JPH11317675A - オ―ディオ情報処理方法 - Google Patents

オ―ディオ情報処理方法

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JPH11317675A
JPH11317675A JP11029193A JP2919399A JPH11317675A JP H11317675 A JPH11317675 A JP H11317675A JP 11029193 A JP11029193 A JP 11029193A JP 2919399 A JP2919399 A JP 2919399A JP H11317675 A JPH11317675 A JP H11317675A
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シンハ ディーペン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 知覚オーディオ符号器(PAC)によって生
成されるような情報源符号化ビットストリームにおいて
不均一誤り保護(UEP)を実装する。 【解決手段】 オーディオ情報ビットストリームは、制
御ビットおよびデータビットを含む。データビットは、
情報源およびチャネル誤りに対するビットの感受性に基
づいて、n(≧2)個のクラスに分類される。n個のク
ラスのデータビットはそれぞれ、n個のレベルの誤り保
護のうちの対応するものに従って符号化される。例え
ば、データビットは、サイドチャネルに対応するデータ
ビットが中央チャネルに対応するデータビットより低い
レベルの誤り保護を受けるクラスに割り当てられるよう
に分けられる。別の例では、指定された周波数レンジ
(例えば100Hz〜4kHz)に対応するデータビッ
トが他の周波数レンジに対応するデータビットより高い
レベルの誤り保護を受けるクラスに割り当てられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーディオ符号化
装置に関し、特に、知覚オーディオ符号器(PAC(per
ceptual audio coder))あるいはその他のオーディオ情
報源符号化装置において符号化される相異なるクラスの
ビットに対して不均一誤り保護(UEP(unequal error
protection))を提供する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】ほとんどの情報源符号化ビットストリー
ムは、ビット誤りに対して不均一な感受性を示す。例え
ば、ある情報源ビットは、他よりも伝送誤りに対する感
受性がずっと高いことがある。さらに、制御ビットのよ
うなビットにおける誤りは重大な誤り伝搬、および再構
成される信号品質における対応する劣化につながる可能
性がある。このような誤り伝搬は、例えば、コードブッ
ク情報、フレームサイズ情報、同期情報などの制御ビッ
トの使用により、オーディオ符号器の出力オーディオビ
ットにおいて起こり得る。D. Sinha, J. D. Johnston,
S. Dorward and S. R. Quackenbush, "The Perceptual
Audio Coder", in Digital Audio, Section 42, pp.42-
1〜42-18, CRC Press, 1998、に記載されている知覚オ
ーディオ符号器(PAC)は、高度な聴覚モデルおよび
信号処理技術の応用により、ディジタルオーディオデー
タの蓄積/伝送に対するビットレート要件を最小にしよ
うと試みている。チャネル誤りがない場合、PACは、
約128kpbsのレートで、ステレオコンパクトディ
スク(CD)オーディオ品質に近いものを達成すること
ができる。より低い96kpbsというビットレートで
も、得られる品質は、多くの重要なタイプのオーディオ
素材に対してCDオーディオのものにかなり近い。
【0003】96kbpsというレートは、インバンド
(帯域内)ディジタルオーディオ放送(DAB(digital
audio broadcasting))方式(これは、ハイブリッドイ
ンバンドオンチャネル(HIBOC(Hybrid in-band on
-channel))、全ディジタルIBOC、および、インバ
ンド隣接チャネル(IBAC(in-band adjacent channe
l))/インバンド予約チャネル(IBRC(in-band res
erve channel))DAB方式ともいう。)のようなFM
帯域伝送アプリケーションにとって特に魅力的である。
また、AM帯域において、より低いオーディオビットレ
ートでディジタルオーディオ放送を提供しようという同
様の努力も行われている。このようなAM方式では、昼
間の伝送には約32〜48kbps、夜間の伝送には約
16kbpsのオーディオビットレートが考えられてい
る。多重チャネルDAB方式では、約128kbpsよ
り高い高ビットレートが用いられている。上記のDAB
方式における伝送チャネルは、カバレジエリアの端では
非常に帯域制限およびノイズ制限を受けやすい。移動受
信機の場合、フェージングも重大な問題である。従っ
て、これらおよびその他のアプリケーションにおいて、
圧縮オーディオビットストリーム中のさまざまなビット
の誤り感受性に一致した誤り保護技術を設計することは
特に重要である。
【0004】同様の圧縮技術を含むPACおよびその他
のオーディオ符号化装置は本来的にパケット指向であ
る。すなわち、固定期間(フレーム)のオーディオ情報
が可変ビット長のパケットによって表現される。各パケ
ットは、ある制御情報と、オーディオフレームの量子化
されたスペクトル/サブバンド記述を含む。ステレオ信
号の場合、パケットは、複数のオーディオチャネルのス
ペクトル記述を別個に、あるいは差分として、中央チャ
ネルとサイドチャネル(例えば左チャネルと右チャネ
ル)のように含むことがある。従って、与えられたパケ
ットの相異なる部分は、伝送誤りに対してさまざまな感
受性を示す可能性がある。例えば、制御情報の破損は、
同期の喪失につながり、誤りの伝搬の可能性がある。他
方、スペクトル成分は、何らかのフレーム間あるいはチ
ャネル間冗長性を含み、これを、PACコーデックに組
み込まれた誤り軽減アルゴリズムで活用することができ
る。このような冗長性がない場合でも、さまざまなオー
ディオ成分の伝送誤りは、さまざまな知覚的意味を有す
る。例えば、ステレオ分離の喪失は、中央チャネル内の
中央周波数レンジにおけるスペクトル歪みに比べて、聴
取者にとってはるかに気にならない。
【0005】不均一誤り保護(UEP)技術は、伝送誤
りに対する感受性に誤り保護能力を一致させるように設
計され、最重要ビットには最高レベルの誤り保護を提供
する一方、非重要ビットには低レベルの誤り保護を提供
する。DABアプリケーションで用いられる従来の2レ
ベルUEP技術は、N. S. Jayant and E. Y. Chen, "Au
dio Compression: Technology and Applications", AT&
T Technical Journal,pp.23-34, Vol.74, No.2, March-
April 1995、に記載されている。この技術は、リード・
ソロモン(RS)符号に基づいており、冗長でない制御
