JP2004509492A - 遠距離通信サービスの連係の方法および装置 - Google Patents
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Abstract
本発明は、遠距離通信サービス(7)の利用の連係の方法およびシステム(6)に関するものである。本方法は、サービス(7)のもとで利用者(8)によって表明される役務の要求を、利用者(8)の固有の環境の状態ダイアグラムの現状、また、役務の要求に関連した事象に応じて認める。連係システム(6)は、アクセスモジュール(11)、プロファイル管理モジュール(13)、契約によるモジュール(14)、および少なくとも一つの環境のマネージャ(15)を含む。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、遠距離通信サービスの利用の連係の方法およびシステムに関するものである。
【0002】
本発明は、分散されるシステムのアーキテクチャでの遠距離通信サービスの分野、およびインテリジェントネットワークの分野に含まれるものである。
【0003】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
本明細書全体において、遠距離通信サービスは、遠距離通信端末からそしてネットワークを介して、利用者がアクセスできるあらゆるサービスを示すものであり、該ネットワークとは、電話網か、あるいはインターネットタイプのデータ網のような情報処理ネットワーク/網である。遠距離通信端末は、情報処理端末か、あるいは電話端末である。サービスの概念を説明するために、四つのサービスが以降に例としてリスト化される。第一のサービスは、別の利用者とか、あるいは音のデータのみを運ぶリンクと、あるいはさらに映像データを運ぶリンクとの通信を提供することにある。第二のサービスは、データベースの検索を提供することにある。第三のサービスは、例えば銀行口座管理の形態でのデータ処理を提供することにある。第四のサービスは、例えばメールにおけるメッセージの形態でのデータ保存を提供することにある。
【0004】
本発明は、非常に有利なアプリケーションを見出しているが、それは、該アプリケーションがその実行の際に、同じ利用者の口座のために、様々な遠距離通信サービスをその間で連係させることを可能にするという点においてであって、それは、たとえこれらサービスが、異なる遠距離通信演算子によって実際に返されるとしてもである。このように、本発明は、たとえこれらサービスが、異なる遠距離通信演算子またはサービスによって実際に返されるとしても、様々な遠距離通信サービス間の実行の整合性、およびこれらサービスに統一の請求書の作成を保証する、サービスに統一の契約を顧客に提供することを可能にする。
【0005】
現在、様々な遠距離通信サービスを利用する消費者は、これら様々なサービス間の実行における整合性の保証が常にあるわけではない。整合性のなさが検知されると、それらは一般的に、「負の相互作用」という用語によって示される。この負の相互作用の問題は、サービスが同時に実行されるとき、あるいは該サービスが、遠距離通信演算子あるいはサービスによって返されるときに特に現れる。負の相互作用の一つのケースは、利用者が、モバイル電話からの通信に関わる第一のサービスに、また、情報処理端末からのインターネット網へのアクセスに関わる第二のサービスにアクセスするときに現れるが、二つのサービスは、同じ遠距離通信演算子によって提供されるものである。この利用者には、モバイル電話による通信の第一のサービスによるインターネット上のサービスの利用が、第二のサービスによるインターネット上のサービスの利用と同一であるか、あるいは整合性があるという保証は必ずしもなく、しかも、このことは端末の容量あるいはネットワーク自体とは無関係である。例えば、利用されるインターネット上のサービスは、利用者のサービスへのアクセスがモバイル電話からか、あるいは他の端末からかによって、同じ利用者を識別しないことがあり得る。すなわち、各サービスは、それが有しているこの利用者のプロファイルの認識によって利用者を識別する;このプロファイルには、利用者の名前、その住所、利用者によって登録されたサービスのリスト、サービスへのアクセスの個別化されたプロファイル等を含むことができる。このように、各サービスは、それが管理する利用者のプロファイルを決定する。
【0006】
そのうえ、各演算子は、利用者が例えば特定の電話番号か、あるいはアクセスコードか、あるいはテレフォンカード番号タイプのカード番号かを打ち込むことで、アクセス要求をできるサービスを申し出る。利用者がサービスへアクセス要求をして、その要求が有効と認められると、利用者はサービスのセッション、つまりサービスを利用するためのアクセスルートに結びつけられる。所定の第一のサービスを一旦利用すると、利用者は第二のサービスの利用を望むことができる。演算子で許可された契約にもかかわらず、第一のサービスから第二のサービスへの連鎖は、必ずしも可能、もしくはこれらの契約にかなっているとは限らない。このような状況は例えば、現存するあらゆる電話機から電話するのを可能にする、あるカテゴリーのテレフォンカードの利用の際に遭遇する。任意の電話機から、アクセスコード、ついでカードに関連したコードを打ち込むことで、利用者はカードに関連した呼出しサービスにアクセスする;この呼出しサービスは、利用者が、この任意の電話機を、まるでそれが私有の電話機であるかのように利用することを可能にする。特に、利用者は、演算子によって展開される電話案内サービスに問い合わせることができる。もし要求される案内が通信相手の電話番号からなるならば、利用者はこの通信相手と連絡を取ることが可能であるが、しかしこの可能性は、テレフォンカードサービスによるこの通信相手への直接の呼出しの際には、利用者に許可されないものである。第一のサービス、テレフォンカードに関連したサービスから、第二のサービス、案内サービスから関係付けられるサービスへの連鎖には、整合性がない。すなわち、カードの顧客とカードに関連したサービスとの間には、契約が一つ存在するが、該契約は、このカードの利用条件、特に利用者が通信相手とコンタクトをとることができる地理的範囲を定義するものである。ところで案内サービスは、この契約の内容、特にコンタクトをとることができる地理的範囲を制限する制約に通じていない。従って案内サービスは、この通信相手が、その契約の制約に従った利用者がコンタクトすることができない地理的範囲にいるにもかかわらず、要求された通信相手と利用者がコンタクトをとることを許可してしまう。
【0007】
様々なサービス間の負の相互作用に対抗するために、既知の方法が実施されている。それらは、同じ利用者がアクセスする様々なサービス間の直接対話のメカニズムを定義することにある。これら方法は、様々なサービスに共通のアーキテクチャを強要し、従って、様々なサービスの進展をその間で関連づけることを不都合としている。
【0008】
したがって、本発明の目的によって解決すべき技術的な問題は、遠距離通信サービスの利用の連係方法を提案することであって、該方法は、同じ利用者がアクセスを望む遠距離通信サービス間の負の相互作用の問題を避けることを可能にし、また前述の不都合を呈さないものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
技術的問題への解決は、本発明に従って、前記方法が以下にある過程を含むことから成る:
−利用者から発せられるサービスへのアクセス要求ごとに、この利用者のプロファイルおよびこの利用者に結びついたサービスセッションから成る固有の環境を起動すること、およびサービスへのアクセス要求の有効化を処理すること、
