JP2004364065A - L2スイッチ導通確認システム、l2スイッチおよびl2スイッチ導通確認方法 - Google Patents

L2スイッチ導通確認システム、l2スイッチおよびl2スイッチ導通確認方法 Download PDF

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秀孝 南
Takeshi Katabami
猛 方波見
Takami Abe
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Abstract

【課題】L2スイッチを使用した広域イーササービスにおいて、ネットワーク保守性の向上や、運用コストダウンを目的とする。
【解決手段】試験用MACアドレスを宛先とするパケットと、受信時の試験動作モードの定義により、隣り合ったL2スイッチ間もしくは複数のL2スイッチを跨いだパケット導通の正常性(導通確認モード)や、どのL2スイッチを通過して導通しているかの検証(スイッチ導通トレースモード)さらに、ネットワークのループの検出を設定し、遠隔操作による試験によって確認する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、広域イーサネット(R)におけるL2スイッチ導通確認システム、L2スイッチおよびL2スイッチ導通確認方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
広域イーササービスなどで新規加入者が契約されるとサービス開始前に加入者が属しているVLANの導通確認を行うのが一般的であり、加入者の設備機器があるところまでネットワーク保守者が出向き試験用のネットワーク機器を持ち込み、導通試験を行うのが通常である。また、加入者間や加入者とISP間には複数のネットワーク設備を経由して接続されるのが一般的である。
【0003】
図12が、加入者間や、加入者とISP接続までに使用される一般的なシステム構成であり、多くの機材を経由して接続されているのがわかる。例えば、企業S1215が加入すると、エッジL2SWS1209から、集約L2SWS1205を経由し、コアL2SWS1203を介してインターネットISP−A(S1201)へ接続される。また、これらのL2SWは地理的に離れた場所に設置されていることも珍しくない。企業S1215が広域イーササービスに加入すると、ネットワーク保守者は企業S1215まで出向き試験用のネットワーク機器を使用してインターネットISP−A(S1201)への接続を確認する。この場合、企業S1215とインターネットISP−A(S1201)への接続の確認ができなかった場合、エッジL2SWS1209、集約L2SWS1205、コアL2SWS1203のコンフィグレーションの設定や、L2SW間のケーブルの状態を個々に確認していかなければならず、導通不具合がどの装置の間で発生しているのかを検証するのに時間とコストがかかってしまう。
【0004】
つまり、加入者間や、加入者とISPとの導通の確認ができなかった場合、途中のネットワーク設備の設定に不具合があるとネットワーク設備の設定を個々に確認していかなければならず、導通不具合がどの装置の間で発生しているのかを検証するのに時間とコストがかかってしまう。
【0005】
従来の技術例として、スイッチングハブに接続した試験機より全てのMACアドレスをSAおよび全ての相手先のMACアドレスをDAとして順次設定したパケットをスイッチングハブに送信してアドレステーブルを作成した後、受信したパケットについてアドレステーブルを参照してDAポートにのみ送信してその返答を送信元で受け、スイッチングハブのフィルタリング機能の正常/異常の試験を簡易に表現する「スイッチングハブ試験方法」がある(例えば、特許文献1参照)。また、小型軽量かつワンタッチで試験操作を行うことができ、ネットワークを介して接続されるネットワーク構成機器間の疎通状態を確認する「ネットワーク疎通試験器」がある(例えば、特許文献2参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開平10−13452号公報
【特許文献2】
特開平11−32000号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1および2記載の発明は、ネットワーク上の送信側の機器と受信側の機器の導通を確認することはできたが、複数のL2スイッチにわたるパケット導通の正常性の確認や、どのL2スイッチを通過して導通しているかという検証、さらにネットワークのループの検出といった複数の試験モードから実行する試験を選択し、設定することはできなかった。
【0008】
よって、上述した導通不具合発生時の不具合箇所がネットワーク上のどの部分で発生しているかの検証を遠隔操作により簡単に検証できるようにし、ネットワーク保守のコストダウンを可能にすることが望まれる。
【0009】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、L2スイッチを使用した広域イーササービスにおいて2点間のL2スイッチの導通確認や、複数のL2スイッチの導通確認および、ネットワークのループの検出を、遠隔操作による試験によって確認することによりネットワーク保守性の向上や、運用コストダウンを実現するL2スイッチ導通確認システム、L2スイッチおよびL2スイッチ導通確認方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、請求項1記載のL2スイッチ導通確認システムは、試験用MACアドレスを含む試験用パケットを送信する送信L2スイッチと、導通の確認対象であり、試験用パケットを受信する受信L2スイッチと、ネットワーク監視装置とがネットワークで接続されたL2スイッチ導通確認システムであって、ネットワーク監視装置は、試験モードの設定を受信L2スイッチに指示する試験モード設定指示手段と、試験モードの設定および試験用パケットの送信を送信L2スイッチに指示する試験用パケット送信指示手段と、試験結果を各L2スイッチより受信する試験結果受信手段とを有し、送信L2スイッチは、試験用パケット送信指示手段の指示により試験用MACアドレスを宛先とする試験用パケットを生