JP2004356032A - 電線接続構造及びコネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】導体当接型の電線接続構造において、電線接続作業に伴う電線導体の損傷を回避し、導体と端子との導通接触の安定性及び信頼性を確保する。
【解決手段】コネクタ10の本体16は、複数の端子12を支持する第1支持部材20と、第1支持部材20を支持する第2支持部材24とを組み合わせて構成される。第2支持部材24は、第1支持部材20に支持された複数の端子12の導体接続部14に個別に対向し得る複数の受け面22を有する。第1支持部材20と第2支持部材24とは、複数の端子12の導体接続部14と対応の受け面22との間に、それぞれ電線導体Cを配置できるように組み合わされ、この本体16に、当接部材18が組み付けられる。当接部材18には、第1支持部材20に支持された複数の端子12の導体接続部14を、第2支持部材24の対応の受け面22に向けて一様に押すように作用する押圧面26が設けられる。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電線導体と端子との相互接続構造に関し、特に、端子の導体接続部に電線導体を圧力下で当接する当接部材を備えた電線接続構造に関する。さらに本発明は、そのような電線接続構造を採用したコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
電線導体と端子との相互接続構造としては、電線端の所要長さに渡り被覆を除去して露出させた導体に、端子の導体接続部を塑性変形させて(すなわちかしめて)接続する構造(いわゆる圧着構造)と、端子の導体接続部に導体径よりも小幅のスリットを形成して鋭利な外形とし、この導体接続部を電線の被覆に穿刺して導体をスリットに圧入することにより接続する構造(いわゆる圧接構造)とが知られている。これら周知の電線接続構造では、近年の高密度接続の要求レベルに合致する電線導体の小径化及び端子配列の狭ピッチ化への対応が、接続作業性及び端子加工性の両面で困難になっている。そこで、そのような高密度接続に対応可能な電線接続構造として、電線端の所要長さに渡り被覆を除去して露出させた導体を、端子の導体接続部に圧力下で当接することにより接続する構造が、種々提案されている(例えば特許文献1及び2参照)。
【0003】
特許文献1に開示される導体当接型の電線接続構造は、電線導体に接続される導体接続部をそれぞれに有する複数の端子と、個々の導体接続部を露出させてそれら端子を支持する電気絶縁性の本体と、本体に組み付けられ、複数の端子の導体接続部に電線導体を個別に圧力下で当接する複数の当接部材とを備え、特に多芯フラットケーブルに適用可能なコネクタとして構成されている。このコネクタでは、複数の端子(ベースコンタクト)の各々に、曲折した外縁を有する導体接続部が設けられる一方、端子と同様の導電金属片からなる複数の当接部材(サポートコンタクト)の各々に、端子の導体接続部の曲折外縁に対応する曲折形状の当接面が設けられる。そして、複数の端子を所定の離間配置で整列支持する本体と、複数の当接部材を対応の離間配置で整列支持する電気絶縁性のカバーとを、両者間に接続対象ケーブルを配置した状態で、ケーブル延長方向に交差する方向へ相互に組み付けることにより、ケーブルの複数の導体が、対応する端子と当接部材との間で、端子の導体接続部の外縁及び当接部材の当接面の曲折形状に強制的に沿わされて、圧力下で固定的に挟持される。
【特許文献1】
特開2000−277190号公報
【0004】
また、特許文献2に開示される導体当接型の電線接続構造は、特許文献1の電線接続構造と同様に、複数の端子(ベースコンタクト)の各々に曲折外縁を有する導体接続部を設ける一方、複数の当接部材(サポートコンタクト)の各々に対応曲折形状の当接面を設けている。そして、複数の端子を所定の離間配置で整列支持する本体と、複数の当接部材を対応の離間配置で整列支持する電気絶縁性の一対のカバーとを、それらカバーの間に接続対象ケーブルを挟持した状態で、ケーブル延長方向に平行な方向へ相互に組み付けることにより、ケーブルの複数の導体が、対応する端子と当接部材との間で、端子の導体接続部の外縁及び当接部材の当接面の曲折形状に沿わされて、圧力下で固定的に挟持される。
【特許文献2】
特開2000−306622号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前述した特許文献1及び2に開示される電線接続構造は、互いに対応する曲折形状を有する端子の導体接続部の外縁と当接部材の当接面との間に、電線導体を、端子と当接部材との相対移動により圧力下で挟み込むように構成されている。したがって電線接続作業中に、電線導体が金属片に圧力下で擦り付けられることになるので、電線導体を損傷する危惧がある。
