JP2004501024A - 車両のダッシュボードの支持組立体 - Google Patents

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ミルズ マイケル ジョン
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インティーア オートモーティヴ インテリアーズ リミテッド
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Abstract

本発明は、車両のダッシュボードの支持組立体であって、支持ビームを有し、この支持ビームがその外周に配置された複数の溝を有し、各溝が上記支持ビームの長手方向に延び、複数の位置のうちの選択された位置で少なくとも1つのダッシュボードモジュールを支持する。また、本発明は、車両のダッシュボードの支持組立体の製造方法であって、外周に配置され且つ長手方向に延びる複数の溝を有する支持ビームを準備するステップと、少なくとも1つのタグを有する少なくとも1つのダッシュボードモジュールを準備するステップと、各タグを対応する溝と長手方向に係合させるステップと、ダッシュボードモジュールを所望位置まで前記支持ビームに対して摺動させるステップと、を有する。

Description

【0001】
(技術分野)
本発明は車両のダッシュボードの支持組立体に関する。
(背景技術)
ダッシュボードを支持しかつ例えばインストルメントパネル、エアバッグおよびトリムのマウントを形成し且つダッシュボードを支持するために、車両の横方向に延びる、車両のダッシュボード用支持ビームを有する支持組立体を提供することが知られている。このような支持ビームは、インストルメントパネル等を特定位置で収容すべく、特定車両用に設計されている。
【0002】
(発明の開示)
本発明の目的は、インストルメントパネル用の新規なすなわち改善されたビームを提供することにある。
本発明の第1態様によれば、支持ビームを有し、この支持ビームがその外周に配置された複数の溝を有し、各溝が上記支持ビームの長手方向に延び、複数の位置のうちの選択された位置で少なくとも1つのダッシュボードモジュールを支持する車両のダッシュボードの支持組立体が提供される。
上記構成により、支持ビームは、少なくとも1つのダッシュボードモジュールを種々の位置で収容かつ支持でき、従って一車種以上の車両に使用できる。
前記溝のうちの少なくとも1つは、T字型断面、Z溝型断面または適当な他の任意の断面に形成できる。
各溝は同じ断面のものでも良い。
支持ビームには少なくとも3つの溝を設けることができる。
支持ビームは押出形材からなるものでも良い。押出形材は中空とし、剛性を高めるための発泡材を充填しても良い。
押出形材は、強化繊維を備えるポリマー材料からなることが好ましい。或いは、押出形材は、例えばアルミニウムのような軽量金属または合金で形成できる。
【0003】
支持ビームは多角形断面とし、前記溝は前記多角形の複数の面に設けることができる。支持ビームは、断面で見て、前方面、上方面、下方面、第1後方面および第2後方面からなる5つの側面を有し、前記溝は、上方面、下方面および後方面に設けられている。
支持組立体には、車両ボディに取付けるための第1部分および前記支持ビームと係合する第2部分を備えた取付け手段を設けることができる。
取付け手段には複数のタグを設け、各タグが支持ビームの対応溝と係合できるように構成できる。
取付け手段には、支持ビームの前方面とほぼ同一の平面にある前方面を設けることができる。
支持組立体には、前記溝の1つの中に受け入れられる少なくとも1つのタグを備えたダッシュボードモジュールを設けることができる。
ダッシュボードモジュールは、各タグを対応する溝と長手方向で係合し且つダッシュボードモジュールを支持ビームに対して所望位置まで摺動して、支持ビーム上の所望の長手方向位置に配置されることができる。
【0004】
ダッシュボードモジュールは、該ダッシュボードモジュールが所望位置にあるとき支持ビームに取付けることができる。ダッシュボードモジュールは、例えば高周波溶接、振動接合、リベット締め、接着剤の使用または所望により他の任意の手段により支持ビームに取付けることができる。
ダッシュボードモジュールには、支持ビームの1つの面と係合する接触面を設けることができる。
該接触面には、1つのタグに隣接して配置されるフランジを設けることができる。
