JP2004504858A - 水産養殖における細菌およびウイルスのレベルを減少させるための方法 - Google Patents
水産養殖における細菌およびウイルスのレベルを減少させるための方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004504858A JP2004504858A JP2002516888A JP2002516888A JP2004504858A JP 2004504858 A JP2004504858 A JP 2004504858A JP 2002516888 A JP2002516888 A JP 2002516888A JP 2002516888 A JP2002516888 A JP 2002516888A JP 2004504858 A JP2004504858 A JP 2004504858A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glutaraldehyde
- water
- litopenaeus
- ppm
- bacteria
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; CARE OF BIRDS, FISHES, INSECTS; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
- A01K61/00—Culture of aquatic animals
- A01K61/50—Culture of aquatic animals of shellfish
- A01K61/59—Culture of aquatic animals of shellfish of crustaceans, e.g. lobsters or shrimps
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; CARE OF BIRDS, FISHES, INSECTS; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
- A01K61/00—Culture of aquatic animals
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; CARE OF BIRDS, FISHES, INSECTS; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
- A01K61/00—Culture of aquatic animals
- A01K61/10—Culture of aquatic animals of fish
- A01K61/13—Prevention or treatment of fish diseases
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; CARE OF BIRDS, FISHES, INSECTS; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
- A01K63/00—Receptacles for live fish, e.g. aquaria; Terraria
- A01K63/04—Arrangements for treating water specially adapted to receptacles for live fish
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/80—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
- Y02A40/81—Aquaculture, e.g. of fish
Abstract
本発明は、水産養殖における水の体積中の細菌およびウイルスレベルを減少させるための方法に関する。この方法は、(a)飼育された水生生物またはその卵を放流すべき水の体積を供給し、(b)放流前に、水中にグルタルアルデヒドが0.1〜2ppmの量で提供される程度に、水にグルタルアルデヒドを装入し、(c)飼育された水生生物またはその卵を、グルタルアルデヒドの濃度が0.1〜2ppmになった時点で水に放流し、(d)飼育された水生生物またはその卵を生育させ、かつ、(e)場合によっては生育期間中において、グルタルアルデヒド水溶液の他の回分を装入することによって、グルタルアルデヒドの濃度を0.1〜2ppmの程度の量で維持する。
Description
【0001】
本発明は、水産養殖、特に小エビの養殖における水の体積中の細菌およびウイルスのレベルを減少させるための方法に関する。
【0002】
特に、この脅威は、伝染性の治療困難なウイルス、たとえば、タウラ シンドロームウイルス(Taura Syndrome Virus)(TSV)、イエローヘッドウイルス(Yellow Head Virus)(YHV)および白斑点病症候群バキュロウイルス(WSBV)に由来するものである。また、小エビは、ビブリオ パラヘモライチクス(Vibrio parahaemolyticus)(腸炎ビブリオ)のような細菌によって引き起こされる疾病になり易い傾向にある。
【0003】
前記のウイルスはすべて、養殖中の生育段階において影響する。典型的にTSVは、生育のための池に放流する2〜4週間の間のその幼形段階(0.1〜5.0g体重)の、小エビ Litopenaeus vannameiに影響する。YHVは、典型的には、幼形段階後期(5〜15g 体重)において小エビに影響を及ぼす。WSBVは、特に伝染性が高く、しばしば早期の後幼生段階(post larval stage)に影響を及ぼすが、しかしながら同様に、養殖の後期段階においても影響を及ぼす可能性がある。これらのウイルスは、極めて特徴的な病原体の例である。多くのウイルス性病原体は、小エビの収穫量において打撃を与えることが示されている。