【0006】
また近年、ノート型パーソナルコンピュータや携帯電話等の、開閉式ディスプレイを備えた電子/情報機器において、機器本体とディスプレイとを連結するヒンジ部を跨いで敷設されるケーブルに、屈曲特性に優れた半硬質銅合金製の導体を有するものが採用され始めている。この種の半硬質導体は、屈曲や捻回に対する高水準の耐久性を発揮すると同時に、形状復元性に富むものである。したがって、前述した特許文献1及び2に開示される電線接続構造を、この種の半硬質導体を有するケーブルに適用する場合には、接続作業に際し、端子の導体接続部の曲折外縁や当接部材の曲折当接面に予めケーブル導体を沿わせて配置しておくことが、ケーブル導体の形状復元性に起因して極めて困難であるから、直線状に延びようとするケーブル導体を端子と当接部材との相対移動により強制的に曲折させながら両者間に徐々に挟持することになる。このような作業では、強制的な曲折作用の間にケーブル導体が端子及び当接部材に対して適正位置から逸脱し、結果としてケーブル導体と端子との導通接触の安定性及び信頼性が低下する懸念がある。
【0007】
本発明の目的は、端子の導体接続部に電線導体を圧力下で当接する当接部材を備えた電線接続構造において、電線接続作業に伴う電線導体の損傷を回避でき、しかも、半硬質導体を有する電線に対しても、導体と端子との導通接触の安定性及び信頼性を確保できる電線接続構造を提供することにある。
本発明の他の目的は、そのような優れた安定性及び信頼性を有する電線接続構造を採用し、電線導体の小径化及び端子配列の狭ピッチ化に対応した高密度接続型のコネクタを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、電線導体に接続される導体接続部を有する端子と、導体接続部を露出させて端子を支持する電気絶縁性の支持体と、端子の導体接続部に電線導体を圧力下で当接する当接部材とを具備する電線接続構造において、支持体は、端子を支持する第1支持部と、第1支持部に支持された端子の導体接続部に対向する受け面を有する第2支持部とを備え、導体接続部と受け面との間に電線導体が配置され、当接部材は、第1支持部に支持された端子の導体接続部を、第2支持部の受け面に向けて押すように作用する押圧面を有すること、を特徴とする電線接続構造を提供する。
【0009】
請求項2に記載の発明は、電線導体に接続される導体接続部を有する端子と、導体接続部を露出させて端子を支持する電気絶縁性の本体と、本体に組み付けられ、端子の導体接続部に電線導体を圧力下で当接する当接部材とを具備するコネクタにおいて、本体は、端子を支持する第1支持部材と、第1支持部材に支持された端子の導体接続部に対向する受け面を有して、第1支持部材を支持する第2支持部材とを備え、第1支持部材と第2支持部材とが、導体接続部と受け面との間に電線導体を配置できるように組み合わされ、当接部材は、本体に組み付けられたときに、第1支持部材に支持された端子の導体接続部を、第2支持部材の受け面に向けて押すように作用する押圧面を有すること、を特徴とするコネクタを提供する。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のコネクタにおいて、端子は、導体接続部に隣接するばね部を有し、当接部材は、本体に組み付けられたときに、押圧面で端子のばね部を押圧し、それによりばね部に生じるばね力の下で電線導体が導体接続部と受け面との間に挟持されるコネクタを提供する。
【0011】
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載のコネクタにおいて、当接部材は、押圧面を有する突起を備え、第2支持部材は、当接部材の突起を受容する凹所を備えるコネクタを提供する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。全図面に渡り、対応する構成要素には共通の参照符号を付す。
図1及び図2は、本発明の第1の実施形態による電線接続構造及びそれを採用したコネクタ10を示す斜視図、図3〜図5は、コネクタ10の主要構成要素の断面図である。図示の電線接続構造は、電線Wの端部の所要長さに渡り被覆Sを除去して露出させた導体Cを、端子12の導体接続部14に圧力下で当接することによって接続する導体当接型のものであり、図示実施形態に係る多芯ケーブル接続用のコネクタ10に限らず、種々のコネクタ、端子箱等に採用できる。
【0013】
