JP2004512111A - 電動毛髪除去装置 - Google Patents

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Abstract

毛髪を刈り込むため及び/又は引き抜くため、ハウジングに接続される作動システムを有しており、該作動システムは、互いに関して運動可能な少なくとも2つの作動要素をもち、該作動要素は、そのうちの少なくとも1つが駆動され、また、前記作動システムを照明するか該作動システムに光を通すための少なくとも1つの照明装置を有しており、少なくとも1つの照明装置は前記作動要素のうちの少なくとも1つに一体化されている、シェイバー、毛髪/髭刈込み器、脱毛装置等のような電動毛髪除去装置が提案されている。
【選択図】図1

Description

【0001】
本発明は、請求項1の前提部分による電動毛髪除去装置に関するものである。
【0002】
このような毛髪除去装置はEP 0 069 468 A1に開示されている。そこに開示された乾式電気カミソリは、ハウジングと、直進振動方式で駆動されると共に刈込み用薄片の下方に配置される下刃とを有している。このハウジング内において、刈込みヘッドに隣接した下刃の下方領域に電気ランプが配設されており、該電気ランプにより、光を下刃及び刈込み用薄片の双方に通して、剃るべき或いはカットすべき皮膚位置を照明する。しかし、この電気カミソリについての不都合な点は、電気利用の光が照明効果を実質的に減じる下刃及び刈込み用薄片の双方によって相当に暗くなってしまうことである。そういうわけで、EP 0 069 468 A1の更なる実施例は、刈込みヘッドの外部に追加の照明装置をもっており、これは付加的な経費を伴うことになる。
【0003】
従って、本発明は、低廉な構造経費であると共に、電動毛髪除去装置の実際の作動領域の最良の照明を確実にする趣旨で、上に特定した形式の電動毛髪除去装置を改良するという目的を根拠としている。
【0004】
この目的は、請求項1の特徴部分により本発明に従って達成される。
【0005】
本発明による解決策は、所要の光が装置の作動領域のところで直接に発生されるか、或いはそこで直接に利用可能であるという事実により特徴付けられる。これは、作動領域の最適な照明を可能にするだけでなく、ユーザーが実際の作動面の凝視から目をそらすことなく、ユーザーに対して作動上の関連特性もしくは情報を指示するために、例えば、点滅したり、明るさを変えたり、色を変えたり等によって発生させることができる対応の光信号を使用する可能性を提供する。
【0006】
ユーザーの視野におけるシステム特性のこのような直接的な可視化は、作動上の便利さだけでなく、かかる装置の実用価値を決定的に高めることになる。しかし、このような形の指示についての重要な条件は、ユーザーの視野への光信号もしくは合図の伝達が特に信頼性がありかつ完全なことである。
【0007】
作動要素のところでの直接的な照明はまた、該要素の起こりうる汚れ又は磨耗を指示する理想的な可能性をもたらす。
【0008】
本発明の好適な実施例において、照明装置は、少なくとも1つの運動する作動要素、特に被動下刃又は被動脱毛ローラに設けられ、その結果、毛髪除去装置の動態を特に印象的な方法で前記装置のユーザーに対して表示することができる。
【0009】
システムの強い照明を得るために、照明装置は少なくとも1つの光導波体を有しており、有利なのは、照明装置が、少なくとも1つの光導波体と、少なくとも1つの光源とを備え、該光導波体は、別の作動要素に関して及び/又は前記ハウジングに関して運動可能である1つの作動要素に配設されており、前記光源は、ハウジング部分に配設されると共に、その全光束が前記光導波体中で結合することである。光源の光束が空隙を介して非接触に結合される場合には、被動要素の照明を簡単な方法で実現することができる。勿論、光源は、作動要素のうちの少なくとも1つに直接に配設することもできる。
【0010】
エネルギ消費、構造体積及び光度の点に関して有利な方法において、光源は、少なくとも1つの発光ダイオードにより形成されており、とりわけ、複数の発光ダイオードが脈動作動のため及び異なる色の表示のため特に適している。
【0011】