−統一のセッションを、そのアクセス要求が有効な各サービスへ割り当てることであって、このセッションは、利用者に固有の環境の一部を成すものであり、
−固有の環境を管理することであって、利用者の環境を定めることができる状態をモデル化すること、およびそれら状態の間の関係を、少なくとも一つの状態ダイアグラムによってモデル化することによるが、該ダイアグラムにおいて、状態の変化は、所定の事象によって引き起こされ、その事象のいくつかは、サービスによって提供される様々な役務に結びついたものである、
−利用者の環境の状態ダイアグラムの現状、および役務の要求に結びついた事象に応じて、セッションを有するサービスのもとで利用者によって表明される役務の要求を認めること、そして、
−サービスの状態ダイアグラムの次の状態への移行の際に、利用者の環境を更新すること、である。
【0010】
さらに本発明は、遠距離通信サービスの利用の連係のシステムを目的としており、サービスの利用は、ある遠距離通信端末から利用者によって請願され、また遠距離通信サービスは、ネットワークによる連係のシステムに接続されているものである。前記連係のシステムは以下を含む:
−アクセスモジュール、つまり連係システムの第一のアクセスポイントであって、そこに、利用者から発せられるアクセス要求を受信する、需要サービスと呼ばれる、あらゆるサービスが照会するもの、
−アクセスモジュールに関連したプロファイル管理モジュールであって、かつ利用者のプロファイルとサービスのプロファイルのデータベースを含み、またデータベースと関連した少なくとも一つのプロファイルのマネージャを含むもの、
−契約によるモジュールであって、遠距離通信サービスのもとで利用者によって署名された契約のリスト、これら遠距離通信サービスについての情報、そしてアクセスおよび役務の料金決定リストとを含むもの、および、
−少なくとも一つの環境のマネージャであって、プロファイル管理モジュールおよび契約によるモジュールと関連した、連係システムの第二のアクセスポイントであり、そこに、アクセス要求が有効なあらゆるサービスが照会するが、該あらゆるサービスは、利用者から発せられた役務の要求を受信し、または、この利用者についての情報を得ることを望み、または、その時点の環境についての情報を得ることを望むものである。
【0011】
本発明にかなった連係の方法およびシステムは、提示された問題を解決する。すなわち、利用者の環境の集中した管理は、環境のマネージャに対応する固有の環境アドレスを、利用者に結びつけることを可能にする。この環境のマネージャは、利用者がアクセスしたいあらゆるサービスと対話して、利用者の環境の特徴的な状態ダイアグラムを少なくとも一つを更新する。この状態ダイアグラムは、利用者がアクセスするサービス、および利用者がこれらサービスのもとで請願する役務に応じて進展する。
【0012】
本連係の方法およびシステムは、サービスが必要な情報を、これら情報がリスクなく共有されうるという条件で、該サービスに提供する。本連係の方法およびシステムは、こうして、利用者とその環境を特徴づける全データ間での整合性の喪失を禁止し、また、機密データへのアクセスのインターロッキングを保証する。該連係の方法およびシステムは、サービスと顧客の間で許可された契約の遵守を保証しつつ、サービスの口座のための操作を実行する。顧客と利用者は、同じ自然人または異なった自然人であることができ、あるいは、顧客は、自然人または法人である一人または複数の利用者を指す法人であることができる。
【0013】
利用者の環境を絶えず認識することによって、本連係の方法およびシステムが、利用者の目下のローカリゼーション、つまりそのネットワーク上のアドレスを与えることを可能にする。このローカリゼーション機能の実施は、GSMネットワークの、英語Home Location Registerの略語であるHLRのような、既に存在する一つまたは複数のサーバーに基づくことができる。
【0014】
負の相互作用の問題は、本発明に従って、特に連係システムと各需要サービスとの間の対話によって解決される。したがって、サービスの進展は、別のサービスの進展と無関係になされることができる。
【0015】
有利な仕方では、本発明による連係の方法およびシステムは、特定の発達のプラットフォームを、連係システムのためにも、サービスのためにも強要しない。本方法およびシステムは、需要サービスに共通のアーキテクチャも強要しない。
【0016】
有利な仕方では、本発明による連係の方法およびシステムは、さらに、利用者の識別および/または認証を行うことができる。
【0017】
【発明の実施の様態】
本発明の他の特徴および利点は、後につづく、本発明の特定の実施例の説明の際に明らかになるであろう。説明は、非制限例として与えられた次のような付属図面と対比して作られたものである。
図1は、本発明による方法のフローチャートである。
図2は、本発明による連係システムのブロック図である。
図3は、本発明による連係システムのマルチサービスの利用図である。
【0018】
本発明が置かれている背景は次のとおりである。利用者は、ある遠距離通信端末から、様々な遠距離通信サービスのうちの一つのサービスの利用を請願する。様々な遠距離通信サービスは、電話網または情報処理ネットワークによって連係システムに接続されるが、本発明によると、該連係システムは、遠距離通信サービスの利用の連係方法を実施するものであり、該連係方法は、利用者のプロファイルを集中させたベースを管理するものである。
【0019】
本発明による遠距離通信サービスの利用の連係の方法は、以下に記述され、かつ図1によって示されるいくつかの過程に従って展開する。
【0020】
第一の過程1において、サービスへの利用者のアクセス要求ごとに、本方法は、この利用者のプロファイルに基づいた固有の環境を起動する。ある環境が、既にこの利用者のため起動されているなら、処理を続けるために利用される。さらに、本方法は、サービスへのアクセス要求の有効化を処理する。アクセス要求は、利用者がこのサービスを利用できないときに、拒否される、つまり有効と認められない。利用者があるサービスを利用できない理由は多様である。該理由は、サービスの利用者と演算子の間で交わされた契約の文面によって指示され得る。該理由は、サービスの利用条件に関連付けられ得る。例えば、所定のサービスは、特定の端末からしかアクセスできない可能性もある。
【0021】
第二の過程2において、本方法は、起動が有効と認められた各サービスに、統一のサービスセッションを割り当てる。このセッションは、そのとき、利用者の固有の環境の一部を成す。
【0022】
第三の過程3において、本方法が固有の環境を管理するのは、少なくとも一つの状態ダイアグラムによって、利用者の環境が取り得る状態と、それら状態間の関係とをモデル化することによってであり、該状態ダイアグラムにおいては、そのいくつかがサービスによって提供される様々な役務に結びついている所定の事象によって、状態の変化が引き起こされる。次のような例は、環境の管理が、いくつもの状態ダイアグラムによってなされる特定の実施に対応している。各サービスセッションに、一つの状態ダイアグラムが対応しており、環境は、別の状態ダイアグラムに結びついている。ある状態ダイアグラムの様々な状態には、常に、開始の状態と終了の状態がある。これらの二つの状態の間で、状態は、作られたモデル、あるいはサービス、あるいは環境に依っている。例えば、サービスのダイアグラムにおいては、初期状態、課税許可の状態および課税状態と定義され得る。初期状態は、利用者から発せられるサービスへのアクセス要求の受信の後に、開始の状態から達成される。課税許可の状態は、サービスへのアクセス要求へ与えられた有効化の後に、初期状態から達成される。課税状態は、利用者によって要求された役務の要求が合意された後に、課税許可の状態から達成される。そして、終了の状態は、サービスの利用を中断するという決定が下された後に、初期状態、課税許可の状態および課税状態から達成される。決定は、自身が利用を中断したいと望む利用者の行為の結果でありうる。該決定が本方法によって下されるのは、サービスの利用条件に応じて、契約の内容に応じて、利用者に同意された予算額に応じてである。