コネクタ10に採用されている電線接続構造は、電線導体Cに接続される導体接続部14を有する端子12と、導体接続部14を露出させて端子12を支持する電気絶縁性の支持体16と、端子12の導体接続部14に電線導体Cを圧力下で当接する当接部材18とを備える。支持体16は、端子12を支持する第1支持部20と、第1支持部20に支持された端子12の導体接続部14に対向する受け面22を有する第2支持部24とを備え、導体接続部14と受け面22との間に電線導体Cが配置されるようになっている。当接部材18には、第1支持部20に支持された端子12の導体接続部14を、第2支持部24の受け面22に向けて押すように作用する押圧面26が設けられる。
【0014】
上記電線接続構造を採用したコネクタ10は、電線導体Cに接続される導体接続部14をそれぞれに有する複数の端子12と、個々の導体接続部14を露出させてそれら端子12を支持する電気絶縁性の本体(支持体)16と、本体16に組み付けられ、複数の端子12の導体接続部14に電線導体Cを個別に圧力下で当接する当接部材18とを備える。本体16は、複数の端子12を支持する第1支持部材(第1支持部)20と、第1支持部材20を支持する第2支持部材(第2支持部)24とを、互いに固定的に組み合わせて構成される。第2支持部材24は、第1支持部材20に支持された複数の端子12の導体接続部14に個別に対向し得る複数の受け面22を有する。第1支持部材20と第2支持部材24とは、複数の端子12の導体接続部14と対応の受け面22との間に、それぞれ電線導体Cを配置できるように組み合わされる。そして当接部材18には、当接部材18を本体16に組み付けたときに、第1支持部材20に支持された複数の端子12の導体接続部14を、第2支持部材24の対応の受け面22に向けて一様に押すように作用する押圧面26が設けられる。
【0015】
コネクタ10の複数の端子12は、本体16の第1支持部材20に、例えばインサート成形工程により一体的に取着されて、所定の離間配置で互いに平行かつ並列に整列支持される。各端子12は、電気良導性の金属板から所定形状に打ち抜かれたピン状部材であり、第1支持部材20に埋設される一端側の埋設部28と、埋設部28から延長されて第1支持部材20の外部に突出する他端側の導体接続部14とを一体に備える。端子12の埋設部28は、その一部分が第1支持部材20の一表面20aに露出して、コネクタ10の接続相手となる他のコネクタの端子に導通接触する接触部30を構成する。また、端子12の導体接続部14は、埋設部28に隣接して埋設部28に実質的平行に延びる梁部分14aと、梁部分14aに隣接して梁部分14aに交差する方向へ延設される腕部分14bとを有する。
【0016】
各端子12はさらに、埋設部28とは反対側で導体接続部14に隣接して、導体接続部14から一体に延設されるばね部32を備える。ばね部32は、導体接続部14の腕部分14bからS字状に曲成して延長される第2腕部分32aと、第2腕部分32aの末端に形成される圧力受け部分32bとを有する。各端子12の導体接続部14及びばね部32は、第1支持部材20に片持ち梁式に支持され、外力を受けて弾性的に撓むことができる。特に、ばね部32の第2腕部分32aは、導体接続部14の腕部分14bとばね部32の圧力受け部分32bとを互いに接近させる方向へ弾性的に撓んで、撓み量に比例するばね力を発することができる。導体接続部14の腕部分14bとばね部32の圧力受け部分32bとは、導体接続部14及びばね部32の双方が弾性変形していない無負荷状態で、最大距離(外面間の距離)Lだけ離れて配置される。なお、端子12は、本体16の第1支持部材20に予め形成した貫通孔に圧入式に取着される構成とすることもできる。
【0017】
本体16の第1支持部材20は、例えば樹脂材料の一体成形品からなり、複数の端子12を互いに絶縁して並列に支持する。第1支持部材20は、各端子12の導体接続部14を所定姿勢で突出させる表面20bを有する主部分34と、主部分34から側方へ延設され、各端子12の接触部30を露出させる表面20aを有する副部分36とを備える。主部分34と副部分36との境界領域には、端子12の接触部30を露出させる表面20aとは反対の側に、矩形断面の窪部38が形成される。また、主部分34の表面20bと端子12の導体接続部14の腕部分14bとの間には、所要寸法の空間40が形成される。副部分36は、後述するように第1支持部材20と第2支持部材24とを適正に組み合わせたときに、本体16の外方へ突出して、接続相手の他のコネクタに脱着自在に嵌合する嵌合部分を構成する。
【0018】