情報に対しては誤り軽減を使用することができないた
め、制御情報はより強固に保護される。実際、PACコ
ーデックで用いられる誤り軽減アルゴリズムの正しい動
作自体、信頼性のある制御情報に依存している。この技
術では、非制御スペクトル情報はすべて、均一レベルの
誤り保護を用いて保護される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の発明者が認識
したところによれば、上記の不均一誤り保護(UEP)
技術およびその他の従来のUEP技術の重大な問題点
は、これらの技術では、知覚オーディオ品質に対するさ
まざまなスペクトル成分における伝送誤りの不均一な影
響を利用することができないことである。さらに、従来
の技術は、広範囲のビットレートや、ラジオ放送チャネ
ル以外の伝送チャネルに直接に適用することができない
場合が多い。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、知覚オーディ
オ符号器(PAC)によって生成されるような情報源符
号化ビットストリームにおいてUEPを実装する方法お
よび装置を提供する。実施例では、オーディオ情報ビッ
トストリームは、オーディオ制御ビットおよびオーディ
オデータビットを含む。まず、データビットは、相異な
るn個のクラスのビットに分類される。ただし、nは2
以上であり、情報源およびチャネル誤りに対するビット
の感受性に基づく。次に、相異なるn個のクラスのデー
タビットはそれぞれ、相異なるn個のレベルの誤り保護
のうちの対応するものに従って符号化される。こうし
て、本発明は、送信され符号化されたオーディオから再
構成されるオーディオ信号の知覚品質に対する、データ
ビットにおける誤りの影響に基づいて、オーディオデー
タビットをクラス分けし、オーディオデータビットに提
供される誤り保護を誤り感受性に一致させる。例えば、
データビットは、サイドオーディオチャネルに対応する
データビットが、中央オーディオチャネルに対応するデ
ータビットよりも低いレベルの誤り保護を受けるクラス
に割り当てられるように分けられる。別の例では、10
0Hz〜4kHzのような指定された周波数レンジに対
応するデータビットが、他の周波数レンジに対応するデ
ータビットよりも高いレベルの誤り保護を受けるクラス
に割り当てられる。
【0008】オーディオ制御ビットは、データビットの
n個のクラスのいずれに対して用いられるものよりも高
い追加の誤り保護レベルを用いて、オーディオデータビ
ットとは独立に符号化されることが可能である。あるい
は、制御ビットは、n個の誤り保護レベルのうちの最高
レベルに従って、ビットのn個のクラスのうちの1つと
組み合わされ符号化されることも可能である。オーディ
オビットストリームにおける現在のパケットからの制御
ビットの少なくとも一部を、オーディオビットストリー
ムの後続のパケットにおいて反復することにより、制御
ビットに対してさらに強い保護を提供することも可能で
ある。本発明のUEP技術は、均一誤り保護(EEP(e
qual error protection))技術と同じ全ビットレートを
提供するように設計されることも可能である。
【0009】本発明は、PACのみならず、広範囲のビ
ットレートにわたって動作する他のタイプのオーディオ
圧縮技術にも適用可能であり、ラジオ放送以外の伝送チ
ャネルでも使用可能である。上記の相異なるn個のクラ
スへのデータビットの分類は、固定的にパケットごとに
実装することも可能であり、あるいは、より柔軟な適応
的実装では、情報源符号化されたオーディオ信号の相異
なるマルチパケットセグメントに対して相異なるマルチ
パケット誤り保護プロファイルが用いられる。本発明
は、リード・ソロモン符号およびレートコンパチブルパ
ンクチャド畳込み(RCPC(rate-compatible punctur
ed convolutional))符号や、その他のタイプのブロッ
クおよび畳込み符号を含むさまざまなタイプの符号で実
装可能である。さらに、本発明は、例えば、符号化変
調、高レベルモデムコンステレーションおよび相異なる
送信電力レベルや、UEPを実装するためのその他の周
知の技術を含む、他の技術を用いて、相異なるクラスの
ビットに対して相異なるレベルの誤り保護を提供するこ
とも可能である。本発明によるUEPを有する通信シス
テムは、従来のUEPあるいはEEP方式を有するシス
テムに比べて、チャネル誤りの存在下で、しかも広範囲
の動作範囲で、緩やかな劣化(グレースフルデグラデー
ション)を示す。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明について、D. Sinh
a, J. D. Johnston, S. Dorward and S. R. Quackenbus
h, "The Perceptual Audio Coder", in Digital Audio,
Section 42,pp.42-1〜42-18, CRC Press, 1998、に記
載されているような知覚オーディオ符号器(PAC)で
用いるための例示的な不均一誤り保護(UEP)技術に
関して説明する。しかし、理解されるべき点であるが、
本発明のUEP技術は、多くの他のタイプのオーディオ
符号化装置にも適用可能である。さらに、本発明は、イ
ンターネット、セルラマルチメディアチャネル、衛星チ
ャネル、ワイヤレスケーブル、ワイヤレスローカルルー
プ(加入者線)、高速ワイヤレスアクセスなどを含む広
範囲のタイプのオーディオ通信チャネルで利用可能であ
る。相異なる符号が相異なる誤り保護レベルを提供する
ために用いられるようなシステムで説明するが、本発明
により相異なるクラスのビットに不均一誤り保護を提供
するためには、任意の代替技術を使用可能である。この
ような代替技術には、例えば、符号化変調技術、高レベ
ルモデムコンステレーションおよび相異なる送信電力レ
ベルが含まれる。
【0011】図1に、本発明による例示的な3レベルU
EP符号化方式を例示する。第1および第2のPACオ
ーディオパケットiおよびi+1が図1に示されてい
る。第1のPACオーディオパケットiは、制御ビット
部分10i、レベル1オーディオデータビット部分12i
およびレベル2オーディオデータビット部分14iを含
む。第2のPACオーディオパケットi+1は、制御ビ
ット部分10i+1、レベル1オーディオデータビット部
分12i+1およびレベル2オーディオデータビット部分
14i+1を含む。オーディオデータ部分は、ハフマン符
号を用いて情報源符号化されている。与えられたオーデ
ィオ情報ビットストリームにおける他のすべてのPAC
パケットも同様に構成されていると仮定する。PACオ
ーディオパケットの制御部分内の制御情報は一般に、全
ビットストリームのうちの比較的小部分であり、通常は
冗長性を含まない。以下でさらに詳細に説明するよう
に、例えばあるパケットからの制御情報を1個以上の他
のパケットにおいて反復することによって、制御情報
に、より高いレベルの誤り保護を提供することも可能で
ある。
【0012】図1に例示した3レベルUEP符号化方式
は、PACオーディオパケットの制御部分(すなわち、
クラス1ビット)に第1の符号を利用し、レベル1オー
ディオデータ部分(すなわち、クラス2ビット)に第2
の符号を利用し、レベル2オーディオデータ部分(すな
わち、クラス3ビット)に第3の符号を利用する。クラ
