JP2004362993A - 車両用灯具 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両に振動等が発生した場合においても、シェードの可動ユニットとハーネスコードとの接続部の負担を低減させることのできる車両用灯具とすること。
【解決手段】シェード17の可動ユニット21をフレーム12に固定し、この可動ユニット21に接続されたハーネスコード25の端部に設けられているコネクタ26もフレーム12に固定する。これにより、当該車両用灯具1を装備する車両に振動が発生し、車両用灯具1が振動した場合でも、可動ユニット21とコネクタ26は一体で振動をするので、これらの間に設けられたハーネスコード25も一体で振動をする。この結果、可動ユニット21とハーネスコード25との接続部23への振動による負担を低減できる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、シェード可動手段を有する車両用灯具に関するものである。特に、この発明は、照射方向を変化させることができる車両用灯具で照射方向を変化させた場合や、車両の振動が大きい場合に、それらによってシェード可動手段に接続されたハーネスコードが断線をする等のハーネスコードの不具合を防止することができる車両用灯具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
光源として放電バルブを使用する車両用灯具を、すれ違いビーム用と走行ビーム用として使用する場合は、放電バルブの近傍にシェードを設け、当該シェードをシェード可動手段で保持してシェードを可動式にして使用する。これにより、車両用灯具での照射光をすれ違いビームとして使用する場合は、放電バルブで発光した光の一部を前記シェード遮光する。また、当該車両用灯具での照射光を走行ビーム用として使用する場合には、前記シェードをシェード可動手段で動かして、遮光する範囲を減少、若しくは遮光しない位置に動かして、照射範囲を拡大している。
【0003】
前記シェード可動手段は、その作動にソレノイドなど電気によって作動する部品を使用している(例えば、特許文献1参照)。そのため、このシェード可動手段には電気を供給する必要があるが、その供給方法は、ハーネスコードの一方の端をシェード可動手段に接続し、他方の端にコネクタを設ける。このコネクタに、バッテリーなどの電源と電気的に接続された電源側のハーネスコードを接続し、シェード可動手段に電気を供給している。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−52509号公報(第3−4頁、第1図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記車両用灯具においては、万が一、ハーネスコードが断線すると、シェードを動かすことができず、ビーム(配光パターン)を切り替えることができなくなる。このために、前記車両用灯具においては、ハーネスコードの耐久性を向上させる必要がある。
【0006】
そこで、この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ハーネスコードの耐久性が向上された車両用灯具を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、光源と、前記光源からの光を反射させるリフレクタと、前記光源及び前記リフレクタを一体に内設し、さらに、前記リフレクタでの光の反射方向と反対方向に開口部を有するハウジングと、を備える車両用灯具において、前記光源の近傍にはシェードが設けられており、前記シェードはシェード可動手段によって作動可能に保持され、前記シェード可動手段にはハーネスコードが接続され、前記ハーネスコードの、前記シェード可動手段が接続されている側の端と反対側の端にはコネクタが設けられており、前記コネクタは、前記リフレクタ若しくは前記リフレクタと一体に固定されている部分に固定することにより、間接的に前記シェード可動手段と一体となって形成されている、ことを特徴とする。
【0008】
