JP2004354337A - 感圧記録シート - Google Patents

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JP2003155316A
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Tomoyuki Nishiyama
友之 西山
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

【課題】衝撃を受けたことを明確に示すことのできる感圧記録シートを提供する。
【解決手段】感圧記録シート10は、支持体11、自己発色層13、透明板15からなる。自己発色層13は支持体11上に設けられ、圧力に反応して発色する。透明板15は、光を透過するプラスチックなどの材料で形成され、開口19、20によってビックリマークが形成されている。感圧記録シート10に圧力が加えられると、この圧力は、透明板15を介して下層の自己発色層13に伝達されるが、開口19、20部分は圧力を伝達しないので、自己発色層13は、開口19、20に対応する部分以外のエリアが発色する。発色した自己発色層13は、透明板15を通して確認することができ、発色していないビックリマークが浮かび上がるように観察される。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、押圧により被押圧部分が発色する感圧記録シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子供与性発色剤(以下、「発色剤」と言う。)を含有するマイクロカプセルを含む発色層と、電子受容性顕色剤(以下、「顕色剤」と言う。)を含む顕色層とを接触させ、これに圧力を加えてマイクロカプセルを破壊して、発色剤と顕色剤とを反応させることにより発色像を形成させることを利用した感圧記録シートは古くから知られており、広く利用されている。
【0003】
このような感圧記録シートには、同一の支持体の表面上に発色剤を含有するマイクロカプセルと顕色剤とを含む自己発色層を設けた、自己発色型感圧記録シートと呼ばれるものがある(例えば、下記特許文献1参照)。
【0004】
この感圧記録シートは、例えば、精密機器や美術品を輸送する場合などに、これらに直接取り付けるか又は梱包容器に取り付けて、輸送中に物品に衝撃が加わったことを記録する衝撃検知シートとして用いられる。衝撃が加わった場合には、感圧記録シートが発色するので、この発色により輸送中に衝撃が加わった事実を確認することができる。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−10226
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の感圧記録シートは、圧力がかかった部分が単に発色するものであり、発色部分が特定の形状を持つものではなかった。このため、発色部分が一見汚れのようにも見えてしまい、衝撃が加えられた事実を見過ごされがちであった。
【0007】
本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであり、衝撃を受けたことを明確に示すことのできる感圧記録シートを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の感圧記録シートは、感圧発色層上に、文字、数字、記号、図形のうちのいずれかを含む形状の開口が形成された透明板を設け、この透明板を介して前記感圧発色層が圧力を受けたときに、前記開口に対応する部分以外のエリアが発色するようにしたことを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1に示すように、感圧記録シート10は、精密機器などを輸送する際に利用される梱包用の段ボール箱7の外面、もしくは、被梱包物に直接張り付けられて用いられる。感圧記録シート10は、段ボール箱7に加えられた圧力に反応して発色することにより、輸送中に発生した事故の証明をし、責任の所在を明確にするために用いられる。
【0010】
図2(A)に感熱記録シート10の斜視図を、図2(A)におけるa−a’の断面図を同図(B)にそれぞれ示す。また、図3に、感圧記録シートの構造を表す説明図を示す。感圧記録シート10としては、例えば、自己発色型のものが使用される。感圧記録シート10は、支持体11、自己発色層13、透明板15からなる。支持体11はシート状であり、紙やプラスチックなどの材料にて形成されている。また、支持体11の裏面には、接着剤17が塗布されており、この接着剤17によって感圧記録シート10は、段ボール箱7の外面に固定される。
【0011】
自己発色層13は支持体11上に層設されており、発色剤を内包するマイクロカプセルと顕色剤とを含み、圧力を受けることでマイクロカプセルが破壊され、発色剤と顕色剤が反応して発色する。自己発色層13上には、感圧記録シート10の表面を形成する透明板15が設けられている。
