JP2004509830A - 建物正面、床および壁を覆うためのセラミック建築材料、およびその製造方法 - Google Patents

建物正面、床および壁を覆うためのセラミック建築材料、およびその製造方法 Download PDF

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Abstract

本材料は、基本的に、様々なフリット層により形成されて、装飾シートが該層の間に置かれたアセンブリーの適度な熱処理から得られる、多層スラブからなる。フリットの粒径とアセンブリーの加熱および冷却時間は、熱処理に際して溶融されたフリットの冷却結果として形成された光沢表面を介して装飾デザインが目に見える最終スラブが生成するように調節されるべきである。上記のセラミック材料は、特に花崗岩、大理石、天然石に似た最終外観で装飾するための方法として、建物正面、床、壁またはいずれか他の滑らかな表面を覆うために用いられる。

Description

【0001】
【背景】
本発明の特許は、建物正面、床および壁の被覆用の長方形スラブの形状でフリットから製造される建築材料、同様に花崗岩、大理石または天然石に似た最終外観をもたらすためのその製造および装飾方法に関する。
【0002】
フリットから建物正面、床および壁の被覆用のセラミックまたはビトロセラミック建築材料の製造について異なる方法を記載している特許は数多くある。最も重要な特許は以下で記載されている:
特許No          標  題
US5403664   ガラスセラミック様の大理石
EP853071    結晶ガラス、結晶化ガラス、結晶化ガラス物品、
および結晶化ガラス物品の製造方法
US3841856   白色失透ガラス材料の製造方法
US4054435   二層ガラス物品の結晶化方法
US3955989   表面パターンを有する結晶化ガラス
US5061307   天然大理石様表面パターンを有する結晶化ガラス
およびその製造方法
US3936287   高い脆性を示すガラスセラミック物品の製造方法
US3964917   ガラスセラミック様大理石の製造方法
US4173484   人工石およびその製造方法
US5066524   着色小塊を表面に分散させた結晶化ガラス物品
US5275978   着色結晶化ガラス物品およびその製造方法
【0003】
上記特許で記載された製造方法は、基本的に、耐熱性材料のプレートまたはキャリア上に、規定サイズの粒子形のフリットを置くことをベースにしている。これらの粒子は互いに接触してそれらの間に空気を残しており、こうしてオープンチャネルで表面と接触している。次いで、全体の耐熱部分+フリットが熱処理に付されるが、これは最高温度(通常1000℃以上)に達するまで制御しながら温度を上昇させ、この最高温度でそれを保ち、通常の室温に達するまで制御しながら温度を低下させることから基本的になる。上記の熱処理は、用いられるフリットの構成分および作製に必要な材料のタイプに依存する。
【0004】
耐熱プレート上に置かれるフリットの量は、熱処理後に所要形状(幅×長さ×厚さ)のスラブが得られて、壁、床、建物正面またはいずれか他のタイプの平坦表面の被覆用の建築材料として用いうるようなものでなければならない。
【0005】
フリットが燃焼中に軟化してプレートまたは耐熱性キャリアと付着することがないように、フリットを置く前に耐熱プレートへ粉末耐熱性材料(例えば、酸化アルミニウム)の軽いコーティングを行うことが勧められる。
用いられるフリットの組成は、得ようとする材料のタイプに応じて、非常に異なる種類からなる。
こうして、壁、床、建物正面またはいずれか他のタイプの平坦表面の被覆に適したセラミック建築材料が得られる。
【0006】
完全に透明なスラブを生じるフリットも用いてよく、その場合に必要な熱処理は、昇温中にフリット粒子が互いに焼結し合って、それらの間の空気を除くようになり、次いでそれらが軟化しはじめて互いに混じり合うような、制御された速度での温度の上昇から単になる。その温度は最高温度に達するまで上昇させ続け、その際にフリット粒子はそれらの独立性を失い、完全に混合されて、溶融材料の無気泡スラブを生じる。最高温度は、ガラス質で完全に均質な無気泡スラブの材料を得るために必要な時間にわたり維持される。これは、すべてのフリット粒子が全体として溶融するようになり、冷却に際して問題が何も生じないようにするためである。この時間が経過すると、得られるスラブの破損を生じうる応力を避けるために、温度は制御しながら通常の室温まで下げられる。適用される温度特性は、用いられるフリット粒子の組成およびサイズに依存する。スラブは室温のとき窓に用いられるガラスの場合と似た透明性を有しており、内部および同じく外部の双方で壁の被覆に際して建築材料として使用に適した特徴を有している。加えて、フロートガラスの場合と似た外観を付与するために、スラブは室温で研磨プロセスに付してもよい。