即ち、請求項1にかかる発明は、コネクタをリフレクタ若しくはリフレクタと一体に固定されている部分に固定している。これにより、このコネクタが設けられているハーネスコードも固定されることになる。この結果、当該車両用灯具を装備する車両に振動が発生した場合でも、ハーネスコードが、当該ハーネスコードが接続されているシェード可動手段との接続部を基点として動かなくなるので、ハーネスコードの耐久性が向上し、特に、接続部での断線を防止できる。また、車両用灯具がリフレクタ等を一体で動かし、照射範囲を変化させるタイプである場合でも、コネクタをリフレクタ若しくはリフレクタと一体に固定されている部分に固定することにより、コネクタがリフレクタ等と一体で動くので、ハーネスコードもこれらと一体で動く。この結果、上記と同様にハーネスコードが、当該ハーネスコードが接続されているシェード可動手段との接続部を基点として動かなくなるので、接続部での断線を防止できる。
【0009】
また、請求項2にかかる発明は、前記コネクタを、前記リフレクタ若しくは前記リフレクタに一体に固定されている部分に固定した際には、前記ハーネスコードは直線状となって形成している、ことを特徴とする。
【0010】
即ち、請求項2にかかる発明は、シェード可動手段の固定位置に対するコネクタを固定する部分の位置、及びハーネスコードの長さを調節することにより、ハーネスコードが直線状になるように形成している。このように、ハーネスコードが直線状に形成することにより、シェード可動手段とコネクタと間に設けられるハーネスコードが最短の長さで形成されるため、ハーネスコードの重量を軽減できる。この結果、当該車両用灯具を装備する車両に振動が発生した場合でも、ハーネスコードが軽いため前記接続部への負担が軽減され、これによりハーネスコードの耐久性が向上し、特に、接続部での断線をより防止し易くなる。
【0011】
また、請求項3にかかる発明は、前記シェード可動手段にはソレノイドが設けられており、前記ハーネスコードは当該ソレノイドに接続されている、ことを特徴とする。
【0012】
即ち、請求項3にかかる発明は、前記シェード可動手段にはソレノイドが設けられており、前記シェードは当該ソレノイドの動作によって可動させている。このソレノイドへ電気を供給するための電気コードとして、前記ハーネスコードは当該ソレノイドに接続されている。ソレノイドのコイルを形成する電線は、ハーネスコードより線径の細いものが使用されているため、ハーネスコードを、この電線に半田などにより接続した場合は、接続部に段差が生じ、前記の振動等によって接続部で断線をする虞がある。しかし、前記のようにコネクタをリフレクタ等に固定することにより、断線を防止できる。この結果、シェード可動手段にソレノイドを使用した場合でも、振動によるハーネスコードとソレノイドとの断線を防止できる。
【0013】
また、請求項4にかかる発明は、前記コネクタは、前記開口部近傍に固定されている、ことを特徴とする。
【0014】
即ち、請求項4にかかる発明は、前記コネクタをハウジングの開口部近傍に固定するため、このコネクタと電源側のハーネスコードに設けられたコネクタとの接続が容易になる。この結果、車両用灯具の組立作業が容易になり、組立時間の時間短縮や、整備性を向上させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの或いは実質的に同一のものが含まれる。尚、車両用灯具の光源として、放電バルブ、ハロゲン電球、及び白熱電球があるが、実施の形態として放電バルブについて説明する。
【0016】
(実施の形態1)
以下の説明は、本発明の車両用灯具を車両に装着した場合と同様、車両用灯具が照射する方向を前方として説明し、また、図面上の上下方向を実際の車両用灯具の上下方向として説明する。図1は、発明の実施の形態1に係る車両用灯具の一部断面図である。図2は、図1のAA矢視図である。この車両用灯具1は、リフレクタ8と、光源としての放電バルブ6と、リフレクタ8の前方に設けられリフレクタ8からの反射光を所定の方向に照射するレンズとなる集光レンズ15と、放電バルブ6と集光レンズ15との間に設けられたシェード17及びシェード可動手段となる可動ユニット21と、これらを一体に固定するフレーム12とから形成されている。リフレクタ8の内面には、アルミ蒸着等によって反射面9が形成されている。また、当該リフレクタ8の後端付近には、放電バルブ6用の挿通孔11が形成されたホルダ10が係合されている。さらに、前記放電バルブ6は、前記挿通孔11より挿通して固定部材16によって固定することにより、リフレクタ8に固定される。また、この放電バルブ6には、電源(図示省略)と電気的に接続されているバルブソケット30が接続される。
