JP2004504744A - ディジタルオーディオデータの伝送エラーのエラーコンシールメント方法 - Google Patents

ディジタルオーディオデータの伝送エラーのエラーコンシールメント方法 Download PDF

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Abstract

ディジタルオーディオデータにおいて伝送エラーをエラーコンシールメントするための方法を提案する。本方法は、エラーコンシールメントをスタート値で初期化するために用いられる。このエラーコンシールメントは、実際に受信されたディジタルオーディオデータにて求められる受信品質によって適合される。エラーコンシールメントは、チャネル復号化により、厳密に言うとオーディオスペクトルのディストーション補正により行われる。スタート値は、実際に計算された受信品質またはプリセットされたオーディオチャネルの受信品質から計算される。その際付加的に、双方のオーディオチャネルのチャネルエラー保護レベルが比較される。受信品質は、ビットエラーレート及び/又はスケールファクタエラー及び/又はチェックサムエラーの数から求められる。プリセットされたオーディオチャネルはFMオーディオチャネルであってもよい。プリセットされたオーディオチャネルの伝送エラーの数に対する記憶時間がエラーコンシールメントの初期化の際に考慮される。

Description

【0001】
従来の技術
本発明は、独立請求項の上位概念に記載のディジタルオーディオデータの伝送エラーのエラーコンシールメント方法に関する。
【0002】
既に、たとえばカーラジオによって受信されるディジタルオーディオデータにおいてエラーコンシールメントを行うことが公知である。その場合段階的に、伝送エラーの数が増大すると、受信されるオーディオ信号の帯域幅を低減する。このことにより、聴取者にとって伝送エラーの主観的な聴覚認識は低下する。その際、伝送エラーの数が限界値を上回った場合、ミューティングが行われることで足りる。エラーコンシールメントの別のストラテジーは、障害のある信号値を置換えたり又は除去することに関する。チャネル符号化を用いて、ディジタルオーディオデータに冗長性が加えられる。前記冗長性により、受信機はエラーの数および場合によってエラーの訂正を行うことができる。伝送すべきデータを低減するために、源符号化が行われる。その際受信機は、所定の規則に基づいて源復号化を行い、これにより、受信されたディジタルオーディオデータは再びデコーディングされて、ディジタル−アナログ変換を行った後に可聴化される。
【0003】
発明の利点
これに対して、独立請求項の特徴部に記載の構成を有する本発明のディジタルオーディオデータの伝送エラーのエラーコンシールメント方法は、エラーコンシールメントがスタート値で初期化されるという利点を有する。これにより、エラーコンシールメント(英語ではConcealment)は、エラーコンシールメントに対して用いられるカウンタの立上がりプロセスに依存しない。したがって、所定数のイベント値を必要とする統計が何ら必要でない。そのため、エラーコンシールメントは迅速に応答する。
【0004】
また、本発明の方法により、僅かな付加的コストで改善されたエラーコンシールメントが実現できる。本発明の方法は、全ての利用可能なオーディオコーダにおいて利用できる。さらに、伝送エラーの数に応じてオーディオスペクトルの相応に形成することを目的に、個別のエラーストラテジーが実施可能である。また、種々なオーディオ圧縮方法が本発明の方法を用いて適用される。
【0005】
従属請求項に記載の手段および改善実施例により、独立請求項に記載されたディジタルオーディオデータの伝送エラーのエラーコンシールメント方法の有利な改善が可能である。
【0006】
調整設定されたオーディオチャネルから、初めに求められた受信品質により、エラーコンシールメントの初期化に対してスタート値が与えられることは、特に有利である。このため、実際のビットエラーレートの値及び/又はチェックサムエラー及び/又はスケールファクタエラーがエラーコンシールメントのために用いられる。したがって、エラーコンシールメントは受信されたオーディオデータの受信品質に適合される。このことは、次の理由から可能である。すなわち、本発明の方法を用いるラジオ受信機において信号処理路はまず、信号処理の個々のブロックにデータを供給しなければならず、それゆえ、例えばチャネル復号化から生ずるビットエラーレートが、オーディオ再生の開始前に既に形成準備されているのである。このため、有利には、エラーコンシールメントの際に、上記実データを呼出して使用できる。
