JP2000192063A - 湿潤廃棄物の混合・乾燥方法及び装置 - Google Patents

湿潤廃棄物の混合・乾燥方法及び装置

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Kazuyoshi Takagaki
一良 高垣
Kozo Nagai
弘三 永易
Hiromasa Kusuda
浩雅 楠田
Kunio Fukuyama
邦夫 福山
Masakazu Sawai
正和 澤井
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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 システム全体を飛躍的にコンパクト、かつ、
経済的にする。車載型装置等にも対応できるようにす
る。 【解決手段】 固気分離装置(サイクロン14)で分離
された乾燥固形物を気流搬送配管22に導入する垂直配
管部24に混合装置12を設け、湿潤廃棄物を混合装置
12に供給して乾燥固形物と混合し、この混合物を混合
装置12から気流搬送配管22に導入し、気流乾燥機2
8に導入して解砕・乾燥させ、乾燥固形物を含む気流乾
燥機出口ガスを固気分離装置(サイクロン14)に導入
し、分離された乾燥固形物を乾燥固形物貯槽16に貯留
して、乾燥固形物の一部を系外に排出するとともに、乾
燥固形物の残部を垂直配管部24の混合装置12に返送
し、分離された固気分離装置出口ガスの一部を気流搬送
配管22に循環させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家畜ふん尿、下水
汚泥等の湿潤廃棄物を、予め乾燥固形物(乾燥粉体)と
混合してから気流乾燥機で乾燥させ、サイクロン等の固
気分離装置で乾燥固形物(乾燥粉体)を分離して、分離
した乾燥固形物(乾燥粉体)の一部を成形等して燃料又
は肥料等として利用する湿潤廃棄物の混合・乾燥方法、
及びこの方法を実施するコンパクトで車載式等に適する
混合・乾燥装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、家畜ふん尿、下水汚泥等の湿
潤廃棄物を乾燥機で乾燥させ、乾燥固形物を燃料や肥料
等として利用する処理が知られている。また、例えば、
特開平8−176568号公報に記載されているよう
に、湿潤下水汚泥を乾燥処理した乾燥汚泥とプラスチッ
クス、必要により生石灰等とを混練しながら加熱し、つ
いで、所定形状に成形する燃料の製造方法が知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の湿潤廃棄物の乾
燥処理においては、供給する湿潤廃棄物の水分含量を調
整するために、予め湿潤廃棄物を該廃棄物の乾燥固形物
と混合させてから乾燥機に供給しており、そのために別
置きの機械的混合機を設ける必要があったが、このよう
な別置きの機械的混合機を必要とせずに、高水分等の様
々な性状の湿潤廃棄物にも柔軟に対応できるシステムが
望まれている。また、固形物の機械的搬送装置を用いな
いシステムが望まれている。さらに、システム全体をコ
ンパクト化すること、例えば、車載型装置として車両に
積載し、中小の廃棄物処理場等を巡回できるようにする
ことが望まれている。
【0004】本発明は上記の諸点に鑑みなされたもの
で、本発明の目的は、家畜ふん尿、下水汚泥等の湿潤廃
棄物を気流乾燥機で解砕・乾燥させ、サイクロン等の固
気分離装置で乾燥固形物(乾燥粉体)を分離するに際
し、気流乾燥機に供給する前に湿潤廃棄物を乾燥固形物
と混合させる別置きの機械的混合機を必要とせずに、高
水分等の様々な性状の湿潤廃棄物にも柔軟に対応でき、
かつ、固形物の機械的搬送装置も必要とせず、経済的
で、しかも、湿潤廃棄物と乾燥固形物との混合性及び混
合物の搬送性を向上させることができる湿潤廃棄物の混
合・乾燥方法、及びこの方法を実施するコンパクトで車
載式等に適する混合・乾燥装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の湿潤廃棄物の混合・乾燥方法は、固気分
離装置で分離された乾燥固形物(乾燥粉体)を気流搬送
配管に導入する垂直配管部(鉛直配管部)に混合装置を
設け、湿潤廃棄物を混合装置に供給して乾燥固形物(乾
燥粉体)と混合し、この混合物を混合装置から気流搬送
配管に導入し、気流搬送配管内を流れる乾燥用排ガスと
ともに気流乾燥機に導入して解砕・乾燥させ、乾燥固形
物(乾燥粉体)を含む気流乾燥機出口ガスを固気分離装
置に導入し、分離された乾燥固形物(乾燥粉体)を固気
分離装置下部に接続された乾燥固形物貯槽に貯留して、
乾燥固形物貯槽内の乾燥固形物(乾燥粉体)の一部を系
外に排出するとともに、乾燥固形物貯槽内の乾燥固形物
(乾燥粉体)の残部を気流搬送配管に接続される垂直配
管部の混合装置に返送し、分離された固気分離装置出口
ガスの一部を混合装置からの前記混合物を搬送する気流
搬送配管に循環させるように構成されている(図1参
照)。なお、固気分離装置としては、一例として、サイ
クロンが用いられる。また、分離された固気分離装置出
口ガスの残部は脱臭等されて系外に排出される。
【0006】また、本発明の方法は、直列に配置される
第1固気分離装置及び第2固気分離装置で分離された乾
燥固形物(乾燥粉体)を気流搬送配管に導入する垂直配
管部に混合装置を設け、湿潤廃棄物を混合装置に供給し
て乾燥固形物(乾燥粉体)と混合し、この混合物を混合
装置から気流搬送配管に導入し、気流搬送配管内を流れ
る乾燥用排ガスとともに気流乾燥機に導入して解砕・乾
燥させ、乾燥固形物(乾燥粉体)を含む気流乾燥機出口
ガスを粗取り用の第1固気分離装置に導入し、粗分離さ
れた乾燥固形物(乾燥粉体)を第1固気分離装置及び第
2固気分離装置の下部に接続された乾燥固形物貯槽に貯
留し、第1固気分離装置からの乾燥固形物(乾燥粉体)
を含む第1固気分離装置出口ガスを高精度の第2固気分
離装置に導入して、分離された乾燥固形物(乾燥粉体)
を前記乾燥固形物貯槽に貯留し、乾燥固形物貯槽内の乾
燥固形物(乾燥粉体)の一部を系外に排出するととも
に、乾燥固形物貯槽内の乾燥固形物(乾燥粉体)の残部
を気流搬送配管に接続される垂直配管部の混合装置に返
送し、分離された第2固気分離装置出口ガスの一部を混
合装置からの前記混合物を搬送する気流搬送配管に循環
させることを特徴としている(図3参照)。この場合、
第1固気分離装置は粗取り用であり、乾燥固形物(乾燥
粉体)の粗分離が行えればよいので、装置高さを低くす
ることが可能である。
【0007】また、本発明の方法は、並列に配置される
第1固気分離装置及び第2固気分離装置で分離された乾
燥固形物(乾燥粉体)を気流搬送配管に導入する垂直配
管部に混合装置を設け、湿潤廃棄物を混合装置に供給し
て乾燥固形物(乾燥粉体)と混合し、この混合物を混合
装置から気流搬送配管に導入し、気流搬送配管内を流れ
る乾燥用排ガスとともに気流乾燥機に導入して解砕・乾
燥させ、乾燥固形物(乾燥粉体)を含む気流乾燥機出口
ガスの一部を第1固気分離装置に導入し、分離された乾
燥固形物(乾燥粉体)を第1固気分離装置及び第2固気
分離装置の下部に接続された乾燥固形物貯槽に貯留し、
乾燥固形物(乾燥粉体)を含む気流乾燥機出口ガスの残
部を第2固気分離装置に第1固気分離装置と並列に導入
して、分離された乾燥固形物(乾燥粉体)を前記乾燥固
形物貯槽に貯留し、乾燥固形物貯槽内の乾燥固形物(乾
燥粉体)の一部を系外に排出するとともに、乾燥固形物
貯槽内の乾燥固形物(乾燥粉体)の残部を気流搬送配管
に接続される垂直配管部の混合装置に返送し、分離され
た第1固気分離装置出口ガス及び第2固気分離装置出口
ガスの合計の一部を混合装置からの前記混合物を搬送す