【0017】
前記反射面9の形状は、2つの焦点を有する回転楕円面状の形状の一部となっている。前記放電バルブ6の発光部7は、第1焦点F1付近に位置する。第2焦点F付近には、前記シェード17が設けられている。リフレクタ8の前方にはフレーム12が設けられており、その前端、つまり、第2焦点F2の前方には集光レンズ15が設けられている。また、フレーム12の下部には、前記可動ユニット21を固定する可動ユニット固定部13及びコネクタ固定部14が設けられている。また、集光レンズ15は透明の物質、例えばガラス等から形成している。
その形状は、ほぼ円形の凸レンズ状の形状となっており、凸側の面を前方に向けて設けられている。
【0018】
前記シェード17は、放電バルブ6の発光部7から照射され、前記反射面9で反射して第2焦点F2に集まった光の一部を遮光する。その遮光の範囲は、第2焦点F2からさらに集光レンズ15を透過して前方を照射した際に、その照射光がすれ違い用ビームの照射範囲になるように、すれ違い用ビームの照射範囲を形成するのに不要な所定の部分を遮光する。また、このシェード17は前記可動ユニット21に固定されており、可動ユニット21が作動することによって可動する。可動ユニット21が作動することによってシェード17が前記の範囲を遮光しない範囲に動いた場合には、集光レンズ15を透過して前方を照射する光は、走行用ビームの照射範囲となって照射される。
【0019】
可動ユニット21にはソレノイド(図示省略)が設けられている。また、可動ユニット21には、前記ソレノイドによって可動する可動部22が設けられており、前記シェード17は、この可動部22に固定されることにより、可動ユニット21の上方に形成されている。また、前記可動ユニット21には、当該可動ユニット21を可動させるために電気を供給するハーネスコード25が接続されている。当該ハーネスコード25は、片方の端部が前記ソレノイドに接続部23で接続されている。ソレノイドは、ハーネスコード25よりも線径が細い電線(図示省略)をコイル状に巻き、コイル状に巻かれた電線に電気を流すことによって磁界を発生させる。この磁界によって鉄心(図示省略)が動き、この鉄心に固定された前記可動部22が動くことにより、前記シェード17が動く。ハーネスコード25は、このソレノイドの電線に半田等によって接続部で電気的に接続されている。この可動ユニット21は、前記可動ユニット固定部13にスクリュー24等で固定される。
【0020】
前記ハーネスコード25のもう一方の端部には、コネクタ26が設けられている。また、フレーム12の下部に設けられた前記コネクタ固定部14は、前記可動ユニット固定部13よりも後方に設けられており、コネクタ26の接続方向が後方を向くように当該コネクタ26を固定できる形状で形成されている。前記ハーネスコード25は、コネクタ26をコネクタ固定部14に固定した際に、ほぼ直線状になる長さで形成されており、コネクタ26をコネクタ固定部14に固定することにより、コネクタ26の接続方向は後方を向き、且つ、ハーネスコード25が後方に向けてほぼ直線状になって形成される。即ち、図2に示すように、可動ユニット21からのハーネスコード25の引き出し方向O1−O1と、コネクタ26の中心(即ち、電源側コネクタ27との接続方向)O2−O2とを合致するように、コネクタ26をコネクタ固定部14に固定する。
【0021】
前記リフレクタ8、放電バルブ6、集光レンズ15、フレーム12、シェード17、可動ユニット21、ハーネスコード25及びコネクタ26は、これらを一体に内設するハウジングであるランプハウジング2及びランプレンズ4によって画成される灯室5内に設けられている。ランプレンズ4は前記リフレクタ8等の前方に設けられており、ランプハウジング2は、前記リフレクタ8等の前方以外の部分に形成されている。ランプハウジング2は、後方部に開口部3が形成されている。前記コネクタ固定部14に固定されたコネクタ26は、前記のようにリフレクタ8等を一体でランプハウジング2に内設させた場合は、前記開口部3付近に位置するようになっている。
【0022】
このように、前記コネクタ26が固定されている位置は、前記のようにハーネスコード25が直線状に形成される位置であると同時に、開口部3付近の位置でもある。当該コネクタ26と、電源側ハーネスコード28に設けられた電源側コネクタ27とは、この開口部3から接続される。また前記放電バルブ6も、この開口部3から前記挿通孔11に挿通固定され、前記バルブソケット30も、この開口部2から放電バルブ6と電気的に接続される。この開口部3は、前記の各部が接続、固定されたあと、キャップ29によって閉止される。
