JP2004363744A - 受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者が、放送時間が短い番組の放送時間を簡単に把握でき、また、放送時間が長い番組が電子番組表に表示できる時間帯以上の放送時間なのかどうかを簡単に把握できる電子番組表を表示できるデジタル放送受信装置を提供する。
【解決手段】デジタル放送受信装置1の制御部(CPU)13は、番組情報をメモリ部14から取得し、取得した番組情報の中の放送時間が、20分以上であるか否かを判定する。番組の放送時間が、20分以上の場合は、表示領域内にラージフォントを用いて番組名を表示し、番組の放送時間が20分未満の場合は、表示領域内にスモールフォントを用いて番組名を表示する。番組名を表示した後、番組の放送時間が3時間を越えるか否かを判定する。番組の放送時間が3時間を越える場合は、番組情報を表示する領域の色を灰色に変更し、番組の放送時間が3時間以下の場合は、番組情報を表示する領域の色を白色に変更する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、受信装置に関し、より詳細には、電子番組表を表示する際に、番組の放送時間の長さによって、該番組の番組情報を表示する文字の形態や該番組の番組情報を表示する領域の表示形態を変更して表示することにより、利用者に番組の放送時間の長さをわかりやすく表示することができる電子番組表表示機能を備えたデジタル放送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、国内では、BS(Broadcasting Satellite)デジタル放送が開始され、今後、地上波デジタル放送等が計画されており、これらに対応した受信装置が種々提案されている。これらのデジタル放送では、映像データ、音声データ、および、データ放送のデータといった番組のデータが送信され、さらに、番組に関する情報を含むSI(Service Information)情報といったデータも送信される。これらのデータは、それぞれ異なったPID(パケット識別子)により識別されるパケット単位で構成され、さらに、これらのパケットは、ISO/IEC13818−1で規定されているトランスポートストリームとしてまとめられて送信される。
【0003】
SI情報には、サービス記述テーブルSDT(Service Description Table)、イベント情報テーブルEIT(Event Information Table)、時刻オフセットテーブルTOT(Time Offset Table)等が存在する。SDTには、編成チャネルの名称など、編成チャネルに関する情報が含まれる。また、EITは、番組の名称、放送日時、番組の内容、出演者などの番組に関する情報(以下、番組情報という)を伝送する。尚、SI情報の詳細については、社団法人電波産業会の規格 ARIB STD−B10等に記載されている。
【0004】
EITで伝送される番組情報を用いて、利用者に放送番組の情報を提示する機能が電子番組表である。一般的な電子番組表は、縦軸と横軸としてそれぞれ時刻と放送チャネルを用い、番組毎に、該番組の放送時間と放送チャネルにより決まる領域を確保し、各番組の名称等の番組情報を確保した領域に表示することで、番組情報を利用者に提示している。
【0005】
EITで伝送される番組情報は、例えば、8日分の番組情報が伝送されるが、市販のテレビ等のモニタの解像度では、8日分全部の番組情報を表示できないため、放送時間の範囲と放送チャネルの数を限定して表示している。ところが、番組の放送時間が短いと、該番組の番組情報を表示する領域の幅が狭くなり、番組の名称(タイトル)がその領域に入りきらない場合がでてくる。タイトルがその領域に入らない場合は、タイトルの一部を省略して表示している。
【0006】
電子番組表を表示できる従来技術として、特開平10−28244号公報(情報表示装置)に記載されているように、電子番組ガイド(電子番組表)を表示する際に、各番組のセル(領域)に表示すべき情報の文字数等の情報量に応じて、各番組のセルの大きさ(高さ)を変更することによって、長い文字数のタイトルも省略されることなく表示できるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開平10−28244号公報(第3−5頁、第1図)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、番組の放送時間は、1分以下の短いものから、数十時間に及ぶ長いものまで様々であることが想定される。電子番組表に表示される一つ一つの番組の領域の大きさは、電子番組表に表示される時間帯に対して相対的な大きさで表現され、その領域の大きさ(幅)から、番組の放送時間の長さが判断できる。ところが、上述した従来技術では、番組の放送時間が短くなると、該番組の領域の幅が狭くなるため、該番組の放送時間の判別精度が悪くなり、番組の放送時間が利用者にとって解りにくくなる可能性がある。また、放送時間が長い番組については、電子番組表に表示する時間帯に収まりきれない場合があるため、該番組の全体の放送時間の長さがどれくらいか、利用者にとって解らない可能性が有る。
