JP2004358062A - だんご類の焼成機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】下側と上側の焼板状1a,1bを側部の蝶番10により開閉可能に構成しただんご類の焼成機において、下側と下側の加熱手段2a付き焼成板1a,1bに加熱手段2aを付設し、焼成板1aの左右上側に高さ調節手段8を配置して、前記の蝶番における下側ブラケット11に対し上側ブラケット14を上下動可能Tにして、前記の調節手段8の上側に上側の焼成板1bを接面させて、下側の焼成板1aに対して上側の焼成板2bを並行に構成することに特徴を有し、また、下側と上側の焼成状1a,1bに放熱孔4付きケース3a、放熱孔4付きケース3bを設けたことに特徴を有し、 下側と上側のケース3b,3b設けたケーシング16b,16aの間に引き張りスプリング17を配置したことことを特徴とするだんご類の焼成機になっている。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種のだんご類を上下の両焼成板により自動的に上下調節さしめて焼成することに特徴を有するだんご類の焼成機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のだんご類の焼成機は、下側と上側の両焼成板の側部を蝶番により揺動して開閉せしめて上下からだんご類を焼成する構造とし焼成効率を高めているが、両焼成板の間の上下調節が困難であってだんご類の種類や厚味に対応させて多様な両焼成板の上下高さサイズに調節にして最適な焼成性能に調節できず多様性がない。また、消防法では例えば400℃以上の裸火の制限があって屋内では裸火が禁止されている(引用文献)。
【0003】
【引用文献】
特開2002‐223950
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の焼成機は、前記のように下側と上側の両焼成板を両側の蝶番により揺動して開閉する構造にして焼成効率を高めているが、両焼成板の上下間隔が調整できずだんご類の種類や厚味の変化に対処する多様性に欠ける課題がある。両焼成板の上下側が過度に暑くなり、調理環境が損なわれるとともに省ネエの点でも課題がある。
【0005】
本発明の目的とする処は、下側と上側の両焼成板に加熱手段を付設するとともに両焼成板の間に上下高さ調節手段を設け、また、上側と下側の放熱孔付きケースと設けてその間にスプリングを設けたことにより、加熱性能を高めるとともにだんご類の種類や厚さに対応した上下高さ調節を可能として、焼成性能と下、上部の作業環境さらには揺動開閉性能とともに省エネ性能を高めて、焼成の多様化、焼成性能とともに作業環境及び操作性を向上しただんご類の焼成機を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記の課題に対処するために開発されたものであり、下側と上側の両焼成板を側部の蝶番により揺動して開閉される構成にしただんご類の焼成機において、下側と上側の両焼成板に加熱手段を付設して、下側の焼成板の左右上側に高さ調節手段を配置して、前記の蝶番における下側ブラケットに対し上側ブラケットを相対的に上下動可能にして、前記の調節手段の上側に上側の焼成板を接面させて、下側の焼成板に対して上側の焼成板を並行に構成することを特徴とするだんご類の焼成機を提示するにある。
【0007】
前記のだんご類の焼成機において、下側の焼成板の下側に放熱孔付きケースを設け、上側の焼成板の上側に放熱孔付きケースを設けたことを特徴とするだんご類の焼成機を提示するにある。
【0008】
前記のだんご類の焼成機において、前記の上側に設けたケースと下側に設けた放熱孔付きケースとの間にブラケットを介して引き張りスプリングを対置したことことを特徴とするだんご類の焼成機を提示するにある。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1,図2に本発明の焼成機の一実施例を示す図4X−X部分の縦断面図、図3,図4に全体の正面図と上面図を示している。図中1a、1bは下側と上側の焼成板、2a、2bは下側と上側の加熱手段、3aは下側の放熱孔4付きケース、3bは上側の放熱孔4付きケース、5は架台、8は高さの調節手段、10は蝶番、11は蝶番10における支軸12付き下側ブラケット、14は長孔13付き上側ブラケット、16b,16bは引き張りスブリングを取り付けるブラケツト、17は引き張りスブリング、Tは蝶番10における上下動可能である。
【0010】
図示の実施例は、下側と上側の焼板状1a,1bを側部の蝶番10により揺動して開閉されるだんご類の焼成機において、下側と上側の焼成板2b,2aに加熱手段1b,1aを付設して、下側の焼成板1aの左右上側に高さの調節手段8を配置して、前記の蝶番10における下側ブラケット11に対して上側ブラケット14を相対的に上下動可能Tとし、前記の調節手段8の上側に上側の焼成板1bを接面させて、下側の焼成板1aに対し上側の焼成板2bを並行に構成することを特徴とするだんご類の焼成機になつている。
【0011】
前記のだんご類の焼成機において、下側の焼成状1aの下側に放熱孔4付きケース3aを設け、上側の焼成板1bの上側に放熱孔4付きケース3bを設けたことを特徴とするだんご類の焼成機になっている。
【0012】
前記のだんご類の焼成機において、前記の上側のケースと下側のケースとの間に設けたブラケット16b,16aを介して引き張りスプリング17を設けたことを特徴とするだんご類の焼成機になっている。
【0013】
さらに詳述すると、下側及び上側の焼成板1a.1bは、図3,4に示すように好ましくはアルミ系、銅系又は鉄系の金属をダイキャスト又はプレス加工等によつて製造され、基本的には平板状に形成されている。前記の焼成板1a.1bの下側と上側にはプレートヒーター等からなる加熱手段1a.1bが付設されている。多数のだんご類が同時に焼成される広さサイズに即ち横巾に広く適度に広い縦巾に構成されている。また、その下側、上側には上側の放熱孔4付きケース3aと3bが固設されている。加熱手段1a.1bは、架台5に設けたスイッチ6aや焼温度の調節手段6b等により配線手段7等によりオンオフとともに温度調整される構造になつている。