ダッシュボードモジュールは、エネルギ吸収特性を呈する形状にすることができる。
【0005】
ダッシュボードモジュールは、エネルギ吸収特性を呈するように、前記少なくとも1つのタグが設けられた第1連結部と、第2連結部と、これらの第1連結部と第2連結部との間に配置された中間部とを有し、第1連結部は一対の前方アームを介して中間部に連結され、第2連結部は一対の後方アームを介して中間部に連結されている。
ダッシュボードモジュールはモールディング、押出し成形、または所望により他の任意の手段により形成でき、かつポリマーまたは合金材料で形成できる。
ダッシュボードモジュールにはキャビティを設け、該キャビティには、ダッシュボードモジュールの強度を高める発泡材を充填できる。
ダッシュボードモジュールには、インストルメント支持ブラケット、ベンチレータ支持ブラケット、ステアリングコラム支持ブラケット、エアバッグ支持体、グローブボックス支持体、車両の一部と係合する構造ブラケット、または所望により他の任意のモジュールを含む。
【0006】
本発明の第2態様によれば、外周に配置され且つ長手方向に延びる複数の溝を有する支持ビームを準備するステップと、少なくとも1つのタグを有する少なくとも1つのダッシュボードモジュールを準備するステップと、各タグを対応する溝と長手方向に係合させるステップと、ダッシュボードモジュールを所望位置まで前記支持ビームに対して摺動させるステップと、を有する支持組立体の製造方法が提供される。
本発明の方法には、少なくとも1つのダッシュボードモジュールを準備するステップの前または後に、所望長さの支持ビームを準備するステップを設けることができる。
本発明の方法には、素材ビームを所望長さに切断することにより、前記所望長さの支持ビームを準備するステップを設けることができる。
本発明の方法には、ダッシュボードモジュールがその所望位置にあるとき、ダッシュボードモジュールを支持ビームに固定するステップを設けることができる。
本発明の方法には、支持ビームと係合する第1部分および車両ボディに取付ける第2部分を備えた取付け手段を準備するステップを設けることができる。
本発明の方法には、取付け手段を車両ボディに固定するステップを設けることができる。
【0007】
(発明を実施するための最良の形態)
以下、添付図面を参照して、本発明を単なる例示として説明する。
ここで図面を参照すると、端面12を備えた支持ビーム 11を有する支持組立体が参照番号10で示されている。支持ビーム11の断面である端面12から理解されようが、支持ビーム11は、この例では5つの面すなわち、前方面13と、上方面14と、下方面15と、上方の後方面16と、下方の後方面17とを有している。上方面14、下方面15、上方の後方面16および下方の後方面17の各々には、対応する溝14a、15a、16a、17aが設けられている。これらの溝14a、15a、16a、17aは、ビームの外周に配置されている。
【0008】
この例において、「前方」および「後方」とは、支持組立体が車両の客室の前方部に取り付けられたときの、車両の前方の方向および車両の後方の方向、すなわち、それぞれ客室から離れる方向および客室に向う方向をいう。
この例では、溝14a、15a、16a、17aはほぼT字型であるが、所望に応じてZ溝型または他の任意の形状にすることができる。溝14a、15a、16a、17aは、ビーム11の長手方向に沿ってそれぞれの面14、15、16、17の長手方向に延びている。
この例では、支持ビーム11は、長手方向に延びる孔18を備えた中空状をなしている。孔18には、剛性を付加するための発泡材19が充填されている。
この例では、ビームは多角形断面、より詳しくは五角形断面のものが示されているが、所望に応じて任意の断面形状にできることは明白である。ビームには、複数の向きのうちの所望の1つの向きにモジュールを収容するため、所望に応じて任意の数の溝、好ましくは少なくとも2つ、より好ましくは少なくとも3つの溝を設けることができる。
【0009】
支持ビーム11は押出し成形体が好ましい。ビーム11は長手方向に沿って一定の断面を有するため、押出し成形により形成するのが特に適している。また、支持ビーム11は所望に応じて任意の長さに切断できるため、ビームを単に所定長さに切断することにより、任意の幅をもつ任意の所望車両のボディへ位置決めできるようになっている。支持ビーム11は、好ましくは強化繊維を備えたポリマー材料で形成するか、軽量材、例えばアルミニウムまたは所望に応じて合金材料で形成できる。
