JP2004360728A - 圧力水素タンクへの水素充填方法および水素充填装置 - Google Patents

圧力水素タンクへの水素充填方法および水素充填装置 Download PDF

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Abstract

【課題】水素の貯蔵圧力を低くでき、設置スペースを小さくでき、エネルギーロスを低減することができる圧力水素タンクへの水素充填方法および水素充填装置を提供する。
【解決手段】圧力水素タンク50に水素を充填する水素充填装置1は、水素を加圧貯蔵する水素供給タンク5,6と、水素吸蔵合金を備えた貯蔵部11と、水素供給タンク5,6と圧力水素タンク50、および、貯蔵部11と圧力水素タンク50を接続するガス流路27〜30と、前記水素供給タンクと5,6にガス流路23,24,26を介して接続され水素を吸蔵させることで昇温する水素吸蔵合金を有するヒータ部12と、を備え、ヒータ部12によって貯蔵部11の水素吸蔵合金を加熱する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、圧力水素タンクへの水素充填方法および水素充填装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
都市ガスなどを改質して生成した水素を燃料電池車両などに搭載された水素貯蔵手段(例えば、タンク)に充填する装置としては、例えば、特許文献1に開示された水素充填装置が知られている。
この装置では、改質した水素を圧縮機で昇圧して圧力容器に貯蔵しておき、この圧力容器に貯蔵された水素を燃料電池車両の水素貯蔵手段に充填する。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−139401号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来の水素充填システムでは、単なる圧力容器に貯蔵された水素を燃料電池車両の水素貯蔵手段に移しているだけであるので、水素貯蔵手段に水素を満充填するためには、圧力容器の貯蔵圧力を水素貯蔵手段の定格圧力(満充填圧力)よりも高圧にしなければならず、そのため圧縮機なども高圧仕様を用いる必要があり、エネルギーロスが大きくなるという問題がある。
【0005】
また、従来のように単なる圧力容器に貯蔵された水素を燃料電池車両の水素貯蔵手段に移す方法では、圧力容器から水素貯蔵手段への水素移送が可能なのは、圧力容器と水素貯蔵手段の圧力が平衡するまでであり、圧力が平衡してしまうとそれ以上は水素充填が不可能になる。そのため、水素貯蔵手段に定格圧力で水素を満充填するためには、水素貯蔵手段よりも十分に大きな容積の圧力容器が必要であり、システム容積(設置スペース)が大きくなる。
そこで、この発明は、システム容積を小さくでき、貯蔵圧力の低圧化が可能な圧力水素タンクへの水素充填方法および水素充填装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、圧力水素タンク(例えば、後述する実施の形態における圧力水素タンク50)に水素を充填する水素充填装置(例えば、後述する実施の形態における水素充填装置1)であって、水素を加圧貯蔵する水素供給タンク(例えば、後述する実施の形態における水素供給タンク5,6)と、水素吸蔵合金(例えば、後述する実施の形態における水素吸蔵合金MH1)を備えた水素貯蔵器(例えば、後述する実施の形態における貯蔵部11)と、前記水素供給タンクと前記圧力水素タンク、および、前記水素貯蔵器と前記圧力水素タンクを接続する充填用水素流路(例えば、後述する実施の形態におけるガス流路27〜30)と、前記水素供給タンクに加熱用水素流路(例えば、後述する実施の形態におけるガス流路23,24,26)を介して接続され、水素を吸蔵させることで昇温する水素吸蔵合金(例えば、後述する実施の形態における水素吸蔵合金MH2)を有するヒータ(例えば、後述する実施の形態におけるヒータ部12)と、を備え、前記ヒータによって前記水素貯蔵器の水素吸蔵合金を加熱することを特徴とする水素充填装置である。
【0007】