【0004】
水槽中での小エビの養殖中において、外部寄生菌(原生動物)の増殖を制御するために、水槽に2.5ppmのグルタルアルデヒドを添加することが知られている。これは、Conference paper、8th Scientific Compress、Faculty of Veterinary Medicine、Assuit University、Egypt,15〜17 November、1998からも明かである。しかしながら、この論文においては、ホルマリンの使用が好ましいとされている。
【0005】
フィッツパトリックら(Fitzpatrick et al.)、Progressive Fish−Culturist(1995)、57、153−155では、成形のスプリングキングサーモン(spring chinook salmon)を処置するための、グルタルアルデヒドを含む3つの候補となる殺菌剤が評価されており、この場合、これは、それぞれ31.2および6.2mg/lの量で、流動系中で適用させている。グルタルアルデヒドでの処置は予想通りであったが、もう一つの選択肢として、過酸化水素が好ましいとされた。
【0006】
ザルベッセンら(Salvesen et al.)、Aquaculture International(1997)、5、249−258およびオルセンら(Olsen et al.)、Aquaculture(1999)、176、3〜13のそれぞれの論文において、400〜1200mg/lのグルタルアルデヒドを用いてのアトランティックハリバット(Atlantic halibut)およびターボット(turbot)の卵の殺菌法が開示されている。しかしながら、このような高いレベルにおいて、グルタルアルデヒドは水生生物の特定の形において毒性でありえ、また、フィッツパトリックらによると、62mg/lと低いレベルであってもスプリングキングサーモンにとって毒性であるとしている。
【0007】
驚くべきことに、水生生物にとって、特に小エビに対して有害なウイルスおよび細菌の双方の高く効果的な減少が、養殖される水生生物およびその卵を成長させる池に、極めて低い濃度のグルタルアルデヒドを適用させることによって得られることが見出された。
【0008】
したがって、本発明は、水産養殖中における水の体積中の細菌およびウイルスのレベルを減少させるための方法を提供し、この場合、この方法は、
(a)飼育された水生生物またはその卵を放流すべき水の体積を提供し、
(b)放流前に、水中0.1〜2ppmのグルタルアルデヒド濃度が提供される程度の量で、グルタルアルデヒド水溶液を水に装入し、
(c)飼育された水生生物またはその卵を、グルタルアルデヒドの濃度が0.1〜2ppmの濃度になった時点で水に放流し、
(d)飼育された水生生物またはその卵を生育させ、かつ、
(e)場合によっては生育期間中において、グルタルアルデヒドの少なくとも一つの他の回分を、グルタルアルデヒドの濃度が0.1〜2ppmに維持される程度の量で水に装入する。
【0009】
好ましくは、それぞれ工程(b)、(c)および(e)で使用されたグルタルアルデヒドの濃度は、0.5〜1.5ppmの範囲である。
【0010】
方法は、特に細菌、殊にビブリオ種の細菌、詳細にはVibrio parahaemolyticusおよびVibrio harveyiのレベルを減少させるのに適している。
【0011】
さらに方法は、白斑点病症候群バキュロウイルス(WSBV)複合体(またChina Virusとして公知)、たとえば、HHNBV;RV−PJおよびSEMBV イエローヘッドウイルス(Yellow Head Virus)(またHue Leungとして公知)およびタウラシンドロームウイルス(Taura Syndrome Virus)のレベルを減少させるのに特に適している。
【0012】
本発明による方法は、特に甲殻類、殊に小エビまたはクルマエビ、それらの卵、たとえば、Litopenaeus Vannamei、Litopenaeus setiferus、Litopenaeus stylirostris、Litopenaeus aztecus、Litopenaeus chinensis、Litopenaeus duorarum、Panaeus monodonおよび特にはPanaeus vannamei(ブラックタイガーエビ)の養殖のために適している。
【0013】
好ましくは、生育期間において、0.1〜2ppmのグルタルアルデヒドの濃度を維持する程度の量で、水に少なくとも一つの他の回分のグルタルアルデヒド水溶液を装入する。
【0014】
より好ましくは、グルタルアルデヒドの少なくとも2つの回分を、水に装入し、その際、これらを添加する間隔はそれぞれ5〜10日間である。
【0015】
工程(e)の他に、生育のための最終的な期間、好ましくは少なくとも30日間を提供し、この間にさらにグルタルアルデヒドを添加しないことが好ましい。
【0016】
水産養殖は、最も好ましくは、封鎖され通気した池を用いておこなわれ、かつさらに好ましくは海洋環境でおこなう。
【0017】
したがって、生育のための池の水を、0.1〜2ppmのグルタルアルデヒドで処理することによって、存在する任意の日和見病原体が制御され、かつ小エビまたは車エビの養殖作業が、以下に示したようにかなり改善された。同様に、他の甲殻類、貝類および魚類の養殖においてこの方法を使用することも可能である。
【0018】
グルタルアルデヒドは、好ましくは、商業的に入手可能な、水中の50%溶液として適用される。
【0019】
