JP2004508201A - タービン翼とその製造方法および製造装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、両側の外側壁と、両外側壁間に配置された少なくとも1つの中空室とを備えたタービン用の翼を、両外側壁および少なくとも1つの中空室を形成するための外枠と複数の中子を利用して製造するための装置に関する。
【0002】
本発明はまた、両側の外側壁と、両外側壁間に配置された少なくとも1つの中空室とを備えたタービン用の翼を、両外側壁および少なくとも1つの中空室を形成する外枠と複数の中子を利用して製造するタービン翼の製造方法に関する。
【0003】
更に本発明は、両側の外側壁と、両外側壁間に配置された少なくとも1つの中空室とを備えたタービン用、特にガスタービン用の翼に関する。
【0004】
タービン、特にガスタービン用の翼は、高い運転温度のため、内側から冷却せねばならない。この目的から、タービン翼は1つ又は複数の中空室を備える。従来公知のタービン翼の場合、中空室はタービン翼の片側外側壁から反対側外側壁迄延びる。各中空室を形成すべく、中子の切片を利用する。個々の切片は相互に結合している。タービン翼を鋳造法で製造すべく、中子は外枠の適当な中子受けで支持する。その場合、中子は比較的長寸になる。
【0005】
内部冷却形タービン翼の場合、外側壁の壁厚は出来るだけ薄くすべきである。薄い壁厚により、冷却作用が大きく改善する。いずれの場合でも、最小壁厚は壁厚公差より大きくなければならない。さもないと、鋳造中に中子がずれおよび/又は中子が外枠と接触する程に変形する恐れがあり、その場合は、完成したタービン翼に孔が生ずる。従って、実際上比較的大きな壁厚にせざるを得ない。
【0006】
公知の方法の他の欠点は、鋳造中の中子の変位が、タービン翼の両外側壁に影響を与えることにある。これは、中子が片側の外側壁から反対側の外側壁迄延びることに起因する。従って公知の方法の場合、中子は非常に高精度に作る必要がある。中子を製造する際に生ずる公差も、同様に考慮せねばならない。
【0007】
冷却作用の改善のため、中空壁付きタービン翼は公知である。かかるタービン翼とその製造方法および装置は、本出願人出願の国際特許出願公開99/59748号明細書に開示してある。該明細書は、結合要素を介して相互におよび外枠に結合される多数の中子を利用することを提案する。それは複雑で経費のかかる製造法である。
【0008】
本発明の課題は、壁厚の薄いタービン翼を製造するための単純で安価な装置と方法を提供することにある。本発明の他の課題は、壁厚の非常に薄い外側壁を有するタービン翼を提供することにある。
【0009】
本発明に基づく装置は、各中子が少なくとも1つの切片を有し、該切片がそれに対応したタービン翼の外側壁から中央クロスピース迄、他方の外側壁の形成に関与することなしに延びるようにする。
【0010】
本発明に基づく方法は、各中子の少なくとも1つの切片を、一方の中子の切片の外側面と外枠の内側面の間隔が、他方の中子の切片の外側面と外枠の内側面の間隔と無関係であるように支持し、両外側壁の壁厚を、少なくとも切片の範囲で互いに無関係に形成することを特徴とする。
【0011】
冒頭に述べた形式のタービン翼に関する課題は、本発明に基づき、少なくとも1つの中空室が中央クロスピースによって2つの通路に分割され、その一方の通路が片側外側壁と中央クロスピースとの間に、他方の通路が中央クロスピースと反対側外側壁との間に配置されることにより解決される。
【0012】
本発明の基本的な考えは、タービン翼の両側外側壁の製造を、少なくとも部分的に相互に無関係に行うことを基礎とする。タービン翼の少なくとも1つの中空室を、中央クロスピースで2つの通路に分割する。一方の通路は片側外側壁から中央クロスピース迄延び、他方の通路は中央クロスピースから反対側外側壁迄延びる。その際、複数の中子を用いる。第1中子は、片側外側壁と中央クロスピース間の通路を形成すべく、1つ又は複数の切片を備える。別の通路は、第1中子と別に用意した第2中子の切片により形成する。片側外側壁の壁厚を変化させる第1中子の変位と変形は、第2中子には伝達しない。従って、両側外側壁の壁厚は、少なくとも部位的に互いに無関係に形成できる。
【0013】
本発明に基づく方法は、通路の形成に用いる各中子の切片を、最小の壁厚を保障できるように支持すべく考慮している。このため、外枠の内側面に設けた突起を利用するとよい。
【0014】
中子製造時、外枠内側面に面する切片の外側面のみが、タービン翼の外側壁の壁厚にとり重要性を持つ。特に切片の中央クロスピース側の面は、非常に粗い公差にできる。従って、外側壁の壁厚にとり重要な中子外側面の製造精度を著しく改善できる。総合公差は中央クロスピースの範囲に移る。この結果、中央クロスピースはタービンを貫流する高温流体に直に曝されず、冷却作用に関し欠点は生じない。また中央クロスピースの両側面を通路により冷却できる。タービン翼の外側壁が薄い場合、中央クロスピースがタービン翼に必要な強度を与える。
