JP2004357615A - 廃豆腐減容化方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】型崩れした豆腐や、売れ残りの豆腐などの廃豆腐を脱水処理して減容化し、これを動物の飼料とすることのできる廃豆腐減容化装置を提案する。
【解決手段】撹拌槽35に廃豆腐と水を入れ、これらを撹拌羽根36で撹拌した後、その液状化豆腐Sを中間槽31に搬送し、ここで凝集促進剤を添加して撹拌し、次いでその液状化豆腐Sをフロック化装置32に搬送し、ここで凝集剤を添加してフロック化し、さらにその液状化豆腐Sを脱水機33で脱水した後、乾燥機34で乾燥する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、廃豆腐を減容化する方法と、その装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
豆腐の製造工場では、型崩れの豆腐や、販売店で売れ残って賞味期限の切れた豆腐などの廃豆腐が大量に発生する。かかる廃豆腐は、従来、どろどろの状態のまま、処分場に運搬され、ここで産業廃棄物として処分されていた。ところが、このような多量の廃豆腐を処分場まで運搬するには、多大な費用がかかり、豆腐の製造業者にとって大きな経済的な負担となっていた。
【0003】
そこで、廃豆腐を脱水処理し、その体積を減少させてから、当該廃豆腐を所定の場所に運搬するようにするとよい。このように廃豆腐の体積を減少させれば、これを運搬する費用も少なくて済み、豆腐製造業者に対する経済的な負担を軽減することができる。
【0004】
上述のように廃豆腐の体積を減少させる方法、すなわち廃豆腐の減容化方法としては、例えば、その廃豆腐を撹拌装置でどろどろの状態にし、これを脱水機によって脱水処理することが考えられる。ところが、撹拌装置で撹拌した廃豆腐は、固形分と水分が充分に分離していないため、これを脱水機によって効率よく脱水処理することはできない。このように、従来は、廃豆腐を脱水処理できなかったため、どろどろの状態のままの廃豆腐を処分場へ運搬し、ここで廃棄処分するほかはなかったのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、廃豆腐を効率よく脱水処理して該廃豆腐を減容化する方法と、その廃豆腐減容化装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するため、廃豆腐と、水と、凝集剤とを混合して成る液状化豆腐を脱水処理することを特徴とする廃豆腐減容化方法を提案する(請求項1)。
【0007】
その際、脱水処理した処理物を乾燥処理すると有利である(請求項2)。
【0008】
また、上記請求項1又は2に記載の廃豆腐減容化方法において、前記液状化豆腐に凝集促進剤が添加されていると有利である(請求項3)。
【0009】
さらに、上記請求項3に記載の廃豆腐減容化方法において、前記凝集促進剤は、減容化した処理物を飼料として動物に与えたとき、該動物にとって無害な物質より成ると有利である(請求項4)。
【0010】
また、上記請求項1乃至4のいずれかに記載の廃豆腐減容化方法において、前記凝集剤は、減容化した処理物を飼料として動物に与えたとき、該動物にとって無害な物質より成ると有利である(請求項5)。
【0011】
さらに、上記請求項1乃至5のいずれかに記載の廃豆腐減容化方法において、廃豆腐を減容化処理する間に、その処理物に栄養成分を添加すると有利である(請求項6)。
【0012】
また、本発明は、上記目的を達成するため、廃豆腐と、水と、凝集剤とを混合して成る液状化豆腐を脱水処理する脱水機を具備することを特徴とする廃豆腐減容化装置を提案する(請求項7)。
【0013】
さらに、上記請求項7に記載の廃豆腐減容化装置において、前記脱水機により脱水処理した処理物を乾燥処理する乾燥機を具備すると有利である(請求項8)。
【0014】
また、上記請求項7又は8に記載の廃豆腐減容化装置において、前記液状化豆腐に凝集促進剤が添加されると有利である(請求項9)。
【0015】
さらに、上記請求項9に記載の廃豆腐減容化装置において、前記凝集促進剤は、減容化した処理物を飼料として動物に与えたとき、該動物にとって無害な物質より成ると有利である(請求項10)。
【0016】
また、上記請求項7乃至10のいずれかに記載の廃豆腐減容化装置において、前記凝集剤は、減容化した処理物を飼料として動物に与えたとき、該動物にとって無害な物質より成ると有利である(請求項11)。
【0017】
さらに、上記請求項7乃至11のいずれかに記載の廃豆腐減容化装置において、廃豆腐を減容化処理する間に、その処理物に栄養成分を添加すると有利である(請求項12)。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態例を図面に従って詳細に説明する。
