JP2004359153A - メンバ結合構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】板部材にメンバを挿通結合する場合に結合強度を容易に確保する。
【解決手段】サイドブラケット12の下部12Bには矩形状の結合用穴20が形成されており、断面が矩形筒状とされたトーイングヒッチパイプ16における軸方向両端部16Aが結合用穴20に挿通されている。サイドブラケット12における結合用穴20の外周部にはしぼり部30が形成されており、しぼり部30はトーイングヒッチパイプ16の軸方向に沿って車幅方向内側から車幅方向外側に向かって延設されている。また、しぼり部30の先端部30Aが、トーイングヒッチパイプ16の外周部16Bにアーク溶接等によって溶接されている。
【選択図】 図1
【解決手段】サイドブラケット12の下部12Bには矩形状の結合用穴20が形成されており、断面が矩形筒状とされたトーイングヒッチパイプ16における軸方向両端部16Aが結合用穴20に挿通されている。サイドブラケット12における結合用穴20の外周部にはしぼり部30が形成されており、しぼり部30はトーイングヒッチパイプ16の軸方向に沿って車幅方向内側から車幅方向外側に向かって延設されている。また、しぼり部30の先端部30Aが、トーイングヒッチパイプ16の外周部16Bにアーク溶接等によって溶接されている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はメンバ結合構造に関し、特に、自動車等の車両の車体に使用されるメンバ結合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車等の車両の車体に使用されるメンバ結合構造においては、自動車車体のクロスメンバを閉断面構造とし、クロスメンバの車幅方向両端部を、左右のサイドメンバに配設されたホルダに形成された内側及び外側のアーム対に、例えば溶接を用いて結合した構成が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−211446号公報(段落[0014]、図2)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この特許文献1のメンバ結合構造においては、ホルダに形成される内側及び外側のアーム対の形状が複雑であるためコストアップになる。また、コストアップを改善するために、板部材としたホルダに形成した結合用穴にクロスメンバの車幅方向両端部を挿通し、例えば溶接を用いて結合する構成が考えられるが、この場合には、結合用穴の内周縁部とクロスメンバの車幅方向両端部との隙間管理が難しく、溶接等による結合強度を確保することが困難となる。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、板部材にメンバを挿通結合する場合に結合強度を容易に確保できるメンバ結合構造を提供することが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の本発明のメンバ結合構造は、板部材に形成された結合用穴と、
該結合用穴に挿通されたメンバと、
を有し、前記結合用穴の外周部にしぼり部を形成し、該しぼり部を前記メンバに結合したことを特徴とする。
【0007】
従って、板部材に形成された結合用穴の外周部にしぼり部を形成したため、しぼり部の先端部が、メンバの軸方向に沿った状態になる。この結果、しぼり部の先端部とメンバとの隙間管理が容易になり、隙間精度が向上すると共に溶接面を大きくできる。このため、板部材にメンバを挿通結合する場合に、板部材とメンバとの結合強度を確保することが容易になり、メンバに軸方向の荷重が作用した場合に、メンバと板部材との結合部に発生する応力を低減できる。また、板部材の板厚を厚くすることなしに板部材とメンバとの結合強度を確保することができるため、軽量化が可能になる。
【0008】
請求項2記載の本発明は、請求項1記載のメンバ結合構造において、前記メンバが筒状であり、該筒状の外周に前記しぼり部を結合したことを特徴とする。
【0009】
従って、板部材に形成された結合用穴の外周部にしぼり部を形成したため、しぼり部の先端部が、筒状のメンバの外周に対して軸方向に沿った状態になる。この結果、しぼり部の先端部とメンバの外周との隙間管理が容易になり、隙間精度が向上すると共に溶接面も大きくできる。このため、板部材に筒状のメンバを挿通結合する場合に、板部材とメンバとの結合強度を確保することが容易になり、メンバに軸方向の荷重が作用した場合に、メンバと板部材との結合部に発生する応力を低減できる。また、板部材の板厚を厚くすることなしに板部材とメンバとの結合強度を確保することができるため、軽量化が可能になる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明に係るメンバ結合構造の一実施形態を図1〜図3に従って説明する。