成する試験用パケット生成手段と、試験用パケット生成手段により生成した試験用パケットを受信L2スイッチに送信する試験用パケット送信手段と、試験結果をネットワーク監視装置に結果通知する結果通知手段とを有し、受信L2スイッチは、試験用パケット送信手段により送信された試験用パケットを受信する少なくとも1つの試験用パケット受信手段と、試験用パケット送信手段から受信した試験用パケットを検出する試験用パケット検出手段と、パケット導通の正常性を確認する導通確認モード、または、どのL2スイッチを通過して導通しているかを検証するスイッチ導通トレースモードのうち、試験モード設定指示手段により設定されたいずれか一方を行う試験モード実行手段と、試験用パケットがネットワーク内を通過したことをネットワーク監視装置に通知する通知手段とを有し、試験用パケットをネットワーク内に通過させることによって、隣り合ったL2スイッチ間もしくは複数のL2スイッチを跨いだパケット導通の正常性、または、どのL2スイッチを通過して導通しているかの検証を行うことを特徴とする。
【0011】
請求項2記載のL2スイッチ導通システムは、請求項1記載のL2スイッチ導通システムにおいて、通知手段は、試験用パケット検出手段によって、同一の試験用パケットが複数の試験用パケット受信手段から検出された場合、ネットワーク内にループが有ることをネットワーク監視装置へ通知することを特徴とする。
【0012】
請求項3記載のL2スイッチ導通システムは、請求項1記載のL2スイッチ導通システムにおいて、導通確認モードは、送信L2スイッチが、試験用パケットを送信し、導通確認対象の受信L2スイッチが、試験用パケットを検出した場合、送信元のMACアドレスへ試験パケットを返信し、送信L2スイッチが、返信された試験用パケットを検出し、ネットワーク監視装置に結果通知することによって、ネットワークの双方向の導通確認を行うことを特徴とする。
【0013】
請求項4記載のL2スイッチ導通システムは、請求項1記載のL2スイッチ導通システムにおいて、スイッチ導通トレースモードは、L2送信スイッチが、試験用パケットを送信し、スイッチ導通トレースモードが指定されたL2スイッチが、試験用パケットを検出した場合、ネットワーク監視装置へSNMPを用いて通知し、ネットワーク監視装置が、通知されたSNMPメッセージの送信元IPアドレスおよびMIB個別情報からSNMP通知メッセージを送信したL2スイッチを特定し、試験パケットが1対の固定ポート以外から入力されたことを検出することによって、ネットワーク内のループを検出することを特徴とする。
【0014】
請求項5記載のL2スイッチは、ネットワーク監視装置と、導通確認対象のL2スイッチと、ネットワークを介して接続されるL2スイッチであって、ネットワーク監視装置および導通確認対象のL2スイッチとそれぞれ接続する2以上の回線接続手段と、ネットワーク監視装置から試験モードの設定および試験用パケットの送信を指示された際、試験パケット送信指示をする試験制御手段と、試験用MACアドレスを宛先とする試験用パケットを生成する試験用パケット送信制御手段と、試験用パケットの個別部に試験対象のVLAN番号を設定するVLAN番号設定手段と、導通確認対象のL2スイッチと接続する回線接続手段へ試験用パケットを送信する試験用パケット送信手段とを有し、ネットワークを介して導通確認対象のL2スイッチへ試験用パケットを送信し、試験結果をネットワーク監視装置に通知することを特徴とする。
【0015】
請求項6記載のL2スイッチは、ネットワーク監視装置と、試験用MACアドレスを宛先に持つ試験用パケットを送信する送信L2スイッチと、ネットワークを介して接続され、導通確認対象とされるL2スイッチであって、ネットワーク監視装置および送信L2スイッチとそれぞれ接続する2以上の回線接続手段と、ネットワーク監視装置から試験モードの設定を指示された際、試験モードの設定をし、送信L2スイッチから受信した試験用パケットの検出を指示する試験制御手段と、試験用パケットを検出する個別MAC検出手段と、送信L2スイッチと接続された回線接続手段の番号情報とともに、受信した試験用パケットを送る試験用パケット移送手段と、試験用パケットの試験用MACアドレスの正常性を確認後、試験制御手段に試験用パケットを送る試験用パケット受信手段とを有し、試験制御手段は、隣り合ったL2スイッチ間もしくは複数のL2スイッチを跨いだパケット導通の正常性を確認する導通確認モード、または、どのL2スイッチを通過して導通しているかを検証するスイッチ導通トレースモードのうち、予め設定されたいずれか一方の試験モードを行うことを特徴とする。
【0016】
請求項7記載のL2スイッチは、請求項6記載のL2スイッチにおいて、入力されたパケットを解析する入力パケット解析手段と、スイッチングを行うスイッチ手段とをさらに有し、試験モードの設定がされていない場合、回線接続手段から入力されたパケットは、入力パケット解析手段を経て設定されたVLANの回線へとスイッチ手段にてスイッチングされることを特徴とする。
【0017】
請求項8記載のL2スイッチは、請求項6記載のL2スイッチにおいて、試験制御部で導通確認モードを設定されている場合、送信L2スイッチから受信した試験用パケットの宛先MACアドレスと送信元MACアドレスとを入れ替えて、試験用パケットを受信した回線接続手段に対して返信する試験パケット送信制御手段をさらに有することを特徴とする。
【0018】
請求項9記載のL2スイッチは、請求項6記載のL2スイッチにおいて、試験制御部でスイッチ導通トレースモードが設定されている場合、試験用パケットの個別部の試験対象のVLAN番号の正常性を確認する接続制御手段と、試験対象であるVLANに属している回線接続手段の状態を確認する回線状態保持手段とをさらに有し、試験用パケットを受信した回線接続手段以外の、VLANが属する回線接続手段全てへ試験用パケットを転送することを特徴とする。
【0019】
請求項10記載のL2スイッチは、請求項6または9記載のL2スイッチにおいて、スイッチ導通トレースモードが設定されている場合、試験用パケットを転送すると同時に、試験用パケットが通過したことをネットワーク監視装置に通知することを特徴とする。
【0020】
