも一のエチレン性不飽和モノマーを更に含むことを特徴とする、請求項19または20に記載の組成物。
- 前記の脂肪鎖を含まないエチレン性不飽和モノマーが、(メタ)アクリル酸及びそのβ−置換アルキル誘導体、及びモノアルコールまたはモノ−もしくはポリ−アルキレングリコールから得られるこれらのエステルから、あるいはまた、(メタ)アクリルアミド、ビニルピロリドン、無水マレイン酸、イタコン酸またはマレイン酸、またはこれら化合物の混合物から、選択されることを特徴とする、請求項21に記載の組成物。
- 前記両親媒性ポリマーが、AMPSと6乃至50の炭素原子を有する少なくとも一の疎水性部分を含む少なくとも一のエチレン性不飽和疎水性モノマーとの両親媒性コポリマーから選択されることを特徴とする、請求項1乃至22のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記疎水性部分が、6乃至22の炭素原子を含むことを特徴とする、請求項23に記載の組成物。
- 前記疎水性部分が、6乃至18の炭素原子を含むことを特徴とする、請求項24に記載の組成物。
- 前記疎水性部分が、12乃至18の炭素原子を含むことを特徴とする、請求項25に記載の組成物。
- 前記のエチレン性不飽和疎水性モノマーが、下式(I):
のアクリレートまたはアクリルアミドから選択されることを特徴とする、請求項23乃至26のいずれか一項に記載の組成物。 - 前記疎水性基R2が、直鎖状、分枝状、または環状のC6−C18アルキル基;C6−C18アルキルペルフルオロ基;コレステリル基、またはコレステロールエステル;芳香族多環式基から選択されることを特徴とする、請求項27に記載の組成物。
- 式(I)の前記モノマーが、少なくとも一のアルキレンオキシドユニット(x≧1)を更に含むことを特徴とする、請求項27または28に記載の組成物。
- 式(I)の前記モノマーが、少なくとも一のポリオキシアルキレン化鎖を更に含むことを特徴とする、請求項27乃至29のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記ポリオキシアルキレン化鎖が、エチレンオキシドユニット及び/またはプロピレンオキシドユニットからなることを特徴とする、請求項30に記載の組成物。
- 前記ポリオキシアルキレン化鎖が、エチレンオキシドユニットのみからなることを特徴とする、請求項31に記載の組成物。
- アルキレンオキシドのモル数が、3乃至100の範囲であることを特徴とする、請求項27乃至32のいずれか一項に記載の組成物。
- アルキレンオキシドのモル数が、3乃至50の範囲であることを特徴とする、請求項33に記載の組成物。
- アルキレンオキシドのモル数が、7乃至25の範囲であることを特徴とする、請求項34に記載の組成物。
- AMPSの前記両親媒性ポリマーが、
・架橋または非架橋の、中和又は非中和コポリマーであって、当該ポリマーに対して15乃至60重量%のAMPSユニット及び40乃至85重量%の(C8−C16)アルキル(メタ)アクリルアミドユニットまたは(C8−C16)アルキル(メタ)アクリレートユニットを含むコポリマー;
・ターポリマーであって、当該ポリマーに対して10乃至90mol%のアクリルアミドユニット、0.1乃至10mol%のAMPSユニット、及び5乃至80mol%のn−(C6−C18)アルキルアクリルアミドユニットを含むターポリマー;
より選択されることを特徴とする、請求項23乃至28のいずれか一項に記載の組成物。 - AMPSの前記両親媒性ポリマーが、
・部分的もしくは完全に中和されたAMPSとn−ドデシルもしくはn−ヘキサデシルメタクリレートとの非架橋コポリマー;
・部分的もしくは完全に中和されたAMPSとn−ドデシルメタクリルアミドとの架橋もしくは非架橋コポリマー;
より選択されることを特徴とする、請求項23乃至28のいずれか一項に記載の組成物。 - x=25であり、R1はメチルであり、R4はn−ドデシル、n−ヘキサデシル、またはn−オクタデシルであることを特徴とする、請求項38に記載の組成物。
