JP2004356729A - 高周波回路および通信装置 - Google Patents

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芳夫 板垣
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Abstract

【課題】信号の増幅に関わる電力効率の向上を図りながら、増幅後の信号の電力レベルの安定化を図ることにある。
【解決手段】ディジタル変調部11および直交変調部14は、CCK方式またはOFDM方式から選択された一の変調方式に従って変調信号を生成する。変調信号を、可変利得回路16,19を介して電力増幅器20に入力し、増幅する。制御部21は、電力増幅器20のバイアス点を、選択された変調方式に対応して制御する。かつ制御部21は、電力増幅器20のバイアス点を制御することに伴う電力増幅器20の利得変化を補償するように、可変利得回路16,19の利得を制御する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の変調方式を選択的に使用することが可能で、かつ各変調方式の変調信号を単一の増幅器で増幅するようにした高周波回路および通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
異なる変調方式の変調信号を単一の増幅器回路で増幅する技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
【0003】
特許文献1においては、増幅器回路へと与える制御信号BIASおよび制御信号Vccを変調方式に応じて変化させて、増幅器回路を変調方式毎に予め定められた無信号時動作点に設定することが示されている。これにより変調方式の違いに対応して増幅器回路の動作パラメータを変化させ、電力効率の向上を図っている。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−216690公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記の従来技術では、増幅器回路へ入力される信号の電力レベルの違いを考慮することなく、増幅器回路の動作パラメータを変化させている。この動作パラメータを変化させると、増幅器回路の動作級が変化し、その電力利得が変化する。このため、増幅器回路で増幅した後の信号の電力レベルが各変調方式において満足すべき基準値に対して過不足の状態となるおそれがあった。
【0006】
本発明はこのような事情を考慮してなされたものであり、その目的とするところは、信号の増幅に関わる電力効率の向上を図りながら、増幅後の信号の電力レベルの安定化を図ることができる高周波回路および通信装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
以上の目的を達成するために本発明は、複数の変調方式から選択された一の変調方式に従って変調信号を生成する変調手段と、前記変調信号を増幅する電力増幅器と、前記選択された変調方式に応じて前記電力増幅器のバイアス点を変化せしめるとともに、前記変調信号の出力信号レベルを変化せしめる制御手段とを備えた。
【0008】
このような手段を講じたことにより、複数の変調方式から選択された一の変調方式に従って生成された変調信号は電力増幅器で増幅される。電力増幅器のバイアス点は、変調信号を生成する際に用いられる変調方式に対応して制御される。また、例えば電力増幅器のバイアス点が制御されることに伴う電力増幅器の利得変化を補償し、電力増幅器の出力信号のひずみを基準値以下に抑えるように、変調信号の出力信号レベルが制御される。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態につき説明する。
【0010】
(第1の実施形態)
第1の実施形態では、IEEE802.11b規格(以下、11b規格と称する)およびIEEE802.11g規格(以下、11g規格と称する)の双方に対応する無線LAN機器に好適な高周波回路について述べる。
【0011】
図1は第1の実施形態に係る高周波回路1のブロック図である。
【0012】
図1に示す高周波回路1は、ディジタル変調部11、D/A変換部12,13、直交変調部14、発振器15,18、可変利得回路16,19、ミキサ17、電力増幅器20、制御部21およびテーブル22を含み、これらを組合わせて1つのモジュールを構成している。
【0013】
ディジタル変調部11へは、高周波回路1の外部から端子T1を介してデータが入力される。ディジタル変調部11は、上記データを変調し、I系列およびQ系列のデータを出力する。ディジタル変調部11は、11b規格で採用されるCCK(Complementary Code Keying)方式および11g規格で採用されるOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式を選択的に用いることができる。ディジタル変調部11は、端子T2を介して入力される変調方式指示信号に基づいて、CCK方式またはOFDM方式を選択する。
【0014】
D/A変換部12,13は、上記I系列およびQ系列のデータをそれぞれアナログ信号に変換する。
【0015】
