JP2004355938A - 漏電遮断器のテスト装置 - Google Patents

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JP2004355938A JP2003151808A JP2003151808A JP2004355938A JP 2004355938 A JP2004355938 A JP 2004355938A JP 2003151808 A JP2003151808 A JP 2003151808A JP 2003151808 A JP2003151808 A JP 2003151808A JP 2004355938 A JP2004355938 A JP 2004355938A
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Kiyoshi Hasegawa
喜吉 長谷川
Hideki Koyama
秀樹 小山
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Abstract

【課題】可動接触板をプリント板にはんだ付けしない状態で、自立固定するよう挿着することにより、フローはんだによるはんだ付け作業工程を自動化する。
【解決手段】可動接触板2の一端をコの字形に形成し、コの字形部にてプリント板1を挟持することにより、はんだ付け前の状態にて可動接触板2をプリント板1に自立固定するよう構成する。この状態でフローはんだ槽へ搬送すれば、はんだ付け作業を自動的に行うことができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、漏電遮断器の内部に模擬的な漏電回路を形成し、自動遮断機能の健全性を確認するための漏電遮断器のテスト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5は従来例の漏電遮断器の本体組立断面図であり、可動接触板20、固定接点3を含む回路素子を配設したプリント板を備えたテスト装置を漏電遮断器の本体ケース11内に組み込んだ状態の断面図である。プリント板は、表示基板7、電源基板8、制御基板9の各ブロックに分割され、図に示すようにはんだ付けにて本体ケース11内に組み付けられている。可動接触板20、固定接点3は、この場合表示基板7に配設されている。
図示しないが、可動接触板20は漏電遮断器の主回路導体の一つの相に接続されている。また、固定接点3は、抵抗器および零相変流器のテスト巻線を経由して主回路導体の他の相に接続されている。
【0003】
テスト装置の機能およびその電気回路については、例えば特開2000−3660号公報、特開2000−3661号公報に示されており、ここでは詳細な説明は省略する。
地絡により漏電遮断器の主回路導体を流れる電流に不平衡が発生すると、これを検出した零相変流器の出力に基づいて図示しない漏電トリップコイルが動作して、漏電遮断器が自動遮断する。テスト装置はこのような自動遮断の動作確認を行うものである。
漏電遮断器におけるテスト装置は、遮断器の本体ケース11の前面にテストボタン6が配置され、このテストボタン6が押されることにより可動接触板20を固定接点3に押しつけて模擬的な漏電回路を形成する構成となっている。
【0004】
図6(a)は従来のこのようなテスト装置における可動接触板20とプリント板1上に埋設した固定接点3とを示す斜視図、図6(b)はその断面図、図6(c)は可動接触板を示している。図において可動接触板20はばね性のある板材からなり、その折り曲げた基部20aをプリント板1の裏面に密着させてはんだ付けにて固定している。可動接触板20の先端部は、プリント板1に埋設した固定接点3に対向しており、図示しないテストボタンが押されると図の矢印方向に力を受けて、基部20aを支点に2点鎖線で示すように押し下げられ、固定接点3に接触する。これにより漏電遮断器内に模擬的な漏電回路が形成され、自動遮断機能の確認が行われる。(例えば、特許文献1参照)
【0005】
【特許文献1】
特開2000−3660号公報(第3−4頁、図5)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来構成において、可動接触板は、プリント板にはんだ付けにて固着されているが、はんだ付け前の状態では可動接触板とプリント板とはそれぞれ単独にフリーで、固定されていないため、可動接触板をプリント板にはんだ付けするには、固定治具により可動接触板をプリント板へ仮固定して人手によるはんだ付け作業に頼らざるを得なかった。このため、プリント板へ回路素子を実装し、フローはんだにて自動化する場合、この可動接触板のプリント板への取り付けができず、作業工程の増加、人手作業による品質のばらつきを生じていた。
【0007】
この発明は、可動接触板の形状に改良を加えることにより、フローはんだによるはんだ付け作業工程の自動化を図ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明においては、請求項1に記載のごとく、可動接触板の一端を折り曲げてコの字形に形成し、プリント板を挟持することによって、はんだ付けしない状態でプリント板へ自立固定させるものとする。前記コの字形部には、請求項2に記載のごとく抜け止め手段を設ける。また、可動接触板のプリント板からの抜け止め手段として、請求項3に記載のごとく、コの字形をした可動接触板の基部の側面高さをプリント板の板厚より大きくし、プリント板の裏面に対向するコの字形の基部の底面を鋭角に開き、且つ底面の中央部にて逆V字の形状を形成して、その頂部にてプリント板を押圧するものとする。
【0009】