ス1ビットは、最重要ビットであるため、低レート(す
なわち、高冗長性)符号で保護されるが、クラス2およ
びクラス3のビットは、この順に重要度が低くなるた
め、この順に高くなるレート(すなわち、低くなる冗長
性)の符号で保護される。このように、図1の実施例で
は、制御情報はオーディオ情報とは別に扱われ、最高レ
ベルの誤り保護を提供される一方、オーディオデータは
2つの異なるクラスのビットに分けられ、それぞれのク
ラスに相異なるレベルの誤り保護が提供される。
【0013】2つのオーディオデータクラス2および3
へのオーディオビットの相対的配分と、対応する第2お
よび第3の誤り保護符号のレートとをまとめて、UEP
方式の誤り保護プロファイルという。本発明による誤り
保護プロファイルは、全ビットレートが従来の均一誤り
保護(EEP)方式によって提供されるのとほぼ等価で
あることを保証するように制約することが可能である。
上記の3レベルUEP方式の1つの可能な実装では、第
2および第3の符号は、固定レート誤り保護符号とする
ことが可能である。これは一般に、結果として得られる
UEP方式が、対応する従来のEEP方式とほぼ同じ平
均の情報源およびチャネルレートを提供することができ
ることを意味する。さらに、第2のクラスと第3のクラ
スの間でのオーディオデータビットの相対的配分は、す
べてのパケットについて同一とすることが可能である。
【0014】図2は、本発明による上記の3レベルUE
P方式を実装する例示的な通信システム20のブロック
図である。システム20は、送信器22および受信器2
4を有する。これらは、伝送チャネル26を通じて通信
する。送信器22は、アナログオーディオ信号からPA
Cオーディオパケットの列を生成するPAC符号器30
を有する。この実施例はPACオーディオパケットを用
いているが、本発明は、より一般的に、任意のタイプの
オーディオ圧縮技術によって生成されるオーディオ情報
に適用可能である。PAC符号器30からのオーディオ
パケットはクラシファイア(分類器)32に入力され
る。クラシファイア32は、パケットを、制御情報、レ
ベル1オーディオデータビットおよびレベル2オーディ
オデータビットに対応する別々のビットストリームに変
換する。図2に示すように、制御情報ビットストリーム
は第1チャネル符号器33に供給され、レベル1オーデ
ィオデータビットストリームは第2チャネル符号器34
に供給され、レベル2オーディオデータビットストリー
ムは第3チャネル符号器35に供給される。チャネル符
号器33、34および35のシンボル出力はインタリー
バ36に供給される。インタリーバ36は、複数のPA
Cパケットにわたるシンボルのインタリーブを行う。送
信器22は、変調器、マルチプレクサ、アップコンバー
タなどの追加の処理要素を含むことも可能であるが、こ
れらは説明を単純にするために図2には示していない。
例えば、インタリーバ36の出力は、1つ以上のサブキ
ャリア上に変調され、サブキャリア周波数は、受信器へ
送信するための無線周波数(RF)キャリア上に変調さ
れる。別の例として、インタリーバ36の出力は、電話
線やその他のネットワーク接続を通じて送信するための
キャリア上に変調するためにモデムに入力されることも
可能である。
【0015】受信器24は、伝送チャネル26から送信
信号を受信し、それを処理して、インタリーブされたシ
ンボルを回復する。シンボルは、デインタリーバ40で
デインタリーブされた後、図2に示すように、第1、第
2および第3チャネル復号器41、42および43のそ
れぞれに入力される。第1復号器41の出力のビットス
トリームは制御情報に対応し、第2復号器42の出力の
ビットストリームはレベル1オーディオデータビットス
トリームに対応し、第3復号器43の出力のビットスト
リームはレベル2オーディオデータビットストリームに
対応する。次に、オーディオデータビットストリーム
は、それぞれの誤り軽減ユニット44、46で処理さ
れ、その結果得られる処理済みオーディオデータビット
ストリームは、復号器41からの制御情報ビットストリ
ームとともに、再構成ユニット47に入力される。再構
成ユニット47は、入力された3つのビットストリーム
を処理して、図1に示したタイプのPACパケットを再
構成する。その結果得られるPACパケットの列は、P
ACオーディオ復号器48で復号され、もとのアナログ
オーディオ信号が再構成される。
【0016】送信器22と同様に、受信器24は、図2
に示していない追加の処理要素を含むことが可能であ
る。また、注意すべき点であるが、インタリーバ36や
デインタリーバ40のようなシステム20のいくつかの
要素は、代替実施例では省略することも可能である。さ
らに、オーディオ符号器および復号器、チャネル符号器
および復号器、クラシファイアおよび再構成ユニット、
ならびに誤り軽減ユニットのようなシステム20のいく
つかの要素は、特定用途向け集積回路(ASIC)、マ
イクロプロセッサまたはその他のタイプのディジタルデ
ータプロセッサの一部を用いて実装することも可能であ
る。本発明のさまざまな特徴は、ディジタルデータプロ
セッサ内の中央処理ユニット(CPU)などによって実
行される1つ以上のソフトウェアプログラムの形式で実
装されることも可能である。
【0017】図1および図2で説明した3レベルUEP
方式の単純化された2レベルバージョンは、クラス1の
制御情報をクラス2のレベル1オーディオデータと組み
合わせて新たなクラス(クラス1*という。)を形成
し、これが単一の誤り保護符号によって保護されるもの
である。クラス1*のサブセットで、もとのクラス1の
制御情報に対応する部分は、上記のパケット間反復方式
を用いてさらに保護することも可能である。例えば、現
在のPACパケットの制御情報を、現在のパケットおよ
び次のパケットの両方に含めることが可能である。この
タイプの反復符号による実施例の誤り訂正能力は、反復
された制御情報がもとの制御情報から時間的に十分に離
れることを保証するように符号化ビットストリームに作
用するインタリーバを用いることによって、さらに強化
される。UEP方式の単純化された2レベルバージョン
は、各パケットが実質的に2個のクラス、すなわち、上
で定義したクラス1*と、もとのクラス3に対応するク
ラス2*とに分けられるような、2クラス分割されたビ
ットストリームに作用するものとみなすことが可能であ
る。クラス1*およびクラス2*で用いるのに適したチャ
ネル符号については以下でさらに詳細に説明する。
【0018】PAC符号器で用いられる量子化モデル
は、本質的に、適応サブバンド符号化方式である。アナ
ログオーディオ信号は、一般に、符号器において、時変
フィルタバンクによって処理される。フィルタバンクか
らの出力は、各グループ(符号器バンド)が対応する単
一の量子化器ステップサイズすなわち「スケールファク
タ」を有するようなグループすなわち「符号器バンド」
に分割される。この分割は、オーディオ周波数レンジの
「クリティカルバンド」分割に基づく。クリティカルバ
ンド(臨界帯域)とは、耳がオーディオ(音響)刺激を
統合することになる周波数レンジである。通常、各クリ
ティカルバンドごとに、周波数に関して(すなわち、高
い周波数分解能のフィルタバンクを用いた場合)、また
は、時間に関して(すなわち、高い時間分解能のフィル