【0023】
第四の過程4において、本方法は、サービスセッションが割り当てられたサービスのもとで利用者によって表明された役務の要求の許可に同意するが、それは、利用者の環境の状態ダイアグラムの現状、契約に示されたようなサービスの利用の明記、要求の性質、および役務の要求に結びついた事象に応じてである。
【0024】
第五の過程5において、本方法は、環境、特に利用者のプロファイルを更新するが、それは、状態ダイアグラムの次のような状態への移行の際である。
【0025】
図2は、本発明による連係システム6の概要図であって、ここに、利用者8によって請願される遠距離通信サービス7が照会する。利用者8は、固定電話またはモバイル電話のような、もしくはコンピュータ設置所のような遠距離通信端末9から、単数または複数の遠距離通信サービス7を請願する。遠距離通信サービス7は、ネットワーク10によって連係システムに接続される。
【0026】
連係システム6は、アクセスモジュール11、識別および認証モジュール12、プロファイル管理モジュール13、契約によるモジュール14、および環境マネージャ15を含む。
【0027】
アクセスモジュール11は、連係システム6の第一のアクセスポイントであって、ここに、利 用者8から発せられるアクセス要求を受信するあらゆるサービス7が照会されるべきである。サ ービス7は、アクセスモジュール11に、利用者8の身元に関する情報を含む申請書で、少なく とも一つの識別子、場合によってはパスワード、アドレス等を含んでいるもの、そしてサービス 7に関する情報であり、利用者8とサービス7の間のセッション、つまりセッションアドレスを 定義する特徴などを送信する。アクセスモジュール11は、サーバー、もしくは同等のあらゆる 手段でありうる。
【0028】
識別および認証のモジュール12は、アクセスモジュール11と関連しており、また、利用者8を識別および認証する機能をもっている。利用者8の身元に関する情報から、識別および認証のモジュール12は、この身元の存在を確認し、そして、認証を準備するサービス7用に、利用者8を認証する。認証は、例えば、利用者8によって提示されるパスワードが、この利用者8にあらかじめ割り当てられたことを確認することにある。識別および認証のモジュール12は、識別および認証の結果をアクセスモジュール11に通信する。識別および認証のモジュール12がないこと、もしくは、同等だが連係システム6の外部のモジュールに替わることもあり得る。識別および認証のモジュール12がないときには、利用者は、サービスにアクセスするために識別子を提示しなければならない。別の実施態様によると、識別および認証の機能は、二つの別個のモジュールにおいて実施され得る。識別および認証のモジュール12は、モジュール11と同じサーバー、もしくは別のサーバー、もしくは同等のあらゆる手段に設置され得る。
【0029】
プロファイルの管理モジュール13は、プロファイルのマネージャ、およびプロファイルのデータベースを含む。データベースは、局地的な、または離れた様々なメモリに保存および分散され得る。プロファイルの管理モジュール13は、アクセスモジュール11と関連しており、該アクセスモジュールは、該プロファイルの管理モジュールに、利用者8の識別子を提示する。プロファイルのマネージャは、データベースに問合せ、それにより一方では利用者8の識別子に対応するプロファイルを、他方では、このプロファイル関連したサービスの個別化されたプロファイルが存在する時はそれらを得る。プロファイルのマネージャは、この利用者8のために環境を作り出し、管理のために、環境のマネージャ15に、もしくは複数ある場合は環境のマネージャの一つ15に該環境を提供する。プロファイルの管理モジュール13は、利用者のプロファイルを引き受けたこの環境のマネージャ15に問合せ、および、問合わされた環境のマネージャ15に統一のサービスセッションの識別子を引き換えに得る。プロファイルの管理モジュール13は、サービスセッションの識別子、およびネットワーク10における環境のマネージャ15のアドレスとをアクセスモジュール11に通信するが、該アクセスモジュールは需要サービス7にそれらを伝達するものである。利用者8用の環境を作り出す前に、プロファイルの管理モジュール13は、利用者8の環境で機能する環境のマネージャが既にあるか確かめる。もし既に一つあるなら、プロファイルの管理モジュール13は、該環境のマネージャが利用者8の環境を変更するように、需要サービス7の情報を該環境のマネージャに提供する。それと引き換えに、環境のマネージャ15は、プロファイルの管理モジュール13にサービスセッションの識別子を送信するが、これは該プロファイルの管理モジュールが、ネットワーク10の環境のマネージャ15のアドレスと共にアクセスモジュール11に通信するものであって、該アクセスモジュールはそれらを需要サービス7に伝達する。プロファイルの管理モジュール13と環境のマネージャ15の間の前述のやり取りは、利用者8の環境の単一性を保証する。プロファイルの管理モジュール13は、アクセスモジュール11、および識別および認証のモジュール12と同じサーバー、もしくは別のサーバー、もしくは同等のあらゆる手段に設置されることができる。プロファイルのデータベースは、プロファイルの管理モジュール13のサーバーのメモリ、もしくは別個の大容量のメモリに保存されることができる。
【0030】
環境のマネージャ15は、プロファイルの管理モジュール13、契約によるモジュール14と関連しており、またそれは、連係システム6の第二のアクセスポイントである。利用者8によって請願することができるサービスの利用の背景、およびこの利用者8のプロファイルを知ることによって、環境のマネージャ15は、サービスの口座のための様々な操作を実行する。特に、該環境のマネージャが決定するのは、契約によるモジュールに基づいた、役務の許可、適用すべき料金、役務の費用、サービスのもとで着手すべき行為、例えば通告の送信および中断指示の送信などである。環境のマネージャ15は、特有のロジックをもち、該ロジックは、環境のマネージャが、前述の操作を見事に達成し、そして需要サービスと直接対話することを可能にするものである。このロジックは、利用者の環境を取得できる状態、およびそれら状態の間の関係の、状態ダイアグラムによるモデル化に基づく。状態の変化は、所定の事象によって引き起こされ、その内のいくつかは、サービスによって提供される様々な役務に結びついたものである。各環境のマネージャ15は、プロファイルのマネージャ13がそれに管理を託した、利用者の単数または複数の環境に影響を及ぼす。環境のマネージャ15は、プロファイルの管理モジュール13、アクセスモジュール11、および識別および認証のモジュール12と同じサーバー、もしくは別のサーバー、もしくは同等のあらゆる手段に設置され得る。
【0031】