請求項11記載のL2スイッチは、請求項6記載のL2スイッチにおいて、試験制御手段によって、同一の試験用パケットを複数の回線接続手段から受信したことを検出した場合、ネットワーク内にループが有ることをネットワーク監視装置へ通知することを特徴とする。
【0021】
請求項12記載のL2スイッチ導通確認方法は、試験用MACアドレスを含む試験用パケットを送信する送信L2スイッチと、導通の確認対象であり、試験用パケットを受信する受信L2スイッチと、ネットワーク監視装置とがネットワークで接続されたL2スイッチ導通確認システムで用いられるL2スイッチ導通確認方法であって、ネットワーク監視装置が、試験モードの設定を受信L2スイッチに指示し、試験用パケットの送信および試験モードの設定を送信L2スイッチに指示する試験用パケット送信指示工程と、送信L2スイッチが、試験用MACアドレスを宛先とする試験用パケットを生成する試験用パケット生成工程と、送信L2スイッチが、試験用パケット生成手段により生成した試験用パケットを受信L2スイッチに送信する試験用パケット送信工程と、受信L2スイッチが、試験用パケット送信手段から受信した試験用パケットを検出する試験用パケット検出工程と、試験用パケットをネットワーク内に通過させることによって、パケット導通の正常性を確認する導通確認モード、または、どのL2スイッチを通過して導通しているかを検証するスイッチ導通トレースモードのうち、予め設定されたいずれか一方を行う試験モード実行工程と、試験用パケットがネットワーク内を通過したことをネットワーク監視装置に通知する通知工程とを有し、隣り合ったL2スイッチ間もしくは複数のL2スイッチを跨いだパケット導通の正常性、どのL2スイッチを通過して導通しているかの検証、およびネットワークのループの検出を行うことを特徴とする。
【0022】
請求項13記載のL2スイッチ導通確認方法は、請求項12記載のL2スイッチ導通確認方法において、導通確認モードは、送信L2スイッチが、試験用パケットを送信し、導通確認対象の受信L2スイッチが、試験用試験パケットを検出した場合、送信元のMACアドレスへ試験用パケットを返信し、送信L2スイッチが、返信された試験用パケットを検出することによって、ネットワークの双方向の導通確認を行うことを特徴とする。
【0023】
請求項14記載のL2スイッチ導通確認方法は、請求項12記載のL2スイッチ導通確認方法において、スイッチ導通トレースモードは、L2送信スイッチが、試験用パケットを送信し、スイッチ導通トレースモードが指定されたL2スイッチが、試験用パケットを検出した場合、ネットワーク監視装置へSNMPを用いて通知し、ネットワーク監視装置が、通知されたSNMPメッセージの送信元IPアドレスおよびMIB個別情報からSNMP通知メッセージを送信したL2スイッチを特定し、試験パケットが1対の固定ポート以外から入力されたことを検出することによって、ネットワーク内のループを検出することを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0025】
本発明の実施例では、試験用のMACアドレスを使用し試験用MACアドレスを含む試験パケットをネットワーク内に通過させ導通を確認したいL2スイッチに試験用のMACアドレスを有する試験パケットを検出させることにより、隣り合ったL2スイッチ間もしくは複数のL2スイッチを跨いだパケット導通の正常性(導通確認モード)や、どのL2スイッチを通過して導通しているかの検証(スイッチ導通トレースモード)を行うことができる。
【0026】
導通確認モード時は、試験パケット送信スイッチが試験用MACアドレスを宛先に設定された試験パケットを送信する。導通確認対象のL2スイッチにて試験用MACアドレスを宛先に持つ試験パケットを検出した場合、試験送信元のMACアドレスへ試験パケットを返信する。試験パケット送信スイッチにて返信された試験パケットを検出し、ネットワークの双方向の導通の確認を行うことができる。
【0027】
スイッチ導通トレースモード時は、試験パケット送信スイッチが試験用MACアドレスを宛先に設定された試験パケットを送信する。スイッチ導通トレースモードが指定されたL2スイッチにて試験用MACアドレスを宛先に持つ試験パケットを検出した場合、ネットワーク監視装置へSNMPを用いて通知する。ネットワーク監視装置では、通知されたSNMPメッセージの送信元IPアドレスや、MIB個別情報から通知メッセージを送信したL2スイッチを特定する。また、通常加入者間や、加入者とISPとの導通は、入出力で使用する回線のポートは、あるL2スイッチで見た場合1対の固定ポートである。このため、試験パケットが1対の固定ポート以外から入力されたことを検出する事によりネットワーク内のループを検出することができる。
【0028】
図1は本発明の原理的構成図を示す。101はスイッチ、102は入力パケット解析装置、103A、103B、104は回線ポート、105は個別MAC検出装置、106はCPU、107はメモリ、108は制御装置、109は制御装置内の回線状態保持部、110は制御装置内の接続制御部、111は制御装置内の試験パケット送信部、112は制御装置内の試験パケット受信部、113は制御装置内の試験制御部、114は制御装置内のネットワーク監視装置メッセージ送信制御部を表す。
【0029】
回線ポート103A、103B、104はそれぞれ図示されない隣のL2スイッチや加入者、もしくはtelnetや、SNMPを用いてネットワークの監視装置に接続されており、イーサネット(R)や、VLANの形式によりトラフィックが導通するものである。ここでは、ネットワーク監視装置は回線ポート104に接続されていると仮定する。また、導通を確認する対象のL2スイッチは回線ポート103Aに接続されていると仮定する。
【0030】
図1の原理図に示すように、L2スイッチから見た回線はそれぞれ図示されない隣のL2スイッチや加入者、もしくはtelnetや、SNMPを用いてネットワークの監視装置に接続されているのが回線103A、103B、104である。発明の特性上、パケットを送信するL2スイッチと、パケットを受信するL2スイッチの動作に分けられる。
【0031】
送信側の動作を説明する。ネットワーク監視装置は回線ポート104に接続されていると仮定する。また、導通を確認する対象のL2スイッチは回線ポート103Aに接続されていると仮定する。