池は、放流前にグルタルアルデヒドで処理される。使用すべきグルタルアルデヒドの量は、その大きさおよび深さに依存してその池毎に異なる。50%グルタルアルデヒド水溶液 20kgを深さ1m当たり1ヘクタール(ha)当たりで添加することが推奨される(すなわち、グルタルアルデヒド濃度1ppm)。
【0020】
生成物の正確な量は、適した分散手段を用いて、池中に均等に分配されなければならない。分散前に、水中50%水溶液の前希釈液を作成することも許容される。
【0021】
池が準備されると直ぐに、グルタルアルデヒドを、20kg/ha/深さmで、週に一回、最大では週に二回添加してもよい。
【0022】
好ましくは、処理は、小エビの収穫前30日で停止させる。
【0023】
前記の推奨は、一般的なガイドとして使用することができる。局所的な条件、たとえば海の温度、気候および池の水組成は、効率に影響を及ぼす。
【0024】
小エビの健康状態を、規則的に調査し、副作用がないかを確認することが推奨される。
【0025】
本発明の好ましい実施態様は、以下の実施例を引用してより詳細に記載される。
【0026】
実施例
2個の池は、極東地域(Far East)において選択された。
【0027】
番号1の池は6000m2の面積および1mの深さを有していた。30個体 後幼生/m2の程度で放流し、したがって、擬似的な集約的養殖(simulating intensive farming)としてみなす。
【0028】
番号2の池は7000m2の面積および1mの深さを有していた。10個体 後幼生/m2の程度で放流し、したがって、半−集約的養殖(semi−intensive farming)の典型的なものとしてみなす。
【0029】
活性成分としての50%のグルタルアルデヒド水溶液を、放流前にそれぞれの池に添加し、収穫前の107日間中30日間において処理した。
【0030】
それぞれの処理に関して目標とされる投与量は、1.0〜1.4ppmの水溶液(すなわち、0.5〜0.7ppm グルタルアルデヒド)であり、この場合、これは、10〜14kg 水溶液/ha/深さ m(1ha=10,000m2)に達した。この方法においては、収穫前の少なくとも30日間を除き、グルタルアルデヒドの濃度を0.5〜0.7ppmの範囲で維持した。
【0031】
この研究の結果は、以下の第1表に示した。
【0032】
結果
【0033】
【表1】
【0034】
池1(集約的)からの収穫量は、6000m2で107日間に亘って4.2トンであり、収率は7トン/ヘクタールに相当する。
【0035】
池2(半集約的)からの収穫量は、7000m2で107日間に亘って0.95トンであり、この場合、これは1.36トン/ヘクタールに相当する。
【0036】
備考:ベトナムにおける半集約規模の養殖における通常の収穫量は約0.7トン/ヘクタールである。
【0037】
これらの研究から、0.5〜0.7ppm程度の低い濃度であっても、グルタルアルデヒド(活性成分として)は、処理において高い効果を示し、かつ、小エビの養殖における有害な疾病にから水を保護することを示した。
【0038】
本発明による方法は池の管理に効果的であり、この場合、これは、清浄な放流されていない池において、グルタルアルデヒドで処理することによって開始し、疾病の危険性を減少させる。グルタルアルデヒドを用いての衛生的な水の処理は、小エビを後幼生段階へ導くための水の調整するのに役立ってもよい。これは、小エビに対して有害ではないレベルに、病原体を制御するのに使用することができる。
【0039】
方法を用いて、池の微生物数を、成育シーズンを通して確実に制御することが可能である。これは、微生物が養殖工程における機械に潜伏しているかまたはこれによって導かれうることからも好ましい。本発明の方法は、季節を通して安全に使用することが可能であり、これらの危険性を減少させることができる。
【0040】
正確に使用する場合には、本発明による方法は消費者の安全のための優れた利益を提供しながらも小エビに対して有害なものではない。
本発明は、水産養殖、特に小エビの養殖における水の体積中の細菌およびウイルスのレベルを減少させるための方法に関する。
【0002】
特に、この脅威は、伝染性の治療困難なウイルス、たとえば、タウラ シンドロームウイルス(Taura Syndrome Virus)(TSV)、イエローヘッドウイルス(Yellow Head Virus)(YHV)および白斑点病症候群バキュロウイルス(WSBV)に由来するものである。また、小エビは、ビブリオ パラヘモライチクス(Vibrio parahaemolyticus)(腸炎ビブリオ)のような細菌によって引き起こされる疾病になり易い傾向にある。
【0003】
前記のウイルスはすべて、養殖中の生育段階において影響する。典型的にTSVは、生育のための池に放流する2〜4週間の間のその幼形段階(0.1〜5.0g体重)の、小エビ Litopenaeus vannameiに影響する。YHVは、典型的には、幼形段階後期(5〜15g 体重)において小エビに影響を及ぼす。WSBVは、特に伝染性が高く、しばしば早期の後幼生段階(post larval stage)に影響を及ぼすが、しかしながら同様に、養殖の後期段階においても影響を及ぼす可能性がある。これらのウイルスは、極めて特徴的な病原体の例である。多くのウイルス性病原体は、小エビの収穫量において打撃を与えることが示されている。
【0004】
水槽中での小エビの養殖中において、外部寄生菌(原生動物)の増殖を制御するために、水槽に2.5ppmのグルタルアルデヒドを添加することが知られている。これは、Conference paper、8th Scientific Compress、Faculty of Veterinary Medicine、Assuit University、Egypt,15〜17 November、1998からも明かである。しかしながら、この論文においては、ホルマリンの使用が好ましいとされている。
