JP2004361233A - 液滴吐出方法、及び液滴吐出装置 - Google Patents

液滴吐出方法、及び液滴吐出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】高価な試薬や希少な検体等についてもこれを容易にかつ確実に充填することができると共に、液状体中への気泡や微粒子等の残留を抑制することが可能となる、液滴吐出方法、及び液滴吐出装置を提供する。
【解決手段】液状体Lを貯留するキャビティと、該キャビティに連通するノズルと、キャビティ内に貯留された液状体Lをノズルより吐出させるための吐出手段とを有した吐出ヘッド2を用いて液状体Lを所望箇所に吐出する液滴吐出方法であって、予め用意した液状体Lに吐出ヘッド2のノズルを接触させ、該ノズルから液状体Lを吸引し、吸引した液状体Lをキャビティ内に貯留する工程と、液状体Lに含まれる不純物C、Dを濾過するフィルタ部材41を備えた濾過手段4により当該液状体Lを濾過する工程と、キャビティ内に貯留した液状体Lを吐出手段によってノズルより吐出させる工程とを具備することを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液滴吐出方法、及び液滴吐出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年における遺伝子構造の解析方法の進歩にはめざましいものがあり、ヒトの遺伝子をはじめとして、多数の遺伝子構造が明らかにされてきている。このような遺伝子構造の解析には、顕微鏡スライドグラス等の基板上に数千から一万種類以上の異なる種類のDNA断片をスポットとして整列固定させて被検査体とし、これを顕微鏡等で観察するなどの方法が採られている。
【0003】
しかし、このような被検査体の作製のように、数千以上のものを作製する場合、その操作を全て人手で行うのでは極めて効率が悪く、従って、自動化が望まれている。
自動化を行うための一つの手法として、試薬等の液状体を吐出して被検査体に充填する液滴吐出装置を用いることが考えられる。液状体を吐出する液滴吐出装置としては、例えば従来よりプリンターなどに用いられているインクジェット装置(例えば、特許文献1参照。)と称される液滴吐出装置がある。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−324505号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記の液滴吐出装置は、その吐出ヘッドの後方に液溜めタンクを設置し、ここから液状体を吐出ヘッドに供給して吐出ヘッドのノズルより液滴(液状体)を吐出するのが一般的である。
ところが、前述したようなDNA断片を用いる被検査体などの作製では、使用するDNA等の検体が希少であり、また使用する試薬も高価な場合が多い。従って、試料となる液状体を液溜めタンク、及び液溜めタンクから吐出ヘッドに至る経路中に多量に貯留し、これを吐出ヘッドに供給し、吐出するのは困難である。
【0006】
なぜなら、前述したように液溜めタンクを設けた場合では、この液溜めタンクから吐出ヘッドに至る経路中に液状体を満たさなければならず、しかも混入した空気(気泡)を取り除くため試しの液状体吐出を行わなければならず、従って、多量の液状体(試料)を必要とするとともに、多くを無駄にしてしまうことになり、コスト的に不利になり、また希少である液状体には基本的に適用できないからである。
【0007】
これに対し、上記の希少な液状体を取り扱う場合の困難性を回避するべく、液状体を吐出ヘッドのノズルから必要な分だけ吸引し、吐出ヘッドに充填する方法が提案されている。この方法によれば、液溜めタンク等に液状体を貯留する必要がなく、コスト的に有利になる。
【0008】
しかしながら、この方法においては、液状体をノズルから吸引することにより気泡が発生し、気泡が吐出ヘッド内に残留してしまうだけでなく、ノズル径よりも小径の微粒子等のゴミが残留してしまうという問題がある。更には、残留した気泡や微粒子等を取り除くには、より多くの液状体を吸引する必要があり、結果として液状体に無駄が生じてしまうという問題がある。
