JP2004355951A - ボタン装置 - Google Patents

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Harutoshi Yoshimura
春俊 吉村
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Abstract

【課題】ボタンにより、LEDとは離れた位置にあるタクトスイッチが確実に押されるようにする。
【解決手段】パネル1に形成された保持孔4に遊嵌されると共に透光性材料で形成されたプリズム5と、プリズム5の中央に固着されたボタン6と、挿入孔8が形成されると共に挿入孔8にボタン6が挿入された状態で保持孔4を覆ってパネル1に装着された半透明のカバー7と、パネル1に結合された基板2上であって保持孔4と対応する位置に設けられたLED9と、基板2上であってLED9とは離れた位置に設けられたタクトスイッチ10と、ヒンジ13を介して一端が基板2上に回動自在に設けられると共に他端が前記タクトスイッチ10と対向し中間部でプリズム5を支持しかつプリズム5と対応する位置に透孔18を形成した可動部14とで構成した。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器のボタン操作部に用いられるボタン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
オーディオアンプなどの電子機器には、電子機器を操作するためのボタン操作部が設けられて、ボタン装置を構成している。ボタン操作部にはボタンの周囲をLED(発光ダイオード)からの光によって発光させるものが考えられている。
【0003】
しかし、ボタンとボタンによって操作されるタクトスイッチとボタンの周囲を発光させるLEDとが同一ライン上に配置されることから、LEDが点灯したときにタクトスイッチの影を生じるという問題がある。
【0004】
このため、従来のボタン装置には、透光性材料からなるボタン本体の軸心と同一ライン上にLEDを配置すると共に、タクトスイッチはボタン本体とLEDとを結ぶラインから外れた位置に配置し、操作軸を押すことによりボタン本体を介してタクトスイッチが押されるが、タクトスイッチの存在によってLEDからの光が遮られることがないように構成している(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−319324号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、操作軸を押す際に、操作軸がボタン支持体によってガイドされることで大きなボタン本体がガイドされることになり、操作軸の軸心から大きく離れたスイッチ操作部によりタクトスイッチが押されることになり、ボタン本体に大きな摩擦抵抗が作用してタクトスイッチの操作が円滑にできないという問題がある。
【0007】
そこで本発明は、上記の課題を解決したボタン装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための請求項1に係るボタン装置の構成は、パネルに形成された保持孔に遊嵌されると共に透光性材料で形成されたプリズムと、当該プリズムに固着されたボタンと、挿入孔が形成されると共に当該挿入孔に前記ボタンが挿入された状態で前記保持孔を覆って前記パネルに装着された透光性のカバーと、前記パネルに結合された基板上であって前記保持孔と対応する位置に設けられた光源と、前記基板上であって当該光源とは離れた位置に設けられたタクトスイッチと、回動軸を介して一端が基板上に回動自在に設けられると共に他端が前記タクトスイッチと対向し中間部で前記プリズムを支持しかつ前記プリズムと対応する位置に透孔を形成した力伝達部材とで構成したことを特徴とする。
【0009】
このようなボタン装置では、光源とプリズムとを結ぶラインとは離れた位置にタクトスイッチが配置されていても、回動軸を中心として回動する力伝達部材を介してタクトスイッチが押されるので、摩擦抵抗が生じることはなく、タクトスイッチの操作が確実に行なわれる。しかも、光源はプリズムの軸心上に位置するので、透光性のカバーにおけるボタンの周囲が均一に発光する。
【0010】
請求項2に係るボタン装置の構成は、請求項1において、前記透光性のカバーを半透明の材料で形成したことを特徴とする。
【0011】