【0019】
図1は、廃豆腐減容化装置の全体を示す概略図である。ここに示した廃豆腐減容化装置は、廃豆腐撹拌装置30と、中間槽31と、フロック化装置32と、脱水機33と、乾燥機34とを有している。
【0020】
廃豆腐撹拌装置30は、上部が開放した撹拌槽35と、その撹拌槽35内に配置され、モータ38によって回転駆動される撹拌羽根36とを有している。この撹拌槽30には、管39を通して水が供給されると共に、矢印Aで示すように廃豆腐が投入され、その廃豆腐と水が撹拌羽根36の回転により撹拌される。廃豆腐に加える水の割合は適宜決めることができ、例えば廃豆腐の重量の3乃至5倍の水を加えることが好ましい。このように撹拌された、液状化した廃豆腐を液状化豆腐と称し、これに符号Sを付して示すことにする。
【0021】
上述の液状化豆腐Sは、第1のポンプ40により、導管41を通して中間槽31に送り込まれる。中間槽31内の液状化豆腐Sには、図1に矢印Bで示すように凝集促進剤が添加される。凝集促進剤としては、例えば、セルロースパウダーや酢酸、或いはポリ硫酸第2鉄などが用いられる。添加する凝集促進剤の量は適宜決めることができ、例えば撹拌装置30により撹拌された液状化豆腐Sに対して、1乃至10重量%程度の凝集促進剤を添加する。但し、液状化豆腐に凝集促進剤を添加する工程を省くこともできる。凝集促進剤の働きについては後述する。
【0022】
凝集促進剤が添加された液状化豆腐Sも、モータ42により回転駆動される撹拌羽根43によって撹拌され、次いで第2のポンプ44により導管22を通してフロック化装置32に送られる。このフロック化装置32に送られた液状化豆腐Sには、矢印Cで示すように、凝集剤が添加され、これらが撹拌羽根11によって撹拌される。フロック化装置32の具体的構成例については後述する。
【0023】
上述のように、液状化豆腐Sに凝集剤を添加することによって、その液状化豆腐中に多数のフロックが形成される。液状化豆腐が固形分と水分に分離されるのである。このようにフロック化された液状化豆腐は、脱水機33に送り込まれ、ここで脱水処理され、減容化される。脱水機33により脱水処理された処理物は乾燥機34によって乾燥処理されてさらに水分が除去され、減容化が促進される。
【0024】
先に説明したように、撹拌装置によって撹拌しただけの廃豆腐は、充分に固形分と水分とに分離していないため、これを脱水機により脱水しようとしても、効率よく脱水処理することはできない。かかる廃豆腐に凝集剤を加えても同様である。このため、従来は、廃豆腐を脱水処理することなく廃棄処分していたのである。
【0025】
これに対し、本例の廃豆腐減容化装置においては、廃豆腐撹拌装置30の撹拌槽35において、廃豆腐に対して多量の水分を加え、これらを撹拌して液状化豆腐とし、これに凝集剤を添加して撹拌するので、その液状化豆腐を確実にフロック化して固形分と水分とに分離することができる。このため、この液状化豆腐を脱水機33によって効率よく脱水処理することができる。
【0026】
上述のように、廃豆腐に水を加えて撹拌した液状化豆腐のフロック化が効率よく行われる理由は必ずしも明らかではないが、次のように考えられる。廃豆腐に水を加えてこれらを撹拌すると、その廃豆腐の固形分が細かに粒子化し、多数の粒子が疎の状態で分散する。かかる液状化豆腐中に凝集剤を添加すると、凝集剤が廃豆腐の固形分粒子の間に入り込んで、その粒子に効率よく付着し、液状化豆腐のフロック化が促進されるものと推測されるのである。
【0027】
廃豆腐を脱水するために、その廃豆腐に水を加えるということは、矛盾したことのように思われるが、かかる処理によって液状化豆腐を効果的にフロック化できることは、多くの実験によって確認されている。
【0028】
上述のように、廃豆腐と、水と、凝集剤とを混合して成る液状化豆腐を脱水機により脱水処理することにより、廃豆腐を効率よく減容化することができるのである。また、本例の廃豆腐減容化装置においては、脱水処理した処理物を乾燥機により乾燥処理して、その減容化を一層促進させている。廃豆腐減容化装置が、廃豆腐と、水と、凝集剤とを混合して成る液状化豆腐を脱水処理する脱水機を具備していると共に、その脱水機により脱水処理された処理物を乾燥処理する乾燥機を有しているのである。
【0029】
また、本例の廃豆腐減容化装置においては、液状化豆腐に凝集促進剤を添加するように構成されている。この凝集促進剤は、液状化豆腐中に豆腐の固形分の微小な塊を形成し、凝集剤によるフロック化を促進する働きをなすものである。液状化豆腐中に、かかる凝集促進剤を加えることにより、凝集剤によるフロック化、すなわち液状化豆腐の固形分と水分との分離効果を高め、脱水機による脱水効率を一層高めることができるのである。
【0030】
