JP5718287B2 - ネットワーク障害監視システムおよび方法 - Google Patents
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本発明は、L2スイッチやL3スイッチなどのイーサネット(登録商標)スイッチがリニア接続されているポイントツーポイントネットワーク、またはメッシュ接続されているマルチアクセスネットワークにおいて、各区間の通信の正常性(障害の有無)を監視するネットワーク障害監視システムおよび方法に関する。
図5は、従来のネットワーク障害監視システムの構成例を示す。
図5において、ネットワーク障害監視システムは、イーサネットスイッチ11,12,13が物理回線21,22を介してリニア接続される。ここで、イーサネットスイッチ間の通信はタグVLAN(非特許文献1)により、1つの物理リンクの中に複数の論理回線(VLANパス)が多重して運用される。両端のイーサネットスイッチ間を結ぶVLAN端点に設定されるVLAN監視点31,32において、イーサネットOAM(非特許文献2,3)のような監視フレームの送受信により、VLANの通信の正常性(障害の有無)を監視する。隣接するイーサネットスイッチ間を結ぶ物理リンク端点間に設定される物理リンク監視点41,42と、物理リンク監視点43,43において、同様に監視フレームの送受信により、スイッチ間の通信の正常性(障害の有無)を監視する。
図5において、ネットワーク障害監視システムは、イーサネットスイッチ11,12,13が物理回線21,22を介してリニア接続される。ここで、イーサネットスイッチ間の通信はタグVLAN(非特許文献1)により、1つの物理リンクの中に複数の論理回線(VLANパス)が多重して運用される。両端のイーサネットスイッチ間を結ぶVLAN端点に設定されるVLAN監視点31,32において、イーサネットOAM(非特許文献2,3)のような監視フレームの送受信により、VLANの通信の正常性(障害の有無)を監視する。隣接するイーサネットスイッチ間を結ぶ物理リンク端点間に設定される物理リンク監視点41,42と、物理リンク監視点43,43において、同様に監視フレームの送受信により、スイッチ間の通信の正常性(障害の有無)を監視する。
IEEE802.1q -Virtual LANs
ITU-T Y.1731- OAM functions and mechansims for Ethernet based networks
IEEE802.1ag -Connectivity Fault Management
イーサネットOAMのような監視フレームを送受信することにより、特定の区間の監視が可能である。VLAN端点間の監視(以降、VLAN監視と記載)を行う場合、図5(1) に示すように、各VLAN端点にVLAN監視点31,32を割り当てる。VLAN監視では、特定のVLANの疎通性をEnd-to-Endで監視可能である。ただし、VLAN監視ではあくまでもVLAN端点間での疎通性確認のため、物理リンク障害発生時には、リンク障害箇所までを特定することができない。
物理リンク端点間の監視(以降、物理リンク監視と記載)を行う場合、図5(2) に示すように、各物理リンク端点に物理リンク監視点41,42と物理リンク監視点43,44を割り当てる。物理リンク監視では、特定のリンク間での疎通性確認を行うことにより、リンク障害個所の特定が可能である。ただし、リンク単位での疎通性確認のため、VLANの障害を特定することができない。
また、VLAN監視と物理リンク監視は同時に実行することが可能である。その場合は、図5(3) に示すように、VLAN端点と物理リンク端点の両方にVLAN監視点31、32と物理リンク監視点41,42,43,44を割り当てる。VLAN端点間の監視フレームの送受信と物理リンク端点間の監視フレームの送受信はそれぞれ独立して動作する。VLAN監視と物理リンク監視を同時に実行することにより、障害のあったVLAN、および物理リンク障害箇所を特定することが可能となるが、監視フレームの送受信を二重に行っているため、監視フレームによる帯域消費が問題となる。例えば、92バイトの監視フレームを 3.3ms間隔で送信した場合の消費帯域は 223kbps となる。また、VLANの数に比例して消費帯域が増加する。