このようなボタン装置では、光源からの光が半透明のカバーを通過するので、ボタンの周りがぼんやりと発光する。
【0012】
請求項3に係るボタン装置の構成は、請求項1において、前記回動軸と略平行な線上で前記プリズムと前記力伝達部材とを当接させる支持手段を設けたことを特徴とする。
【0013】
このようなボタン装置では、力伝達部材に対してプリズムが支持手段を介して回動するので、力伝達部材が回動してその姿勢が変化しても、プリズムは一定の姿勢を保持できることになり、操作性がよい。
【0014】
請求項4に係るボタン装置の構成は、請求項1において、前記プリズムの横断面形状を略円形にしたことを特徴とする。
【0015】
このようなボタン装置では、ボタンの周りがぼんやりと円形に発光することになる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明によるボタン装置の実施の形態を説明する。
【0017】
図1にボタン装置の分解斜視図を示し、図2に正面断面図を示し、図3に平面図を示すように、パネル1がパネル1と一体に形成されたスペーサ1aを介してパネル1の下方の基板2に、ネジ3を介して結合されている。パネル1の中央部には保持孔4が形成され、当該保持孔4には透光性材料で形成されたプリズム5が遊嵌されている。プリズム5の中央の上部には嵌合穴5eが形成され、当該嵌合穴5eにボタン6が圧入または接着されている。プリズム5が遊嵌された保持孔4の部分を覆うように、パネル1には半透明のカバー7がネジ24を介して結合されている。カバー7には挿入孔8が形成されており、挿入孔8にボタン6が挿入されることで、ボタン6のみがカバー7の上へ突出している。
【0018】
基板2上であって保持孔4と対応する位置には発光ダイオードすなわちLED(光源)9が取り付けられ、LED9とは離れた位置、即ちLED9とプリズム5とを結ぶラインとは外れた位置にはタクトスイッチ10が取り付けられている。プリズム5を下方へ押すことによって、このラインとは外れた位置のタクトスイッチ10が押されるようにするために、力伝達部材11がパネル1と基板2との間に取り付けられる。
【0019】
力伝達部材11は、固定部12と、ヒンジ部(回動軸)13と、当該ヒンジ部13を介して固定部12に回動自在に結合された可動部14とで構成される。固定部12には一対の嵌合孔15が形成され、パネル1の下面に一体に形成された一対の突起部16が嵌合孔15に嵌合され、基板2の平面上で固定部12の位置決めがされている。また、固定部12には一対の支柱17が設けられ、基板2とパネル1との間に固定部12が挟持されて固定されている。ヒンジ部13を介して一端が回動自在に設けられる可動部14の他端側の下面には、タクトスイッチ10と対向する位置に押圧部22が形成されている。また、可動部14の他端側がタクトスイッチ10とは反対側へ回動するのを規制する一対のストッパ23がパネル1の下面に一体に形成されている。可動部14の中間部でプリズム5を支持しかつLED9からの光がプリズム5に届くように円形の透孔18が形成されている。プリズム5の形状は略逆円錐台であり、透孔18の内径寸法は、略逆円錐台の下面の外形寸法よりも少し大きく設定されている。
【0020】
可動部14がヒンジ部13を中心として回動してもプリズム5の姿勢が安定し、かつプリズム5から可動部14へ安定して力が伝達するように、プリズム5を支持する支持手段が設けられている。即ち、プリズム5の略逆円錐台の外周面であって相互に180度を成す位置には一対の凸軸19が形成される一方、可動部14の両側であってヒンジ部13の回動軸と略平行な線上には、透孔18の外周の相互に180度を成す位置に軸受部20が上方へ突出して形成されると共に当該軸受部20に軸受溝21が形成され、軸受溝21に凸軸19が遊嵌されている。
【0021】
前記LED9としては、例えば緑色光を発光するものと赤色光を発光するものとを一体に組み込んだLEDが用いられている。そして、タクトスイッチ10がオフされると緑色光を発光し、タクトスイッチ10がオンされると赤色光を発光するように設定されている。
【0022】
ここで、プリズム5を、図4に基づいて詳細に説明する。プリズム5の下面にはLED9が臨む凹部5aを形成することにより入射面5bが形成され、上面には出射面5dが形成されている。プリズム5に前記嵌合穴5eを形成することで形成された内周面5f,5gと外周面5h,5iとにはレンズ処理が施されて反射面が形成されている。一般的に円形のプリズムでは、円形から外れる凹部や凸部があるほど出射面5dの光の均一性が損なわれるが、ここでは、前記のようにプリズム5の外周面の下部に一対の小さな凸部19を形成するだけなので、光の均一性への影響は無視できるほどに小さい。
