JP2004357818A - スロットマシン - Google Patents
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Abstract
【課題】部品点数や製造コストを特に増加させることなく、回転リール全体を覆うことのできるスロットマシンを提供する。
【解決手段】スタート操作に応答して複数個の回転リール1a〜1cが回転し、ストップ操作に応答して各回転リールが停止し、この停止状態において各回転リールの図柄が揃うか否かを競うスロットマシンにおいて、回転リールの曲率半径に対応して湾曲形成された保持腕3a、3bと、この保持腕3あ、3bに保持される透光性のフィルム材Fiとで回転リール1a〜1cの全体を被覆する。
【選択図】 図2
【解決手段】スタート操作に応答して複数個の回転リール1a〜1cが回転し、ストップ操作に応答して各回転リールが停止し、この停止状態において各回転リールの図柄が揃うか否かを競うスロットマシンにおいて、回転リールの曲率半径に対応して湾曲形成された保持腕3a、3bと、この保持腕3あ、3bに保持される透光性のフィルム材Fiとで回転リール1a〜1cの全体を被覆する。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の図柄を配列する回転リールを、コンピュータ制御に基づいて機械的に回転させるスロットマシンに関する。
【0002】
【従来の技術】
スロットマシンは、遊技者がスタートレバーを操作すると、回転リールの回転が開始され、その後ストップボタンを押すと、押圧操作の順番に回転リールが停止制御されるゲーム機である。そして、遊技者は、スロットマシン前面の透明窓を通して、回転動作中の回転リールの図柄を凝視し、目標図柄に狙いを定めてストップボタンを押すことになる。ここで、透明窓は矩形状の透明平面板で形成されており、通常、この透明平面板には、回転リールに描かれた図柄を停止させるべき位置を特定する停止ラインが表示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、回転リールは全体として円弧状の輪郭を有しているのに対して、停止ラインは、平面状の透明窓に描かれているので、回転リールに描かれた図柄の位置と停止ラインの位置が正しく整合しないという問題がある。そこで、かかる問題点に有効に対処できる構成を備えたスロットマシンが望まれる。
【0004】
ところで、上記の問題とは無関係であるが、隣接する回転リールの隙間を遮蔽する発明も提案されている(例えば特許文献1)。
【0005】
【特許文献1】
特開平11―114130号公報
【0006】
この発明では、4つのモータ取付板の前方側外周が、回転リールの曲率に合わせて、各々円弧状の輪郭に形成されている。また、左右のモータ取付板には、その円弧状の輪郭部を利用して断面L字状の遮蔽片(端カバー)が挟着され、中央2つのモータ取付板には、その円弧状の輪郭部を利用して断面T字状の遮蔽片(中間カバー)が挟着させている。そして、遮蔽片が挟着された取付状態では、各遮蔽片が、隣接する回転リール間の隙間を覆うため、スロットマシンの内部構造が遮蔽される。
【0007】
しかしながら、このような構成では、単に、隣接する回転リール間の隙間を覆われるに過ぎず、透明窓に描かれた平面状の図形と、円環状に配置される回転リール上の図柄との不整合さは全く解消されない。しかも、特許文献1の発明では、遮蔽片から二列の挟込片を内向きに突出させる必要があるため、各遮蔽片は、機器内部を遮蔽する機能しか発揮し得ず、他の用途に使用できる余地がない。
【0008】
また、特許文献1の発明では、単に、隣接する回転リール間の隙間を埋める目的のためだけに、断面L字状に形成された遮蔽片と、断面T字状に形成された遮蔽片とを用意しなければならないという製造上の煩雑さもある。更にまた、特許文献1に記載の発明では、4つのモータ取付板には、それぞれ円弧状の輪郭部を形成する必要があり、しかも、各遮蔽片には、円弧状の輪郭部を挟着するための二列の挟込片をある程度精密に形成する必要があり、それらの製造が極めて煩雑であるという問題もある。
【0009】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、部品点数や製造コストを特に増加させることなく、回転リール全体を覆うことのできるスロットマシンの構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、スタート操作に応答して複数個の回転リールが回転し、ストップ操作に応答して各回転リールが停止し、この停止状態において各回転リールの図柄が揃うか否かを競うスロットマシンにおいて、前記回転リールの曲率半径に対応して湾曲形成された保持腕と、この保持腕に保持される透光性部材とで前記回転リールの前面を被覆するように構成されている。