【0009】
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、電子番組表を表示する際に、番組の放送時間の長さによって、番組情報を表示する文字の形態や番組情報を表示する領域の表示形態を変更して表示することにより、番組の放送時間の長さを判別することを可能とした電子番組表表示機能を有するデジタル放送受信装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、番組に関する番組情報を各番組の放送時間と放送チャネルにより決定される領域に表示する電子番組表表示機能を備えた受信装置において、番組の放送時間の長さによって、該番組の番組情報の表示形態を変更して表示する表示手段を有することを特徴とするもので、例えば、チューナ・復調部と、TSデコーダと、制御部と、メモリ部と、AVデコーダと、グラフィックス生成部と、混合部と、音声出力部と、映像表示部と、操作部とから構成されるデジタル放送受信装置であって、メモリ部は、番組情報を格納する領域を有し、取得した番組情報を前記メモリ部に格納し、時刻とチャネルを軸として、テーブル状に番組情報を配置した電子番組表を作成して表示する際に、番組の放送時間の長さによって、番組の表示方法を変更して表示するようにしたものである。
【0011】
また、前記表示手段が変更して表示する表示形態は、番組情報を表示する文字のフォントの大きさであることを特徴とするもので、例えば、電子番組表を作成して表示する際に、番組の表示方法として、番組の表示に使用する文字のフォントの大きさを変更して表示するようにしたものである。
【0012】
また、前記表示手段が変更して表示する表示形態は、番組情報を表示する文字のフォントの種類であることを特徴とするもので、例えば、電子番組表を作成して表示する際に、番組の表示方法として、番組の表示に使用する文字のフォントの種類を変更して表示するようにしたものである。
【0013】
また、前記表示手段が変更して表示する表示形態は、番組情報を表示する領域の色であることを特徴とするもので、例えば、電子番組表を作成して表示する際に、番組の表示方法として、番組の領域の表示に使用する色を変更して表示するようにしたものである。
【0014】
また、前記表示手段が変更して表示する表示形態は、番組情報を表示する領域の枠の形状であることを特徴とするもので、例えば、電子番組表を作成して表示する際に、番組の表示方法として、番組の領域を表示する形状を変更して表示するようにしたものである。
【0015】
また、前記表示手段が変更して表示する表示形態は、番組情報を表示する領域に表示するアイコンであることを特徴とするもので、例えば、電子番組表を作成して表示する際に、番組の表示方法として、番組の領域に表示するアイコンを変更して表示するようにしたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明によるデジタル放送受信装置の一実施例の構成を示す図であり、図1において、デジタル放送受信装置1内にあるチューナ・復調部11は、アンテナ(図示せず)で受信したデジタル放送信号を受信信号入力端子20から受取り、デジタル放送信号の選局とデジタル放送信号の信号形態に従った復調及び誤り訂正を行って、多重化デジタルデータを生成する。TS(トランスポートストリーム)デコーダ12は、チューナ・復調部11から出力された多重化デジタルデータをデコードしてTSデータを抽出する。制御部(CPU)13は、デジタル放送受信装置1全体を統括制御するものであり、メモリ部14は、TSデコーダ12で抽出されたTSデータの他、デジタル放送受信装置1で使用されるデータを格納し、また、メモリ部14の一部に番組情報14aを格納する。
【0017】