【0009】
本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、高価な試薬や希少な検体等についてもこれを容易にかつ確実に充填することができると共に、液状体中への気泡や微粒子等の残留を抑制することが可能となる、液滴吐出方法、及び液滴吐出装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため本発明の液滴吐出方法は、液状体を貯留するキャビティと、該キャビティに連通するノズルと、前記キャビティ内に貯留された液状体を前記ノズルより吐出させるための吐出手段とを有した吐出ヘッドを用いて液状体を所望箇所に充填する液滴吐出方法であって、予め用意した液状体に前記吐出ヘッドの前記ノズルを接触させ、該ノズルから液状体を吸引し、吸引した液状体を前記キャビティ内に貯留する工程と、前記液状体に含まれる不純物を濾過するフィルタ部材を備えた濾過手段により当該液状体を濾過する工程と、前記キャビティ内に貯留した前記液状体を吐出手段によって前記ノズルより吐出させる工程と、を具備することを特徴とする。
【0011】
この液滴吐出方法によれば、ノズルから液状体を吸引してキャビティ内に貯留し、その後、貯留した液状体を吐出手段によってノズルより吐出させるようにしたので、吐出手段によってキャビティからノズルを介して吐出できる最少限の量だけ液状体を吐出ヘッドに吸引することが可能となり、従って、液状体が高価であったり希少である場合にも、液状体を無駄にすることなく少量の吐出を可能にすることができる。
また、ノズルから液状体を吸引した場合等で生じる気泡や、液状体に混入した小径の微粒子等が濾過手段によって濾過されるので、これらが吐出ヘッド内に残留することがなく、液状体の吐出を良好に行うことができる。
【0012】
また、前記液滴吐出方法においては、前記液状体を濾過する工程を前記液状体が前記濾過手段から前記吐出ヘッドへ流動する方向で行うのが好ましい。
このようにすれば、前記液状体の吐出に伴って当該液状体が前記濾過手段から前記吐出ヘッドに向かって流動する際に、前記濾過手段が液状体に含まれる気泡や微粒子等がフィルタ部材によって濾過される。また、フィルタ部材に付着した気泡や微粒子等は、吐出ヘッド側に流動することなく留まるので、従って、液状体を吐出する場合には、キャビティに貯留される液状体に気泡や微粒子等が混入するのを防止することができる。
【0013】
また、前記液滴吐出方法においては、前記濾過手段は、前記フィルタ部材の少なくとも一部を変位可能に保持し、前記液状体を吸引する場合には前記フィルタ部材を前記吸引手段側に変位することを特徴とするのが好ましい。
このようにすれば、前記液状体がフィルタ部材によって濾過されずに吸引手段側に移送されるので、気泡や微粒子等が前記フィルム部材の吐出ヘッド側に付着することない。従って、液状体を吐出する場合には、キャビティに貯留される液状体に気泡や微粒子等が混入するのを防止することができる。
【0014】
また、本発明の液滴吐出装置では、液状体を貯留するキャビティと、該キャビティに連通するノズルと、前記キャビティ内に貯留された液状体を前記ノズルより吐出させるための吐出手段とを有した吐出ヘッドを備えてなる液滴吐出装置であって、前記液状体と前記ノズルとを接触させて前記吐出ヘッドのノズルに前記液状体を供給する液状体供給部と、前記吐出ヘッドのキャビティ側に接続し、該キャビティを介して前記ノズルより吸引することで前記液状体供給部から供給された液状体をキャビティ内に吸引する吸引手段と、前記吐出ヘッドと前記吸引手段との間に配置され、前記液状体に含まれる不純物を濾過するフィルタ部材を備える濾過手段とを具備することを特徴としている。
【0015】
