JP2004355593A - 透明タッチパネル - Google Patents
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Abstract
【課題】表示画面の前面に配置される透明タッチパネルにおいて周辺部までも容易にタッチ入力できるようにする。
【解決手段】タッチパネルの周辺部に目隠し領域を設け表示画面の周辺部の目隠し目的のキャビネットを排除する。あるいはキャビネットの外側に表示領域より広い入力領域を有するタッチパネルを配置することにより周辺部タッチの障害となる段差をなくす。
【選択図】 図1
【解決手段】タッチパネルの周辺部に目隠し領域を設け表示画面の周辺部の目隠し目的のキャビネットを排除する。あるいはキャビネットの外側に表示領域より広い入力領域を有するタッチパネルを配置することにより周辺部タッチの障害となる段差をなくす。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はタッチ式入力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
省スペース、省電力に有利な液晶ディスプレイが多く使用されてきている。液晶パネルの表示部の周りは通常金属のフレームであり、キャビネットによりこのフレームを目隠ししていた。このような液晶パネルの前面にタッチパネルを配置する場合、このキャビネットに力が加わってもタッチパネルが押され誤動作しないよう周辺部のみタッチの感圧を高くしたり周辺部をタッチ入力無効領域にしていた。
【0003】
また大型のパネルにおいては指でのタッチが基本であるが周辺部はキャビネットが障害になり指が入らない問題があった。それゆえタッチパネル用のアプリケーションは操作部を画面の周辺部から避けたり、大きなボタンなどの表示にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
タッチパネルでの操作を考慮していないアプリケーションであってもタッチパネルで操作をしたいとの要望が高まってきている。特にパソコン用のアプリケーションは、操作すべきアイコン等が画面周辺部に配置されていることが多い。本発明では周辺部までも容易にタッチ入力のできるタッチパネルを供給することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明では液晶表示パネルの前面に配置するタッチパネルの周辺部分に液晶表示パネルのフレームを隠す目隠し部を設けることにより、キャビネットを液晶表示パネルの表示領域から十分離して設置できるようにする。
【0006】
あるいはタッチパネルを表示パネルとキャビネットの間に配置せずにキャビネットの外に配置し、入力範囲を表示画面より大きくすることで表示画面周辺部の入力を容易にする。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1に本発明の実施における構成図を示す。液晶表示パネル101の表示部周辺には金属のフレーム102があり、これは製品体裁上露出するのを好まれない。液晶表示パネル101の前面に配置されるタッチパネル104については液晶表示パネル101の表示される領域のみタッチ入力可能領域であれば良く、その周りはタッチ入力の必要が無い。
【0008】
通常この領域にはタッチパネル104の電極が設けられ、液晶表示パネル101のフレーム102は目隠しされるが、この電極そのものも製品体裁上露出は適当ではない。
【0009】
そこでこの入力無効領域の表面に体裁の良い目隠し105を設ける。この目隠し105は印刷であっても、塗装であってもよい。または薄いフィルムやシートであってもよい。
【0010】
このような目隠し105を設けることにより、本来目隠し目的であったキャビネット103は液晶表示パネル101の表示領域の境界ぎりぎりまで設ける必要が無く、十分指が入るだけ逃げることができる。
【0011】
目隠し105は非常に薄いものであるので表示領域と目隠し105の境界部の段差はほとんど無く表示領域の周辺部であっても指が入り容易に入力できる。
【0012】
図2は従来の構造であり、表示領域の周辺部についてはキャビネット103が障害となり入力が難しい、また無理に押すとキャビネット103がたわみ、目的以外の部分が押される誤動作が起こりうる。
【0013】
図3は外付け型タッチパネルにおける本発明の実施の構成図を示す。
この場合はすでにキャビネット103が液晶表示パネル101の表示領域ぎりぎりまで配置されてしまっている。
【0014】
この場合においてはタッチパネル104はキャビネット103のさらに外側に配置する。表示パネル101のフレーム102はキャビネット103により目隠しされているのでタッチパネル104に目隠しを設ける必要は無い。
【0015】
またキャビネット103を押さえてもタッチパネル104が押されることも無い、このためタッチ入力有効領域を表示画面より広くすることができ、表示周辺部でもタッチする指の障害となるものが無く容易に入力可能である。
【0016】
このようにキャビネット103の外側にタッチパネル104を配置する場合、タッチパネルを囲む第2のキャビネット106が必要であるが、第1のキャビネット103と第2のキャビネット106はそれぞれ独立しており正確な位置合わせが容易ではない。
【0017】
従来より位置合わせにはキャリブレーションといわれる特別なソフトウェアがあるが、これは入力位置と画面に表示される位置を合わせるものであり、物理上表示領域に入力有効領域が重なっていない部分については入力不可能である。このことによっても表示パネルの周辺部は入力が保証されない。
【0018】
タッチ入力有効領域を表示領域より広くとることで使用者はある程度自由に配置して位置ズレが生じても、表示領域をすべて入力有効領域がカバーできるのでキャリブレーションが可能である。
【0019】
このように、表示領域の周辺部でも入力の障害になるものは無く、入力も保証できる。
【0020】
【発明の効果】
本発明によれば使用者は画面の隅にあるボタンやアイコンを容易に操作できる。したがって表示画面全面にわたり操作をするアプリケーションであってもタッチパネルでの操作を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における構成図