【0007】
完全に不透明または半透明なスラブを生じるフリットも用いてよい。これを行うためには、当該フリットは、熱処理に際して高屈折率結晶失透が得られるような組成を有していなければならない。結晶のタイプ、サイズおよび数に応じて、スラブは完全に不透明または半透明になる。
【0008】
これらタイプのスラブを得るためには、先の段落で記載された特徴を備えたフリットを用いることに加えて、結晶の形成にとり都合よい特別な熱処理を用いることが必要である。上記の熱処理は、基本的に、核形成温度(結晶核が極小サイズで出現する温度)に達するまで、制御しながら温度を上昇させることからなる。最大数の結晶核を作り出す上で必要な時間にわたり、その材料は核形成温度で維持される。再び、結晶化温度(結晶が大きくなりはじめる温度)に達するまで、温度は上昇させる。結晶が必要な大きさに達する上で必要な時間にわたり、その材料は結晶化温度で維持される。最高温度処理に達するまで、温度は再び制御しながら上昇させる。透明スラブの場合のように、温度を上昇させると、フリット粒子は焼結しはじめ、互いに結合して、それらの間の空気を除き、溶融材料の無気泡スラブを形成するまで軟化する。しかしながら、不透明または半透明スラブの場合では、溶融材料が形成されて、核形成および結晶化の段階で部分的にガラスおよび部分的に結晶が作り出される。この時間が経過すると、得られるスラブの破損を生じうる応力を避けるために、温度は制御しながら通常の室温まで下げられる。適用される温度特性は、用いられるフリット粒子の組成およびサイズ、同様に要求される不透明性または半透明性に依存する。
【0009】
得られるスラブは、内部および同じく外部の双方で壁の被覆に際して建築材料として使用に適した特徴を有している。加えて、ガラス相で吸収結晶の存在のおかげで、これらのスラブは透明スラブよりかなり大きな耐磨耗性を有している。そのため、それらは床被覆材として使用に適している。上記の磨耗に対する抵抗性は、失透結晶の数、結晶のタイプおよびそれらのサイズに依存する。加えて、天然研磨石の場合と似た外観を付与するために、スラブは室温で研磨プロセスへ付される。
【0010】
上記の材料は異なる方法により装飾して、より大きな美的特性を有した最終製品に達することができる。
●異なる着色フリット粒子を混ぜることによる装飾:異なる着色フリット粒子が使用でき、適切な割合でランダムに混合されたとき、様々な色調の染色表面を有した最終製品を生じる。加えて、これらの着色フリットは失透の傾向を有してもまたはそうでなくてもよく、こうしてこれらの染色もそれらの透明性または不透明性により差異が生じてくる。こうしたすべての結果として、一部の花崗岩と似たある外観を有する最終製品が得られる。
【0011】
●異なる着色フリット粒子を混ぜることによる装飾:先述の異なる着色フリット粒子が耐熱プレート上に特定の位置で置かれ、例えば着色フリットと無色との交互ストライプにより、幾何学模様の最終製品を得る。
【0012】
●着色液でスプレーすることによる装飾:フリット粒子が耐熱プレート上に置かれると、着色液をフリット粒子上に適用しうるエアブラッシングまたはいずれか他の方法により、そのスプレーが行われる。エアブラッシングはフリット粒子により占められた全表面で行っても、あるいはマスクまたはスクリーンの使用によりゾーンへ選択的に適用してもよい。用いうる着色液は、可溶性着色料または塩(水に溶解された錯塩またはクロム鉄カチオン塩)またはセラミック顔料で着色されたセラミックエナメルの懸濁物である。これらすべての液体は、それらの性質とは無関係に、それらが最終製品で欠陥を生じないように、当該スラブを得る上でベースとして用いられるフリット粒子と適合しなければならない。こうして得られた材料には、単色スラブから、大理石とある類似性を有したものまである。
【0013】
