JP2004362317A - 情報配信システム及び情報表示端末 - Google Patents

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信也 境田
Yasutaka Kataoka
康孝 片岡
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正也 高嶋
Katsuyasu Ida
勝康 井田
Takeshi Sasaoka
毅志 笹岡
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Abstract

【課題】利用者が無操作或いは簡単な操作で、情報や情報表示端末の動作機能を提供するファイルを取得できるようにした情報配信システム及び情報表示端末を提供する。
【解決手段】センター側のホスト装置4によって基幹ネットワーク3を介して発行された情報群は住戸12に設置されたゲートウェイサーバ1に配信される。この情報群は、情報表示端末7が定期的に配信を要求して取得する定期便情報群と、ゲートウェイサーバ1に保存されホスト装置4によって更新されるごとに情報表示端末7に配信される至急便情報群とからなり、それぞれの情報群は、同一ファイル構造を有して情報表示端末に情報を表示せしめる情報ファイル、或いは情報表示端末の動作機能を設定する動作設定ファイル、或いは情報表示端末に情報を表示せしめると同時にその動作機能を設定する情報兼動作設定ファイルの少なくとも1つのファイルを含む。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、基幹ネットワークから得た情報を各住戸内のゲートウェイサーバを介して情報表示端末に伝送する情報配信システム及びその情報を表示する情報表示端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、基幹ネットワークに接続された各住戸内のゲートウェイサーバを介して広告などの情報を各住戸内の情報表示端末に伝送する方法としては、利用者が情報表示端末を操作してゲートウェイサーバにそのような情報を伝送するように要求を出すか、或いは情報表示端末からゲートウェイサーバに格納されている情報を選択して、必要な情報を取得する操作を行う方法がとられていた。
【0003】
従って、情報を取得するためには利用者が情報表示端末を操作する必要があり、この情報の伝送がゲートウェイサーバから行われるか否かは、情報表示端末を操作する利用者の手に委ねられていた。例えば、特許文献1によると、通信ネットワークを介して各利用者に関する情報を取得して、その利用者の趣向に合った情報を、利用者ごとに配信することができる情報配信システムが開示されている。具体的には、各利用者が情報表示端末からインターネット上にある特定のサーバにアクセスすることによって、その利用者に対して準備された情報を取得することが可能になる。
【0004】
また、このような情報を取得するために使用される情報表示装置の動作は変更することが困難であり、特許文献1が開示している利用者ごとに準備された情報を取得する場合であっても、所定のキーを押下したり、マウス或いはタッチパネルで表示面に示されるボタンを押したりする複雑な動作を強いられることが一般的である。すなわち、情報を取得するためには、利用者が情報表示端末の操作を行い、その操作には複雑な動作が含まれることが通常である。
【0005】
このような問題に対応するため、特許文献2は、携帯電話のメニューボタンが押された時の動作を変更できるメニュー配信システムを開示している。このシステムでは、携帯電話に提供する情報をサーバで管理するコンテンツ提供者が、メニュー管理サーバにアクセスしてメニュー情報を登録する。利用者は携帯電話を使用してメニュー管理サーバにアクセスして所望するメニューを選択する。利用者によってメニューが選択されたメニュー管理サーバは、そのメニューを含むアプリケーションを作成して、そのアプリケーションを携帯電話がダウンロードできるインターネット上のアドレス、すなわちURLを電子メールで利用者に通知する。利用者はそのURLを携帯電話に入力して、そのURLが示すアドレスにアクセスし、事前に選択していたメニューボタンを含むアプリケーションを取得する。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−291002号公報
【特許文献2】
特開2003−76637号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1が開示する情報配信システムで、利用者ごとに情報が予め準備されている場合であっても、利用者が情報表示端末を操作して情報を取得することが必要になり、その操作も慣れない利用者にとっては複雑なものになる。利用者が情報を取得する操作を行わないと情報は入手できないし、操作を行おうと考えても複雑な操作が面倒になり、情報が入手できないという悪循環になるケースも多々ある。
【0008】
一方、携帯電話のメニューとそのメニューを変更した時の動作を変更可能にする特許文献2が開示するメニュー配信システムは、結果としてメニューは変更できるものの、前述したようにメニュー管理サーバへ少なくとも2度アクセスすることが必要になり、その2度のアクセスの間に、電子メールを受信してURLを取り出す作業も必要になる。このような複雑な手順では、携帯電話或いは情報表示端末の動作機能を目的に合わせて変更する用途としては難がある。
【0009】
また、特許文献1と特許文献2によって開示されているシステムは、情報表示端末がインターネット上に配されたサーバにアクセスして、インターネットプロトコルを使用して情報の閲覧や、メニューを変更するためのアプリケーションをダウンロードすることを前提としている。そのため、情報表示端末は少なくともインターネットに接続でき、インターネットのプロトコルを使用してファイルの閲覧やダウンロードができるレベルの高度で複雑なハードウェアとソフトウェアによる構成が求められる。
【0010】
このように、一般に実施されている従来技術或いは特許文献1や特許文献2による方法では、情報や情報表示端末の新たな動作機能を配信しようとするサービス提供者が提供する情報やファイルが、必ずしも利用者によって受信されるとは限らない。また、利用者の立場に立てば、必要な情報や情報表示端末の動作を設定するファイルが簡単な操作で、或いは操作をすることなく取得できるようにならない限り、そのような情報や機能を利用したくても常時利用することが困難である。
【0011】