本発明は、VLANの数に依存せずに一定の消費帯域でVLAN監視および物理リンク監視を同時に実施することができるネットワーク障害監視システムおよび方法を提供することを目的とする。
第1の発明は、複数のスイッチが物理回線を介して接続されたポイントツーポイントネットワークまたはマルチアクセスネットワークで、対向するVLAN監視点間でVLAN単位の監視フレームの送受信を行い、隣接するスイッチの物理リンク監視点間で物理リンク単位の監視フレームの送受信を行い、それぞれ各区間の障害の発生を監視するネットワーク障害監視システムにおいて、スイッチ内のVLAN監視点と物理リンク監視点との間に仮想VLAN監視点を配置し、対向するVLAN監視点で送受信されるVLAN単位の監視フレームを、スイッチ内のVLAN監視点と仮想VLAN監視点との間で送受信する手段と、物理リンク単位の監視フレームの送受信により検出された物理リンク単位の障害情報を仮想VLAN監視点まで転送し、あるいは一方のVLAN監視点で検出されたVLAN単位の障害情報を一方の仮想VLAN監視点から他方の仮想VLAN監視点まで転送する手段とを備え、物理リンク単位の障害情報またはVLAN単位の障害情報を仮想VLAN監視点が受信することにより対向するVLAN監視点間の障害として検出する構成である。
第1の発明のネットワーク障害監視システムにおいて、中継するスイッチの一方の物理リンク監視点と他方の物理リンク監視点との間に仮想VLAN監視点を配置し、当該仮想VLAN監視点で物理リンク単位の障害情報またはVLAN単位の障害情報を転送する構成である。
第2の発明は、複数のスイッチが物理回線を介して接続されたポイントツーポイントネットワークまたはマルチアクセスネットワークで、対向するVLAN監視点間でVLAN単位の監視フレームの送受信を行い、隣接するスイッチの物理リンク監視点間で物理リンク単位の監視フレームの送受信を行い、それぞれ各区間の障害の発生を監視するネットワーク障害監視方法において、スイッチ内のVLAN監視点と物理リンク監視点との間に仮想VLAN監視点を配置し、対向するVLAN監視点で送受信されるVLAN単位の監視フレームを、スイッチ内のVLAN監視点と仮想VLAN監視点との間で送受信し、物理リンク単位の監視フレームの送受信により検出された物理リンク単位の障害情報を仮想VLAN監視点まで転送し、あるいは一方のVLAN監視点で検出されたVLAN単位の障害情報を一方の仮想VLAN監視点から他方の仮想VLAN監視点まで転送し、物理リンク単位の障害情報またはVLAN単位の障害情報を仮想VLAN監視点が受信することにより、対向するVLAN監視点間の障害として検出する。
第2の発明のネットワーク障害監視方法において、中継するスイッチの一方の物理リンク監視点と他方の物理リンク監視点との間に仮想VLAN監視点を配置し、当該仮想VLAN監視点で物理リンク単位の障害情報またはVLAN単位の障害情報を転送する。
本発明は、スイッチに仮想VLAN監視点を実装し、VLAN単位の監視フレームの送受信をスイッチの内部処理で済ませることにより、物理リンクにおけるVLAN監視フレームの転送が不要となり、帯域消費を抑えることが可能となる。
また、従来技術では監視するVLANの数に比例して帯域消費が増加するが、本発明ではVLANの数に依存せず、物理リンク数に応じた一定の消費帯域でVLAN監視、および物理リンク監視を同時に実施することができる。
図1は、本発明のネットワーク障害監視システムの構成例を示す。
図1において、イーサネットスイッチ11とイーサネットスイッチ12が物理回線21を介して接続され、イーサネットスイッチ12とイーサネットスイッチ13,14が物理回線22,23を介して接続される。イーサネットスイッチ11とイーサネットスイッチ13との間、イーサネットスイッチ11とイーサネットスイッチ14との間にそれぞれVLANが設定される(図中、破線矢印で示す)。各VLAN端点には、VLAN単位に監視を行うためのVLAN監視点31,32と、VLAN監視点33,34が設定される。各イーサネットスイッチの対向する物理リンク端点には、物理リンク単位に監視を行うための物理リンク監視点41,42、物理リンク監視点43,44、物理リンク監視点45,46が設定される。さらに、本発明の特徴として、各イーサネットスイッチに各VLANに対応して仮想VLAN監視点51,52,53と、仮想VLAN監視点54,55,56を実装する。