【0005】
フィッツパトリックら(Fitzpatrick et al.)、Progressive Fish−Culturist(1995)、57、153−155では、成形のスプリングキングサーモン(spring chinook salmon)を処置するための、グルタルアルデヒドを含む3つの候補となる殺菌剤が評価されており、この場合、これは、それぞれ31.2および6.2mg/lの量で、流動系中で適用させている。グルタルアルデヒドでの処置は予想通りであったが、もう一つの選択肢として、過酸化水素が好ましいとされた。
【0006】
ザルベッセンら(Salvesen et al.)、Aquaculture International(1997)、5、249−258およびオルセンら(Olsen et al.)、Aquaculture(1999)、176、3〜13のそれぞれの論文において、400〜1200mg/lのグルタルアルデヒドを用いてのアトランティックハリバット(Atlantic halibut)およびターボット(turbot)の卵の殺菌法が開示されている。しかしながら、このような高いレベルにおいて、グルタルアルデヒドは水生生物の特定の形において毒性でありえ、また、フィッツパトリックらによると、62mg/lと低いレベルであってもスプリングキングサーモンにとって毒性であるとしている。
【0007】
驚くべきことに、水生生物にとって、特に小エビに対して有害なウイルスおよび細菌の双方の高く効果的な減少が、養殖される水生生物およびその卵を成長させる池に、極めて低い濃度のグルタルアルデヒドを適用させることによって得られることが見出された。
【0008】
したがって、本発明は、水産養殖中における水の体積中の細菌およびウイルスのレベルを減少させるための方法を提供し、この場合、この方法は、
(a)飼育された水生生物またはその卵を放流すべき水の体積を提供し、
(b)放流前に、水中0.1〜2ppmのグルタルアルデヒド濃度が提供される程度の量で、グルタルアルデヒド水溶液を水に装入し、
(c)飼育された水生生物またはその卵を、グルタルアルデヒドの濃度が0.1〜2ppmの濃度になった時点で水に放流し、
(d)飼育された水生生物またはその卵を生育させ、かつ、
(e)場合によっては生育期間中において、グルタルアルデヒドの少なくとも一つの他の回分を、グルタルアルデヒドの濃度が0.1〜2ppmに維持される程度の量で水に装入する。
【0009】
好ましくは、それぞれ工程(b)、(c)および(e)で使用されたグルタルアルデヒドの濃度は、0.5〜1.5ppmの範囲である。
【0010】
方法は、特に細菌、殊にビブリオ種の細菌、詳細にはVibrio parahaemolyticusおよびVibrio harveyiのレベルを減少させるのに適している。
【0011】
さらに方法は、白斑点病症候群バキュロウイルス(WSBV)複合体(またChina Virusとして公知)、たとえば、HHNBV;RV−PJおよびSEMBV イエローヘッドウイルス(Yellow Head Virus)(またHue Leungとして公知)およびタウラシンドロームウイルス(Taura Syndrome Virus)のレベルを減少させるのに特に適している。
【0012】
本発明による方法は、特に甲殻類、殊に小エビまたはクルマエビ、それらの卵、たとえば、Litopenaeus Vannamei、Litopenaeus setiferus、Litopenaeus stylirostris、Litopenaeus aztecus、Litopenaeus chinensis、Litopenaeus duorarum、Panaeus monodonおよび特にはPanaeus vannamei(ブラックタイガーエビ)の養殖のために適している。
【0013】
好ましくは、生育期間において、0.1〜2ppmのグルタルアルデヒドの濃度を維持する程度の量で、水に少なくとも一つの他の回分のグルタルアルデヒド水溶液を装入する。
【0014】
より好ましくは、グルタルアルデヒドの少なくとも2つの回分を、水に装入し、その際、これらを添加する間隔はそれぞれ5〜10日間である。
【0015】
工程(e)の他に、生育のための最終的な期間、好ましくは少なくとも30日間を提供し、この間にさらにグルタルアルデヒドを添加しないことが好ましい。
【0016】
水産養殖は、最も好ましくは、封鎖され通気した池を用いておこなわれ、かつさらに好ましくは海洋環境でおこなう。
【0017】
したがって、生育のための池の水を、0.1〜2ppmのグルタルアルデヒドで処理することによって、存在する任意の日和見病原体が制御され、かつ小エビまたは車エビの養殖作業が、以下に示したようにかなり改善された。同様に、他の甲殻類、貝類および魚類の養殖においてこの方法を使用することも可能である。
【0018】
グルタルアルデヒドは、好ましくは、商業的に入手可能な、水中の50%溶液として適用される。
【0019】
池は、放流前にグルタルアルデヒドで処理される。使用すべきグルタルアルデヒドの量は、その大きさおよび深さに依存してその池毎に異なる。50%グルタルアルデヒド水溶液 20kgを深さ1m当たり1ヘクタール(ha)当たりで添加することが推奨される(すなわち、グルタルアルデヒド濃度1ppm)。
【0020】
生成物の正確な量は、適した分散手段を用いて、池中に均等に分配されなければならない。分散前に、水中50%水溶液の前希釈液を作成することも許容される。
【0021】
池が準備されると直ぐに、グルタルアルデヒドを、20kg/ha/深さmで、週に一回、最大では週に二回添加してもよい。
【0022】
好ましくは、処理は、小エビの収穫前30日で停止させる。
【0023】
前記の推奨は、一般的なガイドとして使用することができる。局所的な条件、たとえば海の温度、気候および池の水組成は、効率に影響を及ぼす。