番組情報14aには、例えば、デジタル放送で送信されるSI情報の中のEITにより伝送される放送番組の情報、例えば、番組の名称、放送日時、番組の内容、出演者などの番組に関する情報が格納される。番組情報14aに格納する番組情報は、デジタル放送により送信されるSI情報に限らず、デジタル放送受信装置1の構成として、インターネットに接続できる構成を取る場合は、インターネットから取得した番組情報を格納しても良い。同様に、デジタル放送受信装置1の構成として、メモリカードやハードディスク等の外部記憶装置を接続できる構成を取る場合、外部記憶装置に格納された番組情報を取得して格納しても良い。
【0018】
AV(オーディオビジュアル)デコーダ15は、TSデコーダ12から出力されたTSデータをデコードして音声信号及び映像信号を生成する。グラフィックス生成部16は、映像表示部19への文字表示機能(オン・スクリーン・ディスプレイ(OSD)を含む)の情報を生成する。混合部17は、AVデコーダ15から出力された映像信号とグラフィックス生成部16から出力された文字表示機能の情報を混合して混合映像信号を出力し、映像表示部19は、混合部17から出力された混合映像信号を表示する。音声出力部18は、AVデコーダ15から出力された音声信号を出力する。操作部10は、デジタル放送受信装置1本体に設けられた利用者が操作するための操作部で、リモートコントローラ(リモコン)2から出力された信号を受信する受信部を含んでいる。
【0019】
次に、上述したデジタル放送受信装置の一実施例において、電子番組表を作成して表示する際の表示規則の一例について説明する。電子番組表は、横軸に時刻、縦軸にチャネルを軸として用いることとし、横軸、つまり、表示する放送時間の全体の長さを3時間、そして、縦軸、つまり、チャネル数を5とする。表示画面の1画素を1ピクセルと定義して、時間軸(横軸)については、1分を3ピクセルとし、チャネル(縦軸)については、1チャネルを45ピクセルとする。また、電子番組表を表示するために使用するフォントの大きさ(サイズ)は、大きいフォント(ラージフォント)と、小さいフォント(スモールフォント)の2種類とし、ラージフォントは、縦横が24ピクセル×24ピクセル、スモールフォントは、縦横が12ピクセル×12ピクセルとする。
【0020】
上記の条件で、例として15分の番組を表示する場合、15分の番組は、時間軸で45ピクセルに相当し、従って、横方向に、ラージフォントでは1文字、スモールフォントでは3文字の表示を行うことができる。また、縦方向については、1チャネルが45ピクセルなので、ラージフォントでは1文字、スモールフォントでは3文字の表示を行うことが可能である。従って、15分の番組の領域に、ラージフォントでは1文字、スモールフォントでは9文字の文字を表示できる。
【0021】
電子番組表の各番組の領域には、番組名を表示する。このとき、表示する番組名の全ての文字をその番組の領域に表示できない場合は、表示できる文字数の番組名の文字の内、最後の文字を「…」に置き換えて表示することとする。番組名は、番組の放送時間の長さが20分以上の場合は、ラージフォントを用い、20分未満の場合は、スモールフォントを用いることとする。
【0022】
また、番組の放送時間が、全体の表示時間である3時間を越える番組については、領域の背景の色に灰色、3時間以下の番組については、領域の背景の色に白色を使って、番組を表示するものとする。
【0023】
図2は、本発明によるデジタル放送受信装置の一実施例における電子番組表を表示する処理のフローチャートであり、利用者が、リモコン2あるいは操作部10を用いて電子番組表を表示する指示を出すと、デジタル放送受信装置1は、以下のように電子番組表を表示する処理を行う。図2において、デジタル放送受信装置1の制御部(CPU)13は、始めに、電子番組表に表示する先頭のチャネルと、番組を表示する時間範囲を設定する(ステップS1)。ここでは、先頭のチャネルは、現在視聴中のチャネルとして、また、番組を表示する時間範囲は、現在の時刻から3時間の範囲として設定する。
【0024】
次に、設定したチャネルと設定した時間範囲の先頭にある番組の情報をメモリ部14から取得する(ステップS2)。取得した番組情報の中の放送時間が、20分以上であるか否かを判定する(ステップS3)。番組の放送時間が、20分以上と判定した場合は、番組情報の表示領域の座標を計算し、計算した座標に基づいて表示領域の枠を表示し、さらに、該表示領域内にラージフォントを用いて番組名を表示し(ステップS4)、ステップS6に進む。ステップS3において、番組の放送時間が20分未満と判定した場合は、番組情報の表示領域の座標を計算し、計算した座標に基づいて表示領域の枠を表示し、さらに、表示領域内にスモールフォントを用いて番組名を表示する(ステップS5)。
【0025】