本発明は、上記の実情に鑑みなされたものであり、利用者が無操作或いは簡単な操作で、情報や情報表示端末の動作機能を提供するファイルを取得できるようにした情報配信システム及び情報表示端末を提供することであり、このような情報配信システムを利用することにより、該システムで使用される情報表示端末の動作機能の変更や追加が行える動作設定ファイルを、情報の配信と同じ形態で且つ同一のファイルフォーマットで行うことによって、確実に利用者に配信できる情報配信システム及び情報表示端末を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、接続先の基幹ネットワークを介して情報を得るゲートウェイサーバと、このゲートウェイサーバに接続され、該サーバから得た情報を表示する情報表示端末とからなる情報配信システムにおいて、基幹ネットワークとゲートウェイサーバとは第1の通信手段によって接続されるとともに、このゲートウェイサーバと情報表示端末とは第2の通信手段によって接続され、情報表示端末は、内蔵する時刻検出手段によって所定の時刻が検出された場合、或いはこの情報表示端末上で所定の情報要求操作が行われた場合に、ゲートウェイサーバに要求を発して、このゲートウェイサーバに前記基幹ネットワークを介して定期的に配信される定期情報群を得るとともに、ゲートウェイサーバが、基幹ネットワークを介して非定期に配信される至急情報群を得た場合、ゲートウェイサーバは情報表示端末からの要求がなくても、この至急情報群を情報表示端末に配信する。
【0013】
前記した定期情報群と至急情報群は、情報表示端末に情報を表示せしめる情報ファイル、或いは前記情報表示端末の動作機能を設定する動作設定ファイル、或いは前記情報表示端末に情報を表示せしめると同時にその動作機能を設定する情報兼動作設定ファイルの少なくとも1つのファイルを含み、これらの情報ファイルと動作設定ファイルと情報兼動作設定ファイルは同一のファイルフォーマット(ファイル構造)で配信される。
【0014】
また、情報表示端末は定期情報群と至急情報群の着信を報知できる報知手段を有し、報知動作を行わせる設定データを含む前記情報ファイル、動作設定ファイル、或いは前記情報兼動作設定ファイルを受信すると、その設定データによって前記報知手段が作動する。
【0015】
また、情報表示端末は、受信した定期情報群と至急情報群に含まれる情報のタイトルを一覧表示する一覧表示手段を有し、所定の情報ファイル、動作設定ファイル、或いは情報兼動作設定ファイルを受信すると、それらに含まれる設定データによって、情報ファイル、動作設定ファイル、或いは情報兼動作設定ファイルのタイトルが一覧表示手段に表示される。
【0016】
更に、情報表示端末は、受信した定期情報群と至急情報群に含まれる情報の内容をスクロールして表示するスクロール表示手段を有し、所定の情報ファイル、動作設定ファイル、或いは情報兼動作設定ファイルを受信すると、それらに含まれる設定データによって、表示される情報の内容のスクロール単位が変更される。
【0017】
また、本発明の情報表示端末は、長期的情報が保持される不揮発性メモリと短期的情報が保持される揮発性メモリとを有し、情報ファイル、動作設定ファイル、或いは情報兼動作設定ファイルを受信すると、それらのファイルに含まれる設定データによって、受信したファイルが格納されるメモリが指定される。
【0018】
ゲートウェイサーバは設置された場所の電力を計量する電力計を内蔵し、その電力計が計量した所定の期間の電力量とそれに対応する電気料金情報を情報表示端末に配信する。
【0019】
前記した第1の通信手段は電波による無線搬送であり、第2の通信手段も電波による無線搬送、或いは電力線を使用する電力線搬送からなっている。第2の通信手段が電波による無線搬送の場合は、情報表示端末は、その受信強度レベルを表示する。
【0020】
第2の通信手段が電波による無線搬送や電力線を使用する電力線搬送の場合、ゲートウェイサーバは、定期情報群または至急情報群を情報表示端末に配信する際、その配信の際の通信が妨害される妨害信号の有無を確認し、妨害信号が確認された場合は、妨害信号が確認されなくなるまで配信の開始を遅延させる。
【0021】
同様に、第2の通信手段が電波による無線搬送や電力線を使用する電力線搬送の場合、ゲートウェイサーバは、定期情報群または至急情報群を情報表示端末に配信する際、その通信に係わる通信速度と通信エラー状況を通信履歴として保持して集計し、その集計に基づき、所定の通信エラー回数の限度内で最も速い通信速度で行われた通信の速度で、次の配信時に配信を行う。
【0022】
また、ゲートウェイサーバは、定期情報群または至急情報群を所定の量に分割し、その分割されたそれぞれの情報を所定のインターバルで情報表示端末に配信する際、ゲートウェイサーバは、その分割単位ごとの配信インターバルを通信履歴として保持して集計し、その集計に基づき、所定の通信エラー回数の限度内で最も短いインターバルで行われた通信のインターバルで次の分割配信時に配信を行う。そして、この通信履歴は、基幹ネットワークを介して参照可能である。
【0023】
更に、本発明は、基幹ネットワークとそれを介して情報を取得するゲートウェイサーバとからなる情報配信システム上で、そのゲートウェイサーバに接続されて、該サーバが配信する情報を受けて表示を行う情報表示端末において、これらの情報は同一ファイルフォーマット(ファイル構造)で構成された、情報ファイル、動作設定ファイル、情報兼動作設定ファイルのいずれか、またはそれらの組み合わせによって提供され、 情報表示端末が、情報ファイルを受信した場合は、そのファイルが有する情報を表示し、動作設定ファイルを受信した場合は、そのファイルが指定する動作或いは動作設定を行い、情報兼動作設定ファイルを受信した場合は、そのファイルが有する情報を表示するとともにそのファイルが指定する動作或いは動作設定を行う。
【0024】
また、ゲートウェイサーバには被制御機器が接続され、情報表示端末が、情報ファイル、動作設定ファイル、或いは情報兼動作設定ファイルを受信した場合、そのファイルに含まれる設定データをゲートウェイサーバに発行することによって、このゲートウェイサーバを介して被制御機器の制御を行うか、或いは被制御機器の状態を表示する。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。図1は、基幹ネットワークを利用した本実施形態に係る情報配信システムの概略構成図である。利用者側のゲートウェイサーバ1は、第1の通信手段2を利用して基幹ネットワーク3に接続されている。また、センター側(サービス供給者)のホスト装置4も、センター側で予め準備された通信手段を介して同じ基幹ネットワーク3に接続されている。
【0026】
住戸12の敷地内に設置されたゲートウェイサーバ1は、ホスト装置4から提供される情報を表示する情報表示端末7と、住戸12で使用される各種の住戸内機器に接続されている。本実施例では、エアコン8、照明器具9、電子レンジ10、及び電気温水器11をその住戸内機器の例として図示している。
【0027】
図1で示すシステム形態では、基幹ネットワーク3がインターネット網の例を示し、ゲートウェイサーバ1は、その基幹ネットワーク3にTCP/IPプロトコル(インターネットプロトコル)を使用した有線或いは無線からなる第1の通信手段2によって接続される。ゲートウェイサーバ1と情報表示端末7は小電力無線伝送による第2の通信手段5によって、ゲートウェイサーバ1と住戸内機器は、この例では電力線を利用した電力線搬送からなる第3の通信手段6によって接続されている。
【0028】
同様のシステム形態で、異なる基幹ネットワークや通信手段を利用した例を図2に示す。尚、図1と同一の構成要素には同じ符号を付与して詳しい説明は省略する。図2の例では、PHSを利用した無線基幹ネットワーク3aに対して、ホスト装置4が無線で通信を行う。また、ゲートウェイサーバ1もPHSによる第1の通信手段2aを利用して基幹ネットワーク3aに接続される。他方、ゲートウェイサーバ1と情報表示端末7及び住戸内機器とを接続する第2の通信手段5aと第3の通信手段6とも、電力線搬送を利用したものである。