【0011】
本発明では、保持腕と透光性部材とで回転リールを覆うので、透光性部材の湾曲曲率を回転リールの曲率半径に対応させることができ、透光性部材に描いた図形や記号その他が、回転リールに描いた図形などと正しく整合する。また、本発明では、保持腕と透光性部材とで回転リール前面を覆うので、透光性部材に非透光性の着色層を設けることで、機器内部を遮蔽することができ、そのため、保持腕の左右幅は、隣接する回転リール間の隙間とは無関係に設定できる。なお、透光性部材は好適には透光性のフィルム材で構成される。また、透光性部材は、回転リールの曲率半径に対応させて任意に湾曲形成できる程度の張り又は薄さであることが好適であるが、予め保持腕と同じ曲率に湾曲形成しておくのでも良いし、平面状の部材を保持腕に沿わせることで取付時に湾曲させたのでも良い。
【0012】
本発明は、好ましくは、前記保持腕は、前記透光性部材の幅方向に離間した位置で前記透光性部材を保持している。ここで、複数個の保持腕を設け、透光性部材(フィルム材)の幅方向に離間した位置で透光性部材を保持するのでも良いし、一体化された保持腕の複数箇所において透光性部材を保持するのでも良い。また、前記透光性部材(フィルム材)には、前記回転リールに描かれた図柄を停止させるべき位置を特定する停止ラインが表示されているのが好適である。
【0013】
前記透光性部材の一部には、好ましくは、前記回転リールの回転方向に向けて、非透光性の着色層が帯状に形成されている。この場合、回転リールに描かれた図柄を隠蔽しない着色層であるのが好適である。また、前記透光性部材(フィルム材)は、前記保持腕の裏面側で保持されているか、或いは、前記保持腕の表面側に保持されているのが典型的である。表面側に保持する場合には、透光性部材を保持腕の表面側に貼着するのが好適である。また、前記透光性部材の一部には、非可視光に反応して発光する塗料が塗布されていると演出動作に効果的である。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明のスロットマシンを実施例に基づき更に詳細に説明する。図1は、本発明のスロットマシンの一実施例を示す正面図である。図示のスロットマシンは、複数種類の図柄を描いた3個の回転リール1a〜1cを備えており、透明表示窓2を透過して、回転リール1a〜1c(図柄は不図示)と、隣接する回転リール間の隙間を覆う保持腕3a、3bとが表れている。
【0015】
また、この実施例では、回転リール1a〜1cの前面には、保持腕3a,3bに保持された透明のフィルム材Fiが配置されており、そのフィルム材Fiに5本の線が描かれて、停止ラインL1〜L5を明示している。
【0016】
透明表示窓2の左側には、5つの表示ランプ4が設けられていて、有効な停止ラインL1〜L5を明示している。例えば、1枚目のメダルを投入すると、表示ランプ4の真ん中が点灯され、2枚目のメダルを投入すると、その上下の表示ランプ2個が更に点灯され、3枚目のメダルを投入すると残りの表示ランプが更に点灯されるようになっている。
【0017】
透明表示窓2の下側には、BETスイッチ9とメダル投入口10とが左右位置に配置されている。また、透明表示窓2の右側には、メダルの払出し動作時に点灯される払出し表示部5と、クレジット表示部8とが設けられている。例えば、ゲーム開始に先立って、メダル投入口10に多数のメダルを投入したような場合には、4枚目以降のメダル投入枚数は、クレジット表示部8に表示される。そして、このようなクレジット状態でBETスイッチ9を押圧すると、擬似的にメダル投入動作が実現されるようになっている。
【0018】
BETスイッチ9やメダル投入口10の下側には、スタートボタン6とストップボタン7a〜7cとが配置されている。擬似的な投入動作を含むメダル投入動作の後、スタートボタン6を押圧すると3つの回転リール1a〜1cが回転を開始し、その後、ストップボタン7a〜7cを押圧する毎に、該当する回転リール1a〜1cが停止するようになっている。なお、全ての回転リール1a〜1cが停止した状態で、有効な停止ライン上に図柄が揃うと、払出し口11を通して配当メダルがメダル受け皿12に払い出される。
【0019】
図2は、回転リール1a〜1cを保持して回転させるリールユニットRUを図示したものである。リールユニットRUは、フレームFL(図3)と、フレームFLに保持される3つの回転リール1a〜1cと、回転リール1a〜1cの前面全体を覆う被覆部材COVとを中心に構成されている。
【0020】