このように構成することにより、水素供給タンクの水素を加熱用水素流路を介してヒータに導入して該ヒータの水素吸蔵合金に吸蔵させることにより該ヒータを昇温することができる。このヒータで水素貯蔵器を加熱することにより該水素貯蔵器の水素吸蔵合金に吸蔵されている水素を昇圧して放出し、該水素を充填用水素流路を介して圧力水素タンクに充填することが可能になる。
【0008】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の発明において、前記ヒータと水素貯蔵器は一体であることを特徴とする。
このように構成することにより、水素貯蔵器とヒータとの熱交換において熱損失を低減できすることができる。
【0009】
請求項3に係る発明は、請求項1に記載の発明において、前記水素供給タンクおよび前記水素貯蔵器の貯蔵圧力は前記圧力水素タンクの満充填圧力よりも低く、前記水素貯蔵器を加熱することにより該水素貯蔵器の水素の圧力を前記満充填圧力以上にすることを特徴とする。
このように構成することにより、水素供給タンクおよび水素貯蔵器の貯蔵圧力を圧力水素タンクの満充填圧力よりも低く設定しても、圧力水素タンクに水素を満充填圧力で満充填することができる。
【0010】
請求項4に係る発明は、圧力水素タンク(例えば、後述する実施の形態における圧力水素タンク50)に水素を充填する方法であって、水素供給タンク(例えば、後述する実施の形態における水素供給タンク5,6)に加圧貯蔵された水素を圧力水素タンクに充填し、次に、前記水素供給タンクに残留した水素をヒータ(例えば、後述する実施の形態におけるヒータ部12)としての水素吸蔵合金(例えば、後述する実施の形態における水素吸蔵合金MH2)に吸蔵させることにより該ヒータを昇温し、このヒータで水素貯蔵器(例えば、後述する実施の形態における貯蔵部11)を加熱することにより該水素貯蔵器の水素吸蔵合金(例えば、後述する実施の形態における水素吸蔵合金MH1)に吸蔵されている水素を昇圧して放出し、該水素を前記圧力水素タンクに充填することを特徴とする圧力水素タンクへの水素充填方法である。
【0011】
このように構成することにより、水素供給タンクおよび水素貯蔵器の貯蔵圧力を圧力水素タンクの満充填圧力よりも低く設定しても、圧力水素タンクに水素を満充填圧力で満充填することができる。
また、圧力水素タンクへの高圧側の充填に、水素貯蔵器の水素吸蔵合金に吸蔵されている水素を充填しているので、高圧充填における充填効率を高めることができる。
さらに、水素供給タンクに残留する余剰の水素をヒータに導入して該ヒータを昇温しているので、外部熱源なしでヒータを昇温することが可能になるとともに、水素を有効に利用することができる。
【0012】
請求項5に係る発明は、請求項4に記載の発明において、前記圧力水素タンクに水素の充填を終了した後、前記ヒータの水素吸蔵合金に吸蔵させた水素を、前記水素供給タンクあるいは前記水素貯蔵器に戻すことを特徴とする。
このように構成することにより、ヒータに導入した水素を無駄なく有効に利用することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係る圧力水素タンクへの水素充填方法および水素充填装置の実施の形態を図1および図2の図面を参照して説明する。
初めに、図1を参照して水素充填装置の構成を説明する。この実施の形態における水素充填装置1は、燃料電池車両(以下、車両)FCVに搭載された圧力水素タンク50に水素を充填する態様である。
【0014】
水素充填装置1は、改質燃料供給源2から供給される改質燃料(例えば、都市ガスやガソリンなど)を改質してガス状の水素を生成する改質器(水素供給装置)3と、改質器3から流出する水素ガスに含まれる不純物(COやNなど)を除去する水素浄化器4と、水素浄化器4により不純物を除去された水素を加圧貯蔵する二つの水素供給タンク5,6と、水素浄化器4により不純物を除去された水素を貯蔵する水素貯蔵タンク10と、改質器3により改質されたガスを水素浄化器4に圧送するポンプ7と、水素浄化器4により不純物を除去された水素を昇圧して水素供給タンク5,6および水素貯蔵タンク10に供給するコンプレッサ8を主要構成としている。なお、以下の説明において必要があるときは、二つの水素供給タンク5,6を、NO.1水素供給タンク5、NO.2水素供給タンク6として区別する。
【0015】
水素供給タンク5,6は、内部が空洞の単なる圧力容器で構成されている、
