JP2004357738A - スライド式補助カウンター - Google Patents

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Michiko Sakuma
道子 佐久間
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Abstract

【課題】必要なときに引き出して利用することが可能なスライド式補助カウンターにおいて、十分な支持強度を確保すると共に引き出されたカウンターが不用意に戻されることがないようにする。
【解決手段】キッチン設備(バックカウンター1)のカウンター下に設けられた収容空間3に対して、正面から引き出し可能に設けられるスライド式補助カウンター4を、天板8と、この天板8の両側に固定されて下部にキャスター9が設けられた支持脚10と、天板8が収容空間3から所定位置に引き出された状態でキッチン設備との相対位置を固定するロック機構12とを有して構成する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、I型シンクカウンターの反対側に設けられるバックカウンターなどのキッチン設備のカウンター下に設けられた収容空間に収容されるスライド式補助カウンターに関する。
【0002】
【従来の技術】
I型キッチンでは、シンクカウンターの反対側に、カウンタータイプのシステムストッカーなどで代表されるようなバックカウンターが設けられる場合が多い。従来においては、作業の利便性を考慮して、シンクカウンターとバックカウンターとの距離を90〜120cmに設定する場合が多いが、キッチンを複数人で利用する場合には、シンクカウンターとバックカウンターとの距離を120cmに設定しておくことが好ましく、一人でキッチンを利用する場合には、作業動線を考えると、同距離を90cmに設定することが好ましい。このため、このような多様な状況に対応できるキッチン設備を構築する場合には、スライド式の補助カウンターを設置することが有効である。
【0003】
従来、スライド式の補助カウンターとしては、引き出し自在のカウンター板をキッチンキャビネットに設けるものなどが考えられており(特許文献1)、上述の場合においても、このような構成を適用することが有効である。
【0004】
【特許文献1】
実開昭59ー182233号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した構成においては、重いものを載せると天板が前方にきしむなど支持が不十分であり、安定性が悪いものであった。また、カウンターに水平方向に力が加わると、引き出されたカウンターが戻されてしまい、カウンター上に載せたものが倒れたり、床に落ちる等の不都合がある。
【0006】
そこで、この発明においては、必要なときに引き出して利用することが可能なスライド式補助カウンターにおいて、十分な支持強度を確保すると共に引き出されたカウンターが不用意に戻されることがないようにすることを主たる課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するために、この発明にかかるスライド式補助カウンターは、キッチン設備のカウンターの位置より下方に設けられた収容空間に対して、正面から引き出し可能に設けられるものであって、天板と、この天板の両側に固定されて下部にキャスターが設けられた支持脚と、前記天板が前記収容空間から所定位置に引き出された状態で前記キッチン設備との相対位置を固定するロック機構とを有することを特徴としている(請求項1)。
【0008】
したがって、収容空間から引き出される天板は、キャスターが下部に設けられた支持脚が両側に固定されているので、十分な支持強度が確保され、天板に重量の重い物を載せた場合においても前方にきしむような不都合はない。また、天板が収容空間から所定位置に引き出された状態でキッチン設備との相対位置がロック機構により固定されるので、水平方向に力が加わった場合においても、不用意に天板が戻されてしまう不都合がなくなる。
【0009】
尚、上述した構成において、補助カウンターの引き出しをスムーズに行うために、収容空間を画成する壁面とこの壁面に対峙する支持脚及び天板の少なくとも一方との間に引き出し方向に延設されたスライドレールを設けることが好ましい(請求項2)。
【0010】