分解状態の各部材の正面図(図3(a))に示すように、フレームFLは、上板13aと下板13bと4つの縦板13c〜13fとで構成され、上下板13a,13bの取付穴H1と、縦板13c〜13fの取付穴H2を重合させてボルトを螺合して一体化されている。ここで、上板13aと下板13bとは同一形状の部材であり、縦板13c〜13fも、モータMOの取付穴の有無を除けば全て同一形状の部材である。なお、図3(b)は上板13aの左側面図、図3(c)は縦板13cの左側面図、図3(d)は下板3bの左側面図、図3(e)は、組立て状態における上板13aの平面図を示している。
【0021】
図3(b)(d)に示す通り、上下板13a,13bは、縦板13c〜13fを固定するための前面フランジ部FR1と背面フランジ部FR2とを備えている。そして、前面フランジ部FR1には4つの取付穴H1と、被覆部材COV用の2つの装着穴H3とが形成されている。一方、背面フランジ部FR2には、4つの開口穴HOが形成され、この開口穴HOを、縦板13c〜13fの突出片PJが貫通することで、上下板13a,13bと縦板13c〜13fとが位置決めされている。
【0022】
図4は、縦板13a〜13fの屈曲形成前の展開状態を図示したものである。第1と第2の折り曲げ線BE1,BE2で全体をコ字状に屈曲させて、上下板13a,13bに当接する水平部14,15を形成している。また、第3と第4の折り曲げ線BE3,BE4を更に屈曲させて、上下板13a,13bのフランジ部FR1,FR2に当接する垂直部16,17を形成している。なお、第5と第6の折り曲げ線BE5,BE6も屈曲形成されて前後のフランジ18,19が形成されている。
【0023】
図2に示すように、被覆部材COVは、円弧状に湾曲形成された2つの保持腕3a,3bと、保持腕3a,3bの裏面側に保持されるフィルム材Fiとで構成されている。保持腕3a,3bは、透光性のないブラスチック材で形成されており、回転リール1a〜1cと同じ曲率半径を有する本体部20と、上下板13a,13bに当接される取付部21a,21bとに区分される。この実施例の場合、本体部20の裏面側には、例えば4個の固定突起20aが形成されており、一方、取付部21a,21bには、上下板13a,13bの装着穴H3に対応するネジ穴22が形成されている。なお、固定突起20aは、その頭部をやや大径にした略キノコ状に形成されている。
【0024】
フィルム材Fiは、透光性を有する厚さ1mm程度のプラスチックフィルムであり、多少の風圧では変形しないような適度な強度を有している。そして、このフィルム材Fiには、保持腕3a,3bの固定突起20aの位置と大きさに対応して、合計8個の貫通穴23が形成されている。なお、図2には図示省略しているが、フィルム材Fiには5本の停止ラインが明示されている。また、このフィルム材Fiは、平坦な矩形状に形成されており、保持腕3a,3bに沿って取付けることで同一曲率に湾曲される。但し、予めフィルム材Fiを湾曲しておいても良いのは勿論である。
【0025】
また、図1や図2には図示していないが、フィルム材Fiの左右両端部には、非透光性の着色層が上下方向に帯状に形成されている。したがって、回転リール1aの左端部の外側と、回転リール1cの右端部の外側から機器内部が見えることはない。なお、着色層が回転リールに描かれた図柄を隠蔽しないのは勿論である。
【0026】
このような左右の着色層の構成に加えて、貫通穴23の位置に対応して、所定幅の非透光性の着色層を設けても良い。このように構成した場合には、保持腕3a,3bの左右幅の不足や、隣接する回転リール間の隙間の大きさに拘わらず、機器内部が見えるおそれがなくなる。図10は、このように構成されたスロットマシンを図示したものであり、隣接する回転リールの隙間の広さに拘わらず、幅の狭い保持腕を使用できることを示している。
【0027】
このようにフィルム材Fiは、適宜に不透光性の着色層を設けて使用されるが、何れにしても、被覆部材COVを完成させるには、固定突起20aを、フィルム材Fiの貫通穴23に貫通させるように組立てる。この場合、保持腕3a,3bの裏面側に接着剤を塗布しておけば、組立て状態では、保持腕3a,3bとフィルム材Fiとを完全に一体化させることができる。
【0028】
このようにして一体化された被覆部材COVは、保持腕3a,3bのネジ穴22を、上下板13a,13bの装着穴H3の位置に合わせた後、取付ネジ24によって上下板13a,13bに固定される。図5は、リールユニットRUの左側面図であり、被覆部材COVが上下板13a,13bに固定された状態を示している。また、図6は、フィルム材Fiと保持腕3a,3bの固定状態を図示したものであり、回転リール1a〜1cに近接してフィルム材Fiが張設されている状態を示している。
【0029】