【0029】
第2と第3の通信手段5、5a或いは6は、住戸内の限られた領域で使用されるため、前述した電力線搬送や小電力無線伝送の他に、特定小電力無線通信方式、或いはIrDA(赤外線)による無線伝送方式やツイストペア線による有線伝送方式を使用してもよい。また、比較的小容量のデータを伝送すればよいので、その通信速度は4800〜9600bps程度の比較的遅い速度でも問題はないし、それ以上の速度或いは多重伝送方式であってもよい。説明を簡単にするため、特別の注釈がない場合は、今後の説明は図1のシステム構成の基づいて行うものとするが、この構成に限定されないことは言うまでもない。
【0030】
次に、情報表示端末7の表示と操作に係わる構成について図3を参照して説明する。図3は、本実施形態における情報表示端末7の外観例を示す図である。この情報表示端末7は、情報が表示されるLCD表示部15と、情報着信ランプ16と、F1ボタン17と、F2ボタン18と、F1ボタン19と、ページアップボタン20と、ページダウンボタン21と、実行ボタン22と、戻るボタン23と、初期画面ボタン24とからなる。
【0031】
情報表示端末7がゲートウェイサーバ1から新着情報や重要情報を受信すると、その情報に含まれる後述する設定データによって、情報着信ランプ16が点滅或いは点灯する。利用者が操作をして、その情報をLCD表示部15に表示させて閲覧すると、情報着信ランプ16は消灯する。表示される情報がテロップを含んでいる場合、LCD表示部15のテロップ表示部15aに、テロップの内容が横に流れるように表示され、その情報の本文部はメイン表示部15bに表示される。
【0032】
F1ボタン17、F2ボタン18、及びF3ボタン19は、情報表示端末7内の図示しない不揮発性メモリに格納されている長期保存情報を表示するファンクションボタンが初期設定になっている。F1ボタン17が押下されると、LCD表示部15に例えば広告情報が表示される。F2ボタン18が押下されると、例えば連絡メモが表示される。F3ボタン19が押下されると、例えば地域情報が表示される。これらのファンクションボタンごとに分類された情報は説明のための一例であり、ボタンの数とともに、この例に限定されるものではない。また、各ファンクションボタンを押下した時の動作は、着信情報に含まれる設定データによって変更することも可能である。
【0033】
ページアップボタン20とページダウンボタン21はそれぞれ、現在LCD表示部15に表示されている情報を、ページごとにスクロールして進める或いは戻すボタンである。勿論、ページごとのスクロールではなく、1行或いは数行ごとにスクロールするように、着信情報に含まれる設定データによって設定することも可能である。また、例えば複数の項目からなるメニューが表示されている場合、選択され反転表示されている項目から上或いは下の項目に移動する場合にも使用される。
【0034】
実行ボタン22は、上記したメニューが表示されている場合に押下されると、次階層のメニューが表示される。ファイル名の一覧が表示されている場合に押下すると、選択されていたファイルの内容が表示される。また、情報表示端末7は、初期状態で初期表示画面、すなわち待機状態の場合は日時を表示するようになっているが、この時に実行ボタン22を押下すると、待機状態から動作状態に移行して、その時に受信している情報の中で最新情報を表示する。
【0035】
戻るボタン23は、現在の表示に対して1つ前の段階に戻るためのボタンである。初期画面ボタン24は、どのような表示状態であっても、待機状態の表示に戻るためのボタンである。尚、これまで説明したボタンを押下した時の動作は、情報表示端末7に着信する情報に含まれる一種の設定データによって、変更が可能であるが、その詳細は後述する。
【0036】
次に、この情報表示端末7の制御に係わる構成について簡単に説明する。図4は、情報表示端末7の制御に係わる概略構成例である。情報表示端末7は、その全ての制御を行う制御部30を有し、その制御部30に、LCDドライバ35を介してLCD表示部15が接続されている。更に、図3を参照して説明した情報着信ランプ16と、操作用の各種ボタン17〜24とが制御部30に接続されている。情報着信ランプ16とともに新着情報の着信を報知するスピーカ31と、第2の通信手段5(図1)として送受信をつかさどる無線送受信部32と、長期的に使用される情報が保存される書き換え可能な不揮発性メモリ33と、短期的に使用される情報が保存される揮発性メモリ34も制御部30によって制御される。
【0037】
LCD表示部15の一部に、ゲートウェイサーバ1との通信状態を示す領域を設け、例えば、無線による通信の場合は電波強度を簡易グラフや数値で、電力線搬送の場合は通信速度を数値で示すようにすると、受信エラーが頻繁に発生する場合の原因究明の一助にすることができる。
【0038】
こうした情報表示端末7に情報を滞りなく配信するために、本実施形態による配信方法は、情報表示端末7から利用者による簡単な操作を介してまたは介さず、配信をゲートウェイサーバ1に要求して、ゲートウェイサーバ1に保存されている通常配信用コンテンツデータファイルを受信する方法と、ゲートウェイサーバ1に格納されている新着コンテンツデータファイルが新たに更新された場合、ゲートウェイサーバ1がその新着コンテンツデータファイルを情報表示端末7に自動的に送信する方法とからなっている。この場合、通常配信用コンテンツデータファイルの配信を総称して定期便、新着コンテンツデータファイルの配信を総称して至急便と呼称する。定期便として配信される情報の例として、広告、お知らせ、地域情報、住戸内機器の操作方法などがあり、至急便として配信される情報の例としては、停電情報、災害情報などがある。
【0039】
図5を参照してこのような配信形態の例を説明する。図5は、定期便と至急便とがそれぞれ配信されるための交信を示すシーケンス図である。尚、図5に基づく説明では、図1に示すゲートウェイサーバ1は電力計を備え、住戸12における電力量を逐次計量し、本日分、昨日分、今月分、前月分、今年度分、前年度分などの電力量データはゲートウェイサーバ1の図示しない記憶装置に保存されるものとする。また、センター側はホスト装置4を介して、この電力量データを取得・加工して、例えば電気料金データを追加することが可能である。
【0040】
図5は、定期便配信時の交信37と、利用者による操作時の交信38と、至急便配信時の交信39の交信シーケンスを示し、図の左側が情報表示端末7で、右側がゲートウェイサーバ1である。定期便配信時の交信37は、情報表示端末7の起動時、或いは内蔵するタイマーの設定時刻に開始される。図ではAM4時にタイマーが設定されている。交信が開始すると、情報の定期便配信に先立ち、情報表示端末7から自動的に日時データを配信する旨の要求がゲートウェイサーバ1に出される。この要求を受けて、ゲートウェイサーバ1はその時点の日時データを伝送する。情報表示端末7は受信した日時データに沿って図示しない内部時計の校正を行う。
【0041】