【0023】
この実施の形態1にかかる車両用灯具は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。開口部3から電源側コネクタ27をコネクタ26に接続し、同様にバルブソケット30を放電バルブ6に接続して、開口部3をキャップ29で閉止する。その後、バルブソケット30と電源との間に設けられ、当該車両用灯具1を装備する車両の室内に備えられているランプスイッチ(図示省略)を点灯側に切り替えることにより、バルブソケット30から当該車両用灯具1に電気が供給される。これにより放電バルブ6の発光部7が発光する。
【0024】
また、ランプスイッチをすれ違い用ビームに切り替えると、それに応じて電気が電源側ハーネスコード28を伝わって電源側コネクタ27からコネクタ26に伝わり、コネクタ26からハーネスコード25を通じてソレノイドに達する。ソレノイドはその電気に応じて可動し、可動部22を介して前記シェード17を動かすので、前記のようにランプスイッチをすれ違い用ビームに切り替えた場合は、シェード17は前記のように第2焦点F2付近の光の所定の範囲を遮光する。
これにより、第2焦点F2を通過後、集光レンズ15によって前方に照射される光は、すれ違い用ビームの配光パターンになる。また、前記ランプスイッチを走行用ビーム側に切替えた場合は、上記と同様に前記ソレノイドが可動し、可動部22を介してシェード17が第2焦点付近の光を遮光しない位置に移動する。これにより、第2焦点F2を通過後、集光レンズ15によって前方に照射される光は、走行用ビームの配光パターンになる。
【0025】
また、当該車両用灯具1を装備する車両は、エンジンの振動や、走行中の路面の凹凸による振動など、走行中には様々な振動が発生する。この場合でも、前記のようにコネクタ26がコネクタ固定部14に固定されることによってフレーム12に固定され、可動ユニット21が可動ユニット固定部13に固定されることによってフレーム12に固定されているため、発生した振動によってコネクタ26と可動ユニット21が一体になって動くので、ハーネスコード25も可動ユニット21と一体となって動く。この結果、車両に振動が発生した場合でも、その振動によってハーネスコード25が接続部23を基点として動くことを防止できるため、ハーネスコード25の耐久性が向上する。特に、ハーネスコード25と可動ユニット21との接続部23での断線を防止できる。
【0026】
さらに、当該ハーネスコード25は、その長さと前記コネクタ26の固定位置との兼ね合いにより、ほぼ直線状になるように設けられている。このためハーネスコード25は、コネクタ26と可動ユニット21とが設けられている位置において最短の長さで形成されており、また、長さが短く形成されていることにより、重量も軽く形成されている。従って、前記のように振動が発生した場合でも、ハーネスコード25が振動することによって接続部23に与える負荷を軽減できる。この結果、ハーネスコード25の耐久性が向上する。特に、振動が発生した場合の接続部23への負荷によるハーネスコード25と可動ユニット21のソレノイドの電線との断線を防止できる。特に、この実施の形態1の車両用灯具1によれば、前記可動ユニット21にソレノイドが使用されている場合、即ち、線径が細い電線とハーネスコード25との接続部に段差がある場合であっても、段差がある接続部の耐久性が向上する。
【0027】
また、当該車両用灯具1の組立て作業時において、ハーネスコード25が接続された可動ユニット21はリフレクタ8等が固定されたフレーム12に固定されるが、この状態でコネクタ26がフレーム12に固定されていない場合は、組立て作業時や運搬時等に、作業者が誤ってコネクタ26若しくはハーネスコード25を掴んで持ち上げる可能性がある。この場合、リフレクタ8等の重量が前記接続部23にかかり、接続部23でハーネスコード25と可動ユニット21が外れる可能性が非常に大きくなる。このように、リフレクタ8等に可動ユニット21が固定され、これらが一体となってランプハウジング2内に収められる前の状態においても、コネクタ26をリフレクタ8に固定することにより、コネクタ26やハーネスコード25を掴んで持ち上げられることを未然に防ぐことができる。
