JP2004361440A - 撮影レンズおよびそれを用いた撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、十分なバックフォーカスと短いレンズ光学長を有し、コンパクトで高性能な撮影レンズを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る撮影レンズは、両凸形状の正のパワーをもち、両凸面が非球面である第1レンズ(L1)と、物体側に凹面を向けたメニスカス形状の負のパワーをもち、両面が非球面である第2レンズ(L2)とを有している。第1、第2レンズは、物体側から順に配置され、レンズのバックフォーカス(bf)とレンズ全系の焦点距離(f)との比が0.6から0.8の範囲内に規制されている。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明に係る撮影レンズは、両凸形状の正のパワーをもち、両凸面が非球面である第1レンズ(L1)と、物体側に凹面を向けたメニスカス形状の負のパワーをもち、両面が非球面である第2レンズ(L2)とを有している。第1、第2レンズは、物体側から順に配置され、レンズのバックフォーカス(bf)とレンズ全系の焦点距離(f)との比が0.6から0.8の範囲内に規制されている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主としてCCDやCMOSタイプの固体撮像素子を備えた携帯電話やモバイル用モジュールカメラ等に適用される極めてコンパクトで高性能な撮影レンズ及び撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
CCDなどの固体撮像素子を備えたモジュールカメラには、撮影レンズ(あるいは撮像レンズ)と撮像素子との間には、ローパスフィルタやカバーガラスなどの光学部材を配置するスペースを確保するために、一定のバックフォーカス(レンズ最終面と結像面との間隔)が要求される。
【0003】
また、携帯電話などに内蔵されるカメラモジュールは、撮影レンズの光学長を極めて短くし、コンパクトに設計する必要がある。さらに、固体撮像素子の高画素化に伴い、撮影レンズの高解像度も要求されている。
【0004】
このような要求を満足させるためには、複数枚のレンズにより撮影レンズを構成し、コンパクトでありながら諸収差を補正した高解像度のレンズが開発されている。例えば、特許文献1にこの種の撮影レンズが開示されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2003−75719号
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1に開示される撮影レンズには、以下の課題がある。特許文献1の撮影レンズは、非球面の両凸形状の正レンズと、像面側に凸面を向け両面が非球面の正メニスカスレンズとを、物体側から順に配置させるものであるが、この構成ではバックフォーカス(正メニスカスレンズの像側の面から結像面までの距離)が短すぎ、かつレンズ光学長(開口絞りの面から正メニスカスレンズの像側の面までの距離+バックフォーカス)が長すぎ、携帯電話等の薄型の製品に内蔵するには適していない。つまり、バックフォーカスが短いと、レンズ最終面と結像面との間に光学フィルタ等の光学部材を介在させることが難しく、レンズ光学長が長いと小型化することが困難なためである。
【0007】
そこで本発明は、上記従来の撮影レンズの課題を解決し、十分なバックフォーカスと短いレンズ光学長を有し、コンパクトで高性能な撮影レンズを提供することを目的とする。
【0008】
さらに本発明は、そのような撮影レンズを備えた小型化可能な撮像装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る撮影レンズは、両凸形状の正のパワーをもち両凸面が非球面である第1レンズと、物体側に凹面を向けたメニスカス形状の負のパワーをもち両面が非球面である第2レンズとを有し、第1、第2レンズが物体側から順に配置され、以下に記載の条件式(1)および(2)を満足するものである。