【0010】
支持ビーム11を車両の所定位置に維持するため、支持組立体10は取付け手段20を有している。この例では、各取付け手段20は下方に延びている第1部分21を有し、該第1部分21は、当接面21aと、車両ボディ、特にホワイトボディの一部に取付け手段20を取付けるための固定手段を受け入れる孔22とを備えており、各取付け手段20は更に、第1部分21の上方に位置する第2部分23を有している。第2部分23は、支持ビーム10の上方面14、上方の後方面16、下方の後方面17および下方面15を取囲むようになっている内面24を有している。また、内面24は、溝14a、15a、16a、17a内にそれぞれ受け入れられるタグ24a、24b、24c、24dを有している。かくして支持ビーム11は、取付け手段20の第2部分23と係合して確実に保持される。支持ビーム11の前方面13および取付け手段20の当接面21aは、車両ボディへの支持組立体10の取付けを容易にするため、ほぼ同じ平面にあることが好ましい。
【0011】
かくして支持ビーム11の形状は高度の適合性を有し、1つ以上のダッシュボードモジュールを受け入れて、該ビーム上に支持されるべき任意の所望要素、例えばステアリングコラム、グローブボックス、換気手段、インストルメントパネル等の支持を行う。このようなモジュールは図1および図2に示されており、以下により詳細に説明する。
【0012】
図1を参照すると、第1連結部26と、該第1連結部から間隔を隔てた第2連結部27と、中間部28とを備えた多目的支持ブラケットが、参照番号25で示されている。第1連結部26には、この例では支持ビーム11の溝17a内に受け入れられるタグ29と、フランジ30を備えた接触面とが設けられている。フランジ30はタグ29の両側に配置されていて、ブラケット25と支持ビーム11との相対動きを最小にすべく支持ビーム11の下方の後方面17に係合する。第1連結部26は、前方アーム31a、31bを介して中間部28に連結されている。両アーム31a、31bは、これらが四角孔32を形成するような角度関係をなして配置されている。第2支持部27は、後方アーム33a、33bを介して中間部28に連結されている。両後方アーム33a、33bおよび第2連結部27は、扇型の孔34を形成している。
【0013】
このような形状を有するブラケット25はエネルギ吸収特性を有し、所望のエネルギ吸収能力を呈するように調整できる。この例では、特に前方アーム31a、31bは、図示の位置において特に乗客の膝の衝撃エネルギを吸収すべく撓むことができる。第2連結部27には孔35が設けられており、該孔35は、所望要素、例えばインストルメントパネル、ダッシュボードケーシングまたは必要な他の要素を取付けるための固定手段を受け入れる。図1に示す例では、左手側の一対の多目的支持ブラケット25はインストルメントパネルを支持するように配置されるのに対し、右手側の一対のブラケット25はグローブボックスを支持するように配置される。多目的支持ブラケット25は、射出成形または押出し成形されたポリマー材料で形成するのが好ましい。
【0014】
ケーシング支持ブラケットは、その全体が参照番号40で示されており、ケーシング支持ブラケット40のうちの3つは支持ビーム11の上方面14に隣接して配置され、1つは支持ビーム11の下方の後方面17に隣接して配置される。各ケーシング支持ブラケット40には、支持ビーム11の溝内に受け入れられるタグ41と、該タグ41の両側に配置された、ビーム11の対応面に係合するフランジ42とが設けられている。タグ41はほぼ円筒形の中間部43に連結されており、該中間部43のキャビティには、構造的強度を増大させるための発泡材44が充填されている。アーム47a、47bを介して円筒状中間部43に連結された連結部45には、該連結部にケーシングを連結するための固定具を受け入れる孔46が設けられている。各アーム47a、47bは、断面が全体として傾斜しており、連結部45と円筒状中間部43との間で離れて配置された内向きのエルボ部を有している。
【0015】