【0007】
さらに、エラーコンシールメントの初期化に対して、次のことは有利である。すなわち、エラーコンシールメントの初期化のために、プリセットされたオーディオチャネルの受信品質が、実際に調整設定されたオーディオチャネルにおいて用いられる。プリセットされたオーディオチャネルにより、目下生じている伝送条件に関するデータが供給され、それを用いて、実際に調整設定されたオーディオチャネルにおいて見込みでは、如何なる受信品質が予測されるのかとの評価がなされる。実際におよび先行して設定されたオーディオチャネルのチャネルエラー保護レベルをさらに比較することにより、スタート値の整合が可能となる。実際に設定されたオーディオチャネルが、プリセットされたオーディオチャネルよりも高いチャネルエラー保護を有している場合、前記プリセットされたオーディオチャネルが必要としていたよりも僅かなエラーコンシールメントしか必要でない。
【0008】
また、受信品質がその都度、ビットエラーレート及び/又はスケールファクタエラーの数及び/又はチェックサムエラーの数から求められることは、有利である。これらの値はそれぞれ、チャネル復号化ないし源復号化から得られる。このようにして、いずれにせよ別のタスクに対して形成される値が付加的に利用される。
【0009】
さらに、ディジタルオーディオデータのエラーコンシールメントがディストーション補正により行われることは、有利である。このため、スペクトルの形成が可能であり、したがって、伝送エラーに対して聴取者の主観的印象は最小限化される。このことは、等化器機能を基礎としている。
【0010】
さらに、まずアナログオーディオプログラム又はオーディオチャネル、例えばFMチャネルが設定されていた場合、有利である。すなわち、このプリセットされたオーディオチャネルの伝送エラーのコンシールメントに対する受信品質が用いられ、受信品質は、受信電界強度及び/又は同期サーチに基づいている。この受信品質は、前もって与えられる品質尺度と比較され、それにより、受信品質が十分であるかどうか検出される。同時に、ラジオ受信機は、たとえば送信休止期間にまたはフレームの期間中に代替ディジタルオーディオチャネル(DAB)の受信品質の検査を実施し、それにより、場合によっては、受信が良好である場合、FMチャネルよりも良いオーディオ品質が与えられる前記ディジタルオーディオチャネルに切換えられる。フレームの損失は、ディジタルオーディオデータでは、エラー訂正により補償できる。FMでは、短時間の遮断は、何ら可聴効果をもたらさない。このようにして、FM−DAB探索機能が実現される。その際、ラジオ受信機は、アナログオーディオチャネルもディジタルオーディオチャネルも処理することができる。FMにおいてエラーコンシールメントは、帯域幅ないしレベルの低減によっても行うことができる。これは例えばFM−DAB切換えの場合である。FMオーディオプログラムに対して受信品質を求める別な方法は、たとえばRDS(Radio Data Signal)のようなディジタル搬送波を評価処理することである。
【0011】
本発明の方法の1つの有利な改善実施例は、アナログオーディオチャネルからディジタルオーディオチャネルへの切換え及びディジタルオーディオチャネルからアナログオーディオチャネルへの切換えの後にまず、最大で1秒、短いミューティングが行われることである。それにより、エラーコンシールメントの初期化のために、実際に調整設定されたディジタルオーディオチャネルに対する相応の受信品質が求められる。このことを聴取者は、不適切なエラーコンシールメントよりも快適に感じる。
【0012】
さらに、プリセットされたディジタルオーディオチャネルの受信品質の記憶持続時間が閾値と比較されることは、有利である。そのため、遠い過去にわたって唯1つの印象を与えるにすぎないような受信品質は、エラーコンシールメントの初期化に用いられない。上記のような遠い過去は、ここではたとえば、少なくとも2〜3秒前に計算された伝送エラーの数に該当する。2〜3秒以内に、車両は既にそのような距離をたどったかもしれないので、受信条件ひいては受信品質は、著しく変化した可能性がある。
【0013】
さらに、また、ラジオ受信機が、本発明の方法を実施するために、相応する手段を有していることは有利である。これには、プロセッサおよびメモリが属しており、そのため、本発明の方法によりディジタルオーディオデータが処理される。
【0014】
図面