【0010】
【数5】
【0011】
【数6】
但し、fはレンズ全系の焦点距離、bfはバックフォーカス(第2レンズの像側の面から結像面までの距離)、r3は第2レンズの物体側の面の近軸の曲率半径、r4は第2レンズの像側の面の近軸の曲率半径、d3は光軸上の第2レンズの芯厚、n3は第2レンズのd線の屈折率を示す。
【0012】
条件式(1)は、第2レンズが凹レンズ(負のレンズ)であることを規定する。また、条件式(2)は、バックフォーカス(bf)とレンズ全系の焦点距離(f)との比を0.6から0.8の範囲内とし、これにより十分なバックフォーカスを得ると同時に、レンズ光学長を短くしている。つまり、その比が0.6よりも小さくなると、バックフォーカスが小さくなりすぎ、第2レンズと結像面との間に光学フィルタ等を介在させることが困難となる。他方、比が0.8より大きくなると、レンズ光学長が大きくなりすぎ、携帯電話等の小型カメラあるいは薄型カメラに適用することが困難となる。
【0013】
本発明の撮影レンズは、好ましくは、第1レンズの物体側に開口絞りを配し、以下の条件式(3)および(4)を満足するものである。
【0014】
【数7】
【0015】
【数8】
但し、Φはレンズ全系の合成屈折力、Φr2は第1レンズの像側の面の屈折力、Tは開口絞りの物体側の面から第2レンズの像側の面までの距離を示す。
【0016】
条件式(3)は、レンズ全系の合成屈折力Φと、第1レンズの像側の面の屈折力Φr2との比を、1.9から2.5の範囲内とする。その比が、1.9以下となると、第1レンズの像側の面の屈折力が弱くなりすぎ、その結果、焦点距離が長くなり、小型化には適さない。他方、比が2.5以上となると、第1レンズの像側の面の曲率がきつくなりすぎ、レンズの成型をすることが難しくなってしまう。
【0017】
条件式(4)は、レンズ光学長(T+bf)とレンズ全系の焦点距離(f)との比を、1.2から1.8の範囲とする。その比が、1.2以下となると、第1レンズのパワーが小さくなりすぎ、収差の補正が困難になる。他方、比が1.8以上となると、全長が長くなり、小型化には不向きとなってしまう。このように、レンズ光学長(T+bf)を、レンズ全系の焦点距離(f)の1.2〜1.8の大きさとすることで、コンパクトで、かつ、撮像素子の高画素化に対応する高性能の撮影レンズを得ることができる。
【0018】
本発明に係る撮像装置は、上記した特徴を備えた撮影レンズと、その撮影レンズによって形成された像を撮像する撮像素子とを有する。撮像素子は、例えば、CCD等の固体撮像素子が用いられる。このような撮像装置は、コンパクトな構成であるため、小型化カメラや薄型カメラに用いることができる。好ましくは、撮影レンズと撮像素子との間に、IR(赤外線)カット用のフィルタやローパスフィルタ等の光学フィルタを配置させることで撮像性能の向上を図るようにする。
【0019】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態について説明する。本実施の形態に係る撮影レンズ1は、図1に示されるように、図の左側を物体側とするとき、物体側から順に光軸Oに沿って、開口絞りSと、両凸形状の正のパワーをもつ第1レンズL1と、物体側に凹面を向けたメニスカス形状の負のパワーをもつ第2レンズL2とが配列される。第1および第2レンズL1、L2のレンズ面はすべて非球面である。このように本実施の形態の撮影レンズ1は、2群2枚から構成されるレンズである。
【0020】
図中において、r1は第1レンズの物体側の面の光軸付近の曲率半径、r2は第1レンズの像側の面の光軸付近の曲率半径、r3は第2レンズの物体側の面の光軸付近の曲率半径、r4は第2レンズの像側の面の光軸付近の曲率半径を示す。d0は開口絞りと第1レンズL1との間隔、d1は第1レンズの光軸上の芯厚、d2は第1レンズと第2レンズの光軸上の間隔、d3は第2レンズの光軸上の芯厚、d4は第2レンズと平行平面ガラス(光学フィルタ)10との間隔、d5は平行平面ガラスの厚さ、d6は平行平面ガラス10とカバーガラス20との間隔を示す。なお、これらの距離は光軸O上に沿った長さである。fはレンズ全系の焦点距離、bfはバックフォーカス(第2レンズの像側の面から結像面Mまでの距離)、Tは開口絞りSの物体側の面から第2レンズの像側の面までの光軸上の距離を示す。