る気流搬送配管に循環させることを特徴としている(図
4参照)。この場合、固気分離装置1基当たりの処理量
が減少するので、それぞれの固気分離装置のサイズを小
さくすることができる。
【0008】これらの本発明の方法において、垂直配管
部に設けられた混合装置の上側から乾燥固形物(乾燥粉
体)を装置内部に供給し、混合装置内上部に略水平方向
に挿設された配管から湿潤廃棄物を装置内部に分散させ
て前記乾燥固形物(乾燥粉体)と混合し、ついで、乾燥
固形物(乾燥粉体)と湿潤廃棄物との混合物を撹拌混合
用部材で撹拌・混合するとともに、混合装置内壁面に付
着した乾燥固形物(乾燥粉体)と湿潤廃棄物との撹拌混
合物をかき取り、さらに、乾燥固形物(乾燥粉体)と湿
潤廃棄物との撹拌混合物を混合装置下部で解砕しながら
(ほぐしながら)搬送しつつ、気流搬送配管に導入する
ことが好ましい(図2参照)。また、これらの本発明の
方法において、気流乾燥機に導入される乾燥用排ガスの
熱源を、発電機に連結されたガスタービン及び発電機に
連結されたディーゼルエンジンのいずれかの燃焼排ガス
の一部又は全量とすることが好ましい。なお、熱風発生
炉等の熱風発生装置により発生させた熱風を用いること
も可能である。また、これらの本発明の方法において、
系外に排出する乾燥固形物(乾燥粉体)を成形する場合
がある。乾燥固形物の成形体は、例えば、RDF(廃棄
物固形燃料)のような燃料や肥料等として利用される。
なお、乾燥粉体として同様に利用する場合もある。
【0009】本発明の湿潤廃棄物の混合・乾燥装置は、
固気分離装置で分離された乾燥固形物(乾燥粉体)を気
流搬送配管に導入する垂直配管部(鉛直配管部)に設け
られた、乾燥固形物(乾燥粉体)と湿潤廃棄物とを撹拌
・混合し、さらに解砕・搬送する部材を備えた混合装置
と、湿潤廃棄物を混合装置に供給する原料供給管と、混
合装置から気流搬送配管に導入される乾燥固形物(乾燥
粉体)と湿潤廃棄物との撹拌混合物を乾燥用排ガスとと
もに導入して、該撹拌混合物を解砕しつつ乾燥させる解
砕機と、さらに気流乾燥するための気流乾燥管とからな
る気流乾燥機と、気流乾燥機からの乾燥固形物(乾燥粉
体)を含む気流乾燥機出口ガスを導入して固気分離を行
う固気分離装置と、固気分離装置で分離された乾燥固形
物(乾燥粉体)が貯留される固気分離装置下部に接続さ
れた乾燥固形物貯槽と、固気分離装置で分離された乾燥
固形物(乾燥粉体)の一部が投入される乾燥固形物貯槽
に接続された成形機と、固気分離装置で分離された乾燥
固形物(乾燥粉体)の残部を前記混合装置に供給するた
めの乾燥固形物貯槽に接続された排出機を備えた乾燥物
返送用の垂直配管(鉛直配管)と、固気分離装置で分離
された固気分離装置出口ガスの一部をガス循環配管を介
して前記気流搬送配管に循環させるとともに、固気分離
装置出口ガスの残部をガス排出配管を介して脱臭装置に
導入するための排ガスファンとを包含することを特徴と
している(図1参照)。なお、固気分離装置としては、
一例として、サイクロンが用いられる。また、成形機と
しては、一例として、多数の小孔を有する円盤部の上面
を複数の円柱体が回転し、多数の小孔から小円柱状(ク
レヨン状)の成形物が押し出される構成の連続成形機等
が用いられる。また、脱臭装置としては、一例として、
バグフィルタ式脱臭装置、吸着剤充填式脱臭装置、スク
ラバー洗浄式脱臭装置、生物担体充填式脱臭装置、触媒
酸化脱臭装置、高温酸化脱臭装置、オゾン酸化式脱臭装
置等が用いられる。
【0010】また、本発明の装置は、直列に配置された
第1固気分離装置及び第2固気分離装置で分離された乾
燥固形物(乾燥粉体)を気流搬送配管に導入する垂直配
管部に設けられた、乾燥固形物(乾燥粉体)と湿潤廃棄
物とを撹拌・混合し、さらに解砕・搬送する部材を備え
た混合装置と、湿潤廃棄物を混合装置に供給する原料供
給管と、混合装置から気流搬送配管に導入される乾燥固
形物(乾燥粉体)と湿潤廃棄物との撹拌混合物を乾燥用
排ガスとともに導入して、該撹拌混合物を解砕しつつ乾
燥させる解砕機と、さらに気流乾燥するための気流乾燥
管とからなる気流乾燥機と、気流乾燥機からの乾燥固形
物(乾燥粉体)を含む気流乾燥機出口ガスを導入して乾
燥固形物(乾燥粉体)の粗分離を行う第1固気分離装置
と、第1固気分離装置からの乾燥固形物(乾燥粉体)を
含む第1固気分離装置出口ガスを導入して高精度の固気
分離を行う第2固気分離装置と、第1固気分離装置及び
第2固気分離装置で分離された乾燥固形物(乾燥粉体)
が貯留される第1固気分離装置及び第2固気分離装置の
下部に接続された乾燥固形物貯槽と、第1固気分離装置
及び第2固気分離装置で分離された乾燥固形物(乾燥粉
体)の一部が投入される乾燥固形物貯槽に接続された成
形機と、第1固気分離装置及び第2固気分離装置で分離
された乾燥固形物(乾燥粉体)の残部を前記混合装置に
供給するための乾燥固形物貯槽に接続された排出機を備
えた乾燥物返送用の垂直配管と、第2固気分離装置で分
離された第2固気分離装置出口ガスの一部をガス循環配
管を介して前記気流搬送配管に循環させるとともに、第
2固気分離装置出口ガスの残部をガス排出配管を介して
脱臭装置に導入するための排ガスファンとを包含するこ
とを特徴としている(図3参照)。この場合、第1固気
分離装置は粗取り用であり、乾燥固形物(乾燥粉体)の
粗分離が行えればよいので、装置高さを低くすることが
可能である。
【0011】また、本発明の装置は、並列に配置された
第1固気分離装置及び第2固気分離装置で分離された乾
燥固形物(乾燥粉体)を気流搬送配管に導入する垂直配
管部に設けられた、乾燥固形物(乾燥粉体)と湿潤廃棄
物とを撹拌・混合し、さらに解砕・搬送する部材を備え
た混合装置と、湿潤廃棄物を混合装置に供給する原料供
給管と、混合装置から気流搬送配管に導入される乾燥固
形物(乾燥粉体)と湿潤廃棄物との撹拌混合物を乾燥用
排ガスとともに導入して、該撹拌混合物を解砕しつつ乾
燥させる解砕機と、さらに気流乾燥するための気流乾燥
管とからなる気流乾燥機と、気流乾燥機からの乾燥固形
物(乾燥粉体)を含む気流乾燥機出口ガスの一部を導入
して固気分離を行う第1固気分離装置と、気流乾燥機か
らの乾燥固形物(乾燥粉体)を含む気流乾燥機出口ガス
の残部を導入して固気分離を行うために第1固気分離装
置と並列に設けられた第2固気分離装置と、第1固気分
離装置及び第2固気分離装置で分離された乾燥固形物
(乾燥粉体)が貯留される第1固気分離装置及び第2固
気分離装置の下部に接続された乾燥固形物貯槽と、第1
固気分離装置及び第2固気分離装置で分離された乾燥固
形物(乾燥粉体)の一部が投入される乾燥固形物貯槽に
接続された成形機と、第1固気分離装置及び第2固気分
離装置で分離された乾燥固形物(乾燥粉体)の残部を前
記混合装置に供給するための乾燥固形物貯槽に接続され
た排出機を備えた乾燥物返送用の垂直配管と、第1固気
分離装置出口ガス及び第2固気分離装置出口ガスの合計
の一部をガス循環配管を介して前記気流搬送配管に循環
させるとともに、第1固気分離装置出口ガス及び第2固
気分離装置出口ガスの合計の残部をガス排出配管を介し
て脱臭装置に導入するための排ガスファンとを包含する
ことを特徴としている(図4参照)。この場合、固気分
離装置1基当たりの処理量が減少するので、それぞれの
固気分離装置のサイズを小さくすることができる。
【0012】これらの本発明の装置において、垂直配管
部に設けられた混合装置の構成を、装置上部に、乾燥固
形物貯槽から乾燥物返送用の垂直配管を介して排出機
(ロータリバルブ等の弁)から供給される乾燥固形物
(乾燥粉体)を装置内部の横断面略中央部方向の湿潤廃
棄物の分散口付近に寄せ集めるための乾燥固形物内部寄
せ集め部材を有し、乾燥固形物内部寄せ集め部材の下方
近傍の装置内部に、乾燥固形物内部寄せ集め部材で寄せ