【0024】
小エビの健康状態を、規則的に調査し、副作用がないかを確認することが推奨される。
【0025】
本発明の好ましい実施態様は、以下の実施例を引用してより詳細に記載される。
【0026】
実施例
2個の池は、極東地域(Far East)において選択された。
【0027】
番号1の池は6000m2の面積および1mの深さを有していた。30個体 後幼生/m2の程度で放流し、したがって、擬似的な集約的養殖(simulating intensive farming)としてみなす。
【0028】
番号2の池は7000m2の面積および1mの深さを有していた。10個体 後幼生/m2の程度で放流し、したがって、半−集約的養殖(semi−intensive farming)の典型的なものとしてみなす。
【0029】
活性成分としての50%のグルタルアルデヒド水溶液を、放流前にそれぞれの池に添加し、収穫前の107日間中30日間において処理した。
【0030】
それぞれの処理に関して目標とされる投与量は、1.0〜1.4ppmの水溶液(すなわち、0.5〜0.7ppm グルタルアルデヒド)であり、この場合、これは、10〜14kg 水溶液/ha/深さ m(1ha=10,000m2)に達した。この方法においては、収穫前の少なくとも30日間を除き、グルタルアルデヒドの濃度を0.5〜0.7ppmの範囲で維持した。
【0031】
この研究の結果は、以下の第1表に示した。
【0032】
結果
【0033】
【表1】
【0034】
池1(集約的)からの収穫量は、6000m2で107日間に亘って4.2トンであり、収率は7トン/ヘクタールに相当する。
【0035】
池2(半集約的)からの収穫量は、7000m2で107日間に亘って0.95トンであり、この場合、これは1.36トン/ヘクタールに相当する。
【0036】
備考:ベトナムにおける半集約規模の養殖における通常の収穫量は約0.7トン/ヘクタールである。
【0037】
これらの研究から、0.5〜0.7ppm程度の低い濃度であっても、グルタルアルデヒド(活性成分として)は、処理において高い効果を示し、かつ、小エビの養殖における有害な疾病にから水を保護することを示した。
【0038】
本発明による方法は池の管理に効果的であり、この場合、これは、清浄な放流されていない池において、グルタルアルデヒドで処理することによって開始し、疾病の危険性を減少させる。グルタルアルデヒドを用いての衛生的な水の処理は、小エビを後幼生段階へ導くための水の調整するのに役立ってもよい。これは、小エビに対して有害ではないレベルに、病原体を制御するのに使用することができる。
【0039】
方法を用いて、池の微生物数を、成育シーズンを通して確実に制御することが可能である。これは、微生物が養殖工程における機械に潜伏しているかまたはこれによって導かれうることからも好ましい。本発明の方法は、季節を通して安全に使用することが可能であり、これらの危険性を減少させることができる。
【0040】
正確に使用する場合には、本発明による方法は消費者の安全のための優れた利益を提供しながらも小エビに対して有害なものではない。
Claims (15)
- 水産養殖における水の体積中の細菌およびウイルスのレベルを減少させるための方法において、
(a)飼育された水生生物またはその卵を放流すべき水の体積を供給し、
(b)放流前に、水中0.1〜2ppmのグルタルアルデヒドを提供する程度の量で、水にグルタルアルデヒド水溶液を装入し、
(c)飼育された水生生物またはその卵を、グルタルアルデヒドの濃度が0.1〜2ppmになった時点で水に放流し、
(d)飼育された水生生物またはその卵を生育させ、かつ、
(e)場合によっては生育期間中において、グルタルアルデヒドの濃度を0.1〜2ppmで維持する程度の量で、水に少なくとも一つのグルタルアルデヒド水溶液のさらなる回分を装入することを特徴とする、水産養殖における水の体積中の細菌およびウイルスのレベルを減少させるための方法。 - それぞれ工程(b)、(c)および(e)中のグルタルアルデヒドの濃度が0.5〜1.5ppmの範囲内である、請求項1に記載の方法。
- ビブリオ種の細菌に適用する、請求項1または2に記載の方法。
- ビブリオ種の細菌が、Vibrio parahaemolyticusおよびVibrio harveyiから選択される、請求項3に記載の方法。
- 白斑点病症候群バキュロウイルス(WSBV)複合体、イエローヘッドウイルスおよびタウラ シンドロームウイルスから選択されたウイルスに適用する、請求項1または2に記載の方法。
- ウイルスが、HABV、RV−JPおよびSEMBVから選択されたWSBV複合体である、請求項5に記載の方法。
- 飼育される水生生物またはその卵が甲殻類またはその卵である、請求項1から6までのいずれか1項に記載の方法。
- 甲殻類またはその卵が小エビ、クルマエビまたはその卵である、請求項7に記載の方法。
- 甲殻類が、Litopenaeus vannamei、Litopenaeus setiferus、Litopenaeus stylirostris、Litopenaeus aztecus、Litopenaeus chinensis、Litopenaeus duorarum、Penaeus monodonおよびPenaeus vannameiから選択される、請求項7または8に記載の方法。
- 請求項1に記載の工程(e)を含む、請求項1から9までのいずれか1項に記載の方法。
- グルタルアルデヒドの少なくとも2つの回分を、水に装入し、その際、これらの添加の間隔がそれぞれ5〜10日である、請求項10に記載の方法。
- 工程(e)に加えてさらに、もはやグルタルアルデヒドが添加されない最終的な生育期間が付加されることを含む、請求項1から11までのいずれか1項に記載の方法。
- 前記のさらなる最終的な期間が、少なくとも30日間である、請求項12に記載の方法。