照明装置が間欠閃光的にパルス状の光信号を放射する場合には、互いに関して運動する作動要素をもつ機械的作動システムの特に良好な可視化を低い構造経費で得ることができる。この場合、光信号の周波数が作動要素の運動周波数のほぼ+/−20%の範囲内にあるときに、システムの動態の考えられる理想的な表示が与えられる。このような方法で、高度に動的な運動又は高周波数の運動の静止像或いはその代わりに緩慢に運動する像を発生することができる。
【0012】
本発明の有利な実施例において、作動システムは、刈込み用薄片と下刃とを有する刈込みシステムであり、該下刃は、前記刈込みシステムに関して可動であると共に回転方式又は直動方式で駆動される。或いは、刈込みシステムは、互いに対して可動の2つの刈込み櫛を備えている。本発明の更なる有利な実施例において、作動システムは、互いに対して可動のツイーザーズを有する脱毛システムである。
【0013】
照明装置又はその一部が前記装置の磨耗挙動と整合させられた再現可能な定義済み老化特性を有していれば、作動システムに起こりうる磨耗を指示する理想的な可能性が提供される。
【0014】
本発明の更なる目的、特徴、効果及び可能な応用例にいついては、以下の代表的実施例に関する記載から明らかとなろう。この場合、記載もしくは描写された全ての事項は、それ自体により、或いは任意の所望の組合せで、また、特許請求の範囲又はその参照記載における前記事項の組合せとは別個に、本発明の主題を図入りで構成する。
【0015】
図面は本発明の複数の実施例を記載している。
【0016】
図1は、電気シェイバーもしくはカミソリの刈込みヘッドから抽出した細部の概要図である。この刈込みヘッドは、開口2を有する刈込み用フォイルもしくは薄片1からそれ自体既知の方法で基本的に構成されており、該刈込み用薄片1は、矢印4で示したように適当な方法で直進揺動式に駆動される下刃3上に張架されている。この下刃3は、隣接するものが互いに列をなして平行に配置された多数のブレード5をもついわゆるブレード組として設計されている。該ブレード組もしくは多数のブレード5は刈込み用薄片1のところで弾性的なプレストレス下にあるので、開口2中に入り込んだ毛髪は、当該開口2の穴縁と、該開口2の広がりよりも大きい振動幅をもつブレード5との間で挟まれ切断される。
【0017】
図1Aから分かるように、特に、ブレード5は、環状体のほぼ半分の外形を有している。ほぼ半円形断面をもつ光導波体6がブレード5に通されている。この光導波体6は、下刃3の全長にわたり延在している。
【0018】
光導波体6の各端面に対向して、下刃3に関し横方向に配置されているのは、それぞれの光源7であり、これは刈込みヘッドハウジング(図示せず)に固定されている。各光源7と光導波体6との間には、2つの異なる色の光束を結合して光導波体6に入れることができるようにするため、相互に異なる色をもつカラーフィルタ8,9が配置されている。光源7は、発光ダイオード(図示せず)として実施されるのが好適であると共に、信号発生器を介して電源に接続される。光源として各色の発光ダイオード即ちLEDを使用する場合、カラーフィルタを省略しうることは言うまでもない。
【0019】
光導波体6の端面を経由して結合された光は、その後、ブレード5の間から表面に出ることができ、一方では、ユーザーが開口2を介して外部から目視し、他方では、剃るべき皮膚領域を照らすことができる。刈込みシステムの動態は、光源7がストロボ状もしくは間欠閃光的に作動される、即ち、下刃の揺動周波数に対して適当な関係で点滅式にオン・オフされるという事実に基づき非常に印象的な方法で視覚化することができる。
【0020】
このストロボ効果は、例えば、光信号の周波数が刈込みシステムの振動周波数に正確に対応するか或いは振動周波数の整数の倍数又は整数部に正確に対応していれば、刈込みシステムの静止像をユーザーに対して発生することを可能にする。対照的に、光信号の周波数が、振動周波数の例えば+/−20%という特定範囲内でそれほど大きくはないがある差分だけ刈込みシステムの振動周波数から逸脱していれば、振動方向の一方又は他方への緩慢な側方運動を示す下刃の像表示をユーザーのために実現することができる。従って、脈動光の周波数の対応する変動は、電気カミソリの特定作動状態もしくは特性をユーザーに表示することを可能にする。