図7は、スロットマシンのフロントドア(図1参照)の背面側を図示したものである。図示の通り、透明表示窓2の上部には、回転リール1a〜1cを照射する演出ランプ25が設置されている。この演出ランプ25はゲーム中に適宜に点灯又は点滅することによって、機器内部の抽選による当選状態を予告するなどの演出動作を行っている。
【0030】
演出ランプ25としては、具体的には、冷陰極蛍光放電ランプやブラックライト蛍光ランプが好適に採用される。ここで、ブラックライト蛍光ランプとは、可視光線をカットするフィルターガラスのガラス管内壁に、近紫外線放射蛍光体を塗布したランプを言う。このようなブラックライト蛍光ランプでは、300〜400nmの近紫外線のみを選択的に放出することができるので、この波長領域の紫外線特有の蛍光作用を演出動作に有効に活用することができる。
【0031】
例えば、蛍光塗料を用いて、フィルム材Fiに適宜な演出用の文字、記号、模様などを塗布しておくと、ブラックライト蛍光ランプの点灯と共に蛍光塗料が発光して斬新な演出が可能となる。使用する蛍光塗料としては、好適には透明発光塗料(例えばシンロイヒ(株)のマジックルミノペイント)が使用される。このような蛍光塗料は、可視光を受けた状態では無色透明であるが、ブラックライトの照射を受けた場合だけ発光するので、最適なタイミングで文字や記号や模様などを突然浮かび上がらせることが可能となる。
【0032】
以上、本発明の一実施例について具体的に説明したが、具体的な記載内容は特に本発明を限定するものではなく、適宜に変更可能である。例えば、上記の実施例では、保持腕3a,3bを用いて一枚のフィルム材Fiを保持したが、図8に示すように、三枚のフィルム材Fi1〜Fi3を保持するようにしても良い。但し、この場合には、図9に示すように、保持腕3a,3bには二列の固定突起20a,20bを設けておく必要がある。
【0033】
なお、上記の各実施例では、略キノコ状の固定突起20a,20bを例示したが、この形状は適宜に変更されるのは勿論である。また、上記の実施例に代えて、固定突起20aをフィルム材Fiの貫通穴23に通した後、固定突起20aにキャップ状部材を被せてフィルム材Fiを確実に固定しても良い。或いは逆に、固定突起20aを全く設けない構成でも良く、このような固定突起20aを全く設けない構成の場合には、保持腕3a,3bの裏面側に設けた接着層によってフィルム材Fiを確実に保持腕3a,3bの裏面に貼着させるのが好適である。
【0034】
更にまた、保持腕3a,3bは、必ずしも中央に二個設ける必要はなく、回転リール1a〜1c全体の両側に二個の保持腕3a,3b設けたのでも良い(図11参照)。このような場合でも、フィルム材Fiに非透光性の着色層PAを帯状に施すことによって、隣接する回転リールの隙間から機器内部が見えることを防止できる。なお、保持腕は必ずしも二個である必要はなく、回転リール1a〜1c全体の左右位置にも配置して合計四個の固定部材を使用しても良い。
【0035】
また、上記した各実施例では、保持腕の裏面側でフィルム材を保持したが、必ずしも、この構成に限定される必要はなく、保持腕の表面側でフィルム材を保持しても良い。この場合には、先ず、保持腕の表面側に接着層を設けておき、保持腕をフレームに固定した後でフィルム材を貼着することもできる。
また、実施例の説明では、互いに分離された複数個の保持腕3a,3bを使用したが、これらを予め一体化しておくのも好適である。
【0036】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明のスロットマシンによれば、部品点数や製造コストを特に増加させることなく、回転リール全体を覆うことのできるスロットマシンを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スロットマシンの一実施例を示す正面図である。
【図2】リールユニットを示す斜視図である。
【図3】リールユニットの構成部材であるフレームを詳細に図示したものである。
【図4】フレームの構成部材である縦板の展開状態を図示したものである。
【図5】組立て状態のリールユニットを図示したものである。
【図6】保持腕とフィルム材の取付状態を示す要部断面図である。
【図7】図1に示すスロットマシンのフロントパネルの背面図である。
【図8】リールユニットの変形実施例を示す斜視図である。
【図9】保持腕とフィルム材の取付状態を示す要部断面図である。
【図10】被覆部材の変形例を説明する正面図である。
【図11】被覆部材の更に別の実施例を説明する図面である。
【符号の説明】
1a〜1c 回転リール
3a,3b 保持腕
Fi フィルム材
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の図柄を配列する回転リールを、コンピュータ制御に基づいて機械的に回転させるスロットマシンに関する。
