JP2004358235A - 睡眠分析装置および睡眠分析機能をコンピュータに付与するプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 出現比率変換処理部103は、RAM102に格納されている睡眠深度データ(質的変数)を読み出し、睡眠深度≧2(深睡眠:SWS)の移動出現比率n-M.A.R.(量的変数)を算出する。しかる後、評価結果算出処理部104は、算出されたSWSの移動出現比率データ(量的変数)をRAM102から読み出し、これを評価規則記憶部105中の評価規則に従って処理して当該評価要素に対する評価点を算出する。たとえば、評価要素が「寝つきのよさ」の場合、入床から上記SWSの移動出現比率n-M.A.R.が立ち上がるまでの時間をSWSの移動出現比率n-M.A.R.から検出する。そして、この立ち上がり時間の長さに応じた評価点を対応する点数テーブルから取得する。
【選択図】 図1
Description
SWSの移動出現比率n-M.A.R.が0%から立ち上がり、所定の閾値レベルS1(たとえば40%)を越え、再び0%となった後、次に立ち上がるまでの期間を1サイクルとする。
1サイクル時間が所定の時間レンジR1内にあるときに100点とし、このレンジR1から離れるに従って点数を減少させる。たとえば、ノンレム睡眠の開始からこれ引き続くレム睡眠の終了までの周期は90分から100分が適当とされていることから(たとえば、1984年朝倉書店発行「睡眠の科学」P34参照)、90分≦R1≦100分とする。また、この時間レンジR1の前後30分の範囲を段階的に区分して、R1から離れるに従って各区分の得点が小さくなるように、得点を設定する(時間レンジR1の前後30分を越える場合は0点)。
各サイクルにおける得点を総計したものを、「睡眠リズム」の得点とする。
SWSの移動出現比率n-M.A.R.が0%から立ち上がり、所定の閾値レベルS1(たとえば40%)を越え、再び0%となった後、次に立ち上がるまでの期間を1サイクルとする。
1サイクルの期間内における上記SWSの移動出現比率n-M.A.R.のピークが100%に達するときに100点とし、当該ピークが100%から減少するに従って点数を減少させる。なお、睡眠時間が進行するほど移動出現比率n-M.A.R.のピークが100%に達し難いので、睡眠時間を前半部分と後半部分、あるいはさらに細かく区分し、後半に向かうほど100点とするピーク値閾値を100%から次第に下げるようにしても良い。
各サイクルにおける得点を総計したものを、「頭の休息」の得点とする。
REMの移動出現比率n-M.A.R.が0%から立ち上がり、所定の閾値レベルS1(たとえば40%)を越え、再び0%となった後、次に立ち上がるまでの期間を1サイクルとする。
1サイクルの期間内における上記REMの移動出現比率n-M.A.R.のピークが100%に達するときに100点とし、当該ピークが100%から減少するに従って点数を減少させる。なお、睡眠時間が進行するほど移動出現比率n-M.A.R.のピークが100%に達し難いので、睡眠時間を前半部分と後半部分、あるいはさらに細かく区分し、後半に向かうほど100点とするピーク値閾値を100%から下げるようにしても良い。
各サイクルにおける得点を総計したものを、「体の休息」の得点とする。
104 評価結果算出処理部
105 評価規則記憶部
106 睡眠タイプ分類処理部
Claims (24)
- 時間軸上にプロットされた睡眠深度に関するデータから睡眠深度の出現比率に関するデータを生成するデータ生成手段と、
評価要素に応じた評価規則を記憶する記憶手段と、
前記データ生成手段によって生成された睡眠深度の出現比率に関するデータを前記記憶手段に記憶された評価規則に従って処理し当該評価要素に対する評価結果を算出する評価結果算出手段と、
を有することを特徴とする睡眠分析装置。 - 請求項1において、
前記データ生成手段は、所定レベル以上の睡眠深度の出現比率を所定時間単位毎に算出し、
前記記憶手段は、時間軸上における前記出現比率の変動サイクルのサイクル時間に基づいて睡眠リズムを評価する規則を記憶し、
前記評価結果算出手段は、前記データ生成手段によって所定時間単位毎に算出された前記出現比率から前記変動サイクルのサイクル時間を検出し、このサイクル時間を前記記憶手段に記憶された評価規則に従って評価して当該睡眠における睡眠リズムの評価結果を算出する、
ことを特徴とする睡眠分析装置。 - 請求項2において、
前記記憶手段は、前記変動サイクルの一サイクル時間の長さに応じて設定された点数を記憶しており、
前記評価結果算出手段は、当該睡眠について検出された全ての変動サイクルに対する点数を前記記憶手段に記憶された点数情報をもとに求めこれを総計した総得点から前記睡眠リズムのランクを算出する、
ことを特徴とする睡眠分析装置。 - 請求項1において、
前記データ生成手段は、所定レベル以上の睡眠深度の出現比率を算出し、
前記記憶手段は、前記出現比率に基づいて睡眠時における頭の休息を評価する規則を記憶し、