【0021】
従って、一例として、例えば汚れの程度、充電式バッテリ又はバッテリ充電(rechargeable battery or battery charge)等のような少なくとも1つのシステムパラメータが最適でないときには何時でも、この表示の考え方は、ユーザーに対して発生すべき刈込みシステムの静止像を提供することができる。対照的に、システムのパラメータもしくはパラメータ群が最適であるか或いは満足なものとして依然として分類される状態にあれば、振動方向に緩慢に移動する刈込みシステムの画像が表示される。
【0022】
一例として、電気カミソリの汚れの状態をストロボ効果により表示すべきであれば、光源7は、電気カミソリが完全に清浄にされたときの刈込みシステムの振動周波数から特定量Δだけ外れた周波数で駆動される。この偏差Δは、使用により刈込みシステムの汚れが増すに従ってゼロまで徐々に減少する。そうすると刈込みシステムの静止像がユーザーに合図を送り、ユーザーは清浄処置を行わなければならなくなる。この偏差Δは、例えば、生じる切断結果のために、それ自体既知の計数装置によって制御することができる。
【0023】
勿論、ユーザーに対する情報の細目も照明の色を変えることにより表示することができる。このため、一例として、異なるカラーフィルタをもつ光源或いは対応する色の発光ダイオードを交互に作動させることができるが、同期する同時駆動により、混合色を発生させるか、或いはさもなければ、刈込みヘッドの全長にわたり色の連続変化を表すことも可能である。
【0024】
図2A〜図2Cに記載のダブル刈込みヘッドは2つの下刃3を有しており、該下刃3は、多数のブレード5を備えると共に、図1に関して既に説明したように、刈込み用薄片(図示せず)上に押し付けられるような方法で振動式に駆動される。長い毛髪及び/又は皮膚上のヘアを刈り込むためのクリッパもしくは刈込み具をそれ自体既知の方法で2つの下刃3の間に追加して配設することもできる。中央にあるこのクリッパは、2枚の櫛状ブレードから構成することができ、そのうちの一方のブレードは振動式に駆動され、その結果、いわゆる三重刈込みヘッドが形成されうる。
【0025】
双方の下刃3と一体化されているのは、その全長にわたり延在している各光導波体6である。各光導波体6の少なくとも1つの側端の前方にある光導波体用フォーク状部材11は、刈込みヘッドハウジング12に固定されている。この場合、該光導波体用フォーク状部材11の端部13,14は、各光導波体6の側端に直接対峙した状態にあるので、光は、それらを介して光導波体中で結合することができる。光導波体用フォーク状部材11の第3の端部15は、下方に広がる断面をもつ扇形部の形状に設計されていると共に、弧状に延びるその終端辺を更なる光導波体18の端辺に対峙させて配置されている。
【0026】
刈込みヘッドハウジング12は、軸線16を中心として揺動できるように刈込みヘッドホルダ17に装着されている。光導波体18は、電気カミソリのハウジング19内に固定されると共に、上方に延びて該ハウジング外に出て、刈込みヘッドハウジング12内に入っている。光導波体用フォーク状部材11に対峙した光導波体18の端辺20の前方に直接配設されているのは、光源7であり、その光束は光導波体18中に直接結合される。扇形部の脚辺間の角度は、電気カミソリのハウジング19又は刈込みヘッドホルダ17に対する刈込みヘッドハウジング12の最大揺動角度に匹敵している。光導波体用フォーク状部材11の端部15を扇形に形成することにより、電気カミソリのハウジング19に対する刈込みヘッドハウジング12のどの揺動位置においても、光源7又は光導波体18からの光を光導波体用フォーク状部材11中で確実に結合することができる。光導波体用フォーク状部材11内に端部15で送り込まれた光は、接合部21のところで、いずれにしろ相互に反対方向に導かれる2成分に分割される。これら2つの光部分は、各偏向部22,23で再び90度偏向され、その後、光導波体用フォーク状部材11の各端部13,14で外部に出る。
【0027】
