JP2004355327A - 健康管理システム、健康管理装置、健康管理方法および健康管理プログラム - Google Patents

健康管理システム、健康管理装置、健康管理方法および健康管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの状態に応じて効率的かつ適切なアドバイスを提示することが可能な健康管理システム、健康管理装置、健康管理方法および健康管理プログラムを提供することである。
【解決手段】問診提示モジュール52は定期的にユーザ端末1に問診を提示する。アドバイス選択モジュール51は生理量データおよび問診回答と個人設定値とに基づいてアルゴリズムデータベース57に登録された複数のアドバイスアルゴリズムのいずれかを選択し、ユーザ端末1に自動アドバイスとして提示し、自動アドバイスを提示できない場合には、医師端末2に判断依頼を行う。医師端末2は個別アドバイスモジュール54の個人掲示板を介して個別アドバイスをユーザ端末1に提示する。アドバイス構成モジュール53はQ&A履歴データベース59からQ&A履歴を抽出し、アドバイスアルゴリズムを生成する。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、健康管理システム、健康管理装置、健康管理方法および健康管理プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
患者の日々の生理量データをネットワークを介してサーバに登録し、自動的にアドバイスを提供するシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。ここで、生理量データとは、体温、血圧、血糖値、体重等の客観的に測定可能な生命に関するデータをいう。
【0003】
【特許文献1】
特表2000−514938号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のシステムにおいて、患者のあらゆる状態を自動的に判断してアドバイスを提供することは困難である。
【0005】
また、上記の従来のシステムでは、診断結果を医師に伝えることを可能としている。しかし、医師は、与えられた診断結果の全てを確認する必要が生じ、作業負担が増大する。
【0006】
さらに、このシステムにより提供するアドバイスの作成は、医師等の専門家のノウハウを抽出する作業であり、非常な労力が必要となる。
【0007】
本発明の目的は、ユーザの状態に応じて効率的かつ適切なアドバイスを提示することが可能な健康管理システム、健康管理装置、健康管理方法および健康管理プログラムを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
第1の発明に係る健康管理システムは、ユーザが使用するユーザ用端末装置と、専門家が使用する専門家用端末装置と、管理用コンピュータとを備え、ユーザ用端末装置、専門家用端末装置および管理用コンピュータは相互に通信回線で接続され、管理用コンピュータは、ユーザ用端末装置により与えられるユーザの健康状態に関するデータを記憶するデータ記憶手段と、健康状態に関する複数のアドバイスを第1のアドバイスとして記憶するアドバイス記憶手段と、データ記憶手段に記憶されたデータに基づいて第1のアドバイスの提示が可能か否かを判定し、第1のアドバイスの提示が可能な場合にアドバイス記憶手段に記憶された複数の第1のアドバイスのいずれかを選択してユーザ用端末装置に提示し、第1のアドバイスの提示が可能でない場合に専門家用端末装置に判断を依頼する第1のアドバイス提示手段と、専門家用端末装置からのアドバイスを第2のアドバイスとしてユーザ用端末装置に提示する第2のアドバイス提示手段とを備えたものである。
【0009】
本発明に係る健康管理システムにおいては、ユーザが使用するユーザ用端末装置、専門家が使用する専門家用端末装置および管理用コンピュータが相互に通信回線で接続される。
【0010】
管理用コンピュータにおいて、ユーザ用端末装置により与えられるユーザの健康状態に関するデータがデータ記憶手段に記憶され、健康状態に関する複数のアドバイスがアドバイス記憶手段に第1のアドバイスとして記憶される。第1のアドバイス提示手段により、データ記憶手段に記憶されたデータに基づいて第1のアドバイスの提示が可能か否かが判定され、第1のアドバイスの提示が可能な場合にアドバイス記憶手段に記憶された複数の第1のアドバイスのいずれかが選択されてユーザ用端末装置に提示され、第1のアドバイスの提示が可能でない場合に専門家用端末装置に判断が依頼される。そして、第2のアドバイス提示手段により専門家用端末装置からのアドバイスが第2のアドバイスとしてユーザ用端末装置に提示される。
【0011】
このように、通常は、健康状態に関するデータに基づいてユーザに自動的に第1のアドバイスが提示される。したがって、ユーザは、容易にアドバイスを受けることができる。また、第1のアドバイスの提示が可能でない場合には、専門家の判断による第2のアドバイスがユーザに提示される。したがって、判断が困難な場合には、ユーザは、専門家による適切なアドバイスを容易に受けることができる。この場合、第1のアドバイスの提示が可能でない場合に専門家に判断が依頼されるので、専門家の作業の負担が増大しない。
【0012】
したがって、ユーザの状態に応じて効率的かつ適切なアドバイスを提示することが可能となる。
【0013】
管理用コンピュータは、第2のアドバイス提示手段によりユーザ用端末装置に提示される第2のアドバイスに基づいて第1のアドバイスを構成し、構成された第1のアドバイスをアドバイス記憶手段に記憶させるアドバイス構成手段をさらに備えてもよい。
【0014】
この場合、第2のアドバイス提示手段によりユーザ用端末装置に提示された第2のアドバイスに基づいてアドバイス構成手段により第1のアドバイスが構成され、構成された第1のアドバイスがアドバイス記憶手段に記憶される。このようにして、専門家のアドバイスから第1のアドバイスが自動的に構成される。したがって、労力を要することなく、第1のアドバイスの提示機能が高性能化される。
【0015】
第2のアドバイス提示手段は、ユーザ用端末装置および専門家用端末装置により書き込みおよび読み出し可能な情報記憶手段を含み、アドバイス構成手段は、情報記憶手段に書き込まれた情報に基づいて第1のアドバイスを構成してもよい。
【0016】