契約によるモジュール14が含むのは、料金決定および有効化のモジュール、サービスのカタログモジュール、および顧顧客管理モジュールである。料金決定および有効化のモジュールは、サービスに関連した役務の料金と費用のリストを含む。サービスのカタログモジュールは、サービスの詳細の情報、もしくはサービスの利用背景を含み、それらは、システム6の全ての利用者、およびそれらの環境に共通である。顧顧客管理モジュールは、利用者によって署名されたサービスに関する契約のリストを含む。契約によるモジュールの情報は、利用者8へのサービス7の役務の合意の決定において、環境のマネージャ15のロジックを実行するのに役立つ情報である。
【0032】
連係システム6は、インテリジェントネットワークそのものに完全に設置されることができるが、これは、英語(Service Control Point)の略号SCPでも既知の、サービス制御ポイントもしくはPCSRの呼び名のもとに既知である。該連係システムは、ネットワークによって互いの間で接続されるいくつものサーバーに分散されることもできる。
【0033】
利用者8がサービス7にアクセスすることを望むとき、その展開は次のとおりである。サービス7は、第一のアクセスポイント11に照会し、また利用者によって与えられた第一の識別子を提示する。選択できる仕方では、識別子、および場合によっては利用者8の認証が実行される。識別操作または認証操作は、否定的もしくは肯定的な応答に至り得る。応答が否定的であるのは、例えば、利用者8が照会不能の場合、もしくは提示されたパスワードが不正確の場合である。応答が肯定的なときには、識別の操作は、第二の識別子の提示で終わる。第一の識別子の提示、もしくは第二の識別子が存在する時のその提示は、利用者8のプロファイルを起動し、そして自動的にインジケータを位置付けるが、該インジケータは、サービス7が利用者8用に起動されることを連係システム6に要求するものである。連係システム6は、利用者のプロファイルを認知している、利用者に固有の環境を作り出す;環境は、利用者のプロファイル、および利用者に割り当てられたそれらのサービスセッションから成っているものである。そのプロファイルによって利用者について得る情報、および特に契約によるモジュールのもとでサービスについて得る情報に応じて、連係システム6は、サービスへのアクセス要求を有効と認める、または認めない。該連係システムは、例えばサービスが利用者に禁止されているときは、この要求を有効と認めないことができる。サービスへのアクセス要求を有効と認めた後に、連係システム6は、サービス7に統一のセッションを提供するが、該セッションは、サービス7が後に続くの全操作に利用しなければならないものである。後に続く操作のために、サービス7は、各操作の際にそのセッションを用いて、連係システム6の第二のアクセスポイント15に照会する。これらの操作は例えば、サービス7が、役務を交付する許可を得ること、利用者8についての情報を得ること、役務の課税の開始または終了を要求すること、利用者8についての情報を変更すること、利用者8への事象の通告を要求することを可能にする操作である。もしくは、利用者8用に別のサービス7の実施を要求すること、または利用者8用に目下のサービス7の終了を示すことを可能にする操作である。
【0034】
利用者8がサービス7にアクセスする際、該サービスが、連係システム6に問い合わせなければならないのは:
−サービス7がコンタクトを取りたい利用者のローカリゼーションを必要とする役務を、利用者8が要求するとき、
−利用者を識別するために、および利用者に関する情報を得るために、個別化することを必要とする役務を、利用者8が要求するとき、
−支払および請求書の作成を必要とする役務を、利用者8が要求するとき、
−許可を必要とする分野の情報を利用者8に提供するように導く役務を、利用者8が要求するとき、
−許可を必要とする操作を利用者8用に実現するように導く役務を、利用者8が要求するとき、
−支払および請求書の作成の中断を必要とするのか、また、この支払およびこの請求書の作成が時間に依存していたのかを、利用者8によって要求された役務の終了時、
−サービス7が終わることを利用者8に示す、サービス7の終了時、である。
【0035】
図3は、本発明による連係システムのマルチサービス利用の概略図である。本発明による連係システム6は、同じ利用者8による様々なサービス7の利用に連係を持たせる。サービス7と連係システム6の間のやり取りは、ネットワーク10のリンクを介して行われた。連係システム6に照会するサービス7は、連係システム6のアクセスポイントと対話する一つのインターフェースを含み、また、連係システム6がアクセス可能な制御を含む。これらの制御は、連係システム6が、サービス7に通告を送信すること、および必要な場合はサービス7を点検することを可能にする。通告の一つは、例えば警報メッセージであって、利用者8にその予算額がほぼ空になっていることを知らせるためのものである。点検は不可欠であり、例えば、利用者8の予算額が空になっているときには、役務を中断する。
【0036】
本発明による連係システムは、多数の利用者でもある。該連係システムは、様々な利用者のためのサービスの利用に同時に連係を持たせるが、それは様々な利用者によって利用されるサービスが、同一、あるいは異なった、あるいは部分的に共通していてもである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による方法のフローチャートである。
【図2】本発明による連係システムのブロック図である。
【図3】本発明による連係システムのマルチサービスの利用図である。
【産業上の利用分野】
本発明は、遠距離通信サービスの利用の連係の方法およびシステムに関するものである。
【0002】
本発明は、分散されるシステムのアーキテクチャでの遠距離通信サービスの分野、およびインテリジェントネットワークの分野に含まれるものである。
【0003】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
本明細書全体において、遠距離通信サービスは、遠距離通信端末からそしてネットワークを介して、利用者がアクセスできるあらゆるサービスを示すものであり、該ネットワークとは、電話網か、あるいはインターネットタイプのデータ網のような情報処理ネットワーク/網である。遠距離通信端末は、情報処理端末か、あるいは電話端末である。サービスの概念を説明するために、四つのサービスが以降に例としてリスト化される。第一のサービスは、別の利用者とか、あるいは音のデータのみを運ぶリンクと、あるいはさらに映像データを運ぶリンクとの通信を提供することにある。第二のサービスは、データベースの検索を提供することにある。第三のサービスは、例えば銀行口座管理の形態でのデータ処理を提供することにある。第四のサービスは、例えばメールにおけるメッセージの形態でのデータ保存を提供することにある。
【0004】
本発明は、非常に有利なアプリケーションを見出しているが、それは、該アプリケーションがその実行の際に、同じ利用者の口座のために、様々な遠距離通信サービスをその間で連係させることを可能にするという点においてであって、それは、たとえこれらサービスが、異なる遠距離通信演算子によって実際に返されるとしてもである。このように、本発明は、たとえこれらサービスが、異なる遠距離通信演算子またはサービスによって実際に返されるとしても、様々な遠距離通信サービス間の実行の整合性、およびこれらサービスに統一の請求書の作成を保証する、サービスに統一の契約を顧客に提供することを可能にする。
【0005】