【0002】
【従来の技術】
スロットマシンは、遊技者がスタートレバーを操作すると、回転リールの回転が開始され、その後ストップボタンを押すと、押圧操作の順番に回転リールが停止制御されるゲーム機である。そして、遊技者は、スロットマシン前面の透明窓を通して、回転動作中の回転リールの図柄を凝視し、目標図柄に狙いを定めてストップボタンを押すことになる。ここで、透明窓は矩形状の透明平面板で形成されており、通常、この透明平面板には、回転リールに描かれた図柄を停止させるべき位置を特定する停止ラインが表示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、回転リールは全体として円弧状の輪郭を有しているのに対して、停止ラインは、平面状の透明窓に描かれているので、回転リールに描かれた図柄の位置と停止ラインの位置が正しく整合しないという問題がある。そこで、かかる問題点に有効に対処できる構成を備えたスロットマシンが望まれる。
【0004】
ところで、上記の問題とは無関係であるが、隣接する回転リールの隙間を遮蔽する発明も提案されている(例えば特許文献1)。
【0005】
【特許文献1】
特開平11―114130号公報
【0006】
この発明では、4つのモータ取付板の前方側外周が、回転リールの曲率に合わせて、各々円弧状の輪郭に形成されている。また、左右のモータ取付板には、その円弧状の輪郭部を利用して断面L字状の遮蔽片(端カバー)が挟着され、中央2つのモータ取付板には、その円弧状の輪郭部を利用して断面T字状の遮蔽片(中間カバー)が挟着させている。そして、遮蔽片が挟着された取付状態では、各遮蔽片が、隣接する回転リール間の隙間を覆うため、スロットマシンの内部構造が遮蔽される。
【0007】
しかしながら、このような構成では、単に、隣接する回転リール間の隙間を覆われるに過ぎず、透明窓に描かれた平面状の図形と、円環状に配置される回転リール上の図柄との不整合さは全く解消されない。しかも、特許文献1の発明では、遮蔽片から二列の挟込片を内向きに突出させる必要があるため、各遮蔽片は、機器内部を遮蔽する機能しか発揮し得ず、他の用途に使用できる余地がない。
【0008】
また、特許文献1の発明では、単に、隣接する回転リール間の隙間を埋める目的のためだけに、断面L字状に形成された遮蔽片と、断面T字状に形成された遮蔽片とを用意しなければならないという製造上の煩雑さもある。更にまた、特許文献1に記載の発明では、4つのモータ取付板には、それぞれ円弧状の輪郭部を形成する必要があり、しかも、各遮蔽片には、円弧状の輪郭部を挟着するための二列の挟込片をある程度精密に形成する必要があり、それらの製造が極めて煩雑であるという問題もある。
【0009】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、部品点数や製造コストを特に増加させることなく、回転リール全体を覆うことのできるスロットマシンの構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、スタート操作に応答して複数個の回転リールが回転し、ストップ操作に応答して各回転リールが停止し、この停止状態において各回転リールの図柄が揃うか否かを競うスロットマシンにおいて、前記回転リールの曲率半径に対応して湾曲形成された保持腕と、この保持腕に保持される透光性部材とで前記回転リールの前面を被覆するように構成されている。
【0011】
本発明では、保持腕と透光性部材とで回転リールを覆うので、透光性部材の湾曲曲率を回転リールの曲率半径に対応させることができ、透光性部材に描いた図形や記号その他が、回転リールに描いた図形などと正しく整合する。また、本発明では、保持腕と透光性部材とで回転リール前面を覆うので、透光性部材に非透光性の着色層を設けることで、機器内部を遮蔽することができ、そのため、保持腕の左右幅は、隣接する回転リール間の隙間とは無関係に設定できる。なお、透光性部材は好適には透光性のフィルム材で構成される。また、透光性部材は、回転リールの曲率半径に対応させて任意に湾曲形成できる程度の張り又は薄さであることが好適であるが、予め保持腕と同じ曲率に湾曲形成しておくのでも良いし、平面状の部材を保持腕に沿わせることで取付時に湾曲させたのでも良い。
【0012】
本発明は、好ましくは、前記保持腕は、前記透光性部材の幅方向に離間した位置で前記透光性部材を保持している。ここで、複数個の保持腕を設け、透光性部材(フィルム材)の幅方向に離間した位置で透光性部材を保持するのでも良いし、一体化された保持腕の複数箇所において透光性部材を保持するのでも良い。また、前記透光性部材(フィルム材)には、前記回転リールに描かれた図柄を停止させるべき位置を特定する停止ラインが表示されているのが好適である。