この場合、ユーザ用端末装置および専門家用端末装置により情報記憶手段に対して情報の書き込みおよび読み出しが行われる。そして、アドバイス構成手段により、情報記憶手段に書き込まれた情報に基づいて第1のアドバイスが構成される。したがって、労力を要することなく、専門家のノウハウを取得することが可能となり、第1のアドバイスの提示機能がより高性能化される。
【0017】
管理用コンピュータは、ユーザごとに設定されたアドバイス提示のための基準値を記憶する基準値記憶手段をさらに備え、第1のアドバイス提示手段は、データ記憶手段に記憶されたデータおよび基準値記憶手段に記憶された基準値に基づいて第1のアドバイスの提示が可能か否かの判定および第1のアドバイスの選択を行ってもよい。
【0018】
この場合、ユーザごとに設定された基準値が基準値記憶手段に記憶され、第1のアドバイス提示手段により、データ記憶手段に記憶されたデータおよび基準値記憶手段に記憶された基準値に基づいて第1のアドバイスの提示が可能か否かの判定および第1のアドバイスの選択が行われる。それにより、ユーザごとの健康状態に応じたアドバイスを提示することが可能となる。
【0019】
基準値記憶手段に記憶された基準値は、専門家用端末装置により設定および変更可能であってもよい。
【0020】
この場合、専門家が専門家用端末装置により基準値を設定または変更することができるので、より適切な基準値に基づいてアドバイスを提示することができる。
【0021】
第1のアドバイス提示手段は、第1のアドバイスの提示が可能でない場合に基準値記憶手段に記憶された基準値に基づいて重度の問題があるか否かを判定してもよい。
【0022】
この場合、第1のアドバイスの提示が可能でない場合に、第1のアドバイス提示手段により重度の問題があるか否かが判定されるので、ユーザの健康状態の程度に応じて適切な対応が可能となる。
【0023】
専門家用端末装置は、階層構造を有する複数の端末装置を含み、第1のアドバイス提示手段は、第1のアドバイスの提示が可能でない場合に階層構造を有する複数の端末装置のうち最上位の端末装置に判断を依頼してもよい。
【0024】
この場合、複数の端末装置が階層構造を有し、第1のアドバイスの提示が可能でない場合に最上位の端末装置に判断が依頼されるので、判断の依頼を容易に行うことができる。
【0025】
専門家用端末装置は、複数の端末装置を含み、第1のアドバイス提示手段は、第1のアドバイスの提示が可能でない場合にデータ記憶手段に記憶されたデータに基づいて複数の端末装置のうちいずれかを選択し、選択した端末装置に判断を依頼してもよい。
【0026】
この場合、データに基づいて適切な専門家の端末装置に判断が依頼されるので、より適切なアドバイスを迅速に提示することが可能となる。
【0027】
管理用コンピュータは、ユーザ用端末装置に問診を提示する問診提示手段をさらに備え、データ記憶手段は、ユーザ用端末装置により与えられたユーザの生理量データおよび問診提示手段による問診に対してユーザ用端末装置により与えられた回答をデータとして記憶し、第1のアドバイス提示手段は、データ記憶手段に記憶された生理量データおよび回答に基づいて第1のアドバイスの提示が可能か否かの判定および第1のアドバイスの選択を行ってもよい。
【0028】
この場合、問診提示手段によりユーザ用端末装置に問診が提示され、ユーザ用端末装置により与えられたユーザの生理量データおよびユーザ用端末装置により与えられた問診の回答がデータ記憶手段によりデータとして記憶される。そして、生理量データおよび回答に基づいて第1のアドバイスの提示が可能か否かの判定および第1のアドバイスの選択が行われる。それにより、ユーザの健康状態により適合した第1のアドバイスが提示される。
【0029】
第1のアドバイス提示手段は、第1のアドバイスの提示が可能か否かの判定および第1のアドバイスの選択のためにデータが不足している場合に問診提示手段による問診により不足するデータを取得してもよい。
【0030】
この場合、第1のアドバイスの提示が可能か否かの判定および第1のアドバイスの選択のためにデータが不足している場合に、問診提示手段による問診により不足するデータが取得される。それにより、正確に第1のアドバイスを選択することができる。
【0031】
第2の発明に係る健康管理装置は、ユーザにより与えられるユーザの健康状態に関するデータを記憶するデータ記憶手段と、健康状態に関する複数のアドバイスを第1のアドバイスとして記憶するアドバイス記憶手段と、データ記憶手段に記憶されたデータに基づいて第1のアドバイスの提示が可能か否かを判定し、第1のアドバイスの提示が可能な場合にアドバイス記憶手段に記憶された複数の第1のアドバイスのいずれかを選択してユーザに提示し、第1のアドバイスの提示が可能でない場合に専門家に判断を依頼する第1のアドバイス提示手段と、専門家からのアドバイスを第2のアドバイスとしてユーザに提示する第2のアドバイス提示手段とを備えたものである。
【0032】
本発明に係る健康管理装置において、ユーザにより与えられるユーザの健康状態に関するデータがデータ記憶手段に記憶され、健康状態に関する複数のアドバイスがアドバイス記憶手段に第1のアドバイスとして記憶される。第1のアドバイス提示手段により、データ記憶手段に記憶されたデータに基づいて第1のアドバイスの提示が可能か否かが判定され、第1のアドバイスの提示が可能な場合にアドバイス記憶手段に記憶された複数の第1のアドバイスのいずれかが選択されてユーザに提示され、第1のアドバイスの提示が可能でない場合に専門家に判断が依頼される。そして、第2のアドバイス提示手段により専門家からのアドバイスが第2のアドバイスとしてユーザに提示される。
【0033】
このように、通常は、健康状態に関するデータに基づいてユーザに自動的に第1のアドバイスが提示される。したがって、ユーザは、容易にアドバイスを受けることができる。また、第1のアドバイスの提示が可能でない場合には、専門家の判断による第2のアドバイスがユーザに提示される。したがって、判断が困難な場合には、ユーザは、専門家による適切なアドバイスを容易に受けることができる。この場合、第1のアドバイスの提示が可能でない場合に専門家に判断が依頼されるので、専門家の作業の負担が増大しない。
【0034】
したがって、ユーザの状態に応じて効率的かつ適切なアドバイスを提示することが可能となる。
【0035】