現在、様々な遠距離通信サービスを利用する消費者は、これら様々なサービス間の実行における整合性の保証が常にあるわけではない。整合性のなさが検知されると、それらは一般的に、「負の相互作用」という用語によって示される。この負の相互作用の問題は、サービスが同時に実行されるとき、あるいは該サービスが、遠距離通信演算子あるいはサービスによって返されるときに特に現れる。負の相互作用の一つのケースは、利用者が、モバイル電話からの通信に関わる第一のサービスに、また、情報処理端末からのインターネット網へのアクセスに関わる第二のサービスにアクセスするときに現れるが、二つのサービスは、同じ遠距離通信演算子によって提供されるものである。この利用者には、モバイル電話による通信の第一のサービスによるインターネット上のサービスの利用が、第二のサービスによるインターネット上のサービスの利用と同一であるか、あるいは整合性があるという保証は必ずしもなく、しかも、このことは端末の容量あるいはネットワーク自体とは無関係である。例えば、利用されるインターネット上のサービスは、利用者のサービスへのアクセスがモバイル電話からか、あるいは他の端末からかによって、同じ利用者を識別しないことがあり得る。すなわち、各サービスは、それが有しているこの利用者のプロファイルの認識によって利用者を識別する;このプロファイルには、利用者の名前、その住所、利用者によって登録されたサービスのリスト、サービスへのアクセスの個別化されたプロファイル等を含むことができる。このように、各サービスは、それが管理する利用者のプロファイルを決定する。
【0006】
そのうえ、各演算子は、利用者が例えば特定の電話番号か、あるいはアクセスコードか、あるいはテレフォンカード番号タイプのカード番号かを打ち込むことで、アクセス要求をできるサービスを申し出る。利用者がサービスへアクセス要求をして、その要求が有効と認められると、利用者はサービスのセッション、つまりサービスを利用するためのアクセスルートに結びつけられる。所定の第一のサービスを一旦利用すると、利用者は第二のサービスの利用を望むことができる。演算子で許可された契約にもかかわらず、第一のサービスから第二のサービスへの連鎖は、必ずしも可能、もしくはこれらの契約にかなっているとは限らない。このような状況は例えば、現存するあらゆる電話機から電話するのを可能にする、あるカテゴリーのテレフォンカードの利用の際に遭遇する。任意の電話機から、アクセスコード、ついでカードに関連したコードを打ち込むことで、利用者はカードに関連した呼出しサービスにアクセスする;この呼出しサービスは、利用者が、この任意の電話機を、まるでそれが私有の電話機であるかのように利用することを可能にする。特に、利用者は、演算子によって展開される電話案内サービスに問い合わせることができる。もし要求される案内が通信相手の電話番号からなるならば、利用者はこの通信相手と連絡を取ることが可能であるが、しかしこの可能性は、テレフォンカードサービスによるこの通信相手への直接の呼出しの際には、利用者に許可されないものである。第一のサービス、テレフォンカードに関連したサービスから、第二のサービス、案内サービスから関係付けられるサービスへの連鎖には、整合性がない。すなわち、カードの顧客とカードに関連したサービスとの間には、契約が一つ存在するが、該契約は、このカードの利用条件、特に利用者が通信相手とコンタクトをとることができる地理的範囲を定義するものである。ところで案内サービスは、この契約の内容、特にコンタクトをとることができる地理的範囲を制限する制約に通じていない。従って案内サービスは、この通信相手が、その契約の制約に従った利用者がコンタクトすることができない地理的範囲にいるにもかかわらず、要求された通信相手と利用者がコンタクトをとることを許可してしまう。
【0007】
様々なサービス間の負の相互作用に対抗するために、既知の方法が実施されている。それらは、同じ利用者がアクセスする様々なサービス間の直接対話のメカニズムを定義することにある。これら方法は、様々なサービスに共通のアーキテクチャを強要し、従って、様々なサービスの進展をその間で関連づけることを不都合としている。
【0008】
したがって、本発明の目的によって解決すべき技術的な問題は、遠距離通信サービスの利用の連係方法を提案することであって、該方法は、同じ利用者がアクセスを望む遠距離通信サービス間の負の相互作用の問題を避けることを可能にし、また前述の不都合を呈さないものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
技術的問題への解決は、本発明に従って、前記方法が以下にある過程を含むことから成る:
−利用者から発せられるサービスへのアクセス要求ごとに、この利用者のプロファイルおよびこの利用者に結びついたサービスセッションから成る固有の環境を起動すること、およびサービスへのアクセス要求の有効化を処理すること、
−統一のセッションを、そのアクセス要求が有効な各サービスへ割り当てることであって、このセッションは、利用者に固有の環境の一部を成すものであり、
−固有の環境を管理することであって、利用者の環境を定めることができる状態をモデル化すること、およびそれら状態の間の関係を、少なくとも一つの状態ダイアグラムによってモデル化することによるが、該ダイアグラムにおいて、状態の変化は、所定の事象によって引き起こされ、その事象のいくつかは、サービスによって提供される様々な役務に結びついたものである、
−利用者の環境の状態ダイアグラムの現状、および役務の要求に結びついた事象に応じて、セッションを有するサービスのもとで利用者によって表明される役務の要求を認めること、そして、
−サービスの状態ダイアグラムの次の状態への移行の際に、利用者の環境を更新すること、である。
【0010】
さらに本発明は、遠距離通信サービスの利用の連係のシステムを目的としており、サービスの利用は、ある遠距離通信端末から利用者によって請願され、また遠距離通信サービスは、ネットワークによる連係のシステムに接続されているものである。前記連係のシステムは以下を含む:
−アクセスモジュール、つまり連係システムの第一のアクセスポイントであって、そこに、利用者から発せられるアクセス要求を受信する、需要サービスと呼ばれる、あらゆるサービスが照会するもの、
−アクセスモジュールに関連したプロファイル管理モジュールであって、かつ利用者のプロファイルとサービスのプロファイルのデータベースを含み、またデータベースと関連した少なくとも一つのプロファイルのマネージャを含むもの、
−契約によるモジュールであって、遠距離通信サービスのもとで利用者によって署名された契約のリスト、これら遠距離通信サービスについての情報、そしてアクセスおよび役務の料金決定リストとを含むもの、および、
−少なくとも一つの環境のマネージャであって、プロファイル管理モジュールおよび契約によるモジュールと関連した、連係システムの第二のアクセスポイントであり、そこに、アクセス要求が有効なあらゆるサービスが照会するが、該あらゆるサービスは、利用者から発せられた役務の要求を受信し、または、この利用者についての情報を得ることを望み、または、その時点の環境についての情報を得ることを望むものである。
【0011】
本発明にかなった連係の方法およびシステムは、提示された問題を解決する。すなわち、利用者の環境の集中した管理は、環境のマネージャに対応する固有の環境アドレスを、利用者に結びつけることを可能にする。この環境のマネージャは、利用者がアクセスしたいあらゆるサービスと対話して、利用者の環境の特徴的な状態ダイアグラムを少なくとも一つを更新する。この状態ダイアグラムは、利用者がアクセスするサービス、および利用者がこれらサービスのもとで請願する役務に応じて進展する。