【0032】
ネットワークの監視装置から、回線ポート104を経由して、試験モードの設定と試験パケットの送信を指示されると制御装置108内の試験制御部113から試験パケット送信制御部111に試験パケット送信指示がされ試験用MACアドレスを宛先とする試験パケットを生成し、スイッチ101を経由して指定回線ポート103Aに送信される。このとき試験パケットの個別部には試験対象のVLAN番号が設定される。
【0033】
次に、受信側の動作を説明する。ネットワーク監視装置は回線ポート104に接続されていると仮定する。また、導通を確認する対象のL2スイッチは回線ポート103Aに接続されていると仮定する。
【0034】
ネットワークの監視装置から、回線ポート104を経由して、試験モードの設定がされると、制御装置108内の試験制御部113から試験パケット受信部112を経て個別MAC検出装置105に対して試験用MACアドレスを宛先に持つ試験パケットの検出を指示する。
【0035】
試験モード設定がされていない場合は、通常回線ポート103Aから入力されたパケットは入力パケット解析装置102を経て設定されたVLANの回線へとスイッチ部101にてスイッチングされるが、試験モード設定時は、個別MAC検出装置105において試験パケットを検出時に制御装置108に通知する設定がされているため、受信した試験パケットを受信した回線ポート番号の情報と共に制御装置108へ送る。
【0036】
制御装置108では、試験パケット受信部112にて試験MACアドレスの正常性を確認後、試験制御部113へ送る。試験制御部113では設定されている試験モードにより動作が異なる。試験制御部113で導通確認モードが設定されている場合、試験パケット送信制御部111にて受信した試験パケットの宛先MAC、送信元MACアドレスを入れ替えて受信したポートに対して返信する。
【0037】
試験制御部113でスイッチ導通トレースモードが設定されている場合、試験パケットの個別部の試験対象のVLAN番号を接続制御部110にて正常性を確認した後、試験対象VLANに属しているポートの状態を回線状態保持部109にて確認後、VLANが属する回線ポート全てへ試験パケットを転送する。このとき試験パケットを受信したポートに対しては転送しない。また、これと同時にネットワーク監視装置メッセージ送信制御部114を経由して試験パケットが通過したことをネットワーク監視装置に通知する。また、試験制御部113にて同一試験パケットを複数のポートから受信したことを検出した場合、ネットワーク監視装置メッセージ送信制御部114を経由してネットワーク内にループが有ることをネットワーク監視装置へ通知する。
【0038】
このように、本発明の実施形態によれば、試験用MACアドレスを宛先とするパケットと、受信時の試験動作モードの定義により隣り合ったL2スイッチ間もしくは複数のL2スイッチを跨いだパケット導通の正常性(導通確認モード)や、どのL2スイッチを通過して導通しているかの検証(スイッチ導通トレースモード)、さらにネットワークのループの検出が行える。
【0039】
本発明の実施例の構成を図2に示す。図2は一般的な広域イーサネット(R)サービスのネットワーク階梯をモデル化したものである。201〜206はレイヤ2スイッチ(以下、L2SW)で、201はコアL2SW、202は集約L2SW、203はエッジL2SWとする。207はネットワーク監視装置である。201〜206のL2SW間はイーサネット(R)で接続される。
【0040】
201〜206のL2SWと、207のネットワーク監視装置は、イーサネット(R)で接続され、telnetによるコマンドインタフェースまたは、SNMPによってインタフェースしている。
【0041】
次に、本発明の実施例の動作について説明する。試験には、動作モードがあり、動作モードにより各スイッチでの試験パケット受信時の動作が異なる。動作モードは、ネットワーク監視装置から設定される。
【0042】
動作モードは導通確認モードと、スイッチ導通トレースモードがありそれぞれの動作について説明する。
【0043】
まず、導通確認モードの説明を行う。図1の本発明の原理図にもとづく動作を説明し、続いて、図2の本発明の実施例の動作を図3に示すシーケンス図と図5〜図6に示す試験パケットフォーマットさらに、図8〜図10の処理フロー図を用いて説明する。発明の特性上、パケットを送信するL2SWと、パケットを受信するL2SWの動作に分けられる。
【0044】
以下に導通確認モードの送信L2SW側の動作を説明する。図1においてネットワーク監視装置は回線ポート104に接続されていると仮定する。また、導通を確認する対象のL2スイッチは回線ポート103Aに接続されていると仮定する。
【0045】
ネットワークの監視装置から、回線ポート104を経由して、試験モード、試験VLAN番号の指定、試験パケットの送信回線ポートを設定されると試験制御部113に通知され、試験制御部113から試験パケット受信部112を経て個別MAC検出装置105に対して送信した試験パケットの応答パケットを受信するため自装置MACアドレスを宛先に持つ試験パケットの検出を指示する。
【0046】
次に、試験制御部113から試験パケット送信制御部111に試験パケット送信指示がされ試験用MACアドレスを宛先とする試験パケットを生成し試験VLAN、試験モード、試験番号を設定した後、スイッチ101を経由して指定回線ポート103Aに送信される。
【0047】
以下に導通確認モードの受信L2SW側の動作を説明する。ネットワーク監視装置は回線ポート104に接続されていると仮定する。また、試験パケット送信スイッチは回線ポート103Aに接続されていると仮定する。
【0048】
ネットワークの監視装置から、回線ポート104を経由して、試験モードを設定されると、試験制御部113に通知され試験制御部113から試験パケット受信部112を経て個別MAC検出装置105に対して試験パケットを受信するため試験パケットMACアドレスを宛先に持つ試験パケットの検出を指示する。また、個別MAC検出装置105は、入力パケット解析装置102に対して受信したパケットを個別MAC検出装置105へ通知するように設定する。
【0049】