【0013】
前記透光性部材の一部には、好ましくは、前記回転リールの回転方向に向けて、非透光性の着色層が帯状に形成されている。この場合、回転リールに描かれた図柄を隠蔽しない着色層であるのが好適である。また、前記透光性部材(フィルム材)は、前記保持腕の裏面側で保持されているか、或いは、前記保持腕の表面側に保持されているのが典型的である。表面側に保持する場合には、透光性部材を保持腕の表面側に貼着するのが好適である。また、前記透光性部材の一部には、非可視光に反応して発光する塗料が塗布されていると演出動作に効果的である。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明のスロットマシンを実施例に基づき更に詳細に説明する。図1は、本発明のスロットマシンの一実施例を示す正面図である。図示のスロットマシンは、複数種類の図柄を描いた3個の回転リール1a〜1cを備えており、透明表示窓2を透過して、回転リール1a〜1c(図柄は不図示)と、隣接する回転リール間の隙間を覆う保持腕3a、3bとが表れている。
【0015】
また、この実施例では、回転リール1a〜1cの前面には、保持腕3a,3bに保持された透明のフィルム材Fiが配置されており、そのフィルム材Fiに5本の線が描かれて、停止ラインL1〜L5を明示している。
【0016】
透明表示窓2の左側には、5つの表示ランプ4が設けられていて、有効な停止ラインL1〜L5を明示している。例えば、1枚目のメダルを投入すると、表示ランプ4の真ん中が点灯され、2枚目のメダルを投入すると、その上下の表示ランプ2個が更に点灯され、3枚目のメダルを投入すると残りの表示ランプが更に点灯されるようになっている。
【0017】
透明表示窓2の下側には、BETスイッチ9とメダル投入口10とが左右位置に配置されている。また、透明表示窓2の右側には、メダルの払出し動作時に点灯される払出し表示部5と、クレジット表示部8とが設けられている。例えば、ゲーム開始に先立って、メダル投入口10に多数のメダルを投入したような場合には、4枚目以降のメダル投入枚数は、クレジット表示部8に表示される。そして、このようなクレジット状態でBETスイッチ9を押圧すると、擬似的にメダル投入動作が実現されるようになっている。
【0018】
BETスイッチ9やメダル投入口10の下側には、スタートボタン6とストップボタン7a〜7cとが配置されている。擬似的な投入動作を含むメダル投入動作の後、スタートボタン6を押圧すると3つの回転リール1a〜1cが回転を開始し、その後、ストップボタン7a〜7cを押圧する毎に、該当する回転リール1a〜1cが停止するようになっている。なお、全ての回転リール1a〜1cが停止した状態で、有効な停止ライン上に図柄が揃うと、払出し口11を通して配当メダルがメダル受け皿12に払い出される。
【0019】
図2は、回転リール1a〜1cを保持して回転させるリールユニットRUを図示したものである。リールユニットRUは、フレームFL(図3)と、フレームFLに保持される3つの回転リール1a〜1cと、回転リール1a〜1cの前面全体を覆う被覆部材COVとを中心に構成されている。
【0020】
分解状態の各部材の正面図(図3(a))に示すように、フレームFLは、上板13aと下板13bと4つの縦板13c〜13fとで構成され、上下板13a,13bの取付穴H1と、縦板13c〜13fの取付穴H2を重合させてボルトを螺合して一体化されている。ここで、上板13aと下板13bとは同一形状の部材であり、縦板13c〜13fも、モータMOの取付穴の有無を除けば全て同一形状の部材である。なお、図3(b)は上板13aの左側面図、図3(c)は縦板13cの左側面図、図3(d)は下板3bの左側面図、図3(e)は、組立て状態における上板13aの平面図を示している。
【0021】
図3(b)(d)に示す通り、上下板13a,13bは、縦板13c〜13fを固定するための前面フランジ部FR1と背面フランジ部FR2とを備えている。そして、前面フランジ部FR1には4つの取付穴H1と、被覆部材COV用の2つの装着穴H3とが形成されている。一方、背面フランジ部FR2には、4つの開口穴HOが形成され、この開口穴HOを、縦板13c〜13fの突出片PJが貫通することで、上下板13a,13bと縦板13c〜13fとが位置決めされている。
【0022】
図4は、縦板13a〜13fの屈曲形成前の展開状態を図示したものである。第1と第2の折り曲げ線BE1,BE2で全体をコ字状に屈曲させて、上下板13a,13bに当接する水平部14,15を形成している。また、第3と第4の折り曲げ線BE3,BE4を更に屈曲させて、上下板13a,13bのフランジ部FR1,FR2に当接する垂直部16,17を形成している。なお、第5と第6の折り曲げ線BE5,BE6も屈曲形成されて前後のフランジ18,19が形成されている。