次に本発明を実施の形態に基づき図を用いて詳細に説明する。
【0015】
図1は、本発明の方法を実施するラジオ受信機のブロック回路図を示し、
図2は、本発明の方法のフローチャートを示す。
【0016】
実施例の説明
ディジタルオーディオデータが例えばカーラジオを用いて受信され、新たなオーディオチャネルが調整設定される場合、エラーコンシールメントが初期化されなければならない。該エラーマスキングは、チャネル復号化によって補正することのできない所定の伝送エラーの数が生じた場合に利用される。したがって本発明では、上記のエラーコンシールメントはスタート値を以て初期化される。その際、エラーコンシールメントは、実際に設定されたディジタルオーディオチャネルから得られる受信品質により適合され、チャネル復号化の後、ディジタルオーディオデータにおける伝送エラーのエラーコンシールメントが実施される。
【0017】
スタート値は、設定されたディジタルオーディオチャネルの実際の伝送エラーの数から又はプリセットされたディジタルオーディオチャネルの伝送エラーの数から計算される。伝送エラーの数に、ビットエラーレート及び/又はスケールファクタエラーの数及び/又はチェックサムエラーの数が影響する。第1および第2のオーディオチャネルのチャネルエラー保護レベルを比較することにより、スタート値が相応に適合される。チャネルエラー保護レベルは、受信側で伝送エラーを検出ないし訂正するために、どれほどのデータが有効データに付加されるかを表わす。
【0018】
さらに、ディストーション補正により、エラーコンシールメントが実現される。この場合、オーディオスペクトルの形成またはミューティングまでに唯1つのレベル低減が用いられる。プリセットされたオーディオチャネルがアナログオーディオチャネル(FM)である場合、オーディオチャネルの受信品質を検査するために、このオーディオチャネルに対する受信品質が、例えば受信電界強度および同期サーチから計算され、前もって与えられた品質尺度と比較される。何ら可聴効果をもたらさない短い時間間隔にて、等価のディジタルオーディオチャネルの伝送エラーの数が検査される。その結果、場合によって切換えが行われる。切換えの際に、相応するエラーコンシールメントに対して、新たに調整設定されたディジタルオーディオチャネルのその都度の伝送エラーの数を求めることを目的として、初めに短いミューティングを行ってもよい。このことは逆も可能である。
【0019】
以前に設定されたディジタルオーディオチャネルの伝送エラーの数が余りに古い場合、同様に、実際に設定されたディジタルオーディオチャネルの伝送エラーの数が、エラーコンシールメントの初期化のために使用される。エラーコンシールメントそれ自体は、オーディオスペクトルの形成により実施される。
【0020】
本発明の方法により、特に不利な受信状態において切換えを行うことによって、受信されるオーディオプログラムの主観的に良好な聴覚の感覚的印象が与えられる。この場合、実際に評価されたデータを用いる。
【0021】
本発明の方法は、特に、ディジタル放送伝送方式により伝送されるディジタルオーディオデータに関する。これには、例えばDAB(Digital Audio Broadcasting)が属する。しかし、DRM(Digital Radio Mondiale)又はDVB(Digital Video Broadcasting)も、適当な放送伝送方式である。これらの方式は、特に移動体受信に適している。というのは、直交周波数分割多重(OFDM=Orthogonal Frequency Division Multiplex)が伝送方式として用いられるからである。OFDMは、周波数選択的減衰(フェージング)を克服するために適当な方法である。周波数選択的フェージングは、このとき、極端にディジタルオーディオデータの受信に作用するようなことはない。というのは、ディジタルオーディオデータは、相互に影響を与えることのない多数のサブキャリアに分割されるからである。サブキャリアは、相互に近い範囲の種々な周波数上にある。
【0022】
次いで、チャネル復号化により、生ずる伝送エラーの大部分が検出され、場合によって訂正される。付加的に、このときエラーコンシールメント手段が用いられる:エラーを検出および訂正するために、源復号化において実施され、チェックサムを用いて作動する別のエラー検出が、第2の段階を形成する。この場合、エラーを検出すると、以前に記憶されたデータが、実際のエラーのあるデータに置き換わる。このようにして、エラーコンシールメントが行われるが、時間的に連続するオーディオデータは互いに密接な相関関係を有するので、エラーのある実データを置換するのに有利な評価である。このことは、チェックサムエラーによって検出されるフレームエラーおよび同様にチェックサムエラーによって求められるスケールファクタエラーに関連する。