本体16の第2支持部材24は、例えば樹脂材料の一体成形品からなり、第1支持部材20の主部分34に係合する第1部分42と、第1部分42に隣接して設けられ、前述した複数の受け面22を有する第2部分44と、第2部分44に隣接して設けられ、接続対象の複数の電線Wを担持する第3部分46と、第1〜第3部分42、44、46に隣接して設けられ、当接部材18に係合する第4部分48とを備える。第1部分42は、第2支持部材24の矩形平面形状の一辺に沿った領域を構成する。第1部分42には、第1支持部材20の主部分34をがたつき無く受容する凹部50が形成されるとともに、凹部50を画定する周壁の1つとして、第1部分42の外面を含む矩形断面の突部52が、第1支持部材20の窪部38にがたつき無く受容される寸法及び形状を有して形成される。したがって、第1支持部材20と第2支持部材24とは、前者の主部分34及び窪部38と後者の第1部分42の凹部50及び突部52との相補作用により、互いに相対移動しないように固定的に組み合わされる。
【0019】
第2支持部材24の第2部分44は、第1部分42の突部52とは反対の側で凹部50に隣接する中間領域を構成する。第2部分44には、凹部50に対し隆起した輪郭を呈する複数の仕切り54が、互いに平行かつ等間隔に形成され、隣り合う仕切り54の間に、クランク状に曲折して延びる底面を有する溝56が、それぞれ凹部50に連通するように形成される。第2部分44に形成される複数の受け面22は、それら溝56の底面の一部分であって、第1部分42の凹部50とは反対の側に位置する鉛直部分から構成される。第1支持部材20と第2支持部材24とを適正に組み合わせたときに、第1支持部材20の主部分34から突出する複数の端子12の導体接続部14は、第2支持部材24の第2部分44に設けた複数の溝56に個別に受容され、それら端子12の導体接続部14の間に仕切り54がそれぞれ介在する。このとき、各端子12の導体接続部14の腕部分14bは、対応の溝56内の受け面22に対向して配置される。
【0020】
第2支持部材24の第3部分46は、第1部分42とは反対の側で、第2支持部材24の矩形平面形状の他辺に沿った領域を構成する。第3部分46には、第2部分44の複数の仕切り54からそれぞれ一体的に延長される複数の仕切り58が形成され、隣り合う仕切り58の間に、第2部分44の複数の溝56に個々に連通する溝60が形成される。第3部分46の複数の溝60は、接続対象の複数の電線Wを個別に、特に被覆Sを有する部分を直線状に延ばした状態で受容する。第2部分44と第3部分46との境界領域には、溝56、60の横断方向へ延びる断面矩形状の凹所62が設けられる。凹所62は、複数の仕切り54と複数の仕切り58との境界領域にそれぞれ形成される凹状縁部が溝横断方向へ整合して重畳することにより、複数の溝56、60に対する一様な位置関係を有して形成される。
【0021】
第2支持部材24の第4部分48は、第1部分42及び第3部分46とは異なる側で、第2支持部材24の矩形平面形状の対向する二辺に沿った領域を構成する。第4部分48には、当接部材18に対向する第2支持部材24の頂面を構成する一対の端面48aと、それら端面48aの所定位置にそれぞれ凹設される一対の嵌合溝64とが形成される。
【0022】
当接部材18は、例えば樹脂材料の一体成形品からなり、矩形平板状の主部分66と、主部分66の一表面66aの略中央に配置され、表面66aに隣接して前述した押圧面26を有する直立壁状の突起68と、突起68の延長方向両側で表面66a上に配置され、表面66aを基準として突起68よりも高く突設される直立壁状の一対の掛着要素70とを備える。主部分66には、突起68の押圧面26に隣接する側で、平坦な表面66aから僅かに隆起して押圧面26に略直交する方向へ直線状に延びる複数の突条72が、互いに平行に離間して形成される。さらに主部分66には、突起68の押圧面26とは反対の側で一対の掛着要素70の間の領域に、表面66aを基準として突起68よりも低くかつ突条72よりも高く隆起する略平坦な保持面74が形成される。
【0023】
突起68は、本体16の第2支持部材24の凹所62に対し、相補的に組合せ可能な形状を有する。突起68に形成される押圧面26は、主部分66の表面66aに直交する方向へ平坦に延設され、第2支持部材24に設けた複数の受け面22の全てに一様に対向可能な形状及び寸法を有する。一対の掛着要素70は、第2支持部材24の第4部分48に形成した一対の嵌合溝64に個別に嵌入されて固定的に掛止されるものであり、その目的で各掛着要素70に一対の爪部分70aが設けられる。当接部材18は、両掛着要素70を第2支持部材24の対応の嵌合溝64に嵌入して掛止することにより、第2支持部材24に固定的に組み付けられる。
【0024】