光導波体用フォーク状部材11を使用することは、2つの下刃3を照らすため唯一つの光源7が必要であることを意味している。この場合、光源7は電気カミソリの印刷回路板上に直接配設することもでき、刈込みヘッドに引く電気ラインを省くことになる。これは、刈込みヘッドを洗浄可能にすることを予定している場合に特に有利である。
【0028】
図示していないが、ある刈込みヘッドの場合、下刃3の振動に加えて、刈込みヘッドハウジング及び刈込み用薄片が下刃の運動に関してプッシュプル式の振動式に運動することを可能としている。即ち、刈込みヘッドハウジング12は、軸線16の回りに揺動できるし、長手方向に振動式に駆動されることもできる。このような実施例においては、光導波体用フォーク状部材11を使用することにより、光源7が被動要素に設けられるというよりは固定要素、即ち印刷回路板に設置される可能性を与える利点がある。
【0029】
異なる色を表示可能とするために、端部13及び14に異なるカラーフィルタを設けることが可能である。このような光導波体用フォーク状部材11を下刃3の両側で使用すれば、少ない経費で光導波体6において少なくとも4色の異なる色を表示することができる。
【0030】
図3は、光源7が刈込み駆動システムの運動部に配設される刈込みヘッドの実施例を示している。刈込みヘッドは、それ自体既知の方法で交換可能の枠体30に保持された刈込み用薄片1を備えており、この枠体は次に刈込みヘッドハウジング12に固定されている。下刃(単数又は複数)3は、振動橋形部材32を介してハウジング部33に接続されるブレードヘッド担体31を受けている。ブレードヘッド担体31は、下刃3とは反対の側に、駆動偏心体(図示せず)、駆動クランク等を受けるのに役立つ駆動溝34を備えている。そのため、下刃3の長手方向に振動式に可動の振動装置は、関節式継手部として作用すると共に振動方向に可撓である振動ブリッジ32の板ばね部35,36と関連して形成されている。
【0031】
光源7を電気接続個所39,40に接続する電気ライン37,38は、振動橋形部材32の板ばね部35,36に沿って延びる。プラスチックから形成された振動橋形部材の場合、電気ライン37,38は、該振動橋形部材の材料中に組み込むことができる。図示の実施例において、互いに電気的に絶縁された振動橋形部材の2つの金属製半部分が使用されており、該金属製半部分は次に電気ラインから電気的に絶縁される。電気接続個所39,40は、信号発生器を介して電源に接続されている(図示せず)。光導波体41は、下刃(単数又は複数)3と光源7との間に延びており、下刃(単数又は複数)3に接続されると共に、光源7から、下刃3の方向に漏斗状に、下刃のほぼ全長に広がっている。その結果、刈込みヘッドは、その比較的に小寸法の光源によりその全範囲にわたり照明することができる。
【0032】
図3Aは、背中合せに接続された2つの発光ダイオード42,43により形成された光源を示している。このような光源の使用は、電流の方向に無関係な照明を可能にする。正の電圧が端子44に印加されれば、発光ダイオード42が発光し、反対に、正の電圧が端子45に印加されれば、発光ダイオード43のスイッチが入る。図3Aに従った光源が図3による刈込みヘッドの実施例において使用されていれば、端子44,45は電気ライン37,38に接続される。そして異なる色を有する発光ダイオード42,43が使用されていれば、異なる2色による刈込みヘッドの照明がちょうど2種の電流給電により実現することができる。これは、特に、組立費用を軽減する。
【0033】
図4は、1.5振動周期或いは1.5クランクもしくは偏心体回転にわたり振動式に駆動される下刃3の移動軌跡を示している。時間tにおける各点には駆動モータの特定角位置が割り当てられている。下刃3が動作基点46において初めてフラッシュもしくは閃光に当たれば、静止下刃3の表示は、次の閃光が動作基点47で、即ち振動周期tの後に生じさせられるときに、発生させることができる。それに対して、次の閃光が動作基点48で生じれば、即ち振動周期T+Δt後に生じれば、被動下刃3の「ドリフト運動(drifting movement)」を実質的に表すことが可能である。「ドリフト」する虚像もしくは仮想イメージの速度はΔtの大きさに左右される。
【0034】