水素貯蔵タンク10は、二重構造をなし、中央に貯蔵部(水素貯蔵器)11が形成され、貯蔵部11の周囲を取り囲むようにヒータ部(ヒータ)12が形成されている。貯蔵部11とヒータ部12は熱伝達性のよい隔壁によって仕切られており、両者の間で熱の授受は可能であるが、両者の間で水素が直接に流通するのは阻止されている。貯蔵部11とヒータ部12には解離圧特性を異にする水素吸蔵合金MH1,MH2が収納されている。
【0016】
周知のように、水素吸蔵合金は、水素吸蔵合金の温度が高いほど水素解離圧(水素放出平衡圧)が高くなる特性(すなわち、解離圧特性)を有している。
図2は、この実施の形態に用いられる水素吸蔵合金MH1,MH2の解離圧特性図の一例であり、横軸に水素吸蔵合金の絶対温度の逆数(1/T)、縦軸に水素解離圧の対数(logP)をとっている。
この解離圧特性図からわかるように、同一温度条件において比較したときに、貯蔵部11に収納された水素吸蔵合金MH1の水素解離圧の方が、ヒータ部12に収納された水素吸蔵合金MH2の水素解離圧よりも高く、そのような解離圧特性を有する水素吸蔵合金MH1,MH2が選択されている。
【0017】
なお、図2に示される例では、貯蔵部11に収納された水素吸蔵合金MH1は、合金温度が40°C弱において水素解離圧が10MPa程度となり、合金温度が約70゜Cにおいて水素解離圧が42MPaとなる解離圧特性を有している。また、ヒータ部12に収納された水素吸蔵合金MH2は、合金温度が40°弱Cにおいて水素解離圧が1MPa弱となり、合金温度が約70゜Cで水素解離圧が4MPa弱となる解離圧特性を有している。
【0018】
都市ガス等の改質燃料は改質燃料供給源2から燃料流路21を介して改質器3に供給され、改質器3で改質されたガスはポンプ7で昇圧されガス流路22を介して水素浄化器4に供給される。
水素浄化器4で不純物を除去された水素はコンプレッサ8によって昇圧される。コンプレッサ8によって昇圧された水素は、ガス流路23,24,25,26を介して、NO.1水素供給タンク5、NO.2水素供給タンク6、水素貯蔵タンク10の貯蔵部11、ヒータ部12に供給可能にされている。
【0019】
NO.1水素供給タンク5に貯蔵された水素はガス流路27を介してディスペンサユニット9に供給可能にされ、NO.2水素供給タンク6に貯蔵された水素はガス流路28を介してディスペンサユニット9に供給可能にされ、水素貯蔵タンク10の貯蔵部11に貯蔵された水素はガス流路29を介してディスペンサユニット9に供給可能にされている。
ディスペンサユニット9はガス流路30と図示しないコネクタを介して車両FCVの圧力水素タンク50に接続可能にされており、ディスペンサユニット9に供給された水素を圧力水素タンク50に充填可能にされている。
また、水素貯蔵タンク10のヒータ部12に貯蔵された水素はガス流路31を介してコンプレッサ8のサクション側に導入可能にされている。
【0020】
また、NO.1水素供給タンク5の上流および下流にはバルブV1,V2が設けられ、NO.2水素供給タンク6の上流および下流にはバルブV3,V4が設けられ、水素貯蔵タンク10の貯留部11の上流および下流にはバルブV5,V6が設けられ、水素貯蔵タンク10のヒータ部12の上流および下流にはバルブV7,V8が設けられ、さらにディスペンサユニット9の下流にはバルブV9が設けられている。
【0021】
ポンプ7、コンプレッサ8、バルブV1〜V9は図示しない電子制御ユニット(ECU)により制御される。また、車両FCVの圧力水素タンク50には、圧力水素タンク50内の圧力を検出する圧力センサ51が設けられており、ディスペンサユニット9と圧力水素タンク50をガス流路30を介して接続すると、圧力センサ51が前記ECUに自動的に接続され、圧力センサ51の出力信号がECUに入力されるように構成されている。
【0022】
次に、この水素充填装置1を用いて車両FCVの圧力水素タンク50に水素を満充填する方法を、図3に示すフローチャートに従って説明する。
今、圧力水素タンク50の定格圧力Pf、すなわち満充填時の圧力水素タンク内圧力が35MPaに設定されているものとし、水素貯蔵タンク10の貯蔵部11およびヒータ部12に収納されている水素吸蔵合金MH1,MH2がそれぞれ図2に示す解離圧特性を有するものとする。