【0015】
本発明の有利な実施態様を従属請求項に示す。
【0016】
本発明の有利な実施態様では、中子が外枠に固定するために突起を備える。鋳造中、中子は相互に支持され、外枠の内側面に押し付けられる。その支持は、剛性の、特にくさび状スペーサ又は弾性スペーサにより行われる。
【0017】
この処置において、外側壁に対する最小の壁厚を確実に厳守できる。中子の内側への変位は、中子の相互支持により防止できる。これは、中子の製造に対し、外枠の内側面に面する外側面だけを高精度に製造すればよいことを意味する。両中子の相互支持により、残りの外側面における寸法精度の重要性は低下する。また、中子の相互支持に伴って、公知の方法と装置におけるより高い強度が得られる。従って、鋳造中の中子の変位や変形を減少できる。この結果、外側壁の壁厚の公差幅が著しく減少し、全体として薄い外側壁が得られる。
【0018】
外枠に取付けるべく利用する突起は、中子から出て先細になっている。この突起は特に円錐状とする。これに伴い、外側壁に微少の冷却材しか貫流しない点状の開口のみを形成できる。従って、外枠の内側面に支持するにもかかわらず、所望の高い冷却効果が得られる。
【0019】
中子は片側端又は両端で、外枠にある中子受けに、タービン翼の長手方向に固定される。中子の突起により横方向の支持を行えば、長手方向の固定だけで十分である。この結果、ワックス型の製造中と鋳造中、中子の姿勢を保持できる。
【0020】
複数の中空室を形成すべく、両外側壁を複数のリブを介し互いに結合するとよい。この結果、タービン翼の個々の部位を高強度にし、的確な冷却が行える。
【0021】
本発明に基づく有利な実施態様では、タービン翼の入口縁および/又は出口縁の中空室に中央クロスピースは存在しない。その理由は、入口縁の範囲で高い冷却作用が必要とされることにある。中央クロスピースの接続部位において冷却作用が害される。これは出口縁に対しても当てはまる。
【0022】
本発明の有利な実施態様では、中央クロスピースの壁厚は外側壁の壁厚より大きい。その場合、タービン翼の所要の強度は、中央クロスピースと、場合によってはリブとにより保障される。それに応じ、外側壁の壁厚は減少できる。
【0023】
以下、図示の実施例を参照して本発明を詳細に説明する。
【0024】
図1は、車室11とロータ12を備えたガスタービン10の概略縦断面図である。車室11に静翼13の翼列、ロータ12に動翼14の翼列をそれぞれ設けている。タービン10を、矢印15の方向に高温媒体、特に高温ガスが貫流する。その流れにより、ロータ12は回転軸線16を中心とし車室11に対して回転する。タービン翼13、14は高温に曝されるので、内側からの冷却を要する。
【0025】
図2は、タービン10の動翼14を横断面図で示す。静翼13も本質的に同じように構成している。動翼14は両側の外側壁17、18を有し、該両外側壁17、18は3つのリブ19、20、21を介して結合されている。これらのリブ19、20、21は両外側壁17、18に対しほぼ垂直に延びている。両外側壁17、18は、一端が入口縁22に、他端が出口縁23に移行している。動翼14は、矢印15の方向に入口縁22から出口縁23迄高温ガスで洗流される。
【0026】
両外側壁17、18間の空洞は、リブ19、20、21で複数の中空室24、25、26、27に仕切られている。動翼14の中央に位置する中空室26、27は、中央クロスピース28により各々2つの通路26a、26bと、27a、27bに分割されている。通路26a、27aは、第1外側壁17と中央クロスピース28の間にあり、通路26b、27bは中央クロスピース28と第2外側壁18の間にある。入口縁22と出口縁23の範囲の中空室24、25には、中央クロスピース28は存在しない。
【0027】
中央クロスピース28の壁厚Dは、両外側壁17、18の壁厚dより大きい。中央クロスピース28は前部リブ19から中央クロスピース20を越えて後部リブ21迄延びる。中央クロスピース28は、動翼14のほぼ軸方向中心に配置してある。中央クロスピース28はリブ19、20、21と共に、運転のために必要な動翼14の強度を与える。従って外側壁17、18は薄く形成できる。
【0028】
図3は、タービン翼13、14を製造するための、本発明に基づく装置29を横断面図で示す。この装置は2つの型部分31、32から成る外枠30を持つ。型部分31、32は、矢印33の方向に移動し互いに接近又は離隔する。両型部分31、32間に、互いに別個に形成した2つの中子34、35をはめ込んでいる。第1中子34は3つの切片36a、37a、38aを備える。切片36a、37aは、通路26a、27aを形成するために用いる。切片38aは、入口縁22の範囲の中空室24を形成する。