【0011】
なお、図中矢印FRは車体前方方向を、矢印INは車幅内側方向を、矢印UPは車体上方方向を示す。
【0012】
図3に示される如く、本実施形態では、牽引用自動車の車体10の後部に、左右の一対の板部材としてのサイドブラケット12が車体前後方向に沿って平行に配設されており、これらのサイドブラケット12は、例えば、左右のリヤサイドメンバ(図示省略)の後端部にそれぞれ結合されている。
【0013】
左右のサイドブラケット12の後端上部12Aには、バンパリインフォースメント14が架設されている。また、左右のサイドブラケット12の下部12Bには、メンバとしてのトーイングヒッチパイプ16が架設されており、トーイングヒッチパイプ16の車幅方向中央部には、牽引用のソケットパイプ18が連結されている。
【0014】
図2に示される如く、トーイングヒッチパイプ16は、車幅方向となるトーイングヒッチパイプ16の軸方向(長手方向)から見た断面形状が矩形筒状となっている。また、サイドブラケット12の下部12Bには矩形状の結合用穴20が形成されており、結合用穴20にトーイングヒッチパイプ16における軸方向両端部16Aが挿通されている。
【0015】
図1に示される如く、サイドブラケット12における結合用穴20の外周部には、しぼり部30が形成されており、しぼり部30はトーイングヒッチパイプ16の軸方向(車幅方向)に沿って車幅方向内側から車幅方向外側に向かって延設されている。また、しぼり部30の先端部30Aが、トーイングヒッチパイプ16の外周部16Bにアーク溶接等によって溶接(溶接部P)されている。
【0016】
次に、本実施形態の作用に付いて説明する。
【0017】
本実施形態では、図1に示される如く、サイドブラケット12における結合用穴20の外周部にしぼり部30を形成したため、しぼり部30の先端部30Aが、トーイングヒッチパイプ16の軸方向に沿った状態になっている。この結果、図4に示される比較例のように、サイドブラケット12における結合用穴20にしぼり部を形成せず、結合用穴20の内周縁部40を、トーイングヒッチパイプ16の外周部16Bに突き当てた状態でアーク溶接等によって溶接(溶接部P1)する構成に比べて、本実施形態(図1)の方が溶接部の隙間Lの管理が容易になる。
【0018】
即ち、本実施形態では、図1に示される如く、しぼり部30の先端部30Aとトーイングヒッチパイプ16の外周部16Bとの隙間管理が容易になり、隙間精度が向上すると共に溶接面を大きくできる。この結果、溶接によるサイドブラケット12とトーイングヒッチパイプ16との結合強度を確保することが容易になる。また、トーイングヒッチパイプ16に軸方向の荷重(図1の矢印F)が作用した場合には、この荷重に対してトーイングヒッチパイプ16とサイドブラケット12との溶接部Pが剪断方向(矢印K方向)となるため、溶接部Pに発生する応力を低減できる。
【0019】
なお、図4に示される比較例の場合には、トーイングヒッチパイプ16に軸方向の荷重(図4の矢印F)が作用した場合に、この荷重をサイドブラケット12の曲げで受ける。この結果、溶接部P1にモーメントMが発生し、溶接部P1が剥離方向に変形するため、溶接部P1に発生する応力が大きくなる。
【0020】
また、本実施形態では、サイドブラケット12の板厚Nを厚くすることなしに、サイドブラケット12とトーイングヒッチパイプ16の結合強度を確保することができるため、車体の軽量化が可能になる。
【0021】
以上に於いては、本発明を特定の実施例について詳細に説明したが、本発明はかかる実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施例が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態では、サイドブラケット12のしぼり部30の先端部30Aを、トーイングヒッチパイプ16の外周部16Bにアーク溶接等によって溶接したが、溶接に代えて、接着等の他の方法でサイドブラケット12のしぼり部30の先端部30Aを、トーイングヒッチパイプ16の外周部16Bに結合しても良い。
【0022】
また、上記実施形態では、メンバとして断面矩形状のトーイングヒッチパイプ16を使用したが、メンバはトーイングヒッチパイプ16に限定されず、クロスメンバ、サイドメンバ等の他のメンバでも良く、メンバの断面形状も矩形状に限定されず円形状、L字状等の他の断面形状でも良い。