- 封鎖され通気された池を用いておこなう、請求項1から13までのいずれか1項に記載の方法。
- 海洋環境中でおこなう、請求項1から14までのいずれか1項に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GBGB0019607.1A GB0019607D0 (en) | 2000-08-09 | 2000-08-09 | Reducing the level of bacteria and viruses in aquaculture |
PCT/GB2001/003344 WO2002011528A1 (en) | 2000-08-09 | 2001-07-25 | Reducing the level of bacteria and viruses in aquaculture |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004504858A true JP2004504858A (ja) | 2004-02-19 |
Family
ID=9897316
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002516888A Pending JP2004504858A (ja) | 2000-08-09 | 2001-07-25 | 水産養殖における細菌およびウイルスのレベルを減少させるための方法 |
Country Status (15)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7140323B2 (ja) |
EP (1) | EP1307092B1 (ja) |
JP (1) | JP2004504858A (ja) |
CN (1) | CN1186978C (ja) |
AT (1) | ATE258376T1 (ja) |
AU (1) | AU2002227528A1 (ja) |
DE (1) | DE60101915D1 (ja) |
DK (1) | DK1307092T3 (ja) |
EC (1) | ECSP034471A (ja) |
ES (1) | ES2215148T3 (ja) |
GB (1) | GB0019607D0 (ja) |
NO (1) | NO318516B1 (ja) |
PT (1) | PT1307092E (ja) |
TW (1) | TWI238041B (ja) |
WO (1) | WO2002011528A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006230328A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-07 | Hokkaido Univ | ワムシ単性生殖卵の消毒方法 |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU2005257993A1 (en) * | 2004-06-17 | 2006-01-05 | Aonori Aquafarms, Inc. | Managed co-cultures of organisms having prophylactic and health-promoting effects |
US9187344B2 (en) | 2008-08-01 | 2015-11-17 | Silver Bullet Water Treatment Company, Llc | Water treatment device and methods of use |
WO2012142140A1 (en) | 2011-04-12 | 2012-10-18 | Aardvark Ip Holding, Llc | Water treatment systems and method using uv radiation |
CN106659130A (zh) * | 2014-04-29 | 2017-05-10 | 拜耳作物科学有限合伙公司 | 在组合的稻‑水产养殖系统中改善水产养殖动物生产的方法 |
US10043371B2 (en) | 2016-10-18 | 2018-08-07 | International Business Machines Corporation | Aquatic epidemic alert methods and systems |
CN108184734A (zh) * | 2018-01-10 | 2018-06-22 | 正丰源生物科技(苏州)有限公司 | 一种南美白对虾高效养殖方法 |
CN111468533A (zh) * | 2020-03-12 | 2020-07-31 | 南宁市巨洋农牧有限公司 | 一种养殖池塘底质土壤修复方法 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3551566A (en) * | 1967-09-27 | 1970-12-29 | Dainippon Pharmaceutical Co | Fish disease treating composition and method of using same |
US4675159A (en) * | 1985-09-29 | 1987-06-23 | Al Sioufi Habib | Method and device for disinfecting biological fluids and container for same |
EP0446585A1 (en) * | 1990-03-12 | 1991-09-18 | F. Hoffmann-La Roche Ag | Control of fungal infections in aquaculture |