この液滴吐出装置によれば、液状体供給部と吸引手段とを備えたことにより、前述したように吸引手段によって液状体供給部から供給された液状体をノズルで吸引してキャビティ内に貯留し、その後、貯留した液状体を吐出手段によってノズルより吐出させるようにすれば、吐出手段によってキャビティからノズルを介して吐出できる最少限の量だけ液状体を吐出ヘッドに吸引することが可能となり、従って、液状体が高価であったり希少である場合にも、液状体を無駄にすることなく少量の吐出を可能にすることができる。
また、ノズルから液状体を吸引した場合等で生じる気泡や、液状体に混入した小径の微粒子等が濾過手段によって濾過されるので、これらが吐出ヘッド内に残留することがなく、液状体の吐出を良好に行うことができる。
【0016】
また、前記液滴吐出装置においては、濾過手段はフィルタ部材の少なくとも一部を変位可能に保持し、吸引手段による液状体の流動に伴ってフィルタ部材が変位するのが好ましい。
このようにすれば、前記液状体の吐出に伴って当該液状体が前記濾過手段から前記吐出ヘッドに向かって流動することにより、フィルタ部材の少なくとも一部が前記吐出ヘッド側に変位し、液状体に含まれる気泡や微粒子等がフィルタ部材によって濾過される。また、フィルタ部材に付着した気泡や微粒子等は、吐出ヘッド側に流動することなく留まるので、従って、液状体を吐出する場合には、キャビティに貯留される液状体に気泡や微粒子等が混入するのを防止することができる。
【0017】
また、前記液滴吐出装置においては、濾過手段はフィルタ部材の少なくとも一部を変位可能に保持すると共に、当該フィルタ部材の位置を変位させる駆動機構を具備し、当該駆動機構の駆動に伴って前記フィルタ部材が変位するのが好ましい。
このようにすれば、駆動機構が前記フィルタ部材を変位させると共に、前記液状体の吐出に伴って当該液状体が前記濾過手段から前記吐出ヘッドに向かって流動することにより、液状体に含まれる気泡や微粒子等がフィルタ部材によって濾過される。また、フィルタ部材に付着した気泡や微粒子等は、吐出ヘッド側に流動することなく留まるので、従って、液状体を吐出する場合には、キャビティに貯留される液状体に気泡や微粒子等が混入するのを防止することができる。
【0018】
また、前記液滴吐出装置においては、濾過手段は前記フィルタ部材よりも大径の流路を備え、前記吸引手段により吸引された前記液状体が前記流路を流動するのが好ましい。
このようにすれば、前記吸引手段の吸引に伴って、前記液状体が前記フィルタ部材によって濾過されることなく前記流路を流動する。これにより、当該液状体に含まれた気泡や微粒子等は、前記フィルタ部材によって濾過されずに前記吸引手段側に移送されるので、当該気泡や微粒子等が前記フィルム部材の吐出ヘッド側に付着することない。従って、液状体を吐出する場合には、キャビティに貯留される液状体に気泡や微粒子等が混入するのを防止することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳しく説明する。
図1(a)、(b)は本発明の液滴吐出装置の一例を示す図であり、図1(a)中符号1は液滴吐出装置である。この液滴吐出装置1は、吐出ヘッド2と、吐出するための液状体を貯留する容器3と、液状体を濾過するための濾過手段を備えたフィルタ機構部4と、吐出ヘッド2内に液状体を吸引するための吸引手段を備えた圧力コントローラ5とを備えて構成されたものである。
【0020】
吐出ヘッド2は、図2(a)に示すように例えばステンレス製のノズルプレート12と振動板13とを備え、両者を仕切部材(リザーバプレート)14を介して接合したものである。ノズルプレート12と振動板13との間には、仕切部材14によって複数のキャビティ15…とリザーバ16とが形成されており、これらキャビティ15…とリザーバ16とは流路17を介して連通している。
【0021】
各キャビティ15とリザーバ16の内部とは液状体で満たされるようになっており、これらの間の流路17はリザーバ16からキャビティ15に液状体を供給する供給口として機能するようになっている。また、ノズルプレート12には、キャビティ15から液状体を噴射するための孔状のノズル18が縦横に整列した状態で複数形成されている。一方、振動板13には、リザーバ16内に開口する孔19が形成されており、この孔19には前記フィルタ機構部4が接続されている。