- 前記ポリマー中の式(I)のユニットまたは式(III)のユニットの割合(mol%)が、50.1乃至99.9%の範囲であることを特徴とする、請求項27または38に記載の組成物。
- 前記ポリマー中の式(I)のユニットまたは式(III)のユニットの割合(mol%)が、0.1乃至50%の範囲であることを特徴とする、請求項27または38に記載の組成物。
- 前記両親媒性ポリマーの量が、当該組成物全重量に対して活性物質として0.01乃至50重量%、好ましくは0.1乃至20重量%、更に好ましくは0.2乃至10重量%、とりわけ活性物質として0.25乃至5重量%の範囲であることを特徴とする、請求項1乃至41のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記界面活性剤が、下記の一般式:
R−O−(G)x (IV)
[式中、Rは、6乃至30の炭素原子を含む直鎖状または分枝状の飽和または不飽和のアルキル基を表し、Gは5乃至6の炭素原子を含む還元糖を表し、xは1乃至15の範囲の値を示す]
に表されるアルキルポリグリコシドであることを特徴とする、請求項1乃至42のいずれか一項に記載の組成物。 - 前記アルキルポリグリコシドが、式(IV)(式中、Rは8乃至16の炭素原子を含むアルキル基を示し、Gはグルコース、フルクトース、またはガラクトースを示し、xは1乃至4、とりわけ1乃至3の範囲の値である)の化合物であることを特徴とする、請求項43に記載の組成物。
- 前記界面活性剤が、アルキルポリグルコシドであることを特徴とする、請求項1乃至44のいずれか一項に記載の組成物。
- アルキル鎖上のプロピレンオキシドとエチレンオキシドとの重縮合物;ポリオールの脂肪酸エステル;アルコキシル化アルカミド、ポリオキシエチレン化カルボン酸塩、サルコシネート、グルタメート、アルキルスルフェート、アルキルエーテルスルフェート、スルホネート、イセチオネート、タウレート、スルホスクシネート、アルキルスルホアセテート、ポリペプチド、及びアニオン性アルキルポリグルコシド誘導体、及びこれらの混合物より選択される一以上の界面活性剤を更に含むことを特徴とする、請求項1乃至45のいずれか一項に記載の組成物。
- 界面活性剤の全重量が、当該組成物全重量に対して、活性物質の重量として、0.1乃至50重量%、好ましくは0.2乃至40重量%の範囲であることを特徴とする、請求項1乃至46のいずれか一項に記載の組成物。
- 少なくとも一のアルキルポリグリコシドを更に含むことを特徴とする、請求項1乃至47のいずれか一項に記載の組成物。
- アルキルポリグリコシドの量が、界面活性剤全重量に対して、好ましくは0.1乃至100重量%、更に好適には10乃至100重量%を占めることを特徴とする、請求項48に記載の組成物。
- 前記生理学的に許容される媒質が、水から、または、水と、親水性有機溶媒、親油性有機溶媒、及び両親媒性溶媒、またはこれらの混合物からなる群より選択される少なくとも一の有機溶媒とからなることを特徴とする、請求項1乃至49のいずれか一項に記載の組成物。
- 少なくとも一の油相を更に含むことを特徴とする、請求項1乃至50のいずれか一項に記載の組成物。
- 請求項1乃至51のいずれか一項に記載の組成物の、皮膚、頭皮、及び/または髪のためのクレンジング製品及び/またはメイクアップ除去製品として、及び/またはシャンプーとして、及び/または皮膚のためのスクラブ製品及び/または剥離製品としての、美容のための使用。
- 請求項1乃至51のいずれか一項に記載の組成物を、水の存在下で皮膚、頭皮、及び/または髪に適用すること、及び形成された泡沫及び汚れの残留物を水での濯ぎによって除去することを特徴とする、皮膚、頭皮、及び/または髪のクレンジングのための美容方法。
- 脂性肌の処理のための組成物の調製のための、請求項1乃至51のいずれか一項に記載の組成物の使用。
- 少なくとも一の界面活性剤を含む組成物の泡沫の体積を増大させるための、スルホ基を遊離形態または部分的もしくは完全な中和形態で含む少なくとも一のエチレン性不飽和モノマーを含み、少なくとも一の疎水性部分を含む、両親媒性ポリマーの使用。
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