集められ落下する乾燥固形物(乾燥粉体)に湿潤廃棄物
を分散させて混合するための分散ノズルを設けた原料供
給管を、混合装置側部から略水平方向に挿設し、原料供
給管下側の装置内部に、乾燥固形物(乾燥粉体)と湿潤
廃棄物との混合物を撹拌・混合するための少なくとも1
つの撹拌混合用部材を有し、混合装置内下部の気流搬送
配管近傍に、乾燥固形物(乾燥粉体)と湿潤廃棄物との
撹拌混合物を解砕して気流搬送配管に搬送するためのブ
リッジ防止用搬送部材を有してなる構成とすることが好
ましい(図2参照)。なお、乾燥固形物内部寄せ集め部
材としては、例えば、下方に向かって絞った形状のシュ
ート、じょうごの上部部分等の部材が用いられる。ま
た、撹拌混合用部材としては、例えば、モータ等の駆動
源によって回転する軸に取り付けられた羽根、パドル、
刃、プロペラ、その他の板状体等が用いられる。ブリッ
ジ防止用搬送部材としては、例えば、撹拌混合用部材と
同じ軸に取り付けられたスクリュー、らせん体、板状体
等が用いられる。
【0013】また、これらの本発明の装置において、垂
直配管部に設けられた混合装置の構成を、装置上部に、
乾燥固形物貯槽から乾燥物返送用の垂直配管を介して排
出機(ロータリバルブ等の弁)から供給される乾燥固形
物(乾燥粉体)を装置内部の横断面略中央部方向の湿潤
廃棄物の分散口付近に寄せ集めるための乾燥固形物内部
寄せ集め部材を有し、乾燥固形物内部寄せ集め部材の下
方近傍の装置内部に、乾燥固形物内部寄せ集め部材で寄
せ集められ落下する乾燥固形物(乾燥粉体)に湿潤廃棄
物を分散させて混合するための分散ノズルを設けた原料
供給管を、混合装置側部から略水平方向に挿設し、原料
供給管下側の装置内部に、乾燥固形物(乾燥粉体)と湿
潤廃棄物との混合物を撹拌・混合するための少なくとも
1つの撹拌混合用部材を有し、撹拌混合用部材近傍の装
置内部に、乾燥固形物(乾燥粉体)と湿潤廃棄物との撹
拌混合物を装置内壁面側から略中央部方向に寄せ集める
ための混合物内部寄せ集め部材を有し、混合物内部寄せ
集め部材と一体又は別体として、装置内壁面に付着した
乾燥固形物(乾燥粉体)と湿潤廃棄物との撹拌混合物を
かき取るための壁面付着防止用部材を有し、混合装置内
下部の気流搬送配管近傍に、乾燥固形物(乾燥粉体)と
湿潤廃棄物との撹拌混合物を解砕して気流搬送配管に搬
送するためのブリッジ防止用搬送部材を有してなる構成
とすることがさらに好ましい(図2参照)。なお、混合
物内部寄せ集め部材としては、例えば、撹拌混合用部材
と同じ軸に取り付けられた下方に向かって内側に傾斜し
た形状の羽根、パドル、その他の板状体等が用いられ
る。また、壁面付着防止用部材としては、例えば、装置
内壁面近傍の混合物内部かき寄せ部材外側に取り付けら
れた縦方向に長く横方向に短い板状体、棒状体、ブラシ
等が用いられる。
【0014】また、これらの本発明の装置において、混
合装置の横断面方向の直径を、乾燥物返送用の垂直配管
の横断面方向の直径と略同一又は該直径よりわずかに大
きくすることが好ましい。また、これらの本発明の装置
において、ガスタービン又はディーゼルエンジンの燃焼
排ガスの一部又は全量が、乾燥用排ガスの熱源として気
流搬送配管を介して気流乾燥機に導入されるように、ガ
スタービン又はディーゼルエンジンの燃焼排ガス管と気
流搬送配管とを接続する構成とすることが好ましい。こ
の場合、気流乾燥機、成形機等の装置全体の電力を、ガ
スタービン又はディーゼルエンジンに連結された発電機
によって供給することができる。なお、乾燥用排ガスの
熱源として、熱風発生炉等の熱風発生装置により発生さ
せた熱風を用いることも可能である。また、これらの本
発明の装置を、コンパクトな車載型装置として構成する
ことが好ましい。本発明の装置を車載型装置として車両
に積載すれば、乾燥処理設備を持たない中小規模の廃棄
物処理場等を巡回して、湿潤廃棄物の処理、すなわち、
RDF(廃棄物固形燃料)のような燃料、肥料等の製造
を行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明するが、本発明は下記の実施の形態に何ら限定さ
れるものではなく、適宜変更して実施することができる
ものである。図1は、本発明の実施の第1形態による湿
潤廃棄物の混合・乾燥装置を示している。本実施の形態
は、湿潤廃棄物の一例として家畜ふん尿を処理する場合
で、サイクロンで分離された乾燥固形物(乾燥粉体)の
貯槽と気流搬送配管とを接続する垂直配管部(鉛直配管
部)にコンパクトな混合装置を設け、この混合装置に家
畜ふん尿を供給して乾燥粉体と撹拌・混合し、この撹拌
混合物を気流搬送配管から気流乾燥機の解砕機に導入し
て、気流乾燥機で解砕・乾燥させた乾燥粉体をサイクロ
ンに導入して固気分離し、気流乾燥機出口ガスの一部を
循環利用して前記撹拌混合物を気流搬送するようにした
ものである。なお、本実施の形態は、下水汚泥等の他の
湿潤廃棄物を処理する場合にも適用できるものである。
また、本実施の形態では、固気分離装置としてサイクロ
ンを用いているが、他の固気分離装置を利用することも
可能である。
【0016】図1に示すように、処理の原料である家畜
ふん尿は、供給ポンプ等(図示略)により原料供給管1
0から混合装置12に供給され、サイクロン14下部に
接続された乾燥固形物貯槽16からロータリバルブ等の
弁(排出機)18を備えた乾燥物返送用の垂直配管(鉛
直配管)20を経由して混合装置12に供給される家畜
ふん尿の乾燥粉体と撹拌・混合された後、混合装置12
下方から気流搬送配管22に導入される。この垂直配管
部24に設けられた混合装置12の詳細については後述
する。家畜ふん尿と乾燥粉体との撹拌混合物は、気流搬
送用の循環ガス及び乾燥用の熱源として燃焼排ガス管2
5から供給されるガスタービン26の燃焼排ガスの一部
又は全量とともに、気流搬送配管22から気流乾燥機2
8の解砕機30に導入される。解砕機30で解砕(粉
砕)され乾燥された乾燥粉体は、気流乾燥機28の気流
乾燥管32を気流搬送されてさらに乾燥され、気流乾燥
機出口ガスとともにサイクロン14に導入される。この
ように、気流乾燥機28は解砕機30と気流乾燥管32
とから構成されている。
【0017】サイクロン14で分離された乾燥粉体は、
サイクロン14下部に接続された乾燥固形物貯槽16に
全量が貯留され、その一部が、ロータリバルブ等の弁
(排出機)34を経由して系外に排出され、成形機36
で成形されて、家畜ふんRDF等の燃料(又は肥料等)
として利用される。また、系外に排出された乾燥粉体を
燃料や肥料等として利用することもできる。なお、乾燥
固形物貯槽16は、サイクロン14と一体型のものでも
よいし、サイクロン14とは別のものとしてもよい。乾
燥固形物貯槽16内の乾燥粉体の残部は、乾燥物返送用
の垂直配管20からロータリバルブ等の弁(排出機)1
8を経由して混合装置12に返送され、前述したよう
に、別途供給される家畜ふん尿と、この混合装置12で
撹拌・混合される。なお、気流搬送配管22において、
燃焼排ガス管25からガスタービン26の燃焼排ガスが
供給される位置は、混合装置12の上流側であればよ
く、特に位置は限定されない。
【0018】また、サイクロン14で分離されたサイク
ロン出口ガスの一部は、ガス循環配管38を通って気流
搬送配管22に循環され、混合装置12からの撹拌混合
物を気流搬送する循環ガスとして利用される。サイクロ
ン14で分離されたサイクロン出口ガスの残部は、ガス
排出配管40を通って脱臭装置42に導入され、ここで
脱臭処理されて系外に排出される。ここで、脱臭処理に
供されるガス量は、ガスタービン26からの燃焼排ガス
量と蒸発水分量との合計に略等しい量であり、脱臭装置
42に導入されるガス量と気流搬送配管22に循環され
るガス量とは、ダンパ等の弁44、46で調節される。