第3の発明に係る健康管理方法は、ユーザにより与えられるユーザの健康状態に関するデータを記憶するステップと、健康状態に関する複数のアドバイスを第1のアドバイスとして記憶するステップと、記憶されたデータに基づいて第1のアドバイスの提示が可能か否かを判定し、第1のアドバイスの提示が可能な場合に記憶された複数の第1のアドバイスのいずれかを選択してユーザに提示し、第1のアドバイスの提示が可能でない場合に専門家に判断を依頼するステップと、専門家からのアドバイスを第2のアドバイスとしてユーザに提示するステップとを備えたものである。
【0036】
本発明に係る健康管理方法において、ユーザにより与えられるユーザの健康状態に関するデータが記憶され、健康状態に関する複数のアドバイスが第1のアドバイスとして記憶される。記憶されたデータに基づいて第1のアドバイスの提示が可能か否かが判定され、第1のアドバイスの提示が可能な場合に記憶された複数の第1のアドバイスのいずれかが選択されてユーザに提示され、第1のアドバイスの提示が可能でない場合に専門家に判断が依頼される。そして、専門家からのアドバイスが第2のアドバイスとしてユーザに提示される。
【0037】
このように、通常は、健康状態に関するデータに基づいてユーザに自動的に第1のアドバイスが提示される。したがって、ユーザは、容易にアドバイスを受けることができる。また、第1のアドバイスの提示が可能でない場合には、専門家の判断による第2のアドバイスがユーザに提示される。したがって、判断の困難な場合には、ユーザは、専門家による適切なアドバイスを容易に受けることができる。この場合、第1のアドバイスの提示が可能でない場合に専門家に判断が依頼されるので、専門家の作業の負担が増大しない。
【0038】
したがって、ユーザの状態に応じて効率的かつ適切なアドバイスを提示することが可能となる。
【0039】
第4の発明に係る健康管理プログラムは、コンピュータ読み取り可能な健康管理プログラムであって、ユーザにより与えられるユーザの健康状態に関するデータを記憶する処理と、健康状態に関する複数のアドバイスを第1のアドバイスとして記憶する処理と、記憶されたデータに基づいて第1のアドバイスの提示が可能か否かを判定し、第1のアドバイスの提示が可能な場合に記憶された複数の第1のアドバイスのいずれかをユーザに提示し、第1のアドバイスの提示が可能でない場合に専門家に判断を依頼する処理と、専門家からのアドバイスを第2のアドバイスとしてユーザに提示する処理とを、コンピュータに実行させるものである。
【0040】
本発明に係る健康管理プログラムによれば、ユーザにより与えられるユーザの健康状態に関するデータが記憶され、健康状態に関する複数のアドバイスが第1のアドバイスとして記憶される。記憶されたデータに基づいて第1のアドバイスの提示が可能か否かが判定され、第1のアドバイスの提示が可能な場合に記憶された複数の第1のアドバイスのいずれかが選択されてユーザに提示され、第1のアドバイスの提示が可能でない場合に専門家に判断が依頼される。そして、専門家からのアドバイスが第2のアドバイスとしてユーザに提示される。
【0041】
このように、通常は、健康状態に関するデータに基づいてユーザに自動的に第1のアドバイスが提示される。したがって、ユーザは、容易にアドバイスを受けることができる。また、第1のアドバイスの提示が可能でない場合には、専門家の判断による第2のアドバイスがユーザに提示される。したがって、判断の困難な場合には、ユーザは、専門家による適切なアドバイスを容易に受けることができる。この場合、第1のアドバイスの提示が可能でない場合に専門家に判断が依頼されるので、専門家の作業の負担が増大しない。
【0042】
したがって、ユーザの状態に応じて効率的かつ適切なアドバイスを提示することが可能となる。
【0043】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の一実施の形態に係る健康管理システムの構成を示す模式図である。図1の健康管理システムは、ユーザ端末1、医師端末2、栄養士端末3、心理カウンセラー端末4およびサーバ5を含む。ユーザ端末1、医師端末2、栄養士端末3、心理カウンセラー端末4およびサーバ5は、インターネット、公衆回線網等のネットワーク6を介して相互に接続されている。
【0044】
ユーザ端末1は、パーソナルコンピュータ等からなり、ユーザが使用する端末である。このユーザ端末1は、生理量データ登録機能、基礎情報(氏名、性別、生年月日等)登録機能、食事情報(食事内容、食事画像、摂取カロリー)登録機能、検査結果登録機能、運動量情報登録機能および問診回答機能を有する。生理量データとは、血圧、血糖値、体重等の客観的に測定可能な生命に関するデータをいい、バイタルデータとも呼ばれる。
【0045】
医師端末2、栄養士端末3および心理カウンセラー端末4は、それぞれパーソナルコンピュータ等からなり、医師、栄養士および心理カウンセラーが使用する端末装置である。ここで、医師、栄養士および心理カウンセラーを専門家と総称する。本実施の形態の健康管理システムでは、専門家として医師、栄養士および心理カウンセラーを採用しているが、健康管理システムに他の専門家を採用してもよい。専門家が使用する端末は、ユーザ端末1と同様にデータを登録する機能を有してもよい。医師端末2は検査結果登録機能を有してもよく、栄養士端末3は食事情報登録機能を有してもよい。
【0046】
サーバ5は、管理用コンピュータである。このサーバ5は、後述する健康管理プログラムに従って動作し、健康管理システムを実現するためのデータの管理を行い、自動アドバイス提示機能および個別アドバイス提示機能を有する。
【0047】
ここで、自動アドバイスとは、生理量データ、問診回答および個人設定値に基づいて自動的に提示されるアドバイスである。この自動アドバイスは、ユーザによる生理量データまたは問診回答の登録時あるいはユーザがアドバイスを求めた場合に提示される。
【0048】
また、個別アドバイスとは、自動アドバイスの提示が不可能な場合に、専門家の判断に基づいて提示されるアドバイスである。さらに、個人設定値とは、ユーザが健康上の重度の問題を有するか否かの判断の基準となる値をいい、ユーザごとに専門家により設定される。個人設定値の例として、体重の基準値、血圧の基準値、血糖値の基準値等が挙げられる。
【0049】
なお、個別アドバイスを提示する場合、および専門家により個別アドバイスの要否の判断が終了していない場合には、自動アドバイスに注釈が付される。