次に、回線ポート103Aからパケットを受信すると、入力パケット解析装置102を経て個別MAC検出装置105へ渡され受信したパケットが、試験用MACアドレスを宛先とする試験パケットだった場合は試験パケット受信部112へ通知され試験パケットの正常性を確認した後、受信した回線ポート103Aのポート番号情報と併せて試験制御部113へ渡される。
【0050】
試験制御部113では試験モードを確認し、導通確認モードの場合、自装置に設定されているスイッチ名を試験パケットに設定し、試験パケット送信部111へ送信する回線ポート番号情報と併せて試験パケットの返信要求を行う。試験パケット送信部111では、試験パケットのSAとDAのMACアドレスを入れ替え後指定回線ポート103Aへ試験パケットを返信する。
【0051】
図3において試験パケット送信L2SWを図2におけるL2SW201とし、図3の試験パケット中継L2SWは図2のL2SW202とする。図3の導通確認対象L2SWは図2のL2SW204とする。図3のネットワーク監視装置は図2のネットワーク監視装置207とする。L2SW201から送信される試験パケットのフォーマットを図5に示す。L2SW204から返信される試験パケットのフォーマットを図6に示す。試験パケット送信L2SWにおける送信フローチャートを図8に示す。試験パケット送信L2SWにおける受信フローチャートを図9に示す。導通確認対象L2SWにおける送受信フローチャートを図10に示す。
【0052】
図3において、ネットワーク監視装置から試験パケット送信L2SWに対して導通確認モード設定を行う(1)。同様に、ネットワーク監視装置から導通確認対象L2SWに対して導通確認モード設定を行う(2)。図2において、L2SW201、L2SW204は導通確認モード設定状態となる。
【0053】
図3において、ネットワーク監視装置から試験パケット送信L2SWに対して試験パケット送信要求(3)を行う。このとき同時に、試験VLAN番号の指定、試験パケットの送信回線ポートを設定も行う。送信要求された試験パケット送信L2SWは、図5のフォーマットの試験パケットを、図8に示すフローチャートに従って編集する。まず、ネットワーク監視装置から設定された試験モードの判別を行う(図8のS801、S802)。導通確認モード時、図5のDA〜パディングまでの設定を行う(図8のS803〜S811)。返信された試験フレームを受信するため図1の個別MAC検出装置105へ自装置のMACを登録する(図8のS812)。
【0054】
図3において、試験ネットワーク監視装置から指定された回線ポートへ試験パケットを送信する(4)(図8のS813)。図5のFCSは送信時に図1の試験パケット送信部111内のハードウェアで自動計算され設定される。試験パケットを受信した導通確認対象L2SWは、図1の入力パケット解析装置102を経て個別MAC検出装置105へ渡され、受信パケットのDAが試験用MACアドレスか判別される(図10のS1001)。試験用MACアドレスをDAにもつパケットである場合、受信した回線ポート番号情報と共に図1の試験パケット受信部112を経由して、図113の試験制御部に渡され導通確認モード時には、図6のフォーマットの返信パケットを生成する。自装置に設定されているスイッチ名を読み出して(図10のS1005)スイッチ名の長さを計算する(図10のS1006)。スイッチ名の長さを計算した後図6のsysname_lengthフィールドへ設定する(図10のS1007)。スイッチ名を図6のsysname フィールドへ設定する(図10のS1008)。試験パケットのSAとDAのMACアドレスを入れ替え(図10のS1009)設定する。
【0055】
図3において受信した回線ポートへ試験パケットを返信(5)(図10のS1010)。返信された試験パケットを受信した試験パケット送信L2SWは図1の入力パケット解析装置102を経て個別MAC検出装置105へ渡され、受信パケットのDAが自装置のMACアドレスか判別される(図9のS901)。自装置にMACアドレスをDAにもつパケットである場合試験モードを判別し(図9のS902、S903)導通確認モードの場合、返信された図6で示されるフォーマットで試験パケットの正常性を判別する(S904〜S910)。正常性が確認できると図6に設定されているsysname_length分sysname を読み出し(図9のS911)、図3においてネットワーク監視装置へ導通確認試験の結果通知と共に通知される(6)(図9のS912)。
【0056】
図3においてネットワーク監視装置から試験パケット送信L2SWに導通確認モード解除(7)、導通確認対象L2SWに導通確認モード解除(8)する。試験モードを解除されるとそれぞれのL2SWにおける図1内個別MAC検出装置105に対する設定をクリアする。
【0057】
次に、スイッチ導通トレースモードの説明を行う。図1の本発明の原理図にもとづく動作を説明し、続いて、図2の本発明の実施例の動作を図4に示すシーケンス図と図7に示す試験パケットフォーマットさらに、図8、図10、図11の処理フロー図を用いて説明する。発明の特性上、パケットを送信するL2SWと、パケットを受信するL2SWの動作に分けられる。
【0058】
以下にスイッチ導通トレースモードの送信L2SW側の動作を説明する。図1においてネットワーク監視装置は回線ポート104に接続されていると仮定する。また、導通を確認する対象のL2スイッチは回線ポート103Aに接続されていると仮定する。
【0059】
ネットワークの監視装置から、回線ポート104を経由して、試験モード、試験VLAN番号の指定、試験パケットの送信回線ポート、試験終了時間(agingtime )を設定されると試験制御部113に通知され、agingtime に指定された時間を設定する。
【0060】
次に、試験制御部113から試験パケット送信制御部111に試験パケット送信指示がされ試験用MACアドレスを宛先とする試験パケットを生成し試験VLAN、試験モード、試験番号を設定した後、スイッチ101を経由して指定回線ポート103Aに送信される。agingtime に指定された時間が満了すると試験モードは自動的に解除される。
【0061】
以下にスイッチ導通トレースモードの受信L2SW側の動作を説明する。ネットワーク監視装置は回線ポート104に接続されていると仮定する。また、試験パケット送信スイッチは回線ポート103Aに接続されていると仮定する。