【0012】
本連係の方法およびシステムは、サービスが必要な情報を、これら情報がリスクなく共有されうるという条件で、該サービスに提供する。本連係の方法およびシステムは、こうして、利用者とその環境を特徴づける全データ間での整合性の喪失を禁止し、また、機密データへのアクセスのインターロッキングを保証する。該連係の方法およびシステムは、サービスと顧客の間で許可された契約の遵守を保証しつつ、サービスの口座のための操作を実行する。顧客と利用者は、同じ自然人または異なった自然人であることができ、あるいは、顧客は、自然人または法人である一人または複数の利用者を指す法人であることができる。
【0013】
利用者の環境を絶えず認識することによって、本連係の方法およびシステムが、利用者の目下のローカリゼーション、つまりそのネットワーク上のアドレスを与えることを可能にする。このローカリゼーション機能の実施は、GSMネットワークの、英語Home Location Registerの略語であるHLRのような、既に存在する一つまたは複数のサーバーに基づくことができる。
【0014】
負の相互作用の問題は、本発明に従って、特に連係システムと各需要サービスとの間の対話によって解決される。したがって、サービスの進展は、別のサービスの進展と無関係になされることができる。
【0015】
有利な仕方では、本発明による連係の方法およびシステムは、特定の発達のプラットフォームを、連係システムのためにも、サービスのためにも強要しない。本方法およびシステムは、需要サービスに共通のアーキテクチャも強要しない。
【0016】
有利な仕方では、本発明による連係の方法およびシステムは、さらに、利用者の識別および/または認証を行うことができる。
【0017】
【発明の実施の様態】
本発明の他の特徴および利点は、後につづく、本発明の特定の実施例の説明の際に明らかになるであろう。説明は、非制限例として与えられた次のような付属図面と対比して作られたものである。
図1は、本発明による方法のフローチャートである。
図2は、本発明による連係システムのブロック図である。
図3は、本発明による連係システムのマルチサービスの利用図である。
【0018】
本発明が置かれている背景は次のとおりである。利用者は、ある遠距離通信端末から、様々な遠距離通信サービスのうちの一つのサービスの利用を請願する。様々な遠距離通信サービスは、電話網または情報処理ネットワークによって連係システムに接続されるが、本発明によると、該連係システムは、遠距離通信サービスの利用の連係方法を実施するものであり、該連係方法は、利用者のプロファイルを集中させたベースを管理するものである。
【0019】
本発明による遠距離通信サービスの利用の連係の方法は、以下に記述され、かつ図1によって示されるいくつかの過程に従って展開する。
【0020】
第一の過程1において、サービスへの利用者のアクセス要求ごとに、本方法は、この利用者のプロファイルに基づいた固有の環境を起動する。ある環境が、既にこの利用者のため起動されているなら、処理を続けるために利用される。さらに、本方法は、サービスへのアクセス要求の有効化を処理する。アクセス要求は、利用者がこのサービスを利用できないときに、拒否される、つまり有効と認められない。利用者があるサービスを利用できない理由は多様である。該理由は、サービスの利用者と演算子の間で交わされた契約の文面によって指示され得る。該理由は、サービスの利用条件に関連付けられ得る。例えば、所定のサービスは、特定の端末からしかアクセスできない可能性もある。
【0021】
第二の過程2において、本方法は、起動が有効と認められた各サービスに、統一のサービスセッションを割り当てる。このセッションは、そのとき、利用者の固有の環境の一部を成す。
【0022】
第三の過程3において、本方法が固有の環境を管理するのは、少なくとも一つの状態ダイアグラムによって、利用者の環境が取り得る状態と、それら状態間の関係とをモデル化することによってであり、該状態ダイアグラムにおいては、そのいくつかがサービスによって提供される様々な役務に結びついている所定の事象によって、状態の変化が引き起こされる。次のような例は、環境の管理が、いくつもの状態ダイアグラムによってなされる特定の実施に対応している。各サービスセッションに、一つの状態ダイアグラムが対応しており、環境は、別の状態ダイアグラムに結びついている。ある状態ダイアグラムの様々な状態には、常に、開始の状態と終了の状態がある。これらの二つの状態の間で、状態は、作られたモデル、あるいはサービス、あるいは環境に依っている。例えば、サービスのダイアグラムにおいては、初期状態、課税許可の状態および課税状態と定義され得る。初期状態は、利用者から発せられるサービスへのアクセス要求の受信の後に、開始の状態から達成される。課税許可の状態は、サービスへのアクセス要求へ与えられた有効化の後に、初期状態から達成される。課税状態は、利用者によって要求された役務の要求が合意された後に、課税許可の状態から達成される。そして、終了の状態は、サービスの利用を中断するという決定が下された後に、初期状態、課税許可の状態および課税状態から達成される。決定は、自身が利用を中断したいと望む利用者の行為の結果でありうる。該決定が本方法によって下されるのは、サービスの利用条件に応じて、契約の内容に応じて、利用者に同意された予算額に応じてである。
【0023】
第四の過程4において、本方法は、サービスセッションが割り当てられたサービスのもとで利用者によって表明された役務の要求の許可に同意するが、それは、利用者の環境の状態ダイアグラムの現状、契約に示されたようなサービスの利用の明記、要求の性質、および役務の要求に結びついた事象に応じてである。
【0024】
第五の過程5において、本方法は、環境、特に利用者のプロファイルを更新するが、それは、状態ダイアグラムの次のような状態への移行の際である。
【0025】
図2は、本発明による連係システム6の概要図であって、ここに、利用者8によって請願される遠距離通信サービス7が照会する。利用者8は、固定電話またはモバイル電話のような、もしくはコンピュータ設置所のような遠距離通信端末9から、単数または複数の遠距離通信サービス7を請願する。遠距離通信サービス7は、ネットワーク10によって連係システムに接続される。
【0026】
連係システム6は、アクセスモジュール11、識別および認証モジュール12、プロファイル管理モジュール13、契約によるモジュール14、および環境マネージャ15を含む。
【0027】
アクセスモジュール11は、連係システム6の第一のアクセスポイントであって、ここに、利 用者8から発せられるアクセス要求を受信するあらゆるサービス7が照会されるべきである。サ ービス7は、アクセスモジュール11に、利用者8の身元に関する情報を含む申請書で、少なく とも一つの識別子、場合によってはパスワード、アドレス等を含んでいるもの、そしてサービス 7に関する情報であり、利用者8とサービス7の間のセッション、つまりセッションアドレスを 定義する特徴などを送信する。アクセスモジュール11は、サーバー、もしくは同等のあらゆる 手段でありうる。
【0028】