タバンクを用いた場合)、クリティカルバンドオーディ
オ情報のさらに微細な分割を示す1つ以上の符号器バン
ドが存在する。符号器バンドに対応するスケールファク
タは、知覚マスキングモデルを用いて各オーディオフレ
ームにおいて生成される。スケールファクタおよび量子
化された符号器バンド成分は、適応ハフマン符号化方式
を用いてされに圧縮される。通常、いくつかの可能なハ
フマンコードブックのうちの1つが、与えられた符号器
バンドグループに対して選択される。すでに注意したよ
うに、ハフマン符号化の使用により、オーディオフレー
ム内を伝送誤りが伝搬することがある。
【0019】図3のAおよびBに、例示的なPACパケ
ットをさらに詳細に示す。図3のAは、単一の例示的な
パケットのフォーマットを示し、図3のBは、図3のA
のパケットの左チャネルまたは右チャネルデータ部分の
フォーマットを示す。PAC符号化は、ブロック処理ア
ルゴリズムを利用し、各PACパケットは、オーディオ
チャネルの実際の数にかかわらず、各オーディオチャネ
ルからの1024個の入力サンプルに対応する。各パケ
ットは、1024サンプルからなる1つのチャンクまた
はそれぞれ128サンプルからなる8個のチャンクに対
する、ハフマン符号化されたフィルタバンク出力、コー
ドブックセクション、量子化器およびチャネル組合せ情
報を含む。パケットサイズは可変であり、1024個の
入力サンプルの相異なるセットに対応するパケットは相
異なるサイズを有することが可能である。アプリケーシ
ョンに応じて、さまざまなタイプの追加制御情報が最初
のパケットまたはすべてのパケットに追加される。例え
ば、ハードディスクのような信頼性の高い媒体に情報を
蓄積する場合、バージョン、サンプルレート、チャネル
数、および符号化レートを示すヘッダが、圧縮された楽
曲の最初に配置される。ディジタルオーディオ放送で用
いられるような、信頼性が低くなる可能性のある伝送チ
ャネルの場合、ヘッダは一般に各パケットに追加され
る。このヘッダは、同期、誤り回復、サンプルレート、
オーディオチャネル数、および伝送ビットレートのよう
な制御情報を含むことが可能である。
【0020】図3のAの例示的なPACパケットでは、
パケットのヘッダ部分は、32ビットの同期、8ビット
のビットレートインジケータ、4ビットのIおよびOサ
ンプルレートインジケータ、13ビットのブロック長、
ハーフブロック長、次のブロック長および次のハーフブ
ロック長のインジケータ、4ビットのバッファ状態イン
ジケータ、6ビットの補助データ長インジケータ、なら
びに10ビットの補足データ長インジケータを含む。こ
のヘッダの後に、可変長の左チャネルデータ部分、可変
長の右チャネルデータ部分、ならびに、可変長の補助お
よび補足データ部分がある。図3のBに示すように、左
あるいは右チャネルデータ部分は、セクション化情報
(例えば、セクションの数、セクション境界およびコー
ドブック)、スケールファクタおよび係数を含むことが
可能である。図3のAおよびBに示されるPACパケッ
トフォーマットに関してさらに詳細には前掲のPACの
文献に記載されているため、フォーマットについてこれ
以上詳細には説明しない。
【0021】以下で、PACオーディオビットストリー
ムを不均一誤り感受性クラスに分類するプロセスについ
てさらに詳細に説明する。上記の図1および図2で説明
した3レベル実施例の単純化された2レベルバージョン
では、クラス1*およびクラス2*の相対的サイズはパケ
ット間でほぼ一定に維持される(すなわち、各パケット
内のビットのうちの固定されたP%が重要として分類さ
れる)ことが可能である。ビットを2つのクラスに配分
するクラシファイアの動作特性は、パラメータPととも
に、2つのクラスの相対的レートを決定し、知覚マスキ
ング原理および主観的品質測定に基づいて選択されるこ
とが可能である。クラシファイアで用いられることが可
能な2つの知覚マスキング原理の例は次の通りである。 (i)信号のステレオ分離。すなわち、サイドチャネル
は中央チャネルよりも知覚的に重要でないとみなされ
る。 (ii)符号器バンドのうち、再構成されるオーディオ
の品質にとって知覚的に重要であると判定された周波数
レンジに対応するグループ。 一般に、オーディオビットストリームにおいて、低〜中
周波数符号器バンド(一般に約100Hz〜4kHzの
周波数レンジに対応する。)が、残りのスペクトル情報
よりも重要である。実験によれば、比較的多数のビット
が低〜中周波数符号器バンドによって消費される(パケ
ットの60〜70%相当)という事実により、Pの値が
比較的大きいのが望ましいことが多い。多くのアプリケ
ーションでは、約50%というPの値の使用が許容され
る。
【0022】次に、上記の原理を用いるように設定され
たクラシファイアの動作について説明する。サイズKビ
ットの各パケットごとに、サイズP×K/100の「ビ
ットバケット」が作成される。次に、ビットバケット
は、知覚的に駆動される一連の選択規則を適用すること
によって、そのパケットからのビットで充填される。ま
ず、制御情報がバケットに入れられる。次に、モノフォ
ニックあるいは中央チャネルに対する周波数レンジ10
0Hz〜2.5kHzに対応するスペクトル情報がバケ
ットに入れられる。左/右符号化を用いる符号器バンド
に対しては、左右両チャネルのビットがバケットに入れ
られるが、和/差符号化を用いる符号器バンドに対して
は、和ビットのみがバケットに含められる。次に、周波
数レンジ2.5kHz〜4kHzに対応するモノフォニ
ックあるいは中央チャネル情報の全部または一部がバケ
ットに入れられる。これらのビットをすべてバケットに
入れることはできないことが多いため、サブクリティカ
ルバンドコームをスペクトルビットに適用して、これら
のビットのうちバケットに入れるいくつかの対を選択す
ることが可能である。バンドコームの適用後に依然とし
てバケットがフルでない場合、バケットに含めるビット
が次の順に選択される。 (1)100Hz〜4kHzレンジの差チャネルビッ
ト。 (2)0〜100Hzレンジのチャネルビット。 (3)4〜8kHzレンジのモノフォニックあるいは中
央チャネルビット。 (4)4〜8kHzレンジの差チャネルビット。 (5)8kHzより高い高周波数スペクトル情報。
【0023】上記のビットバケットに入れられるビット
はクラス1*ビットであるため、高レベルの誤り保護を
提供される重要なオーディオ情報を表す。オーディオパ
ケットの残りのビットはそのパケットに対するクラス2
*ビットを形成し、低レベルの誤り保護が提供される。
これらの2つのクラスのビットで用いるのに適した特定
のチャネル符号について以下でさらに詳細に説明する。
相異なるレベルの誤り保護は一般に、再構成されるオー
ディオの品質における全体の歪みが細小になるように選
択される。この判定は、シミュレートされた誤りの影響
を聞き、それに従って誤り保護レベルを調整することに
よって、主観的に行うことが可能である。客観的歪み判
断基準もまた使用可能であるが、場合によっては最適で
ない結果を生成することがある。
【0024】図4に、1つの可能な実装におけるモノフ
ォニックあるいは中央スペクトル情報のクラシファイア
の動作を示す。中央チャネルスペクトル情報のクラシフ
ァイアは、どの周波数レンジがクラス1*(実線で示
す。)に割り当てられ、どの周波数レンジがクラス2*
(破線で示す。)に割り当てられるかを指定する周波数