【0062】
ネットワークの監視装置から、回線ポート104を経由して、試験モードを設定されると、試験制御部113に通知され試験制御部113から試験パケット受信部112を経て個別MAC検出装置105に対して試験パケットを受信するため試験パケットMACアドレスを宛先に持つ試験パケットの検出を指示する。また、個別MAC検出装置105は、入力パケット解析装置102に対して受信したパケットを個別MAC検出装置105へ通知するように設定する。
【0063】
次に、回線ポート103Aからパケットを受信すると、入力パケット解析装置102を経て個別MAC検出装置105へ渡され受信したパケットが、試験用MACアドレスを宛先とする試験パケットだった場合は試験パケット受信部112へ通知され試験パケットの正常性を確認した後、受信した回線ポート103Aのポート番号情報と併せて試験制御部113へ渡される。
【0064】
試験制御部113では試験モードを確認し、スイッチ導通トレースモードの場合、試験パケット内sw_countに1を加算する。次に、試験対象のVLANが属しているポート番号を、接続制御部110から入手する。その回線ポート番号のうち、試験パケットを受信した回線ポート103A以外のポートへ試験パケットを送信すると同時に、ネットワーク監視装置へ試験パケット通過を通知する。これをネットワークエッジのL2SWまで繰り返すことによりネットワーク上のどのL2SWを通過しているかが検出可能である。
【0065】
試験制御部113では処理中試験パケット内のagingtime を保持し、減算していく。agingtime に指定された時間が満了すると試験モードは自動的に解除される。また、agingtime に指定された時間が満了以前に、同一試験番号をもつ試験パケットを受信した場合、ネットワーク監視装置へ試験パケット2重受信の通知を行うことでネットワークのループを検出する事が可能となる。
【0066】
図4において試験パケット送信L2SWを図2におけるL2SW201とし、図4の試験パケット中継L2SWは図2のL2SW202とする。図4の導通確認対象L2SWは図2のL2SW204とする。図4のネットワーク監視装置は図2のネットワーク監視装置207とする。
【0067】
L2SW201から送信される試験パケットのフォーマットを図7に示す。L2SW202、204から送信される試験パケットのフォーマットも図7に示すフォーマットを使用する。
【0068】
試験パケット送信L2SWにおける送信フローチャートを図8に示す。試験パケット中継L2SW、試験パケット対象L2SWにおける送受信フローチャートを図10、図11に示す。
【0069】
図4において、ネットワーク監視装置から試験パケット送信L2SWに対してスイッチ導通トレースモード設定を行う(1)。ネットワーク監視装置から試験パケット中継L2SWに対してスイッチ導通トレースモード設定を行う(2)。ネットワーク監視装置から試験パケット対象L2SWに対してスイッチ導通トレースモード設定を行う(3)。図2において、L2SW201、L2SW202、L2SW204はスイッチ導通トレースモード設定状態となる。
【0070】
図4において、ネットワーク監視装置から試験パケット送信L2SWに対して試験パケット送信要求(4)を行う。このとき同時に、試験VLAN番号の指定、試験パケットの送信回線ポート、試験終了時間(agingtime )設定も行う。
【0071】
送信要求された試験パケット送信L2SWは、図7のフォーマットの試験パケットを、図8に示すフローチャートに従って編集する。まず、ネットワーク監視装置から設定された試験モードの判別を行う図8のS801、S802、S814)。スイッチ導通トレースモード時、図7のDA〜パディングまでの設定を行う(図8のS815〜S824)。
【0072】
図4において、試験ネットワーク監視装置から指定された回線ポートへ試験パケットを送信する(5)(図8のS825)。図7のFCSは送信時に図1の試験パケット送信部111内のハードウェアで自動計算され設定される。
【0073】
試験パケットを受信した試験パケット中継L2SWは、図1の入力パケット解析装置102を経て個別MAC検出装置105へ渡され、受信パケットのDAが試験用MACアドレスか判別される(図10のS1001)。試験用MACアドレスをDAにもつパケットである場合、受信した回線ポート番号情報と共に図1の試験パケット受信部112を経由して、図113の試験制御部に渡され、モード判定を行う(図10のS1004、S1011)。スイッチ導通トレースモード時、試験状態がエージング処理中の判定を行い(図10のS1012)、処理中でない場合、図7のフォーマットのsw_countに1加算する(図10のS1013)。編集した試験パケットを次のL2SWへ転送するため試験対象VLANが属している回線ポート情報を収集する(図10のS1014)。収集した回線ポートから試験パケットを受信した回線ポートを除いた回線ポート全てに対して試験パケットを転送する(図10のS1015)。
【0074】
図7の試験パケット内エージング時間(agingtime )を図1における試験制御装置113内のエージングカウンタに設定(図10のS1016)。図1における試験制御装置113内試験状態をエージング処理状態へ設定(図10のS1016)した後、ネットワーク監視装置へ試験パケットが通過したことを通知(図10のS1017、図4の6)。
【0075】
もし、試験状態が、エージング処理中に同一図7におけるtest_no をもつ試験パケットを受信した場合ネットワークにループが発生していると判断し、ネットワーク受信装置に2重パケット受信を通知し(図10のS1019)、受信パケットを廃棄する(図10のS1020)。
【0076】
以降試験パケット対象L2SWについても試験パケット中継L2SWと同じ処理を行う。試験パケット対象L2SW以降は試験パケットを転送するL2SWが存在しないためエージング処理完了後自動的にスイッチ導通トレースモードは解除される(図11)。スイッチ導通トレースモード解除は、ネットワーク監視装置からの指示で解除可能である(図4の10、11、12)。
【0077】