当接部材18を本体16の第2支持部材24に適正に組み付けた状態で、当接部材18の突起68は、第2支持部材24の凹所62に受容され、突起68の押圧面26は、第2支持部材24の複数の受け面22に平行に離間して対向配置される。このとき、当接部材18の押圧面26と第2支持部材24の各受け面22との間隔は、端子12の導体接続部14の腕部分14bとばね部32の圧力受け部分32bとの無負荷時の最大距離L(図3)よりも小さくなるように設定される。また、当接部材18の主部分66は、その表面66aが、第2支持部材24の第4部分48の一対の端面48aに接触し、複数の突条72が、同第2部分44の複数の溝56に個別に受容され、保持面74が、同第3部分46の複数の仕切り58に実質的に接触して配置される。
【0025】
上記構成を有するコネクタ10における複数の電線Wの接続手順を、図6及び図7を参照して以下に説明する。
まず準備作業として、多芯ケーブル(図示せず)に内設される複数の電線Wの端部に、所要長さに渡り被覆Sを除去して導体Cを露出させる処理を施す。これら線端処理を施した複数の電線Wを、本体16の第2支持部材24に対し、第3部分46の複数の溝60にそれぞれ沿わせて個別に挿入する(図6(a))。このとき、各電線Wの被覆Sを有する部分が対応の溝60に挿入され、露出した導体Cは略直線状に延ばしたままに置かれて、その一部分が、溝60に連通する第2支持部材24の第2部分44の溝56に受容される。ここで各電線Wは、露出した導体Cが、第2支持部材24の溝56内に設けた受け面22を越える位置まで略直線状に延びる必要が有り、好ましくは導体Cが第1部分42の凹部50を越えて延びる長さを有するように線端処理される。
【0026】
このようにして複数の電線Wを仮配置した第2支持部材24に対し、第1支持部材20を、後者の主部分34を前者の凹部50に挿入するとともに後者の窪部38に前者の突部52を挿入することにより、相補的に組み合わせる(図6(b))。この状態で、第1支持部材20に支持された複数の端子12は、それぞれの導体接続部14及びばね部32が、第2支持部材24の対応の溝56に受容され、それにより、個々の導体接続部14と対応の溝56の底面との間に、予め当該溝56に部分的に挿入されていた電線Wの導体Cがそれぞれ配置される。その結果、各電線Wの導体Cは、対応の溝56の底面に強制的に沿わされて、特に各端子12の導体接続部14の腕部分14bと第2支持部材24の対応の受け面22との間に挟持されることにより、溝56内に仮留めされる。
【0027】
この電線仮留め状態で、第1支持部材20に支持された複数の端子12は、第2支持部材24に対し、各々のばね部32の圧力受け部分32bが第2支持部材24の凹所62に突入する位置に置かれる。同時に、図7に示すように、複数の電線Wは複数の端子12に対し、コネクタ10を縦断する所与の鉛直平面αに沿って、それぞれに心合わせして配置される。図示のように、端子12及び電線Wは、鉛直平面αに交差する方向へ延出する部分を実質的に有さないので、端子12の配列ピッチが可及的に低減されている。なお、この電線仮留め状態では、端子12の導体接続部14の腕部分14bと対応の受け面22との間で電線導体Cに負荷される圧力は実質的に不要である。しかし、導体接続部14の腕部分14bがそれ自体、前述した空間40を広げる方向へ僅かに弾性的に撓むことにより、電線導体Cを僅かな圧力下で仮留めするように構成することもできる。
【0028】
このようにして複数の電線Wの導体Cを仮留めした本体16に対し、当接部材18を、後者の一対の掛着要素70を前者の第2支持部材24に設けた対応の嵌合溝64にそれぞれ嵌入することにより、固定的に組み付ける(図6(c))。この状態で、本体16の第1支持部材20は、第2支持部材24と当接部材18との間に固定的に挟持され、複数の電線Wは、当接部材18の保持面74によって対応の溝60から脱落しない状態に保持される。同時に、当接部材18の突起68が、第2支持部材24の凹所62に挿入され、突起68の押圧面26が第2支持部材24の複数の受け面22に対し平行に配置される。また、当接部材18の複数の突条72が、第2支持部材24の対応の溝56に挿入され、溝56内に位置する端子12のばね部32の図示上方に近接してそれぞれ配置される。
【0029】