【0021】
第2レンズL2と像側の結像面Mとの間に配置される平行平面ガラス10は、好ましくは固体撮像素子に必要となるローパスフィルタやIRカットフィルタ等の光学フィルタである。さらに平行平面ガラス10と結像面Mとの間にカバーガラス20の平面板が配置されている。カバーガラス20は、CCD等の固体撮像素子の表面を保護するために用いられる。
【0022】
また、撮影レンズ1は、撮像素子への入射光線の入射角をより小さくさせること、および組み立てを容易にするために、開口絞りSを第1レンズL1の物体側に配置させている。このような構成で、以下の条件式(1)および(2)を満足させることで、極めてコンパクトであり、かつ十分なバックフォーカスをもつ、優れた結像性能の撮影レンズを提供することができる。
【0023】
【数9】
【0024】
【数10】
【0025】
条件式(1)は、第2レンズL2の合成屈折力を規定するもので、近軸合成屈折力は負の屈折力を有する。第2レンズL2の曲率半径r3、r4と、第2レンズの芯厚d2とその屈折率n3との相関が条件式(1)を満足することにより、第1レンズL1の正の屈折力のバランスを適正に保ち、全長を短くすることができる。
【0026】
条件式(2)は、レンズバックフォーカス(bf)の全系焦点距離fに対する範囲を規定し、下限値を下回ると、バックフォーカスが短すぎ、平行平面ガラス10との干渉やレンズバック調整が困難になるとともに、周辺光のシェーディングが悪くなる。上限値を上回ると、全長が長くなり、所望のコンパクトで薄型の撮影レンズを得ることができなくなる。
【0027】
撮影レンズ1は、さらに条件式(3)および(4)を満足するものであることが好ましい。
【0028】
【数11】
【0029】
【数12】
但し、Φはレンズ全系の合成屈折力、Φr2は第1レンズの像側の面の屈折力である。
【0030】
さらに条件式(3)は、第1レンズL1の像側の面r2の屈折力を規定するもので、その下限値を下回ると全長が長くなり、その上限値を上回ると第2レンズL2の曲率半径が小さくなり、レンズ成形が困難になるとともに像面湾曲の補正が困難になる。
【0031】
条件式(4)は、条件式(3)を満足する構成において、レンズ光学長(T+bf)の全系焦点距離fとの相対比を規定するものである。下限値を下回ると、第1レンズL1の屈折力が必要以上に強くなり、第2レンズL2とのバランスが取れなくなり、良好な画像性能を得ることができなくなる。上限値を上回ると、レトロフォーカス型に近くなり、全長が長くなってコンパクトな撮影レンズを得ることができない。
【0032】
次に本発明の実施例について説明する。各実施例において、FNo.はFナンバー、ωは半画角、dはレンズ面間隔、ndは各レンズのd線(587.6nm)に対する屈折率、νdは各レンズのアッベ数である。また、レンズ各面(r1、r2、r3、r4)は非球面で構成されており、非球面の形状は、光軸(O)方向にZ軸、光軸と垂直方向にX軸をとり、光の進行方向を正とし、円錐定数をk、非球面係数をa、b、c、dとした時、式(5)で表す。
【0033】
【数13】
【0034】
(実施例1)
実施例1による撮影レンズ1は、図1に示す断面構成を有する。撮影レンズ1のレンズデータは図6に示す通りであり、表1の面番号は、光軸Oに沿って物体側からの面に順に付されている。面番号0(STO)は、開口絞りSに相当する。面番号1、2は、第1レンズL1のr1、r2に相当し、面番号3、4は第2レンズL2のr3、r4に相当する。面番号5は平行平面ガラス10の物体側の面r5、面番号6は平行平面ガラス10の像側の面r6に相当する。間隔dは、上記した面と面との光軸上の間隔(d1、d2、d3、d4、d5、d6)を示している。表2の数値は、べき数を示し、例えば「1.04989E−01」は、「1.04289×10−1」である。カバーガラス20の厚さは0.4mmである。
【0035】