前記評価結果算出手段は、前記データ生成手段によって算出された前記出現比率を前記記憶手段に記憶された評価規則に従って評価して当該睡眠における頭の休息の評価結果を算出する、
ことを特徴とする睡眠分析装置。 - 請求項4において、
前記データ生成手段は、所定レベル以上の睡眠深度の出現比率を所定時間単位毎に算出し、
前記記憶手段は、時間軸上における前記出現比率の変動サイクルの一サイクル期間中に前記出現比率の上限がどのレベルに達するかに応じて設定された点数を記憶しており、
前記評価結果算出手段は、当該睡眠について検出された全ての変動サイクルに対する点数を前記記憶手段に記憶された点数情報をもとに求めこれを総計した総得点から前記頭の休息のランクを算出する、
ことを特徴とする睡眠分析装置。 - 請求項1において、
前記データ生成手段は、REMレベルの睡眠深度の出現比率を算出し、
前記記憶手段は、前記出現比率に基づいて睡眠時における体の休息を評価する規則を記憶し、
前記評価結果算出手段は、前記データ生成手段によって算出された前記出現比率を前記記憶手段に記憶された評価規則に従って評価して当該睡眠における体の休息の評価結果を算出する、
ことを特徴とする睡眠分析装置。 - 請求項6において、
前記データ生成手段は、REMレベルの睡眠深度の出現比率を所定時間単位毎に算出し、
前記記憶手段は、時間軸上における前記出現比率の変動サイクルの一サイクル期間中に前記出現比率の上限がどのレベルに達するかに応じて設定された点数を記憶しており、
前記評価結果算出手段は、当該睡眠について検出された全ての変動サイクルに対する点数を前記記憶手段に記憶された点数情報をもとに求めこれを総計した総得点から前記体の休息のランクを算出する、
ことを特徴とする睡眠分析装置。 - 請求項1において、
前記データ生成手段は、所定レベル以上の睡眠深度の出現比率を所定時間単位毎に算出し、
前記記憶手段は、時間軸上に前記出現比率をプロットしたときに当該出現比率が最初に立ち上がるまでの時間に基づいて寝つきのよさを評価する規則を記憶し、
前記評価結果算出手段は、前記データ生成手段によって所定時間単位毎に算出された前記出現比率から当該出願比率が時間軸上において最初に立ち上がるまでの時間を検出し、この時間を前記記憶手段に記憶された評価規則に従って評価して当該睡眠における寝つきのよさの評価結果を算出する、
ことを特徴とする睡眠分析装置。 - 請求項8において、
前記記憶手段は、前記出現比率が最初に立ち上がるまでの時間の長さに応じて設定された点数を記憶しており、
前記評価結果算出手段は、当該睡眠について検出された前記立ち上がるまでの時間に対する点数を前記記憶手段に記憶された点数情報をもとに求めこの得点から前記寝つきのよさのランクを算出する、
ことを特徴とする睡眠分析装置。 - 請求項1において、
前記データ生成手段は、所定レベル以上の睡眠深度の出現比率を所定時間単位毎に算出し、
前記記憶手段は、時間軸上に前記出現比率をプロットしたときに当該出現比率が最後に立ち下がる際の傾きに基づいて目覚めのよさを評価する規則を記憶し、
前記評価結果算出手段は、前記データ生成手段によって所定時間単位毎に算出された前記出現比率から当該出願比率が時間軸上において最後に立ち下がる際の傾きを検出し、この傾きを前記記憶手段に記憶された評価規則に従って評価して当該睡眠における目覚めのよさの評価結果を算出する、
ことを特徴とする睡眠分析装置。 - 請求項10において、
前記記憶手段は、前記出現比率が最後に立ち下がる際の傾きに応じて設定された点数を記憶しており、
前記評価結果算出手段は、当該睡眠について検出された前記傾きに対する点数を前記記憶手段に記憶された点数情報をもとに求めこの得点から前記目覚めのよさのランクを算出する、
ことを特徴とする睡眠分析装置。 - 睡眠状態を分析する睡眠分析装置において、
時間軸上にプロットされた睡眠深度に関するデータから睡眠深度の出現比率に関するデータを求め、求めた出現比率に関するデータに基づいて睡眠分析を行う、
ことを特徴とする睡眠分析装置。 - コンピュータに睡眠分析機能を付与するプログラムであって、
時間軸上にプロットされた睡眠深度に関するデータから睡眠深度の出現比率に関するデータを生成するデータ生成処理工程と、
評価要素に応じた評価規則を規定するデータベースと、
前記データ生成処理工程によって生成された睡眠深度の出現比率に関するデータを前記データベースにて規定された評価規則に従って処理し当該評価要素に対する評価結果を算出する評価結果算出処理工程と
を有することを特徴とするプログラム。 - 請求項13のプログラムにおいて、
前記データ生成処理工程は、所定レベル以上の睡眠深度の出現比率を所定時間単位毎に算出し、
前記データベースは、時間軸上における前記出現比率の変動サイクルのサイクル時間に基づいて睡眠リズムを評価する規則を規定し、
前記評価結果算出処理工程は、前記データ生成処理工程によって所定時間単位毎に算出された前記出現比率から前記変動サイクルのサイクル時間を検出し、このサイクル時間を前記データベースに規定された評価規則に従って評価して当該睡眠における睡眠リズムの評価結果を算出する、