【0022】
また、振動板13のキャビティ15に向く面と反対の側の面上には、図2(b)に示すように圧電素子(ピエゾ素子)20が接合されている。この圧電素子20は、一対の電極21、21間に挟持され、通電により外側に突出するようにして撓曲するよう構成されたもので、本発明における吐出手段として機能するものである。
【0023】
このような構成のもとに圧電素子20が接合された振動板13は、圧電素子20と一体になって同時に外側へ撓曲し、これによりキャビティ15の容積を増大させる。すると、キャビティ15内とリザーバ16内とが連通しており、リザーバ16内に液状体が充填されている場合には、キャビティ15内に増大した容積分に相当する液状体が、リザーバ16から流路17を介して流入する。
そして、このような状態から圧電素子20への通電を解除すると、圧電素子20と振動板13はともに元の形状に戻る。よって、キャビティ15も元の容積に戻ることから、キャビティ15内部の液状体の圧力が上昇し、ノズル18から液状体の液滴22が吐出される。
【0024】
また、前記流路17には、これの開閉をなすための電磁弁23が設けられている。従って、電磁弁23が閉じられると、キャビティ15とリザーバ16との間が閉じられ、これによりキャビティ15内の液状体の、リザーバ16側への逆流が確実に防止される。すなわち、後述するように液状体を少量しか吸引できない場合、リザーバ16に液状体が十分満たされないことがあるが、そのような状態でノズル18から液状体を吐出させる場合に、電磁弁23によってキャビティ15とリザーバ16との間の流路17を閉じておくことにより、液状体をリザーバ16側に逆流させることなくノズル18側から吐出させることができるようになっているのである。
【0025】
なお、吐出ヘッド2の吐出手段としては、前記の圧電素子(ピエゾ素子)20を用いた電気機械変換体以外でもよく、例えば、エネルギー発生素子として電気熱変換体を用いた方式や、帯電制御型、加圧振動型といった連続方式、静電吸引方式、更にはレーザーなどの電磁波を照射して発熱させ、この発熱による作用で液状体を吐出させる方式を採用することもできる。
【0026】
容器3は、本発明における液状体供給部となるもので、図1(a)に示したようにその内部に液状体Lを貯留するものである。この容器3としては、その内部に前記吐出ヘッド2を入れて貯留した液状体中に吐出ヘッドを浸漬することができる形状・大きさであれば、特に限定されることなくいずれのものも使用可能であり、例えばビーカーやシャーレ、更には試薬を入れるガラス瓶などが用いられる。ただし、特にその材質については、用いる液状体の種類に応じて、この液状体を変質させないものを用いる必要があるのはもちろんである。
【0027】
フィルタ機構部4は、図3(a)に示すように例えばステンレス製のケース40と、液状体を濾過するフィルタ部材41と、フィルタ部材41を矢印Aの方向に変位可能とする軸体42と、フィルタ部材41の変位を制限する凸部43と、液状体が流入及び流出する流入/流出口44、45とを備えている。流入/流出口44は吐出ヘッド2の孔19に接続されており、流入/流出口45はチューブ24(図1(a)参照)を介して圧力コントローラ5に接続されている。
【0028】
フィルタ部材41は、メンブランフィルタやSUSフィルタ等のように微細な高分子繊維や金属繊維が緻密に重なり合ったメッシュ構造を有したもの、焼結合金、セラミクス、高分子樹脂からなる多孔質構造を有したもの等からなる。その材料としては、液状体の種類に応じて好適なものが採用され、例えば、酸性の液状体を用いる場合には耐酸性に優れたSiCやSiO等のセラミクスが採用され、また、有機系材料や染料インクからなる液状体を用いる場合には、一般にSUSが採用される。更に、上記のメッシュ構造及び多孔質構造の孔径は、吐出ヘッド2のノズル18の径よりも小さく、好ましくは液状体に混入している泡(不純物)や微粒子(不純物)等の大きさに応じて決定される。本実施形態では5μmの孔径を有するフィルタ部材を採用した。なお、フィルタ部材41の周囲に、例えば枠等の部材を設けて、上記のメッシュ構造及び多孔質構造を保持するような構成としてもよい。