全体を参照番号50で示すステアリングコラム支持ブラケットは、後方に向けられたフランジ51および上方に延びる部分52を有している。フランジ51には、ステアリングコラム固定手段を受け入れるための孔53が設けられている。ステアリングコラム支持ブラケット50は、下方面15の溝15aおよび下方の後方面17の溝17a内に受け入れられるタグ(図示せず)が設けられた前方面54を有している。また前方面54は、ステアリングコラム支持ブラケット50とビーム11との剛性連結を形成すべくビーム11の下方面15および下方の後方面17に係合する形状を有している。ステアリングコラム支持ブラケット50は所望に応じてアルミニウムまたはポリマーで成形され、多目的支持ブラケット26よりも比較的高い剛性を有する。
【0016】
参照番号55で示すエアバッグ支持ブラケットは、溝状部分56およびタグ57を有し、該タグ57は、溝状部分56が支持組立体10の後方かつ上方を向くように、上方の後方面16の溝16a内に受け入れられる。
【0017】
全体を参照番号60で示すベンチレータ支持ブラケットは、暖房/換気/エアコンディショニング(HVAC)モジュールを支持する。各ベンチレータ支持ブラケット60は下方に延びる部分61を有し、該部分61には、HVACモジュールに係合する固定手段を受け入れる孔62が設けられている。各ベンチレータ支持ブラケット60の上方部63には、少なくとも上方の後方面16の溝16aおよび下方面15の溝15a内に受け入れられるタグが設けられている。上方部63は、少なくとも部分的にビーム11の上方の後方面16、下方の後方面17および下方面15に係合するように形作られた内面64を有している。支持ブラケット60は、HVACモジュールを受け入れるべく、適当な間隔を隔てて配置される。
ベンチレータ支持ブラケット60は、成形アルミニウムまたはポリマーまたは所望に応じて他の任意の材料で形成でき、多目的支持ブラケット25よりも比較的高い剛性を有している。
【0018】
ここで図2を参照すると、一体型のステアリングコラム/インストルメントパネルケーシング支持体が、参照番号70で示されている。一体型支持体70は、少なくとも溝16a、15aと係合するタグが設けられた前方面71を有している。前方面71は、支持ビーム11の上方の後方面16、下方の後方面17および下方面15と少なくとも部分的に係合するように形作られている。一体型支持体70は、支持ビーム11の後方かつ下方に延びるほぼ平行な1対の側方部材72を有し、各側方部材72の自由端には外方を向いたフランジ73が設けられ、該フランジ73は孔74を有している。両側方部材72の間には、インストルメントパネルおよびケーシングを受け入れるためのインストルメントパネル支持体75が配置されている。
【0019】
一体型のグローブボックス/インストルメントパネルケーシング支持体の全体が参照番号80で示されている。一体型ステアリングコラム支持体70と同様に、一体型グローブボックス支持体80は、少なくとも溝16a、17aと係合するタグ(図示せず)が設けられた前方面81を有している。前方面81は、支持ビーム11と結合型グローブボックス支持体80との強固な固定を確実にするために、支持ビーム11の面16、17に係合するように形作られている。一体型グローブボックス支持体80は、支持ビーム11から後方かつ下方に延びている、互いにほぼ平行な間隔を隔てた1対のアーム82を有し、各アーム82の自由端には外方を向いたフランジ83が設けられ、各フランジ83には適当な固定手段としての孔84が設けられている。ほぼ平行なアーム82は、背板85により相互連結されかつ適した補強手段86が設けられている。一体型グローブボックス支持体80は、所望に応じて、合金、強化ポリマーまたは他の任意の適当な材料で形成できる。
【0020】
ビーム組立体10の補強するため、補強ブラケット90を設けることができる。補強ブラケット90には、上方面14の溝14a内に受け入れられるタグと、上方面14の前方部分に係合するフランジ部91を設けることができる。フランジ部91から前方に連結部92が突出しており、該連結部92には補強隆起部93が設けられている。連結部92は、車両の適当な部分、例えばウインドスクリーン・レールと係合しかつ該レールに連結されて、支持ビーム組立体10を追加的に支持する。各補強ブラケット90はまた直立部94を有し、該直立部94の上方部には、例えばインストルメントパネルケーシングを支持するためのスロット95が設けられている。補強ブラケット90は、所望に応じて、合金、強化ポリマーまたは他の任意の適当な材料で形成できる。
【0021】