また、図示した例では、先ず廃豆腐と水を撹拌し、これにより得られた液状化豆腐に凝集促進剤を添加してこれらを撹拌し、次いでその液状化豆腐に凝集剤を加え、これらを撹拌した。廃豆腐と、水と、凝集剤、或いはこれらと凝集促進剤を上述の順に混合して撹拌すると、液状化豆腐を最も効果的にフロック化することができるが、これらを混合して撹拌する順番は、上述した例に限定されるものではなく、これらを適宜な順番で混合することができる。
【0031】
さらに、図1に示した廃豆腐減容化装置を適宜改変することもできる。例えば、中間槽31やフロック化装置32を省き、撹拌装置30によって廃豆腐と、水と、凝集促進剤と、凝集剤とを撹拌し、これを脱水機によって脱水処理することもできる。また乾燥機34を省くこともできる。
【0032】
脱水機33により脱水処理した処理物の含水率は、処理前の廃豆腐の含水率よりも大きく低下しているので、その処理物をそのまま処理場に運搬しても、その運搬に要する費用を軽減できる。また、脱水処理した処理物を乾燥機34により乾燥処理すれば、その含水率をより一層下げることができるので、その運搬費用をさらに軽減することができる。
【0033】
上述のように、処理物を処理場に運搬して、これを廃棄処分することもできるが、その処理物を、例えば鶏などの動物の飼料とすることもできる。豆腐は大豆を原料とした食料品であることから、廃豆腐を単に廃棄するのではなく、これを飼料として再利用すれば、資源の有効利用を図ることができる。
【0034】
上述のように、処理物を飼料とするときは、減容化した処理物を飼料として動物に与えたとき、その動物にとって無害な物質より成る凝集剤と凝集促進剤を用いる必要がある。先に例示したセルロースや酢酸より成る凝集促進剤は、動物にとって無害であり、これらを有利に採用することができる。ポリ硫酸第2鉄は動物に有害であるため、処理物を飼料とする場合には採用すべきではない。また、キチンキト酸やアクリル酸ソーダ系の高分子凝集剤は、動物に無害であるため、これらを凝集剤として採用することが好ましい。
【0035】
なお、脱水処理された処理物をそのまま飼料とすることもできるが、これを乾燥機34によって乾燥処理すると、得られた飼料の保存性を高めることができる。
【0036】
また、減容化した処理物を飼料とする場合には、廃豆腐を減容化処理する間に、その処理物に、例えばビタミン、カルシウム、ミネラルなどの栄養成分を添加すると、飼料としての完成度を高めることができる。乾燥後の処理物に栄養成分を添加することも可能であるが、廃豆腐を減容化処理する間に、その処理物に栄養成分を加えると、その栄養成分が完成した処理物中に練り込まれた状態で含まれるので、その栄養成分を確実に動物に与えることができる。また、帆立貝の殻などを粉砕した粉体カルシウムを液状化豆腐に添加すると、その粉体の粒子がフロックの核を形成し、液状化豆腐のフロック化を促進させる効果も期待できる。
【0037】
図1に示したフロック化装置32、脱水機33及び乾燥機34としては、それ自体公知な装置又は既に提案されている装置を適宜採用できるが、以下にその一例を説明する。
【0038】
図2はフロック化装置32の斜視図であり、図3はその垂直断面図であって、図2においては液状化豆腐の図示を省略してある。ここに示したフロック化装置32は、底壁1とその周縁から上方に一体に立上った4つの側壁2,3,4,5とを備えた箱状の混和槽6を有し、その上部は開放されている。側壁3には、フロック化される前の液状化豆腐Sが混和槽内に流入する流入開口7が形成され、底壁1には混和槽6の内部に凝集剤を供給するための凝集剤注入口8が形成されている。この凝集剤注入口8に接続された導管9を通して送られた凝集剤が、矢印Cで示すように凝集剤注入口8から混和槽内に送り込まれる。
【0039】
混和槽6の内部には、上下方向に延びる回転軸10が配置され、その下端部に撹拌羽根11が固定されている。回転軸10は、混和槽6の上方に固定配置されたモータ12により回転駆動され、これによって撹拌羽根11が回転し、混和槽6に送り込まれた液状化豆腐Sと凝集剤が撹拌される。このように、回転軸10と撹拌羽根11とモータ12は、混和槽6に送り込まれた液状化豆腐と凝集剤とを撹拌する撹拌手段の一例を構成している。
【0040】
一方、フロック化装置32は、その混和槽6に一体に接続された計量槽13を有し、この計量槽13は、底壁14と、その底壁14の周縁から上方に一体に立上った3つの側壁15,16,17と、上部にV字形の切欠き18が形成された仕切壁19とから成り、2つの側壁16,17と底壁14とが混和槽6の側壁3に一体に固定されている。仕切壁19と側壁15,16,17と底壁14とによって液状化豆腐Sを収容する液状化豆腐収容室20が区画され、切欠き18を有する仕切壁19によって堰が構成されている。図示した例では三角堰が採用されているが、四角堰や全幅堰を採用することもできる。
【0041】