その後、日時データを正常に受信すると、情報表示端末7はACK信号(正常受信確認信号)をゲートウェイサーバ1に返す。もし、情報表示端末7が要求を発信後、所定の時間経過しても日時データが得られない時は、所定の回数リトライが行われるが、それでも受信できない時はエラー表示を行う。
【0042】
その後引き続き、ホスト装置4(図1)からゲートウェイサーバ1に事前に配信されて格納されている、実際の定期便のコンテンツデータファイル(図5で、ファイル名をreg.datとして表示)が、すなわちN個の後述するファイルデータが情報表示端末7に送られる。情報表示端末7はそれらを受けて、ファイルデータごとに正常受信を示すACKを返す。
【0043】
次に、至急便配信時の交信39について説明する。ゲートウェイサーバ1にホスト装置4から伝送されて格納されている至急便のコンテンツデータファイル(図5で、ファイル名をemer.datとして表示)がホスト装置4から伝送された新しいファイルで更新されると、ゲートウェイサーバ1は、その更新された至急便のコンテンツデータファイルを、すなわち、M個のファイルデータを情報表示端末7に送る。情報表示端末7はそれらを受けて、ファイルデータごとに正常受信を示すACKを返す。
【0044】
以上の配信方法とともに、利用者が情報表示端末7を操作して情報を入手することも可能である。その例を、利用者による操作時の交信38として説明する。情報表示端末7の操作ボタンには、各種の機能が動作するように、初期設定として、または前記したコンテンツデータファイルに含まれる設定データを受信することにより割り当てられている。その所定のボタンを押下すると、例えば本日の電力データの要求がゲートウェイサーバ1に送出される。これを受けてゲートウェイサーバ1は、例えば、前記した日時データも含めて電力データを配信する。正常受信後、ACKが情報表示端末7から返される。尚、電力データは前記した電力量データであり、同様に前記した電気料金データを含ませることもできる。
【0045】
以上説明した情報の配信に使用されるコンテンツデータファイルの構造を、図6を参照して説明する。図6は、本実施形態に係わるコンテンツデータファイルの構造を概略説明するための模式図である。以下、ホスト装置4からゲートウェイサーバ1を介して情報表示端末7へ伝送され、1つ以上のファイルデータからなる情報の塊をコンテンツデータファイルと呼称する。
【0046】
センター側のホスト装置4(図1)によって作成されて伝送されるコンテンツデータファイル40は、4つのファイルデータ41〜44から構成されている。ファイルデータ41〜44はそれぞれ、<fle>で始まり、EOF(End of File)で終わる。“<”と“>”とそれによって囲まれたテキストデータをタグと呼称し、1つのタグに続いて記述される部分をタグデータと呼称する。
【0047】
ファイルデータ内に使用されるタグ<fle>以外の代表的なタグの例は以下のとおりである。
<fno> ファイル番号を示す。
<fna> ファイル名を示す。
<rk> ファイルのランクを表し、不揮発性メモリ33に保存するか或いは揮発性メモリ34(図4)に保存するかのランクも含む。
<d> ファイルの日付を示す。
<t> ファイルの時刻を示す。
<vn> 本来1つのデータを複数のファイルデータに分割した場合の分割数を示す。
<vno> 分割されたファイルデータの順番を示す。
<dt*> (*は1〜99)データ種別*の固定表示データを示す。
<dtt> テロップ表示データを示す。
<dtm> メニュー表示するためのメニュー表示データを示す。
【0048】
情報表示端末7に主に表示を行わせるためには、ファイルデータの中で前記したタグなどが使用されるが、情報表示端末7の動作設定を行ったり、動作を行わせたりするには、コマンド用タグや制御ポインタが使用される。その代表的なコマンド用タグや制御ポインタの例は以下のとおりである。
【0049】
<fl13>不揮発性メモリ33の空き容量が所定量以上あることをチェックして状態を返す。
<ack> ファイルデータを正常受信した場合、その受信のACKとして、
<ack>+ファイル番号、または<ack>を返す。受信以外の処理がともなう場合、更にその処理の完了後、その処理に対するACKとして、<fl13>を返す。
<def> 続くデータによって定義される内容の処理を行わせる。
=<cmd>*=、=<cmd>*@ (*は端末表示装置7からゲートウェイサーバ1へ指示するコマンド用タグ、例えば<def>と続くデータによって定義される内容の処理など)この制御ポインタで定義されている“と”で囲まれたメニュー文字が選択・実行されたとき、または、この制御ポインタで定義されているF1ボタン17〜F3ボタン19が押下されたとき、*で示されるコマンド用のデータをゲートウェイサーバ1に送信する。
=f*@ (*は1〜99)関係するメニュー項目が選択されて実行されると、=f@(02)@で始まり、@(03)@で終わる部分で示されている内容を表示させる。
=dt*@ (*は1〜99)この制御ポインタで定義されている“と”で囲まれたメニュー文字が選択・実行されたとき、または、この制御ポインタで定義されているF1ボタン17〜F3ボタン19が押下されたとき、データ種別*のファイル名一覧を表示する。
【0050】
図7を使用して、定期便の配信と、コンテンツデータファイルの構成を更に具体的に説明する。図7は、図5で示した定期便配信37に使用されるコンテンツデータファイルreg.datの例である。尚、このファイルはバイナリデータで構成されている。例えば、<fno>(ファイル番号)に続くデータはバイナリデータであるが、説明の便宜上、これらのバイナリデータは理解可能な10進数やテキストに変換して図示している。また、1つのファイルデータの終了を表すEOFもバイナリデータであるが、便宜上EOFと図示する。
【0051】
コンテンツデータファイルreg.datは8個の表示主体のファイルデータ60〜67で構成されている。また、定期便配信のためのコンテンツデータファイルは、通常同じ名前(この場合はreg.dat)でゲートウェイサーバ1に格納されるので、更新状態を見分けるために、コンテンツデータファイルはそのデータの先頭に識別データ部を有する。図7では、reg030303aの部分が識別データ部である。
【0052】
ファイルデータ60〜64は、<fno>で示される同じファイル番号1598006を有しているので、本来は1つの内容からなる情報であるが、ファイルデータ60〜62は、<dt98>で示されるようにデータ種別98に属し、情報表示端末7のメイン表示部15b(図3)に表示される固定表示データを含んでいる。ファイルデータ63と64は<dtt>で示されるように、テロップ表示部15a(図3)に表示されるテロップ表示データを含んでいる。
【0053】
更に、ファイルデータ60〜62は、本来、メイン表示部15bに表示される固定表示データの1つの塊である。しかし、ゲートウェイサーバ1と情報表示端末7との間の第2の通信手段5(図1)の形態、すなわち、小電力無線や電力線搬送による伝送のため、通信回線の占有率が高くなると信号の衝突が起きて、通信に支障が起きる可能性がある。そのため、情報を複数のファイルデータに分割し、分割されたそれらの複数のファイルデータ、或いは分割されたものとは別のファイルデータとの間に伝送間隔(インターバル)を設けて、信号の衝突が起きにくいようにしている。勿論、高速、多チャンネル、或いは多重伝送を使用する場合はこのように細かく分割する必要はない。