【0029】
圧力コントローラ5は、フィルタ機構部4の流入/流出口45にチューブ24を介して接続されたもので、チューブ24に接続されたバッファ槽25と、このバッファ槽25にチューブ26を介して接続された圧発生器27と、バッファ槽25にチューブ28を介して接続された圧力センサ29と、圧発生器27を制御する制御部30とを備えてなるものである。
【0030】
圧発生器27は、本例における吸引手段、更には加圧手段として機能するもので、チューブ26を介して接続されたバッファ槽25内を減圧し、あるいは加圧することにより、吐出ヘッド2のリザーバ16内を減圧しあるいは加圧するものである。この圧発生器27としては、減圧ポンプ(真空ポンプ)や加圧ポンプ(送気ポンプ)を備えて三方弁などで減圧・加圧を切り換える機構のものや、ポンプ以外の手段、例えば水頭などを用いた負圧源・正圧源を用いる機構などが採用される。なお、本例においては減圧・加圧を行えるものとするが、この圧発生器27は必ずしも減圧・加圧の両方を行える必要はなく、少なくとも後述するような吐出ヘッド2を介しての吸引が行えるだけの減圧が行えれば十分である。
【0031】
圧力センサ29は、圧発生器27によって変圧されたバッファ槽25内の圧力を検出し、得られた電圧値を信号として制御部30に送るもので、市販されている従来公知の圧力センサからなるものである。
制御部30は、圧発生器27を制御してバッファ槽25内を設定した圧となるようにするもので、前記圧力センサ29で検出されたバッファ槽25内の圧力によって減圧度を変え、あるいは加圧度を変えるように圧発生器27を制御するものである。また、この制御部30は、圧発生器27によって形成するバッファ槽25の内圧を予め設定できるようになっており、更に、前記吐出ヘッド2の流路17に設けられた電磁弁23の開閉も制御するようになっている。
【0032】
なお、このような構成の液滴吐出装置1については、前記吐出ヘッド2を移動させる移動機構を備えることにより、液状体を吐出ヘッド2によって所望位置に自動的に吐出することが可能となる。ここで、移動機構は、液滴吐出装置1の吐出ヘッド2をX方向に移動させるX方向移送体と、Y方向に移動させるY方向移送体と、Z方向(高さ方向)移送体とを有したもので、これら移送体がリニアモータ等の駆動手段によって例えば1μm単位で移動することにより、吐出ヘッド2を水平方向であるXY方向と高さ方向(垂直方向)であるZ方向に精度よく移動させることができるようになっている。
また、吐出ヘッド2は前記移動機構に対して着脱可能になっており、これによって手動で液状体の吐出・分滴を行いたいような場合にもその操作が行えるようになっている。
【0033】
次に、前記構成の液滴吐出装置1の使用方法に基づき、本発明の液滴吐出方法を説明する。
まず、吐出ヘッド2に液状体Lを充填する工程について説明する。
即ち、充填目的とする液状体Lを用意し、これを容器3に入れる。ここで、本発明は特に高価な試薬や希少な検体などを充填するのに好適に用いられるものであり、従って、液状体Lとしても充填する最少限の量しかないものとする。なお、このような液状体Lに対しては、予め脱気しておくのが好ましい。
【0034】
次に、吐出ヘッド2の電磁弁23が閉じた状態で、容器3内に吐出ヘッド2を入れて液状体L内に浸漬する。
更に、圧力コントローラ5の圧発生器27の減圧側の機構を作動させ、バッファ槽25内を予め設定した所定圧力にまで減圧する。ここで、吐出ヘッド2内のリザーバ16はチューブ24とフィルタ機構部4を介してバッファ槽25に接続されているので、リザーバ16内もバッファ槽25と同じ圧にまで減圧される。
【0035】
このようにしてバッファ槽25を所定圧まで減圧したら、電磁弁23を開く。すると、流路17が開通してキャビティ15がリザーバ16に連通し、即ち、このキャビティ15はリザーバ16、フィルタ機構部4、チューブ24を介してバッファ槽25に連通した状態となり、キャビティ15内は減圧される。
【0036】