液状化豆腐収容室20を区画する底壁14に形成された液状化豆腐入口21には導管22が接続され、しかもこの底壁14には液状化豆腐戻し管23が下方から貫通し、当該戻し管23は液状化豆腐収容室20の内部にまで突出している。液状化豆腐戻し管23の上部には、その内周面に形成されためねじに螺着された円筒状のテレスコピック弁24が設けられ、このテレスコピック弁24を回転させることにより、その高さ位置を調整することができる。切欠き18が形成された仕切壁19には、計量槽13の液状化豆腐収容室内の液状化豆腐Sのレベルを計測するための基準目盛り25が設けられている。
【0042】
図1に示した中間槽31内の液状化豆腐Sは導管22を通して液状化豆腐入口21から計量槽13の液状化豆腐収容室20に移送される。この液状化豆腐Sは、次いで堰の切欠き18を越流し、混和槽6の側壁3に形成された流入開口7を通して混和槽6内に送り込まれる。一方、混和槽6には、前述のように凝集剤注入口8から凝集剤が送り込まれ、このとき回転軸10と撹拌羽根11はモータ12により回転駆動され、これによって混和槽6に送り込まれた液状化豆腐Sと凝集剤が撹拌混合される。かかる撹拌作用によって液状化豆腐S中には多数のフロックが形成される。フロック化された液状化豆腐は、混和槽6の側壁5に形成された流出開口26から混和槽外に排出され、導管27を通して図1に示した脱水機33に移送される。
【0043】
前述のように計量槽13の液状化豆腐収容室20に送り込まれた液状化豆腐Sの一部は、テレスコピック弁24の上部開口からその弁24内に流入し、液状化豆腐戻し管23を通して、図1に示した中間槽31に戻される。その際、テレスコピック弁24を回転して、そのテレスコピック弁24の上部開口の高さ位置を調整することにより、液状化豆腐戻し管23に流入する液状化豆腐の流量、換言すれば堰の切欠き18を越流する液状化豆腐の流量を調整することできる。
【0044】
そこで、基準目盛り25を目視しながら、計量槽13の液状化豆腐収容室内の液状化豆腐のレベルが、所望する高さ、すなわち脱水機33に適正量の液状化豆腐を移送できる高さとなるように、テレスコピック弁24の上部開口の高さ位置を調整する。そして、混和槽6に送り込まれる液状化豆腐の流量に見合った量の凝集剤を混和槽6に送り込み、脱水機33の処理能力に合ったフロックを形成する。このようにして、脱水機33に適正な量の液状化豆腐を移送して効率よく液状化豆腐を脱水処理することができる。
【0045】
上述のように、テレスコピック弁24と液状化豆腐戻し管23は、計量槽13に移送された液状化豆腐Sの量を調整する量調整手段の一例を構成し、図示したフロック化装置は、かかる量調整手段と、混和槽6に一体に接続されていて、その混和槽6に送り込まれる液状化豆腐の流量を計量するための堰を備えた計量槽13とを備えている。そして、計量槽13内の液状化豆腐Sのレベルが所望する高さとなるように、その計量槽13内の液状化豆腐Sの量を上記量調整手段により調整し、堰を越流した液状化豆腐を計量槽13から直に混和槽6に送り込み、その混和槽6においてフロック化された液状化豆腐Sを当該混和槽6から排出させるのである。
【0046】
図4は脱水機33の一例を示す断面図である。ここに示した脱水機33は、入口部材101、出口部材102、及びその両者の間に配置された固液分離部105,105を有している。入口部材101は一端側に端壁104を有し、他端側が開放された筒状に形成され、その上部に液状化豆腐用の流入口112が形成されている。入口部材101の下部フランジ113はステー114に固定されている。また、出口部材102は、その水平断面がほぼロの字形に形成され、上部と下部が開口し、その下部の開口が、脱水された廃豆腐が排出される排出口115を構成している。出口部材102の一方の側壁116は下方に延び、その下端部がステー117に固定されている。
【0047】
図4に一例として示した脱水機33は2つの固液分離部105,105を有し、その間に筒状の中間部材103が配置され、その下方に延びるフランジ部119がステー120に固定されている。各固液分離部105,105には、図5に示す如き固定リング106が複数個設けられており、これらの固定リング106は、図4、図6及び図7に示すように同心状に配列され、各固定リング106の間にはスペーサ109が挟み込まれ、各固定リング106の耳106aに形成された孔108とスペーサ109にはボルト110が挿通されている。この例では4本のボルト110が用いられ、これらが同一円周上に配列されているが、図4においては、図を判りやすくするため、一部のボルトとスペーサなどを省略してある。各ボルト110は、入口部材101と、中間部材103と、出口部材102の一方の側壁116にそれぞれ形成された孔を貫通し、その各ボルト110にナット132が螺着されて締め付けられている。このように、各固定リング106は、スペーサ109により互いに所定の間隙をあけて、その軸線方向に配列され、かつボルト110とナット132とによって互いに一体的に固定され、入口部材101、中間部材103及び出口部材102に対して不動に固定されている。