支持組立体10の組立てに際し、まず、支持組立体10を取付けようとする車両に支持ビーム11を設けるために、素材ビームを所望長さに切断する。次に、支持組立体10により支持すべき要素のための支持ブラケットを設けるために所望に応じて、又、ダッシュボード組立体10が一部を形成することになっている車両に適合するように、適当なモジュール25、40、50、55、60、70、80、90を準備する。これらの適当なモジュールを、各モジュールに所望の向きを与えるためにタグを適当な溝14a、15a、16a、17aと係合させ、次にタグをそれぞれの溝内で長手方向に摺動させることによって、ビーム11に取り付ける。次に、モジュールを、その所望位置に到達するまで支持ビーム11に沿って長手方向に摺動する。次にモジュールを、例えば溶接、リベット締めまたはボルト締め、振動接合若しくは接着、又は、所望の他の手段により所定位置に連結する。支持組立体はロボットジグにより組立てるのが好ましいが、所望に応じて全体または一部を手作業で組立てることができる。次に、取付け手段20を、支持ビーム11の各端部に取付ける。次に、支持組立体10を、車両ボディ内に導入し、孔22に挿通される固定手段によりボディに取付ける。補強ブラケット90を設ける場合には、該ブラケット90を車両ボディの適当なレールに連結するのが良い。
【0022】
本発明により、高度の融通性および適応性に富んだ支持ビーム組立体10が提供されることは明白であろう。組立体10が、任意の適当な車両に取付けるのに適していること、かつ所望の向きで且つビーム11の長さに沿った任意の位置に配置される適当なモジュールを受け入れることができることは明白であろう。溝14a、15a、16a、17aおよびこれらに関連するタグは同じ形状または断面を有するものとして示されているが、所望に応じて種々の断面または形状をもつ種々の溝および/またはタグを設けることができることは理解されよう。
本願明細書において、「有する」とは、「含む」または「からなる」を意味するものである。
上記説明、特許請求の範囲または添付図面に開示され、またはこれらの特定の形態または開示された機能を遂行する手段に関して表現された特徴、または開示された結果を達成する方法または過程は、これらの特徴を別々にまたは任意に組合せて、本発明をその種々の形態で実現するのに使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明による支持組立体を示す斜視図である。
【図2】
図1の支持組立体の他の形態を示す図面である。

Claims (35)

  1. 車両のダッシュボードの支持組立体であって、支持ビームを有し、この支持ビームがその外周に配置された複数の溝を有し、各溝が上記支持ビームの長手方向に延び、複数の位置のうちの選択された位置で少なくとも1つのダッシュボードモジュールを支持することを特徴とする車両のダッシュボードの支持組立体。
  2. 前記溝のうちの少なくとも1つはT字型断面を有する請求項1記載の支持組立体。
  3. 前記溝のうちの少なくとも1つはZ溝型断面を有する請求項1記載の支持組立体。
  4. 前記溝は同じ断面を有する請求項1乃至3のいずれか1項記載の支持組立体。
  5. 前記支持ビームは少なくとも3つの溝を有する請求項1乃至4のいずれか1項記載の支持組立体。
  6. 前記支持ビームは押出形材からなる請求項1乃至5のいずれか1項記載の支持組立体。
  7. 前記押出形材は中空でありかつ剛性を高めるための発泡材が充填されている請求項6記載の支持組立体。
  8. 前記押出形材は、強化繊維を備えるポリマー材料からなる請求項6または7記載の支持組立体。
  9. 前記押出形材は、軽量金属または合金からなる請求項6または7記載の支持組立体。
  10. 前記支持ビームは多角形断面を有し、前記溝は前記多角形の複数の面に設けられている請求項1乃至9のいずれか1項記載の支持組立体。
  11. 前記支持ビームは、断面で見て、前方面、上方面、下方面、上方の後方面および下方の後方面からなる5つの側面を有し、前記溝は、上方面、下方面および後方面に設けられていることを特徴とする請求項10記載の支持組立体。
  12. 車両ボディに取付けるための第1部分および前記支持ビームに係合する第2部分を備えた取付け手段を有する請求項1乃至11のいずれか1項記載の支持組立体。
  13. 前記取付け手段は複数のタグを有し、各タグは支持ビームの対応する溝に係合するようになっている請求項12記載の支持組立体。