番組名を表示した後、番組の放送時間が3時間を越えるか否かを判定する(ステップS6)。番組の放送時間が3時間を越えると判定した場合は、番組情報を表示する領域の色を灰色に変更し(ステップS7)、ステップS9に進む。ステップS6において、番組の放送時間が3時間以下と判定した場合は、番組情報を表示する領域の色を白色に変更する(ステップS8)。
【0026】
領域の色を変更した後、設定したチャネルの設定した時間範囲内の全ての番組について表示したか否かを判定する(ステップS9)。設定したチャネルの設定した時間範囲内の全ての番組について表示していないと判定した場合は、設定したチャネルの次の番組の番組情報を取得した後(ステップS11)、ステップS3に戻り、ステップS3以降の処理を繰り返す。
【0027】
ステップS9で、設定したチャネルの設定した時間範囲内の全ての番組について表示したと判定した場合は、全てのチャネルの番組を表示したか否かを判定する(ステップS10)。全てのチャネルの番組を表示していないと判定した場合は、次のチャネルを設定した後(ステップS12)、ステップS2に戻り、ステップS2以降の処理を繰り返す。ステップS10において、全てのチャネルの番組を表示したと判定した場合は、処理を終了する。
【0028】
上述した処理によれば、例えば、放送時間が15分の番組を表示する場合、番組名がスモールフォントで表示されるので、利用者は、電子番組表に表示される番組のうち、どれが放送時間15分以下の番組であるかを番組名のフォントのサイズによって判別することができる。また、もし、本発明を用いずに、全ての番組に対してラージフォントを用いて電子番組表を表示した場合に、領域が狭いと番組名が表示されず、すなわち、15分の番組の領域には1文字しか表示できず、その文字が「…」に置き換えられるため、「…」しか表示されない番組についても、本発明を適用することにより、番組名がスモールフォントで表示されるので、9文字の表示が可能となり、ラージフォントでは表示できない情報を表示できるという効果もある。
【0029】
さらに、3時間を越える番組を表示する場合、その番組の領域が灰色で表示されるので、利用者は、領域が灰色で表示されていることから、その番組が3時間を越える番組であると判断できる。
【0030】
図3は、本発明によるデジタル放送受信装置における電子番組表の一例を示す図であり、午後1時から午後4時までの3時間の範囲のチャネル100〜104の番組名を表示している。利用者は、電子番組表上のカーソル30を、リモコン2あるいは操作部10を用いることにより移動して、番組を選択し、選局や番組予約を行うことができる。図3では、カーソル30は、網掛の領域として示されており、カーソル30が示している番組の番組名が、「番組1」で、点線の四角によりこの領域に表示できる文字数を示している。番組1の領域には、7文字表示できることが示されている。
【0031】
チャネル101の午後1時から午後2時までの間に、15分の番組、つまり、番組4〜番組7の4つ番組が存在し、これらのフォントがスモールフォントを用いて表示されているため、利用者は、一見して、これらの番組は、放送時間が20分未満の番組であると判別できる。もし、本発明を用いずに、ラージフォントのみを使って電子番組表を表示すると、この4つの番組については、全て「…」のみの表示となり、また、表示領域端の番組4は、午後1時以前から続いている番組なのか、午後1時から始まる放送時間の短い番組なのかが一見しただけでは判別できない。
【0032】
上述した実施例では、番組の放送時間が20分以上か20分未満かの2種類を区別するために、2つのサイズのフォント、具体的には、ラージフォント(24ピクセル×24ピクセル)とスモールフォント(12ピクセル×12ピクセル)を用いたが、番組の放送時間をさらに区別したい場合、例えば、10分未満、10分以上20分未満、20分以上1時間未満、1時間以上の4種類に区分したい場合、それぞれ、8ピクセル×8ピクセル、12ピクセル×12ピクセル、16ピクセル×16ピクセル、24ピクセル×24ピクセルといった4種類のサイズのフォントを割り当てることにより実現できる。このように、フォントのサイズにより放送時間を区別する場合は、利用者が区別可能なフォントサイズの種類の数まで、番組の放送時間を区分することが可能である。
【0033】
また、チャネル104では、放送時間が3時間を越える番組、つまり、番組14が存在し、これを灰色の領域で表示している。他のチャネルの番組の領域は、白色であり、放送時間が3時間以下であることを示している。文字のフォントのサイズにより放送時間を判別する(20分以下の番組かどうか判別する)場合と同様に、利用者は、領域の色により、一見して放送時間が3時間を越える番組か否かを判別できる。