また、このような構成は、既存のキッチン設備のカウンターに対して補助的に設けられるものであり、シンクカウンターと所定距離を隔てて設けられたバックカウンターなどに利用する場合に適している(請求項3)。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の態様を図面に基づいて説明する。図1乃至図3において、I型キッチンのシンクカウンターと所定距離を隔てて反対側に設けられたテーブルタイプのシステムストッカーによって構成されるバックカウンター1が示され、このバックカウンター1のカウンター2の位置よりも下方に形成された収容空間3にスライド式の補助カウンター4が配設されている。
【0012】
収容空間3は、バックカウンター1のカウンター2を構成する天板5と、この天板5の一方の側に設けられたストッカー部6と、天板5の他方の側に設けられた側板7と、床面とによって囲まれて画成された断面略矩形状の空間であり、通常においては、図示しないダストボックスや椅子などを収容するスペースとして利用される部分である。
【0013】
スライド式補助カウンター4は、天板8とこの天板8の底面両側(下面両側)に固定されて下部にキャスター9が設けられた支持脚10とを有して構成されており、収容空間3を画成する壁面(この例においては、ストッカー部6の側壁面6a及び側板7の内側面7a)とこの壁面に対峙する支持脚10及び天板8との間に(ストッカー部6の側壁面6aとこれに対峙する支持脚10及び天板8との間、及び、側板7の内側面とこれに対峙する支持脚10及び天板8との間に)スライドレール11が設けられている。このスライドレール11は、それ自体公知のもので、例えば、図4にも示されるように、収容空間3を構成する壁面に対して引き出し方向に延設された内側取付レール11aと、この内側取付レール11aと摺動自在に係合するよう支持脚10の側面、及び、天板8の側部に固設された引出し取付レール11bとにより構成され、補助カウンター4のスムーズな進退運動を可能にしている。
【0014】
また、補助カウンター4には、天板8が収容空間3から所定位置に引き出された状態でバックカウンター1との相対位置を固定するロック機構12が設けられている。このロック機構12は、図5に示されるように、例えば、バックカウンター1の側板7の前端に固定された受け具13と、補助カウンター4の天板5の下面に固定されて前記受け具13に係合可能な可動片14aを備えた操作具14とからなるラッチによって構成されているもので、補助カウンター4を所定位置まで引き出した後に、操作具14を操作して可動片14aを受け具13の孔13aに係合させる構成となっている。
【0015】
以上の構成において、バックカウンター1の手前にスベースを広く確保したい場合には、補助カウンター4をバックカウンター1の収容空間3に収容した状態にしておく。この状態においては、補助カウンター4によってバックカウンター1の通常の機能が損なわれることがない。
【0016】
これに対して、補助的な配膳台や調理台などとして補助カウンター4を利用したい場合には、収容空間3に収容された補助カウンター4を正面に引き出し、所定位置まで引き出した後にロック機構12を操作して補助カウンター4とバックカウンター1の相対位置を固定する。
【0017】
この状態において引き出された天板8は、キャスター9が設けられた支持脚10によって両側が下方から支持されているので、天板8に重量の重い物を載せた場合においても前方にきしむ不都合はなく、十分な支持強度が確保される。また、補助カウンター4は、ロック機構12によりバックカウンター1との相対位置が固定されるので、水平方向に力が加わった場合においても、不用意に天板8が収容空間3へ戻されてしまう不都合がなくなり、天板上に載せたものが、倒れたり、床に落ちる等の不都合がなくなる。
【0018】
さらに、上述の補助カウンター4によれば、天板8とその両側に固定された支持脚10とにより構成されているので、天板8や支持脚10によって囲まれた部分に断面略矩形状の空間を確保することが可能となり、この空間にダストボックスなどを収容することで、バックカウンター1の既存の利用方法を承継することが可能となる。また、収容空間3にダストボックスなどが配されていても、補助カウンター4を引き出した状態においては、天板8の引出し量に見合うスペースを足元に確保することが可能となるので、椅子に腰掛けて作業する作業台として利用したり、簡単な食事をここで済ませることなどが可能となる。
【0019】