また、水素充填処理を開始する前の状態では、水素貯蔵タンク10のヒータ部12および車両FCVの圧力水素タンク50は殆ど空の状態で、水素が殆ど充填されていないものとし、このときの圧力水素タンク50内の圧力はほぼ大気圧(約0.1MPa)である。
さらに、水素供給タンク5,6、および圧力水素タンク50の内容量は100リットルで、水素貯蔵タンク10の貯蔵部11とヒータ部12には20リットルの水素を吸蔵可能な水素吸蔵合金が収納されているものとする。
【0023】
初めに、ステップS101において、コンプレッサ8を運転して水素の圧力を圧力水素タンク50の定格圧力Pfよりも低い圧力P1(例えば、30MPa。以下、P1を30MPaとした場合で説明する)まで昇圧し、バルブV1,V3,V5を開き、バルブV2,V4,V6〜V9を閉じて、圧力P1の水素をガス流路23〜25を介して水素供給タンク5,6および水素貯蔵タンク10の貯蔵部11に満充填する。水素供給タンク5,6および貯蔵部11内の水素圧力がP1になったら、コンプレッサ8を停止し、バルブV1,V3,V5を閉じる。
【0024】
次に、ステップS102において、バルブV2,V9を開いて、NO.1水素供給タンク5に貯蔵されている水素をガス流路27,30およびディスペンサユニット9を介して圧力水素タンク50に充填する(以下、NO.1水素供給タンク5から圧力水素タンク50への水素充填を第1水素充填と称す)。ここで、NO.1水素供給タンク5から圧力水素タンク50への水素の移動は、NO.1水素供給タンク5内の圧力と圧力水素タンク50内の圧力がほぼ等圧になると不可能になる。そこで、圧力センサ51によって検出した圧力が殆ど変動しなくなったとき(例えば、所定時間における圧力上昇幅が所定以下になったとき)を第1水素充填の終点と判定して、バルブ2,V9を閉じ、第1水素充填を終了することができる。
なお、前述した条件下の場合には、第1水素充填の終了時点で、約1kgの水素がNO.1水素供給タンク5から圧力水素タンク50に充填され、水素供給タンク5および圧力水素タンク50の圧力は約14.5MPaになる。
【0025】
次に、ステップS103において、バルブV4,V9を開いて、NO.2水素供給タンク6に貯蔵されている水素をガス流路28,30およびディスペンサユニット9を介して圧力水素タンク50に充填する(以下、NO.2水素供給タンク6から圧力水素タンク50への水素充填を第2水素充填と称す)。第2水素充填の終点は第1水素充填の場合と同様の手法で判定することができるので、第2水素充填の終点であると判定されたときにバルブ4,V9を閉じ、第2水素充填を終了することができる。
なお、前述した条件下の場合には、第2水素充填の終了時点で、約0.35kgの水素がNO.2水素供給タンク6から圧力水素タンク50に充填され、NO.2水素供給タンク6および圧力水素タンク50の圧力は約22.0MPaになる。
【0026】
次に、ステップS104において、バルブV1,V6,V7,V9を開き、NO.1水素供給タンク5に残留する水素をヒータ部12に供給することによりヒータ部12を昇温し、貯蔵部11を加熱して貯蔵部11に貯蔵されている水素を圧力水素タンク50に充填する。
詳述すると、バルブV1,V7を開くことにより、NO.1水素供給タンク5とヒータ部12とが接続されるので、NO.1水素供給タンク5に残留する水素がその残圧によってヒータ部12に供給される。ヒータ部12はほぼ空の状態であり、そこに水素を供給すると、供給された水素がヒータ部12の水素吸蔵合金MH2に吸蔵される。そして、ヒータ部12の出口側のバルブV8が閉ざされていることから、ヒータ部12内が徐々に昇圧していき、これに伴って水素吸蔵合金MH2が温度上昇する。このヒータ部12の熱は貯蔵部11に伝達され、貯蔵部11の水素吸蔵合金MH1を加熱する。
このように、ヒータ部12に水素を供給することによって貯蔵部11の水素吸蔵合金MH1を70°Cまで加熱し、貯蔵部11に貯蔵された水素の圧力を約42MPaまで昇圧する。これにより、貯蔵部11に貯蔵されている水素がガス流路29,30およびディスペンサユニット9を介して圧力水素タンク50に充填される(以下、貯蔵部11から圧力水素タンク50への水素充填を第3水素充填と称す)。
【0027】
次に、ステップS105において、圧力センサ51により検出された圧力水素タンク50内の圧力が定格圧力Pf(35PMa)以上か否かを判定し、判定結果が「NO」である場合はステップS104に戻って第3水素充填を継続し、判定結果が「YES」である場合は、圧力水素タンク50が満充填されたので、総てのバルブV1〜V9を閉じて、水素充填処理を終了する。
