JP2004506160A5

JP2004506160A5 -

Info

Publication number: JP2004506160A5
Application number: JP2002518017A
Authority: JP
Filing date: 2001-08-08
Publication date: 2012-02-09
Anticipated expiration: 2021-08-08

Description

【特許請求の範囲】
【請求項１】
ネジ山のついた埋込一体型チューブ用継ぎ手であって、その外側表面に切頭円錐形状のネジ山がついた部分（７）が設けられた雄部材（１）と、その内側表面に切頭円錐形状のネジ山がついた部分（８）が設けられた雌部材（２）とを備えてなり、前記雄部材（１）及び雌部材（２）の２つの前記切頭円錐形状のネジ山がついた部分（７、８）のそれぞれが同じ円錐値を有しており、２つの前記切頭円錐形状のネジ山がついた部分（７、８）のそれぞれは、前記雄部材及び雌部材（１、２）の長手方向軸に直交する平面内に実質的に位置する二対の環状の肩（５’、６’、５’’、６’’）の少なくとも第一対の間で接触が生じるまで、一方を他方の内部へ、可逆的な方法で、同時にねじれるように設計され、前記雄部材（１）及び雌部材（２）には、前記切頭円錐形状のネジ山がついた部分（７、８）のそれぞれの隣接した各端部にそれぞれ配置された二対の封止面（１１’、１２’；１１’’、１２’’）が設けられ、第一対の封止面では外部密封の機能を備え（１２’、１２’’）、第二対の封止面では内部密封の機能を備えており（１１’、１１’’）、ここで、二対の封止面（１１’、１２’；１１’’、１２’’）のそれぞれの第一表面は、球状であり、雄部材及び雌部材それぞれの環状である他方の肩（６’、６’’）が、前記雄部材及び雌部材（１、２）の前記軸に直交する平面内に実質的に位置しており、前記雄部材又は雌部材のいずれか一方の２つの封止面（１１’、１２’；１１’’、１２’’）のそれぞれの第二表面は、円柱状であり、前記雄部材（１）及び雌部材（２）の２つの前記切頭円錐形状のネジ山がついた部分（７、８）のそれぞれが、６．２５％〜１２．５％の間に含まれる円錐値を有することを特徴とする継ぎ手。
【請求項２】
内部密封では、第二対の封止面の第二表面（１１’’）が円錐形であり、外部密封では、第一対の封止面（１２’、１２’’）の第二表面が円柱形であることを特徴とする請求項１に記載の継ぎ手。
【請求項３】
前記雄部材（１）及び前記雌部材（２）の円錐形である封止面（１２’、１１’’）のそれぞれが、１２．５％〜２５％の間の円錐値を有することを特徴とする請求項２に記載の継ぎ手。
【請求項４】
ネジ山の歯の側面が、マイナス角（α）を備えた荷重側面（９）及びプラス角（β）を備えた差込側面（１０）を有することを特徴とする請求項３に記載の継ぎ手。
【請求項５】
前記マイナス角（α）が０°〜−１０°の値を有し、また前記プラス角（β）が２０°〜４５°の値を有すことを特徴とする請求項４に記載の継ぎ手。
【請求項６】
前記雄部材（１）及び前記雌部材（２）の両方のネジ山がついた部分（７、８）が、それらの全長にくまなく完全なネジ山を備えることを特徴とする請求項５に記載の継ぎ手。
【請求項７】
前記雄部材（１）及び前記雌部材（２）の少なくとも一方のネジ山がついた部分（７、８）が、第一の端部にて不完全なネジ山を備えた領域（７’、８’）を有することを特徴とする請求項５に記載の継ぎ手。
【請求項８】
前記雄部材（１）及び前記雌部材（２）のうち他方のネジ山がついた部分（７、８）も、前記第一の端部に対して軸対称の端部に、不完全なネジ山を有する領域（７’、８’）を有することを特徴とする請求項７に記載の継ぎ手。

（発明の要約）
本発明の主要な目的は、前記に言及された欠点を示さない先行技術の他の継ぎ手としての荷重直径ゼロではあるが、新しい埋込一体型継ぎ手によってチューブのための公知の継ぎ手によって示される、上記で言及した欠点を克服することである。

上記の目的は、ネジ山のついた埋込一体型チューブ用継ぎ手によって達成され、請求項１によれば、その外側表面に切頭円錐形状のネジ山がついた部分（７）が設けられた雄部材（１）と、その内側表面に切頭円錐形状のネジ山がついた部分（８）が設けられた雌部材（２）とを備えてなり、前記雄部材（１）及び雌部材（２）の２つの前記切頭円錐形状のネジ山がついた部分（７、８）のそれぞれが同じ円錐値を有しており、２つの前記切頭円錐形状のネジ山がついた部分（７、８）のそれぞれは、前記雄部材及び雌部材（１、２）の長手方向軸に直交する平面内に実質的に位置する二対の環状の肩（５’、６’、５’’、６’’）の少なくとも第一対の間で接触が生じるまで、一方を他方の内部へ、可逆的な方法で、同時にねじれるように設計され、前記雄部材（１）及び雌部材（２）には、前記切頭円錐形状のネジ山がついた部分（７、８）のそれぞれの隣接した各端部にそれぞれ配置された二対の封止面（１１’、１２’；１１’’、１２’’）が設けられ、第一対の封止面では外部密封の機能を備え（１２’、１２’’）、第二対の封止面では内部密封の機能を備えており（１１’、１１’’）、ここで、二対の封止面（１１’、１２’；１１’’、１２’’）のそれぞれの第一表面は、球状であり、雄部材及び雌部材それぞれの環状である他方の肩（６’、６’’）が、前記雄部材及び雌部材（１、２）の前記軸に直交する平面内に実質的に位置しており、前記雄部材又は雌部材のいずれか一方の２つの封止面（１１’、１２’；１１’’、１２’’）のそれぞれの第二表面は、円柱状であり、前記雄部材（１）及び雌部材（２）の２つの前記切頭円錐形状のネジ山がついた部分（７、８）のそれぞれが、６．２５％〜１２．５％の間に含まれる円錐値を有することで特徴づけられる。

（図面の簡単な説明）
本発明の更なる特徴及び利点は、好ましくは図面の付属の挿し絵の補助で非制限的により単に例証として与えられた埋込一体型継ぎ手の具体化に限られない次の詳細な説明からより明白に明らかになるでしょう。