次に、本発明の他の実施例について説明する。上述した実施例においてはコアL2SWからエッジL2SW方向の実施例を示したが、エッジL2SWからコアL2SW方向の試験も実施可能である。また、上述した実施例では、IEEE 802.1QVLANフレームを例に示したが、VLANタグを多重スタッキングしたフレームについても実施可能である。
【0078】
【発明の効果】
本発明によれば、イーサネット(R)ワークにおいて時間とコストのかかるネットワーク設備の検証、例えば、パケットの導通確認や、導通ルートのトレース、ネットワークループの検出を選択、設定し、遠隔操作により簡単に検証できるので、ネットワーク保守のコストダウンを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態の構成を示すブロック図である。
【図3】導通確認モードを示すシーケンス図である。
【図4】スイッチ導通トレースモードを示すシーケンス図である。
【図5】導通確認モードにおける送信試験パケットのフォーマットを示す図である。
【図6】導通確認モードにおける返信試験パケットのフォーマットを示す図である。
【図7】スイッチ導通トレースモードにおける送信試験パケットのフォーマットを示す図である。
【図8】試験パケット送信L2SWにおける送信フローチャートである。
【図9】試験パケット送信L2SWにおける受信フローチャートである。
【図10】導通確認対象L2SWにおける送受信フローチャートである。
【図11】試験パケット受信L2SWにおけるエージング処理フローチャートである。
【図12】本発明にかかり、従来における一般的構成図である。
【符号の説明】
101 スイッチ
102 入力パケット解析装置
103A 回線ポート
103B 回線ポート
104 回線ポート
105 個別MAC検出装置
106 CPU
107 メモリ
108 制御装置
109 回線状態保持部
110 接続制御部
111 試験パケット送信部
112 試験パケット受信部
113 試験制御部
114 メッセージ送信制御部
201〜206 レイヤ2スイッチ(L2SW)
207 ネットワーク監視装置

Claims (14)

  1. 試験用MACアドレスを含む試験用パケットを送信する送信L2スイッチと、
    導通の確認対象であり、前記試験用パケットを受信する受信L2スイッチと、
    ネットワーク監視装置とがネットワークで接続されたL2スイッチ導通確認システムであって、
    前記ネットワーク監視装置は、
    試験モードの設定を前記受信L2スイッチに指示する試験モード設定指示手段と、
    前記試験モードの設定および前記試験用パケットの送信を前記送信L2スイッチに指示する試験用パケット送信指示手段と、
    試験結果を各L2スイッチより受信する試験結果受信手段とを有し、
    前記送信L2スイッチは、
    前記試験用パケット送信指示手段の指示により前記試験用MACアドレスを宛先とする前記試験用パケットを生成する試験用パケット生成手段と、
    前記試験用パケット生成手段により生成した前記試験用パケットを前記受信L2スイッチに送信する試験用パケット送信手段と、
    前記試験結果を前記ネットワーク監視装置に結果通知する結果通知手段とを有し、
    前記受信L2スイッチは、
    前記試験用パケット送信手段により送信された前記試験用パケットを受信する少なくとも1つの試験用パケット受信手段と、
    前記試験用パケット送信手段から受信した前記試験用パケットを検出する試験用パケット検出手段と、
    パケット導通の正常性を確認する導通確認モード、または、どのL2スイッチを通過して導通しているかを検証するスイッチ導通トレースモードのうち、前記試験モード設定指示手段により設定されたいずれか一方を行う試験モード実行手段と、
    前記試験用パケットが前記ネットワーク内を通過したことを前記ネットワーク監視装置に通知する通知手段とを有し、
    前記試験用パケットを前記ネットワーク内に通過させることによって、隣り合ったL2スイッチ間もしくは複数のL2スイッチを跨いだパケット導通の正常性、または、どのL2スイッチを通過して導通しているかの検証を行うことを特徴とするL2スイッチ導通確認システム。
  2. 前記通知手段は、前記試験用パケット検出手段によって、同一の試験用パケットが複数の前記試験用パケット受信手段から検出された場合、前記ネットワーク内にループが有ることを前記ネットワーク監視装置へ通知することを特徴とする請求項1記載のL2スイッチ導通確認システム。
  3. 前記導通確認モードは、前記送信L2スイッチが、前記試験用パケットを送信し、導通確認対象の前記受信L2スイッチが、前記試験用試験パケットを検出した場合、送信元のMACアドレスへ前記試験用パケットを返信し、前記送信L2スイッチが、返信された前記試験用パケットを検出し、前記ネットワーク監視装置に結果通知することによって、前記ネットワークの双方向の導通確認を行うことを特徴とする請求項1記載のL2スイッチ導通確認システム。
  4. スイッチ導通トレースモードは、前記L2送信スイッチが、前記試験用パケットを送信し、前記スイッチ導通トレースモードが指定されたL2スイッチが、前記試験用パケットを検出した場合、前記ネットワーク監視装置へSNMPを用いて通知し、前記ネットワーク監視装置が、通知されたSNMPメッセージの送信元IPアドレスおよびMIB個別情報から前記SNMP通知メッセージを送信したL2スイッチを特定し、前記試験用パケットが1対の固定ポート以外から入力されたことを検出することによって、前記ネットワーク内のループを検出することを特徴とする請求項1記載のL2スイッチ導通確認システム。
  5. ネットワーク監視装置と、導通確認対象のL2スイッチと、ネットワークを介して接続されるL2スイッチであって、
    前記ネットワーク監視装置および導通確認対象のL2スイッチとそれぞれ接続する2以上の回線接続手段と、
    前記ネットワーク監視装置から試験モードの設定および試験用パケットの送信を指示された際、試験パケット送信指示をする試験制御手段と、
    試験用MACアドレスを宛先とする試験用パケットを生成する試験用パケット送信制御手段と、
    前記試験用パケットの個別部に試験対象のVLAN番号を設定するVLAN番号設定手段と、