図7ないし図9は、実施例1による諸収差を示し、図7は球面収差、図8は非点収差、図9は歪曲収差を示す。図7において、一点鎖線はd線、実線はF線、破線はC線に対する球面収差である。図8において、実線はタンジェンシャル像面の収差、破線はサジタル像面の収差である。図9の歪曲収差はd線に対するものである。なお、これらの図で用いた収差の記号は以下の実施例2−5においても同様である。
【0036】
(実施例2−5)
実施例2ないし5の撮影レンズの断面構成を図2ないし図5に示す。また、実施例2−5のレンズデータをそれぞれ図10、図14、図18および図22に示し、実施例2−5による球面収差をそれぞれ図11、図15、図19および図23に示し、実施例2−5による非点収差をそれぞれ図12、図16、図20および図24に示し、実施例2−5による歪曲収差をそれぞれ図13、図17、図21および図25に示す。
【0037】
図26の表1は、本発明による実施例1−5のレンズデータに基づき、上述した条件式(1)ないし(4)の数値を算出したものである。表2は、特許文献1に開示される各実施例のレンズデータに基づき、条件式(1)ないし(4)の数値を算出したものである。これらの表から明らかなように、本発明の各実施例1−5の撮影レンズは、特許文献1に比べて、十分なバックフォーカス(bf)を有しているにもかかわらず、そのレンズ光学長(T+bf)を十分に短くしている。このため、第2レンズL2と像面Mとの間に平行平面ガラス(光学フィルタ)10を介在させて高解像度の撮像を可能にするとともに撮影レンズおよびそのような撮影レンズを含む撮像装置を小型化することができ、小型カメラや薄型カメラに適用することが可能となる。
【0038】
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は、特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
【0039】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明の撮影レンズ及び撮像装置によれば、第1の両凸レンズと第2のメニスカスレンズとが条件式(1)および(2)を満足するように構成したので、十分なバックフォーカスと光学長の短い極めてコンパクトな高性能な結像性能を有すると共に、コストパフォーマンスの高い撮影レンズ及び撮像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る撮影レンズの構成を示し、かつ実施例1の撮影レンズの構成を示す図である。
【図2】実施例2の撮影レンズの構成を示す図である。
【図3】実施例3の撮影レンズの構成を示す図である。
【図4】実施例4の撮影レンズの構成を示す図である。
【図5】実施例5の撮影レンズの構成を示す図である。
【図6】実施例1のレンズデータを示す図である。
【図7】実施例1による球面収差を示す図である。
【図8】実施例1による非点収差を示す図である。
【図9】実施例1による歪曲収差を示す図である。
【図10】実施例2のレンズデータを示す図である。
【図11】実施例2による球面収差を示す図である。
【図12】実施例2による非点収差を示す図である。
【図13】実施例2による歪曲収差を示す図である。
【図14】実施例3のレンズデータを示す図である。
【図15】実施例3による球面収差を示す図である。
【図16】実施例3による非点収差を示す図である。
【図17】実施例3による歪曲収差を示す図である。
【図18】実施例4のレンズデータを示す図である。
【図19】実施例4による球面収差を示す図である。
【図20】実施例4による非点収差を示す図である。
【図21】実施例4による歪曲収差を示す図である。
【図22】実施例5のレンズデータを示す図である。
【図23】実施例5による球面収差を示す図である。
【図24】実施例5による非点収差を示す図である。
【図25】実施例5による歪曲収差を示す図である。
【図26】本発明による各実施例の撮影レンズと特許文献1の各実施例の撮影レンズとのレンズ性能を対比する図である。
【符号の説明】
L1 第1レンズ
L2 第2レンズ
r1 第1レンズの物体側の面の光軸付近の曲率半径
r2 第1レンズの像側の面の光軸付近の曲率半径
r3 第2レンズの物体側の面の光軸付近の曲率半径