【0050】
図2は図1の健康管理システムのサーバ5の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、サーバ5は、CPU(中央演算処理装置)101、RAM(ランダムアクセスメモリ)102、ROM(リードオンリメモリ)103、外部記憶装置104、表示器105、記録媒体駆動装置106およびインタフェース部107を含む。
【0051】
インタフェース部107はネットワーク6に接続されている。ROM103にはシステムプログラムが記憶される。記録媒体駆動装置106はCD−ROM(コンパクトディスク−リードオンリメモリ)ドライブ、フロッピィディスクドライブ等からなり、CD−ROM、フロッピィディスク等の記録媒体108に対してデータの読み書きを行う。記録媒体108には、健康管理プログラムが記録されている。
【0052】
外部記憶装置104は、ハードディスク装置等からなり、記録媒体駆動装置106を介して記録媒体108から読み込まれた健康管理プログラムを記憶する。CPU101は、外部記憶装置104に記憶された健康管理プログラムをRAM102上で実行する。表示器105は、CRT(陰極線管)、液晶ディスプレイ等からなり、各種情報を表示する。
【0053】
なお、健康管理プログラムを記録する記録媒体108としては、ROM等の半導体メモリ、ハードディスク等の種々の記録媒体を用いてもよい。また、健康管理プログラムをネットワーク6を介して外部記憶装置105にダウンロードし、RAM102上で実行してもよい。
【0054】
なお、図1の健康管理システムのユーザ端末1、医師端末2、栄養士端末3および心理カウンセラー端末4の構成は、図2のサーバ5の構成と同様である。
【0055】
図3および図4は健康管理プログラムの構成および動作を示すブロック図である。図3は自動アドバイスと個別アドバイスとの切り替え動作を示し、図4は個別アドバイスから自動アドバイスの生成動作を示す。
【0056】
図3および図4に示すように、健康管理プログラムは、アドバイス選択モジュール51、問診提示モジュール52、アドバイス構成モジュール53、個別アドバイスモジュール54、生理量・問診回答個人データベース(以下、個人データベースと略記する)55、個人設定値データベース56、アドバイスアルゴリズムデータベース(以下、アルゴリズムデータベースと略記する)57、問診データベース58およびQ&A履歴データベース59を含む。
【0057】
個別アドバイスモジュール54は、個人別の電子掲示板(以下、個人掲示板と呼ぶ)を有する。専門家が個人掲示板に書き込みを行うと、電子メールによりユーザに書き込み通知が送信され、ユーザが個人掲示板に書き込みを行うと、電子メールにより専門家に書き込み通知が送信される。この書き込み通知には、個人掲示板へのアクセス方法のみが記述されており、書き込み内容は記述されない。それにより、ユーザと専門家との間での応答内容の秘密性が保持される。
【0058】
また、個人掲示板の書き込みに対してユーザおよび専門家ごとに未読および既読の履歴が記録される。
【0059】
個人データベース55には、ユーザ端末1より登録される個人別の生理量データ、基礎情報、食事情報、検査結果、運動量および問診回答等が格納される。また、個人データベース55には、医師端末2や栄養士端末3から登録される食事情報、検査結果等の情報も格納される。以降、個人データベース55に格納されている情報を個人データと呼ぶ。個人設定値データベース56には、個人別に個人設定値が登録される。
【0060】
アルゴリズムデータベース57には、複数のアドバイスアルゴリズムが登録されている。ここで、アドバイスアルゴリズムとは、自動アドバイスの手順である。
【0061】
問診データベース58には、複数の問診文が登録されている。Q&A履歴データベース59には、ユーザと医師との間での問い合わせおよび回答の履歴(以下、Q&A履歴と呼ぶ)が登録されている。
【0062】
まず、図3を参照しながら自動アドバイスと個別アドバイスとの切り替え動作について説明する。
【0063】
問診提示モジュール52は、定期的にアドバイス選択モジュール51から問診選択の指示を受け、問診データベース58に登録された問診文を選択し、ユーザ端末1に問診を提示する。また、問診提示モジュール52は、個人データベース55に登録された個人データを参照し、個人データが不足している場合に、問診データベース58に登録された問診文を選択し、ユーザ端末1に問診を提示する。問診は、個人データの不足が判明したときに行ってもよいし、問診提示モジュール52に優先問診である旨を記憶し、次回に行ってもよい。
【0064】
ユーザは、ユーザ端末1に提示された問診に回答し、個人データを個人データベース55に登録する。また、ユーザは、ユーザ端末1を用いて個人データベース55に登録された個人データを閲覧することができる。
【0065】
アドバイス選択モジュール51は、個人データベース55に登録された個人データと個人設定値データベース56に登録された個人設定値とに基づいてアルゴリズムデータベース57に登録された複数のアドバイスアルゴリズムのいずれかを選択し、ユーザ端末1に自動アドバイスとして提示する。また、アドバイス選択モジュール51は、自動アドバイスを提示できない場合には、客観的な事実のみをユーザ端末1に送信し、電子メールを用いて医師端末2に判断依頼を行う。
【0066】
医師は、医師端末2を用いて個人データベース55に登録された個人データを閲覧する。また、医師は医師端末2を用いて個人データベース55に検査結果等を登録することができる。
【0067】
また、医師は、医師端末2を用いて個別アドバイスモジュール54の個人掲示板に問い合わせまたは個別アドバイスを書き込む。個別アドバイスモジュール54は、書き込まれた問い合わせまたは個別アドバイスをQ&A履歴データベース59に登録するとともに、電子メールを用いてユーザ端末1に問い合わせまたは個別アドバイスの書き込みを通知する。ユーザは、個別アドバイスモジュール54の個人掲示板に書き込まれた問い合わせまたは個別アドバイスをユーザ端末1を用いて閲覧する。
【0068】
ユーザは、ユーザ端末1を用いて問い合わせまたは問い合わせに対する回答を個別アドバイスモジュール54の個人掲示板に書き込む。個別アドバイスモジュール54は、書き込まれた問い合わせまたは回答をQ&A履歴データベース59に登録するとともに、電子メールを用いて医師端末2に問い合わせまたは回答の書き込みを通知する。医師は、個別アドバイスモジュール54の個人掲示板に書き込まれた問い合わせまたは回答を医師端末2を用いて閲覧する。