【0023】
DAB(Digital Audio Broadcasting)では、送信側でオーディオ信号が周波数領域に分割される。各周波数領域に対して、最大の信号出力を有する周波数値が、所謂スケールファクタとして用いられる。上記周波数領域におけるその他の信号値は、前記スケールファクタに対して正規化される。このようにして、最小信号出力から最大信号出力までの間隔が著しく低減される。次いで、スケールファクタは正規化されたオーディオデータと共に受信機に伝送される。
【0024】
フレーム内でスケールファクタの時間的な流れが同じか又は非常に似ている場合、伝送容量を節約するため、上記周波数領域に対して唯1つのスケールファクタが伝送される。DABでは、1つの周波数領域(英語ではSubband)に対して、36の時間的に連続するサンプリング値が取られ、12個ずつのサンプリング値の3つのグループに分割される。各グループに対してスケールファクタが決定される。2つの又は完全にすべて3つのスケールファクタが同じか又は少なくとも非常に似ている場合、その度にのみ1つのスケールファクタが伝送される。DABフレームにおいて、サンプリング値のどのグループに対してスケールファクタが有効であるかが記憶されている。
【0025】
受信機では、各フレームに対して、チェックサム(英語ではCyclic Redundancy Check=CRC)を用いてエラー検出が実施され、これはスケールファクタに対しても行われる。スケールファクタに対するエラー検出が、本発明の方法に用いられる。即ち、スケールファクタにおいて求められるエラーの数により、本発明の方法がディストーションの補正に関して如何なる措置を講ずるのか、決定される。
【0026】
さらに、ディジタルオーディオデータはスペクトル符号化される。このため、公知のMPEG方式またはDolby−AC3が用いられる。DABでは、MPEG−1,2レイヤ2による符号化が用いられる。DABでは絶えず変化する受信条件により(短い受信中断を伴う建物における反射、長い受信中断を伴うトンネルの走行通過、部分的に長く持続する受信障害を伴う山地または管理の行き届いていない地域による遮断)、オーディオデータ流にビットエラーが生ずる。該ビットエラーは、オーディオ分野において甚大な品質低下をもたらすものである。これは、ノイズの形式に応じて短かったり(過渡的に)又は長く持続する。DABデコーダは既にそれ自体で、チャネル復号化によりエラー訂正を実施する。この場合、しかしながら大抵、全てのエラーが訂正できるわけではない。このことにより、直接エラーを以ってオーディオデータ流に作用する残留エラーが残ってしまう。前記残留エラーは所定の範囲内でオーディオデコーダにより訂正できる。付加的なエラー訂正手段として、上述のように、残留エラーの検出を可能にするチェックサム(CRC=Cyclic Redundancy Code)が用いられる。この手段は実質的に、フレームヘッダに関するISO−CRC−チェックサム計算およびスケールファクタ−CRC−チェックサム計算である。
【0027】
オーディオデコーダは、前記2つのチェックサムにより、フレーム内にエラーが生じたかどうかを検出する。第1のチェックサム計算がISO−CRC−エラーを検出すると、フレームは復号化されない。場合によっては、最後に正しく受信されたフレームを用いてフレームのリピートを実施しなければならない。それが不可能な場合には、ミューティングが用いられる。第2のチェックサム計算の場合、エラーの際に、フレームはなお復号化可能である。なぜなら、いくつかのスケールファクタは損傷しているが、それらはその前に正しく受信されたスケールファクタによって置換えられるからである。これらの手段により、個々の非常に短時間の受信の問題が克服されるようになる。しかし通常、受信条件は非常に急速に変化する。したがって、オーディオデコーダは常時、アクティブにされたオーディオ出力と場合によってミューティングとの間で切換えがなされている。このことは非常に不都合であり、CD品質におけるオーディオ再生を提供すべきディジタル・ハイ−エンド−レシーバには適さない。問題は、特にオーディオチャネルをアクティブにする、つまりスイッチオンする場合に生ずる。オーディオチャネルがアクティブにされ、オーディオ品質が非常に悪い場合でも、一般に該オーディオチャネルに接続される。この場合、本発明の方法が用いられる。