【0054】
分割されたファイルデータ60〜62は、タグ<vn>の次に0003と有り、つまり3つのファイルデータに分割されていることを示している。また、<vno>の次に、それぞれ0001、0002、0003というデータを有している。この2つのタグにより、ファイルデータ60は3分割された1番目、ファイルデータ61は3分割された2番目、ファイルデータ62は3分割された3番目であることがわかる。
【0055】
ファイルデータ63と64は、前述したように、テロップで表示される情報を含み、同一のデータである。すなわち、同一のデータが2回伝送されることを示している。もちろん、通常は1回の伝送で充分であるが、重要なデータの場合或いは揮発性メモリ34(図4)に格納するデータで頻繁に更新されるデータの場合は、利用者に確実に伝えるという目的で2回以上伝送したほうが好ましい場合もある。また、通信エラーが比較的多く発生する状況では、1回より2回以上伝送するほうが伝送の信頼度はより高くなる。ファイルデータ65〜67も、本来1つの情報であるが、上記した理由により3つに分割されている。
【0056】
図7の異なるファイル番号を有する最初のファイルデータはそれぞれ、<d>と<t>で示される日付と時刻データを有している。更に、<rk>で示されるランク(重要度)と、その情報のタイトルとなる<fna>で示されるファイル名とを有している。ランクは、その程度に応じて、情報表示端末7で保存される格納先が異なる。この場合は、ファイルデータ63と64のランクが比較的低い1なので、短期間情報として扱われて揮発性メモリ34(図4)に保存され、その他のファイルデータのランクは3なので、長期間情報として扱われて不揮発性メモリ33(図4)に保存される。
【0057】
図5で示した至急便配信に使用されるコンテンツデータファイルemer.datは、特に例をあげて説明はしないが、配信方法が異なることを除いて、コンテンツデータファイルやその中に含まれるファイルデータの構成と構造は、定期便配信に使用されるコンテンツデータファイルreg.datのものと基本的に同じである。
【0058】
このような定期便配信用のコンテンツデータファイルreg.datが情報表示端末7によって受信されると、reg.datに含まれるファイルデータの受信ごとに、受信状態が情報表示端末7からゲートウェイサーバ1に通知される。ゲートウェイサーバ1は、受信状態を記録する所定のサイズからなる受信記録ファイル、例えばack.datを有し、そのファイルに、通知された受信状態を記録していく。新しい記録ほどack.datの上に書き込まれ、ack.datが所定のサイズに達した場合、古い記録は順に消去されていく。
【0059】
図8に、受信記録ファイルack.datの内容の一例を示す。この例では、情報表示端末7への一番新しい配信は、前記した定期便配信によるコンテンツデータファイルreg.datである。それ以前の配信は図の下部に記録されているが、説明の便宜上省略する。reg.datに関する受信記録は4つの受信記録70〜73に分かれている。最新の受信記録、すなわち、図7の下部に記されているファイルデータほど新しい配信になるので、図8では上部に記録されている。
【0060】
受信記録70は、図7のファイル番号1339004に関するもので、3つに分割されていたファイルデータ65〜67の3つの受信が、その受信のACKとして、それぞれ「<ack>1339004」で記録されている。また、ファイルデータが揮発性メモリ34(図4)に保存される場合は短時間で記憶されるため、正常受信が通知されると正常に保存処理されたと見なされるが、不揮発性メモリ33(図4)に保存される場合は書き込みに時間がかかるため、正常受信の通知とともに正常な保存処理を示す処理に対するACKも通知される。そのため、ファイルデータ65〜67それぞれに対する受信のACKである、「<ack>1339004」とともに、保存処理が完了したことを示す「<fl13>」が記録されている。尚、fl13は、不揮発性メモリ33の保存領域が所定の残量以上あることを示している。
【0061】
受信記録71と72は、図7のファイル番号1598006に関するもので、ファイルデータ63と64のそれぞれに対応し、「<ack>1598006」のように正常受信が記録されている。受信記録73は、図7のファイル番号1598006に関するもので、3つに分割されていたファイルデータ60〜62の受信が、それぞれ正常受信として、「<ack>1598006」のように記録されている。同時に、それらの保存処理が完了したことを示す「<fl13>」が記録され、不揮発性メモリ33(図4)に保存されたことを示している。
【0062】
尚、受信記録70〜73には、対応するファイルデータが受信された日時と、受信エラーが発生したことによる伝送のリトライ回数と、mem_empty=falseで示されるように、メモリに空きがあるか否かも同時に記録される。
【0063】
定期便配信のみならず至急便配信、あるいはその他の情報の伝送時に、こうした受信記録がゲートウェイサーバ1に保存されることにより、ゲートウェイサーバ1で配信を行うソフトウェアがその受信記録を定期的に分析し、前述したようにファイルデータを送信するインターバルを変更できる。また、第2の通信手段5が小電力無線や電力線搬送などの比較的遅い通信速度を有する場合は、その通信速度を、例えば9600bpsから4800bpsに切り替えることも可能になる。或いは、図1のセンター側のホスト装置4が、このゲートウェイサーバにある受信記録にアクセスすることによって通信状態の詳細な分析を行い、ゲートウェイサーバ1の配信に係わるパラメータを変更することも可能になる。
【0064】
特に、第2の通信手段5が小電力無線や電力線搬送である場合は、伝送時に他の信号が重畳する状態、いわゆる妨害信号があると受信に支障を来す場合がある。そのため、このような妨害信号を事前に確認し、妨害信号が検出される場合は、配信の開始を遅らせる機能をゲートウェイサーバ1に持たせることも可能である。更に、通信途中に妨害信号が重畳しないように、前記したインターバルを長くすることも有効である。或いは、一回の通信時間を短くして妨害信号が重畳する可能性を抑えるために、情報がホスト装置4(図1)から配信される際、またはゲートウェイサーバ1が前記した受信記録を解析して、情報の分割数を多くする、すなわち1つのファイルデータのサイズを小さくしてホスト装置4からゲートウェイサーバ1に配信することもできる。
【0065】
次に、図9〜図12を用いて、情報表示端末7に表示を行わせるファイルデータと、情報表示端末7の動作を設定するファイルデータと、その両方を行うファイルデータの実際例を具体的に説明する。これらのファイルは、通常バイナリのデータで構成されるが、説明の便宜上、テキストデータとHEX(16進数)データに変換して示す。図9は、本実施形態で用いられるファイルデータの一例であり、(a)はファイルデータのデータを示し、(b)は情報表示端末7に表示された状態を示す。
【0066】