更に装飾の方法も記載されるが、公知のものはすべて1つの共通点を有しており、即ち最終製品がデザインの鮮明度をかなり欠き、美的効果に加えて、達成しうる事項が非常に制限される。これらすべてが、それらが有する良い機械的および磨耗性にもかかわらず、これらタイプの材料の市場受け入れを難しくさせている。
【0014】
【発明の記載】
既に記載されたように、これまでに述べられてきたものはすべて様々な論文および特許で記載されており、そこではフリットの組成、処理サイクルなどが述べられている。しかしながら、既に明らかにされているように、現技術水準で記載されているセラミック建築材料はそれらの市販を難しくする一連の制約を有している。上記の制約は、基本的に、記載された装飾の方法で得られるデザインの低い鮮明度と、同様に達成しうる限定された美的効果範囲との双方から、適切な美的外観の製品を得る不可能さに関するものである。
【0015】
本発明の目的は、色、デザインなどの制約なしに、いかなるタイプの花崗岩、大理石または天然石にも似た外観を有する長方形スラブの形状で、セラミック建築材料を製造しうるように、前記の問題を解決することである。
【0016】
それは基本的には数層のフリット粒子から構成されるスラブからなり、その間には望ましいパターンで装飾されたエナメルまたは他の材料のシートがサンドイッチ状に置かれている。装飾シートにより付与される色およびデザインが評価しうる光沢表面を作り出せるように、選択されるフリットが適切な組成を有しているならば、熱処理に付されると、フリット粒子+装飾シートの各層の全体からなるセラミック建築材料が望ましい美的外観で得られる。この製品は切断して端部を研磨してもよく、表面研磨または他のタイプの処理も様々な端部仕上げを得るために行いうる。
【0017】
異なる層で用いられるフリットは、求められる美的効果を変えうる熱処理に際してそれらが非混和性であるように、互いの完全な適合がスラブ間で可能となるような組成を有していなければならない。加えて、クラックの外観をもたらす応力が最終製品で生じないように、それらは適合した膨張率を有しなければならない。溶融フリットの表面張力および粘度も同じく重要であり、これらのパラメーターが最良でないならば、最終製品の排除につながるくぼみまたはその他のような表面欠陥が生じる。異なるフリット層の間に挟まれたシートは、前記の問題を避ける上で、それらが接触しているフリットと、組成、膨張、表面張力および溶融状態時の粘度の面で適合性要件を満たさねばならない。
【0018】
最良化すべきもう1つの基本パラメーターは、用いられるフリット粒子の粒径測定値であり、捕捉空気のない光沢表面および完全に覆われた表面は熱処理後これに依存するからである。後者2つの特徴は、高品質の製品を得るためにかなり重要である。細かすぎるフリット粒子サイズの存在は、熱処理に際して望ましい時点より前に上記粒子が溶融して、一部の粒子と他との結合エリアに空気を入れてしまう。次いで、最終製品が研磨プロセスに付されると、捕捉された気泡は表面に現れて、材料の機械的および美的性質を損なう。逆に、フリット粒子のサイズが粗すぎるならば、そのフリット粒子は熱処理に際して完全には溶融せず、表面を部分的に覆うだけの光沢表面を生じて、得られる最終製品は市販向けの基本的要件を満たさない。
【0019】
適用される熱処理のサイクル(時間および温度の特性)もかなり重要であり、これは用いられるフリットの性質および同じくその粒径測定値の双方に依存する。このパラメーターは、前記のように、光沢表面に結晶を生じさせたい場合に、大きな関連性を有している。
【0020】
最後に、望ましい特徴を有する最終製品を得るためには、シートの組成、フリットの組成および粒子サイジング、および熱処理サイクルを一緒に最適化することが必要である。
【0021】
本発明の目的を更によく理解するために、この新規建築材料の製造方法が以下で記載されている。これを行うために、最初に未装飾多層スラブの作製、次いで装飾シートの作製、最後に多層装飾スラブを得るために双方のエレメントの組合せが記載されている。
【0022】
1.多層スラブ