r4 第2レンズの像側の面の光軸付近の曲率半径
d1 第1レンズの光軸上の芯厚
d2 第1レンズと第2レンズの光軸上の間隔
d3 第2レンズの光軸上の芯厚
d4 光学フィルタの厚さ
d5 カバーガラスの厚さ
f レンズ全系の焦点距離
bf バックフォーカス
S 開口絞り
T 開口絞りSの物体側の面から第2レンズの像側の面までの光軸上の距離
M 結像面
1 撮影レンズ
10 平行平面ガラス(光学フィルタ)
20 カバーガラス
【発明の属する技術分野】
本発明は、主としてCCDやCMOSタイプの固体撮像素子を備えた携帯電話やモバイル用モジュールカメラ等に適用される極めてコンパクトで高性能な撮影レンズ及び撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
CCDなどの固体撮像素子を備えたモジュールカメラには、撮影レンズ(あるいは撮像レンズ)と撮像素子との間には、ローパスフィルタやカバーガラスなどの光学部材を配置するスペースを確保するために、一定のバックフォーカス(レンズ最終面と結像面との間隔)が要求される。
【0003】
また、携帯電話などに内蔵されるカメラモジュールは、撮影レンズの光学長を極めて短くし、コンパクトに設計する必要がある。さらに、固体撮像素子の高画素化に伴い、撮影レンズの高解像度も要求されている。
【0004】
このような要求を満足させるためには、複数枚のレンズにより撮影レンズを構成し、コンパクトでありながら諸収差を補正した高解像度のレンズが開発されている。例えば、特許文献1にこの種の撮影レンズが開示されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2003−75719号
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1に開示される撮影レンズには、以下の課題がある。特許文献1の撮影レンズは、非球面の両凸形状の正レンズと、像面側に凸面を向け両面が非球面の正メニスカスレンズとを、物体側から順に配置させるものであるが、この構成ではバックフォーカス(正メニスカスレンズの像側の面から結像面までの距離)が短すぎ、かつレンズ光学長(開口絞りの面から正メニスカスレンズの像側の面までの距離+バックフォーカス)が長すぎ、携帯電話等の薄型の製品に内蔵するには適していない。つまり、バックフォーカスが短いと、レンズ最終面と結像面との間に光学フィルタ等の光学部材を介在させることが難しく、レンズ光学長が長いと小型化することが困難なためである。
【0007】
そこで本発明は、上記従来の撮影レンズの課題を解決し、十分なバックフォーカスと短いレンズ光学長を有し、コンパクトで高性能な撮影レンズを提供することを目的とする。
【0008】
さらに本発明は、そのような撮影レンズを備えた小型化可能な撮像装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る撮影レンズは、両凸形状の正のパワーをもち両凸面が非球面である第1レンズと、物体側に凹面を向けたメニスカス形状の負のパワーをもち両面が非球面である第2レンズとを有し、第1、第2レンズが物体側から順に配置され、以下に記載の条件式(1)および(2)を満足するものである。
【0010】
【数5】
【0011】
【数6】
但し、fはレンズ全系の焦点距離、bfはバックフォーカス(第2レンズの像側の面から結像面までの距離)、r3は第2レンズの物体側の面の近軸の曲率半径、r4は第2レンズの像側の面の近軸の曲率半径、d3は光軸上の第2レンズの芯厚、n3は第2レンズのd線の屈折率を示す。
【0012】
条件式(1)は、第2レンズが凹レンズ(負のレンズ)であることを規定する。また、条件式(2)は、バックフォーカス(bf)とレンズ全系の焦点距離(f)との比を0.6から0.8の範囲内とし、これにより十分なバックフォーカスを得ると同時に、レンズ光学長を短くしている。つまり、その比が0.6よりも小さくなると、バックフォーカスが小さくなりすぎ、第2レンズと結像面との間に光学フィルタ等を介在させることが困難となる。他方、比が0.8より大きくなると、レンズ光学長が大きくなりすぎ、携帯電話等の小型カメラあるいは薄型カメラに適用することが困難となる。