48は排ガスファンである。また、前述したガスタービ
ン26には発電機50が連結されており、ガスタービン
26の燃焼排ガスの一部又は全量が気流乾燥機28の解
砕機30に乾燥用熱源として導入されるだけでなく、気
流乾燥機28、成形機36、ロータリバルブ等の弁(排
出機)18、34等の装置全体の電力が発電機50から
の供給電力で賄われる。なお、ガスタービンの代わりに
ディーゼルエンジンを用いる構成とすることも可能であ
る。また、乾燥用排ガスの熱源として、熱風発生炉等の
熱風発生装置により発生させた熱風を用いることもでき
る。
【0019】つぎに、本実施の形態において、図1に示
す垂直配管部24に設けられた混合装置12の詳細を説
明する。なお、図2は混合装置の詳細を示す一例であ
り、混合装置の構成(各部材の形状等)は、湿潤廃棄物
と乾燥固形物(乾燥粉体)との混合性、混合物の搬送性
等を考慮して適宜変更することが可能である。図1にお
いて、垂直配管部24に設けられた混合装置12は、ロ
ータリバルブ等の弁(排出機)18を備えた乾燥物返送
用の垂直配管20の下側に接続されている。一例とし
て、混合装置12は図2に示すような形状であり、装置
の横断面は略円形である。そして、混合装置12の横断
面方向の直径は、垂直配管20の横断面方向の直径と略
同一か少し大きい程度で良い。上記のように、混合装置
12は垂直配管(鉛直配管)20と略同じか少し大きい
程度の内径で略一直線状に連結されており、垂直配管2
0とロータリバルブ等の弁(排出機)18と混合装置1
2とで垂直配管部(鉛直配管部)24が構成されてい
る。このため、設置空間が小さくなってコンパクト化を
図ることができ、かつ、混合効果及び搬送効果を大きく
することができる。
【0020】図2に示すように、混合装置12の上部に
は、乾燥固形物を装置内部の横断面略中央部方向(湿潤
廃棄物の分散口付近)に寄せ集めて乾燥固形物と湿潤廃
棄物(本実施形態では、家畜ふん尿)との接触性を向上
させるための乾燥固形物内部寄せ集め用シュート52が
設けられている。具体的に、乾燥固形物内部寄せ集め用
シュート52は、例えば、シュート上部の周縁部を突出
させ、この突出周縁部を上述した混合装置の上部フラン
ジとロータリバルブ下側の出口フランジとの間に挟んで
取り付けられる。混合装置12内の乾燥固形物内部寄せ
集め用シュート52下側には、湿潤廃棄物(本実施形態
では、家畜ふん尿)を装置内に供給する原料供給管10
が混合装置12側部から略水平方向に挿設されており、
混合装置12内部の原料供給管10には、乾燥固形物内
部寄せ集め用シュート52で寄せ集められ落下する乾燥
固形物に湿潤廃棄物(家畜ふん尿)を分散させて混合す
るための湿潤廃棄物分散ノズル54が設けられている。
なお、分散ノズル以外の他の分散手段、噴霧手段等を採
用することも可能である。
【0021】混合装置12内の原料供給管10下側に
は、乾燥固形物と湿潤廃棄物(家畜ふん尿)とを撹拌・
混合するための上下2段に設けられた撹拌混合用羽根
(パドル)56a、56bと、撹拌混合用羽根56a、
56bの間の中段に設けられた撹拌混合物を装置内壁面
側から略中央部方向に寄せ集めるための混合物内部寄せ
集め羽根58と、混合物内部寄せ集め羽根58の外側に
取り付けられた装置内壁面に付着した撹拌混合物をかき
取るための壁面付着防止用部材60と、落下する撹拌混
合物を解砕して気流搬送配管22に搬送するための気流
搬送配管22近傍に設けられたブリッジ防止用搬送スク
リュー62とが、一体として、駆動源であるモータ64
で回転する駆動軸66に取り付けられている。この一体
化された回転体68により、乾燥固形物と湿潤廃棄物
(家畜ふん尿)とが撹拌・混合され、さらに解砕・搬送
される。なお、回転体68の回転数を可変として、乾燥
固形物と湿潤廃棄物との撹拌混合性や撹拌混合物の搬送
性等を調整することが可能である。また、混合物内部寄
せ集め羽根58と壁面付着防止用部材60とを別体とす
ることも可能である。また、撹拌混合用羽根(パドル)
は上下2段に限定されるものではなく、その場合、混合
物内部寄せ集め羽根は、原則として、撹拌混合用羽根
(パドル)と交互に設置される。
【0022】図2に示す混合装置の作用について説明す
ると、固気分離装置(図1では、下部に乾燥固形物貯槽
16が設けられたサイクロン14)よりロータリバルブ
等の弁(排出機)を経由して排出される乾燥固形物は、
混合装置12の上側から乾燥固形物内部寄せ集め用シュ
ート52に投入され、原料供給管10の湿潤廃棄物分散
ノズル54から分散される湿潤廃棄物(本実施形態で
は、家畜ふん尿)と効率よく接触して混合される。この
混合物は、撹拌混合用羽根56a、56bで撹拌・混合
され、壁面付着防止用部材60で壁面に付着した撹拌混
合物が取り除かれ、混合物内部寄せ集め羽根58で撹拌
混合物が略中央部近傍に寄せ集められて、混合装置12
の下方へと落下していく。この撹拌混合物は、ブリッジ
防止用搬送スクリュー62で解砕されながら(ほぐされ
ながら)下方に搬送され、乾燥用排ガス(循環ガスを含
む)が流れる気流搬送配管22に導入される。気流搬送
配管22内の撹拌混合物と乾燥用排ガスとからなる固気
混合流体は、気流乾燥機の解砕機へ送られる。
【0023】図3は、本発明の実施の第2形態による湿
潤廃棄物の混合・乾燥装置を示している。本実施の形態
は、直列(シリーズ)に設置された粗取り用と高精度用
の2基のサイクロンを用いて固気分離を行う場合で、2
基のサイクロンの下部に接続された乾燥固形物貯槽と気
流搬送配管とを接続する垂直配管部にコンパクトな混合
装置を設けたものである。図3に示すように、処理の原
料である家畜ふん尿は、供給ポンプ等(図示略)により
原料供給管10から混合装置12に供給され、サイクロ
ン14a及びサイクロン14bの下部に接続された乾燥
固形物貯槽16aからロータリバルブ等の弁(排出機)
18を備えた乾燥物返送用の垂直配管20を経由して混
合装置12に供給される家畜ふん尿の乾燥粉体と撹拌・
混合された後、混合装置12下方から気流搬送配管22
に導入される。この垂直配管部24に設けられた混合装
置12の詳細については、上述した実施の第1形態(図
2)の場合と同様である。
【0024】家畜ふん尿と乾燥粉体との撹拌混合物は、
気流搬送用の循環ガス及び乾燥用の熱源として燃焼排ガ
ス管25から供給されるガスタービン26の燃焼排ガス
の一部又は全量とともに、気流搬送配管22から気流乾
燥機28の解砕機30に導入される。解砕機30で解砕
(粉砕)され乾燥された乾燥粉体は、気流乾燥機28の
気流乾燥管32を気流搬送されてさらに乾燥され、気流
乾燥機出口ガスとともに粗取り用の第1のサイクロン1
4aに導入される。第1のサイクロン14aで粗分離さ
れた乾燥粉体は、サイクロン14a、14bの下部に接
続された乾燥固形物貯槽16aに全量が貯留される。第
1のサイクロン14aからの乾燥粉体を含む第1サイク
ロン出口ガスは、高精度の第2のサイクロン14bに導
入され、第2のサイクロン14bで分離された乾燥粉体
は、サイクロン14a、14bの下部に接続された乾燥
固形物貯槽16aに全量が貯留される。
【0025】乾燥固形物貯槽16a内の乾燥粉体の一部
は、ロータリバルブ等の弁(排出機)34を経由して系
外に排出され、成形機36で成形されて、家畜ふんRD
F等の燃料(又は肥料等)として利用される。乾燥固形
物貯槽16a内の乾燥粉体の残部は、乾燥物返送用の垂
直配管20からロータリバルブ等の弁(排出機)18を
経由して混合装置12に返送され、前述したように、別
途供給される家畜ふん尿と、この混合装置12で撹拌・
混合される。また、第2のサイクロン14bで分離され
た第2サイクロン出口ガスの一部は、ガス循環配管38
を通って気流搬送配管22に循環され、混合装置12か