識別および認証のモジュール12は、アクセスモジュール11と関連しており、また、利用者8を識別および認証する機能をもっている。利用者8の身元に関する情報から、識別および認証のモジュール12は、この身元の存在を確認し、そして、認証を準備するサービス7用に、利用者8を認証する。認証は、例えば、利用者8によって提示されるパスワードが、この利用者8にあらかじめ割り当てられたことを確認することにある。識別および認証のモジュール12は、識別および認証の結果をアクセスモジュール11に通信する。識別および認証のモジュール12がないこと、もしくは、同等だが連係システム6の外部のモジュールに替わることもあり得る。識別および認証のモジュール12がないときには、利用者は、サービスにアクセスするために識別子を提示しなければならない。別の実施態様によると、識別および認証の機能は、二つの別個のモジュールにおいて実施され得る。識別および認証のモジュール12は、モジュール11と同じサーバー、もしくは別のサーバー、もしくは同等のあらゆる手段に設置され得る。
【0029】
プロファイルの管理モジュール13は、プロファイルのマネージャ、およびプロファイルのデータベースを含む。データベースは、局地的な、または離れた様々なメモリに保存および分散され得る。プロファイルの管理モジュール13は、アクセスモジュール11と関連しており、該アクセスモジュールは、該プロファイルの管理モジュールに、利用者8の識別子を提示する。プロファイルのマネージャは、データベースに問合せ、それにより一方では利用者8の識別子に対応するプロファイルを、他方では、このプロファイル関連したサービスの個別化されたプロファイルが存在する時はそれらを得る。プロファイルのマネージャは、この利用者8のために環境を作り出し、管理のために、環境のマネージャ15に、もしくは複数ある場合は環境のマネージャの一つ15に該環境を提供する。プロファイルの管理モジュール13は、利用者のプロファイルを引き受けたこの環境のマネージャ15に問合せ、および、問合わされた環境のマネージャ15に統一のサービスセッションの識別子を引き換えに得る。プロファイルの管理モジュール13は、サービスセッションの識別子、およびネットワーク10における環境のマネージャ15のアドレスとをアクセスモジュール11に通信するが、該アクセスモジュールは需要サービス7にそれらを伝達するものである。利用者8用の環境を作り出す前に、プロファイルの管理モジュール13は、利用者8の環境で機能する環境のマネージャが既にあるか確かめる。もし既に一つあるなら、プロファイルの管理モジュール13は、該環境のマネージャが利用者8の環境を変更するように、需要サービス7の情報を該環境のマネージャに提供する。それと引き換えに、環境のマネージャ15は、プロファイルの管理モジュール13にサービスセッションの識別子を送信するが、これは該プロファイルの管理モジュールが、ネットワーク10の環境のマネージャ15のアドレスと共にアクセスモジュール11に通信するものであって、該アクセスモジュールはそれらを需要サービス7に伝達する。プロファイルの管理モジュール13と環境のマネージャ15の間の前述のやり取りは、利用者8の環境の単一性を保証する。プロファイルの管理モジュール13は、アクセスモジュール11、および識別および認証のモジュール12と同じサーバー、もしくは別のサーバー、もしくは同等のあらゆる手段に設置されることができる。プロファイルのデータベースは、プロファイルの管理モジュール13のサーバーのメモリ、もしくは別個の大容量のメモリに保存されることができる。
【0030】
環境のマネージャ15は、プロファイルの管理モジュール13、契約によるモジュール14と関連しており、またそれは、連係システム6の第二のアクセスポイントである。利用者8によって請願することができるサービスの利用の背景、およびこの利用者8のプロファイルを知ることによって、環境のマネージャ15は、サービスの口座のための様々な操作を実行する。特に、該環境のマネージャが決定するのは、契約によるモジュールに基づいた、役務の許可、適用すべき料金、役務の費用、サービスのもとで着手すべき行為、例えば通告の送信および中断指示の送信などである。環境のマネージャ15は、特有のロジックをもち、該ロジックは、環境のマネージャが、前述の操作を見事に達成し、そして需要サービスと直接対話することを可能にするものである。このロジックは、利用者の環境を取得できる状態、およびそれら状態の間の関係の、状態ダイアグラムによるモデル化に基づく。状態の変化は、所定の事象によって引き起こされ、その内のいくつかは、サービスによって提供される様々な役務に結びついたものである。各環境のマネージャ15は、プロファイルのマネージャ13がそれに管理を託した、利用者の単数または複数の環境に影響を及ぼす。環境のマネージャ15は、プロファイルの管理モジュール13、アクセスモジュール11、および識別および認証のモジュール12と同じサーバー、もしくは別のサーバー、もしくは同等のあらゆる手段に設置され得る。
【0031】
契約によるモジュール14が含むのは、料金決定および有効化のモジュール、サービスのカタログモジュール、および顧顧客管理モジュールである。料金決定および有効化のモジュールは、サービスに関連した役務の料金と費用のリストを含む。サービスのカタログモジュールは、サービスの詳細の情報、もしくはサービスの利用背景を含み、それらは、システム6の全ての利用者、およびそれらの環境に共通である。顧顧客管理モジュールは、利用者によって署名されたサービスに関する契約のリストを含む。契約によるモジュールの情報は、利用者8へのサービス7の役務の合意の決定において、環境のマネージャ15のロジックを実行するのに役立つ情報である。
【0032】
連係システム6は、インテリジェントネットワークそのものに完全に設置されることができるが、これは、英語(Service Control Point)の略号SCPでも既知の、サービス制御ポイントもしくはPCSRの呼び名のもとに既知である。該連係システムは、ネットワークによって互いの間で接続されるいくつものサーバーに分散されることもできる。
【0033】
利用者8がサービス7にアクセスすることを望むとき、その展開は次のとおりである。サービス7は、第一のアクセスポイント11に照会し、また利用者によって与えられた第一の識別子を提示する。選択できる仕方では、識別子、および場合によっては利用者8の認証が実行される。識別操作または認証操作は、否定的もしくは肯定的な応答に至り得る。応答が否定的であるのは、例えば、利用者8が照会不能の場合、もしくは提示されたパスワードが不正確の場合である。応答が肯定的なときには、識別の操作は、第二の識別子の提示で終わる。第一の識別子の提示、もしくは第二の識別子が存在する時のその提示は、利用者8のプロファイルを起動し、そして自動的にインジケータを位置付けるが、該インジケータは、サービス7が利用者8用に起動されることを連係システム6に要求するものである。連係システム6は、利用者のプロファイルを認知している、利用者に固有の環境を作り出す;環境は、利用者のプロファイル、および利用者に割り当てられたそれらのサービスセッションから成っているものである。そのプロファイルによって利用者について得る情報、および特に契約によるモジュールのもとでサービスについて得る情報に応じて、連係システム6は、サービスへのアクセス要求を有効と認める、または認めない。該連係システムは、例えばサービスが利用者に禁止されているときは、この要求を有効と認めないことができる。サービスへのアクセス要求を有効と認めた後に、連係システム6は、サービス7に統一のセッションを提供するが、該セッションは、サービス7が後に続くの全操作に利用しなければならないものである。後に続く操作のために、サービス7は、各操作の際にそのセッションを用いて、連係システム6の第二のアクセスポイント15に照会する。これらの操作は例えば、サービス7が、役務を交付する許可を得ること、利用者8についての情報を得ること、役務の課税の開始または終了を要求すること、利用者8についての情報を変更すること、利用者8への事象の通告を要求することを可能にする操作である。もしくは、利用者8用に別のサービス7の実施を要求すること、または利用者8用に目下のサービス7の終了を示すことを可能にする操作である。