【0013】
本発明の撮影レンズは、好ましくは、第1レンズの物体側に開口絞りを配し、以下の条件式(3)および(4)を満足するものである。
【0014】
【数7】
【0015】
【数8】
但し、Φはレンズ全系の合成屈折力、Φr2は第1レンズの像側の面の屈折力、Tは開口絞りの物体側の面から第2レンズの像側の面までの距離を示す。
【0016】
条件式(3)は、レンズ全系の合成屈折力Φと、第1レンズの像側の面の屈折力Φr2との比を、1.9から2.5の範囲内とする。その比が、1.9以下となると、第1レンズの像側の面の屈折力が弱くなりすぎ、その結果、焦点距離が長くなり、小型化には適さない。他方、比が2.5以上となると、第1レンズの像側の面の曲率がきつくなりすぎ、レンズの成型をすることが難しくなってしまう。
【0017】
条件式(4)は、レンズ光学長(T+bf)とレンズ全系の焦点距離(f)との比を、1.2から1.8の範囲とする。その比が、1.2以下となると、第1レンズのパワーが小さくなりすぎ、収差の補正が困難になる。他方、比が1.8以上となると、全長が長くなり、小型化には不向きとなってしまう。このように、レンズ光学長(T+bf)を、レンズ全系の焦点距離(f)の1.2〜1.8の大きさとすることで、コンパクトで、かつ、撮像素子の高画素化に対応する高性能の撮影レンズを得ることができる。
【0018】
本発明に係る撮像装置は、上記した特徴を備えた撮影レンズと、その撮影レンズによって形成された像を撮像する撮像素子とを有する。撮像素子は、例えば、CCD等の固体撮像素子が用いられる。このような撮像装置は、コンパクトな構成であるため、小型化カメラや薄型カメラに用いることができる。好ましくは、撮影レンズと撮像素子との間に、IR(赤外線)カット用のフィルタやローパスフィルタ等の光学フィルタを配置させることで撮像性能の向上を図るようにする。
【0019】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態について説明する。本実施の形態に係る撮影レンズ1は、図1に示されるように、図の左側を物体側とするとき、物体側から順に光軸Oに沿って、開口絞りSと、両凸形状の正のパワーをもつ第1レンズL1と、物体側に凹面を向けたメニスカス形状の負のパワーをもつ第2レンズL2とが配列される。第1および第2レンズL1、L2のレンズ面はすべて非球面である。このように本実施の形態の撮影レンズ1は、2群2枚から構成されるレンズである。
【0020】
図中において、r1は第1レンズの物体側の面の光軸付近の曲率半径、r2は第1レンズの像側の面の光軸付近の曲率半径、r3は第2レンズの物体側の面の光軸付近の曲率半径、r4は第2レンズの像側の面の光軸付近の曲率半径を示す。d0は開口絞りと第1レンズL1との間隔、d1は第1レンズの光軸上の芯厚、d2は第1レンズと第2レンズの光軸上の間隔、d3は第2レンズの光軸上の芯厚、d4は第2レンズと平行平面ガラス(光学フィルタ)10との間隔、d5は平行平面ガラスの厚さ、d6は平行平面ガラス10とカバーガラス20との間隔を示す。なお、これらの距離は光軸O上に沿った長さである。fはレンズ全系の焦点距離、bfはバックフォーカス(第2レンズの像側の面から結像面Mまでの距離)、Tは開口絞りSの物体側の面から第2レンズの像側の面までの光軸上の距離を示す。
【0021】
第2レンズL2と像側の結像面Mとの間に配置される平行平面ガラス10は、好ましくは固体撮像素子に必要となるローパスフィルタやIRカットフィルタ等の光学フィルタである。さらに平行平面ガラス10と結像面Mとの間にカバーガラス20の平面板が配置されている。カバーガラス20は、CCD等の固体撮像素子の表面を保護するために用いられる。
【0022】
また、撮影レンズ1は、撮像素子への入射光線の入射角をより小さくさせること、および組み立てを容易にするために、開口絞りSを第1レンズL1の物体側に配置させている。このような構成で、以下の条件式(1)および(2)を満足させることで、極めてコンパクトであり、かつ十分なバックフォーカスをもつ、優れた結像性能の撮影レンズを提供することができる。