【0029】
第2中子35は、切片36a、37a、38aと略同様に形成してある。ここでも、通路26b、27bを形成する2つの切片36b、37bを設けている。出口縁23の範囲の中空室25は、切片38bで形成する。中子34、35の各切片36a、36b、37a、37b、38a、38bは互いに結合してある。
【0030】
通路26a、26b、27a、27bを形成する切片36a、36b、37a、37bは、外枠30の内側面40に固定する突起39を備える。これら突起39は先細になっており、円錐状をなす。これは、外枠の内側面とそれに対応した切片36a、36b、37a、37bの外側面46a、47a、46b、47bとの最小間隔を規定する。この間隔は、両外側壁17、18の壁厚dに相当する。中央クロスピース28の壁厚Dは、切片36a、37aと切片36b、37bとの間隔で定まる。
【0031】
製造に際し、切片36a、37a、36b、37bの外側面46a、47a、46b、47bと、切片38a、38bの外側面48a、48bだけを高精度に加工するだけでよい。中子34、35の残りの表面は、外側壁17、18の壁厚dの決定に対し重要でない故、比較的大きな公差にできる。
【0032】
図4と5は、本発明に基づく装置29での中子34、35の支持方法を示す。各中子34、35は各々両端に、本発明に基づく装置29の、破線で示す中子受け43に固定するための突起41、42を備える。両中子34、35は、スペーサ44、45を介して相互に支持し合っている。この結果、突起39は外枠30の内側面40に押し付けられる。図4では剛性のスペーサ44、図5では弾性スペーサ、特に弾力的に形成したスペーサ45を利用している。
【0033】
従って本発明による装置の場合、中子34、35を突起39で外枠30の内側面40に固定することで、外側壁17、18の最小壁厚dを保障できる。突起39が先細なので、完成したタービン翼13、14の外側壁17、18に点状の開口しか生じない。中子34、35の相対移動は、スペーサ44、45で防げる。この結果、外側壁17、18の所望の壁厚dを確実に厳守でき、従来生じていた壁厚dの公差は著しく減少する。従って、公知のタービン翼13、14と装置29に比べ、構造上初めから壁厚dを減少できる。
【0034】
他の利点は、外側壁17、18の壁厚dが互いに無関係であることにある。中子34の変位と変形で、外側壁18の壁厚dに変化を生じない。また中子35の変位および変形も、外側壁17の壁厚dを変化させない。
【0035】
図6は、図5の装置の平面図である。中子34、35の各切片36a、36b、37a、37b、38a、38bは、図示の如く、互いに固く結合している。中子34、35は弾性スペーサ45を介し互いを支持し、外枠30の内側面40に押し付けている。中子34、35の全幅にわたり複数のスペーサ45が分布していることで、鋳造中の中子34、35の変位と変形を著しく減少できる。
【0036】
タービン翼13、14を製造すべく、まず所望の中子34、35を、適当な型枠(図示せず)で予め成形し、次に焼結する。その後、該中子34、35を予め用意した外枠30内にはめ込む。両中子34、35の切片36a、36b、37a、37bの突起39は、外枠30の内側面40に固定するために設けている。この目的のため、両中子34、35間に剛性又は弾性のスペーサ44、45を設けてある。その後、両中子34、35を中子受け43に固定する。
【0037】
中子34、35と外枠30の内側面40との中間空間に、適当な材料、特にワックスを注ぐ。ワックスの凝固後、外枠を外し、ワックス型に保護層を付ける。該保護層は中子34、35と同様にセラミック材料から形成する。
【0038】
保護層を持つワックス型を燃焼させ、続いて保護層と中子34、35間の中間空間に、タービン翼13、14用の鋳造材料を鋳込む。該材料の凝固後、保護層と中子34、35を適当な方法で除去し、例えば酸やアルカリ液で洗浄する。
【0039】
本発明に基づき、中子34、35、ワックス型および保護層を製造して定着する際、従来公知の方法と装置に存在していた製造公差と組立公差が著しく減少する。従って、タービン翼13、14の外側壁17、18の壁厚をかなり減少できる。これに伴い、良好な冷却作用が生ずる。タービン翼13、14の必要な強度は、中央クロスピース28により保障する。
【図面の簡単な説明】
【図1】
ガスタービンの概略縦断面図。
【図2】
タービンの動翼の横断面図。
【図3】
タービン翼を製造するための本発明に基づく装置の横断面図。
【図4】
本発明に基づく装置における中子の支持方式の概略側面図。