プロットとして示されている。もちろん、本発明の別の
実施例では、他のタイプのクラシファイアを利用するこ
とができる。
【0025】上記の3レベルUEP方式は、より高度な
タイプの保護を提供するように拡張することも可能であ
る。例えば、オーディオデータを、2より多くのクラス
の誤り感受性に分類し、それぞれのクラスのサイズおよ
び符号レートを適当に調整することが可能である。誤り
保護プロファイルはこの場合もパケット間で一定にする
ことが可能である。オーディオデータの2クラスをさら
にこのようにサブクラス分けすることを用いて、誤り軽
減アルゴリズムをさらに有効に活用することが可能とな
る。例えば、PACは、過去および未来のオーディオパ
ケットからの情報も利用して欠損パケットを生成するよ
うな補間誤り軽減アルゴリズムを使用する。PACで用
いられるスペクトルオーディオ記述のある部分は他より
も良好な補間を生成する。この事実を利用して、情報を
相異なる誤り保護クラスに分類することが可能である。
【0026】図5に、上記のUEP方式のもう1つの可
能な拡張を示す。この拡張は、複数のオーディオフレー
ム期間にわたるマルチバンドオーディオ信号ラウドネス
プロファイルを利用して、対応する複数のPACオーデ
ィオパケットからなるグループに対する適当なマルチパ
ケット誤り保護プロファイルを決定する。このプロファ
イルは、有限個の可能なプロファイルから選択されるこ
とが可能であり、前方制御情報の一部として受信器へ送
信される。図5は、送信器50の一部を示す。送信器5
0において、情報源符号化されたオーディオ情報ビット
ストリームが、誤り感受性クラシファイア52に入力さ
れる。クラシファイア52は、図示のように複数のPA
Cパケットからなるセグメントに作用する。このマルチ
パケットセグメント内の各PACパケットは、単一のオ
ーディオフレームに対応する。クラシファイア52は、
マルチパケットセグメントの各パケット内のオーディオ
データビットを、上記と同様に誤り感受性に基づいて、
n個の相異なるクラスのオーディオデータビットに分け
る。これらの各クラスからのオーディオデータビット
は、ライン54を通じて符号器56に供給される。符号
器56は、各クラスのオーディオデータビットに対する
それぞれの前方誤り訂正(FEC)符号器57を有す
る。各符号器57は、入力されるクラスのオーディオデ
ータビットに対するそれぞれのレベルの誤り保護を提供
する。オーディオビットストリームからの制御ビット
は、最も誤り感受性の高いクラスのオーディオデータビ
ットと組み合わせて、ライン54のうちの1つを通じて
符号器57のうちの1つに送ることが可能である。ある
いは、別個のライン54および符号器57を用いて制御
ビットを符号化することも可能である。
【0027】マルチパケットセグメントに対して選択さ
れる特定の誤り保護プロファイルの識別子が、クラシフ
ァイア52からライン58を通じてもう1つの符号器5
9に供給される。この識別子は、対応するマルチパケッ
トセグメントに対して用いられる特定の誤り保護プロフ
ァイルを指定し、従って、比較的高レベルの誤り保護で
保護される。このように、送信器50は、オーディオ情
報ビットストリームの相異なるマルチパケットセグメン
トに対して相異なるUEPプロファイルを選択するよう
に用いられることが可能であり、選択されたプロファイ
ルは、オーディオ信号の特定に従って変わることが可能
となる。代替実施例では、入力オーディオビットストリ
ームからの制御ビットは、オーディオデータビットのク
ラスのうちの1つと組み合わされるのでも、別個の符号
器57に別個に入力されるのでもなく、UEPプロファ
イル識別子と組み合わされて符号器59によって符号化
されることが可能である。符号器56の個々の符号器5
7、59の出力は、マルチプレクサ、変調器あるいはそ
の他の装置に入力され、送信前の処理がさらに行われ
る。
【0028】図5で説明したようなマルチパケット誤り
保護プロファイルの使用は特に、低いビットレートおよ
び低いオーディオバンド幅で動作するPACアプリケー
ションにとって魅力的である。例えば、32kpbsの
PAC出力は、7〜8kHzのオーディオバンド幅のみ
を符号化しようとする。この場合、いくつかのパケット
の出力ビットの大多数は重要なオーディオ情報に対応
し、各パケットに対して2つのクラスの間での50:5
0分割はあまり品質向上を生じない可能性がある。他
方、マルチパケット誤り保護プロファイルは、ビット要
求における可変性と、PAC誤り軽減アルゴリズムの補
間能力を活用して、重要な情報の適当なマルチパケット
サブセットを別個のクラスとして分類することができ
る。その場合、このマルチパケット重要クラスを強いレ
ベルの誤り保護で保護することにより、あらゆるパケッ
トに対して同一のプロファイルを用いてパケットをビッ
トのクラスに分けようとするUEP方式に比べて性能が
改善される可能性が高い。
【0029】マルチパケット誤り保護プロファイルが特
に有用なもう1つの応用例は、オーディオ信号における
オンセット(開始)の高忠実度再生においてである。こ
れは、オーディオ圧縮/伝送方式に対する重要な品質判
断基準である。このようなオンセットは、頻繁ではない
が、符号化に多くのビット数を必要とする。さらに、オ
ンセットの場合、高周波オーディオ成分も同様に重要で
あると分類すべきである。従って、明らかなように、オ
ンセットを含むPACオーディオパケットに対しては、
単一パケット誤りプロファイルによる2個の等サイズの
クラスへの分割は最適な結果を提供しない可能性があ
る。他方、マルチパケット誤りプロファイルは、オンセ
ットPACパケットからのほとんどのビットを重要であ
るとして分類するように設定することが可能である。こ
れは一般に、同じマルチパケットセグメントにおける他
のパケットから重要であると分類されるビットが少なく
なることを意味するが、セグメント内にあるのは、補間
のような他の機能から恩恵を受ける、要求の厳しくない
オーディオパケットである可能性がある。
【0030】図6のAおよびBに、ブロック符号を用い
て本発明による2レベルUEPを提供する2つの可能な
方式を例示する。ブロック符号は、例えば、リード・ソ
ロモン符号である。リード・ソロモン符号は、S. Lin a
nd D. J. Costello Jr., "Error Control Coding: Fund
amentals and Applications", Prentice-Hall, 1983、
に詳細に記載されている。この場合、2つの相異なるリ
ード・ソロモン符号を用いて、2つのレベルの誤り保護
を提供し、2つの符号の平均レートを、両方のクラスに
対してEEPを提供するのに使用されるであろうレート
と同等にすることが可能である。図6のAに、固定長m
の符号語を利用した実装を例示する。2つの相異なるク
ラスに対してEEPを提供するように設定された符号語
100は、長さkの第1部分と長さm−kの第2部分を
有する。ただし、kは情報シンボルの数である。例示し
た符号語の対102および104は、前述のような2レ
ベルUEP方式に従って設定されている。符号語102
は、長さk1の第1部分と長さm−k1の第2部分を有
し、符号語104は、長さk2の第1部分と長さm−k2
の第2部分を有する。この例では、符号語102内の情