【0069】
個別アドバイスモジュール54は、Q&A履歴データベース59に登録された問い合わせ、回答または個別アドバイスをユーザ端末1または医師端末2において表示するために読み出す。
【0070】
医師は、個人データに基づいて個人設定値に問題があると判断した場合、医師端末2を用いて個人設定値データベース56に登録された個人設定値を変更する。
【0071】
さらに、医師は、必要に応じて医師端末2から心理カウンセラー端末4または栄養士端末3を通じて心理カウンセラーまたは栄養士に個別アドバイスの作業を依頼する。この場合、心理カウンセラーまたは栄養士が心理カウンセラー端末4または栄養士端末3を用いて個別アドバイスモジュール54の個人掲示板に問い合わせまたは個別アドバイスを書き込み、電子メールにより個別アドバイスモジュール54から回答または問い合わせの書き込み通知を受け取る。
【0072】
医師は、個別アドバイスの作業が終了した場合に、医師端末2を用いて終了通知をアドバイス選択モジュール51に送信する。
【0073】
このように、専門家が階層構造を有し、アドバイス選択モジュール51がある種類の専門家(例えば医師)に判断依頼を行い、必要に応じてその専門家が他の種類の専門家(例えば、栄養士または心理カウンセラー)に判断または個別アドバイスの作業を委譲する。
【0074】
また、アドバイス選択モジュール51は、問題のある個人データに基づいて判断依頼を行う専門家を自動的に選択する機能も有する。たとえば、アドバイス選択モジュール51は、血圧が個人設定値を超えている場合には医師に判断を依頼し、食事面で問題がある場合には栄養士に判断を依頼し、精神面で問題がある場合には心理カウンセラーに判断を依頼する。
【0075】
このようにして、自動アドバイスと個別アドバイスとの切り替え動作が行われる。
【0076】
次に、図4を参照しながら個別アドバイスから自動アドバイスの生成動作について説明する。
【0077】
ユーザは、自動アドバイスに疑問を持つ場合に、ユーザ端末1を用いて問い合わせを個別アドバイスモジュール54の個人掲示板に書き込む。個別アドバイスモジュール54は、書き込まれた問い合わせをQ&A履歴データベース59に登録するとともに、電子メールにより医師端末2に問い合わせの書き込みを通知する。医師は、個別アドバイスモジュール54の個人掲示板に書き込まれた問い合わせを医師端末2を用いて閲覧する。
【0078】
そして、医師は、個人データベース55に登録された個人データに基づいて医師端末2を用いて個別アドバイスモジュール54の個人掲示板に個別アドバイスを書き込む。個別アドバイスモジュール54は、書き込まれた個別アドバイスをQ&A履歴データベース59に登録するとともに、電子メールによりユーザ端末1に個別アドバイスの書き込みを通知する。ユーザは、個別アドバイスモジュール54の個人掲示板に書き込まれた個別アドバイスをユーザ端末1を用いて閲覧する。
【0079】
また、医師は、ユーザの状態を問い合わせるために医師端末2を用いて個別アドバイスモジュール54の個人掲示板に問い合わせを書き込む。個別アドバイスモジュール54は、書き込まれた問い合わせをQ&A履歴データベース59に登録するとともに、電子メールによりユーザ端末1に問い合わせの書き込みを通知する。ユーザは、個別アドバイスモジュール54の個人掲示板に書き込まれた問い合わせをユーザ端末1を用いて閲覧する。
【0080】
ユーザは、ユーザ端末1用いて個別アドバイスモジュール54の個人掲示板に問い合わせに対する回答を書き込む。個別アドバイスモジュール54は、書き込まれた回答をQ&A履歴データベース59に登録するとともに、電子メールにより医師端末2に回答の書き込みを通知する。医師は、個別アドバイスモジュール54の個人掲示板に書き込まれた回答を閲覧する。
【0081】
その後、医師は、上記のように、医師端末2を用いて個別アドバイスモジュール54の個人掲示板に個別アドバイスを書き込む。問い合わせおよび回答は、医師により個別アドバイスが提示されるまで繰り返される。
【0082】
ユーザと医師との間での問い合わせ、回答および個別アドバイスの送受信の経過は、Q&A履歴データベース59にQ&A履歴として登録される。
【0083】
個別アドバイスモジュール54は、Q&A履歴データベース59に登録された問い合わせ、回答および個別アドバイスをユーザ端末1または医師端末2において表示するために読み出す。
【0084】
個別アドバイスの提示が終了すると、アドバイス構成モジュール53は、Q&A履歴データベース59からQ&A履歴を抽出し、そのQ&A履歴から問診文、条件式、問診回答、問診選択条件、アドバイスおよびアドバイスアルゴリズムを生成する。
【0085】
具体的には、問診文または条件式をQ0〜Qnとし、問診回答をR0〜Rnとし、問診選択条件をCとする。この場合、問診選択条件Cは、問診文または条件式Q0〜Qnと問診回答をR0〜Rnとに分解される。アドバイスをAとすると、アドバイスアルゴリズムは次のようになる。
【0086】
If(Q0=R0 and Q1=R1 … Qn=Rn) then A
アドバイス構成モジュール53は、問診文、条件式、問診回答、問診選択条件、アドバイスおよびアドバイスアルゴリズムの確認依頼を電子メールにより医師端末2に通知する。
【0087】
また、アドバイス構成モジュール53は、問診文、条件式、問診回答、問診選択条件、アドバイスおよびアドバイスアルゴリズムを医師端末2に表示させる。医師は、医師端末2に表示された問診文、条件式、問診回答、問診選択条件、アドバイスおよびアドバイスアルゴリズムを確認し、必要に応じてそれらを修正する。医師は、修正後の問診文、条件式、問診回答、問診選択条件、アドバイスおよびアドバイスアルゴリズムの構成を医師端末2からアドバイス構成モジュール53に送信する。
【0088】
アドバイス構成モジュール53は、問診文および問診回答を問診データベース58に登録し、条件式、問診選択条件、アドバイスおよびアドバイスアルゴリズムをアルゴリズムデータベース57に登録する。また、アドバイス構成モジュール53は、個人データベース55に問診回答の格納用領域を確保し、個人設定値データベース56にアドバイスアルゴリズム用の個人設定値の格納用領域を追加する。