【0023】
図2に示すように、被覆部材COVは、円弧状に湾曲形成された2つの保持腕3a,3bと、保持腕3a,3bの裏面側に保持されるフィルム材Fiとで構成されている。保持腕3a,3bは、透光性のないブラスチック材で形成されており、回転リール1a〜1cと同じ曲率半径を有する本体部20と、上下板13a,13bに当接される取付部21a,21bとに区分される。この実施例の場合、本体部20の裏面側には、例えば4個の固定突起20aが形成されており、一方、取付部21a,21bには、上下板13a,13bの装着穴H3に対応するネジ穴22が形成されている。なお、固定突起20aは、その頭部をやや大径にした略キノコ状に形成されている。
【0024】
フィルム材Fiは、透光性を有する厚さ1mm程度のプラスチックフィルムであり、多少の風圧では変形しないような適度な強度を有している。そして、このフィルム材Fiには、保持腕3a,3bの固定突起20aの位置と大きさに対応して、合計8個の貫通穴23が形成されている。なお、図2には図示省略しているが、フィルム材Fiには5本の停止ラインが明示されている。また、このフィルム材Fiは、平坦な矩形状に形成されており、保持腕3a,3bに沿って取付けることで同一曲率に湾曲される。但し、予めフィルム材Fiを湾曲しておいても良いのは勿論である。
【0025】
また、図1や図2には図示していないが、フィルム材Fiの左右両端部には、非透光性の着色層が上下方向に帯状に形成されている。したがって、回転リール1aの左端部の外側と、回転リール1cの右端部の外側から機器内部が見えることはない。なお、着色層が回転リールに描かれた図柄を隠蔽しないのは勿論である。
【0026】
このような左右の着色層の構成に加えて、貫通穴23の位置に対応して、所定幅の非透光性の着色層を設けても良い。このように構成した場合には、保持腕3a,3bの左右幅の不足や、隣接する回転リール間の隙間の大きさに拘わらず、機器内部が見えるおそれがなくなる。図10は、このように構成されたスロットマシンを図示したものであり、隣接する回転リールの隙間の広さに拘わらず、幅の狭い保持腕を使用できることを示している。
【0027】
このようにフィルム材Fiは、適宜に不透光性の着色層を設けて使用されるが、何れにしても、被覆部材COVを完成させるには、固定突起20aを、フィルム材Fiの貫通穴23に貫通させるように組立てる。この場合、保持腕3a,3bの裏面側に接着剤を塗布しておけば、組立て状態では、保持腕3a,3bとフィルム材Fiとを完全に一体化させることができる。
【0028】
このようにして一体化された被覆部材COVは、保持腕3a,3bのネジ穴22を、上下板13a,13bの装着穴H3の位置に合わせた後、取付ネジ24によって上下板13a,13bに固定される。図5は、リールユニットRUの左側面図であり、被覆部材COVが上下板13a,13bに固定された状態を示している。また、図6は、フィルム材Fiと保持腕3a,3bの固定状態を図示したものであり、回転リール1a〜1cに近接してフィルム材Fiが張設されている状態を示している。
【0029】
図7は、スロットマシンのフロントドア(図1参照)の背面側を図示したものである。図示の通り、透明表示窓2の上部には、回転リール1a〜1cを照射する演出ランプ25が設置されている。この演出ランプ25はゲーム中に適宜に点灯又は点滅することによって、機器内部の抽選による当選状態を予告するなどの演出動作を行っている。
【0030】
演出ランプ25としては、具体的には、冷陰極蛍光放電ランプやブラックライト蛍光ランプが好適に採用される。ここで、ブラックライト蛍光ランプとは、可視光線をカットするフィルターガラスのガラス管内壁に、近紫外線放射蛍光体を塗布したランプを言う。このようなブラックライト蛍光ランプでは、300〜400nmの近紫外線のみを選択的に放出することができるので、この波長領域の紫外線特有の蛍光作用を演出動作に有効に活用することができる。
【0031】
例えば、蛍光塗料を用いて、フィルム材Fiに適宜な演出用の文字、記号、模様などを塗布しておくと、ブラックライト蛍光ランプの点灯と共に蛍光塗料が発光して斬新な演出が可能となる。使用する蛍光塗料としては、好適には透明発光塗料(例えばシンロイヒ(株)のマジックルミノペイント)が使用される。このような蛍光塗料は、可視光を受けた状態では無色透明であるが、ブラックライトの照射を受けた場合だけ発光するので、最適なタイミングで文字や記号や模様などを突然浮かび上がらせることが可能となる。
【0032】