報シンボルの数k1はkより小さいが、符号語104内
の情報シンボルの数k2はkより大きい。
【0031】図6のBに、符号語は可変長であるが情報
シンボルは固定数kを利用した実装を例示する。2つの
相異なるクラスに対してEEPを提供するように設定さ
れた符号語106は、図6のAの符号語100の場合と
同様に、長さkの第1部分と長さm−kの第2部分を有
する。図6のBはまた、2レベルUEP方式に従って設
定された例示的な符号語の対108および110を示し
ている。符号語108は、長さkの第1部分と長さm1
−kの第2部分を有し、符号語110は、長さkの第1
部分と長さm2−kの第2部分を有する。この例では、
符号語108の長さm1はmより大きいが、符号語11
0の長さm2はmより小さい。この実施例のリード・ソ
ロモン符号に対して、短縮形式も使用可能である。符号
シンボルレベルでインタリーブを行うべきである。リー
ド・ソロモン符号を用いた実施例では、誤り軽減に用い
られる誤り検出フラグは復号器から自動的に得られる。
【0032】S. Lin and D. J. Costello Jr.の前掲書
やG. C. Clark, Jr. and J. B. Cain, "Error Correcti
ng for Digital Communications", Plenum Press, 198
1、に記載されているような畳込み符号を含む他のタイ
プの符号もまた、本発明によるマルチレベルUEPを提
供するのに使用可能である。畳込み符号でマルチレベル
UEPを達成するのに特に効率的で柔軟な方式は、レー
トコンパチブルパンクチャド畳込み(RCPC)符号の
使用によるものである。RCPC符号は、例えば、 ・J. Hagenauer, "Rate Compatible Punctured Convolu
tional Codes (RCPC Codes) and their Applications",
IEEE Transactions on Communications, Vol.36, No.
4, pp.389-400, April 1988 ・J. Hagenauer et al., "The Performance of Rate Co
mpatible Punctured Convolutional Codes for Digital
Mobile Radio", IEEE Transactions on Communication
s, Vol.38, No.7, pp.966-980, July 1990 ・R. V. Cox et al., "Sub-band Speech Coding and Ma
tched ConvolutionalChannel Coding for Mobile Radio
Channels", IEEE Transactions on Acoustics, Speech
and Signal Processing, Vol.39, No.8, pp.1717-173
1, August 1991に記載されている。
【0033】図7に、RCPC符号あるいはその他のタ
イプの畳込み符号とともに使用するために終端ビットを
用いて2レベルUEPを提供する例を示す。例示的な符
号語120は、第1レベル部分122、第2レベル部分
124および単一の終端テール126を有する。終端テ
ール126のビットによるオーバーヘッドが無視できる
場合、第1および第2レベルに対するレートコンパチブ
ル符号の必要性はあまり差し迫ったものではなく、非レ
ートコンパチブル符号も使用可能である。また、図7の
符号語130および132に示されるように、各レベル
の符号を別個に終端することも可能である。符号語13
0は、第1レベル部分133および終端テール134を
有し、符号語132は第2レベル部分135および別個
の終端テール136を有する。2レベルUEPにおける
別個の終端テールに対する追加のオーバーヘッドは多く
のアプリケーションで依然として無視できる場合があ
る。パンクチャド畳込み符号の使用により、同じ基本的
な復号器を同じ母符号から導出されるすべての符号に使
用可能となる。
【0034】上記のように、リード・ソロモン符号の使
用により、誤り軽減のための誤り検出フラグは、復号器
から自動的に得られる。畳込み符号を利用する本発明の
実施例では、誤り軽減のための誤り検出フラグを得るた
めにいくつかの方式が使用可能である。1つの可能な方
式は、一般化ビタビアルゴリズムを利用するものであ
る。一般化ビタビアルゴリズムは、例えば、 ・N. Seshadri and C-E. W. Sundberg, "Generalized V
iterbi Algorithms for Error Detection with Convolu
tional Codes", Conf. Rec. GLOBECOM '89, pp.1534-15
38, Dallas, Texas, November 1989 ・N. Seshadri and C-E. W. Sundberg, "List Viterbi
Decoding Algorithmswith Applications", IEEE Transa
ctions on Communications, pp.313-323, Vol.42, No.2
/3/4, 1994 ・C. Nill and C-E. W. Sundberg, "List and Soft Sym
bol Output Viterbi Algorighms: Extensions and Comp
arisons", IEEE Transactions on Communications, Vo
l.43, No.2/3/4, 1995 に記載されている。この方式は一般に、畳込み符号で既
に用いられている以上の追加のオーバーヘッドをあまり
要求しないが、終端テールの使用が頻繁になり、処理が
複雑になる場合がある。
【0035】図8に、誤り軽減で用いる誤り検出フラグ
を得るための第2の可能な方式を例示する。この方式
は、畳込み符号の前に巡回冗長符号(CRC)を使用す
るものである。この方式によれば、CRCビットは、周
期的にPACビットストリームに挿入され、各誤り保護
レベルごとに別個に実装される。図8に示すように、P
ACオーディオビットストリーム内の第1レベルビット
のセット140は、第1レベルビットのグループ142
を含み、対応するCRCビット144が散在している。
同様に、PACオーディオストリーム内の第2レベルビ
ットのセット150は、第2レベルビットのグループ1
52を含み、対応するCRCビット154が散在してい
る。このCRC方式は、実装および使用が簡単であると
いう利点を有する。誤り軽減で用いる誤り検出フラグを
得るための第3の可能な方式は、畳込み符号の後に高レ
ートのリード・ソロモン符号を使用するものである。注
意すべき点であるが、上記の3つの例示した方式以外
の、誤り検出フラグを生成するための代替方式もまた使
用可能である。
【0036】本発明の上記の実施例は単なる例示であ
る。例えば、本発明の代替実施例は、上記の例示したリ
ード・ソロモンあるいはRCPC符号以外の、ブロック
あるいは畳込み符号を利用することが可能である。さら
に、相異なるレベルの誤り保護を提供するために符号化
以外の技術も使用可能である。さらに、本発明の方式
は、オーディオ情報に対する任意数のレベルのUEPを