直交変調部14は、ミキサ14a,14b、移相器14cおよび加算器14dを含んでおり、周知の構成を持つ。直交変調部14は、D/A変換部12,13のそれぞれの出力信号を、発振器15が出力する中間周波帯のローカル信号を用いて直交変調し、1系列の変調信号を得る。
【0016】
可変利得回路16は、直交変調部14の出力信号の電力レベルを変化させる。可変利得回路16は、制御部21から出力される第1レベル制御信号に応じて利得を定める。
【0017】
ミキサ17は、発振器18が出力する無線周波帯のローカル信号を用いて、可変利得回路16の出力信号を無線周波帯にアップコンバートする。
【0018】
可変利得回路19は、ミキサ17の出力信号の電力レベルを変化させる。可変利得回路19は、制御部21から出力される第2レベル制御信号のレベルに応じて利得を定める。
【0019】
電力増幅器20は、可変利得回路19の出力信号を無線送信するための電力レベルまで電力増幅する。電力増幅器20の出力信号は、端子T3より高周波回路1の外部へ出力される。電力増幅器20は、制御部21から出力されるバイアス制御信号のレベルに応じてバイアス点が変化する。
【0020】
制御部21は、第1レベル制御信号、第2レベル制御信号およびバイアス制御信号を生成し、出力する。制御部21は、変調方式指示信号に基づいて、ディジタル変調部11が使用する変調方式を判定する。制御部21は、判定した変調方式についてテーブル22に記憶された情報を取得し、第1レベル制御信号、第2レベル制御信号およびバイアス制御信号を上記取得した情報が示すレベルとする。
【0021】
テーブル22は、ディジタル変調部11でCCK方式が用いられる場合と、OFDM方式が用いられる場合とのそれぞれついて、第1レベル制御信号、第2レベル制御信号およびバイアス制御信号のそれぞれのレベルを示した情報を記憶する。
【0022】
図2はテーブル22に記憶された情報を示す図である。
【0023】
この図2に示すようにテーブル22は、バイアス制御信号、第1レベル制御信号および第2レベル制御信号のそれぞれのレベルを、CCK方式が用いられる場合にはL11、L21、L31とし、OFDM方式が用いられる場合にはL12、L22、L32とすることを記述した情報を記憶する。
【0024】
次に以上のように構成された高周波回路1の動作につき説明する。
【0025】
端子T1からデータが入力されたならば、ディジタル変調部11がCCK方式またはOFDM方式を用いて上記のデータを変調する。これによりディジタル変調部11からは、I系列およびQ系列の信号がそれぞれ出力される。この2系列の信号は、D/A変換部12,13によりアナログ信号に変換された後、直交変調部14により直交変調される。
【0026】
この直交変調の結果として直交変調部14から出力される信号は、可変利得回路16によりレベルが調整された上で、発振器18が出力するローカル信号がミキサ17にて合成されることにより、無線周波帯にアップコンバートされる。ミキサ17が出力する信号は、可変利得回路19によりレベルが調整された上で、電力増幅器20により無線送信レベルまで増幅される。
【0027】
ところでテーブル22に記憶されるレベルL11の値は、電力増幅器20のバイアス点をB級動作点に相当する第1バイアス点に設定するためのバイアス制御信号のレベルとする。テーブル22に記憶されるレベルL12の値は、電力増幅器20のバイアス点を第1バイアス点よりもA級動作点寄りのAB級動作点に相当する第2バイアス点に設定するためのバイアス制御信号のレベルとする。これらのレベルL11,L12の値は、電力増幅器20の特性などを考慮して予め定める。
【0028】
制御部21は、変調方式指示信号に基づいて、ディジタル変調部11が使用する変調方式がCCK方式およびOFDM方式のいずれであるかを判定する。制御部21は、CCK方式であると判定したならば上記のレベルL11をテーブル22から取得し、バイアス制御信号をレベルL11とする。また制御部21は、OFDM方式であると判定したならば上記のレベルL12をテーブル22から取得し、バイアス制御信号をレベルL12とする。かくして、ディジタル変調部11がCCK方式を用いて変調しているときには、電力増幅器20のバイアス点がB級動作点に相当した第1バイアス点に設定される。これに対して、ディジタル変調部11がOFDM方式を用いて変調しているときには、電力増幅器20のバイアス点が第1バイアス点よりもA級動作点寄りのAB級動作点に相当する第2バイアス点に設定される。ただし、第1バイアス点および第2バイアス点は、各変調方式毎の歪みの基準値を満たす範囲内とする。
【0029】
具体的には、電力増幅器20は、バックオフ量を変更することで、バイアス点を変更できる。バックオフ量は、電力増幅器20に内蔵されているトランジスタ(図示せず)のベース部分に流れる電流を制御し、ベース−エミッタ間の電圧を変化させることによって変更できる。そして例えば、ベース−エミッタ間の電圧を2.9Vとしてバックオフ量を10dBとすることで、バイアス点がAB級動作点となる。また、ベース−エミッタ間の電圧を2.7Vとしてバックオフ量を3dBとすることで、バイアス点がB級動作点となる。
【0030】
さて、以上のように電力増幅器20のバイアス点を変更すると、電力増幅器20での電力利得は、例えばバックオフ量が10dBであるときに22dBになるのに対して、バックオフ量が3dBであるときに17dBになるといった具合に変化する。そこで、各変調方式に対応する送信電力の基準値を満たす為、電力増幅器20での電力利得の変化分を補償するように、制御部21が可変利得回路16,19の利得を調整する。