【図2】従来のタッチパネル配置構成図。
【図3】外付け型タッチパネルでの本発明の実施形態における構成図
【符号の説明】
101 液晶パネル
102 フレーム
103 ディスプレイのキャビネット
104 透明タッチパネル
105 目隠し
106 外部取付けタッチパネルのキャビネット
201 指
【発明の属する技術分野】
本発明はタッチ式入力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
省スペース、省電力に有利な液晶ディスプレイが多く使用されてきている。液晶パネルの表示部の周りは通常金属のフレームであり、キャビネットによりこのフレームを目隠ししていた。このような液晶パネルの前面にタッチパネルを配置する場合、このキャビネットに力が加わってもタッチパネルが押され誤動作しないよう周辺部のみタッチの感圧を高くしたり周辺部をタッチ入力無効領域にしていた。
【0003】
また大型のパネルにおいては指でのタッチが基本であるが周辺部はキャビネットが障害になり指が入らない問題があった。それゆえタッチパネル用のアプリケーションは操作部を画面の周辺部から避けたり、大きなボタンなどの表示にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
タッチパネルでの操作を考慮していないアプリケーションであってもタッチパネルで操作をしたいとの要望が高まってきている。特にパソコン用のアプリケーションは、操作すべきアイコン等が画面周辺部に配置されていることが多い。本発明では周辺部までも容易にタッチ入力のできるタッチパネルを供給することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明では液晶表示パネルの前面に配置するタッチパネルの周辺部分に液晶表示パネルのフレームを隠す目隠し部を設けることにより、キャビネットを液晶表示パネルの表示領域から十分離して設置できるようにする。
【0006】
あるいはタッチパネルを表示パネルとキャビネットの間に配置せずにキャビネットの外に配置し、入力範囲を表示画面より大きくすることで表示画面周辺部の入力を容易にする。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1に本発明の実施における構成図を示す。液晶表示パネル101の表示部周辺には金属のフレーム102があり、これは製品体裁上露出するのを好まれない。液晶表示パネル101の前面に配置されるタッチパネル104については液晶表示パネル101の表示される領域のみタッチ入力可能領域であれば良く、その周りはタッチ入力の必要が無い。
【0008】
通常この領域にはタッチパネル104の電極が設けられ、液晶表示パネル101のフレーム102は目隠しされるが、この電極そのものも製品体裁上露出は適当ではない。
【0009】
そこでこの入力無効領域の表面に体裁の良い目隠し105を設ける。この目隠し105は印刷であっても、塗装であってもよい。または薄いフィルムやシートであってもよい。
【0010】
このような目隠し105を設けることにより、本来目隠し目的であったキャビネット103は液晶表示パネル101の表示領域の境界ぎりぎりまで設ける必要が無く、十分指が入るだけ逃げることができる。
【0011】
目隠し105は非常に薄いものであるので表示領域と目隠し105の境界部の段差はほとんど無く表示領域の周辺部であっても指が入り容易に入力できる。
【0012】
図2は従来の構造であり、表示領域の周辺部についてはキャビネット103が障害となり入力が難しい、また無理に押すとキャビネット103がたわみ、目的以外の部分が押される誤動作が起こりうる。
【0013】
図3は外付け型タッチパネルにおける本発明の実施の構成図を示す。
この場合はすでにキャビネット103が液晶表示パネル101の表示領域ぎりぎりまで配置されてしまっている。
【0014】
この場合においてはタッチパネル104はキャビネット103のさらに外側に配置する。表示パネル101のフレーム102はキャビネット103により目隠しされているのでタッチパネル104に目隠しを設ける必要は無い。
【0015】
またキャビネット103を押さえてもタッチパネル104が押されることも無い、このためタッチ入力有効領域を表示画面より広くすることができ、表示周辺部でもタッチする指の障害となるものが無く容易に入力可能である。
【0016】
このようにキャビネット103の外側にタッチパネル104を配置する場合、タッチパネルを囲む第2のキャビネット106が必要であるが、第1のキャビネット103と第2のキャビネット106はそれぞれ独立しており正確な位置合わせが容易ではない。
【0017】
従来より位置合わせにはキャリブレーションといわれる特別なソフトウェアがあるが、これは入力位置と画面に表示される位置を合わせるものであり、物理上表示領域に入力有効領域が重なっていない部分については入力不可能である。このことによっても表示パネルの周辺部は入力が保証されない。
【0018】
タッチ入力有効領域を表示領域より広くとることで使用者はある程度自由に配置して位置ズレが生じても、表示領域をすべて入力有効領域がカバーできるのでキャリブレーションが可能である。
【0019】
このように、表示領域の周辺部でも入力の障害になるものは無く、入力も保証できる。
【0020】
【発明の効果】
本発明によれば使用者は画面の隅にあるボタンやアイコンを容易に操作できる。したがって表示画面全面にわたり操作をするアプリケーションであってもタッチパネルでの操作を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における構成図
【図2】従来のタッチパネル配置構成図。
【図3】外付け型タッチパネルでの本発明の実施形態における構成図
【符号の説明】
101 液晶パネル
102 フレーム
103 ディスプレイのキャビネット
104 透明タッチパネル
105 目隠し
106 外部取付けタッチパネルのキャビネット
201 指
Claims (2)
- 画面上に重ねて設置する透明なパネルであって、可視領域の外側に不透明な目隠し領域を有することを特徴とするタッチパネル。