【0089】
このようにして、個別アドバイスから自動アドバイスが自動的に生成される。ここで、個別アドバイスから自動アドバイスの生成の一例を説明する。例えば、ユーザが個別アドバイスモジュール54の個人掲示板に「意識が薄れることがあったのですが、どうしたらいいでしょうか?」という問い合わせを書き込む。
【0090】
医師は、ユーザの個人データベース55の個人データを参照し、個別アドバイスモジュール54の個人掲示板に「血糖値が38ですが、定期的に血糖値降下薬を飲んでいますか?」という問い合わせを書き込む。
【0091】
ユーザは、個別アドバイスモジュール54の個人掲示板に「毎日3回の飲んでいます。食事をとらないときも、欠かさず飲んでいます。」という回答を書き込む。
【0092】
医師は、個別アドバイスモジュール54の個人掲示板に「低血糖の症状です。血糖降下薬は、食事をとる前にだけ服用してください。」という個別アドバイスを書き込む。
【0093】
この場合、アドバイス構成モジュール53は、上記のQ&A履歴から問診文、条件式、問診回答、問診選択条件、アドバイスおよびアドバイスアルゴリズムを生成し、その確認を医師に依頼する。医師は、例えば、次のように修正を行う。
【0094】
問診文1:「意識が薄れることがありますか?」
問診文2:「食事をとらないときも、血糖降下薬を飲んでいますか?」
条件式1:血糖値≧平均血糖値−100
アドバイス1:「血糖値が普段よりも非常に低く、低血糖の症状と思われます。血糖降下薬は、食事をとる前にだけ服用して下さい。」
アドバイスアルゴリズム:
if 問診文1=Yes and 問診文2=Yes and 条件式1=true then アドバイス1
上記のアドバイスアルゴリズムは、問診文1に対する回答が「はい」であり、問診文2に対する回答が「はい」であり、かつ条件式1を満足すれば、アドバイス1を提示することを意味する。
【0095】
次に、本実施の形態に係る健康管理システムの各部の動作について説明する。図5は図3および図4のアドバイス選択モジュール51の動作を示すフローチャートである。ここでは、図5を参照しながらアドバイス選択モジュール51による自動アドバイスの提示処理について説明する。
【0096】
まず、サーバ5のアドバイス選択モジュール51は、個人データベース55から個人データを取得する(ステップS1)。
【0097】
次に、アドバイス選択モジュール51は、個人データに基づいて自動アドバイスの提示が可能であるか否かを判定する(ステップS2)。アドバイス選択モジュール51は、自動アドバイスの提示が可能であると判定した場合には、ユーザ端末1に自動アドバイスを提示する(ステップS7)。
【0098】
アドバイス選択モジュール51は、自動アドバイスの提示が可能でないと判定した場合には、ユーザに健康上の重度の問題があるか否かを判定する(ステップS3)。アドバイス選択モジュール51は、重度の問題があると判定した場合には、ユーザに病院に行くことを勧める旨のメッセージをユーザ端末1に送信し(ステップS6)、医師端末2を通して医師に通報する。
【0099】
アドバイス選択モジュール51は、重度の問題がないと判定した場合には、ユーザ端末1に客観的な事実のみを送信する(ステップS4)。さらに、アドバイス選択モジュール51は、医師に判断を依頼する旨のメッセージを医師端末2に送信する(ステップS5)。
【0100】
図6は医師端末2を使用する医師の作業を示すフローチャートである。
医師は、個人データベース55に登録されていないユーザの検査結果等のデータが手元にあるか否かを判断する(ステップS11)。医師は、未登録のデータが存在する場合には、それらを個人データベース55に登録する(ステップS12)。
【0101】
医師は、医師端末2に表示された個人データを閲覧する(ステップS13)。そして、医師は、個人データに基づいてユーザに健康上の重度の問題がないか否かを判断する(ステップS14)。
【0102】
重度の問題があると判断した場合には、医師は、サーバ5の個人設定値データベース56に登録された個人設定値に問題があるか否かを判断する(ステップS20)。個人設定値に問題があると判断した場合には、医師は、医師端末2を用いてサーバ5の個人設定値データベース56に登録された個人設定値を修正する(ステップS21)。個人設定値に問題がないと判断した場合には、医師は、医師端末2によりサーバ5へ問題ない旨を通知する(ステップS22)。
【0103】
医師は、ステップS14において重度の問題がないと判断した場合には、サーバ5の個別アドバイスモジュール54の個人掲示板に書き込みを行う(ステップS15)。次に、医師は、個人掲示板にユーザからの書き込みがあるか否かを判別する(ステップS16)。ユーザからの書き込みがある場合には、医師は、個別アドバイスモジュール54の個人掲示板を閲覧し(ステップS17)、個別アドバイスモジュール54の個人掲示板に書き込みを行う(ステップS18)。医師は、個別アドバイスが終了するまで(ステップS19)、ステップS16〜S19の処理を繰り返す。個別アドバイスが終了した場合には、処理を終了する。
【0104】
例えば、ユーザの体温の個人設定値として、自動アドバイス提示しきい値をaとし、危険しきい値をbとする。また、ユーザの体温をtとする。t<aの場合場合、自動アドバイスを提示する。a≦t<bの場合には、専門家に判断を依頼する。t≧bの場合には、ユーザに病院に行くことを勧める旨のメッセージを送信し、あるいは医師に通報する。
【0105】
専門家が個人設定値に問題ないと判断した場合、問題ないことがアドバイス選択モジュール51に通知される。専門家が個人設定値に問題があると判断した場合には、危険しきい値をbからcに修正する。専門家が個別アドバイスが必要であると判断した場合には、専門家が個人掲示板に個別アドバイスを書き込む。
【0106】
図7は図3および図4の個別アドバイスモジュール54の動作を示すフローチャートである。ここでは、図7を参照しながらユーザまたは専門家が個人掲示板へ書き込みおよび閲覧を行う際の個別アドバイスモジュール54の動作について説明する。
【0107】
まず、個別アドバイスモジュール54は、Q&A履歴データベース59に登録されたユーザのQ&A履歴を検索する(ステップS21)。次に、個別アドバイスモジュール54は、検索されたQ&A履歴および書き込みフォームをユーザ端末1または医師端末2に表示させる(ステップS22)。