図1において、イーサネットスイッチ11とイーサネットスイッチ12が物理回線21を介して接続され、イーサネットスイッチ12とイーサネットスイッチ13,14が物理回線22,23を介して接続される。イーサネットスイッチ11とイーサネットスイッチ13との間、イーサネットスイッチ11とイーサネットスイッチ14との間にそれぞれVLANが設定される(図中、破線矢印で示す)。各VLAN端点には、VLAN単位に監視を行うためのVLAN監視点31,32と、VLAN監視点33,34が設定される。各イーサネットスイッチの対向する物理リンク端点には、物理リンク単位に監視を行うための物理リンク監視点41,42、物理リンク監視点43,44、物理リンク監視点45,46が設定される。さらに、本発明の特徴として、各イーサネットスイッチに各VLANに対応して仮想VLAN監視点51,52,53と、仮想VLAN監視点54,55,56を実装する。
仮想VLAN監視点は、スイッチおよびVLANごとに存在し、属性値を持つ。VLAN端点となる(VLAN監視点31〜34を持つ)イーサネットスイッチ11,13,14の仮想VLAN監視点51,53,54,56は“End 属性”をもつ。VLAN中継点となるイーサネットスイッチ12の仮想VLAN監視点52,55は“Transit 属性”をもつ。1つの仮想VLAN監視点が“End 属性”と“Transit 属性”の両方の属性を持つこともできる。仮想VLAN監視点51〜56は1つまたは複数の物理リンク監視点41〜46と対応する。仮想VLAN監視点と物理リンク監視点との対応関係は、例えばMACアドレステーブルなどのイーサネットスイッチの保持情報から学習することができる。
(1) 正常時(障害未発生時)の動作
正常時(障害未発生時)の動作について図1を参照して説明する。VLAN障害および物理リンク障害の未発生時、例えばイーサネットスイッチ11の仮想VLAN監視点51は、イーサネットスイッチ11内のVLAN監視点31に対して対向VLAN監視点として動作し、対向するイーサネットスイッチ13のVLAN監視点32の代わりにVLAN監視フレームの送受信を行う。イーサネットスイッチ13においても仮想VLAN監視点53がVLAN監視点32に対して対向VLAN監視点として動作する。このとき、VLAN監視フレームの送受信は、イーサネットスイッチ11,13のそれぞれの内部処理となるため、各物理リンクを転送される監視フレームは、物理リンク端点間を送受信される監視フレームのみとなり、VLAN監視フレームを転送する場合に比べ消費帯域を削減することができる。イーサネットスイッチ11,14間のVLANについても同様である。
正常時(障害未発生時)の動作について図1を参照して説明する。VLAN障害および物理リンク障害の未発生時、例えばイーサネットスイッチ11の仮想VLAN監視点51は、イーサネットスイッチ11内のVLAN監視点31に対して対向VLAN監視点として動作し、対向するイーサネットスイッチ13のVLAN監視点32の代わりにVLAN監視フレームの送受信を行う。イーサネットスイッチ13においても仮想VLAN監視点53がVLAN監視点32に対して対向VLAN監視点として動作する。このとき、VLAN監視フレームの送受信は、イーサネットスイッチ11,13のそれぞれの内部処理となるため、各物理リンクを転送される監視フレームは、物理リンク端点間を送受信される監視フレームのみとなり、VLAN監視フレームを転送する場合に比べ消費帯域を削減することができる。イーサネットスイッチ11,14間のVLANについても同様である。
ただし、VLAN監視点31〜34より送信される、例えばイーサネットOAMのLoopback試験などの特定の監視フレームに対しては、仮想VLAN監視点51,53,54,56で終端せず、透過転送することで対向するVLAN監視点まで転送を行ってもよい。