提供するために使用可能であり、また、さまざまなビッ
トレートおよび伝送チャネルで使用可能である。代替実
施例は、上記の例示した2レベルおよび3レベル方式を
所望の数のレベルに直ちに拡張することができる。他の
代替実施例として、複数のオーディオパケットからなる
セグメントを処理するために任意数のマルチパケット誤
り保護プロファイルを利用することが可能である。さら
に他の実施例として、与えられたアプリケーションにお
いて、適応的な個数のレベルの誤り保護を提供する方式
を使用することも可能である。
【0037】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明によれば、知
覚オーディオ符号器(PAC)によって生成されるよう
な情報源符号化ビットストリームにおいてUEPが実装
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】知覚オーディオ符号器(PAC)によって生成
されるビットストリームの単純化されたパケットフォー
マットの図である。
【図2】本発明による3レベル不均一誤り保護(UE
P)を実装した通信システムのブロック図である。
【図3】図1のPACパケットフォーマットの詳細図で
ある。
【図4】本発明によるマルチレベルUEPを提供するた
めにオーディオビットを分類する際に用いられるモノフ
ォニック(モノラル)スペクトル情報に対する分類戦略
の図である。
【図5】本発明によるマルチパケット誤り保護プロファ
イル方式の1つの可能な実装を示す図である。
【図6】本発明のよる、固定ブロック長および固定情報
語長をそれぞれ用いた、2レベルUEPを実装した技術
の図である。
【図7】本発明による2レベルUEPを提供する際にレ
ートコンパチブルパンクチャド畳込み(RCPC)符号
を用いた例の図である。
【図8】本発明による2レベルUEP技術とともに誤り
軽減を提供する際に巡回冗長符号(CRC)を用いた例
の図である。
【符号の説明】
10 制御ビット部分 12 レベル1オーディオデータビット部分 14 レベル2オーディオデータビット部分 20 通信システム 22 送信器 24 受信器 26 伝送チャネル 30 PAC符号器 32 クラシファイア(分類器) 33 第1チャネル符号器 34 第2チャネル符号器 35 第3チャネル符号器 36 インタリーバ 40 デインタリーバ 41 第1チャネル復号器 42 第2チャネル復号器 43 第3チャネル復号器 44 誤り軽減ユニット 46 誤り軽減ユニット 47 再構成ユニット 48 PACオーディオ復号器 50 送信器 52 誤り感受性クラシファイア 54 ライン 56 符号器 57 前方誤り訂正(FEC)符号器 58 ライン 59 符号器 100 符号語 102 符号語 104 符号語 106 符号語 108 符号語 110 符号語 120 符号語 122 第1レベル部分 124 第2レベル部分 126 終端テール 130 符号語 132 符号語 133 第1レベル部分 134 終端テール 135 第2レベル部分 136 終端テール 144 CRCビット 154 CRCビット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New Je rsey 07974−0636U.S.A. (72)発明者 カール−エリック ウィルヘルム サンバ ーグ アメリカ合衆国,07928 ニュージャージ ー,チャタム,ヒッコリー プレイス 25,エー−11

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御ビットおよびオーディオデータビッ
    トを含むオーディオ情報ビットストリームを、通信シス
    テムでの伝送用に処理する方法において、 a.nを2以上として、データビットを、誤り感受性に
    基づいて、データビットのn個のクラスに分割するステ
    ップと、 b.データビットのn個のクラスのそれぞれに対して相
    異なるレベルの誤り保護を提供するステップとからなる
    ことを特徴とするオーディオ情報処理方法。
  2. 【請求項2】 前記相異なるレベルの誤り保護は、第1
    クラスのデータビットに対する第1レベルの誤り保護
    と、第2クラスのデータビットに対する第2レベルの誤
    り保護を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記ステップbは、いずれのクラスのデ
    ータビットに対して用いられるレベルよりも高いレベル
    の誤り保護を用いて制御ビットを符号化することを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記ステップbの結果として提供される
    累積ビットレートは、均一レベルの誤り保護が制御ビッ
    トおよび各クラスのデータビットに対して提供された場
    合に得られるビットレートとほぼ等しいことを特徴とす
    る請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記ステップbは、制御ビットおよび第
    1クラスのデータビットの両方に第1レベルの誤り保護
    が提供されるように制御ビットおよびデータビットを符
    号化することを含むことを特徴とする請求項2に記載の
    方法。
  6. 【請求項6】 オーディオ情報ビットストリーム内の現
    在のパケットからの制御ビットの少なくとも一部が、オ
    ーディオ情報ビットストリーム内の後続のパケットにお
    いて反復されることを特徴とする請求項1に記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 前記ステップaは、オーディオ情報ビッ
    トから再構成されるオーディオ信号の知覚品質に対する
    データビットの影響に基づいて、データビットをデータ
    ビットのn個のクラスに分割することを含むことを特徴
    とする請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記ステップaは、サイドオーディオチ
    ャネルに対応するデータビットが中央オーディオチャネ
    ルに対応するデータビットより低いレベルの誤り保護の
    クラスに割り当てられるようにデータビットを分割する
    ことを含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記ステップaは、指定された周波数レ
    ンジに対応するデータビットが、他の周波数レンジに対
    応するデータビットより高いレベルの誤り保護のクラス
    に割り当てられるようにデータビットを分割することを
    含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記指定された周波数レンジはおよそ
    100Hz〜4kHzであることを特徴とする請求項9
    に記載の方法。
  11. 【請求項11】 オーディオ情報ビットストリームのパ
    ケットの長さはKビットであり、最高レベルの誤り保護
    を有する第1クラスのサイズはおよそP×K/100で
    あり、Pは、オーディオ情報ビットストリームの複数の