【0028】
図1にラジオ受信機が示されており、該ラジオ受信機は、ディジタルオーディオデータにおいて伝送エラーをエラーコンシールメントするための本発明の方法を利用する。アンテナ1が、高周波受信機2の入力側に接続されている。高周波受信機2の出力側は、アナログ−ディジタル変換器3に接続されている。アナログ−ディジタル変換器3のデータ出力側が、チャネル復号化部5のデータ入力側に接続されている。チャネル復号化部5のデータ出力側は、エラー検出部を有するデマルチプレクサ4の入力側に接続されている。デマルチプレクサ4の第1のデータ出力側が、逆量子化部6に接続されている。デマルチプレクサ4の第2のデータ出力側は、逆量子化部6の第2のデータ入力側に接続されている。デマルチプレクサ4の第3のデータ出力側はディストーション補正部11に接続されており、該ディストーション補正部はまた、逆量子化部6の第3のデータ入力側に接続されている。逆量子化部6のデータ出力側はフィルタバンク7に接続されており、該フィルタバンク自体は、ディジタル−アナログ変換器8に接続されている。ディジタル−アナログ変換器8の出力側がオーディオ増幅器9に接続されている。オーディオ増幅器によって増幅された信号が、スピーカ10から伝送される。
【0029】
ラジオ受信機を有するプロセッサが、チャネル復号化5、およびエラー検出と共にデマルチプレクス4を実施する。一方、源復号化の主要な素子、逆量子化部6及びフィルタバンク7は、そのために特別に開発されたハードウェアにより実現される。しかしまた、源復号化はプロセッサにおいて実施可能である。エラー検出と共にデマルチプレクス4はまた、源復号化に対して実質的に計算され得る。前記最後に述べたエラー検出に基づき、エラーコンシールメントが行われ、その際、フレーム又はスケールファクタの置換えが用いられる。
【0030】
アンテナ1を用いて受信されるDAB信号は、高周波受信機2においてフィルタ処理され、増幅されて、中間周波数に変換される。次いで、変換された信号は、アナログ−ディジタル変換器3によりディジタル化される。次いで、チャネル復号化部5は、ビットエラーの計算および場合によっては誤り訂正を実施する。このようにして、チャネル復号化部5により、ビットエラーレートが求められる。こうして生じたデータ流は、デマルチプレクサ4により、オーディオデータと付属情報とに分割される。
【0031】
前記付属情報は特に、ディジタルオーディオデータの逆量子化6についてのデータに関するものである。これらの付属情報は、次いで、逆量子化部6に伝送される。さらに、デマルチプレクサ4はエラー測定を実施する。これは詳しく言えば、フレームエラー及びスケールファクタエラーの数である。場合によっては、エラーコンシールメントは、フレームのリピート及び正しく受信されたスケールファクタの使用により行われる。伝送エラーの数が、ビットエラーレートおよびフレームエラーならびにスケールファクタエラーから構成されている受信品質として、ディストーション補正部11に伝送される。
【0032】
調整設定されたオーディオチャネル(Subchannel)の開始時に、ディストーション補正部11は、エラーコンシールメント(Concealment)を初期化する。このため、ディストーション補正部11は、以前に別のディジタルオーディオチャネルが設定されていた場合には、このプリセットされたディジタルオーディオチャネルの伝送エラーの数およびそのチャネルエラー保護を利用する。それにより、スタート値でカバーされる。このことは、設定されたオーディオチャネルの開始時に、実際に設定されたオーディオチャネルにおいて生ずるエラーに関する統計が僅かなデータベースを基礎としているため、必要なことである。したがって、実際に計算されたデータは、歪まされた像を与えることがある。さらに、以前におよび実際に調整設定されたオーディオチャネルは、チャネルエラー保護において区別できる。つまり、一方のチャネルで、他方のチャネルよりも、チャネルエラー保護に対するより多くのデータが用いられる。このことは、エラーコンシールメントに対するスタート値を計算する際に考慮しなければならない。新たなオーディオチャネルの設定開始時に、ミューティングを行うことにより、エラーコンシールメントの初期化のための十分なデータベースを検出することが可能である。ミューティングの期間中、新たなオーディオチャネルに対する伝送エラーが検出され計数される。