また、VLAN障害および物理リンク障害の未発生時、仮想VLAN監視点51〜56は、同一イーサネットスイッチ内の対応付けされている物理リンク監視点41〜46に対しては何も作用しない。
(2) 物理リンク障害時の動作
物理リンク障害時の動作について図2を参照して説明する。なお、イーサネットスイッチ11〜14および物理回線21〜23の構成は図1と同じである。
物理リンク障害時の動作について図2を参照して説明する。なお、イーサネットスイッチ11〜14および物理回線21〜23の構成は図1と同じである。
物理リンク障害時、物理リンク監視点41〜46は物理リンク監視本来の動作により、障害の検知および障害箇所の特定を行う。物理リンク監視点41〜46には、1つ以上の仮想VLAN監視点51〜56が対応づけられている。図2の例では、物理回線22で障害が発生した場合、物理リンク監視点43,44は対応づけられている全ての仮想VLAN監視点52,53に対して物理リンク障害情報a,bを通知する。この処理はそれぞれイーサネットスイッチ12,13の内部処理として行われる。
イーサネットスイッチ12のTransit 属性の仮想VLAN監視点52は、物理リンク障害情報aを受け取ると、対応付けされている物理リンク監視点42,43のうち、障害検知していない物理リンク監視点(ここでは42)の数をカウントし、障害検知していない物理リンク監視点の数が1だった場合(2以上の場合は後述)、VLAN障害を通知するためのデータユニットcを生成し、障害検出していない物理リンク監視点42に対して送信する。仮想VLAN監視点52から物理リンク監視点42へのVLAN障害を通知するためのデータユニットcの送信は、イーサネットスイッチ12の内部転送により行われる。
イーサネットスイッチ12の物理リンク監視点42は、VLAN障害を通知するためのデータユニットcを受信すると、対向するイーサネットスイッチ11の物理リンク監視点41に対し、VLAN障害を通知するためのデータユニットdを送信する。例えば、物理リンク監視点41,42間で送受信している監視フレームにこの情報を載せて送信してもよい。
イーサネットスイッチ11の物理リンク監視点41は、VLAN障害を通知するためのデータユニットdを受け取ると、対応付けられている仮想VLAN監視点51に対してVLAN障害を通知するためのデータユニットeを送信する。
イーサネットスイッチ11のEnd 属性の仮想VLAN監視点51は、VLAN障害を通知するためのデータユニットeを受け取ると、ダウンする。一方、イーサネットスイッチ13のEnd 属性の仮想VLAN監視点53は、物理リンク監視点43より物理リンク障害情報bを受け取ると、ダウンする。これにより、VLAN監視点31と仮想VLAN監視点51との間、VLAN監視点32と仮想VLAN監視点53との間で、それぞれ監視フレームの送受信が停止する。VLAN監視点31,32では、監視フレームの送受信停止により、監視しているVLANにおいて障害が発生し、対向するVLAN監視点31,32間の通信ができないことを検知する。
(3) VLAN障害時の動作
VLAN障害時の動作について図3を参照して説明する。なお、イーサネットスイッチ11〜14および物理回線21〜23の構成は図1と同じである。
VLAN障害時の動作について図3を参照して説明する。なお、イーサネットスイッチ11〜14および物理回線21〜23の構成は図1と同じである。
特定のVLAN障害時、障害箇所のVLAN監視点が無効となると、対向するEnd 属性の仮想VLAN監視点がVLAN障害を検知する。図3の例では、イーサネットスイッチ13のVLAN監視点32に障害が発生した場合、対向する仮想VLAN監視点53が当該障害を検出する。このEnd 属性の仮想VLAN監視点53は、VLAN障害を通知するためのデータユニットaを生成し、障害検出していない物理リンク監視点44に対して送信する。仮想VLAN監視点53から物理リンク監視点44へのVLAN障害を通知するためのデータユニットaの送信は、イーサネットスイッチ13の内部転送により行われる。