技術水準の記載では、単層の同材料により形成されるスラブの作製が記載されている。これは完全に透明な材料(ガラス相のみから構成される)または不透明もしくは半透明材料(ガラスおよび結晶相から構成される)のいずれにも関する。しかしながら、記載されたものと類似した製造方法で、多層スラブは得られる。これを行うためには、耐熱性粉末(酸化アルミニウム)で被覆された、単層スラブで用いられている場合と類似した耐熱プレート上に、サイズ規定フリット粒子の第一コートが置かれる。第一層が形成されたら、第一層とは異なるサイズ規定フリット粒子の第二層がその上に置かれる。こうして、望ましい特徴を有する材料に達するまで、連続層は重ねてよい。耐熱プレート+フリット粒子の層の全体が、用いられるフリットと必要な最終製品の特徴および性質に応じた熱処理に付されるが、但し先のセクションで概説された基本事項の概要に従う。
【0023】
記載された方法で、実施することになる使用と、求められている表面仕上げおよび美観に応じて、様々な特徴の材料が得られる。例えば、二層材料では下記の組合せが挙げられる:
●不透明下層+透明上層
●不透明下層+半透明上層
●半透明下層+透明上層
【0024】
多層スラブは欠陥を有しないことが、必須の条件である。フリット粒子は一連の特徴(粒子サイジング、溶融粘度、表面張力、膨張率、混和性など)と適合しうる。
【0025】
2.装飾シート
この材料を得るためには、エナメルの漿液(barbotine)から出発するが、同日付で本出願人により既に提出された特許出願に従い調製して、業界でいずれか公知の現行方法(リボンキャスチング、カーテンなど)により支持体上に置き、通常プラスチック製のシートへ形成することが必要であるが、ガラス、金属なども微細な層を形成するために用いうる。上記のエナメル層が乾燥すると、支持体からはがして対応シートを得るが、これは業界で公知の現行方法(シルクスクリーニング、ローラー、トランスファーなど)のいずれかにより望ましいデザインで装飾される。
【0026】
1つの特定のフォーマットに記載されたいずれかの方法によりシートを製造するか、またはスピンドルの回りに巻き取りながら特定幅の連続シートを製造することが可能である。次いで、これらの連続シートは必要なサイズに切断しうる。
上記のラミネーション法は例示で記載されているのみであり、現技術水準において、装飾エナメルシートを得る上で完全に有効な異なる方法もみられる。
【0027】
装飾シートを得る上でもう1つの可能性は、業界に存在するいずれか公知の方法(シルクスクリーニング、ローラー、トランスファーなど)で、デザインが行われる支持体として働くプラスチックローラーまたはいずれか他の材料による装飾からなる。これら材料の性質および同じくプラスチックの組成は双方とも様々で非常に異なるが、本発明が包含する出願の分野ではいかなるタイプの制約もうけない。
【0028】
シート装飾プロセスで用いられる材料(インキ)、同じく製造に用いられる様々な方法がよく知られており、タイル、瀬戸物、陶磁器、衛生陶器、耐熱製品の装飾向けインキを製造するために用いられるものが適している。
装飾シートの作製は上記の方法および材料に限られないが、“装飾シート”という用語で表わすことが望まれる概念を明確化するために、例えば最も重要なときのみ引用されている。
【0029】
3.装飾多層スラブ
望ましいデザインを有する装飾シートで二層装飾スラブを製造するための操作の記載は以下である。
これを行うために、すべての耐熱プレートが完全に覆われるように耐熱性粉末(酸化アルミニウム)で覆われた耐熱プレート上にフリット粒子のコーティングが置かれて、フリット粒子の第一床を形成する。この第一床の上に、既に作製された、望ましいデザインを有する第二の装飾シートが置かれる。最後に、特定量のフリット粒子が装飾シート上に置かれ、装飾シートのすべてを完全に覆って、フリット粒子の第二床を形成する。耐熱プレート+フリット粒子の床+装飾シート+フリット粒子の第二床の全体が、用いられるフリットおよび装飾シートと必要な最終製品の特徴および性質に応じた熱処理に付されるが、但し先のセクションで概説された基本事項の概要に従う。
【0030】
二層スラブに関して記載されたものと類似した操作に従い、フリット粒子および装飾シートの層が単に交互に連なった多層スラブが得られるため、非常に様々な端部仕上げを行える。
【0031】
すべての場合に、用いられるフリット粒子および装飾シートは双方とも、最終製品がその販売を不可能にする欠陥を有しないように、完全な一連の特徴を有していなければならない。これらの特徴は適度な粒子サイジング、溶融粘度、表面張力、膨張率、混和性などで主にまとめられ、こうしてフリット粒子および装飾シートの異なる層が互いに良い適合性を有している。
【0032】