【0023】
次に、ボタン装置の作用を説明する。タクトスイッチ10がオフの状態で配線を行なって電源を接続すると、LED9が赤色光を発光する。LED9の光は透孔18を通過して図4のように入射面5bからプリズム5の内部へ入射し、入射した光は内周面5f,5gおよび外周面5h,5iでは全反射され、出射面5dからプリズム5の外部へ出る。そしてプリズム5は半透明のカバー7で覆われているので、図5に示すように、プリズム5の出射面5dと対応する範囲、即ちボタン6を囲む範囲が赤色にぼんやりと発光し、均一に発光した発光部25が形成される。このとき、タクトスイッチ10の影などを生じることもなく、鮮明な発光部25が形成される。
【0024】
この状態からボタン6を押すと、その押圧力がプリズム5に伝わり、更に一対の凸軸19と一対の軸受溝21とを介して力伝達部材11の可動部14へ伝わり、可動部14が一対のヒンジ13を中心として回動し、可動部14の押圧部22がタクトスイッチ10を押す。このとき、可動部14は一対のヒンジ13を中心として回動するので、タクトスイッチ10は摩擦抵抗等の抵抗力が加わることなく確実に押される。タクトスイッチ10が押されると、タクトスイッチ10がオフからオンに切り換わる。このとき、LED9の色が赤色から緑色に変わるので、図5の発光部25の色も赤色から緑色に変わり、発光部25の色を見ることで、逆にタクトスイッチ10の状態がオンなのかオフなのかを知ることができる。
【0025】
なお、カバーは半透明の材料で形成したが、透明の材料に透過性の塗料を塗布してもよく、あるいは透明の材料で形成してもよい。また、プリズム5,ボタン6,保持孔4の形状は、本実施例では円形であるが、三角形や四角形や六角形や八角形にしてもよい。
【0026】
【発明の効果】
以上の説明からわかるように、請求項1に係るボタン装置によれば、光源とプリズムとを結ぶラインとは離れた位置にタクトスイッチが配置されていても、回動軸を中心として回動する力伝達部材を介してタクトスイッチが押されるので、摩擦抵抗が加わることもなく、タクトスイッチの操作が確実に行なわれる。しかも、光源はプリズムの軸心上に位置するので、透光性のカバーにおけるボタンの周囲が均一に発光する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるボタン装置の分解斜視図。
【図2】本発明によるボタン装置の正面断面図。
【図3】本発明によるボタン装置の平面図。
【図4】本発明によるボタン装置の要部を示すプリズムの断面図。
【図5】本発明によるボタン装置の作用説明図。
【符号の説明】
1…パネル
2…基板
4…保持孔
5…プリズム
6…ボタン
7…カバー
8…挿入孔
9…LED
10…タクトスイッチ
11…力伝達部材
13…ヒンジ
18…透孔

Claims (4)

  1. パネルに形成された保持孔に遊嵌されると共に透光性材料で形成されたプリズムと、当該プリズムに固着されたボタンと、挿入孔が形成されると共に当該挿入孔に前記ボタンが挿入された状態で前記保持孔を覆って前記パネルに装着された透光性のカバーと、前記パネルに結合された基板上であって前記保持孔と対応する位置に設けられた光源と、前記基板上であって当該光源とは離れた位置に設けられたタクトスイッチと、回動軸を介して一端が基板上に回動自在に設けられると共に他端が前記タクトスイッチと対向し中間部で前記プリズムを支持しかつ前記プリズムと対応する位置に透孔を形成した力伝達部材とで構成したことを特徴とするボタン装置。
  2. 前記透光性のカバーを半透明の材料で形成したことを特徴とする請求項1に記載のボタン装置。
  3. 前記回動軸と略平行な線上で前記プリズムと前記力伝達部材とを当接させる支持手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載のボタン装置。
  4. 前記プリズムの横断面形状を略円形にしたことを特徴とする請求項1に記載のボタン装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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