らの撹拌混合物を気流搬送する循環ガスとして利用され
る。第2のサイクロン14bで分離された第2サイクロ
ン出口ガスの残部は、ガス排出配管40を通って脱臭装
置42に導入され、ここで脱臭処理されて系外に排出さ
れる。他の構成及び作用は、実施の第1形態の場合と同
様である。
【0026】図4は、本発明の実施の第3形態による湿
潤廃棄物の混合・乾燥装置を示している。本実施の形態
は、並列(パラレル)に設置された2基のサイクロンを
用いて固気分離を行う場合で、2基のサイクロンの下部
に接続された乾燥固形物貯槽と気流搬送配管とを接続す
る垂直配管部にコンパクトな混合装置を設けたものであ
る。図4に示すように、処理の原料である家畜ふん尿
は、供給ポンプ等(図示略)により原料供給管10から
混合装置12に供給され、サイクロン14c及びサイク
ロン14dの下部に接続された乾燥固形物貯槽16bか
らロータリバルブ等の弁(排出機)18を備えた乾燥物
返送用の垂直配管20を経由して混合装置12に供給さ
れる家畜ふん尿の乾燥粉体と撹拌・混合された後、混合
装置12下方から気流搬送配管22に導入される。この
垂直配管部24に設けられた混合装置12の詳細につい
ては、上述した実施の第1形態(図2)の場合と同様で
ある。
【0027】家畜ふん尿と乾燥粉体との撹拌混合物は、
気流搬送用の循環ガス及び乾燥用の熱源として燃焼排ガ
ス管25から供給されるガスタービン26の燃焼排ガス
の一部又は全量とともに、気流搬送配管22から気流乾
燥機28の解砕機30に導入される。解砕機30で解砕
(粉砕)され乾燥された乾燥粉体は、気流乾燥機28の
気流乾燥管32を気流搬送されてさらに乾燥され、気流
乾燥機出口ガスとともに、並列に設置された第1のサイ
クロン14c及び第2のサイクロン14dにそれぞれ導
入される。この場合、サイクロン14c、14dは同じ
処理能力のものであり、乾燥粉体を含む気流乾燥機出口
ガスの一部が第1のサイクロン14cに導入され、乾燥
粉体を含む気流乾燥機出口ガスの残部が第2のサイクロ
ン14dに導入される。第1のサイクロン14c及び第
2のサイクロン14dで分離された乾燥粉体は、サイク
ロン14c、14dの下部に接続された乾燥固形物貯槽
16bに全量が貯留される。
【0028】燥固形物貯槽16b内の乾燥粉体の一部
は、ロータリバルブ等の弁(排出機)34を経由して系
外に排出され、成形機36で成形されて、家畜ふんRD
F等の燃料(又は肥料等)として利用される。乾燥固形
物貯槽16b内の乾燥粉体の残部は、乾燥物返送用の垂
直配管20からロータリバルブ等の弁(排出機)18を
経由して混合装置12に返送され、前述したように、別
途供給される家畜ふん尿と、この混合装置12で撹拌・
混合される。一方、第1のサイクロン14cで分離され
た第1サイクロン出口ガス及び第2のサイクロン14d
で分離された第2サイクロン出口ガスは、ともに排ガス
ファン48に送られ、これらのサイクロン出口ガスの一
部は、ガス循環配管38を通って気流搬送配管22に循
環され、混合装置12からの撹拌混合物を気流搬送する
循環ガスとして利用される。これらのサイクロン出口ガ
スの残部は、ガス排出配管40を通って脱臭装置42に
導入され、ここで脱臭処理されて系外に排出される。他
の構成及び作用は、実施の第1形態の場合と同様であ
る。
【0029】実施の第1、第2、第3形態で説明したよ
うな本発明の装置は、コンパクトな車載型装置として構
成することができ、車載式畜産ふん尿処理装置や車載式
下水汚泥乾燥成形装置等として実用化することが可能で
ある。本発明の装置を車載型装置として車両に積載すれ
ば、乾燥処理設備を持たない中小規模の廃棄物処理場等
を巡回して、家畜ふん尿や下水汚泥等の湿潤廃棄物の乾
燥処理、すなわち、RDF(廃棄物固形燃料)のような
燃料、肥料等の製造を個別に行うことができ、中小規模
の廃棄物処理場等のニーズに応えることが可能となる。
また、本発明の装置は、車載型装置として車両に積載し
た場合でも、車両の高さ制限を容易にクリアすることが
できる。なお、本発明の実施の第2、第3形態では、サ
イクロンを2基設置する場合を説明しているが、本発明
において、サイクロン、すなわち、固気分離装置を3基
以上設置する構成とすることも勿論可能である。
【0030】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されているの
で、つぎのような効果を奏する。 (1) 家畜ふん尿、下水汚泥等の湿潤廃棄物の乾燥を
気流乾燥機で行い、サイクロン等の固気分離装置で固気
分離を行うシステムにおいて、装置内の乾燥固形物(乾
燥粉体)及び乾燥固形物と湿潤廃棄物との混合物の搬送
を、気流乾燥機出口ガスの一部を循環利用する気流搬送
とすることにより、固気分離装置からの乾燥固形物を高
所に排出する必要がある場合等でも、固形物の機械的搬
送装置を必要としないシステムとすることができる。 (2) 固形物を気流搬送(空気搬送)する場合は大量
の空気が必要であるが、気流乾燥機出口ガスの一部を循
環利用して気流搬送しているので、脱臭すべきガス量が
増加することもない。 (3) 湿潤廃棄物の乾燥を気流乾燥機で行い、サイク
ロン等の固気分離装置で固気分離を行うシステムにおい
て、固気分離装置で分離された乾燥固形物(乾燥粉体)
を気流搬送配管に送る垂直配管部にコンパクトな混合装
置を設けているので、湿潤廃棄物と乾燥固形物との混合
性及び混合物の搬送性を向上させることができる。 (4) 垂直配管部にコンパクトで撹拌・混合性や搬送
性に優れた混合装置を設けているので、気流乾燥機に供
給する前に湿潤廃棄物を乾燥固形物と混合させる別置き
の機械的混合機を設ける必要がなく、しかも、高水分等
の様々な性状の湿潤廃棄物にも柔軟に対応できる。ま
た、別置きの機械的混合機を設けずに湿潤廃棄物と乾燥
固形物とを別々に気流搬送配管に供給し、気流搬送配管
内で混合するシステムに比較して、乾燥固形物を過剰に
リサイクルさせなくても湿潤廃棄物との接触効率が高
く、撹拌・混合性が良好である。 (5) 本発明の装置はコンパクトな車載型装置として
構成することができ、車載式畜産ふん尿処理装置や車載
式下水汚泥乾燥成形装置等として実用化することが可能
である。 (6) システム全体を飛躍的にコンパクト、かつ、経
済的にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態による湿潤廃棄物の混
合・乾燥装置を示す系統的概略構成図である。
【図2】本発明の実施の第1形態における垂直配管部の
混合装置の一例を示す概略構成図である。
【図3】本発明の実施の第2形態による湿潤廃棄物の混
合・乾燥装置を示す系統的概略構成図である。
【図4】本発明の実施の第3形態による湿潤廃棄物の混
合・乾燥装置を示す系統的概略構成図である。
【符号の説明】
10 原料供給管 12 混合装置 14、14a、14b、14c、14d サイクロン 16、16a、16b 乾燥固形物貯槽 18、34 ロータリバルブ等の弁(排出機) 20 乾燥物返送用の垂直配管 22 気流搬送配管 24 垂直配管部 25 燃焼排ガス管 26 ガスタービン 28 気流乾燥機 30 解砕機 32 気流乾燥管 36 成形機 38 ガス循環配管 40 ガス排出配管 42 脱臭装置 44、46 ダンパ等の弁 48 排ガスファン 50 発電機 52 乾燥固形物内部寄せ集め用シュート 54 湿潤廃棄物分散ノズル 56a、56b 撹拌混合用羽根(パドル) 58 混合物内部寄せ集め羽根 60 壁面付着防止用部材 62 ブリッジ防止用搬送スクリュー 64 モータ 66 駆動軸 68 一体化された回転体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年10月22日(1999.10.