【図5】
本発明に基づく装置における中子の異なった支持方式の概略側面図。
【図6】
図5における支持方式の平面図。
【符号の説明】
10 ガスタービン
11 車室
12 ロータ
13 静翼
14 動翼
17、18 翼外側壁
19、20、21 リブ
22 入口縁
23 出口縁
24、25、26、27 中空室
28 中央クロスピース
30 外枠
34、35 中子
36a、36b、37a、37b 切片
39 突起
40 外枠の内側面
46a、46b、47a、47b 切片の外側面
Claims (13)
- 両側の外側壁(17、18)と、両外側壁(17、18)間に配置された少なくとも1つの中空室(24、25、26、27)とを備えたタービン(10)用の翼(13、14)、特に請求項10から13の1つに記載のタービン翼を、両外側壁(17、18)および少なくとも1つの中空室(24、25、26、27)を形成するための外枠(30)と複数の中子(34、35)を利用して製造する装置において、各中子(34、35)が少なくとも1つの切片(36a、36b、37a、37b)を有し、該切片(36a、36b、37a、37b)が、それに対応したタービン翼(13、14)の外側壁(17、18)から中央クロスピース(28)迄、他方の外側壁(18、17)の形成に関与することなく延びることを特徴とするタービン翼の製造装置。
- 中子(34、35)が外枠(30)に固定するための突起(39)を備えることを特徴とする請求項1記載の装置。
- 突起(39)が中子(34、35)から出て先細になり、特に円錐状に形成されたことを特徴とする請求項2記載の装置。
- 各中子(34、35)が剛性の、特にくさび状スペーサ(44)又は弾性スペーサ(45)によって相互に支持されることを特徴とする請求項2又は3記載の装置。
- 中子(34、35)が片側端又は両端で、外枠(30)にある中子受け(43)に、タービン翼(13、14)の長手方向に固定されたことを特徴とする請求項1ないし4の1つに記載の装置。
- 両側の外側壁(17、18)と、両外側壁(17、18)間に配置された少なくとも1つの中空室(24、25、26、27)とを備えたタービン(10)用の翼(13、14)、特に請求項10から13の1つに記載のタービン翼を、両外側壁(17、18)および少なくとも1つの中空室(24、25、26、27)を形成する外枠(30)と、複数の中子(34、35)とを利用して製造するタービン翼の製造方法において、各中子(34、35)の少なくとも1つの切片(36a、36b、37a、37b)を、一方の中子(34)の切片(36a、36b)の外側面(46a、476)と外枠(30)の内側面(40)の間隔が、他方の中子(35)の切片(37a、37b)の外側面(47a、47b)と外枠(30)の内側面(40)の間隔と無関係であるように支持し、両外側壁(17、18)の壁厚(d)を、少なくとも切片(36a、36b、37a、37b)の範囲で互いに無関係に形成することを特徴とするタービン翼の製造方法。
- 両外側壁(17、18)の最小壁厚(d)を保障すべく、両中子(34、35)を突起(39)を介して外枠(30)の内側面(40)で支持することを特徴とする請求項6記載の方法。
- 両中子(34、35)を相互に支持し、外枠(30)の内側面(40)に押し付けることを特徴とする請求項6又は7記載の方法。
- 両中子(34、35)を剛性又は弾性のスペーサ(44、45)により相互に支持することを特徴とする請求項8記載の方法。
- 両側の外側壁(17、18)と、両外側壁(17、18)間に配置された少なくとも1つの中空室(24、25、26、27)とを備えたタービン(10)、特にガスタービン用の翼において、少なくとも1つの中空室(25、27)が中央クロスピース(28)によって2つの通路(26a、26b、27a、27b)に分割され、その一方の通路(26a、27a)が片側外側壁(17)と中央クロスピース(28)の間に、他方の通路(26b、27b)が中央クロスピース(28)と反対側外側壁(18)の間に配置されたことを特徴とするタービン翼。
- 両外側壁(17、18)が、複数の中空室(24、25、26、27)を形成すべく複数のリブ(19、20、21)を介して互いに結合されたことを特徴とする請求項10記載のタービン翼。
- タービン翼(13、14)の入口縁(22)および/又は出口縁(23)における中空室(24、25)に、中央クロスピース(28)が存在しないことを特徴とする請求項11記載のタービン翼。
- 中央クロスピース(28)の壁厚(D)が、外側壁(17、18)の壁厚(d)より大きいことを特徴とする請求項10から12の1つに記載のタービン翼。
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