従って、キャビティ15内が減圧されることにより、液状体Lはノズル18から吸引され、キャビティ15、リザーバ16、流入/流出口44を経てケース40内に流入する。更に、図3(b)に示すように液状体Lのケース40内への流入に伴って、流入/流出口44側の圧力が流入/流出口45側よりも高くなり、フィルタ部材41は軸体42を中心に矢印Aの方向に変位する。当該フィルタ部材41の変位に伴ってフィルタ部材41とケース40との間に流路Bが形成され、液状体Lが流路Bを流動し、流入/流出口45の近傍まで液状体Lが充填される。ここで、液状体Lには、液状体Lがノズル18やキャビティ15内を流動することにより生じた気泡Cや、予め含まれているゴミ等の微粒子Dが混入している。
【0037】
次に、液滴吐出工程について説明すると共に、当該液滴吐出工程内における気泡Cや微粒子Dを除去する方法について説明する。
上記のようにケース4内に液状体Lが充填した後に電磁弁23を閉じる。又は、圧発生器27の加圧側の機構を作動させてバッファ槽25内を大気圧、あるいはこれより僅かに高い圧力にまで加圧する。すると、ノズル18からの吸引が停止する。次いで、吐出ヘッド2を容器3から引き上げ、必要に応じて吐出ヘッド2のノズル18形成面に付着した液状体Lを拭き取る。
【0038】
次に、液状体Lの吐出に先立って、吐出ヘッド2を所定の位置に配置する。ここで、液状体Lを吐出する場合には、吐出ヘッド2の圧電素子20を作動することによって、液状体Lがキャビティからノズル18を介して吐出され、また、ケース40からリザーバ16を介してキャビティ15に流動する。これに伴って、ケース40内の流入/流出口45側の圧力が流入/流出口44側よりも高くなり、図3(c)に示すようにケース40内の液状体Lが流入/流出口44に流動する。このような液状体Lの流動に伴って、フィルタ部材41は軸体42を中心に矢印A’の方向に変位すると共に凸部43と接触した状態になる。この状態で液状体Lがフィルタ部材41内を流動することにより、気泡Cや微粒子D等がフィルタ41によって濾過される。濾過された液状体Lは、リザーバ16、流路17及びキャビティ15を介してノズル18から液滴22として吐出される。
なお、吐出ヘッド2を移動させる移動機構を液滴吐出装置1に設けた場合には、移動機構を適宜に動作させることによって吐出ヘッド2を所望位置にまで移動させ、そこで液滴(液状体L)の吐出を行わせるようにする。
【0039】
このような液滴吐出方法にあっては、ノズル18から液状体Lを吸引してキャビティ15内に貯留し、その後、貯留した液状体Lを圧電素子20によってノズル18より吐出させるようにしたので、例えば吐出するのに必要な最少限の量だけを吐出ヘッド2に吸引することができる。従って、液状体Lが高価であったり希少である場合にも、液状体Lを無駄にすることなく少量の吐出を行うことができる。
また、液状体Lを充填する際には、液状体Lの流動に伴って、フィルタ部材41が変位し、液状体Lが濾過されずにケース40内に充填されるので、気泡Cや微粒子D等がフィルム部材41の吐出ヘッド2側に付着することない。従って、液状体Lを吐出する場合には、キャビティ15に貯留される液状体Lに気泡Cや微粒子D等が混入するのを防止することができる。
また、更に液状体Lを吐出する際には、液状体Lが吐出ヘッド2に向かって流動することにより、液状体Lに含まれる気泡Cや微粒子D等がフィルタ部材41によって濾過され、また、フィルタ部材41に付着した気泡Cや微粒子C等は、吐出ヘッド2側に流動することなく留まるので、キャビティ15に貯留される液状体Lに気泡Cや微粒子D等が混入するのを防止することができる。
【0040】
なお、前記例のフィルタ機構部4では、液状体Lの流動に伴ってフィルタ部材41を変位させて液状体Lをケース40内に充填し、液状体Lの吐出により気泡Cや微粒子D等をフィルタ部材41で濾過したが、本発明はこれに限定されることなく、種々の構成を採用することができる。
【0041】