US5219875A (en) * | 1990-11-27 | 1993-06-15 | Rohm And Haas Company | Antimicrobial compositions comprising iodopropargyl butylcarbamate and 1,2-benzisothiazolin-3-one and methods of controlling microbes |
US5212193A (en) * | 1991-03-20 | 1993-05-18 | Rohm And Haas Company | Antimicrobial compositions comprising 3,4-dichloroanilides and isothiazolones and methods of controlling microbes |
US5863547A (en) * | 1997-02-25 | 1999-01-26 | Healthpoint, Ltd. | Glutaraldehyde plus alcohol product |
US6040283A (en) * | 1998-07-08 | 2000-03-21 | Microchem Laboratory, Inc. | Concentrated alkaline glutaraldehyde-phenolic disinfectant |
US6518252B2 (en) * | 2000-09-20 | 2003-02-11 | University Of Georgia Research Foundation, Inc. | Method of treating aquatic animals with an antimicrobial agent and chelating agent |
ITMI20031011A1 (it) * | 2003-05-20 | 2004-11-21 | Vanetta S P A | Composti biocidi per il trattamento delle acque. |
-
2000
- 2000-08-09 GB GBGB0019607.1A patent/GB0019607D0/en not_active Ceased
-
2001
- 2001-07-25 PT PT01984476T patent/PT1307092E/pt unknown
- 2001-07-25 US US10/333,922 patent/US7140323B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2001-07-25 DK DK01984476T patent/DK1307092T3/da active
- 2001-07-25 EP EP01984476A patent/EP1307092B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2001-07-25 CN CNB018132464A patent/CN1186978C/zh not_active Expired - Fee Related
- 2001-07-25 AU AU2002227528A patent/AU2002227528A1/en not_active Abandoned
- 2001-07-25 DE DE60101915T patent/DE60101915D1/de not_active Expired - Lifetime
- 2001-07-25 WO PCT/GB2001/003344 patent/WO2002011528A1/en active Application Filing
- 2001-07-25 ES ES01984476T patent/ES2215148T3/es not_active Expired - Lifetime
- 2001-07-25 JP JP2002516888A patent/JP2004504858A/ja active Pending
- 2001-07-25 AT AT01984476T patent/ATE258376T1/de not_active IP Right Cessation
- 2001-08-07 TW TW090119252A patent/TWI238041B/zh not_active IP Right Cessation
-
2003
- 2003-01-23 NO NO20030350A patent/NO318516B1/no not_active IP Right Cessation
- 2003-02-07 EC EC2003004471A patent/ECSP034471A/es unknown
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006230328A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-07 | Hokkaido Univ | ワムシ単性生殖卵の消毒方法 |
JP4682291B2 (ja) * | 2005-02-28 | 2011-05-11 | 国立大学法人北海道大学 | ワムシ単性生殖卵の消毒方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ATE258376T1 (de) | 2004-02-15 |
EP1307092A1 (en) | 2003-05-07 |
EP1307092B1 (en) | 2004-01-28 |
NO20030350D0 (no) | 2003-01-23 |