図9(a)のファイルデータは<fle>で始まり、EOFで終わっている。ファイル番号は<fno>で示され、HEXデータで示すと10F7C1である。日付と時刻はそれぞれ、<d>と<t>の後に続く07D20B16と0C0000のHEXデータで示されている。また、<rk>で示されるランクは、HEXデータ00(重要度小)〜07(重要度大)のランクの範囲で、05である。このランクによって、不揮発性メモリ33(図4)に格納したり、着信時に情報表示端末7の情報着信ランプ16(図3と図4)を点滅、点灯させたり、或いはスピーカ31(図4)を鳴動させることもできる。
【0067】
<dt12>は、データ種別12に属するデータであり、後の<dt12>に続く内容が、固定表示される本文になる。<fna>に続く「エアコンのお話」がファイル名であり、情報表示端末7の操作ボタンを押して、データ種別12に属するデータ類を選択すると表示されるタイトルであり、そのタイトルを選択して操作ボタンを更に押すと、図9(b)に示されるように、<dt12>以降に記述されている本文が表示される。尚、情報表示端末7によって、本文の全てが一度に表示されない場合は、図3で示したページアップボタン20やページダウンボタン21を使用してスクロール表示すればよい。
【0068】
図10と図11は、それぞれファンクションボタンであるF1ボタンとF2ボタンに動作を割り当てるメニュー形式のファイルデータの一例である。図10はF1ボタンに動作が割り当てられるファイルデータで、(a)はファイルデータのデータを示し、(b)は情報表示端末7に表示された状態を示す。タグ<dtm>が含まれる場合、ファイル番号<fno>で示されるHEXデータ000001〜000003のファイルデータがそれぞれ、F1ボタン17〜F3ボタン19(図3と図4)に割り当てられる。そのため、図10(a)のファイルデータの動作はF1ボタン17に割り当てられる。日付と時刻はそれぞれ、<d>と<t>の後に続くHEXデータで示される。また、<rk>で示されるランクは06である。
【0069】
F1ボタン17が押下されると、図10(b)に示されるように、「本日の電気ご使用量」と、「エアコンON」と、「エアコンOFF」とが情報表示端末7に表示され、最初の行の「本日の電気ご使用量」が反転表示される。図10(b)で、最初の行以外を選択する場合は、図3で示したページアップボタン20やページダウンボタン21を使用する。例えば、「本日の電気ご使用量」が選択された状態で実行ボタン22(図3)を押下すると、図10(a)の、「本日の電気ご使用量」に続く=<cmd><def>とそれ以降のデータがゲートウェイサーバ1に送信される。これを受けて、ゲートウェイサーバ1が電気の使用量を確認して返答するまで、=f11@(02)@で始まり、@(03)@で終わるメッセージ、すなわち、「本日の電気ご使用量を確認しています。」と「お待ちください。」とが情報表示端末7に表示される。その後、ゲートウェイサーバ1から電気の使用量が送信されると、それを表示する。
【0070】
「エアコンON」が選択されて実行ボタン22で実行される場合も同様に、=<cmd><def>とそれ以降のデータがゲートウェイサーバ1に送信され、ゲートウェイサーバ1がエアコン8(図1)に電源ONする指示を行う。同時に、=f55@(02)@で始まり、@(03)@で終わるメッセージが情報表示端末7に表示される。その後、エアコン8がONされるとゲートウェイサーバ1からその旨の返信があり、上記のメッセージは消滅する。
【0071】
「エアコンOFF」が選択されて実行ボタン22で実行される場合も同様に、=<cmd><def>とそれ以降のデータがゲートウェイサーバ1に送信され、ゲートウェイサーバ1がエアコン8に電源OFFする指示を行う。同時に、=f56@(02)@で始まり、@(03)@で終わるメッセージが情報表示端末7に表示される。その後、エアコン8がOFFされるとゲートウェイサーバ1からその旨の返信があり、上記のメッセージは消滅する。
【0072】
図11は、F2ボタンに動作が割り当てられるファイルデータのデータを示し、(a)はファイルデータのデータを示し、(b)は情報表示端末7に表示された状態を示す。タグ<dtm>が含まれる場合、ファイル番号<fno>で示されるHEXデータ000001〜000003のファイルデータがそれぞれ、F1ボタン17〜F3ボタン19(図3と図4)に割り当てられる。このファイルデータはタグ<fno>で示されるファイル番号000002を有するため、その動作はF2ボタン18に割り当てられる。
【0073】
F2ボタン18が押下されると、図11(b)に示されるように、「省エネアドバイス」と「お知らせ」とが情報表示端末7に表示され、最初の行の「省エネアドバイス」が反転表示される。図11(b)で、最初の行以外を選択する場合は、ページアップボタン20やページダウンボタン21を使用する。例えば、「省エネアドバイス」が選択された状態で実行ボタン22が押下されると、=dt12@で示されるデータ種別12に属する情報が表示される。「お知らせ」が選択された状態で実行ボタン22が押下されると、=dt13@で示されるデータ種別13に属する情報が表示される。
【0074】
図12は、情報の表示とともに動作を行わせるファイルデータの例であり、(a)はファイルデータのデータを、(b)は情報表示端末7に表示された状態を示す。このファイルデータを受けた情報表示端末7は、タグ<dt31>で示されるデータ種別31に属する情報として保存する。利用者がデータ種別31に属する情報群からこの情報を選択すると、図10(b)に示される表示がなされ、最後の2行を除くと、情報としての表示である。この状態では、「レンジの便利な使い方」が選択されて反転表示されているので、ページアップボタン20やページダウンボタン21で、「生活情報に戻る」を選択することもできる。
【0075】
「レンジの便利な使い方」が選択された状態で、実行ボタン22(図3と図4)が押下されると、=dt32@で示されるデータ種別32に属する情報が表示される。「生活情報に戻る」が選択された状態で実行ボタン22が押下されると、=dt31@で示されるデータ種別31に属する生活情報に関する情報が表示される。
【0076】
以上、ファイルデータを利用して情報表示のみが行われる例を図9で、メニュー表示に係わるボタンの動作設定の例を図10と図11で、またファイルデータを利用して情報表示と複数のメニュー選択とその実行行わせる例を図12で説明した。このように、図10〜図12における動作設定は、ファイルデータの中に、コマンド用タグや制御ポインタを用いて行わせている。
【0077】
尚、例をあげて説明はしないが、コンテンツデータファイルが、多量の表示情報からなるファイルデータを含む場合、そのファイルデータに、情報表示端末7のスクロールを行単位からページ単位で行わせるようなタグで構成される設定データを含ませると、その情報の閲覧が容易に行える。勿論、スクロールを制御する設定データを含むファイルデータを、その情報の前に送信して、予め情報表示端末7のスクロール単位を変更させておくことも可能である。
【0078】
このように、タグを使用することによって、情報を表示させるファイルデータ、動作を行わせたり動作設定をしたりするファイルデータ、或いはその両方を行わせるファイルデータを同一のファイルフォーマットで構成することが可能になると同時に、1つ或いは複数個まとめてコンテンツデータファイルにすることができ、ゲートウェイサーバ1や情報表示端末7での取り扱いが簡素化される。