【0048】
さらに、各固液分離部105,105には、複数の可動リング130が設けられ、その各可動リング130は、各固定リング106の間の間隙にそれぞれ配置されている。図7に示すように、各可動リング130の厚さTは、各固定リング間の間隙幅Gより小さく設定され、各固定リング106の端面と、これに対向する可動リング130の端面の間には、例えば0.5乃至1mm程の微小なギャップより成るろ液排出スリットgが形成される。かかるろ液排出スリットgは、後述するように液状化豆腐から分離された水分、すなわちろ液を通過させるものである。また各可動リング130の外径Dは、そのまわりに位置する4個のスペーサ109の内側面により形成される円CC(図5)の径Dよりも小さく、しかも各固定リング106の内径Dよりも大きく設定されている。この構成により、各可動リング130は、各固定リング106の間から離脱することなく、その半径方向に可動となる。
【0049】
上述のようにして、本例の脱水機33においては、ボルト110とナット132により固定された複数の固定リング106と、複数の可動リング130と、中間部材103と、出口部材102の側壁116とによって筒状体121が構成され、その筒状体121の入口部材側の開口によって筒状体121の内部への入口開口134が構成され、出口部材102の側壁116に形成された貫通孔によって、筒状体121の出口開口135が構成されている。中間部材103を省略し、連続した1つの固液分離部を構成することもできる。
【0050】
また、筒状体121の内部空間SPには、筒状体121の軸線方向に延びるスクリューコンベア131が配置されている。このスクリューコンベア131は、図4に示すように、軸部124と、これに固定されたらせん状の羽根122を有し、その軸部124の一方の端部が、入口部材101の端壁104に回転自在に支持され、またこの軸部124の他方の端部は、出口部材102の両側壁116,133を貫通して、これらの側壁に回転自在に支持され、側壁133に固定支持されたモータ127に連結されている。
【0051】
図3に示した導管27を通して、図4に矢印A1で示すように、液状化豆腐(図4には示さず)が流入口112から入口部材101内に流入する。この液状化豆腐は、これに混入された凝集剤によってフロック化され、水分中に多数のフロックが浮遊した状態となっている。このとき、スクリューコンベア131は、モータ127によってその中心軸線のまわりに回転駆動されており、これにより入口部材101内に流入した液状化豆腐は、筒状体121の軸線方向一端側の入口開口134から、その筒状体121の内部空間SPに流入する。筒状体121内に流入した液状化豆腐は、スクリューコンベア131がその中心軸線のまわりに回転駆動されることにより、筒状体121の軸線方向他端側の出口開口135へ向けて移動する。このように、液状化豆腐が筒状体121の内部を移動するとき、液状化豆腐中から分離された水分が各固定リング106と可動リング130との間の微小ギャップより成るろ液排出スリットgを通して筒状体外に排出される。図4に矢印C,Cで示すように、筒状体121から流下した水分は、前述の各ステーに固定された第1及び第2受皿136,137のそれぞれに受け止められ、その各排出口138,139を通して排出される。この水分中には未だ固形分が多少含まれているので、この水分を図1に示した中間槽31に戻し、再度、他の液状化豆腐と共に脱水処理することが好ましい。
【0052】
液状化豆腐の水分と固形分を分離する際、各固定リング106と可動リング130との間のろ液排出スリットgに固形分の一部がわずかに入り込むことは避けられず、これを放置すると、そのスリットgが目詰まりを起こし、スリットgを通しての水分の流下が不能となる。ところが、各固定リング106の間に配置された可動リング130は、その半径方向に可動であるため、各可動リング130の端面が、これに対向する固定リング106の端面に対して運動し、この掻動作用によってろ液排出スリットgに入り込んだ固形分を、該スリットgから効率よく排出させることができる。その際、図7に示す如くスクリューコンベア131の外径Dは、その回転が阻害されないように、固定リング106の内径Dよりもわずかに小なる大きさに設定されるが、可動リング130の内径Dよりも大きく設定されている。これにより、スクリューコンベア131の回転によって、各可動リング130は、スクリューコンベア131から外力を受け、固定リング106に対して積極的に相対運動し、スリットgに対するクリーニング効率を高めることができる。
【0053】
上述のようにして筒状体121内の液状化豆腐の含水率が下げられ、含水量の減少した処理物は筒状体121の出口開口135から排出され、規制部材140の溝141を通して、図4に矢印B1で示すように出口部材102内に排出され、次いでシュータ142に案内されながら下方に落下する。このようにして脱水処理された後の廃豆腐の含水率は、例えば80重量%前後であリ、かかる処理物が乾燥機34によって乾燥処理される。