- 画面上に重ねて設置する透明なパネルであって、表示画面より広い入力領域を有することを特徴とするタッチパネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003189871A JP2004355593A (ja) | 2003-05-28 | 2003-05-28 | 透明タッチパネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003189871A JP2004355593A (ja) | 2003-05-28 | 2003-05-28 | 透明タッチパネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004355593A true JP2004355593A (ja) | 2004-12-16 |
Family
ID=34055433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003189871A Pending JP2004355593A (ja) | 2003-05-28 | 2003-05-28 | 透明タッチパネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004355593A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008112302A (ja) * | 2006-10-30 | 2008-05-15 | Mitsubishi Electric Corp | 入力装置 |
JP2009129370A (ja) * | 2007-11-27 | 2009-06-11 | Fujitsu Component Ltd | パネル型入力装置及び電子機器 |
EP2466442A2 (en) | 2010-12-20 | 2012-06-20 | Sony Corporation | Information processing apparatus and information processing method |
WO2013157270A1 (ja) * | 2012-04-19 | 2013-10-24 | パナソニック株式会社 | 携帯電子機器 |
JP2014056578A (ja) * | 2012-09-13 | 2014-03-27 | Rtr-Tech Technology Co Ltd | タッチパネル及びその製造方法 |
WO2014119236A1 (ja) * | 2013-01-30 | 2014-08-07 | 株式会社デンソー | 表示装置 |
US9052791B2 (en) | 2011-12-16 | 2015-06-09 | Panasonic Intellectual Property Corporation Of America | Touch panel and electronic device |
-
2003
- 2003-05-28 JP JP2003189871A patent/JP2004355593A/ja active Pending
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US10955958B2 (en) | 2010-12-20 | 2021-03-23 | Sony Corporation | Information processing apparatus and information processing method |
EP3418876A1 (en) | 2010-12-20 | 2018-12-26 | Sony Corporation | Information processing apparatus and information processing method |
US9052791B2 (en) | 2011-12-16 | 2015-06-09 | Panasonic Intellectual Property Corporation Of America | Touch panel and electronic device |
US9182869B2 (en) | 2011-12-16 | 2015-11-10 | Panasonic Intellectual Property Corporation Of America | Touch panel and electronic device |
US9182870B2 (en) | 2011-12-16 | 2015-11-10 | Panasonic Intellectual Property Corporation Of America | Touch panel and electronic device |
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JP5537743B2 (ja) * | 2012-04-19 | 2014-07-02 | パナソニック株式会社 | 携帯電子機器 |
US9298293B2 (en) | 2012-04-19 | 2016-03-29 | Panasonic Intellectual Property Corporation Of America | Portable electronic apparatus |
WO2013157270A1 (ja) * | 2012-04-19 | 2013-10-24 | パナソニック株式会社 | 携帯電子機器 |
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US9767740B2 (en) | 2013-01-30 | 2017-09-19 | Denso Corporation | Touch panel display device comprising an insulator portion that limits intrusion of dust into a gap |
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