この結果、組立て作業中の作業者の不注意による部品の破損を防止できる。
【0028】
また、前記のリフレクタ8等を一体でランプハウジング2内に収めて固定した場合には、前記コネクタ26はランプハウジング2の開口部3付近に位置するように、リフレクタ8に固定されている。コネクタ26が固定されていない場合は、ランプハウジング2内にあるコネクタ26を、手探りで一度ランプハウジング2の外に引き出して電源側コネクタ27と接続し、再びランプハウジング2内に収め無ければならない。また、コネクタ26が開口部3付近に設けられていない場合は、ランプハウジング2内の開口部3付近以外の部分に固定されているので、当該コネクタ26と電源側コネクタ27とを手探りで接続しなければならず、著しく作業性が悪い。
【0029】
これらを改善するために、当該車両用灯具1のコネクタ26は、前記のようにフレーム12に固定されており、且つ、開口部3付近に当該コネクタ26が設けられている。これにより、リフレクタ8等を一体でランプハウジング2内に収めた後に、このコネクタ26に電源側コネクタ27を接続する際に、開口部3から簡単に接続することができる。この結果、作業性が向上するため組立時間を短縮することができ、コストの低減を図れる。また、同時に整備性も向上するので、車両用灯具の部品の交換なども容易に行うことができる。
【0030】
(実施の形態2)
図3は、発明の実施の形態2に係る車両用灯具の一部断面図である。この車両用灯具41は、実施の形態1に係る車両用灯具1と略同様の構成であるが、車両用灯具のタイプがプロジェクタタイプではなく、リフレクタで反射した光は焦点を通過せずに前方を照射する従来のタイプの車両用灯具であり、さらに、照射方向を変化させることができる点に特徴がある。他の構成は実施の形態1と同様なので、その説明を省略するとともに、同一の符号を付す。
【0031】
この車両用灯具41は、実施の形態1の車両用灯具と同様、リフレクタ42と、光源としての放電バルブ6が設けられており、放電バルブ6の近傍にはシェード48が設けられ、シェード48は可動ユニット61に固定されている。また、リフレクタ42の内面或いは前面には、アルミ蒸着等によって反射面43が形成されており、リフレクタ42と後端付近には、放電バルブ6用の挿通孔45が形成されたホルダ10が係合され、放電バルブ6は固定部材16によって固定される。
【0032】
前記反射面43の形状は、回転放物面状の形状の一部となっており、前記放電バルブ6の発光部7は、焦点F付近に位置する。また、前記シェード48は、この放電バルブ6の発光部7近傍に設けられている。このシェード48は、前記放電バルブ6のガラス球を形成する形状である円筒形の径よりも大きい径からなる略円筒形状の形状で形成されており、前端から後端までの下面部分が取り除かれた形状となっている。この円筒形の中心線18と、前記ガラス球を形成する円筒形の中心線18とがほぼ重なる位置に前記シェード48は設けられている。このシェード48は、前端と後端との間の所定の位置から後端までは、円筒形を形成する円がほぼ下半のみで形成され、前記の様に下面部分が取り除かれている。この下半部分には、下面部分から下方に向けて脚部49が形成されており、この脚部49が前記可動ユニット61に取り付けられている。
【0033】
可動ユニット61には実施の形態1の車両用灯具1と同様、ソレノイド(図示省略)が設けられており、このソレノイドに、コネクタ65が設けられたハーネスコード64が接続部63で接続されている。可動ユニット61はリフレクタ42の下方に設けられた可動ユニット固定部46に固定され、可動ユニット61に設けられた可動部62に、前記シェード48の脚部49は固定される。ハーネスコード64の設けられたコネクタ65は、リフレクタ42の下方に固定されたコネクタ固定部材47のコネクタ固定部47aに固定される。コネクタ65が固定される際には、実施の形態1に車両用灯具1と同様、コネクタ65の接続方向が後方を向き、且つ、ハーネスコード64が後方に向けてほぼ直線状になって固定される。
【0034】