【0023】
【発明の効果】
請求項1記載の本発明のメンバ結合構造は、板部材に形成された結合用穴と、結合用穴に挿通されたメンバと、を有し、結合用穴の外周部にしぼり部を形成し、しぼり部をメンバに結合したため、板部材にメンバを挿通結合する場合に、結合強度を容易に確保できるという優れた効果を有する。
【0024】
請求項2記載の本発明は、請求項1記載のメンバ結合構造において、メンバが筒状であり、筒状の外周にしぼり部を結合したため、板部材に筒状のメンバを挿通結合する場合に、結合強度を容易に確保できるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2の1−1線に沿った拡大断面図である。
【図2】本発明の一実施形態におけるメンバ結合構造を示す車体斜め後方外側から見た斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態におけるメンバ結合構造が適用された車体後部を示す車体斜め後方外側から見た斜視図である。
【図4】本発明の比較例におけるメンバ結合構造を示す図1に対応する断面図である。
【符号の説明】
10 牽引用自動車の車体
12 サイドブラケット(板部材)
16 トーイングヒッチパイプ(メンバ)
16A トーイングヒッチパイプの軸方向両端部
16B トーイングヒッチパイプの外周部
20 結合用穴
30 かしめ部
30A かしめ部の先端部
【発明の属する技術分野】
本発明はメンバ結合構造に関し、特に、自動車等の車両の車体に使用されるメンバ結合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車等の車両の車体に使用されるメンバ結合構造においては、自動車車体のクロスメンバを閉断面構造とし、クロスメンバの車幅方向両端部を、左右のサイドメンバに配設されたホルダに形成された内側及び外側のアーム対に、例えば溶接を用いて結合した構成が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−211446号公報(段落[0014]、図2)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この特許文献1のメンバ結合構造においては、ホルダに形成される内側及び外側のアーム対の形状が複雑であるためコストアップになる。また、コストアップを改善するために、板部材としたホルダに形成した結合用穴にクロスメンバの車幅方向両端部を挿通し、例えば溶接を用いて結合する構成が考えられるが、この場合には、結合用穴の内周縁部とクロスメンバの車幅方向両端部との隙間管理が難しく、溶接等による結合強度を確保することが困難となる。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、板部材にメンバを挿通結合する場合に結合強度を容易に確保できるメンバ結合構造を提供することが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の本発明のメンバ結合構造は、板部材に形成された結合用穴と、
該結合用穴に挿通されたメンバと、
を有し、前記結合用穴の外周部にしぼり部を形成し、該しぼり部を前記メンバに結合したことを特徴とする。
【0007】
従って、板部材に形成された結合用穴の外周部にしぼり部を形成したため、しぼり部の先端部が、メンバの軸方向に沿った状態になる。この結果、しぼり部の先端部とメンバとの隙間管理が容易になり、隙間精度が向上すると共に溶接面を大きくできる。このため、板部材にメンバを挿通結合する場合に、板部材とメンバとの結合強度を確保することが容易になり、メンバに軸方向の荷重が作用した場合に、メンバと板部材との結合部に発生する応力を低減できる。また、板部材の板厚を厚くすることなしに板部材とメンバとの結合強度を確保することができるため、軽量化が可能になる。
【0008】
請求項2記載の本発明は、請求項1記載のメンバ結合構造において、前記メンバが筒状であり、該筒状の外周に前記しぼり部を結合したことを特徴とする。
【0009】
従って、板部材に形成された結合用穴の外周部にしぼり部を形成したため、しぼり部の先端部が、筒状のメンバの外周に対して軸方向に沿った状態になる。この結果、しぼり部の先端部とメンバの外周との隙間管理が容易になり、隙間精度が向上すると共に溶接面も大きくできる。このため、板部材に筒状のメンバを挿通結合する場合に、板部材とメンバとの結合強度を確保することが容易になり、メンバに軸方向の荷重が作用した場合に、メンバと板部材との結合部に発生する応力を低減できる。また、板部材の板厚を厚くすることなしに板部材とメンバとの結合強度を確保することができるため、軽量化が可能になる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明に係るメンバ結合構造の一実施形態を図1〜図3に従って説明する。