    パケットに対して第1クラスに割り当てられるビットの
    固定百分率であることを特徴とする請求項1に記載の方
    法。
  12. 【請求項12】 オーディオ情報ビットストリームのビ
    ットには、 (a)制御ビット、 (b)中央オーディオチャネルおよび約100Hz〜
    2.5kHzの周波数レンジに対応するデータビット、 (c)中央オーディオチャネルおよび約2.5kHz〜
    4kHzの周波数レンジに対応するデータビット、 (d)差チャネルおよび約100Hz〜4kHzの周波
    数レンジに対応するデータビット、 (e)約0〜100Hzの周波数レンジに対応するデー
    タビット、 (f)約4〜8kHzの周波数レンジに対応するデータ
    ビット、 (g)差チャネルおよび約4〜8kHzの周波数レンジ
    に対応するデータビット、 (h)約8kHzより高い周波数に対応するデータビッ
    ト、 の順で低くなる優先順位に従った誤り保護のレベルが割
    り当てられることを特徴とする請求項11に記載の方
    法。
  13. 【請求項13】 ビタビアルゴリズムを用いて、符号化
    されたクラスのビットを復号して、誤り軽減に用いる誤
    り検出フラグを得るステップをさらに有することを特徴
    とする請求項1に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記ステップbは、復号器における誤
    り軽減アルゴリズムで用いられる誤り検出に使用される
    CRCビットをオーディオ情報ビットストリームに周期
    的に挿入するステップを含むことを特徴とする請求項1
    に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記相異なるレベルの誤り保護は、オ
    ーディオ情報ビットストリーム内の相異なるグループの
    パケットに用いられることを特徴とする請求項1に記載
    の方法。
  16. 【請求項16】 通信システムでの伝送用にオーディオ
    情報を処理する際に用いられる装置において、該装置
    は、 nを2以上として、オーディオ情報ビットストリームを
    受け取り、オーディオ情報ビットを制御ビットおよびn
    個のクラスのデータビットに分割するクラシファイア
    と、 少なくともn個の符号器とからなり、 前記クラシファイアにおいて、データビットは、データ
    ビットの誤り感受性に基づいてクラス分けされ、 各符号器は、いずれかのクラスのデータビットを受け取
    り、該クラスのデータビットに対して対応するレベルの
    誤り保護を提供するように該クラスのデータビットを符
    号化することを特徴とするオーディオ情報処理装置。
  17. 【請求項17】 前記相異なるレベルの誤り保護は、第
    1クラスのデータビットに対する第1レベルの誤り保護
    と、第2クラスのデータビットに対する第2レベルの誤
    り保護を含むことを特徴とする請求項16に記載の装
    置。
  18. 【請求項18】 いずれのクラスのデータビットに対し
    て用いられるレベルよりも高いレベルの誤り保護を用い
    て制御ビットを符号化する追加の符号器をさらに有する
    ことを特徴とする請求項16に記載の装置。
  19. 【請求項19】 制御ビットおよび与えられたクラスの
    データビットの両方に同じレベルの誤り保護が提供され
    るように、前記n個の符号器のうちの1つが、制御ビッ
    トおよび該与えられたクラスのデータビットを符号化す
    ることを特徴とする請求項16に記載の装置。
  20. 【請求項20】 オーディオ情報ビットストリーム内の
    現在のパケットからの制御ビットの少なくとも一部が、
    オーディオ情報ビットストリーム内の後続のパケットに
    おいて反復されることを特徴とする請求項16に記載の
    装置。
  21. 【請求項21】 前記クラシファイアは、オーディオ情
    報ビットから再構成されるオーディオ信号の知覚品質に
    対するデータビットの影響に基づいて、データビットを
    データビットのn個のクラスに分割することを特徴とす
    る請求項16に記載の装置。
  22. 【請求項22】 前記クラシファイアは、サイドオーデ
    ィオチャネルに対応するデータビットが中央オーディオ
    チャネルに対応するデータビットより低いレベルの誤り
    保護のクラスに割り当てられるようにデータビットを分
    割することを特徴とする請求項21に記載の装置。
  23. 【請求項23】 前記クラシファイアは、指定された周
    波数レンジに対応するデータビットが、他の周波数レン
    ジに対応するデータビットより高いレベルの誤り保護の
    クラスに割り当てられるようにデータビットを分割する
    ことを特徴とする請求項21に記載の装置。
  24. 【請求項24】 前記指定された周波数レンジはおよそ
    100Hz〜4kHzであることを特徴とする請求項2
    3に記載の装置。
  25. 【請求項25】 オーディオ情報ビットストリームのパ
    ケットの長さはKビットであり、最高レベルの誤り保護
    を有する第1クラスのサイズはおよそP×K/100で
    あり、Pは、オーディオ情報ビットストリームの複数の
    パケットに対して第1クラスに割り当てられるビットの
    固定百分率であることを特徴とする請求項16に記載の
    装置。
  26. 【請求項26】 前記相異なるレベルの誤り保護は、オ
    ーディオ情報ビットストリーム内の相異なるグループの
    パケットに用いられることを特徴とする請求項16に記
    載の装置。
  27. 【請求項27】 通信システムで受信されるオーディオ
    情報を復号する際に用いられる装置において、該装置
    は、 nを2以上として、少なくともn個の復号器と、 復号器からオーディオ情報ビットストリームの各部分を
    受け取り該各部分からオーディオパケットを生成する再
    構成ユニットとからなり、 各復号器は、受信オーディオ信号の部分を復号して、制
    御ビットおよびn個のクラスのデータビットを含むオー
    ディオビットストリームの対応する部分を回復し、デー
    タビットのn個のクラスはそれぞれ、n個の誤り保護レ
    ベルのうちの1つを有することを特徴とするオーディオ
    情報復号装置。
  28. 【請求項28】 制御ビットは、いずれのクラスのデー
    タビットに対して用いられるレベルよりも高い誤り保護
    レベルを有し、 受信信号のうち制御ビットに対応する部分を復号する追
    加の復号器をさらに有することを特徴とする請求項27
    に記載の装置。
  29. 【請求項29】 前記n個の復号器のうちの1つは、受
    信信号のうち制御ビットに対応する部分および受信信号
    のうち与えられたクラスのデータビットに対応する部分
    を復号し、制御ビットおよび該与えられたクラスのデー
    タビットはいずれも同じ誤り保護レベルを有することを
    特徴とする請求項27に記載の装置。
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