さらに、可動接触板をプリント板に挿着する時の位置決めおよび挿着後の相互の位置のずれを防止するため、請求項4に記載のごとく、プリント板に設けたスリットに前記逆V字形の頂部が噛合するよう構成する。
請求項1から4に記載の可動接触板をプリント板へフローはんだ付けする場合、溶融はんだが毛細管現象によりコの字形部上面の扇状の立ち上がり部に付着して、扇状部のばね性が失われるのを防止するため請求項5に記載のごとく、コの字形部の上面とプリント板との間に空間を有するよう構成する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下図1〜図4に基づいてこの発明の実施例を説明する。なお、従来例と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
図1(a)は固定接点を埋設したプリント板に可動接触板を付設した状態を示す斜視図、図1(b)はその断面図、図1(c)は可動接触板である。図において可動接触板2は、ばね性のある板材からなり、その基部2aはコの字形に形成されている。可動接触板2をプリント板1に組み付けるには、まずコの字形部にプリント板1を挿着し、その後フローはんだ槽に搬送してはんだ付けし、固着される。
【0011】
ここで説明の便宜のため、可動接触板2のコの字形部について、固定接点3と対向するプリント板1の表面に接する面をコの字形部の上面、プリント板1の裏面に接する面をコの字形部の底面、プリント板1の側面に接する面をコの字形部の側面と呼ぶ。
このようにしてプリント板1に組み付けられた可動接触板2のコの字形部上面は、コの字形部側面と反対の方向に伸びてプリント板表面から離れるように扇状に開き、その先端部がプリント板1に埋設された固定接点3に対向している。かかる構成において図示しないテストボタンが押されると、図の矢印方向に力を受けて、コの字形部上面の扇状の立ち上がり部を支点に2点鎖線で示すように押し下げられ、可動接触板2の先端部が固定接点3に押しつけられる。こうして漏電遮断器内に模擬的な漏電回路が形成され、自動遮断機能の確認が行われる。
【0012】
図2〜図4は本発明の他の実施例であり、可動接触板の基部に抜け止め手段を設けたものである。図2は可動接触板21の基部21aのコの字形部の側面長Lをプリント板1の板厚tより大きくし、底面を鋭角に曲げるとともに、底面中央部に頂部が当接するよう逆V字形に形成し、プリント板1の裏面を押圧するように構成する。これにより可動接触板21のコの字形部にプリント板1を挿着しやすくするとともに可動接触板21によるプリント板1の挟持力が強固になる。なお、本発明実施例において、抜け止め手段の形状は、逆V字形に限定されるものでなく、プリント板側に突出していればよく、また、抜け止め手段の位置も上面あるいは側面に設けるようにしてもよい。
【0013】
図3は、本発明の更に異なる実施例であり、可動接触板の位置決め手段としてプリント板1aにスリット5を加工して、前記可動接触板21のコの字形部底面の逆V字形の頂部を噛合するよう構成している。これによりプリント板1aへの可動接触板21の挿着時の位置決めおよび挿着後、フローはんだ槽への搬送時における相互の位置ずれを防止している。本実施例において、スリット5はプリント板を貫通しているが、貫通しないものでもよい。
図4は、本発明の更に異なる実施例であり、コの字形部上面を半円状に加工し、プリント板1aとの間に空間15を有するよう構成している。図1から図3の実施例において、コの字形部をプリント板に密着させて挿着しているため、フローはんだ付けの際、溶融はんだが毛細管現象によりコの字形部上面の扇状の立ち上がり部に付着する恐れがある。はんだが付着すると可動接触板のばね性が失われ、テストボタンにより可動接触板を押せなくなり、接触板の機能がなくなる恐れがある。密着したコの字形部上面とプリント板1aの一部に空間15を設けることにより、溶融はんだが可動接触板の扇状立ち上がり部へ付着するのを防止している。
【0014】
図4(d)は、プリント板の裏面から見た図を示したものである。
【0015】
【発明の効果】
本発明では、漏電遮断器のテスト装置の可動接触板を以上のようにし、プリント板へはんだ付けする前の状態においても、可動接触板がプリント板を挟持し、プリント板に自立固定される構成としたので、フローはんだによるはんだ付け工程の自動化が可能となった。この結果、手作業による可動接触板のプリント板へのはんだ付け工程が削除され、作業時間の短縮によるコストダウンが図られるとともに、人手作業による品質のばらつきがなくなり、漏電遮断器のテスト装置の信頼性が向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による可動接触板の取り付け状態の図であり、(a)はその斜視図、(b)は図1(a)の断面図、(c)は可動接触板の側面図
【図2】本発明の他の実施例による可動接触板の取り付け状態の図であり、(a)はその斜視図、(b)は図2(a)の断面図、(c)は可動接触板の側面図
【図3】本発明の他の実施例による可動接触板の取り付け状態の図であり、(a)はその斜視図、(b)は図3(a)の断面図、(c)は可動接触板の側面図
【図4】本発明の他の実施例による可動接触板の取り付け状態の図であり、(a)はその斜視図、(b)は図4(a)の断面図、(c)は可動接触板の側面図、(d)はプリント板の裏から見た図
【図5】従来例の漏電遮断器の本体組立断面図
【図6】従来のテスト装置の可動接触板の取り付け状態の図であり、(a)はその斜視図、(b)は図6(a)の断面図、(c)は可動接触板の側面図
【符号の説明】
1 プリント板
2 可動接触板
2a 基部
3 固定接点