ここで、第2支持部材24の凹所62に挿入された当接部材18の突起68の押圧面26と、第2支持部材24の各受け面22との間隔は、各端子12の導体接続部14の腕部分14bとばね部32の圧力受け部分32bとの無負荷時の最大距離Lよりも小さくなっているから、突起68の押圧面26が、凹所62に突入している複数の端子12のばね部32の圧力受け部分32bに衝突し、圧力受け部分32bを対応の受け面22に向けて一様に押圧する。同時に、当接部材18の複数の突条72が、対応の溝56内で端子12のばね部32を図で上方から押さえ付けて、ばね部32の浮き上がりを防止するように作用する。それにより、各端子12の導体接続部14の腕部分14bが、対応の受け面22に向けて押し付けられ、押圧面26と受け面22との間で各端子12のばね部32が弾性的に撓む。その結果、第2支持部材24の複数の溝56内で仮留めされている複数の電線Wの導体Cは、個々の端子12のばね部32に一様に生じるばね力の下で、個々の端子12の導体接続部14の腕部分14bと第2支持部材24の対応の受け面22との間に固定的に挟持される。このようにして、複数の電線Wの導体Cが、コネクタ10の複数の端子12に、所要の接触圧力下で安定的に接続される。
【0030】
このように、上記構成を有するコネクタ10によれば、本体16を第1支持部材20と第2支持部材24とに分割して、接続対象の電線Wの導体Cを、第1支持部材20に支持した端子12の導体接続部14と第2支持部材24の受け面22との間に予め配置する構成としたから、電線接続作業に際し、電線導体Cが金属片に圧力下で擦り付けられる状況が回避され、したがって電線導体Cを損傷する危惧が排除される。そして、本体16に当接部材18を適正に組み付けるだけで、押圧面26が複数の端子12の導体接続部14を対応の受け面22に向けて一様に押すように構成したから、端子12と電線導体Cとの間に所要の接触圧力を容易に確保できる。しかも、この接触圧力を、各端子12のばね部32のばね力により得るようにしたので、各種構成部材の寸法公差や組立誤差に影響されることなく、所要の接触圧力を安定的に確保できる。
【0031】
また、屈曲特性に優れた半硬質銅合金製の導体を有する電線にコネクタ10を適用する場合、電線接続作業に際し、形状復元性に富む半硬質導体を、第1支持部材20に支持した端子12の導体接続部14により第2支持部材24の溝56の底面に強制的に沿わせて、導体接続部14と受け面22との間に仮留めすることができる。したがってコネクタ10によれば、そのような半硬質銅合金からなる電線導体Cであっても、接続作業の間に端子12の導体接続部14に対し適正位置に容易に保持でき、結果として電線導体Cと端子12との導通接触の安定性及び信頼性を確保することができる。
【0032】
図8は、本発明の第2の実施形態による電線接続構造及びそれを採用したコネクタ80を示す。コネクタ80は、端子82の構造が異なる以外は、前述したコネクタ10と実質的に同一の構成を有するので、対応する構成要素には共通の符号を付してその説明を省略する。
【0033】
コネクタ80の複数の端子82の各々は、電気良導性の金属板から所定形状に打ち抜かれたピン状部材であり、本体16の第1支持部材20に埋設される一端側の埋設部84と、埋設部84から延長されて第1支持部材20の外部に突出する他端側の導体接続部86とを一体に備える。端子82の埋設部84は、その一部分が第1支持部材20の一表面20aに露出して、コネクタ10の接続相手となる他のコネクタの端子に導通接触する接触部30を構成する。また、端子82の導体接続部86は、埋設部84に隣接して埋設部84に実質的平行に延びる梁部分86aと、梁部分86aに隣接して梁部分86aに交差する方向へ延設される腕部分86bとを有する。腕部分86bは、梁部分86aに略平行に延びる末端部分86cで終端する。したがって、端子82は、第1実施形態に係るコネクタ10の端子12と異なり、導体接続部86に隣接するばね部を有しない構成となっている。
【0034】
本体16の第1支持部材20と第2支持部材24とを適正に組み合わせたときに、第1支持部材20の主部分34から突出する複数の端子82の導体接続部86は、第2支持部材24の複数の溝56に個別に受容され、それら端子82の導体接続部86の間に仕切り54がそれぞれ介在する。このとき、各端子82の導体接続部86の腕部分86bは、対応の溝56内の受け面22に対向して配置され、導体接続部86の梁部分86aと腕部分86bとの境界領域が、第2支持部材24の凹所62に部分的に突入する。なおコネクタ80では、このような端子82の構成に対応して、第2支持部材24の凹所62及びその相補的組合せ相手である当接部材18の突起68は、第1実施形態のコネクタ10におけるものよりも寸法が若干大きくなっており、またコネクタ10において当接部材18に設けた複数の突条72が省略されている。
【0035】