【0011】
なお、図中矢印FRは車体前方方向を、矢印INは車幅内側方向を、矢印UPは車体上方方向を示す。
【0012】
図3に示される如く、本実施形態では、牽引用自動車の車体10の後部に、左右の一対の板部材としてのサイドブラケット12が車体前後方向に沿って平行に配設されており、これらのサイドブラケット12は、例えば、左右のリヤサイドメンバ(図示省略)の後端部にそれぞれ結合されている。
【0013】
左右のサイドブラケット12の後端上部12Aには、バンパリインフォースメント14が架設されている。また、左右のサイドブラケット12の下部12Bには、メンバとしてのトーイングヒッチパイプ16が架設されており、トーイングヒッチパイプ16の車幅方向中央部には、牽引用のソケットパイプ18が連結されている。
【0014】
図2に示される如く、トーイングヒッチパイプ16は、車幅方向となるトーイングヒッチパイプ16の軸方向(長手方向)から見た断面形状が矩形筒状となっている。また、サイドブラケット12の下部12Bには矩形状の結合用穴20が形成されており、結合用穴20にトーイングヒッチパイプ16における軸方向両端部16Aが挿通されている。
【0015】
図1に示される如く、サイドブラケット12における結合用穴20の外周部には、しぼり部30が形成されており、しぼり部30はトーイングヒッチパイプ16の軸方向(車幅方向)に沿って車幅方向内側から車幅方向外側に向かって延設されている。また、しぼり部30の先端部30Aが、トーイングヒッチパイプ16の外周部16Bにアーク溶接等によって溶接(溶接部P)されている。
【0016】
次に、本実施形態の作用に付いて説明する。
【0017】
本実施形態では、図1に示される如く、サイドブラケット12における結合用穴20の外周部にしぼり部30を形成したため、しぼり部30の先端部30Aが、トーイングヒッチパイプ16の軸方向に沿った状態になっている。この結果、図4に示される比較例のように、サイドブラケット12における結合用穴20にしぼり部を形成せず、結合用穴20の内周縁部40を、トーイングヒッチパイプ16の外周部16Bに突き当てた状態でアーク溶接等によって溶接(溶接部P1)する構成に比べて、本実施形態(図1)の方が溶接部の隙間Lの管理が容易になる。
【0018】
即ち、本実施形態では、図1に示される如く、しぼり部30の先端部30Aとトーイングヒッチパイプ16の外周部16Bとの隙間管理が容易になり、隙間精度が向上すると共に溶接面を大きくできる。この結果、溶接によるサイドブラケット12とトーイングヒッチパイプ16との結合強度を確保することが容易になる。また、トーイングヒッチパイプ16に軸方向の荷重(図1の矢印F)が作用した場合には、この荷重に対してトーイングヒッチパイプ16とサイドブラケット12との溶接部Pが剪断方向(矢印K方向)となるため、溶接部Pに発生する応力を低減できる。
【0019】
なお、図4に示される比較例の場合には、トーイングヒッチパイプ16に軸方向の荷重(図4の矢印F)が作用した場合に、この荷重をサイドブラケット12の曲げで受ける。この結果、溶接部P1にモーメントMが発生し、溶接部P1が剥離方向に変形するため、溶接部P1に発生する応力が大きくなる。
【0020】
また、本実施形態では、サイドブラケット12の板厚Nを厚くすることなしに、サイドブラケット12とトーイングヒッチパイプ16の結合強度を確保することができるため、車体の軽量化が可能になる。
【0021】
以上に於いては、本発明を特定の実施例について詳細に説明したが、本発明はかかる実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施例が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態では、サイドブラケット12のしぼり部30の先端部30Aを、トーイングヒッチパイプ16の外周部16Bにアーク溶接等によって溶接したが、溶接に代えて、接着等の他の方法でサイドブラケット12のしぼり部30の先端部30Aを、トーイングヒッチパイプ16の外周部16Bに結合しても良い。
【0022】
また、上記実施形態では、メンバとして断面矩形状のトーイングヒッチパイプ16を使用したが、メンバはトーイングヒッチパイプ16に限定されず、クロスメンバ、サイドメンバ等の他のメンバでも良く、メンバの断面形状も矩形状に限定されず円形状、L字状等の他の断面形状でも良い。