【0023】
【数9】
【0024】
【数10】
【0025】
条件式(1)は、第2レンズL2の合成屈折力を規定するもので、近軸合成屈折力は負の屈折力を有する。第2レンズL2の曲率半径r3、r4と、第2レンズの芯厚d2とその屈折率n3との相関が条件式(1)を満足することにより、第1レンズL1の正の屈折力のバランスを適正に保ち、全長を短くすることができる。
【0026】
条件式(2)は、レンズバックフォーカス(bf)の全系焦点距離fに対する範囲を規定し、下限値を下回ると、バックフォーカスが短すぎ、平行平面ガラス10との干渉やレンズバック調整が困難になるとともに、周辺光のシェーディングが悪くなる。上限値を上回ると、全長が長くなり、所望のコンパクトで薄型の撮影レンズを得ることができなくなる。
【0027】
撮影レンズ1は、さらに条件式(3)および(4)を満足するものであることが好ましい。
【0028】
【数11】
【0029】
【数12】
但し、Φはレンズ全系の合成屈折力、Φr2は第1レンズの像側の面の屈折力である。
【0030】
さらに条件式(3)は、第1レンズL1の像側の面r2の屈折力を規定するもので、その下限値を下回ると全長が長くなり、その上限値を上回ると第2レンズL2の曲率半径が小さくなり、レンズ成形が困難になるとともに像面湾曲の補正が困難になる。
【0031】
条件式(4)は、条件式(3)を満足する構成において、レンズ光学長(T+bf)の全系焦点距離fとの相対比を規定するものである。下限値を下回ると、第1レンズL1の屈折力が必要以上に強くなり、第2レンズL2とのバランスが取れなくなり、良好な画像性能を得ることができなくなる。上限値を上回ると、レトロフォーカス型に近くなり、全長が長くなってコンパクトな撮影レンズを得ることができない。
【0032】
次に本発明の実施例について説明する。各実施例において、FNo.はFナンバー、ωは半画角、dはレンズ面間隔、ndは各レンズのd線(587.6nm)に対する屈折率、νdは各レンズのアッベ数である。また、レンズ各面(r1、r2、r3、r4)は非球面で構成されており、非球面の形状は、光軸(O)方向にZ軸、光軸と垂直方向にX軸をとり、光の進行方向を正とし、円錐定数をk、非球面係数をa、b、c、dとした時、式(5)で表す。
【0033】
【数13】
【0034】
(実施例1)
実施例1による撮影レンズ1は、図1に示す断面構成を有する。撮影レンズ1のレンズデータは図6に示す通りであり、表1の面番号は、光軸Oに沿って物体側からの面に順に付されている。面番号0(STO)は、開口絞りSに相当する。面番号1、2は、第1レンズL1のr1、r2に相当し、面番号3、4は第2レンズL2のr3、r4に相当する。面番号5は平行平面ガラス10の物体側の面r5、面番号6は平行平面ガラス10の像側の面r6に相当する。間隔dは、上記した面と面との光軸上の間隔(d1、d2、d3、d4、d5、d6)を示している。表2の数値は、べき数を示し、例えば「1.04989E−01」は、「1.04289×10−1」である。カバーガラス20の厚さは0.4mmである。
【0035】
図7ないし図9は、実施例1による諸収差を示し、図7は球面収差、図8は非点収差、図9は歪曲収差を示す。図7において、一点鎖線はd線、実線はF線、破線はC線に対する球面収差である。図8において、実線はタンジェンシャル像面の収差、破線はサジタル像面の収差である。図9の歪曲収差はd線に対するものである。なお、これらの図で用いた収差の記号は以下の実施例2−5においても同様である。
【0036】
(実施例2−5)
実施例2ないし5の撮影レンズの断面構成を図2ないし図5に示す。また、実施例2−5のレンズデータをそれぞれ図10、図14、図18および図22に示し、実施例2−5による球面収差をそれぞれ図11、図15、図19および図23に示し、実施例2−5による非点収差をそれぞれ図12、図16、図20および図24に示し、実施例2−5による歪曲収差をそれぞれ図13、図17、図21および図25に示す。
【0037】