上記構成を有するコネクタ80における複数の電線Wの接続手順では、まず線端処理した複数の電線Wを、第2支持部材24の複数の溝60内に個別に仮配置し(図8(a))、次いでこの第2支持部材24に第1支持部材20を相補的に組み合わせる(図8(b))。この状態で、第1支持部材20に支持された複数の端子82は、それぞれの導体接続部86が、第2支持部材24の対応の溝56に受容され、それにより、個々の導体接続部86と対応の溝56の底面との間に、予め当該溝56に部分的に挿入されていた電線Wの導体Cがそれぞれ配置される。その結果、各電線Wの導体Cは、対応の溝56の底面に強制的に沿わされて、特に各端子82の導体接続部86の腕部分86bと第2支持部材24の対応の受け面22との間に挟持されることにより、溝56内に仮留めされる。
【0036】
この電線仮留め状態で、第1支持部材20に支持された複数の端子82は、第2支持部材24に対し、各々の導体接続部86の梁部分86aと腕部分86bとの境界領域が第2支持部材24の凹所62に部分的に突入する位置に置かれる。なお、この電線仮留め状態では、端子82の導体接続部86の腕部分86bと対応の受け面22との間で電線導体Cに負荷される圧力は実質的に不要であるが、第1実施形態に関連して説明したように、導体接続部86の腕部分86bがそれ自体弾性的に撓むことにより、電線導体Cを僅かな圧力下で仮留めするように構成することもできる。
【0037】
このようにして複数の電線Wの導体Cを仮留めした本体16に対し、当接部材18を固定的に組み付ける(図8(c))。この状態で、本体16の第1支持部材20は、第2支持部材24と当接部材18との間に固定的に挟持され、複数の電線Wは、当接部材18の保持面74によって対応の溝60から脱落しない状態に保持される。同時に、当接部材18の突起68が、第2支持部材24の凹所62に挿入され、突起68の押圧面26が第2支持部材24の複数の受け面22に対し平行に配置される。このとき、突起68の押圧面26が、凹所62に部分的に突入している複数の端子82の導体接続部86の梁部分86aと腕部分86bとの境界領域に衝突して、導体接続部86を対応の受け面22に向けて一様に押圧する。それにより、各端子82の導体接続部86の腕部分86bが、対応の受け面22に向けて押し付けられる。その結果、第2支持部材24の複数の溝56内で仮留めされている複数の電線Wの導体Cは、個々の端子82の導体接続部86の腕部分86bと第2支持部材24の対応の受け面22との間に固定的に挟持される。このようにして、複数の電線Wの導体Cが、コネクタ80の複数の端子82に、所要の接触圧力下で安定的に接続される。
【0038】
上記構成を有するコネクタ80によっても、前述した第1実施形態に係るコネクタ10と同等の作用効果が奏されることは理解されよう。なお、コネクタ80では、各端子82が導体接続部86に隣接するばね部を有しないので、端子82と電線導体Cとの間の接触圧力を安定的に確保する点では、コネクタ10よりも機能的に若干劣るかもしれない。しかしその代わりに、端子82の構造が簡素化されるとともに、端子82の導体接続部86の末端に、ばね性を考慮しない直線状の末端部分86cを設けることができるので、特に半硬質導体を有する電線をコネクタ80に接続する際に、端子82の導体接続部86の末端部分86cによって、形状復元性に富む半硬質導体を第2支持部材24の溝56の底面に強制的に沿わせる作用が向上する。
【0039】
上記したコネクタ10、80の格別の作用効果は、コネクタ10、80に採用されている電線接続構造の特徴的構成によって奏されるものである。特にコネクタ10、80においては、そのような優れた安定性及び信頼性を有する電線接続構造を採用したことにより、電線導体Cの小径化及び端子12、82の配列の狭ピッチ化に対応した高密度接続構造を実現することができる。コネクタ10、80において実現可能な高密度接続構造は、例えば電線導体Cの外径寸法が0.09mm以下(AWG(アメリカ電線規格)40以上)、端子12、82の配列ピッチが0.3mm以下の水準である。また、コネクタ10、80を適用可能な半硬質導体ケーブルとしては、例えば銀めっき銅合金や錫めっき銅合金等の銅合金線から成る導体Cと、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、パーフルオロアルコキシアルカン(PFA)、パーフルオロエチレン−プロペンコポリマー(FEP)等のフッ素樹脂から成る被覆Sとを有するものが挙げられる。
【0040】
また、コネクタ10、80は、図9に示すような基板コネクタ90と組み合わせて使用することができる。基板コネクタ90は、樹脂成形品からなる本体92と、本体92に支持される複数の端子94とを備える周知構造を有する。基板コネクタ90の本体92は、コネクタ10、80の本体16を構成する第1支持部材20の副部分36(図2)に脱着可能に嵌合する雌型の嵌合部96を備え、嵌合部96の内側に複数の端子94の接触部分94aが、コネクタ10、80の複数の端子12、82の接触部30に個別に導通接触可能に整列配置される。基板コネクタ90の各端子94は、接触部分94aとは反対側の端部に形成したリード部分94bが、本体92の外部に突出して、図示しない基板に形成した導体パッドに接続できるようになっている。図10に、コネクタ10、80と基板コネクタ90との嵌合形態を示す。