イーサネットスイッチ13の物理リンク監視点44は、VLAN障害を通知するためのデータユニットaを受信すると、対向するイーサネットスイッチ12の物理リンク監視点43に対し、VLAN障害を通知するためのデータユニットbを送信する。例えば、物理リンク監視点43,44間で送受信している監視フレームにこの情報を載せて送信してもよい。
イーサネットスイッチ12の物理リンク監視点43は、VLAN障害を通知するためのデータユニットbを受け取ると、対応付けられている仮想VLAN監視点52に対してVLAN障害を通知するためのデータユニットcを送信する。
イーサネットスイッチ12のTransit 属性の仮想VLAN監視点52は、VLAN障害を通知するためのデータユニットcを受け取ると、対応付けされている物理リンク監視点42,43のうち、障害検知していない物理リンク監視点(ここでは42)の数をカウントし、障害検知していない物理リンク監視点の数が1だった場合(2以上の場合は後述)、VLAN障害を通知するためのデータユニットdを生成し、障害検出していない物理リンク監視点42に対して送信する。仮想VLAN監視点52から物理リンク監視点42へのVLAN障害を通知するためのデータユニットdの送信は、イーサネットスイッチ12の内部転送により行われる。
イーサネットスイッチ12の物理リンク監視点42は、VLAN障害を通知するためのデータユニットdを受信すると、対向するイーサネットスイッチ11の物理リンク監視点41に対し、VLAN障害を通知するためのデータユニットeを送信する。例えば、物理リンク監視点41,42間で送受信している監視フレームにこの情報を載せて送信してもよい。
イーサネットスイッチ11の物理リンク監視点41は、VLAN障害を通知するためのデータユニットeを受け取ると、対応付けられている仮想VLAN監視点51に対してVLAN障害を通知するためのデータユニットfを送信する。
イーサネットスイッチ11のEnd 属性の仮想VLAN監視点51は、VLAN障害を通知するためのデータユニットfを受け取ると、ダウンする。VLAN監視点31と仮想VLAN監視点51との間で、監視フレームの送受信が停止する。VLAN監視点31では、監視フレームの送受信停止により、監視しているVLANにおいて障害が発生し、対向するVLAN監視点31,32間の通信ができないことを検知する。
(4) マルチアクセスネットワークの場合
図4は、本発明が適用されるマルチアクセスネットワークの構成例を示す。
図4において、イーサネットスイッチ11とイーサネットスイッチ12が物理回線21を介して接続され、イーサネットスイッチ12とイーサネットスイッチ13,14が物理回線22,23を介して接続される。イーサネットスイッチ11とイーサネットスイッチ13,14の間に1つのVLANが設定される。VLAN端点には、VLAN単位に監視を行うためのVLAN監視点31,32,33が設定される。各イーサネットスイッチの対向する物理リンク端点には、物理リンク単位に監視を行うための物理リンク監視点41,42、物理リンク監視点43,44、物理リンク監視点45,46が設定される。さらに、本発明の特徴として、各イーサネットスイッチに各VLANに対応して仮想VLAN監視点51,52,53,54を実装する。
図4は、本発明が適用されるマルチアクセスネットワークの構成例を示す。
図4において、イーサネットスイッチ11とイーサネットスイッチ12が物理回線21を介して接続され、イーサネットスイッチ12とイーサネットスイッチ13,14が物理回線22,23を介して接続される。イーサネットスイッチ11とイーサネットスイッチ13,14の間に1つのVLANが設定される。VLAN端点には、VLAN単位に監視を行うためのVLAN監視点31,32,33が設定される。各イーサネットスイッチの対向する物理リンク端点には、物理リンク単位に監視を行うための物理リンク監視点41,42、物理リンク監視点43,44、物理リンク監視点45,46が設定される。さらに、本発明の特徴として、各イーサネットスイッチに各VLANに対応して仮想VLAN監視点51,52,53,54を実装する。