【0054】
筒状体121の出口開口135に設けられた規制部材140は、図8及び図9に示すように、中心部にスクリューコンベア131の軸部124が貫通するボス部150を備えた円板状に形成され、そのボス部150がスクリューコンベア131の軸部124にねじにより固定されている。また、規制部材140の外径は、出口部材102の側壁116に形成された出口開口135の径よりも大きく、かかる規制部材140が筒状体121の出口開口135をその外側から塞いだ状態で配置されている。規制部材140は、出口部材102の側壁116に対して極く近接し、ないしは当接している。かかる構成により、スクリューコンベア131が回転すると、規制部材140も側壁116に摺接しながら、或いはその側壁116に対して極く近接した状態を維持しながら回転する。
【0055】
筒状体121の出口開口135を向いた側の規制部材140の面には、図9に明示するように、規制部材140の中心部側から、その外周部へ向けて延びる複数の溝141が形成されており、図9に示した例では、その各溝141が規制部材140の半径方向に延びている。また、図10に示すように、規制部材140の面に形成された溝141が螺旋状に延びていてもよい。溝141の横断面形態は、例えば図11の(a)乃至(c)に示すように、円形ないしは楕円形、矩形又は三角形などに適宜設定できる。溝141の幅Wと深さDは、例えば2乃至3mm程度である。
【0056】
規制部材140は上述のように構成されているので、前述の如く筒状体121内で脱水処理されて筒状体121の出口開口135から排出された脱水後の廃豆腐は、規制部材140の溝141を通して、図4及び図8に矢印B1で示すようにその溝外に排出される。その際、規制部材140は出口開口135を塞いだ状態で位置しているので、筒状体121から外部に排出される廃豆腐の量が制限されて規制され、これによって筒状体121内の廃豆腐に加えられる圧力が、その出口開口135に近づくに従って高められる。これにより、筒状体121内の液状化豆腐に対する水分の絞り効果が高められ、脱水済みの廃豆腐の含水率を、前述のように低いものにすることができる。
【0057】
上述のように、本例の脱水機においては、筒状体の内部空間に配置されたスクリューコンベアを回転駆動することにより、筒状体の軸線方向一端側の入口開口から該筒状体の内部空間に流入した液状化豆腐を筒状体の軸線方向他端側の出口開口へ向けて移動させると共に、その出口開口側に設けた規制部材によって筒状体の内部から排出される脱水後の廃豆腐、すなわち処理物の量を規制することにより、筒状体内の液状化豆腐に加えられる圧力を高め、該筒状体内を移動する液状化豆腐から分離された水分を、筒状体に形成されたろ液排出スリットを通して筒状体外に排出させ、含水率の低下した処理物を筒状体の出口開口から筒状体外へ排出させることができる。
【0058】
しかも、筒状体121の出口開口135から排出された処理物(脱水後の廃豆腐)は、規制部材140の溝141に強制的に押し込まれ、その溝141を通って外部に排出されるので、溝141から排出された処理物は、細紐状をなしている。このような細紐状の処理物は、これが図4に示したシュータ142上に落ち、さらにその下方に落下する際に受ける衝撃によって短かくちぎれ、図12に一例を示したように、直径dが例えば2mm程で、長さLが例えば5乃至10mm程のペレット状となる。このようなペレット状の小片となった処理物は、単位体積当りの表面積が、せんべい状の処理物に比べて大きくなるため、これを短時間で所望する含水率にまで乾操させることができる。
【0059】
液状化豆腐を上述した脱水機以外の各種形式の脱水機によって脱水処理してもよいことは当然である。
【0060】
図13は乾燥機34の一例を示す縦断面図であり、図14は図13のXIV−XIV線に沿う拡大横断面図である。図13及び図14に示した乾燥装置34は、円筒状に形成された筒状体202を有し、図15はこの筒状体202の外観を示している。筒状体の横断面形状を円形に形成するほか、矩形、楕円形又は多面形などに形成することもできる。筒状体202は例えば金属などの剛体により構成されている。
【0061】
図14に示すように、筒状体202の内部は、仕切板204によって、その筒状体202の周方向に分割された複数の被乾燥物搬送路205A,205B,205C,205Dに仕切られていて、その各被乾燥物搬送路205A乃至205Dは筒状体202の軸線方向、すなわちその筒状体202の長手方向に延びている。図示した例では、放射状に延びる4枚の板材204A,204B,204C,204Dを一体化したほぼ十字形の横断面形状を有する仕切板204によって、4つの被乾燥物搬送路205A,205B,205C,205Dに分割されている。仕切板204の各板材204A乃至204Dの各先端部は筒状体202の内壁面に固定されている。また、図示した例では、各被乾燥物搬送路が、筒状体202の軸線方向に直線状に延びているが、これらの被乾燥物搬送路が、筒状体202の軸線方向に沿って、らせん状に延びるように構成することもできる。