下記の例では、既に記載された特徴の各々について適切な値が詳しく示されているが、これは本発明が包含する分野でいかなるタイプの制約も意味しない。
【0033】
表I
Figure 2004509830
サーマルマイクロスコピーで得られたデータ
【0034】
例1:二層未修飾スラブ(不透明下層/半透明上層)の製造
酸化アルミニウム(Duprint HTM 30焙焼酸化アルミニウム)の25g層を、耐熱プレートが完全に覆われるように水中50重量%粉末酸化アルミニウム懸濁物をスプレーすることにより、450×450mmの耐熱プレート(Acme Maris社製のRemcor 1S)上に置く。酸化アルミニウム床が形成されたら、5000〜800μmの測定粒径を有するフリット1粒子(表I参照)2950gを、その上で均一に覆われるように置く。次いで、2000〜800μmの粒径を有するフリット2粒子(表I参照)1150gをフリット1の粒子床の上に置く。全体(耐熱プレート+酸化アルミニウム床+フリット1床+フリット2床)を電気窯で次の熱処理に付す:
●段階1:875℃まで15℃/minで昇温する
●段階2:875℃で45分間にわたりそれを維持する(焼結)
●段階3:950℃まで4℃/minで昇温する
●段階4:950℃で10分間にわたりそれを維持する(結晶化)
●段階5:1100℃まで7.5℃/minでそれを昇温する
●段階6:1100℃で60分間にわたりそれを維持する(エージング)
●段階7:室温まで15℃/minで降温する
【0035】
段階2(焼結)では、フリット粒子1および2を徐々に溶融させて、それらに内在する空気を除去する。段階4(結晶化)では、フリット1および2の結晶の核を生成させる。段階6(エージング)では、段階4で形成された結晶核の成長を促す。フリット1および2で生成した結晶は白色珪灰石結晶であるが、フリットの化学組成の違いを考えると、フリット1はフリット2よりも結晶化しやすい傾向を有しており、そのため最初に多数の結晶が段階4で生成して、これらが段階6ではかなり多く成長していた。結晶の数およびサイズに関するこの違いのせいで、下層は白色で完全に不透明であるが、上層は白っぽい半透明であり、そのため白色で不透明な下層にみえる。得られるスラブを横断面で観察してみると、二層はフリット1および2に対応して明らかに区別され、小さな界面がそれらの間で層を形成している。熱処理後におけるフリット1の層の最終厚さは13〜14mmであるが、フリット2層の場合は4〜5mmである。
【0036】
スラブが冷却されると、スラブの鏡様仕上げに達するまで、繊細さが増すように連続研磨布の使用により研磨を行う。用いられた最良の熱処理の結果として、得られるスラブは実際上隠れた多孔性を有さず、そのため研磨に際して独立した孔が表面上に観察される(1個当たりの孔数は<10である)が、これは最終製品の美的外観の損失には決してならない。研磨されたスラブでは、どのようにフリット粒子が互いに混じり合って、上記フリット粒子の中心と互いに結合したゾーンとの間に色調差および面をもたらし、最終製品に単色花崗岩の外観をもたらすかがわかる。
【0037】
例2:二層未装飾スラブ(不透明下層/透明上層)の製造
操作は例1の場合と同様であるが、但し上層として置かれるフリット2をフリット3に代える。このフリットは燃焼プロセスに際して結晶を生じない。そのため得られる上層は完全に透明であり、白色不透明下層の明瞭性および明るさをはっきりさせる。上層で結晶を生成させることは不要であるため、用いられる燃焼サイクルは例1で記載された場合と異なり、次のようになる:
●段階1:870℃まで15℃/minで昇温する
●段階2:870℃で30分間にわたりそれを維持する(焼結)
●段階3:910℃まで4℃/minで昇温する
●段階4:1065℃まで10℃/minでそれを昇温する
●段階5:1065℃で10分間にわたりそれを維持する
●段階6:室温まで15℃/minで降温する
【0038】
例3:装飾プラスチックシートの製造