なお、前述した条件下の場合には、第3水素充填の終了時点で、約0.65kgの水素が貯蔵部11から圧力水素タンク50に充填され、第1、第2、第3水素充填によって圧力水素タンク50には合計約2kgの水素が充填されたことになる。
【0028】
また、第3水素充填において、NO.1水素供給タンク5に残留する水素をヒータ部12に供給するだけでは圧力水素タンク50を定格圧力にすることができないときには、NO.2水素供給タンク6に残留する水素をヒータ部12に供給し、それでも足りないときには、コンプレッサ8を運転して水素浄化器4から水素をヒータ部12に供給する。
【0029】
この実施の形態において、ガス流路23,24,26は、水素供給タンク5,6とヒータ部12とを接続する加熱用水素流路を構成し、ガス流路27〜30は、水素供給タンク5,6と圧力水素タンク50、および、貯蔵部11と圧力水素タンク50を接続する充填用水素流路を構成する。
【0030】
そして、水素充填処理が終了した後、すなわち、圧力水素タンク50への非充填時に、貯蔵部11への水素貯蔵およびヒータ部12からの水素放出処理を行い、次回の水素充填処理のための準備を行う。
以下、貯蔵部11への水素貯蔵およびヒータ部12からの水素放出処理について説明する。
まず、バルブV8を開き、バルブV1〜V7,V9を閉じて、ヒータ部12に残留する水素をガス流路31を介してコンプレッサ8のサクション側に戻す。
次に、バルブV5を開き、コンプレッサ8を運転して、貯蔵部11に水素を供給する。圧力水素タンク50への水素充填終了後においては貯蔵部11はほぼ空の状態になっているので、貯蔵部11に水素を供給すると、供給された水素が貯蔵部11の水素吸蔵合金MH1に吸蔵される。そして、貯蔵部11の出口側のバルブV6が閉ざされていることから、貯蔵部11内が徐々に昇圧されていき、これに伴って水素吸蔵合金MH1が温度上昇する。この貯蔵部11の熱はヒータ部12に伝達されるので、貯蔵部11は冷却され、ヒータ部12は加熱されて水素吸蔵合金MH2が温度上昇する。ヒータ部12の水素吸蔵合金MH2が温度上昇することによりヒータ部12内の水素が昇圧され、その結果、ヒータ部12内の水素がガス流路31を介してコンプレッサ8のサクション側に戻される。ヒータ部12内の水素が放出されるとヒータ部12内の水素圧力が低下して、ヒータ部12の温度が低下する。
【0031】
このようにヒータ部12内の水素を放出してヒータ部12を冷却すると、ヒータ部12が貯蔵部11から熱を奪って貯蔵部11を冷却するので、貯蔵部11の水素吸蔵合金MH1により多くの水素を吸蔵させることができる。また、ヒータ部12から放出させた水素をコンプレッサ8を介して貯蔵部11に貯蔵することができるので、ヒータ部12に供給した水素を無駄なく有効に利用することができる。さらに、ヒータ部12内に残留する水素を減少させることができるので、次回の水素充填処理時にヒータ部12に水素を供給したときにヒータ部12を迅速に且つ確実に昇温させることができる。
そして、貯蔵部11内の圧力がP1(30MPa)となったならば、バルブV5,V8を閉じて、貯蔵部11への水素貯蔵処理を終了する。
【0032】
なお、必要に応じて、ヒータ部12に加熱手段を設けておき、該加熱手段によってヒータ部12をさらに加熱し、ヒータ部12からの水素放出を促進させてもよい。
その場合、図1に示すように、加熱手段をヒータ部12に設けられた熱媒流路13によって構成し、熱媒流路13に熱媒体を流通させることによってヒータ部12を加熱することができる。さらに、熱媒流路13に流通させる熱媒体としては燃料電池40の冷却水を用いることができ、その場合には、熱媒流路13と燃料電池40の冷却水通路41を冷却水流路42によって接続する。このようにすると、燃料電池40の廃熱を利用してヒータ部12を加熱することができる。なお、燃料電池40の燃料には改質器3で生成された水素を用いることができ、ガス流路22から分岐したガス流路32を介して低圧の水素を燃料電池40に供給する。
ただし、その場合には、改質器3で生成された水素は車両FCVの圧力水素タンク50への水素充填に優先的に使用し、燃料電池40には余剰水素が発生したときだけ供給されるようにする。