【0014】
下側、上側に付設されているケース3aとケース3bは、多数の放熱孔4が付設されて適度に放熱され、適度の空冷空間として形成され作業環境が高められ省エネされる。
【0015】
高さの高さの調節手段8は、図2に示すように上面部と好ましくは両端部の垂下部とからなり、高さの異なる上面部からなる複数個を備え、その高さの調節手段8を選択して下側の焼成板1aの左右上側に配置して使用され、だんご類の種類や厚さに態様させて選択して対応される。
【0016】
また、前記の蝶番10は、焼成板1a.1bの側部に突出された支軸12付き下ブラケット11と長孔13付き上ブラケット14とからなり、基本的に支軸12により焼成板1aに対して焼成板1bが傾動して開閉されるとともに、閉鎖されと焼成板1bが高さの調節手段8により上側の上ブラケット14か相対的に下動可能T(図2参照)されて、下側の焼成板1aに対し上側の焼成板2bが並行になつて調節手段8上に接面される。なお、長孔13付き下ブラケット11と支軸12付き上ブラケット14によつて構成することも可能である。
【0017】
下側と上側に設けたケース3b及び3aに設けられたブラケット16b,16aに引き張りスバリング17が配置されている。この引き張りスプリング17は左右2対設けられて、上側の焼成板1bの揺動開閉とともに上下動可能Tが円滑になつている。
【0018】
前記のだんご類の焼成機は、前記のように構成され、先ず図1に示すように取手6によつて上側の焼成板1bを揺動開放して下側の焼成板1aの左右上側に適宜の高さ調節手段8を配置して、焼成板1aと焼成板1bの過熱手段2a,2bに通電して適温とし、焼成板1a上に適宜のだんご類の生地を載せた後、焼成板1bを図2に示すように揺動して閉鎖すると、蝶番10における下側ブラケット11に対して上側ブラケット14が相対的に上下動可能Tとなり、高さの調節手段8の上側に上側の焼成板1bの下面が接面されて、下側の焼成板1aに対して上側の焼成板2bが所要の高さで並行に配置されて生地の上下から同時に均等にだんご類が焼成される効果的に焼成されて、極めて効率良く焼成される。
【0019】
前記のだんご類の焼成機は、前記のように焼成板1aの左右上側に設けた高さの調節手段8の選択により、上下の焼成板1aと1bの高さがだんご類の種類や厚みに対応された所要の調節されて並行にされるため、多様なだんご類の焼成が上下から同時に効果的に焼成されるとともに、だんご類の種類に対応されて極めて効率良く焼成され、上下の加熱手段2a,2bにより直接かつ適度に温度調節されて優れた食味の支持焼上がりとなる。上下のケース3b,3aにより直接の放熱が程よく制限されて作業環境が改善され屋内でも使用可能となり省エネされる。上側と下側のブラケツト16bと16aとの間に設けた引き張りスプリング17により前記の揺動開閉とともに、蝶番10における相対的に上下動可能Tが円滑になり焼成が効率良く行われる。
【0020】
【発明の効果】
本発明のだんご類の焼成機は、前述のような構成からなり、焼成板の左右上側に設けた高さ調節手段の選択の選択により、だんご類の種類等に対応して上下の焼成板の上下高さが調節されて相互に並行にされるため、多様なだんご類の焼成が上下から同時に効果的に焼成されて、だんご類の種類に対応されて極めて効率良く焼成される。また、上下のケースにより適度に環境調整されて屋内でも使用可能となり、引っ張りスプリングにより焼成板の揺動開閉や蝶番における相対的に上下動可能が円滑になり、焼成性能が各段に向上されて優れた焼上がりとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るだんご類の焼成機における図2のX−X部分の上側焼成板を傾斜させて開らいた状態を示す縦断面図
【図2】図2のX−X部分における上側の焼成板を傾斜させた開じた状態を示す縦断面図
【図3】本発明の実施例に係るだんご類の焼成機における全体の正面図
【図4】図3の上面図である。
【符号の説明】
1a,1b 焼板状
2a,2b 加熱手段
3a,3b ケース
4 放熱孔
8 高さ調節手段
10 蝶番
16b,16a バブラケット
17 引っ張りスプリング
Claims (3)
- 下側と上側の両焼成板を側部の蝶番により揺動して開閉するだんご類の焼成機において、下側と上側の両焼成板に焼成板を付設して、下側の焼成板の左右上側に高さを調節する調節手段を配置し、前記の蝶番における下側のブラケットにして上側のブラケットを相対的に上下動可能にして前記の調節手段の上側に上側の焼成板の下面を接面せしめて、下側の焼成板に対し上側の焼成板を並行に構成することを特徴とするだんご類の焼成機。
- 請求項1記載のだんご類の焼成機において、下側の焼成板の下側に放熱孔付きケースを設け、上側の焼成板の上側に放熱孔付きケースを設けたことを特徴とするだんご類の焼成機。
- 請求項1又は請求項2記載のだんご類の焼成機において、前記の上側の放熱孔付きケースと下側の放熱孔付きケースとの間にブラケットを介して引き張りスプリングを設けたことを特徴とするだんご類の焼成機。
Priority Applications (1)
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JP2003162304A JP2004358062A (ja) | 2003-06-06 | 2003-06-06 | だんご類の焼成機 |
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JP2003162304A JP2004358062A (ja) | 2003-06-06 | 2003-06-06 | だんご類の焼成機 |
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-
2003
- 2003-06-06 JP JP2003162304A patent/JP2004358062A/ja active Pending
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