【0012】
透明板15は、光を透過させるプラスチックなどの材料で形成されている。また、透明板15のほぼ中央部には、開口19、20が設けられており、2つの開口19、20によってビックリマーク(「!」)が形成されている。前述のように、透明板15は、感圧記録シート10の表面を形成しているので、感圧記録シート10に加えられた圧力を直に受ける。この圧力は、透明板15を介して下層の自己発色層13に伝達されるが、開口19、20に対応する部分には圧力が伝達されない。このため、図4に示すように、自己発色層13の全面のうち、開口19,20に対応する部分以外のエリア(図中斜線で示す。)が発色する。これにより、ビックリマーク形状に象られた未発色部分21が浮かび上がる。この自己発色層13の発色状況は、透明板15を通して確認される。
【0013】
また、開口19、20の近傍には、このビックリマークの意味や確認できた場合の対処方法を知らせる注意書きが記されたシール21が張り付けてある。なお、注意書きは、シールに記さずに透明板15に直接記すようにしてもよい。この場合、透明板15は、自己発色層13よりも上層に設けられているので、自己発色層13が発色したときに注意書きが読みにくくなってしまうといったことがないように、自己発色層13が発色する色と、注意書きの色とが同系色にならないようにすることが好ましい。
【0014】
以下、本発明の作用について説明をする。精密機器などのように衝撃に弱い品物を輸送する際には、感圧記録シート10を、例えば、品物を梱包した段ボール箱7の外面に張り付けて輸送する。
【0015】
段ボール箱7が輸送中にぶつかるなどして、感圧記録シート10に圧力が加えられると、透明板15がこの圧力を受ける。この圧力は、透明板15を介して下層の自己発色層13に伝達され自己発色層13を発色させる。しかし、開口19、20により形成されたビックリマークに対応する部分には、この圧力が伝達されないので自己発色層13は発色しない。これにより、自己発色層13にビックリマークが浮かび上がり、透明板15を通して確認できる。
【0016】
浮かび上がったビックリマークは、品物を受け取る者によって確認され、被梱包物が輸送中に衝撃を受けた事実が明らかになる。このビックリマークの近傍には、注意書き21が記されており、マークを確認した際には、注意書き21に従って連絡をすればよい。これにより、輸送中の責任の所在が検証され事故処理が行われる。
【0017】
このように、感圧記録シート10は、衝撃によって圧力を受けると単に発色するだけでなく、ビックリマークが浮かび上がるようになっているので、品物を受け取る者に注意を促すことができ、輸送中に衝撃を受けたことが分かりやすい。また、このビックリマークの意味や確認できた際の対処方法を表した注意書きを記してある。このため、事故後の処理を速やかに行うことが可能である。
【0018】
なお、上記実施形態では、ビックリマークが浮かび上がる例で説明をしたが、本発明はこれに限定されるものではない。透明板に設ける開口の形状を変更して、ビックリマーク以外の記号や、文字、数字、図形が浮かび上がるようにしてもよい。
【0019】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明の感圧記録シートは、感圧発色層上に、文字、数字、記号、図形のうちのいずれかを含む形状の開口が形成された透明板を設け、この透明板を介して前記感圧発色層が圧力を受けたときに、前記開口に対応する部分以外のエリアが発色するようにしたので、衝撃を受けたことを明確に示すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】感圧記録シートの使用例を表す説明図である。
【図2】感圧記録シートを表した図であり、(A)は斜視図、(B)は断面図である。
【図3】感圧記録シートの構造を表した説明図である。
【図4】感圧記録シートに圧力が加えられた際の発色の様子を表す説明図である。
【符号の説明】
10 感圧記録シート
11 支持体
13 自己発色層
15 透明板
19、20 開口

Claims (1)

  1. 支持体上に、圧力に反応して発色する感圧発色層が層設された感圧記録シートにおいて、
    前記感圧発色層上に、文字、数字、記号、図形のうちのいずれかを含む形状の開口が形成された透明板を設け、この透明板を介して前記感圧発色層が圧力を受けたときに、前記開口に対応する部分以外のエリアが発色するようにしたことを特徴とする感圧記録シート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008525819A (ja) * 2004-12-29 2008-07-17 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 圧力指示構造体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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