【0108】
そして、個別アドバイスモジュール54は、個人掲示板に書き込みがあったか否かを判別する(ステップS23)。個人掲示板に書き込みがあった場合には、個別アドバイスモジュール54は、書き込まれた内容をQ&A履歴データベース59にQ&A履歴として登録する(ステップS24)。
【0109】
また、個別アドバイスモジュール54は、書き込んだのがユーザか否かを判別する(ステップS25)。ユーザが書き込んだ場合には、電子メールを用いて医師端末2へ書き込み通知を行う(ステップS26)。ユーザが書き込んでない場合には、個別アドバイスモジュール54は、電子メールを用いてユーザ端末1へ書き込み通知を行う(ステップS27)。
【0110】
その後、個別アドバイスモジュール54は、Q&A(問い合せおよび回答)が終了したか否かを判別する(ステップS28)。Q&Aが終了した場合には、個別アドバイスモジュール54は、Q&A履歴データベース59へQ&A終了を登録する(ステップS29)。
【0111】
なお、ユーザがQ&Aを終了させた場合には、医師端末2に終了が通知され、医師がQ&Aを終了させた場合には、ユーザ端末1に終了が通知される。
【0112】
さらに、個別アドバイスモジュール54は、個人掲示板の閲覧が終了したか否かを判別する(ステップS30)。個人掲示板の閲覧が終了していない場合には、ステップS23に戻り、ステップS23〜S30の処理を繰り返す。
【0113】
ステップS28においてQ&Aが終了していない場合には、ステップS30に進む。個人掲示板の閲覧が終了した場合には、個別アドバイスモジュール54は処理を終了する。
【0114】
図8は図3および図4のアドバイス構成モジュール54の動作を示すフローチャートである。ここでは、図8を参照しながら専門家がアドバイスアルゴリズムを構成する際のアドバイス構成モジュール53の動作について説明する。なお、以下の説明では、専門家として医師がアドバイスアルゴリズムを構成する場合を説明する。
【0115】
まず、アドバイス構成モジュール53は、Q&A履歴データベース59から登録が終了したQ&A履歴を検索する(ステップS31)。そして、アドバイス構成モジュール53は、Q&A履歴データベース59に登録が終了したQ&A履歴があるか否かを判別する(ステップS32)。
【0116】
登録が終了したQ&A履歴がない場合には、アドバイス構成モジュール53は処理を終了する。登録が終了したQ&A履歴がある場合には、アドバイス構成モジュール53は、Q&A履歴およびアルゴリズム登録フォームを医師端末2に表示させる(ステップS33)。
【0117】
そして、アドバイス構成モジュール53は、医師によるアルゴリズム登録フォームへの入力が終了したか否かを判別する(ステップS34)。アルゴリズム登録フォームへの入力が終了した場合には、アドバイス構成モジュール53は、アルゴリズムの登録を行う(ステップS35)。
【0118】
図9は図3および図4のアドバイス構成モジュール53の動作におけるアルゴリズムの登録処理を示すフローチャートである。
【0119】
アドバイス構成モジュール53は、条件式を含むアルゴリズムおよび問診選択条件をアルゴリズムデータベース57に登録する(ステップS41)。
【0120】
次に、アドバイス構成モジュール53は、医師端末2から与えられた問診文を問診データベース58に登録する(ステップS42)。
【0121】
さらに、アドバイス構成モジュール53は、個人データベース55においてステップS42で登録された問診回答の格納用領域を確保する(ステップS43)。また、アドバイス構成モジュール53は、個人設定値データベース56において個人設定値の格納用領域を追加する(ステップS44)。
【0122】
以上のように、本実施の形態に係る健康管理システムにおいては、通常は、個人データに基づいてユーザに自動的に自動アドバイスが提示される。したがって、ユーザは、容易にアドバイスを受けることができる。また、自動アドバイスの提示が可能でない場合には、専門家の判断による個別アドバイスがユーザに提示される。したがって、判断が困難な場合には、ユーザは、専門家による適切な個別アドバイスを容易に受けることができる。
【0123】
この場合、自動アドバイスの提示が可能でない場合にのみ、専門家に判断が依頼されるので、専門家の作業の負担が増大しない。
【0124】
したがって、ユーザの健康状態に応じて効率的かつ適切なアドバイスを提示することが可能となる。
【0125】
また、個別アドバイスモジュール54の個人掲示板の書き込みに基づいて個別アドバイスから自動アドバイスが自動的に生成される。したがって、労力を要することなく、専門家のノウハウを取得することが可能となり、自動アドバイス提示機能がさらに高性能化される。
【0126】
なお、本実施の形態におけるサーバ5の機能の一部または全てをユーザ端末1が備えてもよい。サーバ5の機能の全てをユーザ端末1が備える場合には、サーバ5を用いずにユーザ端末1のみをネットワーク6に接続することにより、自動アドバイス提示機能および個別アドバイス提示機能を実現することができる。
【0127】
本実施の形態では、ユーザ端末1がユーザ用端末装置に相当し、医師端末2、栄養士端末3および心理カウンセラー端末4が専門家用端末装置に相当し、サーバ5が管理用コンピュータに相当し、ネットワーク6が通信回線に相当する。また、個人データベース55がデータ記憶手段に相当し、アルゴリズムデータベース57がアドバイス記憶手段に相当し、アドバイス選択モジュール51が第1のアドバイス提示手段に相当し、個別アドバイスモジュール54が第2のアドバイス提示手段に相当する。さらに、アドバイス構成モジュール53がアドバイス構成手段に相当し、個人掲示板が情報記憶手段に相当し、個人設定値データベース56が基準値記憶手段に相当する。また、問診提示モジュール52が問診提示手段に相当する。第1のアドバイスが自動アドバイスに相当し、第2のアドバイスが個別アドバイスに相当し、基準値が個人設定値に相当する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る健康管理システムの構成を示す模式図である。
【図2】図1の健康管理システムのサーバの構成を示すブロック図である。
【図3】健康管理プログラムの構成および動作を示すブロック図である。
【図4】健康管理プログラムの構成および動作を示すブロック図である。