【0031】
制御部21は、ディジタル変調部11が使用する変調方式がCCK方式であると判定しているならば、上記のレベルL21,L31をテーブル22から取得し、第1レベル制御信号をレベルL21とし、第2レベル制御信号をレベルL31とする。また制御部21は、OFDM方式であると判定しているならば上記のレベルL22,L32をテーブル22から取得し、第1バイアス制御信号をレベルL22とし、第2レベル制御信号をレベルL32とする。レベルL21,L31は、CCK方式に対応する送信電力の基準値、CCK方式の時の電力増幅器20の電力利得、あるいは可変利得回路16,19の特性などを考慮して予め定める。レベル22,32は、OFDM方式に対応する送信電力の基準値、OFDM方式の時の電力増幅器20の電力利得、あるいは可変利得回路16,19の特性などを考慮して予め定める。例えば、CCK方式時およびOFDM方式時の送信電力の基準値が19dBmおよび22dBmであり、電力増幅器20の電力利得が17dBおよび22dBであるとするならば、電力増幅器20に入力される信号の電力を2dBmおよび0dBmとするように可変利得回路16,19のそれぞれの利得を定める。そして可変利得回路16,19を上記の定めた利得に制御するためのレベルにレベルL21,L22,L31,L32をそれぞれ定める。
【0032】
このように第1の実施形態によれば、電力増幅器20のバイアス点を適応的に変化させて電力効率の向上を図りながら、バイアス点の変化にともなう電力増幅器20の電力利得の変化を補償するように電力増幅器20へ入力される信号のレベルが増減され、この結果、電力増幅器20が出力する信号の各変調方式に対応する送信電力の基準値との差は小さく抑えられる。
【0033】
なお、各変調方式においても送信出力がそれぞれの基準値を満たすという条件の下で、可変利得回路16,19および電力増幅器のそれぞれのバイアス点に対応する、入力電力、電力利得および出力電力のうち少なくとも二つの情報を測定することで得られる値に基づいてテーブル22の情報を適切に設定するようにすれば、2つの変調方式のいずれが用いられる場合でも、高周波回路1の出力信号の電力レベルをほぼ各変調方式における基準値に調整することが可能である。
【0034】
ところで、電力増幅器20のバイアス点を変更すると、入力電力が大きい場合に出力信号に歪(電力増幅器20から出力される不要波成分と所望波成分との比率)が大きくなってしまうことがある。例を挙げると、電力増幅器20のバイアス点がAB級動作点からB級動作点に変更された場合、入力信号が大き過ぎると出力信号で大きな歪を生じる場合がある。そこで、電力増幅器20から出力される信号の不要波と所望信号成分との比率が歪み基準値以下、という条件を満たす範囲内でテーブル22の情報を適切に設定するようにすれば、高周波回路1の出力信号の歪みも小さく抑えることが可能である。
【0035】
(第2の実施形態)
以上のような高周波回路1を通信装置に組み込むに当っては、第1実施形態に示されるようなユニット構成とする必要はなく、以下に説明するような配置としても良い。
【0036】
図3は第2の実施形態に係る通信装置のブロック図である。なお、図1と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0037】
図3に示す通信装置は、ディジタル変調部11、D/A変換部12,13、直交変調部14、発振器15,18、可変利得回路16,19、ミキサ17、電力増幅器20、制御部21、テーブル22、データ生成部23、変調方式判断部24、変調方式決定部25、アンテナ共用器26、アンテナ27およびディジタル復調部28を含む。これらの各部のうち、ディジタル変調部11、D/A変換部12,13、制御部21、データ生成部23、変調方式判断部24、変調方式決定部25およびディジタル復調部28は、BB−LSI101として集積化されている。なお、テーブル22は、BB−LSI101の外部に設けることも可能である。また直交変調部14、発振器15,18、可変利得回路16,19およびミキサ17は、RF−IC102として集積化されている。
【0038】
データ生成部23は、送信対象となるデータを生成する。このデータ生成部23で生成されるデータが、ディジタル変調部11に入力される。
【0039】
変調方式判断部24は、例えばユーザによりなされるモード指定や通信可能なアクセスポイントが対応している通信方式などに基づいて変調方式を判断する。
【0040】
変調方式決定部25は、変調方式判断部24の判断結果に基づいて、ディジタル変調部11に使用させる変調方式を決定する。変調方式決定部25は、決定した変調方式を示した変調方式指示信号を出力する。
【0041】
アンテナ共用器26は、電力増幅器20が出力する信号をアンテナ27へ供給する。アンテナ共用器26は、アンテナ27により受信された信号をRF−IC102へ与える。
【0042】
ディジタル復調部28は、RF−IC102から与えられる信号を復調する。
【0043】
次に以上のように構成された通信装置の動作につき説明する。
【0044】