次に、フィルタ機構部4の他の形態について図4及び図5を参照して説明する。ここでは、先に記載したフィルタ機構部4の異なる部分のみを説明し、同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0042】
図4(a)は、フィルタ機構部の他の形態を示す断面図である。
フィルタ機構部50は、フィルタ部材41よりも大径の断面を有する流路51と、パッキン52と、隙間部材53とを備えた構成となっている。パッキン52は、ゴム等の弾性体からなり、フィルタ部材41がパッキン52と接触することで、フィルタ部材41の周辺から流入/流出口44が漏れない状態となる。また、隙間部材53とフィルタ部材41とが接触することで、隙間部材53の周辺と流路51とが連通状態となる。また、フィルタ部材41は、パッキン52と隙間部材53との間で、矢印Eの方向で自在に変位可能となっている。
【0043】
次に、フィルタ機構部50を備えた液滴吐出装置の液状体Lの充填方法及び吐出方法について説明する。
まず、吐出ヘッド2に液状体Lを充填する工程について説明する。
即ち、充填目的とする液状体Lを用意し、これを容器3に入れる。更に、圧力コントローラ5を作動することにより、液状体Lが吐出ヘッド2からケース40内に流入する。これに伴って、図4(b)に示すように、流入/流出口44側の圧力が流入/流出口45側よりも高くなり、液状体Lの流動に伴ってフィルタ部材41は隙間部材53と接触する。隙間部材53の周辺は、流入/流出口45側と流路51とが連通状態になるので、液状体Lは、気泡Cや微粒子D等と共に矢印Fに示す方向に流動し、流路51を経て、流入/流出口45側に流動する。
【0044】
次に、液滴吐出工程について説明すると共に、当該液滴吐出工程内における気泡Cや微粒子Dを除去する方法について説明する。ここで、電磁弁23を閉じる動作、及び圧発生器27の加圧側の機構を作動させる動作、及び吐出ヘッド2を所定の位置に配置する動作については、先に記載した液滴吐出工程と同様であるので、説明を省略する。
【0045】
吐出ヘッド2の圧電素子20を作動することにより、図4(c)に示すように、液状体Lがケース40内から吐出ヘッド2に流動することにより、流入/流出口45側の圧力が流入/流出口44側よりも高くなり、流入/流出口44側への液状体Lの流動に伴ってフィルタ部材41はパッキン52と接触する。この状態においては、液状体Lはパッキン52とフィルタ部材41との隙間から漏れないので、気泡Cや微粒子D等がフィルタ部材41に濾過されると共に、液状体Lがフィルタ部材41を通過し、流入/流出口44側に流動する。
このような構成を備えたフィルタ機構部50においても、先の記載したフィルタ機構部4と同様の効果が得られる。
【0046】
図5は、フィルタ機構部の他の形態を示す断面図である。
フィルタ機構部60は、上記フィルタ機構部50に付加したフィルタ駆動部(駆動機構)61と、フィルタ部材41の外周に設けた磁性体41aとを備えた構成となっている。フィルタ駆動部61は所謂電磁石を備えており、当該電磁石は圧力コントローラ5等の制御部30から供給される駆動電流によって駆動制御される。磁性体41aは、鉄・酸化物等の磁性体をフィルタ部材41の一部に接着、蒸着等により接合されたものである。
このような構成を備えたフィルタ機構部60においては、制御部30の駆動電流をフィルタ駆動部61に供給することにより、磁性体41aの周辺の磁界の作用により電磁力が生じ、フィルタ部材41の位置が変位する。即ち、液状体Lの充填及び吐出に先立って、フィルタ部材41をパッキン52側及び隙間部材53側に変位させることが可能となる。従って、先の記載したフィルタ機構部50と同様の効果が得られると共に、液状体Lの流動に伴う流入/流出口44、45間の圧力差に関係なく、気泡C及び微粒子Dの吐出ヘッド2への混入を防止することができる。
【0047】
なお、上述した液滴吐出方法においては、液状体Lが貯留された容器3内に吐出ヘッド2を浸漬しているが、吐出ヘッド2のノズル18形成面が上に向くように上下を逆にして、ディスペンサ(液状体供給部)等によってノズル18形成面上に液状体Lを供給してもよい。また、ノズル18形成面を下に向くようにしてもよい。