【0034】
利用者8がサービス7にアクセスする際、該サービスが、連係システム6に問い合わせなければならないのは:
−サービス7がコンタクトを取りたい利用者のローカリゼーションを必要とする役務を、利用者8が要求するとき、
−利用者を識別するために、および利用者に関する情報を得るために、個別化することを必要とする役務を、利用者8が要求するとき、
−支払および請求書の作成を必要とする役務を、利用者8が要求するとき、
−許可を必要とする分野の情報を利用者8に提供するように導く役務を、利用者8が要求するとき、
−許可を必要とする操作を利用者8用に実現するように導く役務を、利用者8が要求するとき、
−支払および請求書の作成の中断を必要とするのか、また、この支払およびこの請求書の作成が時間に依存していたのかを、利用者8によって要求された役務の終了時、
−サービス7が終わることを利用者8に示す、サービス7の終了時、である。
【0035】
図3は、本発明による連係システムのマルチサービス利用の概略図である。本発明による連係システム6は、同じ利用者8による様々なサービス7の利用に連係を持たせる。サービス7と連係システム6の間のやり取りは、ネットワーク10のリンクを介して行われた。連係システム6に照会するサービス7は、連係システム6のアクセスポイントと対話する一つのインターフェースを含み、また、連係システム6がアクセス可能な制御を含む。これらの制御は、連係システム6が、サービス7に通告を送信すること、および必要な場合はサービス7を点検することを可能にする。通告の一つは、例えば警報メッセージであって、利用者8にその予算額がほぼ空になっていることを知らせるためのものである。点検は不可欠であり、例えば、利用者8の予算額が空になっているときには、役務を中断する。
【0036】
本発明による連係システムは、多数の利用者でもある。該連係システムは、様々な利用者のためのサービスの利用に同時に連係を持たせるが、それは様々な利用者によって利用されるサービスが、同一、あるいは異なった、あるいは部分的に共通していてもである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による方法のフローチャートである。
【図2】本発明による連係システムのブロック図である。
【図3】本発明による連係システムのマルチサービスの利用図である。
Claims (9)
- 遠距離通信サービスの利用の連係の方法であって、サービス(7)の利用が、ある遠距離通信端末(9)から利用者(8)によって請願されるものであって、前記方法が、以下の過程:
−利用者(8)から発せられるサービス(7)へのアクセス要求ごとに、この利用者のプロファイルおよびこの利用者(8)に結びついたサービスセッションから成る固有の環境を起動すること(1)、およびサービス(7)へのアクセス要求の有効化を処理すること、
−統一のセッションを、そのアクセス要求が有効な各サービス(7)へ割り当てること(2)であって、このセッションは利用者(8)に固有の環境の一部を成すものであり、
−固有の環境を管理すること(3)であって、利用者(8)の環境を定めることができる状態をモデル化すること、またそれら状態の間の関係を、少なくとも一つの状態ダイアグラムによってモデル化することによるが、該ダイアグラムにおいて、状態の変化は所定の事象によって引き起こされ、その事象のいくつかは、サービス(7)によって提供される様々な役務に結びついたものであり、
−利用者(8)の環境の状態ダイアグラムの現状、および役務の要求に結びついた事象に応じて、セッションを有するサービス(7)のもとで利用者(8)によって表明される役務の要求を認めること(4)、そして、
−サービス(7)の状態ダイアグラムの次の状態への移行の際に、利用者(8)の環境を更新すること、とを含むことを特徴とする方法。 - 遠距離通信サービスの利用の連係の方法であって、前記方法が、さらに、以下の過程:
−利用者に識別子を割り当てることによって、利用者(8)から発せられるサービス(7)へのアクセス要求ごとに、識別モジュールのもとで利用者(8)を識別すること、を含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。 - 遠距離通信サービスの利用の連係の方法であって、前記方法が、さらに、以下の過程:
−利用者(8)から発せられるサービス(7)へのアクセス要求ごとに、認証モジュールのもとで利用者(8)を認証すること、
−利用者(8)から発せられるサービス(7)へのアクセス要求を、認証の結果に応じて有効と認めること、とを含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。 - 方法の実施のための、遠距離通信サービス(7)の利用の連係のシステム(6)であり、サービス(7)の利用が、ある遠距離通信端末(9)から利用者(8)によって請願されるものであって、遠距離通信サービス(7)が、ネットワーク(10)による連係のシステム(6)に接続されたものであって、前記システム(6)が:
−アクセスモジュール(11)、つまり連係システム(6)の第一のアクセスポイントであって、そこに、利用者(8)から発せられるアクセス要求を受信する、需要サービスと呼ばれる、あらゆるサービス(7)が照会するもの、
−アクセスモジュール(11)に関連したプロファイル管理モジュール(13)であって、かつ利用者のプロファイルとサービスのプロファイルのデータベースを含み、またデータベースと関連した少なくとも一つのプロファイルのマネージャを含むもの、
−契約によるモジュール(14)であって、遠距離通信サービス(7)のもとで利用者(8)によって署名された契約のリスト、これら遠距離通信サービス(7)についての情報、そしてアクセスおよび役務の料金決定リストとを含むもの、および
−少なくとも一つの環境のマネージャ(15)であって、プロファイル管理モジュール(13)および契約によるモジュール(14)と関連した、連係システム(6)の第二のアクセスポイントであり、そこに、アクセス要求が有効なあらゆるサービス(7)が照会するもの、とを含むことを特徴とする、請求項1から3のいずれか一つに記載のシステム。 - 遠距離通信サービス(7)の利用の連係のシステム(6)であって、前記システム(6)が、さらに:
−アクセスモジュール(11)と関連している、少なくとも一つの識別および認証モジュール(12)、を含むことを特徴とする、請求項4に記載のシステム。 - サーバーであって、請求項4に記載の遠距離通信サービス(7)の利用の連係システム(6)を含むことを特徴とするサーバー。
- ネットワークによってお互いの間で接続されるサーバーの全体であって、請求項4に記載の遠距離通信サービス(7)の利用の連係システム(6)を含み、連係システム(6)の様々なモジュールが様々なサーバーに分散されていることを特徴とする、サーバーの全体。
- サーバーであって、請求項4に記載のプロファイル管理モジュール(13)、契約によるモジュール(14)、および連係システム(6)の環境のマネージャ(15)を含むことを特徴とする、サーバー。
- 遠距離通信サービス(7)の利用の連係のシステム(6)であって、ネットワーク(10)がインターネット網であることを特徴とする、請求項4に記載のシステム。
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