【0033】
チャネルエラー保護が同じであり、相応のディストーション補正が設定される場合、最も簡単な場合には、単に、プリセットされたオーディオチャネルの伝送エラーの数が引き継がれる。ここでは、ディストーション補正は、オーディオスペクトルの形成を用いて行われる。つまり、オーディオスペクトルのスペクトル成分は、ディストーション補正により、種々に重み付けされる。そのため、ノイズがある場合、主観的な聴覚の感覚的印象を改善することを目的として、例えば比較的高い周波数成分をフィルタリングして除去する。このことは、ミューティングまで行われる。しかしまた、簡単なレベル低減も可能である。このようにして、等化器機能が実現される。次いで、伝送エラーの数または受信品質により、等化器値の相応するセットが選択され、ロードされる。これに代わる方法として、等化器値を前もって与えられた式を用いて計算してもよい。さらに、等化器値のセットはメモリからロードすることが可能であり、それにより、上記等化器値から出発して、等化器値の新しいセットが計算される。
【0034】
エラーコンシールメントの初期化は、したがって、別のオーディオプログラム(オーディオチャネル)に切換える場合またはラジオ受信機のスイッチオンの際にのみ、アクティブにされる。そのような切換えは、例えば自動的な代替周波数切換えの場合にも行われる。上記技術は、FMプログラムおよびDRMにおいて利用される。なぜなら、この場合送信機は代替周波数で伝送するからである。スイッチオンの場合と同様に、プリセットされたオーディオチャネルがない場合、実際に設定されたオーディオチャネルのディジタルオーディオデータの実際に計算された値が、エラーコンシールメントの初期化のために用いられる。これは例えば、ミューティングの間に求められる。このとき前記値は、少なくとも、伝送エラーの数によってどの程度エラーコンシールメントが行われるべきかと云うインディケーションを与える。伝送エラーの数が所定の閾値を下回っている場合、如何なるエラーコンシールメントも行われず、このとき、障害のないラジオ受信が生じている。
【0035】
プリセットされたオーディオチャネルの伝送エラーの数が、比較的長い時間すなわち例えば3秒以上記憶されていた場合、前記値はもはや利用されない。というのは、これらの値は、自動車において実際の伝送条件に対してもはや特徴的ではないからである。
【0036】
したがって、次にディストーション補正部11は、逆量子化部6に、相応する等化器値を供給する。逆量子化部6は、源復号化部の部分である。ここでは、逆量子化を実施するため、スケールファクタが用いられており、該スケールファクタにディジタルオーディオデータが関連づけられている。この場合、オーディオスペクトルの形成が可能である。こうして生じたオーディオスペクトルは、次いで、フィルタバンク7にて、逆離散コサイン変換され、それによりオーディオ復号化が終了する。このとき、オーディオ復号化は、DABでは標準規格MPEG−1,2レイヤ2に基づいている。次いで、復号化されたオーディオデータは、ディジタル−アナログ変換器8によりアナログ信号に変換され、そして、オーディオ増幅器9により増幅されて、スピーカ10により再生される。オーディオデコーダ7の出力側に生じている復号化されたオーディオデータは、PCMデータ(Puls Code Modulation)である。このデータは、マルチメディアバスに接続することもできる。したがって、該マルチメディアバスの別のコンポネント、例えばスピーカシステムにより、再生に使用される。さらに、フィルタバンク7の後ろに、サンプリングレート変換器を挿入することができる。それにより、場合によっては、サンプリングレートを例えばバス伝送レートに変換できる。例えばMP3を用いて復号化される別のオーディオデータが、ラジオ受信機によって復号化された場合にも、場合によって、サンプリングレートの変換が必要である。
【0037】
また、上述のようにディジタル受信機であるラジオ受信機は、DABもFMも受信できるようにすることが可能である。まずFMオーディオチャネルが選択されて、次にDABチャネルが選択されると、エラーコンシールメントが、探索機能(Schnueffelfunktion)により準備される。すなわち短い時間間隔にて、ラジオ受信機は、等価のディジタルオーディオチャネルの場合の伝送エラーの数を検査する。そのため、FMチャネルの受信品質の低下の際に、自動的に切換えられる。このことは、逆の場合、すなわちDABで受信状態が悪い場合に、等価のFMオーディオチャネルに切換えられる場合にも有効である。ここでは、この場合1フレームの間に、等価のFMチャネルの受信品質が求められる。そのような等価のチャネルは、添付情報として共に伝送されるか又はラジオ受信機に既に格納されている。