リフレクタ42の下方には回転軸50が固定されており、この回転軸50はその下方にあるリフレクタ可動ユニット51に固定されている。リフレクタ可動ユニット51内にはステッピングモーター(図示省略)等が設けられており、前記回転軸50は、このステッピングモーターのモーター軸に直接、或いは間接的に連結されている。このステッピングモーターを回転させることにより、リフレクタ42及びリフレクタ42と一体に固定されている各部品は、前記回転軸50を中心として回転する。このリフレクタ可動ユニット51はハンドルや方向指示器等と接続されており、ハンドルや方向支持器等によって示される方向と同方向に照射方向が移動するように、前記ステッピングモーター回転し、前記のリフレクタ42等は向きを変える。
【0035】
なお、このリフレクタ可動ユニット51に接続し、照射方向を指示するものは、上記以外のものでもよい。例えば、ECU(Electronic Control Unit:電子制御装置)などの制御装置にハンドル、方向指示器や、カーナビゲーションシステム、走行状況を検出する各種センサーを接続し、運転車の意思や車両の走行環境を総合的に判断し、照射するべき方向をリフレクタ可動ユニット51に出力して照射方向を変化させる構造としてもよい。
【0036】
前記リフレクタ42、放電バルブ6、シェード48、可動ユニット61、ハーネスコード64及びコネクタ65は、これらを一体に内設するハウジングであるランプハウジング2及びランプレンズ4によって画成される灯室内5に設けられている。ランプハウジング2には、実施の形態1の車両用灯具1と同様、後方部に開口部3が設けられており、前記コネクタ65は、当該開口部3付近に設けられている。また、電源側コネクタ66等は、この開口部3から接続され、各部が接続、固定されたあと、キャップ29によって閉止される。
【0037】
この実施の形態2にかかる車両用灯具41は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。当該車両用灯具41を装備する車両の室内に備えられているランプスイッチ(図示省略)を点灯側に切り替えると、バルブソケット30から当該車両用灯具41に電気が供給され、発光部7が発光する。また、ランプスイッチをすれ違い用ビームに切り替えると、ソレノイドが作動して可動部を介して前記シェード48を動かし、シェード48は後方位置に移動する。
これにより、発光部7で発する光のうちの所定の部分が当該シェード48によって遮光され、反射面43によって前方に照射される光は、すれ違い用ビームの配光パターンになる。また、前記ランプスイッチを走行用ビーム側に切替えた場合は、上記と同様に前記ソレノイドが作動し、可動部62を介してシェード48が前方位置に移動する。これにより、発光部7が発する光をシェード48によって遮光する範囲が減少し、照射光として使用する範囲が増加するので、反射面43によって前方に照射される光は、走行用ビームの配光パターンになる。
【0038】
また、ハンドルや方向指示器等が操作されると、この動作と連動してリフレクタ可動ユニット51のステッピングモーターが回転する。前記回転軸50は、このステッピングモーターと連結しているので、前記のようにハンドル等が操作されると、そのハンドルの操作によって車両が進行する方向と同方向に照射方向を変えるようにステッピングモーターは回転し、リフレクタ42が向きを変えて照射範囲が移動する。その際に、前記可動ユニット61はリフレクタ42と一体になって動き、前記コネクタ65もコネクタ固定部材47を介してリフレクタ42に固定されているため、リフレクタ42と一体となって動く。前記ハーネスコード64は、この可動ユニット61及びコネクタ65間に設けられているが、このように、可動ユニット61とコネクタ65はリフレクタ42と共に動くため、ハーネスコード64もリフレクタ42と一体になって動く。この結果、ハーネスコード64が可動ユニット61と一体となって動くため、照射範囲を変更する際に、ハーネスコード64が接続部63を基点として動くことを防止できるため、ハーネスコード64と可動ユニット61との接続部63での断線を防止できる。
【0039】
また、この実施の形態2の車両用灯具41は、実施の形態1の車両用灯具1と同様、コネクタ65を可動ユニット61が固定されたリフレクタ42に固定するので、振動が発生しても、コネクタ65と可動ユニット61が一体になって動く。このため、ハーネスコード64も可動ユニット61と一体となって動く。この結果、車両に振動が発生した場合でも、その振動によってハーネスコード64が接続部63を基点として動くことを防止できるため、ハーネスコード64と可動ユニット61との接続部63での断線を防止できる。さらに、当該ハーネスコード64は、ほぼ直線状になるように設けられているため、最短の長さで形成されており、これにより、重量も軽く形成されている。従って、前記のように振動が発生した場合でも、ハーネスコード64が振動することによって接続部63に与える負荷を軽減できる。この結果、ハーネスコード64の耐久性を向上させることができる。特に、振動が発生した場合の接続部63への負荷によるハーネスコード64とソレノイドの電線との断線を防止できる。