溶液を表IIで示された組成物1で調製する。該溶液のその均質層をリボンキャスチング技術によりMylarタイププラスチックキャリア上に置く。溶媒(水およびエタノール)が蒸発したら、厚さ300μmで500×500mmのシートが得られ、それをプラスチックキャリアからはがす。シートのサイズは利用しうる技術手段によりどのようなものでも可能であり、製造が望まれる最終製品のサイズにも応じる。表IIで記載された組成物2、3および4からのシルクスクリーニングペーストを、シルクスクリーニングにより塗布する。シルクスクリーニングペーストの調製は、フロアリングおよびタイル産業で常用されているいずれかの方法により行う。各々のペーストは、それらをシート上に重ねると、大理石の外観または作成が試みられているデザインを既に有する装飾シートを形成するように、異なる色およびデザインを付与する。こうして得られたシートは完全に処理および移動可能であり、次の例で記載されているように、フリット粒子の床上に容易に適用しうる。
【0039】
次の例で記載されているように、装飾シートが多層装飾スラブの製造に用いられたときに欠陥を生じないように、シートの成分および同じくシルクスクリーニングペーストの成分が双方ともデザインおよび最適化されたことを強調することが重要である。
【0040】
II
Figure 2004509830
重量
Airbol PVA 805
Clariant PEG 400
Al‐Farbenセラミック顔料
【0041】
例4:例3で記載されたシートのタイプによる二層修飾スラブ(不透明下層/半透明上層)の製造
耐熱プレートが完全に覆われるように水中50重量%酸化アルミニウム粉末懸濁物をスプレーすることにより、酸化アルミニウムの35g層を900×350mmの耐熱プレート上に置く。酸化アルミニウム床が形成されたら、5000〜800μmの粒径を有するフリット1粒子5000gを、その上に均一に覆われるように置く(表I参照)。フリットを置く手法は、適用すると最も滑らかな表面にできるようにすべきである。これを行うためには、(床および壁タイル産業で用いられているプレス用のキャリッジと類似した)自動塗布方法またはあるタイプの手段でそれをならすかもしくは平らにすることが勧められる。例3で示された記載に従い製造された900×350mmの装飾シートをフリット1粒子の床上に置く。そのシートが適用されると、2000〜800μmの粒径を有するフリット2(表I参照)1800gをその上に置く。全体(耐熱プレート+酸化アルミニウム床+フリット1床+装飾シート+フリット2床)を例1で示された場合と同様の熱処理に付す。
【0042】
例5:装飾エナメルシートを有する二層修飾スラブ(不透明下層/透明上層)の製造
本プロセスは例4で記載された場合と同様であるが、但し装飾エナメルシートは900×350mmであり、シート上に置かれるフリットはフリット3(表1)である。全体(耐熱プレート+酸化アルミニウム床+フリット1床+装飾シート+フリット3床)を例2で示された場合と同様の熱処理に付す。

Claims (4)

  1. 建物正面、床および壁の被覆用のセラミック建築材料およびその製造方法であって、
    この材料が、いかなる平坦な表面にも適して、花崗岩、大理石、天然石およびその他のような天然材料に似た良い美的外観で装飾するためにも適しており、
    上記材料が、特別な組成および特徴を備えた数層のフリット粒子の適切な熱処理の結果として生じた、多層スラブから基本的に構成されており、その層の間には望ましいデザインを施したエナメルシートまたは他の装飾材料が挟まれて、これが熱処理プロセスで溶融されたフリットの冷却により形成された光沢表面によって目に見えるようになることを特徴とする、セラミック建築材料およびその製造方法。
  2. 用いられるフリットが、5000μm以下、好ましくは5000〜600μmの粒径を有している、請求項1に記載のセラミック材料。
  3. 耐熱プレート材料上に、該プレートを完全に覆う酸化アルミニウムの層を積層し、連続フリット層が次いで付加され、それらの間に装飾シートを挿入して、全体を熱処理へ付し、次いで調節しながら冷却した後で、セラミックスラブに壮観な仕上げを得るために研磨相を施す、請求項1に記載されたセラミック建築材料の製造方法。
  4. 熱処理が、焼結相を得るために適した温度750〜950℃、好ましくは850〜900℃、結晶化または核形成のためには900〜1050℃、好ましくは950〜1000℃、およびエージングのためには1000〜1200℃、好ましくは1050〜1150℃に達するまで、これらの温度で維持時間を介在させながら、各相について適切な昇温および降温速度により、連続段階の加熱で行われる、請求項3に記載されたセラミック建築材料の製造方法。
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