【0038】
FMでは、受信品質は、受信電界強度(信号電界強度)、同期サーチ、ベース帯域エネルギーならびに別のパラメータから求められる。上記受信品質は、経験的に求められる所定の品質尺度と比較される。受信品質が品質尺度よりも良い場合、許容可能な受信が生じている。受信品質が品質尺度を下回っている場合、ディジタルオーディオチャネルでは、ディジタルオーディオチャネルが良好な受信を実現できる(ミューティングを用いることのない)伝送エラーの数を有している場合には、当該チャネルに切換えられる。場合によっては、FMチャネルはディジタル搬送波(RDS)を有し、該ディジタル搬送波は、伝送エラーの数を求めるために利用できる。切換えの際、エラーコンシールメントの初期化を実施するために、短いミューティングが行われる。
【0039】
ディジタルオーディオチャネルに対して求められる伝送エラーの数は同様に、所定の品質尺度と比較される。それにより、受信品質に関する客観的な情報が提供される。
【0040】
FMチャネルの場合にも、帯域幅の低減により、エラーコンシールメントが実施できる。受信品質に依存して、段階的に帯域幅の低減が実施される。ディジタルオーディオチャネルからアナログオーディオチャネルへの切換えは、有利には、ミューティングの際に又は極端なエラーコンシールメントの際にのみ実施される。
【0041】
図2に、本発明の方法がフローチャートとして示されている。方法ステップ12において、図1に示されたラジオ受信機のユーザが、ディジタルオーディオデータが伝送されるオーディオチャネルを選択する。方法ステップ13にて、ラジオ受信機は、高周波受信機2のアンテナ1およびアナログ−ディジタル変換器3を用いて、ディジタル放送信号に含まれているディジタルオーディオデータを受信する。アナログ−ディジタル変換器3の出力側に、データ流が生じている。
【0042】
次いで、方法ステップ14において、図1のブロック5におけるチャネル復号化が、ビットエラーレートの測定と共に実施される。次いで、方法ステップ22では、デマルチプレクサ4において、オーディオフレームの、オーディオデータ及び付属情報へのデマルチプレクスが実施される。さらに、ここでは、チェックサムにより、フレームエラー及びスケールファクタエラーが求められる。ビットエラーレートを含むこれらのエラー基準が、次いでディストーション補正部11に伝送される。該ディストーション補正部は、こうして及び場合によっては、プリセットされたオーディオチャネルを用いてエラーコンシールメントを初期化する、乃至後に実際の受信品質に整合させる。つまり、エラーコンシールメントに対するスタート値は、プリセットされたオーディオチャネルから、詳しく言えばその伝送エラーの数から計算される。さらに、プリセットされたオーディオチャネルおよび実際に設定されたオーディオチャネルが有するチャネルエラー保護が比較され、それにより、スタート値が相応に適合される。
【0043】
それゆえ、方法ステップ15において、エラーコンシールメントの初期化が開始される。この場合、方法ステップ16では、以前チャネルが設定されたものであり、その際伝送エラーの数が求められたチャネルかどうかが検査される。イエスの場合、方法ステップ17でチャネルエラー保護が比較される。さらに、方法ステップ19にて、プリセットされたオーディオチャネルの伝送エラーの数が、設定された閾値よりも短い時間記憶されているかどうか検査される。イエスの場合、方法ステップ20において、プリセットされたオーディオチャネルの以前計算された伝送エラーの数を用いてスタート値の初期化がイニシャライズされる。その際、チャネルエラー保護が考慮される。次いで、方法ステップ21にて、実際に設定されたオーディオチャネルの実際に計算された伝送エラーの数により、実際の状態に適合されたエラーコンシールメントがスタートする。
【0044】
方法ステップ16において、以前にディジタルオーディオチャネルが調整設定されておらず、ひいてはエラーコンシールメントの初期化に対して何ら伝送エラーの数が設けられていないことが検出された場合、方法ステップ18にて、実際に計算される伝送エラーの数が求められる。該伝送エラーの数は、チャネル復号化から生ずるビットエラーレート、CRC(Cyclic Redundancy Check)により計算されるチェックサムエラーの数、およびスケールファクタエラーの数に関連する。このようにして、次いで方法ステップ20では、スタート値で初期化が開始され、それにより、方法ステップ21にて、新たにエラーコンシールメントを、実際に計算された伝送エラーの数を用いて続けていく。