【0034】
上述した実施例では、番組の放送時間が3時間を越えるか3時間以下かの2種類を区別するために、番組の領域の色を灰色と白色の2種類の色で区別したが、番組の放送時間をさらに区分したい場合、例えば、1時間未満、1時間以上2時間未満、2時間以上3時間以下、3時間を超える時間の4種類に区別したい場合、それぞれ、白色、青色、緑色、灰色といった色を割当てることにより実現できる。色の種類を増やせば、区別できる放送時間の数をさらに増やすことができる。
【0035】
上述した実施例では、番組の放送時間を区別するために、フォントのサイズと領域の色を併用したが、この他にフォントの種類(フォントタイプ)、フォントの色、領域の枠の形状、アイコン表示等を変更してもよい。フォントタイプを変更する場合は、例えば、明朝体、ゴシック体といったフォントタイプ、あるいは、斜体、太字といったフォントスタイルを、放送時間の長さによって変更する。フォントの色を変更する場合は、例えば、黒、赤、緑等のフォントの色を、放送時間の長さによって変更する。
【0036】
また、領域の枠の形状を変更する場合は、例えば、四角形、角を丸くした四角形、あるいは、2重枠といった形状を、放送時間の長さによって変更する。領域内に表示するアイコンの場合は、放送時間に対応したアイコンを予め決めておいて、各番組の放送時間の長さによって、対応するアイコンを番組の領域内に表示する。また、さらに、番組の放送時間については、上述したフォントサイズ、フォントタイプ、フォントの色、領域の色、領域の枠の形状、アイコン表示等を組み合わせることにより、より細分化された放送時間を識別することも可能である。
【0037】
【発明の効果】
本発明によれば、利用者は、電子番組表に表示される番組情報の表示形態、具体的には、番組情報を表示する文字の形態や番組情報を表示する領域の表示形態が、放送時間の長さによって異なった表示形態で表示されるので、見たい番組の放送時間が、どれくらい短い番組であるのかあるいは表示されている放送時間帯より長い番組なのかどうかの判別を、一見して行うことができ、利用者にとって使い勝手の良い電子番組表を表示できるデジタル放送受信装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデジタル放送受信装置の一実施例の構成を示す図である。
【図2】本発明によるデジタル放送受信装置の一実施例における電子番組表を表示する処理のフローチャートを示す図である。
【図3】本発明によるデジタル放送受信装置における電子番組表の一例を示す図である。
【符号の説明】
1…デジタル放送受信装置、2…リモートコントローラ、10…操作部、11…チューナ・復調部、12…TSデコーダ、13…制御部(CPU)、14…メモリ部、14a…番組情報、15…AVデコーダ、16…グラフィックス生成部、17…混合部、18…音声出力部、19…映像表示部、20…受信信号入力端子、30…カーソル。

Claims (6)

  1. 番組に関する番組情報を各番組の放送時間と放送チャネルにより決定される領域に表示する電子番組表表示機能を備えた受信装置において、番組の放送時間の長さによって、該番組の番組情報の表示形態を変更して表示する表示手段を有することを特徴とする受信装置。
  2. 前記表示手段が変更して表示する表示形態は、番組情報を表示する文字のフォントの大きさであることを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記表示手段が変更して表示する表示形態は、番組情報を表示する文字のフォントの種類であることを特徴とする請求項1又は2に記載の受信装置。
  4. 前記表示手段が変更して表示する表示形態は、番組情報を表示する領域の色であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の受信装置。
  5. 前記表示手段が変更して表示する表示形態は、番組情報を表示する領域の枠の形状であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の受信装置。
  6. 前記表示手段が変更して表示する表示形態は、番組情報を表示する領域に表示するアイコンであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の受信装置。
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