【0079】
尚、本実施形態の説明に使用した情報表示端末7の構成と構造は一例であり、実際の使用にあたっては、目的に沿った表示部や操作部の構成にすることがより好ましい。また、情報表示端末7からゲートウェイサーバ1を介して制御或いは状態表示できる住戸内機器として、エアコン8を例にあげて説明したが、図1と図2に示される他の機器や、図に示されない各種センサ、換気扇、ブラインド、AV機器、冷蔵庫、健康管理機器、調理機器等の他の機器であってもよい。ゲートウェイサーバ1も、電力計の他に、ガスメータを内蔵、或いはガスの使用量が計量できるようにガスメータに接続されていてもよい。
【0080】
また、図1と図2で図示したシステムは、ゲートウェイサーバ1が住戸12に設置され、その住戸12内で使用される情報表示端末7や住戸内機器を含む例を説明したが、ゲートウェイサーバを、店舗や集合住宅、或いは中小規模ビルに設置することも可能である。
【0081】
【発明の効果】
本発明によると、情報表示端末で時刻を予め設定することにより、利用者の介在無しに定期的に情報が取得できるため、従来のように情報の取得を忘れたり、情報取得の操作が複雑であるため操作が行われず、結果的に情報が取得されないという事態を避けることが可能になるという優れた効果を奏する。同時に、新しい情報は、情報の配信を仲介するゲートウェイサーバが受け取りしだい至急便として配信するので、停電情報や災害情報など緊急性を要する情報が遅延無く確実に配信される。
【0082】
また、定期便或いは至急便として配信される情報は、情報を表示せしめる情報ファイルと、情報表示端末の動作を設定せしめる動作設定ファイルと、その両方を行う情報兼動作設定ファイルとからなるため、情報の表示と同時に、情報表示端末の動作設定、或いはその両方を行うことができる。このことは、簡単な操作で更に具体的な情報の検索、表示ができることを意味する。また、これらのファイルは全て同一構造のファイルであり、情報表示端末のハードウェアとソフトウェアの構成が簡素化されることも意味する。
【0083】
更に、これらのファイル個々に、報知に関するタグを記述したり、或いはランク付けタグでランク付けを行って、情報表示端末で情報の着信を報知するランプ或いはスピーカを動作させることができる。そのため、新着や緊急或いは重要情報の着信を、より確実に利用者に報知することが可能になる。
【0084】
また、定期便や至急便として配信された情報に、それらの情報のタイトルの一覧表示するタグを使用して、情報の表示、分類、選択、操作を見やすく、簡単にすることが可能になる。更に表示を容易にする一助として、情報表示端末にはスクロール手段を装備されている。このスクロール手段のスクロール動作も配信されるファイルによって設定可能であるため、目的に沿ったスクロール動作が行え、更に情報が閲覧しやすくなる。
【0085】
情報表示端末は不揮発性メモリと揮発性メモリとを備え、配信されるファイルのタグによって、いずれかに保存する指定が行われる。その際、ファイル種別を示すタグを付加すれば、配信者側で、例えば長期的に利用する情報と短期的に利用する情報とで、格納先を指定できると同時に、情報の分類まで行って配信が可能になる。このことは、利用者は単に情報を取得すれば、その情報は自動的に分類されて必要な格納先に保存されるため、情報の取得時や取得後に複雑な分類や保存作業を行う必要が無くなる。
【0086】
また、ゲートウェイサーバが電力計を内蔵しているため、利用者は過去や最新の使用電力量や電気料金を、随時問い合わせることができる。
【0087】
また、基幹ネットワークとゲートウェイ間、ゲートウェイと情報表示端末間の接続をそれぞれ無線通信によって行うことができる。或いは、ゲートウェイと情報表示端末間の接続を、電力線搬送を介して行うことも可能である。このようにすると、現状の通信基盤を大幅に変更することなく設備の更新が可能になる。
【0088】
ゲートウェイから情報表示端末に配信される情報に対して、情報表示端末はその受信状態をゲートウェイに通知するようにしている。そのため、ゲートウェイサーバは受信履歴を蓄積し、その受信履歴を分析して、最もエラーが少なくなるように通信パラメータを自動設定するように構成することが可能になる。また、ゲートウェイサーバに蓄積された通信履歴は配信者によってアクセスできる構成であるため、通信履歴を配信者側が分析することを可能にせしめる。更に、ゲートウェイサーバから配信される情報は任意に分割可能であるため、通信エラーが発生しにくい量のデータに分割できる。ゲートウェイサーバは、こうして分割された最小単位のファイルや他のファイルを送信する場合、その分割ファイルごと或いは各ファイルの送信間のインターバルを通信履歴として保持して集計し、その集計に基づき、所定の通信エラー回数の限度内で最も短いインターバルで行われた通信のインターバルで次の分割配信時に配信を行うことも可能になる。
【0089】
更に、本実施形態に係わるシステムは、各住戸内の住戸内機器をも含むことが可能であり、小電力無線や電力線搬送などでゲートウェイサーバ1に接続できる。その場合、情報表示端末がゲートウェイサーバを介してこれら住戸内機器の制御や状態表示を行うことも可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】基幹ネットワークを利用した本実施形態に係る情報配信システムの概略構成図である。
【図2】図1に示すシステムに対して異なる基幹ネットワークや通信手段を利用した例である。
【図3】本実施形態における情報表示端末7の外観例を示す図である。
【図4】情報表示端末7の制御に係わる概略構成例である。
【図5】定期便と至急便とがそれぞれ配信されるための交信を示すシーケンス図である。
【図6】本実施形態に係わる情報データの構造を概略説明するための模式図である。
【図7】図5で示した定期便配信37に使用されるコンテンツデータファイルreg.datの例である。
【図8】受信記録ファイルack.datの内容の一例を示す。
【図9】本実施形態で用いられるファイルデータの一例であり、(a)はファイルデータのデータを示し、(b)は情報表示端末7に表示された状態を示す。
【図10】F1ボタンに動作が割り当てられるファイルデータを示し、(a)はファイルデータのデータを、(b)は情報表示端末7に表示された状態を示す。
【図11】F2ボタンに動作が割り当てられるファイルデータを示し、(a)はファイルデータのデータを、(b)は情報表示端末7に表示された状態を示す。
【図12】情報の表示とともに動作を行わせるファイルデータの例であり、(a)はファイルデータのデータを、(b)は情報表示端末7に表示された状態を示す。
【符号の説明】
1 ゲートウェイサーバ
2、2a 第1の通信手段
3、3a 基幹ネットワーク
4 ホスト装置
5、5a 第2の通信手段
6 第3の通信手段
7 情報表示端末
8 エアコン
9 照明器具
10 電子レンジ
11 電気温水器
12 住戸
15 表示部
15a テロップ表示部
15b メイン表示部
16 情報着信ランプ
17 F1ボタン
18 F2ボタン
19 F3ボタン
20 ページアップボタン
21 ページダウンボタン
22 実行ボタン
23 戻るボタン
24 初期画面ボタン
30 制御部
31 スピーカ
32 無線送受信部
33 不揮発性メモリ