【0041】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、端子の導体接続部に電線導体を圧力下で当接する当接部材を備えた電線接続構造において、電線接続作業に伴う電線導体の損傷を未然に回避でき、しかも、半硬質導体を有する電線に対しても、導体と端子との導通接触の安定性及び信頼性を確保できるようになる。さらに本発明によれば、そのような優れた安定性及び信頼性を有する電線接続構造を採用したコネクタであって、電線導体の小径化及び端子配列の狭ピッチ化に対応した高密度接続型のコネクタが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態によるコネクタの構成部品を示す図で、(a)当接部材の斜視図、及び(b)本体の分解斜視図である。
【図2】図1のコネクタの組立斜視図である。
【図3】図1のコネクタにおける第1支持部材及び端子の線III−IIIに沿った断面図である。
【図4】図1のコネクタにおける第2支持部材の線IV−IVに沿った断面図である。
【図5】図1のコネクタにおける当接部材の線V−Vに沿った断面図である。
【図6】図1のコネクタによる電線接続手順を示す図で、(a)電線仮配置状態、(b)電線仮留め状態、及び(c)接続完了状態を示す。
【図7】図6の電線仮留め状態にあるコネクタ10の半完成品の平面図である。
【図8】本発明の第2実施形態によるコネクタの構成部品を示す図で、(a)電線仮配置状態、(b)電線仮留め状態、及び(c)接続完了状態の各状態で示す。
【図9】図1及び図8のコネクタと組み合わせて使用可能な基板コネクタの斜視図である。
【図10】図1及び図8のコネクタと図9の基板コネクタとの嵌合形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10、80…コネクタ
12、82…端子
14、86…導体接続部
16…本体(支持体)
18…当接部材
20…第1支持部材(第1支持部)
22…受け面
24…第2支持部材(第2支持部)
26…押圧面
32…ばね部
62…凹所
68…突起

Claims (4)

  1. 電線導体に接続される導体接続部を有する端子と、該導体接続部を露出させて該端子を支持する電気絶縁性の支持体と、該端子の該導体接続部に電線導体を圧力下で当接する当接部材とを具備する電線接続構造において、
    前記支持体は、前記端子を支持する第1支持部と、該第1支持部に支持された該端子の前記導体接続部に対向する受け面を有する第2支持部とを備え、該導体接続部と該受け面との間に電線導体が配置され、
    前記当接部材は、前記第1支持部に支持された前記端子の前記導体接続部を、前記第2支持部の前記受け面に向けて押すように作用する押圧面を有すること、
    を特徴とする電線接続構造。
  2. 電線導体に接続される導体接続部を有する端子と、該導体接続部を露出させて該端子を支持する電気絶縁性の本体と、該本体に組み付けられ、該端子の該導体接続部に電線導体を圧力下で当接する当接部材とを具備するコネクタにおいて、
    前記本体は、前記端子を支持する第1支持部材と、該第1支持部材に支持された該端子の前記導体接続部に対向する受け面を有して、該第1支持部材を支持する第2支持部材とを備え、該第1支持部材と該第2支持部材とが、該導体接続部と該受け面との間に電線導体を配置できるように組み合わされ、
    前記当接部材は、前記本体に組み付けられたときに、前記第1支持部材に支持された前記端子の前記導体接続部を、前記第2支持部材の前記受け面に向けて押すように作用する押圧面を有すること、
    を特徴とするコネクタ。
  3. 前記端子は、前記導体接続部に隣接するばね部を有し、前記当接部材は、前記本体に組み付けられたときに、前記押圧面で該端子の該ばね部を押圧し、それにより該ばね部に生じるばね力の下で電線導体が該導体接続部と前記受け面との間に挟持される請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記当接部材は、前記押圧面を有する突起を備え、前記第2支持部材は、該当接部材の該突起を受容する凹所を備える請求項2又は3に記載のコネクタ。
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