【0033】
なお、貯蔵部11への水素貯蔵およびヒータ部12からの水素放出処理を行っているときに、バルブV1,V3を開いて水素供給タンク5,6への水素充填を同時に行ってもよい。このようにすると、ヒータ部12から放出させた水素をコンプレッサ8を介して水素供給タンク5,6にも戻すことができる。
また、このように圧力水素タンク50への非充填時に貯蔵部11および水素供給タンク5,6への水素貯蔵および充填を行っておくと、次回の圧力水素タンク50への水素充填処理を実行する際には、ステップS101の処理を省略することもできる。
【0034】
以上のように、この実施の形態における水素充填装置1および水素充填方法によれば、水素吸蔵合金MH1を収納した貯蔵部11と水素吸蔵合金MH2を収納したヒータ部12を備え、ヒータ部12に水素を供給することでヒータ部12を昇温し、このヒータ部で貯蔵部11を加熱し、貯蔵部11に貯蔵されている水素を放出し圧力水素タンク50に充填しているので、水素供給タンク5,6、および、貯蔵部11の水素貯蔵圧力を圧力水素タンク50の定格圧力(満充填圧力)Pfよりも低く設定して、圧力水素タンク50に定格圧力Pfの水素を満充填することができる。したがって、コンプレッサ8が比較的に低圧の仕様で間に合うようになり、高圧仕様に伴うエネルギーロスを低減することができる。
【0035】
特に、この実施の形態では、貯蔵部11とヒータ部12を一体にして水素貯蔵タンク10としているので、貯蔵部11とヒータ部12との熱交換において熱損失を低減でき、エネルギーロスを低減することができる。
また、水素供給タンク5,6に残留する余剰の水素をその残留圧力でヒータ部12に導入し、ヒータ部12を昇温しているので、水素を有効に利用することができるとともに、水素の圧力エネルギーを有効に利用することができ、さらに、電気ヒータ等の外部熱源が不要になる。
【0036】
また、20リットルの水素を吸蔵可能な水素吸蔵合金が収納された貯蔵部11とヒータ部12からなる水素貯蔵タンク10は、内容積100リットルの水素供給タンク5,6よりも十分に容積が小さく、水素充填装置を小型にすることができるので、車両のように設置スペースを大きく取れない場合に有利である。
さらに、順次圧力を上げていく多段式の水素充填方法では、高圧段になるほど充填効率が悪くなるが、高圧段に水素貯蔵タンク10を用いているので、高圧段の充填効率を高くすることができる。
また、水素供給タンク5,6と水素貯蔵タンク10とを組み合わせているので、水素貯蔵タンク10だけで構成する場合に比べて、水素吸蔵合金MH1,MH2の使用量を減らすことができ、コストを低減することができる。
【0037】
〔他の実施の形態〕
なお、この発明は前述した実施の形態に限られるものではない。
前述した実施の形態では、水素供給タンクを二つにしたが、一つでもよいし、あるいは、三つ以上であってもよい。また、水素貯蔵タンク10を一つにしたが、貯蔵圧力を異にする複数の水素貯蔵タンク10を備えてもよい。
水素供給タンク5,6、貯蔵部11、ヒータ部12、圧力水素タンク50の容量は前述した実施の形態のものに限定するものではなく、また、二つの水素供給タンク5,6を同一容量にしなければならないものでもない。
【0038】
また、前述した実施の形態では、水素供給タンク5,6および水素貯蔵タンク10の貯蔵部11の貯蔵圧力P1を30MPaに設定した例で説明したが、水素供給タンク5,6、貯蔵部11、ヒータ部12、圧力水素タンク50の容量や、貯蔵部11およびヒータ部12に収納される水素吸蔵合金MH1,MH2の解離圧特性や、圧力水素タンク50の定格圧力(満充填圧力)Pfの設定の仕方によって、貯蔵圧力P1は適宜の値に設定することができる。
【0039】
また、圧力水素タンクを搭載した車両は、燃料電池車両に限るものではなく、例えば、水素を燃料とするエンジンを備えた水素エンジン車両であってもよい。また、圧力水素タンクは、内部に水素吸蔵合金を備えたものであってもよい。さらに、圧力水素タンクは車両以外の移動体に搭載されていてもよいし、あるいは、可搬式の圧力水素タンクであってもよい。
【0040】
【発明の効果】
以上説明するように、請求項1に係る発明によれば、水素供給タンクの加圧水素を加熱用水素流路を介してヒータに導入して該ヒータの水素吸蔵合金に吸蔵させることにより該ヒータを昇温することができ、水素の圧力エネルギーを有効に利用することができる。