下刃3の正弦波運動の結果、同下刃は、1周期につき少なくとも2回、その運動路上の各点を交差させ、生じているその運動を光学的に不鮮明にすることなく1周期につき2回閃光に当てることができる。これは、1周期につき1回だけトラバースされる2つの極値を除くどの角位置にも当てはまる。付加的な閃光及び通常の閃光の時間間隔は、通常の閃光の位相角により左右される。それは、中央位置では正確に1/2Tであり、両極位置においてゼロまで減少する。下刃3を運動(ドリフト)方式で表示すべきであれば、通常の閃光の位相角は下刃3の瞬時的位置に関して恒久的に変化していなければならず、従って、所要の時間間隔もまたそうでなければならない。しかし、電子制御装置は、参照用に下刃3の特定位置を基準として知れば、これを演算することができる。付加的な閃光は結合された光の倍加になる。更に、閃光の位相角は、目標とされた方法において指示手段として使用することができる。下刃3の光学的な静止像を発生すべきであれば、下刃を動作基点46,49,47及び49’で閃光に当てることができる。
【0035】
電子制御装置は、振動式に駆動される下刃3の低速で、即ち、高い速度というよりは転向点近くで、幾分長い光信号が発生されるような仕方で閃光の持続期間を制御することもできる(その場合、持続期間は可変である)。これは、ユーザーに可視の像を光学的に不鮮明にする危険のない高照明特性という結果になる。更に、現回転速度或いは刈込みシステムの速度との同期は、光信号発生器と電気駆動モータの回転速度との関係を通じて実現することができる。
【0036】
図5は、電気脱毛装置の毛抜きヘッド50を示しており、この毛抜きヘッドには回転駆動される脱毛シリンダ51が設けられている。多数対のツイーザーズ52が脱毛シリンダ51の周囲に分散配置されていて、脱毛シリンダ51が脱毛すべき皮膚部分上に案内されてくるときに体毛を掴んで、摘み、引き抜くために、該ツイーザーズ52は、脱毛シリンダの回転運動中に、それ自体既知であると共に簡略にするため図示されていない手段により作動されて開閉する。
【0037】
脱毛シリンダ51は、周囲に分散された複数の光導波片53を有しており、光は、光源(図示せず)により光導波片53に送り入れることができる。この場合もまた、光源は間欠閃光状に点滅する仕方で作動されるので、光源の点滅周期と脱毛シリンダ51の回転数との間の対応強調関係が与えられれば、複数対のツイーザーズを含む脱毛シリンダの仮想的な静止像もしくは非常に緩慢な像を表示することが可能である。
【0038】
この場合、ストロボ効果により、一例として、光源の点滅周波数は、バッテリ容量が減少するにつれて脱毛シリンダの回転周波数に徐々に接近しながら、最大バッテリ容量の場合における特定量Δづつ偏向する点で、終局に近付いているバッテリの容量を表示することができ、その時までは、バッテリ容量の限界値に達すると、点滅周波数は回転周波数に対応しており、仮想的に静止している脱毛シリンダ51がこうして表示される。そのためユーザーに仮想的に表示される「静止」脱毛シリンダの像は、ユーザーに、バッテリを直ぐ交換するか充電するかしなければならないという合図を与える。
【0039】
刈込みヘッド又は脱毛シリンダの照明によって、剃るべき、或いは脱毛すべき皮膚領域を照らすことができるだけでなく、堆積してきた汚れ粒子、毛髪又は毛の塵埃の蓄積物をユーザーに明示することができる。
【0040】
刈込みヘッド又は脱毛シリンダのストロボ照明によって、装置を使用する度にその最初に同装置の使用可能性を簡単かつ特に明瞭な方法でユーザーに知らせることが可能となる。この目的で、装置のスイッチを入れる毎に次の過程を自動的に進める。最初に、光信号を最も低い許可周波数で脈動させる。次いでこの周波数を最大許容周波数まで徐々に高くする。ユーザーがこの過程の間に刈込み要素又は脱毛シリンダの光学的静止像を見ることができれば、装置は、少なくとも回転速度の点に関して正常な状態にある。
【0041】
電気的に作動される光源の代わりに、周辺光を集め、それを、全表面積に比較して小さな光放射領域に焦点合せして出力するいわゆる集光器であれば、この集光器は、第1に、構造経費を単純化すると共にエネルギ消費を減少させ、第2に、周辺照明の強度と比較して毛髪除去装置の照明強度の調節を自動的に行う。