データ生成部23で生成されたデータを、ディジタル変調部11がCCK方式またはOFDM方式を用いて上記のデータを変調する。これによりディジタル変調部11からは、I系列およびQ系列の信号がそれぞれ出力される。この2系列の信号は、D/A変換部12,13によりアナログ信号に変換された後、直交変調部14により直交変調される。
【0045】
この直交変調の結果として直交変調部14から出力される信号は、可変利得回路16によりレベルが調整された上で、発振器18が出力するローカル信号がミキサ17にて合成されることにより、無線周波帯にアップコンバートされる。ミキサ17が出力する信号は、可変利得回路19によりレベルが調整された上で、電力増幅器20により無線送信レベルまで増幅される。電力増幅器20の出力信号は、アンテナ共用器26を介してアンテナ27へ供給され、無線送信される。
【0046】
ディジタル変調部11が用いる変調方式は、変調方式判断部24および変調方式決定部25により決定される。制御部21は、変調方式決定部25が出力する変調方式指示信号に基づいて、第1の実施形態と同様にして電力増幅器20のバイアス点と、可変利得回路16,19の利得とをそれぞれ制御する。
【0047】
このように第2の実施形態によれば、電力増幅器20のバイアス点を適応的に変化させて電力効率の向上を図りながら、バイアス点の変化にともなう電力増幅器20の電力利得の変化を補償するように電力増幅器20へ入力される信号のレベルが増減され、この結果、無線送信に係る送信電力のレベルの各変調方式における基準値に対する変動が小さく抑えられる。
【0048】
各実施形態は、次のような種々の変形実施が可能である。
【0049】
2つの変調方式のいずれか一方、あるいは双方が別の方式であっても良い。また3つ以上の変調方式を選択的に用いることを可能としても良い。
【0050】
制御部21は、バイアス制御信号、第1レベル制御信号および第2レベル制御信号のレベルを、その決定の条件判断などを含んで作成されたソフトウェアプログラムに基づくソフトウェア処理により決定するようにしても良い。
【0051】
制御部21は、バイアス制御信号、第1レベル制御信号および第2レベル制御信号のレベルを、ロジック回路などのようなハードウェアによりアナログ的に出力するようにしても良い。
【0052】
ディジタル変調部11が用いる変調方式に対応して利得を制御する対象を、可変利得回路16,19のいずれか一方のみとしても良い。
【0053】
通信装置は、無線通信を行うものには限らず、有線通信を行うものとしても実現可能である。
【0054】
前記各実施形態はスーパーへテロダイン方式となっているが、ダイレクトコンバージョン方式などの他の方式でも良い。
【0055】
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
【0056】
【発明の効果】
本発明によれば、電力増幅器のバイアス点を適宜変更することによって、信号の増幅に関わる電力効率の向上を図りながら、電力増幅器の利得変化を変調信号の出力信号レベルを制御することで補償することによって、増幅後の信号の電力レベルの安定化を図ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る高周波回路1のブロック図。
【図2】テーブル22に記憶された情報を示す図。
【図3】第2の実施形態に係る通信装置のブロック図。
【符号の説明】
1…高周波回路、11…ディジタル変調部、12,13…D/A変換部、14…直交変調部、15,18…発振器、16,19…可変利得回路、17…ミキサ、20…電力増幅器、21…制御部、22…テーブル、23…データ生成部、24…変調方式判断部、25…変調方式決定部、26…アンテナ共用器、27…アンテナ、28…ディジタル復調部。

Claims (6)

  1. 複数の変調方式から選択された一の変調方式に従って変調信号を生成する変調手段と、
    前記変調信号を増幅する電力増幅器と、
    前記選択された変調方式に応じて前記電力増幅器のバイアス点を変化せしめるとともに、前記変調信号の出力信号レベルを変化せしめる制御手段とを具備したことを特徴とする高周波回路。
  2. 変調方式に対応付けて前記電力増幅器のバイアス点および前記変調信号の出力信号レベル値を記述したテーブルをさらに備え、
    前記制御手段は前記テーブルを参照して前記電力増幅器のバイアス点および前記変調信号の出力信号レベルを変化せしめることを特徴とする請求項1に記載の高周波回路。
  3. 前記変調手段は、変調信号生成部と、前記変調信号生成部の変調出力信号が入力され前記電力増幅器へ変調信号を出力する可変利得部とを含み、
    前記可変利得部は、前記制御手段によりその利得が制御されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の高周波回路。
  4. 前記可変利得部は、前記変調信号生成部の変調出力信号を周波数変換するミキサ部を備えていることを特徴とする請求項3に記載の高周波回路。
  5. 前記ミキサ部の入力段および/または出力段に可変利得回路を具備したことを特徴とする請求項4に記載の高周波回路。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の高周波回路と、
    この高周波回路からの信号を出力するアンテナ部とを具備したことを特徴とする通信装置。
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