CN1444441A (zh) | 2003-09-24 |
DE60101915D1 (de) | 2004-03-04 |
ECSP034471A (es) | 2003-07-25 |
DK1307092T3 (da) | 2004-04-19 |
TWI238041B (en) | 2005-08-21 |
ES2215148T3 (es) | 2004-10-01 |
WO2002011528A1 (en) | 2002-02-14 |
US20050145564A1 (en) | 2005-07-07 |
NO20030350L (no) | 2003-02-07 |
CN1186978C (zh) | 2005-02-02 |
GB0019607D0 (en) | 2000-09-27 |
AU2002227528A1 (en) | 2002-02-18 |
US7140323B2 (en) | 2006-11-28 |
PT1307092E (pt) | 2004-06-30 |
NO318516B1 (no) | 2005-04-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4888782B2 (ja) | 養殖魚の寄生虫卵の殺滅方法 | |
JP2020048468A (ja) | 水産動物の養殖方法 | |
JP2004504858A (ja) | 水産養殖における細菌およびウイルスのレベルを減少させるための方法 | |
JPH089821A (ja) | 魚類の稚仔の飼育方法 | |
US6705556B2 (en) | Composition and method for inducing tolerance to viral infection in aquatic animals | |
Falahatkar et al. | Anaesthetic efficacy of tricaine methanesulfonate for Persian sturgeon larvae. | |
JP4154326B2 (ja) | 養殖魚の寄生虫駆除剤 | |
Chotipuntu et al. | Reproductive aspects of SPF Penaeus monodon grown in closed culture captivity | |
KR100414818B1 (ko) | 수성배양액에서세균성오염을감소시키는방법 | |
JP2004275020A (ja) | フグの疾病予防および無毒化の方法 | |
AU2019278586B9 (en) | Disinfectant composition | |
EP4037698B1 (en) | A probiotic composition comprising probiotic bacteria for use in a method of treating and/or preventing a parasitic infection in a teleost | |
JP4476349B2 (ja) | 魚類の免疫力増強方法 | |
EP0446585A1 (en) | Control of fungal infections in aquaculture | |
Liao et al. | The use of chemicals in aquaculture in Taiwan, Province of China | |
JP5849305B2 (ja) | 突然変異養殖魚 | |
RU2016512C1 (ru) | Средство для борьбы против стресса у рыб и способ борьбы со стрессом у рыб | |
KR101310751B1 (ko) | 어류의 점액 분비 촉진용 조성물 | |
JPS6160041B2 (ja) | ||
JPH0970261A (ja) | 養魚用飼料 | |
JPH04217607A (ja) | 水産養殖における菌・カビ感染の抑制 | |
Yisa et al. | Effect of chemical disinfectant (Izal) on hatching of eggs of African catfish (Clarias gariepinus), survival and growth performance of fry. | |
Dynes et al. | Milk Intake Improves Outcomes for Young Lambs with Continuous Exposure to Gastrointestinal Parasites in Pasture‐Based System | |
Hotel et al. | The Sixth Japan-Korea, Korea-Japan Joint Symposium on Aquaculture | |
Yisa et al. | Effect of Chemical Disinfectant (Formalin) in Hatch Eggs of African Catfish (Clarias garioinus) Survival and Growth Performance of Fry |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080618 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100817 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110518 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20111013 |