【0040】
また、ハーネスコード64が接続された可動ユニット61はリフレクタ42に固定され、コネクタ65もコネクタ固定部材47を介してリフレクタ42に固定されるので、当該車両用灯具41の組立て作業時において、コネクタ65やハーネスコード64を掴んで持ち上げられることを未然に防ぐことができる。この結果、組立て作業中の作業者の不注意による接続部の断線を防止できる。
【0041】
また、コネクタ65は、前記のようにリフレクタ42に固定されており、且つ、開口部3付近に当該コネクタ65が設けられている。これにより、リフレクタ42等を一体でランプハウジング2内に収めた後に、このコネクタ65に電源側コネクタ66を接続する際に、開口部3から簡単に接続することができる。この結果、作業性が向上するため組立時間を短縮することができ、コストの低減を図れる。また、同時に整備性も向上するので、車両用灯具41の部品の交換なども容易に行うことができる。
【0042】
なお、実施の形態2では、コネクタ65はリフレクタ42に固定しているが、リフレクタ42以外の部分に固定してもよい。リフレクタ42以外でも、当該車両用灯具41で照射範囲を変化させる場合に、可動ユニット61と一体で動く部分であればどの部分に固定してもよい。照射範囲を変化させるために車両用灯具41を動かした場合に、可動ユニット61と一体となって動く部分にコネクタ65を固定すれば、ハーネスコード64も可動ユニット61と一体となって動くことになるので、接続部63での断線を防止できる。このため、コネクタ65の固定場所は、リフレクタ42以外でも、コネクタ65が可動ユニット61と一体となって動き、且つ、ランプハウジング2の開口部3付近であれば、その固定場所はどこでもよい。
【0043】
同様に実施の形態1でも、コネクタ26はフレーム12以外の部分に固定してもよい。フレーム12以外でも、コネクタ26と可動ユニット21とが一体に固定される部分で、開口部3付近であればどこに固定してもよい。このように固定することにより、振動が発生してもハーネスコード25は可動ユニット21と一体で振動するので接続部23での断線を防止でき、開口部3から容易にコネクタ26と電源側コネクタ27を接続できるので、組立て作業が容易になる。また、コネクタ26が固定されることにより、コネクタ26やハーネスコード25を掴んで持ち上げることにより断線を、未然に防ぐことができる。
【0044】
また、実施の形態1の車両用灯具1にリフレクタ可動ユニット61を設けて照射方向を変化させてもよく、逆に、実施の形態2の車両用灯具41からリフレクタ可動手段61を除去して、照射範囲は固定させる形態としてもよい。また、反射面9、43の形状は、自由曲面などを用いてもよい。さらに、光源は放電バルブ6以外のハロゲン電球や白熱電球を使用してもよい。要は、ソレノイドとコネクタが一体となって固定され、さらに、コネクタが開口部3付近に固定される形態であれば、車両用灯具の形態はどのようなものでも構わない。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明にかかる車両用灯具(請求項1)では、コネクタをリフレクタ若しくはリフレクタと一体に固定されている部分に固定している。また、シェード可動手段もリフレクタ若しくはリフレクタと一体に固定されている部分に固定されている。これらにより、コネクタとシェード可動手段とはリフレクタ等を介して一体に形成され、これに伴い、コネクタとシェード可動手段との間に設けられているハーネスコードも、これらのリフレクタ等に固定されることになる。従って、当該車両用灯具に振動が発生したり、リフレクタ等を一体で動かすことによって照射範囲を変える車両用灯具においてリフレクタ等を動かしても、ハーネスコードはシェード可動手段と一体となって動く。この結果、ハーネスコードとシェード可動手段との接続部には、前記の振動が生じた場合や、リフレクタ等の作動によっても負担が掛からないので、ハーネスコードの耐久性が向上し、特に、接続部での断線を防止できる。