    前記導通確認対象のL2スイッチと接続する回線接続手段へ前記試験用パケットを送信する試験用パケット送信手段とを有し、
    前記ネットワークを介して前記導通確認対象のL2スイッチへ前記試験用パケットを送信し、試験結果を前記ネットワーク監視装置に通知することを特徴とするL2スイッチ。
  6. ネットワーク監視装置と、試験用MACアドレスを宛先に持つ試験用パケットを送信する送信L2スイッチと、ネットワークを介して接続され、導通確認対象とされるL2スイッチであって、
    前記ネットワーク監視装置および前記送信L2スイッチとそれぞれ接続する2以上の回線接続手段と、
    前記ネットワーク監視装置から試験モードの設定を指示された際、前記試験モードの設定をし、前記送信L2スイッチから受信した前記試験用パケットの検出を指示する試験制御手段と、
    前記試験用パケットを検出する個別MAC検出手段と、
    前記送信L2スイッチと接続された回線接続手段の番号情報とともに、前記受信した試験用パケットを移送する試験用パケット移送手段と、
    前記試験用パケットの試験用MACアドレスの正常性を確認後、前記試験制御手段に前記試験用パケットを送る試験用パケット受信手段とを有し、
    前記試験制御手段は、隣り合ったL2スイッチ間もしくは複数のL2スイッチを跨いだパケット導通の正常性を確認する導通確認モード、または、どのL2スイッチを通過して導通しているかを検証するスイッチ導通トレースモードのうち、予め設定されたいずれか一方の試験モードを行うことを特徴とするL2スイッチ。
  7. 入力されたパケットを解析する入力パケット解析手段と、
    スイッチングを行うスイッチ手段とをさらに有し、
    前記試験モードの設定がされていない場合、前記回線接続手段から入力されたパケットは、前記入力パケット解析手段を経て設定されたVLANの回線へとスイッチ手段にてスイッチングされることを特徴とする請求項6記載のL2スイッチ。
  8. 前記試験制御部で前記導通確認モードを設定されている場合、前記送信L2スイッチから受信した前記試験用パケットの宛先MACアドレスと送信元MACアドレスとを入れ替えて、前記試験用パケットを受信した前記回線接続手段に対して返信する試験パケット送信制御手段をさらに有することを特徴とする請求項6記載のL2スイッチ。
  9. 前記試験制御部で前記スイッチ導通トレースモードが設定されている場合、前記試験用パケットの個別部の試験対象のVLAN番号の正常性を確認する接続制御手段と、
    試験対象であるVLANに属している回線接続手段の状態を確認する回線状態保持手段とをさらに有し、
    前記試験用パケットを受信した回線接続手段以外の、前記VLANが属する回線接続手段全てへ前記試験用パケットを転送することを特徴とする請求項6記載のL2スイッチ。
  10. 前記スイッチ導通トレースモードが設定されている場合、前記試験用パケットを転送すると同時に、前記試験用パケットが通過したことを前記ネットワーク監視装置に通知することを特徴とする請求項6または9記載のL2スイッチ。
  11. 前記試験制御手段によって、同一の試験用パケットを複数の回線接続手段から受信したことを検出した場合、前記ネットワーク内にループが有ることを前記ネットワーク監視装置へ通知することを特徴とする請求項6記載のL2スイッチ。
  12. 試験用MACアドレスを含む試験用パケットを送信する送信L2スイッチと、
    導通の確認対象であり、前記試験用パケットを受信する受信L2スイッチと、
    ネットワーク監視装置とがネットワークで接続されたL2スイッチ導通確認システムで用いられるL2スイッチ導通確認方法であって、
    前記ネットワーク監視装置が、試験モードの設定を前記受信L2スイッチに指示し、前記試験用パケットの送信および前記試験モードの設定を前記送信L2スイッチに指示する試験用パケット送信指示工程と、
    前記送信L2スイッチが、前記試験用MACアドレスを宛先とする前記試験用パケットを生成する試験用パケット生成工程と、
    前記送信L2スイッチが、前記試験用パケット生成手段により生成した前記試験用パケットを前記受信L2スイッチに送信する試験用パケット送信工程と、
    前記受信L2スイッチが、前記試験用パケット送信手段から受信した前記試験用パケットを検出する試験用パケット検出工程と、
    前記試験用パケットを前記ネットワーク内に通過させることによって、パケット導通の正常性を確認する導通確認モード、または、どのL2スイッチを通過して導通しているかを検証するスイッチ導通トレースモードのうち、予め設定されたいずれか一方を行う試験モード実行工程と、
    前記試験用パケットが前記ネットワーク内を通過したことを前記ネットワーク監視装置に通知する通知工程とを有し、
    隣り合ったL2スイッチ間もしくは複数のL2スイッチを跨いだパケット導通の正常性、どのL2スイッチを通過して導通しているかの検証、および前記ネットワークのループの検出を行うことを特徴とするL2スイッチ導通確認方法。
  13. 前記導通確認モードは、前記送信L2スイッチが、前記試験用パケットを送信し、導通確認対象の前記受信L2スイッチが、前記試験用試験パケットを検出した場合、送信元のMACアドレスへ前記試験用パケットを返信し、前記送信L2スイッチが、返信された前記試験用パケットを検出することによって、前記ネットワークの双方向の導通確認を行うことを特徴とする請求項12記載のL2スイッチ導通確認方法。
  14. 前記スイッチ導通トレースモードは、前記L2送信スイッチが、前記試験用パケットを送信し、前記スイッチ導通トレースモードが指定されたL2スイッチが、前記試験用パケットを検出した場合、前記ネットワーク監視装置へSNMPを用いて通知し、前記ネットワーク監視装置が、通知されたSNMPメッセージの送信元IPアドレスおよびMIB個別情報から前記SNMP通知メッセージを送信したL2スイッチを特定し、前記試験用パケットが1対の固定ポート以外から入力されたことを検出することによって、前記ネットワーク内のループを検出することを特徴とする請求項12記載のL2スイッチ導通確認方法。
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