【0023】
【発明の効果】
請求項1記載の本発明のメンバ結合構造は、板部材に形成された結合用穴と、結合用穴に挿通されたメンバと、を有し、結合用穴の外周部にしぼり部を形成し、しぼり部をメンバに結合したため、板部材にメンバを挿通結合する場合に、結合強度を容易に確保できるという優れた効果を有する。
【0024】
請求項2記載の本発明は、請求項1記載のメンバ結合構造において、メンバが筒状であり、筒状の外周にしぼり部を結合したため、板部材に筒状のメンバを挿通結合する場合に、結合強度を容易に確保できるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2の1−1線に沿った拡大断面図である。
【図2】本発明の一実施形態におけるメンバ結合構造を示す車体斜め後方外側から見た斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態におけるメンバ結合構造が適用された車体後部を示す車体斜め後方外側から見た斜視図である。
【図4】本発明の比較例におけるメンバ結合構造を示す図1に対応する断面図である。
【符号の説明】
10 牽引用自動車の車体
12 サイドブラケット(板部材)
16 トーイングヒッチパイプ(メンバ)
16A トーイングヒッチパイプの軸方向両端部
16B トーイングヒッチパイプの外周部
20 結合用穴
30 かしめ部
30A かしめ部の先端部
Claims (2)
- 板部材に形成された結合用穴と、
該結合用穴に挿通されたメンバと、を有し、前記結合用穴の外周部にしぼり部を形成し、該しぼり部を前記メンバに結合したことを特徴とするメンバ結合構造。 - 前記メンバが筒状であり、該筒状の外周に前記しぼり部を結合したことを特徴とする請求項1に記載のメンバ結合構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003161825A JP2004359153A (ja) | 2003-06-06 | 2003-06-06 | メンバ結合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003161825A JP2004359153A (ja) | 2003-06-06 | 2003-06-06 | メンバ結合構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004359153A true JP2004359153A (ja) | 2004-12-24 |
Family
ID=34054143
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003161825A Pending JP2004359153A (ja) | 2003-06-06 | 2003-06-06 | メンバ結合構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004359153A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019107785A1 (en) * | 2017-11-29 | 2019-06-06 | Renault-Samsung Motors Co., Ltd. | Mounting structure of fuel tank for lpg vehicle |
-
2003
- 2003-06-06 JP JP2003161825A patent/JP2004359153A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019107785A1 (en) * | 2017-11-29 | 2019-06-06 | Renault-Samsung Motors Co., Ltd. | Mounting structure of fuel tank for lpg vehicle |
KR20190062972A (ko) * | 2017-11-29 | 2019-06-07 | 르노삼성자동차 주식회사 | Lpg 차량용 연료탱크의 마운팅 구조 |
KR102614560B1 (ko) * | 2017-11-29 | 2023-12-14 | 르노코리아자동차 주식회사 | Lpg 차량용 연료탱크의 마운팅 구조 |
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