【図5】図3および図4のアドバイス選択モジュールの動作を示すフローチャートである。
【図6】医師端末を使用する医師の作業を示すフローチャートである。
【図7】図3および図4の個別アドバイスモジュールの動作を示すフローチャートである。
【図8】図3および図4のアドバイス構成モジュールの動作を示すフローチャートである。
【図9】図3および図4のアドバイス構成モジュールの動作におけるアルゴリズムの登録処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ユーザ端末
2 医師端末
3 栄養士端末
4 心理カウンセラー端末
5 サーバ
6 ネットワーク
51 アドバイス選択モジュール
52 問診提示モジュール
53 アドバイス構成モジュール
54 個別アドバイスモジュール
55 生理量・問診回答個人データベース
56 個人設定値データベース
57 アドバイスアルゴリズムデータベース
58 問診データベース
59 Q&A履歴データベース
101 CPU
102 RAM
103 ROM
104 外部記憶装置
105 表示器
106 記録媒体駆動装置
107 インタフェース部
108 記録媒体

Claims (8)

  1. ユーザが使用するユーザ用端末装置と、
    専門家が使用する専門家用端末装置と、
    管理用コンピュータとを備え、
    前記ユーザ用端末装置、前記専門家用端末装置および前記管理用コンピュータは相互に通信回線で接続され、
    前記管理用コンピュータは、
    前記ユーザ用端末装置により与えられるユーザの健康状態に関するデータを記憶するデータ記憶手段と、
    健康状態に関する複数のアドバイスを第1のアドバイスとして記憶するアドバイス記憶手段と、
    前記データ記憶手段に記憶されたデータに基づいて第1のアドバイスの提示が可能か否かを判定し、第1のアドバイスの提示が可能な場合に前記アドバイス記憶手段に記憶された複数の第1のアドバイスのいずれかを選択して前記ユーザ用端末装置に提示し、前記第1のアドバイスの提示が可能でない場合に前記専門家用端末装置に判断を依頼する第1のアドバイス提示手段と、
    前記専門家用端末装置からのアドバイスを第2のアドバイスとして前記ユーザ用端末装置に提示する第2のアドバイス提示手段とを備えたことを特徴とする健康管理システム。
  2. 前記管理用コンピュータは、
    前記第2のアドバイス提示手段により前記ユーザ用端末装置に提示された第2のアドバイスに基づいて第1のアドバイスを構成し、構成された第1のアドバイスを前記アドバイス記憶手段に記憶させるアドバイス構成手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の健康管理システム。
  3. 前記第2のアドバイス提示手段は、前記ユーザ用端末装置および前記専門家用端末装置により書き込みおよび読み出し可能な情報記憶手段を含み、
    前記アドバイス構成手段は、前記情報記憶手段に書き込まれた情報に基づいて前記第1のアドバイスを構成することを特徴とする請求項2記載の健康管理システム。
  4. 前記管理用コンピュータは、
    前記ユーザ用端末装置に問診を提示する問診提示手段をさらに備え、
    前記データ記憶手段は、前記ユーザ用端末装置により与えられたユーザの生理量データおよび前記問診提示手段による問診に対して前記ユーザ用端末装置により与えられた回答を前記データとして記憶し、
    前記第1のアドバイス提示手段は、前記データ記憶手段に記憶された生理量データおよび回答に基づいて第1のアドバイスの提示が可能か否かの判定および前記第1のアドバイスの選択を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の健康管理システム。
  5. 前記第1のアドバイス提示手段は、前記第1のアドバイスの提示が可能か否かの判定および前記第1のアドバイスの選択のためにデータが不足している場合に前記問診提示手段による問診により不足するデータを取得することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の健康管理システム。
  6. ユーザにより与えられるユーザの健康状態に関するデータを記憶するデータ記憶手段と、
    健康状態に関する複数のアドバイスを第1のアドバイスとして記憶するアドバイス記憶手段と、
    前記データ記憶手段に記憶されたデータに基づいて第1のアドバイスの提示が可能か否かを判定し、第1のアドバイスの提示が可能な場合に前記アドバイス記憶手段に記憶された複数の第1のアドバイスのいずれかを選択してユーザに提示し、前記第1のアドバイスの提示が可能でない場合に専門家に判断を依頼する第1のアドバイス提示手段と、
    専門家からのアドバイスを第2のアドバイスとしてユーザに提示する第2のアドバイス提示手段とを備えたことを特徴とする健康管理装置。
  7. ユーザにより与えられるユーザの健康状態に関するデータを記憶するステップと、
    健康状態に関する複数のアドバイスを第1のアドバイスとして記憶するステップと、
    前記記憶されたデータに基づいて第1のアドバイスの提示が可能か否かを判定し、第1のアドバイスの提示が可能な場合に前記記憶された複数の第1のアドバイスのいずれかを選択してユーザに提示し、前記第1のアドバイスの提示が可能でない場合に専門家に判断を依頼するステップと、
    専門家からのアドバイスを第2のアドバイスとしてユーザに提示するステップとを備えたことを特徴とする健康管理方法。
  8. コンピュータ読み取り可能な健康管理プログラムであって、
    ユーザにより与えられるユーザの健康状態に関するデータを記憶する処理と、
    健康状態に関する複数のアドバイスを第1のアドバイスとして記憶する処理と、
    前記記憶されたデータに基づいて第1のアドバイスの提示が可能か否かを判定し、第1のアドバイスの提示が可能な場合に前記記憶された複数の第1のアドバイスのいずれかを選択してユーザに提示し、前記第1のアドバイスの提示が可能でない場合に専門家に判断を依頼する処理と、
    専門家からのアドバイスを第2のアドバイスとしてユーザに提示する処理とを、前記コンピュータに実行させることを特徴とする健康管理プログラム。
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