34 揮発性メモリ
35 LCDドライバ
37 定期便配信時の交信
38 利用者による操作時の交信
39 至急便配信時の交信
40 コンテンツデータファイル
41〜44、60〜67 ファイルデータ
70〜73 受信記録

Claims (15)

  1. 接続先の基幹ネットワークを介して情報を得るゲートウェイサーバと、このゲートウェイサーバに接続され、該サーバから得た情報を表示する情報表示端末とからなる情報配信システムにおいて、
    前記基幹ネットワークとゲートウェイサーバとは第1の通信手段によって接続されるとともに、このゲートウェイサーバと前記情報表示端末とは第2の通信手段によって接続され、前記情報表示端末は、内蔵する時刻検出手段によって所定の時刻が検出された場合、或いはこの情報表示端末上で所定の情報要求操作が行われた場合、前記ゲートウェイサーバに要求を発して、このゲートウェイサーバに前記基幹ネットワークを介して定期的に配信される定期情報群を得るとともに、前記ゲートウェイサーバが、前記基幹ネットワークを介して非定期に配信される至急情報群を得た場合、前記情報表示端末からの要求がなくても、前記ゲートウェイサーバはこの至急情報群を前記情報表示端末に配信することを特徴とする情報配信システム。
  2. 前記定期情報群と至急情報群は、前記情報表示端末に情報を表示せしめる情報ファイル、或いは前記情報表示端末の動作機能を設定する動作設定ファイル、或いは前記情報表示端末に情報を表示せしめると同時にその動作機能を設定する情報兼動作設定ファイルの少なくとも1つのファイルを含み、これらの情報ファイルと動作設定ファイルと情報兼動作設定ファイルは同一のファイルフォーマット(ファイル構造)で配信されることを特徴とする請求項1に記載の情報配信システム。
  3. 前記情報表示端末は前記定期情報群と至急情報群の着信を報知できる報知手段を有し、報知動作を行わせる設定データを含む前記情報ファイル、動作設定ファイル、或いは前記情報兼動作設定ファイルを受信すると、その設定データによって前記報知手段が作動することを特徴とする請求項2に記載の情報配信システム。
  4. 前記情報表示端末は、受信した前記定期情報群と至急情報群に含まれる情報のタイトルを一覧表示する一覧表示手段を有し、所定の前記情報ファイル、動作設定ファイル、或いは情報兼動作設定ファイルを受信すると、それらに含まれる設定データによって所定の前記情報ファイル、動作設定ファイル、或いは情報兼動作設定ファイルのタイトルが前記一覧表示手段に表示されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の情報配信システム。
  5. 前記情報表示端末は、受信した前記定期情報群と至急情報群に含まれる情報の内容をスクロールして表示するスクロール表示手段を有し、所定の前記情報ファイル、動作設定ファイル、或いは情報兼動作設定ファイルを受信すると、それらに含まれる設定データによって、表示される情報の内容のスクロール単位が変更されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の情報配信システム。
  6. 前記情報表示端末は、不揮発性メモリと揮発性メモリとを有し、前記情報ファイル、動作設定ファイル、或いは前記情報兼動作設定ファイルを受信すると、それらのファイルに含まれる設定データによって、長期的情報が保持される前記不揮発性メモリまたは短期的情報が保持される前記揮発性メモリのいずれかに、受信したファイルが格納されるかが指定されることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の情報配信システム。
  7. 前記ゲートウェイサーバは設置された場所の電力を計量する電力計を内蔵し、その電力計が計量した所定の期間の電力量とそれに対応する電気料金情報を前記情報表示端末に配信することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の情報配信システム。
  8. 前記第1の通信手段は電波による無線搬送で、前記第2の通信手段は、電波による無線搬送或いは電力線を使用する電力線搬送であることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の情報配信システム。
  9. 前記情報表示端末は、無線搬送による前記第2の通信手段による受信強度レベルを表示することを特徴とする請求項8に記載の情報配信システム。
  10. 前記ゲートウェイサーバは、前記定期情報群または至急情報群を前記情報表示端末に配信する際、前記第2の通信手段によって行われる通信が妨害される妨害信号の有無を確認し、妨害信号が確認された場合は、妨害信号が確認されなくなるまで配信の開始を遅延させることを特徴とする請求項8または請求項9に記載の情報配信システム。
  11. 前記ゲートウェイサーバは、前記定期情報群または至急情報群を前記情報表示端末に配信する際、その通信に係わる通信速度と通信エラー状況を通信履歴として保持して集計し、その集計に基づき、所定の通信エラー回数の限度内で最も速い通信速度で行われた通信の速度で、次の配信時に配信を行うことを特徴とする請求項8乃至請求項10のいずれかに記載の情報配信システム。
  12. 前記ゲートウェイサーバは、前記定期情報群または至急情報群を前記情報表示端末に配信する際、それらの情報群を所定の量に分割し、その分割されたそれぞれの情報を所定のインターバルで配信するとともに、その配信結果を通信履歴として保持して集計し、その集計に基づき、所定の通信エラー回数の限度内で最も短いインターバルで行われた通信のインターバルで次の分割配信時に配信を行うことを特徴とする請求項8乃至請求項11のいずれかに記載の情報配信システム。
  13. 前記通信履歴は、前記基幹ネットワークを介して参照可能であることを特徴とする請求項11または請求項12に記載の情報配信システム。
  14. 基幹ネットワークとそれを介して情報を取得するゲートウェイサーバとからなる情報配信システム上で、そのゲートウェイサーバに接続されて、該サーバが配信する前記情報を受けて表示を行う情報表示端末において、前記情報は同一ファイルフォーマット(ファイル構造)で構成された、情報ファイル、動作設定ファイル、情報兼動作設定ファイルのいずれか、またはこれらの組み合わせによって提供され、前記情報ファイルを受信した場合は、そのファイルが有する情報を表示し、前記動作設定ファイルを受信した場合は、そのファイルが指定する動作或いは動作設定を行い、前記情報兼動作設定ファイルを受信した場合は、そのファイルが有する情報を表示するとともに、そのファイルが指定する動作を行うことを特徴とする情報表示端末。
  15. 前記ゲートウェイサーバには被制御機器が接続され、前記情報表示端末は、前記情報ファイル、動作設定ファイル、或いは情報兼動作設定ファイルを受信した場合、そのファイルに含まれる設定データを前記ゲートウェイサーバに発行することによって、このゲートウェイサーバを介して前記被制御機器の制御を行うか、或いは前記被制御機器の状態を表示することを特徴とする請求項14に記載の情報表示端末。
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