【0046】
また、この発明にかかる車両用灯具(請求項2)では、ハーネスコードが直線状に設けられている。これによりハーネスコードは、コネクタとシェード可動手段との間の最短の長さで設けられている。この結果、ハーネスコードは重量が軽くなり、当該車両用灯具を装備する車両に前記のように振動が発生した場合でも、ハーネスコードが軽いため前記接続部への負担が軽減され、ハーネスコードの耐久性を向上させることができ、特に、接続部での断線をより防止し易くなる。
【0047】
また、この発明にかかる車両用灯具(請求項3)では、シェード可動手段の駆動用にソレノイドを使用し、このソレノイドにハーネスコードを接続している。この結果、コネクタは前記のようにリフレクタ等に固定され、ハーネスコードは直線状に設けられることにより、ソレノイドにハーネスコードを接続した場合でも、ハーネスコードの耐久性を向上させることができる。特に、接続部での断線を防止することができる。
【0048】
また、この発明にかかる車両用灯具(請求項4)では、コネクタをハウジングの開口部近傍に固定するため、このコネクタと電源側のハーネスコードに設けられたコネクタとの接続が容易になので、車両用灯具の組立作業が容易になり、組立時間の時間短縮や、整備性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る車両用灯具の実施の形態1を示す一部断面図である。
【図2】図1のAA矢視図である。
【図3】この発明に係る車両用灯具の実施の形態2を示す一部断面図である。
【符号の説明】
1 車両用灯具
2 ランプハウジング
3 開口部
4 ランプレンズ
6 放電バルブ
8 リフレクタ
12 フレーム
13 可動ユニット固定部
14 コネクタ固定部
15 集光レンズ
17 シェード
21 可動ユニット
23 接続部
25 ハーネスコード
26 コネクタ
29 キャップ
41 車両用灯具
42 リフレクタ
46 可動ユニット固定部
47 コネクタ固定部材
47a コネクタ固定部
48 シェード
51 リフレクタ可動ユニット
61 可動ユニット
63 接続部
64 ハーネスコード
65 コネクタ
F1 第1焦点
F2 第2焦点
F 焦点

Claims (4)

  1. 光源と、
    前記光源からの光を反射させるリフレクタと、
    前記光源及び前記リフレクタを一体に内設し、さらに、前記リフレクタでの光の反射方向と反対方向に開口部を有するハウジングと、を備える車両用灯具において、
    前記光源の近傍にはシェードが設けられており、
    前記シェードはシェード可動手段によって作動可能に保持され、
    前記シェード可動手段にはハーネスコードが接続され、
    前記ハーネスコードの、前記シェード可動手段が接続されている側の端と反対側の端にはコネクタが設けられており、
    前記コネクタは、前記リフレクタ若しくは前記リフレクタと一体に固定されている部分に固定することにより、間接的に前記シェード可動手段と一体となって形成されている、ことを特徴とする車両用灯具。
  2. 前記コネクタを、前記リフレクタ若しくは前記リフレクタに一体に固定されている部分に固定した際には、前記ハーネスコードは直線状となって形成している、ことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
  3. 前記シェード可動手段にはソレノイドが設けられており、前記ハーネスコードは当該ソレノイドに接続されている、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用灯具。
  4. 前記コネクタは、前記開口部近傍に固定されている、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用灯具。
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JP2014120343A (ja) * 2012-12-17 2014-06-30 Ichikoh Ind Ltd 車両用灯具
JP2014146465A (ja) * 2013-01-28 2014-08-14 Koito Mfg Co Ltd 車輌用前照灯

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