尚、上述の構成においては、I型キッチンのバックカウンターに利用した構成例を示したが、カウンターの位置よりも下方に収容空間が設けられる他のキッチン設備に対しても、同様の構成のスライド式補助カウンターを設けるようにしてもよい。また、ラッチ錠も上述した構成に限定されるものではなく、他のラッチ錠で代用してもよい。さらに、補助カウンター4の天板8には、図6に示されるように、出し入れの操作を容易にするために、正面に取っ手20や凹部21のいずれか一方又は両方を設けるようにしてもよい。
【0020】
また、上述の構成においては、スライドレール11が補助カウンターの両側で上下の2箇所に設けられているが、それぞれの側において一箇所づつ設けるようにしてもよい。即ち、収容空間を画成する壁面(ストッカー部6の側壁面6a及び側板7の内側面7a)とこの壁面に対峙する支持脚10及び天板8のいずれか一方との間にスライドレール11を設けるようにしてもよい。さらに、上述の構成においては、スライドレール11の引出し取付レール11bを天板8の側部や支持脚10の側面から突出するように固定しているが、図7に示されるように、天板8の側部及び支持脚10の側面に溝22を形成し、この溝22に引出し取付レール11bを嵌め込むように取り付けてもよい。このような構成によれば、スライドレール11の構成部材の一部が支持脚10や天板8に埋設されるので、収容空間3を構成する壁面(ストッカー部6の側壁面6a及び側板7の内側面7a)と補助カウンタ4との間隔を狭めることが可能となり、より精巧な構成を提供できると共に収容空間3の有効な利用が可能となる。
【0021】
【発明の効果】
以上述べたように、この発明によれば、キッチン設備のカウンター下に設けられた収容空間に対して、正面から引き出し可能に設けられるスライド式補助カウンターを、天板とこの天板の両側に固定されて下部にキャスターを有する支持脚とを備えて構成すると共に、天板が収容空間から所定位置に引き出された状態でキッチン設備との相対位置をロック機構により固定可能としたので、天板が引き出された状態においても十分な支持強度を確保することができ、重いものを載せても天板が前方へきしむ不都合がなくなる。また、水平方向の力がかかった場合においても、不用意に天板が戻されることがなくなり、カウンター上に載せたものが倒れたり、床に落ちる等の不都合がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明にかかるスライド式補助カウンターをI型キッチンのバックカウンターに用いた構成例を示す斜視図であり、補助カウンターをバックカウンターの収容空間に収容した状態を示す図である。
【図2】図2は、図1の適用例に対して、補助カウンターをバックカウンターの収容空間から引き出した状態を示す斜視図である。
【図3】図3は、図1及び図2に係る構成例に用いられるバックカウンターと補助カウンターとを分離した状態を示す分解斜視図である。
【図4】図4は、補助カウンターの支持脚の下部に設けられたキャスターとスライドレールの部分を示す拡大斜視図である。
【図5】図5は、ロック機構の具体例を示す斜視図である。
【図6】図6は、変形例としての補助カウンターの天板正面付近を示す斜視図である。
【図7】図7は、スライドレールの取り付け構造の他の例を示す斜視図であり、図7(a)は補助カウンタの全体構成を示す図であり、図7(b)は補助カウンターの支持脚の下部に設けられたスライドレールの部分を示す拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 バックカウンター
2 カウンター
3 収容空間
4 補助カウンター
8 天板
9 キャスター
10 支持脚
11 スライドレール
12 ロック機構

Claims (3)

  1. キッチン設備のカウンターの位置より下方に設けられた収容空間に対して、正面から引き出し可能に設けられるスライド式補助カウンターにおいて、
    天板と、この天板の両側に固定されて下部にキャスターが設けられた支持脚と、前記天板が前記収容空間から所定位置に引き出された状態で前記キッチン設備との相対位置を固定するロック機構とを有することを特徴とするスライド式補助カウンター。
  2. 前記収容空間を画成する壁面とこの壁面に対峙する前記支持脚及び前記天板の少なくとも一方との間に引き出し方向に延設されたスライドレールを設けたことを特徴とする請求項1記載のスライド式補助テーブル。
  3. 前記キッチン設備は、シンクカウンターと所定距離を隔てて設けられたバックカウンターであることを特徴とする請求項1記載のスライド式補助テーブル。
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