Claims (5)

  1. ばね性のある板材からなる可動接触板とこの可動接触板の一端がはんだ付けにより固定されるプリント板とを備え、この可動接触板はテストボタンが押されることにより固定接点に押しつけられて模擬的な漏電回路を形成する漏電遮断器のテスト装置において、前記可動接触板の一端にコの字形の基部を形成し、この基部でプリント板を挟持したことを特徴とする漏電遮断器のテスト装置。
  2. 請求項1に記載の漏電遮断器のテスト装置において、可動接触板のコの字形の基部に抜け止め手段を設けたことを特徴とする漏電遮断器のテスト装置
  3. 請求項2に記載の漏電遮断器のテスト装置において、前記抜け止め手段が可動接触板のコの字形部の側面長をプリント板の板厚より大きくし、且つコの字形部の底面を鋭角に開いて、その先端に至る中央にて折り返して形成した逆V字の形状であり、その頂部にてプリント板を押圧して、可動接触板をプリント板に自立固定するよう構成したことを特徴とする漏電遮断器のテスト装置。
  4. 請求項3に記載の漏電遮断器のテスト装置において、可動接触板のコの字形部の底面に形成した逆V字形の頂部に対向してプリント板にスリットを設け、このスリットに前記逆V字形の頂部が噛合するよう構成したことを特徴とする漏電遮断器のテスト装置。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の漏電遮断器のテスト装置において、可動接触板のプリント板と密接したコの字形部の上面とプリント板との間に空間を有することを特徴とする漏電遮断器のテスト装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104049206A (zh) * 2014-06-06 2014-09-17 正泰集团股份有限公司 断路器校验台夹具
JP2015005336A (ja) * 2013-06-19 2015-01-08 リンナイ株式会社 漏電検知機能を備えた電子装置

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