【0045】
方法ステップ19において、プリセットされたオーディオチャネルの伝送エラーの数が既に、設定された閾値(例えば3秒)よりも長い時間記憶されていたことが検出された場合、この伝送エラーの数は消去され、実際に設定されたオーディオチャネルの伝送エラーの数のみが使用される。したがって、方法ステップ18に進み、上記と同様に続けられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を実施するラジオ受信機のブロック回路図を示す。
【図2】本発明の方法のフローチャートを示す。

Claims (10)

  1. ディジタルオーディオデータの伝送エラーのエラーコンシールメント方法であって、
    第1のオーディオチャネルが選択され、
    該第1のオーディオチャネルにおいて伝送されるディジタルオーディオデータが受信され、
    前記受信されたディジタルオーディオデータにてチャネル復号化が実施され、
    次いで、ディジタルオーディオデータは源復号化がなされる、
    ディジタルオーディオデータの伝送エラーのエラーコンシールメント方法において、
    エラーコンシールメントがスタート値で初期化され、
    前記エラーコンシールメントが第1の受信品質により、前記ディジタルオーディオデータに適合され、
    チャネル復号化により、ディジタルオーディオデータにおいて伝送エラーのエラーコンシールメントが実施されることを特徴とする、
    ディジタルオーディオデータの伝送エラーのエラーコンシールメント方法。
  2. 前記スタート値が、第1のオーディオチャネルにて伝送されるディジタルオーディオデータの第1の受信品質から計算されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記スタート値が、第2のオーディオチャネルにて伝送されるディジタルオーディオデータの第2の受信品質から計算され、前記第2のオーディオチャネルは前記第1のオーディオチャネルの前に選択されたものであることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  4. 第1および第2のオーディオチャネルのチャネルエラー保護レベルが比較され、
    当該比較に依存してスタート値が整合されることを特徴とする、請求項3に記載の方法。
  5. ディジタルオーディオデータの第1および第2の受信品質が、ビットエラーレート及び/又はスケールファクタエラー及び/又はチェックサムエラーの数から求められることを特徴とする、請求項2から4までのいずれか1項記載の方法。
  6. 前記エラーコンシールメントが、ディストーション補正により実現されることを特徴とする、請求項1から5までのいずれか1項記載の方法。
  7. 第2のオーディオチャネルを介してアナログオーディオ信号が伝送され、
    第2の受信品質が品質尺度と比較され、
    前記品質尺度を下回ると、エラーコンシールメント、または代替アナログオーディオチャネル又はディジタルオーディオチャネルへの切換えが行われることを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。
  8. アナログオーディオチャネルからディジタルオーディオチャネルへの切換え及びディジタルオーディオチャネルからアナログオーディオチャネルへの切換えの後直ちに、短いミューティングが行われることを特徴とする、請求項7に記載の方法。
  9. ディジタルオーディオデータの第2の受信品質を記憶した持続時間が閾値と比較され、
    前記持続時間が前記閾値を上回っている場合、前記第2の受信品質が消去され、前記第1の受信品質のみが、エラーコンシールメントの初期化のために用いられることを特徴とする、請求項3から6までのいずれか1項記載の方法。
  10. 請求項1から9までのいずれか1項記載の方法を実施するためのラジオ受信機において、
    該ラジオ受信機が、本方法を実施するための手段、高周波受信機(2)および音響再生手段(9,10)を有することを特徴とする、ラジオ受信機。
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