ことを特徴とするプログラム。 - 請求項14のプログラムにおいて、
前記データベースは、前記変動サイクルの一サイクル時間の長さに応じて設定された点数を規定しており、
前記評価結果算出処理工程は、当該睡眠について検出された全ての変動サイクルに対する点数を前記データベースに規定された点数情報をもとに求めこれを総計した総得点から前記睡眠リズムのランクを算出する、
ことを特徴とするプログラム。 - 請求項13のプログラムにおいて、
前記データ生成処理工程は、所定レベル以上の睡眠深度の出現比率を算出し、
前記データベースは、前記出現比率に基づいて睡眠時における頭の休息を評価する規則を規定し、
前記評価結果算出処理工程は、前記データ生成処理工程によって算出された前記出現比率を前記データベースに規定された評価規則に従って評価して当該睡眠における頭の休息の評価結果を算出する、
ことを特徴とするプログラム。 - 請求項16のプログラムにおいて、
前記データ生成処理工程は、所定レベル以上の睡眠深度の出現比率を所定時間単位毎に算出し、
前記データベースは、時間軸上における前記出現比率の変動サイクルの一サイクル期間中に前記出現比率の上限がどのレベルに達するかに応じて設定された点数を規定しており、
前記評価結果算出処理工程は、当該睡眠について検出された全ての変動サイクルに対する点数を前記データベースに規定された点数情報をもとに求めこれを総計した総得点から前記頭の休息のランクを算出する、
ことを特徴とするプログラム。 - 請求項13のプログラムにおいて、
前記データ生成処理工程は、REMレベルの睡眠深度の出現比率を算出し、
前記データベースは、前記出現比率に基づいて睡眠時における体の休息を評価する規則を規定し、
前記評価結果算出処理工程は、前記データ生成処理工程によって算出された前記出現比率を前記データベースに規定された評価規則に従って評価して当該睡眠における体の休息の評価結果を算出する、
ことを特徴とするプログラム。 - 請求項18のプログラムにおいて、
前記データ生成処理工程は、REMレベルの睡眠深度の出現比率を所定時間単位毎に算出し、
前記データベースは、時間軸上における前記出現比率の変動サイクルの一サイクル期間中に前記出現比率の上限がどのレベルに達するかに応じて設定された点数を規定しており、
前記評価結果算出処理工程は、当該睡眠について検出された全ての変動サイクルに対する点数を前記データベースに規定された点数情報をもとに求めこれを総計した総得点から前記体の休息のランクを算出する、
ことを特徴とするプログラム。 - 請求項13のプログラムにおいて、
前記データ生成処理工程は、所定レベル以上の睡眠深度の出現比率を所定時間単位毎に算出し、
前記データベースは、時間軸上に前記出現比率をプロットしたときに当該出現比率が最初に立ち上がるまでの時間に基づいて寝つきのよさを評価する規則を規定し、
前記評価結果算出処理工程は、前記データ生成処理工程によって所定時間単位毎に算出された前記出現比率から当該出願比率が時間軸上において最初に立ち上がるまでの時間を検出し、この時間を前記データベースに規定された評価規則に従って評価して当該睡眠における寝つきのよさの評価結果を算出する、
ことを特徴とするプログラム。 - 請求項20のプログラムにおいて、
前記データベースは、前記出現比率が最初に立ち上がるまでの時間の長さに応じて設定された点数を規定しており、
前記評価結果算出処理工程は、当該睡眠について検出された前記立ち上がるまでの時間に対する点数を前記データベースに規定された点数情報をもとに求めこの得点から前記寝つきのよさのランクを算出する、
ことを特徴とするプログラム。 - 請求項13のプログラムにおいて、
前記データ生成処理工程は、所定レベル以上の睡眠深度の出現比率を所定時間単位毎に算出し、
前記データベースは、時間軸上に前記出現比率をプロットしたときに当該出現比率が最後に立ち下がる際の傾きに基づいて目覚めのよさを評価する規則を規定し、
前記評価結果算出処理工程は、前記データ生成処理工程によって所定時間単位毎に算出された前記出現比率から当該出願比率が時間軸上において最後に立ち下がる際の傾きを検出し、この傾きを前記データベースに規定された評価規則に従って評価して当該睡眠における目覚めのよさの評価結果を算出する、
ことを特徴とするプログラム。 - 請求項22のプログラムにおいて、
前記データベースは、前記出現比率が最後に立ち下がる際の傾きに応じて設定された点数を規定しており、
前記評価結果算出処理工程は、当該睡眠について検出された前記傾きに対する点数を前記データベースに規定された点数情報をもとに求めこの得点から前記目覚めのよさのランクを算出する、
ことを特徴とするプログラム。 - コンピュータに睡眠分析機能を付与するプログラムであって、
時間軸上にプロットされた睡眠深度に関するデータから睡眠深度の出現比率に関するデータを求め、求めた出現比率に関するデータに基づいて睡眠分析を行う処理工程を含む、
ことを特徴とするプログラム。
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