また、このヒータで水素貯蔵器を加熱することにより該水素貯蔵器の水素吸蔵合金に吸蔵されている水素を昇圧して放出し、該水素を充填用水素流路を介して圧力水素タンクに充填することが可能になるので、水素供給タンクによって容易に加圧水素を得ることができるとともに、圧力水素タンクを充填するために圧縮水素を得るための圧縮エネルギーのロスを削減することができる。
また、水素吸蔵合金を収納した水素貯蔵器とヒータを備えているので、水素充填装置の総容積を小さくすることができる。
【0041】
請求項2に係る発明によれば、水素貯蔵器とヒータとの熱交換において熱損失を低減できるので、エネルギーロスを低減することができる。
請求項3に係る発明によれば、水素供給タンクおよび水素貯蔵器の貯蔵圧力を圧力水素タンクの満充填圧力よりも低く設定しても、圧力水素タンクに水素を満充填圧力で満充填することができるので、高圧充填でのエネルギーロスを低減することができる。
【0042】
請求項4に係る発明によれば、水素供給タンクおよび水素貯蔵器の貯蔵圧力を圧力水素タンクの満充填圧力よりも低く設定しても、圧力水素タンクに水素を満充填圧力で満充填することができるので、高圧充填でのエネルギーロスを低減することができる。
また、圧力水素タンクへの高圧側の充填には、水素貯蔵器の水素吸蔵合金に吸蔵されている水素を充填しているので、高圧充填における充填効率を高めることができる。
さらに、水素供給タンクに残留する余剰の水素をヒータに導入してヒータを昇温しているので、外部熱源なしでヒータを昇温することが可能になるとともに、水素を有効に利用することができる。
【0043】
請求項5に係る発明によれば、ヒータに導入した水素を無駄なく有効に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る水素充填装置の一実施の形態における概略構成図である。
【図2】前記実施の形態の水素充填装置で使用される水素吸蔵合金MH1,MH2の解離圧特性図である。
【図3】前記実施の形態の水素充填装置を用いて圧力水素タンクに水素を充填するときの水素充填処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 水素充填装置
5,6 水素供給タンク
11 貯蔵部(水素貯蔵器)
12 ヒータ部(ヒータ)
23,24,26 ガス流路(加熱用水素流路)
27〜30 ガス流路(充填用水素流路)
50 圧力水素タンク

Claims (5)

  1. 圧力水素タンクに水素を充填する水素充填装置であって、
    水素を加圧貯蔵する水素供給タンクと、
    水素吸蔵合金を備えた水素貯蔵器と、
    前記水素供給タンクと前記圧力水素タンク、および、前記水素貯蔵器と前記圧力水素タンクを接続する充填用水素流路と、
    前記水素供給タンクに加熱用水素流路を介して接続され、水素を吸蔵させることで昇温する水素吸蔵合金を有するヒータと、を備え、前記ヒータによって前記水素貯蔵器の水素吸蔵合金を加熱することを特徴とする水素充填装置。
  2. 前記ヒータと水素貯蔵器は一体であることを特徴とする請求項1に記載の水素充填装置。
  3. 前記水素供給タンクおよび前記水素貯蔵器の貯蔵圧力は前記圧力水素タンクの満充填圧力よりも低く、前記水素貯蔵器を加熱することにより該水素貯蔵器の水素の圧力を前記満充填圧力以上にすることを特徴とする請求項1に記載の水素充填装置。
  4. 圧力水素タンクに水素を充填する方法であって、
    水素供給タンクに加圧貯蔵された水素を圧力水素タンクに充填し、
    次に、前記水素供給タンクに残留した水素をヒータとしての水素吸蔵合金に吸蔵させることにより該ヒータを昇温し、このヒータで水素貯蔵器を加熱することにより該水素貯蔵器の水素吸蔵合金に吸蔵されている水素を昇圧して放出し、該水素を前記圧力水素タンクに充填することを特徴とする圧力水素タンクへの水素充填方法。
  5. 前記圧力水素タンクに水素の充填を終了した後、前記ヒータの水素吸蔵合金に吸蔵させた水素を、前記水素供給タンクあるいは前記水素貯蔵器に戻すことを特徴とする請求項4に記載の圧力水素タンクへの水素充填方法。
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