22)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の湿潤廃棄物の混合・乾燥方法は、固気分
離装置で分離された乾燥固形物(乾燥粉体)を気流搬送
配管に導入する垂直配管部(鉛直配管部)に混合装置を
設け、湿潤廃棄物を混合装置に供給して乾燥固形物(乾
燥粉体)と混合し、この混合物を混合装置から気流搬送
配管に導入し、気流搬送配管内を流れる固気分離装置出
口ガスの一部である気流搬送用の循環ガス及び乾燥用の
熱源である高温ガスからなる乾燥用排ガスとともに気流
乾燥機に導入して解砕・乾燥させ、乾燥固形物(乾燥粉
体)を含む気流乾燥機出口ガスを固気分離装置に導入
し、分離された乾燥固形物(乾燥粉体)を固気分離装置
下部に接続された乾燥固形物貯槽に貯留して、乾燥固形
物貯槽内の乾燥固形物(乾燥粉体)の一部を系外に排出
するとともに、乾燥固形物貯槽内の乾燥固形物(乾燥粉
体)の残部を気流搬送配管に接続される垂直配管部の混
合装置に返送し、分離された固気分離装置出口ガスの一
部を気流搬送用の循環ガスとして混合装置からの前記混
合物を搬送する気流搬送配管に循環させるように構成さ
れている(図1参照)。なお、固気分離装置としては、
一例として、サイクロンが用いられる。また、分離され
た固気分離装置出口ガスの残部は脱臭等されて系外に排
出される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】また、本発明の方法は、直列に配置される
第1固気分離装置及び第2固気分離装置で分離された乾
燥固形物(乾燥粉体)を気流搬送配管に導入する垂直配
管部に混合装置を設け、湿潤廃棄物を混合装置に供給し
て乾燥固形物(乾燥粉体)と混合し、この混合物を混合
装置から気流搬送配管に導入し、気流搬送配管内を流れ
第2固気分離装置出口ガスの一部である気流搬送用の
循環ガス及び乾燥用の熱源である高温ガスからなる乾燥
用排ガスとともに気流乾燥機に導入して解砕・乾燥さ
せ、乾燥固形物(乾燥粉体)を含む気流乾燥機出口ガス
を粗取り用の第1固気分離装置に導入し、粗分離された
乾燥固形物(乾燥粉体)を第1固気分離装置及び第2固
気分離装置の下部に接続された乾燥固形物貯槽に貯留
し、第1固気分離装置からの乾燥固形物(乾燥粉体)を
含む第1固気分離装置出口ガスを高精度の第2固気分離
装置に導入して、分離された乾燥固形物(乾燥粉体)を
前記乾燥固形物貯槽に貯留し、乾燥固形物貯槽内の乾燥
固形物(乾燥粉体)の一部を系外に排出するとともに、
乾燥固形物貯槽内の乾燥固形物(乾燥粉体)の残部を気
流搬送配管に接続される垂直配管部の混合装置に返送
し、分離された第2固気分離装置出口ガスの一部を気流
搬送用の循環ガスとして混合装置からの前記混合物を搬
送する気流搬送配管に循環させることを特徴としている
(図3参照)。この場合、第1固気分離装置は粗取り用
であり、乾燥固形物(乾燥粉体)の粗分離が行えればよ
いので、装置高さを低くすることが可能である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】また、本発明の方法は、並列に配置される
第1固気分離装置及び第2固気分離装置で分離された乾
燥固形物(乾燥粉体)を気流搬送配管に導入する垂直配
管部に混合装置を設け、湿潤廃棄物を混合装置に供給し
て乾燥固形物(乾燥粉体)と混合し、この混合物を混合
装置から気流搬送配管に導入し、気流搬送配管内を流れ
第1固気分離装置出口ガス及び第2固気分離装置出口
ガスの合計の一部である気流搬送用の循環ガス並びに乾
燥用の熱源である高温ガスからなる乾燥用排ガスととも
に気流乾燥機に導入して解砕・乾燥させ、乾燥固形物
(乾燥粉体)を含む気流乾燥機出口ガスの一部を第1固
気分離装置に導入し、分離された乾燥固形物(乾燥粉
体)を第1固気分離装置及び第2固気分離装置の下部に
接続された乾燥固形物貯槽に貯留し、乾燥固形物(乾燥
粉体)を含む気流乾燥機出口ガスの残部を第2固気分離
装置に第1固気分離装置と並列に導入して、分離された
乾燥固形物(乾燥粉体)を前記乾燥固形物貯槽に貯留
し、乾燥固形物貯槽内の乾燥固形物(乾燥粉体)の一部
を系外に排出するとともに、乾燥固形物貯槽内の乾燥固
形物(乾燥粉体)の残部を気流搬送配管に接続される垂
直配管部の混合装置に返送し、分離された第1固気分離
装置出口ガス及び第2固気分離装置出口ガスの合計の一
部を気流搬送用の循環ガスとして混合装置からの前記混
合物を搬送する気流搬送配管に循環させることを特徴と
している(図4参照)。この場合、固気分離装置1基当
たりの処理量が減少するので、それぞれの固気分離装置
のサイズを小さくすることができる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】本発明の湿潤廃棄物の混合・乾燥装置は、
固気分離装置で分離された乾燥固形物(乾燥粉体)を気
流搬送配管に導入する垂直配管部(鉛直配管部)に設け
られた、乾燥固形物(乾燥粉体)と湿潤廃棄物とを撹拌
・混合し、さらに解砕・搬送する部材を備えた混合装置
と、湿潤廃棄物を混合装置に供給する原料供給管と、混
合装置から気流搬送配管に導入される乾燥固形物(乾燥
粉体)と湿潤廃棄物との撹拌混合物を、固気分離装置出
口ガスの一部である気流搬送用の循環ガス及び乾燥用の
熱源である高温ガスからなる乾燥用排ガスとともに導入
して、該撹拌混合物を解砕しつつ乾燥させる解砕機と、
さらに気流乾燥するための気流乾燥管とからなる気流乾
燥機と、気流乾燥機からの乾燥固形物(乾燥粉体)を含
む気流乾燥機出口ガスを導入して固気分離を行う固気分
離装置と、固気分離装置で分離された乾燥固形物(乾燥
粉体)が貯留される固気分離装置下部に接続された乾燥
固形物貯槽と、固気分離装置で分離された乾燥固形物
(乾燥粉体)の一部が投入される乾燥固形物貯槽に接続
された成形機と、固気分離装置で分離された乾燥固形物
(乾燥粉体)の残部を前記混合装置に供給するための乾
燥固形物貯槽に接続された排出機を備えた乾燥物返送用
の垂直配管(鉛直配管)と、固気分離装置で分離された
固気分離装置出口ガスの一部を気流搬送用の循環ガスと
してガス循環配管を介して前記気流搬送配管に循環させ
るとともに、固気分離装置出口ガスの残部をガス排出配
管を介して脱臭装置に導入するための排ガスファンとを
包含することを特徴としている(図1参照)。なお、固
気分離装置としては、一例として、サイクロンが用いら
れる。また、成形機としては、一例として、多数の小孔
を有する円盤部の上面を複数の円柱体が回転し、多数の
小孔から小円柱状(クレヨン状)の成形物が押し出され
る構成の連続成形機等が用いられる。また、脱臭装置と
しては、一例として、バグフィルタ式脱臭装置、吸着剤
充填式脱臭装置、スクラバー洗浄式脱臭装置、生物担体
充填式脱臭装置、触媒酸化脱臭装置、高温酸化脱臭装
置、オゾン酸化式脱臭装置等が用いられる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】また、本発明の装置は、直列に配置された
第1固気分離装置及び第2固気分離装置で分離された乾
燥固形物(乾燥粉体)を気流搬送配管に導入する垂直配
管部に設けられた、乾燥固形物(乾燥粉体)と湿潤廃棄
物とを撹拌・混合し、さらに解砕・搬送する部材を備え
た混合装置と、湿潤廃棄物を混合装置に供給する原料供
給管と、混合装置から気流搬送配管に導入される乾燥固
形物(乾燥粉体)と湿潤廃棄物との撹拌混合物を、第2
固気分離装置出口ガスの一部である気流搬送用の循環ガ
ス及び乾燥用の熱源である高温ガスからなる乾燥用排ガ
スとともに導入して、該撹拌混合物を解砕しつつ乾燥さ
せる解砕機と、さらに気流乾燥するための気流乾燥管と
からなる気流乾燥機と、気流乾燥機からの乾燥固形物
(乾燥粉体)を含む気流乾燥機出口ガスを導入して乾燥
固形物(乾燥粉体)の粗分離を行う第1固気分離装置
と、第1固気分離装置からの乾燥固形物(乾燥粉体)を
含む第1固気分離装置出口ガスを導入して高精度の固気
分離を行う第2固気分離装置と、第1固気分離装置及び
第2固気分離装置で分離された乾燥固形物(乾燥粉体)
が貯留される第1固気分離装置及び第2固気分離装置の
下部に接続された乾燥固形物貯槽と、第1固気分離装置
及び第2固気分離装置で分離された乾燥固形物(乾燥粉
体)の一部が投入される乾燥固形物貯槽に接続された成
形機と、第1固気分離装置及び第2固気分離装置で分離
された乾燥固形物(乾燥粉体)の残部を前記混合装置に
供給するための乾燥固形物貯槽に接続された排出機を備
えた乾燥物返送用の垂直配管と、第2固気分離装置で分
離された第2固気分離装置出口ガスの一部を気流搬送用
の循環ガスとしてガス循環配管を介して前記気流搬送配