【0062】
筒状体202の軸線方向の一端側(図13における右端側)の入口開口209には、乾燥機の本体フレーム(図示せず)に固定支持された入口側シュータ210の下部が配置され、筒状体202の軸線方向他端側(図13における左端側)には、その出口開口211を覆った状態で、内部が中空な出口部材212が配置されている。さらに、出口部材212の下部排出口214には出口側シュータ215が接続されている。出口部材212と出口側シュータ215も乾燥機の本体フレームに固定されている。
【0063】
筒状体202は、その軸線方向各端部が図示していない軸受部材を介して本体フレームに回転自在に支持され、該筒状体202の外周面には駆動歯車216が固着されている。この駆動歯車216は図示していない相手歯車に噛み合っており、同じく図示していない駆動モータが作動すると、その回転が、相手歯車と駆動歯車216を介して筒状体202に伝えられ、該筒状体202がその中心軸線のまわりに回転駆動される。
【0064】
また、乾燥機34は、脱水機で脱水処理された廃豆腐、すなわち処理物を加熱する加熱手段を有しており、図13乃至図17に示した乾燥装置機34においては、前述の仕切板204によって加熱手段が構成されている。すなわち、仕切板204自体が剛体より成るプレートヒータにより構成され、その仕切板204の発熱によって各被乾燥物搬送路205A乃至205D内の処理物に熱を与えることができる。図示した例では仕切板204の全体がプレートヒータにより構成されているが、その仕切板204の一部だけをプレートヒータによって構成し、他の仕切板部分を単なる金属板などによって構成することもできる。同様に、筒状体202の少なくとも一部によって加熱手段を構成することもできる。このように、筒状体と該筒状体の内部を仕切る仕切板の少なくとも一部によって加熱手段を構成することができ、例えば、筒状体202と仕切板204の少なくとも一部をプレートヒータにより構成する。プレートヒータとして各種形式のヒータを用いることができ、例えば、通電により発熱する発熱体を、金属板などによってサンドイッチ状に挟んで全体を板状に構成したプレートヒータ、或いは細い棒状のヒータを多数並べて一体的な板状体を構成したプレートヒータなどを採用することができる。
【0065】
また、図13に示すように、筒状体202は、その軸線方向一端側が、その軸線方向他端側よりも高さが高くなるように傾斜して配置されている。図13には、水平面に対する筒状体202の傾斜角をθで示してある。また、筒状体202の外周面は、図示していない断熱材によって覆われており、筒状体202の内部の熱が外部に放出されることを防止するように構成されている。
【0066】
図4に示した脱水機33により脱水処理された廃豆腐、すなわち処理物は、図13に矢印A2で示すように、入口側シュータ210の上部開口から投入される。この処理物は入口側シュータ210により案内されて、回転駆動される筒状体202の軸線方向一端側の入口開口209から筒状体202内に供給される。このようにして供給された処理物は、各被乾燥物搬送路205A,205B,205C,205Dに分配されて送り込まれる。図14には、各被乾燥物搬送路205A乃至205Dに送り込まれた処理物に対し、符号S1を付してある。
【0067】
筒状体202はその中心軸線のまわりに回転していると共に、前述のように傾斜して配置されているので、各被乾燥物搬送路205A乃至205Dに送り込まれた処理物S1は、その各被乾燥物搬送路205A乃至205Dを通して図13に矢印B2で示すように筒状体202の軸線方向他端側へ向けて搬送される。このときプレートヒータより成る仕切板204から発散する熱が処理物S1に加えられる。図16は、プレートヒータより成る仕切板204から、各被乾燥物搬送路205A乃至205D内に、熱が放出される様子を矢印で示した図である。筒状体202をプレートヒータにより構成したときは、このヒータからの熱によっても被乾燥物が加熱される。このようにして、各被乾燥物搬送路205A乃至205D内を搬送される処理物S1を、加熱手段により加熱して乾燥させることができる。
【0068】
乾燥処理された処理物S1は、筒状体202の軸線方向他端側の出口開口211を通して筒状体202から出口部材212内に排出され、次いで、この出口部材212の下部排出口214から出口側シュータ215に落下し、このシュータ215によって案内されて矢印Eで示すように下方に排出される。このようにして乾燥処理された処理物の含水率を、例えば10重量%以下にまで減少させることができる。
【0069】