以上、本発明の一実施例について具体的に説明したが、具体的な記載内容は特に本発明を限定するものではなく、適宜に変更可能である。例えば、上記の実施例では、保持腕3a,3bを用いて一枚のフィルム材Fiを保持したが、図8に示すように、三枚のフィルム材Fi1〜Fi3を保持するようにしても良い。但し、この場合には、図9に示すように、保持腕3a,3bには二列の固定突起20a,20bを設けておく必要がある。
【0033】
なお、上記の各実施例では、略キノコ状の固定突起20a,20bを例示したが、この形状は適宜に変更されるのは勿論である。また、上記の実施例に代えて、固定突起20aをフィルム材Fiの貫通穴23に通した後、固定突起20aにキャップ状部材を被せてフィルム材Fiを確実に固定しても良い。或いは逆に、固定突起20aを全く設けない構成でも良く、このような固定突起20aを全く設けない構成の場合には、保持腕3a,3bの裏面側に設けた接着層によってフィルム材Fiを確実に保持腕3a,3bの裏面に貼着させるのが好適である。
【0034】
更にまた、保持腕3a,3bは、必ずしも中央に二個設ける必要はなく、回転リール1a〜1c全体の両側に二個の保持腕3a,3b設けたのでも良い(図11参照)。このような場合でも、フィルム材Fiに非透光性の着色層PAを帯状に施すことによって、隣接する回転リールの隙間から機器内部が見えることを防止できる。なお、保持腕は必ずしも二個である必要はなく、回転リール1a〜1c全体の左右位置にも配置して合計四個の固定部材を使用しても良い。
【0035】
また、上記した各実施例では、保持腕の裏面側でフィルム材を保持したが、必ずしも、この構成に限定される必要はなく、保持腕の表面側でフィルム材を保持しても良い。この場合には、先ず、保持腕の表面側に接着層を設けておき、保持腕をフレームに固定した後でフィルム材を貼着することもできる。
また、実施例の説明では、互いに分離された複数個の保持腕3a,3bを使用したが、これらを予め一体化しておくのも好適である。
【0036】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明のスロットマシンによれば、部品点数や製造コストを特に増加させることなく、回転リール全体を覆うことのできるスロットマシンを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スロットマシンの一実施例を示す正面図である。
【図2】リールユニットを示す斜視図である。
【図3】リールユニットの構成部材であるフレームを詳細に図示したものである。
【図4】フレームの構成部材である縦板の展開状態を図示したものである。
【図5】組立て状態のリールユニットを図示したものである。
【図6】保持腕とフィルム材の取付状態を示す要部断面図である。
【図7】図1に示すスロットマシンのフロントパネルの背面図である。
【図8】リールユニットの変形実施例を示す斜視図である。
【図9】保持腕とフィルム材の取付状態を示す要部断面図である。
【図10】被覆部材の変形例を説明する正面図である。
【図11】被覆部材の更に別の実施例を説明する図面である。
【符号の説明】
1a〜1c 回転リール
3a,3b 保持腕
Fi フィルム材
Claims (7)
- スタート操作に応答して複数個の回転リールが回転し、ストップ操作に応答して各回転リールが停止し、この停止状態において各回転リールの図柄が揃うか否かを競うスロットマシンにおいて、
前記回転リールの曲率半径に対応して湾曲形成された保持腕と、この保持腕に保持される透光性部材とで前記回転リールの前面を被覆するように構成されていることを特徴とするスロットマシン。 - 前記保持腕は、前記透光性部材の幅方向に離間した位置で前記透光性部材を保持している請求項1に記載のスロットマシン。
- 前記透光性部材は透光性のフィルム材であり、前記フィルム材には、前記回転リールに描かれた図柄を停止させるべき位置を特定する停止ラインが表示されている請求項1又は2に記載のスロットマシン。
- 前記透光性部材の一部には、前記回転リールの回転方向に向けて、非透光性の着色層が帯状に形成されている請求項1〜3の何れかに記載のスロットマシン。
- 前記透光性部材は、前記保持腕の裏面側で保持されている請求項1〜4の何れかに記載のスロットマシン。
- 前記透光性部材は、前記保持腕の表面側で保持されている請求項1〜5の何れかに記載のスロットマシン。
- 前記透光性部材の一部には、非可視光に反応して発光する塗料が塗布されている請求項1〜6の何れかに記載のスロットマシン。
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-
2003
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