管に循環させるとともに、第2固気分離装置出口ガスの
残部をガス排出配管を介して脱臭装置に導入するための
排ガスファンとを包含することを特徴としている(図3
参照)。この場合、第1固気分離装置は粗取り用であ
り、乾燥固形物(乾燥粉体)の粗分離が行えればよいの
で、装置高さを低くすることが可能である。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】また、本発明の装置は、並列に配置された
第1固気分離装置及び第2固気分離装置で分離された乾
燥固形物(乾燥粉体)を気流搬送配管に導入する垂直配
管部に設けられた、乾燥固形物(乾燥粉体)と湿潤廃棄
物とを撹拌・混合し、さらに解砕・搬送する部材を備え
た混合装置と、湿潤廃棄物を混合装置に供給する原料供
給管と、混合装置から気流搬送配管に導入される乾燥固
形物(乾燥粉体)と湿潤廃棄物との撹拌混合物を、第1
固気分離装置出口ガス及び第2固気分離装置出口ガスの
合計の一部である気流搬送用の循環ガス並びに乾燥用の
熱源である高温ガスからなる乾燥用排ガスとともに導入
して、該撹拌混合物を解砕しつつ乾燥させる解砕機と、
さらに気流乾燥するための気流乾燥管とからなる気流乾
燥機と、気流乾燥機からの乾燥固形物(乾燥粉体)を含
む気流乾燥機出口ガスの一部を導入して固気分離を行う
第1固気分離装置と、気流乾燥機からの乾燥固形物(乾
燥粉体)を含む気流乾燥機出口ガスの残部を導入して固
気分離を行うために第1固気分離装置と並列に設けられ
た第2固気分離装置と、第1固気分離装置及び第2固気
分離装置で分離された乾燥固形物(乾燥粉体)が貯留さ
れる第1固気分離装置及び第2固気分離装置の下部に接
続された乾燥固形物貯槽と、第1固気分離装置及び第2
固気分離装置で分離された乾燥固形物(乾燥粉体)の一
部が投入される乾燥固形物貯槽に接続された成形機と、
第1固気分離装置及び第2固気分離装置で分離された乾
燥固形物(乾燥粉体)の残部を前記混合装置に供給する
ための乾燥固形物貯槽に接続された排出機を備えた乾燥
物返送用の垂直配管と、第1固気分離装置出口ガス及び
第2固気分離装置出口ガスの合計の一部を気流搬送用の
循環ガスとしてガス循環配管を介して前記気流搬送配管
に循環させるとともに、第1固気分離装置出口ガス及び
第2固気分離装置出口ガスの合計の残部をガス排出配管
を介して脱臭装置に導入するための排ガスファンとを包
含することを特徴としている(図4参照)。この場合、
固気分離装置1基当たりの処理量が減少するので、それ
ぞれの固気分離装置のサイズを小さくすることができ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F26B 11/16 B09B 3/00 303H (72)発明者 永易 弘三 兵庫県明石市川崎町1番1号 川崎重工業 株式会社明石工場内 (72)発明者 楠田 浩雅 兵庫県明石市川崎町1番1号 川崎重工業 株式会社明石工場内 (72)発明者 福山 邦夫 神戸市中央区東川崎町1丁目1番3号 川 崎重工業株式会社神戸本社内 (72)発明者 澤井 正和 神戸市中央区東川崎町1丁目1番3号 川 崎重工業株式会社神戸本社内 Fターム(参考) 3L113 AA04 AA07 AB03 AC03 AC45 AC46 AC48 AC49 AC50 AC53 AC56 AC58 AC59 AC60 AC61 AC63 AC67 AC79 AC87 AC90 BA36 BA37 BA38 DA02 DA03 DA05 DA06 DA14 4D004 AA02 BA03 BA04 CA04 CA15 CA42 CA45 CA48 CB13 CB50 CC02 4D059 AA01 AA03 BD01 BJ03 BK01 BK08 BK11 CC01 CC03 4H015 AA01 AB01 BA09 BB03 CB01

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固気分離装置で分離された乾燥固形物を
    気流搬送配管に導入する垂直配管部に混合装置を設け、
    湿潤廃棄物を混合装置に供給して乾燥固形物と混合し、
    この混合物を混合装置から気流搬送配管に導入し、気流
    搬送配管内を流れる乾燥用排ガスとともに気流乾燥機に
    導入して解砕・乾燥させ、乾燥固形物を含む気流乾燥機
    出口ガスを固気分離装置に導入し、分離された乾燥固形
    物を固気分離装置下部に接続された乾燥固形物貯槽に貯
    留して、乾燥固形物貯槽内の乾燥固形物の一部を系外に
    排出するとともに、乾燥固形物貯槽内の乾燥固形物の残
    部を気流搬送配管に接続される垂直配管部の混合装置に
    返送し、分離された固気分離装置出口ガスの一部を混合
    装置からの前記混合物を搬送する気流搬送配管に循環さ
    せることを特徴とする湿潤廃棄物の混合・乾燥方法。
  2. 【請求項2】 直列に配置される第1固気分離装置及び
    第2固気分離装置で分離された乾燥固形物を気流搬送配
    管に導入する垂直配管部に混合装置を設け、湿潤廃棄物
    を混合装置に供給して乾燥固形物と混合し、この混合物
    を混合装置から気流搬送配管に導入し、気流搬送配管内
    を流れる乾燥用排ガスとともに気流乾燥機に導入して解
    砕・乾燥させ、乾燥固形物を含む気流乾燥機出口ガスを
    粗取り用の第1固気分離装置に導入し、粗分離された乾
    燥固形物を第1固気分離装置及び第2固気分離装置の下
    部に接続された乾燥固形物貯槽に貯留し、第1固気分離
    装置からの乾燥固形物を含む第1固気分離装置出口ガス
    を高精度の第2固気分離装置に導入して、分離された乾
    燥固形物を前記乾燥固形物貯槽に貯留し、乾燥固形物貯
    槽内の乾燥固形物の一部を系外に排出するとともに、乾
    燥固形物貯槽内の乾燥固形物の残部を気流搬送配管に接
    続される垂直配管部の混合装置に返送し、分離された第
    2固気分離装置出口ガスの一部を混合装置からの前記混
    合物を搬送する気流搬送配管に循環させることを特徴と
    する湿潤廃棄物の混合・乾燥方法。
  3. 【請求項3】 並列に配置される第1固気分離装置及び
    第2固気分離装置で分離された乾燥固形物を気流搬送配
    管に導入する垂直配管部に混合装置を設け、湿潤廃棄物
    を混合装置に供給して乾燥固形物と混合し、この混合物
    を混合装置から気流搬送配管に導入し、気流搬送配管内
    を流れる乾燥用排ガスとともに気流乾燥機に導入して解
    砕・乾燥させ、乾燥固形物を含む気流乾燥機出口ガスの
    一部を第1固気分離装置に導入し、分離された乾燥固形
    物を第1固気分離装置及び第2固気分離装置の下部に接
    続された乾燥固形物貯槽に貯留し、乾燥固形物を含む気
    流乾燥機出口ガスの残部を第2固気分離装置に第1固気
    分離装置と並列に導入して、分離された乾燥固形物を前
    記乾燥固形物貯槽に貯留し、乾燥固形物貯槽内の乾燥固
    形物の一部を系外に排出するとともに、乾燥固形物貯槽
    内の乾燥固形物の残部を気流搬送配管に接続される垂直
    配管部の混合装置に返送し、分離された第1固気分離装
    置出口ガス及び第2固気分離装置出口ガスの合計の一部
    を混合装置からの前記混合物を搬送する気流搬送配管に
    循環させることを特徴とする湿潤廃棄物の混合・乾燥方
    法。
  4. 【請求項4】 垂直配管部に設けられた混合装置の上側
    から乾燥固形物を装置内部に供給し、混合装置内上部に
    略水平方向に挿設された配管から湿潤廃棄物を装置内部
    に分散させて前記乾燥固形物と混合し、ついで、乾燥固
    形物と湿潤廃棄物との混合物を撹拌混合用部材で撹拌・
    混合するとともに、混合装置内壁面に付着した乾燥固形
    物と湿潤廃棄物との撹拌混合物をかき取り、さらに、乾
    燥固形物と湿潤廃棄物との撹拌混合物を混合装置下部で
    解砕しながら搬送しつつ、気流搬送配管に導入する請求
    項1、2又は3記載の湿潤廃棄物の混合・乾燥方法。
  5. 【請求項5】 気流乾燥機に導入される乾燥用排ガスの
    熱源が、発電機に連結されたガスタービン及び発電機に
    連結されたディーゼルエンジンのいずれかの燃焼排ガス
    の一部又は全量である請求項1〜4のいずれかに記載の
    湿潤廃棄物の混合・乾燥方法。
  6. 【請求項6】 系外に排出する乾燥固形物を成形する請
    求項1〜5のいずれかに記載の湿潤廃棄物の混合・乾燥
    方法。