互いに仕切られた複数の被乾燥物搬送路が、筒状体202の全長に亘って位置するように構成することもできるが、図示した乾燥機34においては、筒状体202の被乾燥物搬送方向上流側の部分には仕切板204が設けられておらず、この部分の内壁面に、図17にも示すように被乾燥物搬送路の数と同数のらせん羽根(図15には示さず)218が設けられている。これらのらせん羽根218は、入口側シュータ210を通して筒状体202内に供給された脱水後の廃豆腐、すなわち処理物を、各被乾燥物搬送路205A乃至205Dにそれぞれ案内する用をなす。これにより、筒状体202内に供給された処理物をほぼ均等に各被乾燥物搬送路205A乃至205Dに分配して送り込むことができる。このように、互いに仕切られた複数の被乾燥物搬送路が位置する領域よりも、処理物搬送方向上流側の筒状体部分の内壁面に、処理物を各被乾燥物搬送路に案内するらせん羽根を固定することにより、処理物の乾燥効率を一層高めることができる。
【0070】
また、図14に示すように、筒状体202の内部に、例えばセラミックス塗装などから成る遠赤外線放射物質219(図13には示さず)を設けると、各被乾燥物搬送路205A乃至205Dを搬送される被乾燥物の乾燥効率をより一層高めることができる。図14に示した乾燥機34においては、複数の被乾燥物搬送路205A乃至205Dを仕切る仕切板204の各被乾燥物搬送路205A乃至205Dを向いた側の面に遠赤外線物質219が設けられているが、筒状体202の内壁面に遠赤外線物質を設けることもできる。
【0071】
脱水機で脱水処理された廃豆腐、すなわち脱水後の処理物を、上述した乾燥機以外の適宜な形態の乾燥機によって乾燥してもよいことは当然である。
【0072】
【発明の効果】
本発明によれば、廃豆腐を効率よく減容化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】廃豆腐減容化装置の全体を示す部分断面概略図である。
【図2】フロック化装置の概略斜視図であって、液状化豆腐の図示を省略した図である。
【図3】図2の垂直断面図であって、液状化豆腐の状態を明らかにした図である。
【図4】脱水機の部分断面図である。
【図5】1つの固定リングと、1つの可動リングと、スペーサとを示す斜視図である。
【図6】固液分離部の分解斜視図である。
【図7】固液分離部の断面図である。
【図8】図4の部分拡大図である。
【図9】図8のVIII−VIII線方向に見た断面図である。
【図10】規制部材の他の例を示す、図9と同様な図である。
【図11】図8のXI−XI線に沿う断面図であって、溝の横断面形態を例示する図である。
【図12】乾燥後の廃豆腐がペレット状となった一例を示す斜視図である。
【図13】乾燥機の縦断面図である。
【図14】図13のXIV−XIV線に沿う拡大横断面図である。
【図15】筒状体の外観斜視図である。
【図16】各被乾燥物搬送路に処理物が存在しない状態での図14と同様の横断面図である。
【図17】筒状体の内壁面に固定されたらせん羽根を示す斜視図である。
【符号の説明】
33 脱水機
34 乾燥機
S 液状化豆腐

Claims (12)

  1. 廃豆腐と、水と、凝集剤とを混合して成る液状化豆腐を脱水処理することを特徴とする廃豆腐減容化方法。
  2. 脱水処理した処理物を乾燥処理する請求項1に記載の廃豆腐減容化方法。
  3. 前記液状化豆腐に凝集促進剤が添加されている請求項1又は2に記載の廃豆腐減容化方法。
  4. 前記凝集促進剤は、減容化した処理物を飼料として動物に与えたとき、該動物にとって無害な物質より成る請求項3に記載の廃豆腐減容化方法。
  5. 前記凝集剤は、減容化した処理物を飼料として動物に与えたとき、該動物にとって無害な物質より成る請求項1乃至4のいずれかに記載の廃豆腐減容化方法。
  6. 廃豆腐を減容化処理する間に、その処理物に栄養成分を添加する請求項1乃至5のいずれかに記載の廃豆腐減容化方法。
  7. 廃豆腐と、水と、凝集剤とを混合して成る液状化豆腐を脱水処理する脱水機を具備することを特徴とする廃豆腐減容化装置。
  8. 前記脱水機により脱水処理した処理物を乾燥処理する乾燥機を具備する請求項7に記載の廃豆腐減容化装置。
  9. 前記液状化豆腐に凝集促進剤が添加される請求項7又は8に記載の廃豆腐減容化装置。
  10. 前記凝集促進剤は、減容化した処理物を飼料として動物に与えたとき、該動物にとって無害な物質より成る請求項9に記載の廃豆腐減容化装置。
  11. 前記凝集剤は、減容化した処理物を飼料として動物に与えたとき、該動物にとって無害な物質より成る請求項7乃至10のいずれかに記載の廃豆腐減容化装置。
  12. 廃豆腐を減容化処理する間に、その処理物に栄養成分を添加する請求項7乃至11のいずれかに記載の廃豆腐減容化装置。
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