【図面の簡単な説明】
【図1】
刈取りヘッドの概略図を示している。
【図1A】
図1に基づく下刃の側面からの図を示している。
【図2A】
2つの下刃を備えた多重刈込みヘッドの側面からの図を示している。
【図2B】
図2Aに基づく多重刈込みヘッドの前面からの図を示している。
【図2C】
図2A又は図2Bに基づく多重刈込みヘッドの平面図を示している。
【図3】
刈込みヘッドの更なる実施例を示している。
【図3A】
光源の一実施例を示している。
【図4】
駆動される下刃の運動特性を表示している。
【図5】
電気脱毛装置の脱毛ヘッドを示している。
【符号の説明】
1…刈込み用薄片(作動要素)、3…下刃(作動要素)、6…光導波体、7…光源、12…ハウジング、18…光導波体、19…ハウジング、41…光導波体、42…発光ダイオード(光源)、43…発光ダイオード(光源)、50…毛抜きヘッド(作動システム)、51…脱毛シリンダ、52…ツシーザーズ、53…光導波片。

Claims (15)

  1. 毛髪を刈り込むため及び/又は引き抜くため、ハウジングに接続される作動システムを有しており、該作動システムは、互いに関して運動可能な少なくとも2つの作動要素をもち、該作動要素は、そのうちの少なくとも1つが駆動され、また、前記作動システムを照明するか該作動システムに光を通すための少なくとも1つの照明装置を有している、シェイバー、毛髪/髭刈込み器、脱毛装置等のような電動毛髪除去装置において、少なくとも1つの照明装置は前記作動要素のうちの少なくとも1つに一体化されていることを特徴とする電動毛髪除去装置。
  2. 前記照明装置は運動する作動要素に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記照明装置は少なくとも1つの光導波体を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の装置。
  4. 前記照明装置は、少なくとも1つの光導波体と、少なくとも1つの光源とを備え、該光導波体は、別の作動要素に関して及び/又は前記ハウジングに関して運動可能である1つの作動要素に配設されており、前記光源は、ハウジング部分に配設されると共に、その全光束が前記光導波体中で結合することを特徴とする請求1〜3のいずれか一項に記載の装置。
  5. 前記光源の前記光束は空隙を介して非接触で結合されていることを特徴とする請求項4に記載の装置。
  6. 前記光源は、少なくとも1つの発光ダイオードにより形成されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の装置。
  7. 前記照明装置は間欠閃光的にパルス状の光信号を放出することを特徴とする請求項1〜6に記載の装置。
  8. 前記照明装置によって少なくとも2つの異なる色を表示することができることを特徴とする請求項1〜7に記載の装置。
  9. 前記作動システムは、刈込み用薄片と下刃とを有する刈込みシステムであり、該下刃は前記システムに関して可動であることを特徴とする請求項1〜8に記載の装置。
  10. 前記下刃は回転方式で駆動されることを特徴とする請求項9に記載の装置。
  11. 前記下刃は直動方式で駆動されることを特徴とする請求項9に記載の装置。
  12. 前記作動システムは、互いに対して可動の2つの刈込み櫛を備える刈込みシステムであることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の装置。
  13. 前記作動システムは、互いに対して可動のツイーザーズを有する脱毛システムであることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の装置。
  14. 前記照明装置又はその少なくとも一部が前記装置の磨耗挙動と整合された再現可能な定義済み老化特性を有していることを特徴とする請求項1〜13のいずれか一項に記載の装置。
  15. 前記光源として集光器が使用されていることを特徴とする請求項1〜14のいずれか一項に記載の装置。
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