ここで、イーサネットスイッチ12の仮想VLAN監視点52には、物理リンク監視点42,43,45が接続される。図2に示す物理回線22の物理リンク障害時において、イーサネットスイッチ12のTransit 属性の仮想VLAN監視点52は、物理リンク障害情報aを受け取ると、対応付けされている物理リンク監視点42,43,45のうち、障害検知していない物理リンク監視点(ここでは42,45)の数をカウントし、障害検知していない物理リンク監視点の数が2以上の場合、複数のVLAN監視点が存在していると判断し、VLAN障害を通知するための動作は行わない。図3に示すVLAN障害に対する場合も同様である。
11,12,13 イーサネットスイッチ
21,22 物理回線
31,32,33,34 VLAN監視点
41,42,43,44,45,46 物理リンク監視点
51,52,53,54,55,56 仮想VLAN監視点
21,22 物理回線
31,32,33,34 VLAN監視点
41,42,43,44,45,46 物理リンク監視点
51,52,53,54,55,56 仮想VLAN監視点
Claims (4)
- 複数のスイッチが物理回線を介して接続されたポイントツーポイントネットワークまたはマルチアクセスネットワークで、対向するVLAN監視点間でVLAN単位の監視フレームの送受信を行い、隣接するスイッチの物理リンク監視点間で物理リンク単位の監視フレームの送受信を行い、それぞれ各区間の障害の発生を監視するネットワーク障害監視システムにおいて、
前記スイッチ内の前記VLAN監視点と前記物理リンク監視点との間に仮想VLAN監視点を配置し、前記対向するVLAN監視点で送受信される前記VLAN単位の監視フレームを、前記スイッチ内のVLAN監視点と仮想VLAN監視点との間で送受信する手段と、
前記物理リンク単位の監視フレームの送受信により検出された前記物理リンク単位の障害情報を前記仮想VLAN監視点まで転送し、あるいは一方のVLAN監視点で検出された前記VLAN単位の障害情報を一方の仮想VLAN監視点から他方の仮想VLAN監視点まで転送する手段と
を備え、前記物理リンク単位の障害情報または前記VLAN単位の障害情報を前記仮想VLAN監視点が受信することにより前記対向するVLAN監視点間の障害として検出する構成である
ことを特徴とするネットワーク障害監視システム。 - 請求項1に記載のネットワーク障害監視システムにおいて、
中継するスイッチの一方の物理リンク監視点と他方の物理リンク監視点との間に仮想VLAN監視点を配置し、当該仮想VLAN監視点で前記物理リンク単位の障害情報または前記VLAN単位の障害情報を転送する構成である
ことを特徴とするネットワーク障害監視システム。 - 複数のスイッチが物理回線を介して接続されたポイントツーポイントネットワークまたはマルチアクセスネットワークで、対向するVLAN監視点間でVLAN単位の監視フレームの送受信を行い、隣接するスイッチの物理リンク監視点間で物理リンク単位の監視フレームの送受信を行い、それぞれ各区間の障害の発生を監視するネットワーク障害監視方法において、
前記スイッチ内の前記VLAN監視点と前記物理リンク監視点との間に仮想VLAN監視点を配置し、前記対向するVLAN監視点で送受信される前記VLAN単位の監視フレームを、前記スイッチ内のVLAN監視点と仮想VLAN監視点との間で送受信し、
前記物理リンク単位の監視フレームの送受信により検出された前記物理リンク単位の障害情報を前記仮想VLAN監視点まで転送し、あるいは一方のVLAN監視点で検出された前記VLAN単位の障害情報を一方の仮想VLAN監視点から他方の仮想VLAN監視点まで転送し、
前記物理リンク単位の障害情報または前記VLAN単位の障害情報を前記仮想VLAN監視点が受信することにより、前記対向するVLAN監視点間の障害として検出する
ことを特徴とするネットワーク障害監視方法。 - 請求項3に記載のネットワーク障害監視方法において、
中継するスイッチの一方の物理リンク監視点と他方の物理リンク監視点との間に仮想VLAN監視点を配置し、当該仮想VLAN監視点で前記物理リンク単位の障害情報または前記VLAN単位の障害情報を転送する
ことを特徴とするネットワーク障害監視方法。
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