図26の表1は、本発明による実施例1−5のレンズデータに基づき、上述した条件式(1)ないし(4)の数値を算出したものである。表2は、特許文献1に開示される各実施例のレンズデータに基づき、条件式(1)ないし(4)の数値を算出したものである。これらの表から明らかなように、本発明の各実施例1−5の撮影レンズは、特許文献1に比べて、十分なバックフォーカス(bf)を有しているにもかかわらず、そのレンズ光学長(T+bf)を十分に短くしている。このため、第2レンズL2と像面Mとの間に平行平面ガラス(光学フィルタ)10を介在させて高解像度の撮像を可能にするとともに撮影レンズおよびそのような撮影レンズを含む撮像装置を小型化することができ、小型カメラや薄型カメラに適用することが可能となる。
【0038】
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は、特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
【0039】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明の撮影レンズ及び撮像装置によれば、第1の両凸レンズと第2のメニスカスレンズとが条件式(1)および(2)を満足するように構成したので、十分なバックフォーカスと光学長の短い極めてコンパクトな高性能な結像性能を有すると共に、コストパフォーマンスの高い撮影レンズ及び撮像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る撮影レンズの構成を示し、かつ実施例1の撮影レンズの構成を示す図である。
【図2】実施例2の撮影レンズの構成を示す図である。
【図3】実施例3の撮影レンズの構成を示す図である。
【図4】実施例4の撮影レンズの構成を示す図である。
【図5】実施例5の撮影レンズの構成を示す図である。
【図6】実施例1のレンズデータを示す図である。
【図7】実施例1による球面収差を示す図である。
【図8】実施例1による非点収差を示す図である。
【図9】実施例1による歪曲収差を示す図である。
【図10】実施例2のレンズデータを示す図である。
【図11】実施例2による球面収差を示す図である。
【図12】実施例2による非点収差を示す図である。
【図13】実施例2による歪曲収差を示す図である。
【図14】実施例3のレンズデータを示す図である。
【図15】実施例3による球面収差を示す図である。
【図16】実施例3による非点収差を示す図である。
【図17】実施例3による歪曲収差を示す図である。
【図18】実施例4のレンズデータを示す図である。
【図19】実施例4による球面収差を示す図である。
【図20】実施例4による非点収差を示す図である。
【図21】実施例4による歪曲収差を示す図である。
【図22】実施例5のレンズデータを示す図である。
【図23】実施例5による球面収差を示す図である。
【図24】実施例5による非点収差を示す図である。
【図25】実施例5による歪曲収差を示す図である。
【図26】本発明による各実施例の撮影レンズと特許文献1の各実施例の撮影レンズとのレンズ性能を対比する図である。
【符号の説明】
L1 第1レンズ
L2 第2レンズ
r1 第1レンズの物体側の面の光軸付近の曲率半径
r2 第1レンズの像側の面の光軸付近の曲率半径
r3 第2レンズの物体側の面の光軸付近の曲率半径
r4 第2レンズの像側の面の光軸付近の曲率半径
d1 第1レンズの光軸上の芯厚
d2 第1レンズと第2レンズの光軸上の間隔
d3 第2レンズの光軸上の芯厚
d4 光学フィルタの厚さ
d5 カバーガラスの厚さ
f レンズ全系の焦点距離
bf バックフォーカス
S 開口絞り
T 開口絞りSの物体側の面から第2レンズの像側の面までの光軸上の距離
M 結像面
1 撮影レンズ
10 平行平面ガラス(光学フィルタ)
20 カバーガラス
Claims (4)
- 請求項1または2に記載の撮影レンズと、前記撮像レンズにより形成された像を撮像する撮像素子とを有する、撮像装置。
- 前記撮影レンズと前記撮像素子との間に光学フィルタが配される、請求項3に記載の撮像装置。
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