このようにすれば、液状体Lを配する量を必要最少限の量としてこれを吐出ヘッド2のノズル18形成面上に配することにより、液状体の無駄をなくすことができる。
【0048】
なお、前記例では、充填目的とする吐出用の液状体として、高価な試薬や希少な検体などとしたが、これらに限定されることなく、有機EL素子の形成材料や金属配線の材料となる金属コロイド、更にはマイクロレンズ材料やカラーフィルタ材料、液晶材料などの各種の材料を用いることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)、(b)は本発明の液滴吐出装置の概略構成図である。
【図2】(a)、(b)は吐出ヘッドの概略構成図である。
【図3】(a)〜(c)はフィルタ機構部を説明するための図である。
【図4】(a)〜(c)は他のフィルタ機構部を説明するための図である。
【図5】他のフィルタ機構部を説明するための図である。
【符号の説明】
1…液滴吐出装置、2…吐出ヘッド、3…容器(液状体供給部)、4…フィルタ機構部(濾過手段)、5…圧力コントローラ(吸引手段)、15…キャビティ、18…ノズル、20…圧電素子(吐出手段)、41…フィルタ部材、51…流路、61…駆動機構、C…気泡(不純物)、D…微粒子(不純物)、L…液状体

Claims (7)

  1. 液状体を貯留するキャビティと、該キャビティに連通するノズルと、前記キャビティ内に貯留された液状体を前記ノズルより吐出させるための吐出手段とを有した吐出ヘッドを用いて液状体を所望箇所に吐出する液滴吐出方法であって、
    予め用意した液状体に前記吐出ヘッドの前記ノズルを接触させ、該ノズルから液状体を吸引し、吸引した液状体を前記キャビティ内に貯留する工程と、
    前記液状体に含まれる不純物を濾過するフィルタ部材を備えた濾過手段により当該液状体を濾過する工程と、
    前記キャビティ内に貯留した前記液状体を吐出手段によって前記ノズルより吐出させる工程と、
    を具備することを特徴とする液滴吐出方法。
  2. 前記液状体を濾過する工程は、前記液状体が前記濾過手段から前記吐出ヘッドへ流動する方向で行うことを特徴とする請求項1に記載の液滴吐出方法。
  3. 前記濾過手段は、前記フィルタ部材の少なくとも一部を変位可能に保持し、
    前記液状体を吸引する場合には、前記フィルタ部材を前記吸引手段側に変位することを特徴とする請求項1に記載の液滴吐出方法。
  4. 液状体を貯留するキャビティと、該キャビティに連通するノズルと、前記キャビティ内に貯留された液状体を前記ノズルより吐出させるための吐出手段とを有した吐出ヘッドを備えてなる液滴吐出装置であって、
    前記液状体と前記ノズルとを接触させて前記吐出ヘッドのノズルに前記液状体を供給する液状体供給部と、
    前記吐出ヘッドのキャビティ側に接続し、該キャビティを介して前記ノズルより吸引することで前記液状体供給部から供給された液状体をキャビティ内に吸引する吸引手段と、
    前記吐出ヘッドと前記吸引手段との間に配置され、前記液状体に含まれる不純物を濾過するフィルタ部材を備える濾過手段と、
    を具備することを特徴とする記載の液滴吐出装置。
  5. 前記濾過手段は、前記フィルタ部材の少なくとも一部を変位可能に保持し、
    前記吸引手段による前記液状体の流動に伴って前記フィルタ部材が変位することを特徴とする請求項4に記載の液滴吐出装置。
  6. 前記濾過手段は、前記フィルタ部材の少なくとも一部を変位可能に保持すると共に、当該フィルタ部材の位置を変位させる駆動機構を具備し、
    当該駆動機構の駆動に伴って前記フィルタ部材が変位することを特徴とする請求項4に記載の液滴吐出装置。
  7. 前記濾過手段は、前記フィルタ部材よりも大径の流路を備え、前記吸引手段により吸引された前記液状体が前記流路を流動することを特徴とする請求項4から請求項6のうちいずれかに記載の液滴吐出装置。
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