  7. 【請求項7】 固気分離装置で分離された乾燥固形物を
    気流搬送配管に導入する垂直配管部に設けられた、乾燥
    固形物と湿潤廃棄物とを撹拌・混合し、さらに解砕・搬
    送する部材を備えた混合装置と、 湿潤廃棄物を混合装置に供給する原料供給管と、 混合装置から気流搬送配管に導入される乾燥固形物と湿
    潤廃棄物との撹拌混合物を乾燥用排ガスとともに導入し
    て、該撹拌混合物を解砕しつつ乾燥させる解砕機と、さ
    らに気流乾燥するための気流乾燥管とからなる気流乾燥
    機と、 気流乾燥機からの乾燥固形物を含む気流乾燥機出口ガス
    を導入して固気分離を行う固気分離装置と、 固気分離装置で分離された乾燥固形物が貯留される固気
    分離装置下部に接続された乾燥固形物貯槽と、 固気分離装置で分離された乾燥固形物の一部が投入され
    る乾燥固形物貯槽に接続された成形機と、 固気分離装置で分離された乾燥固形物の残部を前記混合
    装置に供給するための乾燥固形物貯槽に接続された排出
    機を備えた乾燥物返送用の垂直配管と、 固気分離装置で分離された固気分離装置出口ガスの一部
    をガス循環配管を介して前記気流搬送配管に循環させる
    とともに、固気分離装置出口ガスの残部をガス排出配管
    を介して脱臭装置に導入するための排ガスファンとを包
    含することを特徴とする湿潤廃棄物の混合・乾燥装置。
  8. 【請求項8】 直列に配置された第1固気分離装置及び
    第2固気分離装置で分離された乾燥固形物を気流搬送配
    管に導入する垂直配管部に設けられた、乾燥固形物と湿
    潤廃棄物とを撹拌・混合し、さらに解砕・搬送する部材
    を備えた混合装置と、 湿潤廃棄物を混合装置に供給する原料供給管と、 混合装置から気流搬送配管に導入される乾燥固形物と湿
    潤廃棄物との撹拌混合物を乾燥用排ガスとともに導入し
    て、該撹拌混合物を解砕しつつ乾燥させる解砕機と、さ
    らに気流乾燥するための気流乾燥管とからなる気流乾燥
    機と、 気流乾燥機からの乾燥固形物を含む気流乾燥機出口ガス
    を導入して乾燥固形物の粗分離を行う第1固気分離装置
    と、 第1固気分離装置からの乾燥固形物を含む第1固気分離
    装置出口ガスを導入して高精度の固気分離を行う第2固
    気分離装置と、 第1固気分離装置及び第2固気分離装置で分離された乾
    燥固形物が貯留される第1固気分離装置及び第2固気分
    離装置の下部に接続された乾燥固形物貯槽と、 第1固気分離装置及び第2固気分離装置で分離された乾
    燥固形物の一部が投入される乾燥固形物貯槽に接続され
    た成形機と、 第1固気分離装置及び第2固気分離装置で分離された乾
    燥固形物の残部を前記混合装置に供給するための乾燥固
    形物貯槽に接続された排出機を備えた乾燥物返送用の垂
    直配管と、 第2固気分離装置で分離された第2固気分離装置出口ガ
    スの一部をガス循環配管を介して前記気流搬送配管に循
    環させるとともに、第2固気分離装置出口ガスの残部を
    ガス排出配管を介して脱臭装置に導入するための排ガス
    ファンとを包含することを特徴とする湿潤廃棄物の混合
    ・乾燥装置。
  9. 【請求項9】 並列に配置された第1固気分離装置及び
    第2固気分離装置で分離された乾燥固形物を気流搬送配
    管に導入する垂直配管部に設けられた、乾燥固形物と湿
    潤廃棄物とを撹拌・混合し、さらに解砕・搬送する部材
    を備えた混合装置と、 湿潤廃棄物を混合装置に供給する原料供給管と、 混合装置から気流搬送配管に導入される乾燥固形物と湿
    潤廃棄物との撹拌混合物を乾燥用排ガスとともに導入し
    て、該撹拌混合物を解砕しつつ乾燥させる解砕機と、さ
    らに気流乾燥するための気流乾燥管とからなる気流乾燥
    機と、 気流乾燥機からの乾燥固形物を含む気流乾燥機出口ガス
    の一部を導入して固気分離を行う第1固気分離装置と、 気流乾燥機からの乾燥固形物を含む気流乾燥機出口ガス
    の残部を導入して固気分離を行うために第1固気分離装
    置と並列に設けられた第2固気分離装置と、 第1固気分離装置及び第2固気分離装置で分離された乾
    燥固形物が貯留される第1固気分離装置及び第2固気分
    離装置の下部に接続された乾燥固形物貯槽と、 第1固気分離装置及び第2固気分離装置で分離された乾
    燥固形物の一部が投入される乾燥固形物貯槽に接続され
    た成形機と、 第1固気分離装置及び第2固気分離装置で分離された乾
    燥固形物の残部を前記混合装置に供給するための乾燥固
    形物貯槽に接続された排出機を備えた乾燥物返送用の垂
    直配管と、 第1固気分離装置出口ガス及び第2固気分離装置出口ガ
    スの合計の一部をガス循環配管を介して前記気流搬送配
    管に循環させるとともに、第1固気分離装置出口ガス及
    び第2固気分離装置出口ガスの合計の残部をガス排出配
    管を介して脱臭装置に導入するための排ガスファンとを
    包含することを特徴とする湿潤廃棄物の混合・乾燥装
    置。
  10. 【請求項10】 垂直配管部に設けられた混合装置が、
    装置上部に、乾燥固形物貯槽から乾燥物返送用の垂直配
    管を介して排出機から供給される乾燥固形物を装置内部
    の横断面略中央部方向の湿潤廃棄物の分散口付近に寄せ
    集めるための乾燥固形物内部寄せ集め部材を有し、 乾燥固形物内部寄せ集め部材の下方近傍の装置内部に、
    乾燥固形物内部寄せ集め部材で寄せ集められ落下する乾
    燥固形物に湿潤廃棄物を分散させて混合するための分散
    ノズルを設けた原料供給管を、混合装置側部から略水平
    方向に挿設し、 原料供給管下側の装置内部に、乾燥固形物と湿潤廃棄物
    との混合物を撹拌・混合するための少なくとも1つの撹
    拌混合用部材を有し、 混合装置内下部の気流搬送配管近傍に、乾燥固形物と湿
    潤廃棄物との撹拌混合物を解砕して気流搬送配管に搬送
    するためのブリッジ防止用搬送部材を有してなる混合装
    置である請求項7、8又は9記載の湿潤廃棄物の混合・
    乾燥装置。
  11. 【請求項11】 垂直配管部に設けられた混合装置が、
    装置上部に、乾燥固形物貯槽から乾燥物返送用の垂直配
    管を介して排出機から供給される乾燥固形物を装置内部
    の横断面略中央部方向の湿潤廃棄物の分散口付近に寄せ
    集めるための乾燥固形物内部寄せ集め部材を有し、 乾燥固形物内部寄せ集め部材の下方近傍の装置内部に、
    乾燥固形物内部寄せ集め部材で寄せ集められ落下する乾
    燥固形物に湿潤廃棄物を分散させて混合するための分散
    ノズルを設けた原料供給管を、混合装置側部から略水平
    方向に挿設し、 原料供給管下側の装置内部に、乾燥固形物と湿潤廃棄物
    との混合物を撹拌・混合するための少なくとも1つの撹
    拌混合用部材を有し、 撹拌混合用部材近傍の装置内部に、乾燥固形物と湿潤廃
    棄物との撹拌混合物を装置内壁面側から略中央部方向に
    寄せ集めるための混合物内部寄せ集め部材を有し、 混合物内部寄せ集め部材と一体又は別体として、装置内
    壁面に付着した乾燥固形物と湿潤廃棄物との撹拌混合物
    をかき取るための壁面付着防止用部材を有し、 混合装置内下部の気流搬送配管近傍に、乾燥固形物と湿
    潤廃棄物との撹拌混合物を解砕して気流搬送配管に搬送
    するためのブリッジ防止用搬送部材を有してなる混合装
    置である請求項7、8又は9記載の湿潤廃棄物の混合・
    乾燥装置。
  12. 【請求項12】 混合装置の横断面方向の直径が、乾燥
    物返送用の垂直配管の横断面方向の直径と略同一又は該
    直径よりわずかに大きいものである請求項7〜11のい
    ずれかに記載の湿潤廃棄物の混合・乾燥装置。
  13. 【請求項13】 ガスタービン又はディーゼルエンジン
    の燃焼排ガスの一部又は全量が、乾燥用排ガスの熱源と
    して気流搬送配管を介して気流乾燥機に導入されるよう
    に、ガスタービン又はディーゼルエンジンの燃焼排ガス
    管と気流搬送配管とが接続された請求項7〜12のいず
    れかに記載の湿潤廃棄物の混合・乾燥装置。
  14. 【請求項14】 請求項7〜13のいずれかに記載の装
    置が車載型装置として構成されている湿潤廃棄物の混合
    ・乾燥装置。
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