  14. 前記取付け手段は、前記支持ビームの前方面とほぼ同一の平面にある前方面を有することを特徴とする請求項12または13記載の支持組立体。
  15. 前記溝のうちの少なくとも1つの溝内に受け入れられる少なくとも1つのタグを備えたダッシュボードモジュールを有することを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項記載の支持組立体。
  16. 前記ダッシュボードモジュールは、各タグを対応する溝と長手方向に係合させ且つダッシュボードモジュールを支持ビームに対して所望位置まで摺動して、支持ビーム上の所望の長手方向位置に配置される請求項15記載の支持組立体。
  17. 前記ダッシュボードモジュールは、該ダッシュボードモジュールが所望位置にあるとき支持ビームに取付けられる請求項16記載の支持ビーム。
  18. 前記ダッシュボードモジュールは、高周波溶接、振動接合、リベット締めまたは接着のいずれかによって支持ビームに取付けられる請求項17記載の支持組立体。
  19. 前記ダッシュボードモジュールは、前記支持ビームの面に係合する接触面を有する請求項15乃至18のいずれか1項記載の支持組立体。
  20. 前記接触面は、前記少なくとも1つのタグに隣接して配置されているフランジを有する請求項19記載の支持組立体。
  21. 前記ダッシュボードモジュールは、エネルギ吸収特性を呈するように形作られている請求項15乃至20のいずれか1項記載の支持組立体。
  22. 前記ダッシュボードモジュールは、エネルギ吸収特性を呈するように、前記少なくとも1つのタグが設けられた第1連結部と、第2連結部と、これらの第1連結部と第2連結部との間に配置された中間部とを有し、第1連結部は一対の前方アームを介して中間部に連結され、第2連結部は一対の後方アームを介して中間部に連結されている請求項21記載の支持組立体。
  23. 前記ダッシュボードモジュールはモールディングまたは押出し成形により形成される請求項15乃至22のいずれか1項記載の支持組立体。
  24. 前記ダッシュボードモジュールはポリマーまたは合金材料からなる請求項15乃至22のいずれか1項記載の支持組立体。
  25. 前記ダッシュボードモジュールはキャビティを有し、該キャビティには発泡材が充填されている請求項23または24記載の支持組立体。
  26. 前記ダッシュボードモジュールは、インストルメント支持ブラケット、ベンチレータ支持ブラケット、ステアリングコラム支持ブラケット、エアバッグ支持体、グローブボックス支持体、または車両の一部に係合する構造ブラケットのうちの1つを含む請求項15乃至25のいずれか1項記載の支持組立体。
  27. 本願明細書および/または添付図面を参照して説明したものと実質的に同じであることを特徴とする支持組立体。
  28. 外周に配置され且つ長手方向に延びる複数の溝を有する支持ビームを準備するステップと、少なくとも1つのタグを有する少なくとも1つのダッシュボードモジュールを準備するステップと、各タグを対応する溝と長手方向に係合させるステップと、ダッシュボードモジュールを所望位置まで前記支持ビームに対して摺動させるステップと、を有することを特徴とする支持組立体の製造方法。
  29. 前記少なくとも1つのダッシュボードモジュールを準備するステップの前または後に、所望長さの支持ビームを準備するステップを有する請求項28記載の方法。
  30. 素材ビームを所望長さに切断することにより、前記所望長さの支持ビームを準備するステップを有する請求項29記載の方法。
  31. 前記ダッシュボードモジュールがその所望位置にあるとき、ダッシュボードモジュールを支持ビームに固定するステップを更に有する請求項28乃至30のいずれか1項記載の方法。
  32. 前記支持ビームと係合する第1部分および車両ボディに取付けるための第2部分を有する取付け手段を準備するステップを更に有する請求項28乃至31のいずれか1項記載の方法。
  33. 前記取付け手段を車両ボディに固定するステップを有する請求項32記載の方法。
  34. 本願明細書および/または添付図面を参照して説明したものと実質的に同じであることを特徴とする方法。
  35. 本願明細書および/または添付図面を参照して説明した任意の新規な特徴およびこれらの特徴の組合せ。
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